JP2005085806A - 基板検査装置、基板検査方法、プログラムおよび半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板検査装置、基板検査方法、プログラムおよび半導体装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005085806A
JP2005085806A JP2003312831A JP2003312831A JP2005085806A JP 2005085806 A JP2005085806 A JP 2005085806A JP 2003312831 A JP2003312831 A JP 2003312831A JP 2003312831 A JP2003312831 A JP 2003312831A JP 2005085806 A JP2005085806 A JP 2005085806A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiring
waveform
amplitude waveform
semiconductor
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003312831A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3776902B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Hayashi
宏 幸 林
Yuichiro Yamazaki
崎 裕一郎 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2003312831A priority Critical patent/JP3776902B2/ja
Priority to US10/933,440 priority patent/US7081756B2/en
Publication of JP2005085806A publication Critical patent/JP2005085806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3776902B2 publication Critical patent/JP3776902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/302Contactless testing
    • G01R31/305Contactless testing using electron beams
    • G01R31/307Contactless testing using electron beams of integrated circuits

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 完全には断線していないために配線抵抗が低い不良品でも高精度で検査する。
【解決手段】 検査対象である半導体基板S2のSi基板に正弦波交流を印加し、その電圧振幅波形PF1を測定する。半導体基板S2の配線表面において、非接触かつ波形計測可能なプローブを介して配線表面から得られる電圧振幅波形PF2を測定する。電圧振幅波形PF2と電圧振幅波形PF1との位相差を求め、位相差が所定の閾値以下であれば半導体基板S2を良品と判定し、位相差が所定の閾値を上回る場合は、半導体基板S2を不良品と判定する。
【選択図】 図22

Description

本発明は、半導体装置の製造過程に用いる基板検査装置、基板検査方法、プログラムおよび半導体装置の製造方法に関し、例えば配線のコンタクトホールまたはビア(Via)ホ-ルの電気的導通不良の検査を対象とする。
半導体装置の製造途中における穴工程においては、ウェーハ面内の特定の1チップに存在する配線の表面の電位コントラスト画像を取得し、隣接するセルであって同一の配線を形成しようとしたセル同士、及び、隣接するダイであって同一配線を形成しようとしたダイ同士で配線表面の電位コントラスト画像を比較することにより、上記配線の欠陥を検出する欠陥検査方法が従来より用いられている(例えば、非特許文献1)。
一般的にこのような欠陥検査方式は、セル・トゥ・セル(cell to cell)画像比較検査方式、または、ダイ・トゥ・ダイ(die to die)画像比較検査方式と呼ばれており、KLA−Tncor社の製品に代表される電子ビ-ムを用いた欠陥検査装置もこの方式を用いている。セル・トゥ・セル画像比較検査方式は、メモリデバイスのような繰り返し配線が存在するダイを検査する場合に用いられ、この一方、ダイ・トゥ・ダイ画像比較検査方式はロジックデバイスのような繰り返し配線が無いダイを検査する場合に用いられていることが多い。
このように、半導体基板の表面へ電子ビームを照射し、配線表面の電位コントラスト像の差画像から、配線下層に存在する致命欠陥(断線および配線短絡)を検出する手法において、ホール底の界面に絶縁膜が存在するために完全に断線しているような配線抵抗の高い(E9Ω〜)不良品については、電位コントラスト像において比較する画像間の信号強度に明確な差があるため、この差の値から欠陥と判断することにより検査可能である。
日本学術振興会 第132委員会 第18回LSIテスティングシンポジウム/1998"電位コントラスト像を用いたウェーハプロセス不良解析手法の開発 P160−165"、Jpn.J.Appl.Phys.Vol.38(1999)pp.7168-7172/Voltage Contrast Defect Inspection of Contacts and Vias for Deep Quarter Micron Device
しかしながら、ホールに埋め込まれたメタル材に微小なボイド(void)が存在する場合など、完全には断線していないために配線抵抗が低い(抵抗値:500〜2,000Ω)不良品については、電位コントラスト像において比較する画像間の信号強度に明瞭な差が出ない。このため、信号強度の差を用いた欠陥判断ができないために検査が困難になり、その結果、検査精度、ひいては製品の歩留まりを落としてしまうという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、完全には断線していないために配線抵抗が低い不良品についても高い精度での検査を可能にする基板検査装置、および基板検査方法、並びにこのような基板検査方法をコンピュータに実行させるプログラムおよびこの基板検査方法を用いた半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明は、以下の手段により上記課題の解決を図る。
即ち、本発明によれば、
検査対象である半導体基板であって、交流電源に接続可能な半導体と上記半導体と導通すべき配線とを有する半導体基板の上記半導体に上記交流電源を接続して交流電圧を印加したときに上記交流電圧の振幅波形である第1の振幅波形を取得する第1の波形計測手段と、
上記半導体基板の上記配線に接続され、上記半導体に上記交流電圧が印加されたときの上記配線における電圧の振幅波形である第2の振幅波形を取得する第2の波形計測手段と、
上記第1の振幅波形と上記第2の振幅波形との位相差を算出し、算出された位相差に基づいて上記半導体基板の欠陥を抽出する欠陥抽出手段と、
を備える基板検査装置が提供される。
また、本発明によれば、
半導体と上記半導体と導通すべき配線とを有する検査対象である半導体基板の上記半導体に交流電源を接続して交流電圧を印加したときの上記交流電圧の振幅波形である第1の振幅波形を取得する手順と、
上記半導体に上記交流電圧が印加されたときの上記配線における電圧の振幅波形である第2の振幅波形を取得する手順と、
上記第1の振幅波形と上記第2の振幅波形との位相差を算出し、算出された位相差に基づいて上記半導体基板の欠陥を抽出する欠陥抽出手順と、
を備える基板検査方法が提供される。
また、本発明によれば、
半導体と上記半導体と導通すべき配線とを有する検査対象である半導体基板の上記半導体に交流電源を接続して交流電圧を印加したときの上記交流電圧の振幅波形である第1の振幅波形のデータと、上記半導体に上記交流電圧が印加されたときの上記配線における電圧の振幅波形である第2の振幅波形のデータとが入力可能なコンピュータに読み取り可能なプログラムであって、
上記第1の振幅波形と上記第2の振幅波形との位相差を算出し、算出された位相差に基づいて上記半導体基板の欠陥を抽出する手順を上記コンピュータに実行させるプログラムが提供される。
さらに本発明によれば、
上述した基板検査方法を用いる半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、完全には断線していないために配線抵抗が低い不良品についても、高い精度で定量的に欠陥検査を行なうことができる。これにより、高いスループットおよび歩留まりで半導体装置を製造することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(1)第1の実施の形態
まず、本発明の第1の実施の形態について図1〜図21を参照しながら説明する。本実施形態は、ストロボ波形モードを有するEB(Electron Beam)テスタに、表面に配線が形成された検査対象である半導体基板を設置して交流電圧を印加し、上記ストロボ波形モードを用いて基板の配線表面から電圧振幅波形を取得して上記交流電圧の振幅波形と比較し、交流電圧の振幅波形との位相差に基づいて半導体基板の抵抗値を算出し、良否を判定するとともに、不良の場合に上記抵抗値に基づいてその程度を判定するものである。以下、その検査原理を従来の検査方法と対比しながら説明する。
まず、検査対象として、3つの半導体基板S2,S4およびS6を取り上げて図1〜3に示す。図1の断面図に示す半導体基板S2は、良品の例であり、P型シリコンウェーハWF上に形成された絶縁膜IF内にシリコンウェーハWFの上面が露出するようにコンタクトホールCH2が良好に形成され、このコンタクトホールCH2にメタル材が埋め込まれて配線WR2が良好に形成され、その表面WR2sは絶縁膜IFの上面にも延在している。図2の断面図に示す半導体基板S4は、完全に断線した不良品の例であり、コンタクトホールCH4がシリコンウェーハWFの上面に至るまで十分に形成されておらず、このために金属配線WR4がシリコンウェーハWFに接していない。このため、半導体基板S4の抵抗値はE9Ω以上になる。図3に示す半導体基板S6は、完全には断線していない不良品の例であり、コンタクトホールCH6自身はシリコンウェーハWFの上面に至るまで良好に形成されているが、コンタクトホールCH6内にメタル材が十分に埋め込まれていないためにコンタクトホールCH6内にボイドVDが発生し、低抵抗の配線WR6を形成している。このため、半導体基板S6の配線抵抗は、R=500〜2,000Ωと低い。
これらの半導体基板S2,S4,S6をEB装置の基板ステージに設置し、P型シリコンウェーハWFに正弦波交流AC=2V,20MHzを印加し、配線の表面電位の分布に依存したコントラストを有する画像(以下、電位コントラスト画像という)を取得すると、例えば図4〜図6にそれぞれ示す画像Im2,Im4,Im6が得られる。良品の半導体基板S2について配線の表面を目視にて観測すると、その電位コントラスト画像Im2において配線の表面は明暗の反転が繰り返される(図4の静止画像では明輝度で撮影されているが、目視にて実際に電位コントラスト画像を観察すると配線表面の輝度について明暗の反転が繰り返されることを確認できる)。不良品の半導体基板S4について得られた電位コントラスト画像から配線表面を目視にて観察すると、その配線表面は図5に示す画像Im4のように明輝度が一定の画像として現われる。電位コントラスト画像におけるこのような明輝度の差を目視にて確認することにより、良品と配線抵抗の高い不良品とについては判断可能である。
この一方、完全には断線していない低抵抗の不良品S6について、同様にして電位コントラスト画像を取得すると、図6に示す画像Im6のように、配線表面の輝度において良品と同様に明暗の反転が繰り返される。従って、電位コントラスト画像の利用だけでは、良品と配線抵抗の低い不良品との判別が従来は困難であった。
本実施形態によれば、良品と配線抵抗の低い不良品とを確実に判別することができる。 図7および図8は、本実施形態に用いる検査回路の概要を示す回路図である。両図に示すように、良品S2と低抵抗の不良品S6について、シリコン基板WFの裏面へ交流電源APから正弦波交流v=Vsinωt(Vは電圧の振幅)を印加し、基板の表面をパルスビームで走査しながら交流電源APの電圧振幅波形PF1と配線表面から得られる電圧振幅波形PF2を電子顕微鏡のストロボ波形モードによりそれぞれ取得する。ストロボ波形モードとは、試料Sの駆動周波数または繰り返し周波数と同期してある特定の位相でだけパルスビームを生成して試料を照射するものであり(図15参照)、このパルスビームの照射により試料Sの表面から発生する二次電子SEを検出し、検出した二次電子SE信号の強度に依存した信号をさらに処理することにより電圧振幅波形PF2が得られる。
ここで、各半導体基板の配線抵抗値をRとし、(電子ビームを帯電させる作用が働くため)絶縁膜をコンデンサ成分とみなしてその容量をCとすると、図7および図8の等価回路として図9の交流回路を考えることができる。この交流回路の負荷のアドミタンス(Y)は、
Y=1/R+j2πfC〔S〕・・・(式1)
の理論式で現される。ここで、jは虚数単位、fは交流電源の周波数である。
交流電源APの電圧vは、v=Vsinωtであるので、その電圧振幅波形PF1は図10に示すように、位相角θ=0の正弦波である。
また、電圧振幅波形PF1は、 交流電源APの電圧振幅波形であるため、配線抵抗:R=0(Ω)、コンデンサ:C=0(F)である。従って、負荷のアドミタンス(Y)の理論式に配線抵抗:R=0(Ω)、コンデンサ:C=0(F)を代入すると、負荷のアドミタンス(Y)=1/0(Ω)+j2πf・0(F) 〔S〕となり、これを複素平面上にプロットすると図11に示すように、位相角θ=0となる。
図9の交流回路における電圧振幅波形PF2は、R(配線抵抗)−C(コンデンサ)の並列接続素子と交流電源との間において取得された電圧振幅波形であるため、例えば配線抵抗値R=2.2(kΩ)の場合、式1の負荷のアドミタンス(Y)の理論式に配線抵抗値:R=2.2(kΩ)を代入すると、負荷のアドミタンス(Y)=1/2.2(kΩ)+j2πfC(F)〔S〕となり、これを図12に示すとおり複素平面上にプロットすると、位相角θ=θ1となる。電圧振幅波形PF2の波形を図10のグラフに併せて示す。
このように、半導体基板の配線が何らかの抵抗値を有する限り、電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2とで位相(時間)の差(θ)が発生する。この位相差θは配線の抵抗値の大きさに依存し、例えば、配線抵抗値:R=500(Ω)の低抵抗の不良品の場合は、負荷のアドミタンス(Y)=1/500(Ω)+j2πfC(F)となり、これを複素平面上にプロットすると図13に示すように、位相角θ=θ2(<θ1)となる。
従って、電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2との位相差を算出し、算出された位相差が所定の閾値以下であればその検査対象基板を良品と判定し、この一方、算出された位相差が所定の閾値を上回る場合は、その検査対象基板を不良品と判定することができる。さらに、位相差と抵抗値との関係を計測により予め準備しておけば、これらの関係を記述したデータテーブルを参照することにより、算出された位相差から検査対象基板における配線の抵抗値を算出することも可能になる。
上記検査原理を適用した本発明にかかる基板検査方法の第1の実施の形態と、本発明にかかる基板検査の第1の実施の形態であって上記基板検査方法に用いる基板検査装置について、図面を参照しながら説明する。
図14は、本実施形態の基板検査装置を示すブロック図である。同図に示す基板検査装置1は、電子ビームコラム10と、交流電源APと、二次電子検出器44と、信号処理装置46と、偏向器制御部48と、制御コンピュータ52と、表示装置(CRT)54と、メモリ56と、パルスゲート58と、ゲート駆動回路62とを備える。
電子ビームコラム10は、電子銃12と、コンデンサレンズ14と、パルスビーム用偏向器36,38と、ウィーンフィルタ(Wien-filter)16と、対物レンズ18と、ビーム走査用偏向器22と、コラムステージ24と、電極26と、基板ステージ28とを含む。基板ステージ28には、表面に配線が形成された検査対象である半導体基板Sが表裏反転されて保持されている。半導体基板Sには、交流電源APから基板ステージ28を介して高周波の正弦波交流電圧が印加される。
電子銃12から放射された一次電子ビーム32は、コンデンサレンズ14によって集束され、ウィーンフィルタ16に入射する。ウィーンフィルタ16は、入射した一次電子ビーム32を偏向させることなく直進させて対物レンズ18に入射させる。対物レンズ18は、一次電子ビーム32が基板Sの表面で結像するように集束させる。集束された一次電子ビーム32は、偏光器制御部48から制御信号を受けるビーム走査用偏向器22により半導体基板S上で偏向走査される。
一次電子ビーム32の走査により、半導体基板Sに形成された配線の表面から二次電子、反射電子および後方散乱電子(以下、単に二次電子等という)が放出され、これらの二次電子等は、半導体基板Sと対物レンズ18との間に形成された電界によって加速されて二次電子ビーム34として対物レンズ18を通過し、その後ウィーンフィルタ16により偏向されて二次電子検出器44に引き込まれる。二次電子検出器44は、検出した二次電子等の量を表わす信号を出力し、信号処理装置46は、受け取った信号を画像信号に変換して制御コンピュータ52に供給する。制御コンピュータ52は、信号処理装置46から受け取った画像信号に所定の処理を実行するとともに、表示装置(CRT)54により半導体基板Sの配線表面の状態を表す電位コントラスト画像を表示する。
メモリ56は、後述する本発明にかかる基板検査方法(図16および図17参照)を実行するための検査レシピを記述したプログラムと、2つの電圧振幅波形の位相差と配線抵抗値との関係を表わすデータテーブル(図21参照。以下、位相差および配線抵抗値データテーブルという)とを格納する。
制御コンピュータ52は、装置全体を制御するとともに、メモリ56から検査レシピのプログラムを読み込み、これに基づいて各検査手順を実行する。
図14に示す基板検査装置1は、一次電子ビーム32をパルス化するパルスゲート58と、制御コンピュータ52からの指令信号に基づいて駆動信号を生成してパルスゲート58に供給するゲート駆動回路62とを備え、配線表面から得られる電圧振幅波形を取得するストロボ波形モードが利用できるよう構成されている。図15のブロック図に示すように、パルスビームは、パルスビーム用偏向器36,38に高周波パルス電圧を印加し、横方向電界を用いて一次電子ビーム32を偏向し、これをアパーチャ42で切り取ることにより生成することができる。
半導体基板Sの配線表面における電圧振幅波形については、ラスタ走査を止めて1点だけを照射し、パルスビームの位相を少しづつずらせて二次電子等を二次電子検出器44で検出することにより記録することができる。
図14に示す基板検査装置1の動作について、本発明にかかる基板検査方法の第1の実施の形態として図16〜図20を参照しながら説明する。
図16は、本実施形態の基板検査方法の概略手順を示すフローチャートである。同図に示すように、まず、電子ビームコラム10の基板ステージ28に検査対象となる半導体基板Sを設置する(ステップS1)。次に、交流電源APの電圧としてAC=2V,20MHzの正弦波交流を設定し(ステップS2)、半導体基板Sの裏面(配線WRが形成される主面とは逆の面)に印加することにより検査対象となる配線WRの表面へ正弦波交流電圧を印加する(ステップS3)。
次に、一次電子ビーム32を生成して半導体基板Sの配線WRの表面を走査し(ステップS4)、配線WRの表面の電位コントラスト画像を取得し、CRT54に表示させて目視にて観察する(ステップS5)。電位コントラスト画像の輝度が図5に示すように一定の場合(ステップS6)、半導体基板Sが高抵抗の不良品(抵抗値R≧E9Ω)であると判定されて(ステップS7)検査が終了する。この一方、半導体基板Sが輝度が明暗の反転を繰り返す場合は(ステップS6)、前述したとおり、半導体基板Sが良品である場合と低抵抗(500Ω≦R≦2,000Ω)の不良品である場合とが含まれるので、配線抵抗を算出するステップS8に進み、抵抗値が例えば10Ω以下と算出されれば、半導体基板Sが良品であると判定され、また、例えば500Ω≦R≦2,000Ωであれば、最終製品の要求仕様に応じて良品/不良品の判定がなされる。
図17は、半導体基板Sの配線の抵抗値を具体的に算出するための手順の一例を示すフローチャートである。
まず、ストロボ波形モードを用いてパルスビームを生成し、半導体基板Sの配線WRの表面を照射する(ステップS9)。さらに、このパルスビームで配線表面WRsを走査しながら半導体基板Sの裏面へ交流電源APから正弦波交流を印加し、交流電源の電圧振幅波形PF1と配線の表面WRsから得られる電圧振幅波形PF2を電子顕微鏡のストロボ波形モードにより取得し(ステップS10)、時間を横軸とし振幅を縦軸とする2次元空間内にこれらの電圧振幅波形を表わす(ステップS11)。
図18および図19はこれらの電圧振幅波形のグラフの具体例を示し、図18は配線WRの抵抗値が10Ω以下の良品について得られた電圧振幅波形PF1,PF2を表わし、また、図19は、配線WRの抵抗値が500Ω〜2,000Ωの不良品について得られた電圧振幅波形PF1,PF2を表わす。これらのグラフは、各電圧振幅波形における座標を汎用の表計算ソフトに入力することにより容易に作成することができる。
図20は、配線WRの抵抗値10Ωの良品と、配線WRの抵抗値が500Ω〜2,000Ωの範囲の4個の不良品について、電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2との位相差における配線抵抗値への依存性を測定した結果を表わす表である。
図18に示す良品(抵抗値:R=10Ω)の例では、電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2とが最もマッチングする時の横軸のシフト量ΔXは2pixel(平均値)となった。また、図19に示す不良品の例では、抵抗値:R=500Ωの場合でΔX=11pixel(平均値)、 抵抗値:R=800Ωの場合でΔX=17pixel(平均値)、抵抗値:R=1.6kΩの場合でΔX=32pixel(平均値)、さらに抵抗値:R=2.2kΩの場合ではΔX=38pixel(平均値)となった。
ここで、本実施形態では、半導体基板Sの裏面へAC=2V、20MHzの正弦波交流を印加しているので、電圧振幅波形PF1の1周期は20MHzである。図19の電圧振幅波形PF1およびPF2の横軸はいずれも500pixelで1周期(周期(f)=20MHz=時間(T)=1/f=5E−8sec)であるため、電圧振幅波形PF1,PF2の横軸1pixelは100psecである。従って、電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2の位相(時間)の差を算出する式は、
位相(時間)の差θ=ΔX(二乗和が最小の時のシフト量pixel)×100psec・・・(式2)
となる。
図17に戻り、位相差(時間)θを算出する上記式2から、各検査対象の半導体基板Sについて位相差を算出する(ステップS12)。この結果、本実施形態では、良品(抵抗値10Ω以下)の電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2との位相(時間)の差は0.2nsecと求められた。また、不良品(抵抗値500Ω)の電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2との位相(時間)の差は1.1nsec、不良品(抵抗値800Ω)の電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2との位相(時間)の差は1.7nsec、不良品(抵抗値1.6kΩ)の電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2との位相(時間)の差は3.2nsec、不良品(抵抗値2.2kΩ) の電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2との位相(時間)の差は3.8nsecとそれぞれ求められる。従って、例えば電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2との位相(時間)の差が1.0nsec以下であれば、検査対象の半導体基板Sを良品と判定することができ、電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2との位相の差が1.1nsec以上であれば、検査対象の半導体基板Sを不良品と判定することができる。即ち、電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2の位相(時間)の差が小さければ良品、位相の差が大きければ不良品と判断することが可能となり、このような方法により容易に欠陥を検査できる。
さらに、本実施形態では、例えば図20に示す表から電圧振幅波形PF1と電圧振幅波形PF2との位相差における配線抵抗値への依存関係をグラフの態様で予め求め、位相差および配線抵抗値データテーブルとして準備している。従って、最後は、このような位相差に対する配線抵抗のグラフを用いて半導体基板Sの配線抵抗を求めることができる(ステップS13)。このようにして検査対象の半導体基板Sの配線抵抗を求めることにより、最終製品の要求仕様に応じた検査を高い精度で実現することができる。
(2)第2の実施の形態
次に、本発明の第2の実施の形態について図22〜図24を参照しながら説明する。
図22と図23は、本実施形態の半導体基板検査装置の要部を示すブロック図であり、図22は良品である半導体基板S2(図1参照)が装着された状態を示し、また、図23は、完全には断線していない不良品である半導体基板S6(図3参照)が装着された状態を示す。
本実施形態の基板検査装置3は、交流電源APとオシロスコープ64,66とプローブピンPBとを備える。上述した第1の実施形態と同様に、正弦波交流が交流電源APから検査対象の半導体基板SのP型シリコンウェーハWFに印加され、オシロスコープ64が交流電源APとP型シリコンウェーハWFとの間に接続され、これにより正弦波交流の電圧振幅波形PF1が取得される。半導体基板S2の配線WR2はその表面WR2sでプローブピンPBによりオシロスコープ66を介して交流電源APに接続され、これにより図24の等価回路に示すように交流回路が形成される。
本実施形態の基板検査装置3を用いて半導体基板Sを検査する方法は、上述した第1の実施形態と同様に、半導体基板SのP型シリコンウェーハWFに正弦波交流を印加しながらオシロスコープ66により配線表面における電圧振幅波形PF2を取得し、オシロスコープ64により取得した電圧振幅波形PF1との位相差を算出し、算出された位相差θが所定の閾値以下であればその検査対象基板を良品と判定し、この一方、算出された位相差θが所定の閾値を上回る場合は、その検査対象基板を不良品と判定する。また、位相差θに対する配線抵抗のグラフ(図21参照)を用いることにより、検査対象の半導体基板Sの配線抵抗を算出することができる。これにより、最終製品の要求仕様に応じて不良品の程度を判定することが可能になる。
このように、本実施形態によれば、オシロスコープとプローブとを用いるだけで上述した検査原理を適用した半導体基板検査を行なうので、簡易な構成でかつ高精度の基板検査を実現することができる。
(3)半導体装置の製造方法
上述した基板検査方法を用いた高精度の検査工程を含むプロセスで半導体装置を製造することにより、高いスループットおよび歩留まりで半導体装置を製造することができる。
以上、本発明の実施の形態のいくつかについて説明したが、本発明は上記形態にかぎることなく、その技術的範囲内で種々変形して実施できることは勿論である。例えば、上述した実施形態では半導体基板のシリコンウェーハに正弦波の交流を印加することとしたが、これに限ることなく、例えば三角波を印加しても良い。
良品の半導体基板の一例を示す断面図である。 完全に断線した高抵抗の不良品の半導体基板の一例を示す断面図である。 完全には断線していない低抵抗の不良品の半導体基板の一例を示す断面図である。 図1に示す半導体基板について得られた電位コントラスト画像の一例である。 図2に示す半導体基板について得られた電位コントラスト画像の一例である。 図3に示す半導体基板について得られた電位コントラスト画像の一例である。 本発明にかかる基板検査方法に用いる検査回路の概要を示す回路図である。 本発明にかかる基板検査方法に用いる検査回路の概要を示す回路図である。 図7および図8の回路図の等価回路である。 図9の交流回路において交流電源とR(抵抗)−C(コンデンサ)素子との間で取得した電圧振幅波形と、R−C素子と交流電源との間で取得した電圧振幅波形とを示すグラフである。 図9の交流回路において交流電源とR(抵抗)−C(コンデンサ)素子との間における負荷のアドミタンス(Y)=1/0(Ω)+j2πf・0(F) 〔S〕を複素平面上にプロットした図である。 配線抵抗の高い不良品を検査した場合に、図9の交流回路において交流電源とR(抵抗)−C(コンデンサ)素子との間における負荷のアドミタンス(Y)=1/2.2(kΩ)+j2πfC(F)〔S〕を複素平面上にプロットした図である。 配線抵抗の高い不良品を検査した場合に、図9の交流回路において交流電源とR(抵抗)−C(コンデンサ)素子との間における負荷のアドミタンス(Y)=1/500(Ω)+j2πfC(F)〔S〕を複素平面上にプロットした図である。 本発明にかかる基板検査装置の第1の実施の形態を示すブロック図である。 図14に示す基板検査装置をストロボ波形モードで使用した場合のブロック図である。 本発明にかかる基板検査方法の第1の実施の形態の概略手順を示すフローチャートである。 半導体基板の配線の抵抗値を具体的に算出するための手順の一例を示すフローチャートである。 良品を検査した場合に、図9の交流回路において交流電源とR(抵抗)−C(コンデンサ)素子との間で取得した電圧振幅波形と、R−C素子と交流電源との間で取得した電圧振幅波形とを示すグラフである。 不良品を検査した場合に、図9の交流回路において交流電源とR(抵抗)−C(コンデンサ)素子との間で取得した電圧振幅波形と、R−C素子から得られる電圧振幅波形とを示すグラフである。 1個の良品と4個の不良品について、図9の交流回路において交流電源とR(抵抗)−C(コンデンサ)素子との間で取得した電圧振幅波形と、R−C素子から得られる電圧振幅波形との位相差における配線抵抗値への依存性を測定した結果を表わす表である。 図9の交流回路において交流電源とR(抵抗)−C(コンデンサ)素子との間で取得した電圧振幅波形と、R−C素子から得られる電圧振幅波形との位相差における配線抵抗値への依存関係の一例を示すグラフである。 本発明にかかる基板検査装置の第2の実施の形態を示すブロック図である。 本発明にかかる基板検査方法の第2の実施の形態を説明するためのブロック図である。 図22および図23の各ブロック図に示す基板検査装置の等価回路である。
符号の説明
1,3 基板検査装置
10 電子ビームコラム
12 電子銃
14 コンデンサレンズ
16 ウィーンフィルタ
18 対物レンズ
22 ビーム走査用偏向器
24 コラムステージ
26 電極
28 基板ステージ
32 一次電子ビーム
34 二次電子ビーム
36,38 パルスビーム用偏向器
42 アパーチャ
44 二次電子検出器
46 信号処理装置
48 偏向器制御部
52 制御コンピュータ
54 表示装置(CRT)
56 メモリ
58 パルスゲート
62 ゲート駆動回路
64,66 オシロスコープ
AP 交流電源
CH2,CH4,CH6 コンタクトホール
IF 絶縁膜
PB プローブピン
S 半導体基板
WF P型シリコンウェーハ
WR2,WR4,WR6 配線

Claims (14)

  1. 検査対象である半導体基板であって、交流電源に接続可能な半導体と前記半導体と導通すべき配線とを有する半導体基板の前記半導体に前記交流電源を接続して交流電圧を印加したときに前記交流電圧の振幅波形である第1の振幅波形を取得する第1の波形計測手段と、
    前記半導体基板の前記配線に接続され、前記半導体に前記交流電圧が印加されたときの前記配線における電圧の振幅波形である第2の振幅波形を取得する第2の波形計測手段と、
    前記第1の振幅波形と前記第2の振幅波形との位相差を算出し、算出された位相差に基づいて前記半導体基板の欠陥を抽出する欠陥抽出手段と、
    を備える基板検査装置。
  2. 前記欠陥抽出手段は、良品について算出された前記第1の振幅波形と前記第2の振幅波形との位相差を閾値として用いることにより前記半導体基板の欠陥を抽出することを特徴とする請求項1に記載の基板検査装置。
  3. 前記欠陥抽出手段は、時間軸と振幅値の軸とで構成される2次元空間で表現される前記第1および前記第2の振幅波形の2曲線を作成することにより前記位相差を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の基板検査装置。
  4. 前記欠陥抽出手段は、前記2曲線の最小自乗和と前記2曲線が最もマッチングするときの前記時間軸方向のシフト量とを算出することにより前記位相差を抽出し、予め準備された、前記位相差と前記配線の抵抗との相関関係を表わすデータを用いて前記配線の抵抗値を出力することを特徴とする請求項3に記載の基板検査装置。
  5. 前記第1および前記第2の波形計測手段は、ストロボ波形モードを有する電子顕微鏡を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の基板検査装置。
  6. 前記第1の波形計測手段は、前記半導体基板の前記半導体と前記交流電源とに接続された第1のオシロスコープであり、前記第2の波形計測手段は、一端で前記交流電源に接続され、他端でプローブを介して前記半導体基板の前記配線に接続された第2のオシロスコープであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の基板検査装置。
  7. 前記交流電圧の波形は、正弦波または三角波である、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の基板検査装置。
  8. 半導体と前記半導体と導通すべき配線とを有する検査対象である半導体基板の前記半導体に交流電源を接続して交流電圧を印加したときの前記交流電圧の振幅波形である第1の振幅波形を取得する手順と、
    前記半導体に前記交流電圧が印加されたときの前記配線における電圧の振幅波形である第2の振幅波形を取得する手順と、
    前記第1の振幅波形と前記第2の振幅波形との位相差を算出し、算出された位相差に基づいて前記半導体基板の欠陥を抽出する欠陥抽出手順と、
    を備える基板検査方法。
  9. 前記半導体基板の欠陥は、良品について算出された前記第1の振幅波形と前記第2の振幅波形との位相差を閾値として用いることにより抽出されることを特徴とする請求項8に記載の基板検査方法。
  10. 前記欠陥抽出手順は、時間軸と振幅値の軸とで構成される2次元空間で表現される前記第1および前記第2の振幅波形の2曲線を作成することにより前記位相差を算出する手順を含むことを特徴とする請求項8または9に記載の基板検査方法。
  11. 前記欠陥抽出手順は、前記2曲線の最小自乗和と前記2曲線が最もマッチングするときの前記時間軸方向のシフト量とを算出することにより前記位相差を抽出し、予め準備された、前記位相差と前記配線の抵抗との相関関係を表わすデータを用いて前記配線の抵抗値を出力する手順を含むことを特徴とする請求項10に記載の基板検査方法。
  12. 前記交流電圧の波形は、正弦波または三角波である、ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれかに記載の基板検査方法。
  13. 半導体と前記半導体と導通すべき配線とを有する検査対象である半導体基板の前記半導体に交流電源を接続して交流電圧を印加したときの前記交流電圧の振幅波形である第1の振幅波形のデータと、前記半導体に前記交流電圧が印加されたときの前記配線における電圧の振幅波形である第2の振幅波形のデータとが入力可能なコンピュータに読み取り可能なプログラムであって、
    前記第1の振幅波形と前記第2の振幅波形との位相差を算出し、算出された位相差に基づいて前記半導体基板の欠陥を抽出する手順を前記コンピュータに実行させるプログラム。
  14. 請求項8乃至12のいずれかに記載の基板検査方法を用いる半導体装置の製造方法。
JP2003312831A 2003-09-04 2003-09-04 基板検査装置、基板検査方法、プログラムおよび半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP3776902B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003312831A JP3776902B2 (ja) 2003-09-04 2003-09-04 基板検査装置、基板検査方法、プログラムおよび半導体装置の製造方法
US10/933,440 US7081756B2 (en) 2003-09-04 2004-09-03 Substrate inspection apparatus, substrate inspection method, method of manufacturing semiconductor device and recording medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003312831A JP3776902B2 (ja) 2003-09-04 2003-09-04 基板検査装置、基板検査方法、プログラムおよび半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005085806A true JP2005085806A (ja) 2005-03-31
JP3776902B2 JP3776902B2 (ja) 2006-05-24

Family

ID=34413976

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003312831A Expired - Fee Related JP3776902B2 (ja) 2003-09-04 2003-09-04 基板検査装置、基板検査方法、プログラムおよび半導体装置の製造方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7081756B2 (ja)
JP (1) JP3776902B2 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4498185B2 (ja) * 2005-03-23 2010-07-07 株式会社東芝 基板検査方法、半導体装置の製造方法および基板検査装置
TW201227263A (en) * 2010-12-30 2012-07-01 Hon Hai Prec Ind Co Ltd System and method of setting initialization values for a oscillograph
US9799575B2 (en) 2015-12-16 2017-10-24 Pdf Solutions, Inc. Integrated circuit containing DOEs of NCEM-enabled fill cells
US10199283B1 (en) 2015-02-03 2019-02-05 Pdf Solutions, Inc. Method for processing a semiconductor wager using non-contact electrical measurements indicative of a resistance through a stitch, where such measurements are obtained by scanning a pad comprised of at least three parallel conductive stripes using a moving stage with beam deflection to account for motion of the stage
US10978438B1 (en) 2015-12-16 2021-04-13 Pdf Solutions, Inc. IC with test structures and E-beam pads embedded within a contiguous standard cell area
US10593604B1 (en) 2015-12-16 2020-03-17 Pdf Solutions, Inc. Process for making semiconductor dies, chips, and wafers using in-line measurements obtained from DOEs of NCEM-enabled fill cells
US9905553B1 (en) 2016-04-04 2018-02-27 Pdf Solutions, Inc. Integrated circuit containing standard logic cells and library-compatible, NCEM-enabled fill cells, including at least via-open-configured, AACNT-short-configured, GATECNT-short-configured, and metal-short-configured, NCEM-enabled fill cells
US9653446B1 (en) 2016-04-04 2017-05-16 Pdf Solutions, Inc. Integrated circuit containing standard logic cells and library-compatible, NCEM-enabled fill cells, including at least via-open-configured, AACNT-short-configured, TS-short-configured, and AA-short-configured, NCEM-enabled fill cells
US9929063B1 (en) 2016-04-04 2018-03-27 Pdf Solutions, Inc. Process for making an integrated circuit that includes NCEM-Enabled, tip-to-side gap-configured fill cells, with NCEM pads formed from at least three conductive stripes positioned between adjacent gates
US9748153B1 (en) 2017-03-29 2017-08-29 Pdf Solutions, Inc. Process for making and using a semiconductor wafer containing first and second does of standard cell compatible, NCEM-enabled fill cells, with the first DOE including side-to-side short configured fill cells, and the second DOE including tip-to-side short configure
US9773774B1 (en) 2017-03-30 2017-09-26 Pdf Solutions, Inc. Process for making and using a semiconductor wafer containing first and second DOEs of standard cell compatible, NCEM-enabled fill cells, with the first DOE including chamfer short configured fill cells, and the second DOE including corner short configured fill cells
JP2018190851A (ja) * 2017-05-09 2018-11-29 株式会社 Ngr コンタクトホールの欠陥検出方法
US9786649B1 (en) 2017-06-27 2017-10-10 Pdf Solutions, Inc. Process for making and using a semiconductor wafer containing first and second DOEs of standard cell compatible, NCEM-enabled fill cells, with the first DOE including via open configured fill cells, and the second DOE including stitch open configured fill cells
US9768083B1 (en) 2017-06-27 2017-09-19 Pdf Solutions, Inc. Process for making and using a semiconductor wafer containing first and second DOEs of standard cell compatible, NCEM-enabled fill cells, with the first DOE including merged-via open configured fill cells, and the second DOE including snake open configured fill cells
US9865583B1 (en) 2017-06-28 2018-01-09 Pdf Solutions, Inc. Process for making and using a semiconductor wafer containing first and second DOEs of standard cell compatible, NCEM-enabled fill cells, with the first DOE including snake open configured fill cells, and the second DOE including stitch open configured fill cells
US10096530B1 (en) 2017-06-28 2018-10-09 Pdf Solutions, Inc. Process for making and using a semiconductor wafer containing first and second DOEs of standard cell compatible, NCEM-enabled fill cells, with the first DOE including merged-via open configured fill cells, and the second DOE including stitch open configured fill cells

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4868506A (en) * 1988-12-02 1989-09-19 International Business Machines Corporation Defect detection using intermodulation signals
US5640539A (en) * 1993-09-21 1997-06-17 Advantest Corporation IC analysis system having charged particle beam apparatus for improved contrast image
JP3116856B2 (ja) 1997-03-31 2000-12-11 日本電気株式会社 半導体集積回路の断線故障検出方法
JP3045111B2 (ja) 1997-07-14 2000-05-29 日本電気株式会社 Lsi不良自動解析装置及びその解析方法並びにその方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶した記憶媒体
US6111414A (en) * 1997-07-31 2000-08-29 Georgia Tech Research Corporation System, circuit, and method for testing an interconnect in a multi-chip substrate
FR2801680B3 (fr) * 1999-11-26 2002-02-15 Christophe Vaucher Methode de test electrique de la conformite de l'interconnexion de conducteurs electriques disposes sur un substrat, sans contact et sans outillage
JP2001283763A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Mamoru Nakasuji フィルター、電子線装置及びこれらの装置を用いたデバイス製造方法
US6590409B1 (en) * 2001-12-13 2003-07-08 Lsi Logic Corporation Systems and methods for package defect detection

Also Published As

Publication number Publication date
US20050114745A1 (en) 2005-05-26
US7081756B2 (en) 2006-07-25
JP3776902B2 (ja) 2006-05-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3776902B2 (ja) 基板検査装置、基板検査方法、プログラムおよび半導体装置の製造方法
US7973281B2 (en) Semiconductor substrate, substrate inspection method, semiconductor device manufacturing method, and inspection apparatus
US7969564B2 (en) System and method for defect localization on electrical test structures
US7339391B2 (en) Defect detection method
CN112313782B (zh) 半导体检查装置
JP5525919B2 (ja) 欠陥検査方法および欠陥検査装置
TW201704766A (zh) 加熱粒子束以識別缺陷
US20100225905A1 (en) Inspection method and inspection apparatus for semiconductor substrate
JP2004150840A (ja) 半導体集積回路の不良解析装置、システムおよび検出方法
JP2014534452A (ja) 表面下欠陥検査用のサンプル作製のためのシステム及び方法
US11276161B2 (en) Reference image generation for semiconductor applications
JP4728361B2 (ja) 荷電粒子線を用いた基板検査装置および基板検査方法
CN100481363C (zh) 开口内底部薄膜剩余厚度的判别方法
JP2003100832A (ja) 半導体装置の検査方法およびプログラム
JP2011014798A (ja) 半導体検査装置および半導体検査方法
JP3859446B2 (ja) 半導体基板検査装置および半導体基板検査方法
JP2002014062A (ja) パターン検査方法およびその装置
JP2006003370A (ja) 荷電粒子線を用いた基板検査装置および基板検査方法
Anderson et al. Future technology challenges for failure analysis
JP3116856B2 (ja) 半導体集積回路の断線故障検出方法
JPH02194541A (ja) 光プローバ
Cho et al. The Potential of Inline Automated Defect Review of Mechanical Property and Electrical Characterization by AFM
JP2007266300A (ja) 欠陥検出方法
Yang et al. Novel ir-obirch application in gate oxide failure analysis
Hafer et al. In-Line Detection of Deep Trench Moat Underetch Defects Using eBeam Inspection

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20051117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060223

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100303

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110303

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120303

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130303

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140303

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees