JP2005086755A - 回線切替制御装置およびファクシミリ装置 - Google Patents

回線切替制御装置およびファクシミリ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】省電力モード中など受信準備が整っていない場合の着信においても外部電話機が設定回数以上鳴動することのない回線切替制御装置およびこれを用いたファクシミリ装置を提供する。
【解決手段】ファクシミリ制御部20は、全体制御部11が省電力モード中に電話回線3の極性反転を検知したとき、リレースイッチ37を開放して外部電話機4を電話回線3から切り離し、省電力モードからの復帰要求を全体制御部11に送出する。全体制御部11が省電力モードから復帰するとリレースイッチ37を短絡して外部電話機4を電話回線3と接続する。着信検知手段24は、外部電話機4の鳴動回数が設定回数に達したとき着信検知を全体制御部11に通知する。その後、全体制御部11からのオフフック要求に従ってCMLリレー32を切り替えて電話回線3をファクシミリ通信部15に接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電話回線を受信装置本体に接続された外部電話機と受信装置本体とに切り替える回線切替制御装置およびこれを有するファクシミリ装置に関する。
従来のファクシミリ装置は、図4に示すような回路を備え、電話回線401の接続先をCMLリレー402によって外部電話機403とファクシミリ通信部404とに切り替えるようになっている。ファクシミリ通信を行なっていないときは外部電話機403が使えるように電話回線401と外部電話機403とが接続される。
電話回線401から着信があったときのCMLリレー402の切り替え制御は図5に示すシーケンスで行なわれる。着信時には、直流電圧の極性反転が最初に起こり、その後、交換機から図7に示すような周期で呼出信号501が送られてくる。このとき電話回線と接続されている外部電話機が呼出信号にあわせて鳴動する。呼出信号501は着信検知部405によって検知され、予め設定された回数の呼出信号を着信検知部405が検知したとき(図5では、2回)ファクシミリ制御部406から全体制御部407に着信検知が通知される。
これを受けた全体制御部407は、紙無しやメモリフルなどの障害が無く装置全体がファクシミリ受信可能な状態か否かを調べ、受信可能であれば、受信処理を起動し、オフフック要求をファクシミリ制御部406に通知する。この通知によりファクシミリ制御部406がCMLリレー402をファクシミリ通信部404側に切り替えると、電話回線401がファクシミリ通信部404と接続され、以後、ファクシミリの受信動作が実行される。
また、紙無し等が原因でファクシミリ受信できないときに着信があった場合に、外部電話機の鳴動を最小限に抑えて執務環境の静粛性を確保するようにしたファクシミリ装置がある(たとえば、特許文献1参照。)。この装置では、呼出信号を検知したときにファクシミリ装置側の受信体勢が整っているか否かを判定する。そして、受信体勢が整っていない場合は電話回線をファクシミリ装置側に切り替えて外部電話機を切り離し、かつ直流ループが形成されないように電話回線の一部をリレーで開放するようになっている。
ところで、ファクシミリ装置は、いつでも着信できるように常に通電されるので、電力消費を少なくするために、待機中は、着信検知に係る部分等を除いて省電力モードに切り替えることが行なわれる。
特開平7−221954号公報
図6に示すように、省電力モード中に着信があったとき、設定回数の呼出信号を検知してから省電力モードからの復帰動作511を開始すると、電話回線を外部電話機側からファクシミリ装置側に切り替えるタイミングが省電力モードからの復帰に要する時間分遅れてしまい、外部電話機が設定回数以上に鳴動してしまうという問題がある。図6の例では、2回の設定回数に対して3回目の鳴動が発生している。
仮に1回目の呼出信号を検知した時点で省電力モードからの復帰動作を開始しても、呼出の設定回数と復帰に要する時間の長さとの関係次第では、外部電話機が設定回数以上鳴動する場合が生じてしまう。さらに特許文献1のように呼出信号を検知した時点で外部電話機を電話回線から切り離したとしても、最初に少なくとも1回余計な鳴動が発生してしまう。
本発明は、上記の問題を解決しようとする課題にするものであり、省電力モード中など受信準備が整っていない場合の着信においても外部電話機が設定回数以上鳴動することのない回線切替制御装置およびこれを用いたファクシミリ装置を提供することを目的としている。
請求項1に係る発明は、電話回線(3)の接続を外部電話機(4)と受信装置本体(15、11)とに切り替える回線切替制御装置において、
受信装置本体(15、11)から接続要求を受けたとき電話回線(3)の接続を外部電話機(4)から前記受信装置本体(15、11)側へと切り替える切替手段(32)と、
前記電話回線(3)の直流電圧の極性反転を検知する極性反転検知手段(21、33)と、
前記受信装置本体(15、11)が受信準備の整ったレディ状態にない場合に前記極性反転検知手段(21、33)が極性反転を検知したとき、前記外部電話機(4)を前記電話回線(3)から切断する切断手段(23、37)と、
前記受信装置本体(15、11)がレディ状態にない場合に前記極性反転検知手段(21、33)が極性反転を検知したとき、前記受信装置本体(15、11)にレディ状態への復帰を要求する復帰要求手段(22)と
を有する
ことを特徴とする回線切替制御装置である。
上記発明によれば、受信装置本体(15、11)が受信準備の整ったレディ状態にない場合には極性反転を検知した時点で外部電話機(4)を電話回線(3)から切り離すとともに、受信装置本体(15、11)にレディ状態への復帰を要求する。加入者電話回線(3)においては、交換局から呼出信号が到来する直前に電話回線(3)の直流電圧の極性が反転する。そこで極性反転を検知した時点で外部電話機(4)を電話回線(3)から切断することで、外部電話機(4)を一度も鳴動させることなくレディ状態への復帰要求が受信装置本体(15、11)に送出される。これにより外部電話機(4)を1度も鳴動させずに受信装置本体(15、11)をレディ状態に復帰させることができる。
請求項2に係る発明は、前記切断手段(23、37)は、前記受信装置本体(15、11)がレディ状態に復帰したとき、前記電話回線(3)と前記外部電話機(4)との切断を解除する
ことを特徴とする請求項1の回線切替制御装置である。
上記発明によれば、受信装置本体(15、11)がレディ状態に復帰したとき、外部電話機(4)が再び電話回線(3)に接続される。これにより受信装置本体(15、11)が受信準備の体勢の整ったレディ状態になってから外部電話機(4)の鳴動が開始するので、その後いつでも電話回線(3)を受信装置本体(15、11)側に切り替えることができ、設定された鳴動回数を遵守することができる。
請求項3に係る発明は、前記外部電話機(4)が前記電話回線(3)と接続されている状態で前記電話回線(3)から到来した呼出信号の回数を計数し、設定回数に達したとき所定の着信検知信号を前記受信装置本体(15、11)に送出する着信検知手段(24、36)を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の回線切替制御装置である。
上記発明によれば、着信検知手段(24、36)は、電話回線(3)から呼出信号が到来しても外部電話機(4)が電話回線(3)と切断されている場合は呼出信号を計数せず、外部電話機(4)が電話回線(3)と接続されている場合だけ呼出信号の到来回数を計数する。すなわち、外部電話機(4)が実際に鳴動した回数が設定回数に達したとき、着信検知信号が受信装置本体(15、11)に送出される。
請求項4に係る発明は、前記レディ状態にない場合の一つに、前記受信装置本体(15、11)が省電力モードに入っている場合を含む
ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の回線切替制御装置である。
上記発明によれば、受信装置本体(15、11)が省電力モードに入っている状態で極性反転を検知したとき、外部電話機(4)が電話回線(3)から切断され、かつレディ状態への復帰要求が受信装置本体(15、11)に送出される。省電力モードとは、操作表示部の表示を消したり、CPUを割り込みのみ検知可能でその他の機能を休止させた状態にしたり、プリンタ部を休止させたりするなど、通常状態(レディ状態)に比べて電力消費が少なくなるように機能や動作を制限した状態をいう。
省電力モードに入っているためにレディ状態でない場合は、紙無しやメモリフルが原因の場合と異なり、復帰動作を開始すれば所定時間の経過後にレディ状態に戻る。そこで省電力モード中に極性反転を検知したとき、外部電話機(4)を電話回線(3)から切断しかつ復帰要求を受信装置本体(15、11)に送出することで、外部電話機(4)が鳴動する前に受信装置本体(15、11)がレディ状態に復帰し、当初からレディ状態で着信待機する場合と同じ鳴動回数で着信することができる。
請求項5に係る発明は、請求項1、2、3または4に記載の回線切替制御装置を有することを特徴とするファクシミリ装置である。
本発明に係る回線切替制御装置およびこれを用いたファクシミリ装置によれば、受信装置本体がレディ状態にない場合に電話回線の極性反転を検知したとき、外部電話機を電話回線から切断し、かつ受信装置本体にレディ状態への復帰を要求するので、外部電話機が1度も鳴動する前に受信装置本体にレディ状態への復帰を要求することができる。
受信装置本体がレディ状態に復帰したとき、電話回線と外部電話機との切断を解除するものでは、外部電話機が鳴動し始めたとき既に受信装置本体がレディ状態にあるので、いつでも電話回線を外部電話機から受信装置本体側に切り替えることができ、設定回数の鳴動を遵守することができる。特に省電力モードから復帰するまでの間に外部電話機が設定回数を超えて鳴り続けることを防止できる。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る回線切替制御装置を備えたファクシミリ装置10の概略構成を示している。ファクシミリ装置10には電話回線3と外部電話機4とが接続されている。全体制御部11は、ファクシミリ装置10の動作を統括制御する回路であり、図示省略のCPU(中央処理装置)とROM(リード・オンリ・メモリ)とRAM(ランダム・アクセス・メモリ)とを主要部として構成される。全体制御部11には、原稿画像を読み取る読取部12と、記録紙上に画像データに対応する画像を形成して出力する印刷部13と、ユーザに各種の案内情報や装置の動作状態を表示したりユーザから各種の入力操作を受け付けたりする機能を備えた操作表示部14とが接続されている。
ファクシミリ装置10は、動作モードとして、通常モードとこれよりも電力消費を少なくした省電力モードとを備えている。省電力モード中は、操作表示部14が無表示になるとともに読取部12や印刷部13が休止状態になる。また全体制御部11のCPUはスタンバイモードになり、割り込みのみ検知可能で他の機能を休止等させた低消費電力動作状態になる。すなわち、省電力モードは、着信検知やスイッチ操作の有無を検知する機能など、ジョブの起動要求の入力有無を監視する機能だけを作動させ、他の機能に係る部分を休止させた状態になる。ここでは、ジョブの実行終了後、着信や入力操作が数分間に渡ってなかったとき、通常モードから省電力モードに自動的に移行するようになっている。
全体制御部11には、ファクシミリ通信部15とファクシミリ制御部20とが接続されている。ファクシミリ通信部15は、ファクシミリ送受信に係るプロトコル制御等を行なう。ファクシミリ制御部20は、電話回線3の接続切替に係わる制御等を行なう回路部分である。
交換機2からの2線式の電話回線3は、接続端子などの接続点31を介してCMLリレー32に接続される。CMLリレー32は、電話回線3の接続をファクシミリ通信部15の側(受信装置本体側)と外部電話機4の側とに切り替える切替手段としての機能を果たすリレースイッチである。外部電話機4は、もう1つの接続点35を介してCMLリレー32に接続されている。接続点31とCMLリレー32との間には電話回線3と並列に極性検知部33が接続されている。また電流検知部34が電話回線3に直列に介挿されている。極性検知部33は、電話回線3を構成する2線間の直流電圧の極性を検知する。電流検知部34は、電話回線3が閉成されて直流ループが形成されたことを検知する機能を果たす。
接続点35とCMLリレー32との間には、交換機2から到来する呼出信号を検知する呼出信号検知部36が、外部電話機4とCMLリレー32とを結ぶ2線に並列に接続されている。外部電話機4とCMLリレー32とを結ぶ2線のうちの一方のラインには、呼出信号検知部36の接続箇所より接続点35側の位置において当該ラインを短絡状態と切断状態とを切り換える切断手段としてのリレースイッチ37が介挿されている。
ファクシミリ制御部20には、極性検知部33による極性の検知結果を示す極性検知信号41と、電流検知部34による直流ループ形成の検知結果を示すループ電流検知信号42と、呼出信号検知部36による呼出信号の検知結果を示す呼出検知信号43とが入力される。電流検知部34にはファクシミリ制御部20の出力する外部電話接続信号44が入力され、CMLリレー32にはファクシミリ制御部20の出力するオフフック信号45が入力される。リレースイッチ37は、外部電話接続信号44がオンのとき切断状態になり、外部電話接続信号44がオフのとき短絡状態になる。
CMLリレー32は、オフフック信号45がオフのとき電話回線3を外部電話機4に接続した状態になり、オフフック信号45がオンのとき極性検知部33とファクシミリ通信部15とを接続する状態に切り替わる。ファクシミリ制御部20は、全体制御部11からオフフック要求を受けている間だけオフフック信号45をオンにし、それ以外はオフフック信号45をオフにするようになっている。ファクシミリ制御部20は全体制御部11からファクシミリ制御部20の動作モードを示す情報やオフフック要求などの指示を受け取る一方、全体制御部11に対して着信検知や省電力モードからの復帰要求などを出力するようになっている。
ファクシミリ制御部20は、極性反転検知手段21と、復帰要求手段22と、切断制御手段23と、着信検知手段24としての機能を果たす。極性反転検知手段21は、極性検知部33から入力される極性検知信号41に基づいて電話回線3の直流電圧の極性が反転したことを検知する。切断制御手段23は、外部電話接続信号44のオンオフを制御する機能を果たす。復帰要求手段22は、全体制御部11に対してレディ状態への復帰要求を送出する機能を果たす。着信検知手段24は、リレースイッチ37がオンの状態で呼出信号検知部36から呼出検知信号43が入力された回数を計数し、予め設定された回数に達したとき着信検知を全体制御部11に通知する機能を果たす。
なおファクシミリ制御部20とCMLリレー32と極性検知部33と呼出信号検知部36とリレースイッチ37とにより回線切替制御装置としての機能が実現される。
次に、ファクシミリ装置10が省電力モードに入っているときに着信があった場合の動作の流れを図2に基づいて説明する。全体制御部11はファクシミリ装置10が省電力モードに入るとき、その旨をファクシミリ制御部20に通知する(S201)。ファクシミリ制御部20は、この通知により全体制御部11の現在の動作モードを把握するようになっている。着信シーケンスの最初に交換機2が電話回線3の極性を反転させると(S202)、極性検知部33からの極性検知信号41が変化し、これに基づいてファクシミリ制御部20の極性反転検知手段21が極性反転の発生を検知する。切断制御手段23は、極性反転検知手段21が極性反転を検知したとき全体制御部11が省電力モード中か否かを判定し、省電力モード中ならばリレースイッチ37を開放して外部電話機4を電話回線3から切断する(S203)。また復帰要求手段22は、省電力モード中に極性反転が検知されると、省電力モードからの復帰要求をファクシミリ制御部20に出力する(S204)。
復帰要求を受けた全体制御部11は、省電力モードから通常モードへの復帰動作を開始する(S205)。省電力モードからの復帰には数秒から数十秒かかる。この間、交換機2からは図7に示す周期で呼出信号が繰り返し到来する(S206)。しかし呼出信号が到来する前にリレースイッチ37を開放して外部電話機4を電話回線3から切断してあるので、外部電話機4は鳴動しない(S207)。
省電力モードからの復帰が完了すると、全体制御部11からファクシミリ制御部20に省電力モードからの復帰通知がなされる(S208)。この復帰通知を受けた切断制御手段23はリレースイッチ37を短絡して外部電話機4を電話回線3に接続する(S209)。これにより次の呼出信号から外部電話機4が鳴動するようになる(S210)。着信検知手段24は、切断制御手段23がリレースイッチ37を短絡状態にした時点から呼出検知信号43の入力回数を計数し、予め設定された回数になると、着信検知を全体制御部11に通知する(S211)。たとえば、鳴動回数が3回に設定されていれば、省電力モードからの復帰後に外部電話機4が3回鳴動した時点で着信検知が全体制御部11に通知される。
着信検知を受けた全体制御部11は、ファクシミリ制御部20にオフフック要求を送出し(S212)、これを受けたファクシミリ制御部20はオフフック信号45をオンにし、電話回線3がファクシミリ通信部15と接続されるようにCMLリレー32を切り替える(S213)。これにより直流ループが形成されると(S214)、それを検知した交換機2が再び電話回線3の極性を反転する(S215)。これによりコネクションが確率し、以後、ファクシミリの受信動作が行なわれる(S216)。
このように、極性反転を検知した時点で外部電話機4を電話回線3から切り離しかつ全体制御部10に省電力モードからの復帰を要求し、復帰後に外部電話機4を電話回線3に再び接続するので、省電力モードからの復帰に要する時間の長短に係らず、設定された回数の鳴動後に着信することができる。
図3は、受信準備の整ったレディ状態になったことを確認した上で省電力モードからの復帰通知をファクシミリ制御部に通知する場合の追加処理の流れを示している。図2のS205に示した省電力モードからの復帰動作の完了後、全体制御部10は、当該ファクシミリ装置10がファクシミリ受信可能な状態にあるか否かをチェックする(ステップS301)。省電力モードはレディ状態でない場合の1つに含まれるが、省電力モードから復帰した後も他の要因によりファクシミリ受信できない場合がある。たとえば、紙無しやメモリフルなどの場合にはファクシミリ受信のできない非レディ状態と判定される。
他の要因による障害がなく省電力モードからの復帰により受信準備の整ったレディ状態になったときは(ステップS301;Y)、ファクシミリ制御部20に省電力モードからの復帰を通知する(図2、S208)。省電力モードから復帰してもメモリフルなどの要因でレディ状態にならない場合は(ステップS301;N)、鳴動に係るユーザ設定をチェックし(ステップS302)、その設定に従う動作を実行する。
たとえば、レディ状態でない場合に外部電話機4を鳴動させる旨のユーザ設定がなされているときは(ステップS303;Y)、ファクシミリ制御部20にリレースイッチ37を短絡する旨の短絡指示を送出する(ステップS304)。これを受けたファクシミリ制御部20は、リレースイッチ37を短絡状態に戻す。これにより外部電話機4の鳴動が開始、ユーザが近くに居れば電話に出ることが可能になる。ただし、受信できないので、着信検知手段24は呼出信号を計数せず、着信検知をファクシミリ制御部20に通知しないようになっている。
レディ状態でない場合に無鳴動のままにする旨の設定がなされている場合は(ステップS303;N)、ファクシミリ制御部20に無鳴動指示を送出する(S305)。これを受けたファクシミリ制御部20は、呼出信号が継続している間はリレースイッチ37を切断状態に保持し、呼出信号が途絶えたときは、次回の着信に備えてリレースイッチ37を短絡状態に戻すようになっている。
このように省電力モードからの復帰後さらにファクシミリ装置10がレディ状態か否かを判断することにより、紙無しやメモリフルによって受信できない場合の不要な鳴動を無くすことができる。
なお、受信モードが、ファクシミリ受信よりも電話としての使用を優先する電話優先モードに設定されている場合は、省電力モードか否かに係わらず常に電話回線3と外部電話機4とを接続した状態が維持される。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。たとえば、実施の形態ではファクシミリ装置を例に説明したが、電話回線を通じてデータや音声を受信する機能を備えた他の種類の受信装置にも本発明を適用することができる。
レディ状態にない場合には、たとえば、ファクシミリデータなどを保存する大容量の記憶装置を最適化したり、ウィルスチェックを施したりしているなどの事情で受信できない場合も含まれる。これらは紙無しなどと異なり、処理終了後にレディ状態に復帰し得る点で省電力モードと共通する。このように所定の処理の終了後にレディ状態に復帰し得る要因でレディ状態にない場合は、極性反転検知後の復帰要求送出が特に有効に作用する。
本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置が省電力モード中に着信する場合の動作タイミングを示す説明図である。 本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置が省電力モードからの復帰後にファクシミリ受信の可否を判定する場合の追加処理を示す流れ図である。 従来から使用されているファクシミリ装置の構成を示すブロック図である。 通常の着信検知タイミングを示す説明図である。 従来から使用されているファクシミリ装置における省電力モード中の着信検知タイミングを示す説明図である。 呼出信号およびその周期を示す波形図である。
符号の説明
2…交換機
3…電話回線
4…外部電話機
10…ファクシミリ装置
11…全体制御部
12…読取部
13…印刷部
14…操作表示部
15…ファクシミリ通信部
20…ファクシミリ制御部
21…極性反転検知手段
22…復帰要求手段
23…切断制御手段
24…着信検知手段
31…接続点
32…CMLリレー
33…極性検知部
34…電流検知部
35…接続点
36…呼出信号検知部
37…リレースイッチ
41…極性検知信号
42…ループ電流検知信号
43…呼出検知信号
44…外部電話接続信号
45…オフフック信号

Claims (5)

  1. 電話回線の接続を外部電話機と受信装置本体とに切り替える回線切替制御装置において、
    受信装置本体から接続要求を受けたとき電話回線の接続を外部電話機から前記受信装置本体側へと切り替える切替手段と、
    前記電話回線の直流電圧の極性反転を検知する極性反転検知手段と、
    前記受信装置本体が受信準備の整ったレディ状態にない場合に前記極性反転検知手段が極性反転を検知したとき、前記外部電話機を前記電話回線から切断する切断手段と、
    前記受信装置本体がレディ状態にない場合に前記極性反転検知手段が極性反転を検知したとき、前記受信装置本体にレディ状態への復帰を要求する復帰要求手段と
    を有する
    ことを特徴とする回線切替制御装置。
  2. 前記切断手段は、前記受信装置本体がレディ状態に復帰したとき、前記電話回線と前記外部電話機との切断を解除する
    ことを特徴とする請求項1の回線切替制御装置。
  3. 前記外部電話機が前記電話回線と接続されている状態で前記電話回線から到来した呼出信号の回数を計数し、設定回数に達したとき所定の着信検知信号を前記受信装置本体に送出する着信検知手段を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の回線切替制御装置。
  4. 前記レディ状態にない場合の1つに、前記受信装置本体が省電力モードに入っている場合を含む
    ことを特徴とする請求項1、2または3に記載の回線切替制御装置。
  5. 請求項1、2、3または4に記載の回線切替制御装置を有することを特徴とするファクシミリ装置。
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