JP2005084104A - 半導体装置及び電気光学装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 一対の電極間に絶縁膜が介在する回路素子構造において、これら両電極間に短絡等を生じさせず、良好に動作し得る半導体装置を提供する。
【解決手段】 本発明の電気光学装置は、TFTアレイ基板上に、下部電極(1f)と、該下部電極の上且つ該下部電極に対向配置された上部電極(310)と、これら下部電極及び上部電極間に配置された絶縁膜とからなる保持容量(70)を備えており、平面視して、前記上部電極の全部又は主要部は、前記下部電極の形成領域内に収まるように形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、一対の電極間に絶縁膜を挟持してなる回路素子構造を備えた半導体装置の技術分野に属する。本発明はまた、例えばアクティブマトリクス駆動の液晶装置、電子ペーパなどの電気泳動装置、EL(Electro-Luminescence)表示装置、電子放出回路素子を備えた装置(Field Emission Display及びSurface-Conduction Electron-Emitter Display)等の電気光学装置の技術分野に属する。
従来、基板上に、マトリクス状に配列された画素電極及び該電極の各々に接続された薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor;以下適宜、「TFT」という。)、該TFTの各々に接続され、行及び列方向それぞれに平行に設けられたデータ線及び走査線等を備えることで、いわゆるアクティブマトリクス駆動が可能な電気光学装置が知られている。
このような電気光学装置では、上記に加えて、前記基板に対向配置される対向基板を備えるとともに、該対向基板上に、画素電極に対向する対向電極等を備え、更には、画素電極及び対向電極間に挟持される液晶層等を備えることで、画像表示が行われる。すなわち、液晶層内の液晶分子は、画素電極及び対向電極間に設定された所定の電位差によって、その配向状態が適当に変更され、これにより、当該液晶層を透過する光の透過率が変化することによって画像の表示が行われることになるのである。
また、前述の電気光学装置における前記基板には、TFT及び画素電極に接続された保持容量が備えられることがある。この保持容量により、画素電極における電位保持特性は向上され、より高品質な画像を表示することに大きく資する。かかる保持容量を備えた電気光学装置としては、例えば特許文献1に開示されているようなものがある。
特開平9−213799号公報
しかしながら、従来における電気光学装置においては次のような問題点がある。すなわち、前記の保持容量は、主に、TFT及び画素電極に直接的に接続されている画素電位電極、これに対向配置される対向電極、並びに画素電位電極及び対向電極間に配置される誘電体膜からなるが、これらのうち画素電位電極及び対向電極間に短絡を生じさせる可能性があったことである。というのも、これら画素電位電極及び対向電極は通常、例えば四辺形、或いは多角形等の所定の形状にパターニングされるが、当該形状の端部、とりわけその角部において電界集中が生じやすいためである。
また、保持容量が、例えば下から順に、画素電位電極、誘電体膜及び対向電極という積層構造として構築されるときには、誘電体膜は、前記のように所定の形状にパターニングされた画素電位電極の上に成膜されなければならないが、この場合、当該画素電位電極と誘電体膜の上に形成される対向電極との間になるべく短絡を生じさせないために、誘電体膜は、画素電位電極を完全に覆うように形成されるのが一般的である。しかし、かかる誘電体膜の形成は、当該画素電位電極の表面と前記パターニングによって現されたその下地との「段差」をも覆うように行う必要があるから、当初の短絡防止という目的に十分に適しているとはいえない。というのも、該段差が生じている部分における誘電体膜の厚さは、その他の部分に形成された誘電体膜の厚さよりも薄くなりがちであり、時には切れ目さえも生じ得るからである。このように、段差が生じている部分では、誘電体膜の絶縁機能を十分に期待することができないため、画素電位電極及び対向電極間の短絡を生じさせる可能性が大きいのである。
かかる問題点を解消するため、従来においても、画素電位電極或いは対向電極の表面に対して陽極酸化と熱処理を施すことで絶縁体を形成するという方法が採用されることがあった。しかしながら、このような方法では、電気光学装置の製造プロセスにおいて陽極酸化処理や熱処理などの特別な工程が追加されることになるから、その分、製造コストを引き上げる要因となるし、また、そのような手間がかかる分生産性も低下することになる。
なお、前記のような問題は、より一般的に一対の電極間に絶縁膜が介在する構造においては、共通にみられるものと考えることができる。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、一対の電極間に絶縁膜が介在する回路素子構造において、これら両電極間に短絡等を生じさせず、良好に動作し得る半導体装置を提供することを課題とする。また、本発明は、かかる素子構造を備えた電気光学装置を提供することをも課題とする。
本発明の半導体装置は、上記課題を解決するため、基板上に、第1電極と、該第1電極の上且つ該第1電極に対向配置された第2電極と、前記第1電極及び前記第2電極間に配置された絶縁膜とからなる回路素子を備えた半導体装置であって、平面視して、前記第2電極の全部又は主要部は、前記第1電極の形成領域内に収まるように形成されている。
本発明の半導体装置によれば、第1電極、第2電極及び絶縁膜からなる回路素子が備えられている。かかる回路素子の具体的形態としては、例えば、コンデンサ、或いはゲート電極膜、半導体層及びゲート絶縁膜からなる薄膜トランジスタの一部などを想定することができる。
そして、本発明によれば特に、前記第2電極の全部又は主要部は、前記第1電極の形成領域内に収まるように形成されているのである。これによれば、電界集中の生じやすい第1電極の端部と第2電極の端部とが対向し合うことがないから、両者の間で短絡が生じる可能性を著しく低減することができる。
なお、前記のようなことから、より好ましい構成としては、「前記第2電極の全部又は主要部は前記第1電極の形成領域内に収まり且つ前記全部又は主要部の外縁が該形成領域の外縁とは一致しないように形成されている」ようにするとよい。これによれば、第1電極の端面及び第2電極の端面が同一の面に載るということがないから、前記のような作用効果がより確実に享受され得る。
また、本発明にいう「主要部」とは、言い換えれば「殆ど全部」という意義を有する。例えば、第2電極が、平面視してT字型の形状、より詳細には、例えば縦長の第1の長方形と、その中央部に突設された第2の長方形とのシルエットとしてみることのできる形状を有するという場合には、前記第1の長方形に該当する部分は第1電極の形成領域内に収まるが、前記第2の長方形に該当する部分のうちの先端部分は、第1電極の形成領域内に収まらないというような形態を考えることができる。このような場合であっても、第1の長方形と前記先端部分を除く第2の長方形の部分については、第1電極の形成領域内に収まっているのであるから、前記と略同様な作用効果を享受できる。そして、この場合、先端部分へ通ずる第2長方形上の二辺は、たしかに第1電極の形成領域の外縁と交わる形になるが、かかる形態では、第2電極が第1電極の形成領域の全部を覆うように形成される場合に比べて第1電極の端部と対向し合う部分は相対的に減少しているから、前記のような短絡を生じさせるおそれは相応に低減されているということができるのである。
本発明の半導体装置の一態様では、前記回路素子は、前記基板上にマトリクス状に複数配列されており、相隣接する前記第2電極の少なくとも一組を接続するための接続配線を更に備えている。
この態様によれば、前記回路素子が、マトリクス状に複数配列されている。ここでマトリクス状とは、例えば当該回路素子が縦横それぞれに延在する直線に載るような正方形状又は長方形状、或いは縦若しくは横のいずれか又は双方に千鳥足に並ぶ形状等を想定することができる。
そして、本態様では特に、このようにマトリクス状に配列された回路素子を構成する前記第2電極のうち、相隣接するものの間を接続するための接続配線を備えている。したがって、ここにいう第2電極を好適に所定の電位に維持し或いは変動させるためには、相接続された一方の第2電極若しくは他方の第2電極又は接続配線と電気的コンタクトを取ればよい。この点、接続配線がなくマトリクス状に配列された第2電極のすべてが個別独立に(即ち、島状に)形成されている場合には、これらすべての第2電極について電気的コンタクトを取らなければならなくなるのとは異なる。よって、本態様によれば、当該回路素子ひいては当該半導体装置の構造の簡易化を図ることができるとともに、製造コストの低廉化を実現することができる。
この態様では、前記第2電極の上に配置された層間絶縁膜と、該層間絶縁膜に前記第2電極に通ずるように穿たれたコンタクトホールとを更に備えてなり、前記接続配線は、前記層間絶縁膜の上及び前記コンタクトホールを埋めるように配置され、相隣接する前記第2電極の少なくとも一組を接続するように構成してもよい。
このような構成によれば、相隣接する第2電極は断面視して次のような構造により電気的に接続される。すなわち、一方の第2電極、第1のコンタクトホール、接続配線、第2のコンタクトホール及び他方の第2電極というようである。これによると、第2電極の全部を、第1電極の形成領域内に収めることを容易に実現することができる。すなわち、接続配線を設ける場合、その設け方によっては、当該接続配線が第1電極の形成領域の外縁と交わり、当該部分において短絡を生じさせる可能性を高める。しかるに、本構成では、前記したような構造から明らかなように、接続配線は、一方の第2電極の形成領域の一部からいったん層間絶縁膜の厚さだけ上に延びる(即ち、前記第1のコンタクトホールが存在する)から、これらを平面視すると、第2電極から横手に延びる部分は存在せず、結果、該第2電極を第1電極の形成領域内に収めることが容易になるのである。前記の他方の第2電極についても同様である。このように、本構成では、相隣接する第2電極は、あたかも個別独立に形成されているかの如き構造を呈することになる。
また、本構成では、当該接続配線と第1電極との絶縁を極めて有効に図ることができる。この場合、たしかに接続配線は平面視して第1電極の形成領域の外縁と交わる形になる。しかし、これら接続配線及び第1電極との間には、前記絶縁膜に加えて前記層間絶縁膜が存在しているのである。したがって、これらの間に短絡が生じる可能性は絶無に近い。
以上のように、本構成によれば、第2電極(ないしは接続配線)と第1電極との間に短絡が生じるという事象を殆どあり得ないものとすることができる。
この接続配線を備える態様では、前記接続配線は、前記マトリクス状の同じ一列又は同じ一行に配列された前記第2電極の全部を接続するように配置されているように構成してもよい。
このような構成によれば、同一列又は同一行に配列された第2電極のすべてが接続配線によって接続されているため、前記にいう電気的コンタクトは、これら複数の第2電極のうちの一つ及び接続配線のいずれか一つととればよい。つまり、当該同一列又は当該同一行について、ただ一つの電気的な接続点を設ければよいから、前記の構造簡易化、製造コスト低廉化等はよりよく実現されることになる。
あるいは、層間絶縁膜の上に接続配線を備える態様ではでは更に、前記接続配線は、前記マトリクス状の同じ一列又は同じ一行に配列された前記第2電極のうち相隣接する前記第2電極の各組を接続する複数の各区接続配線を含むように構成してもよい。
このような構成によれば、前記の層間絶縁膜を平面視すると、複数の各区接続配線が島状に形成されているのをみることができる。このことは、その反面として、これら各区接続配線間に前記層間絶縁膜の表面がそのまま剥き出しになった隙間を形成することが可能であることを意味する。したがって、かかる隙間には、例えば当該半導体装置に必要とされる配線及び回路素子の少なくとも一方を配設することができる。このように、本構成によれば、隙間に新たな配線及び回路素子の少なくとも一方を配設することができるから、当該半導体装置の構造をよりコンパクトにすることができる。
本発明の半導体装置の他の態様では、前記第1電極は切頭錘形状を含むとともに、その下面の面積がその上面の面積よりも大きく、前記第2電極の全部又は主要部は、前記第1電極の前記上面の領域内に収まるように形成されている。
この態様によれば、第1電極が切頭錘形状を含む。ここで「切頭錘形状」とは、例えば三角錐、四角錘その他の多角形を底面に有する錘、或いは場合により円錐等の錘形状において、その底面に略平行な裁断線でもって頂点を含む部分を切断したかのごとき形状をいう。これにより、切断面には、底面と略相似の関係にある三角形、四角形等の多角形、或いは円が現れることになる。そして、本態様においては、第1電極(ないしはそれに含まれる前記切頭錘形状)の下面の面積がその上面の面積よりも大きいのであるから、ここにいう「上面」とは前記のような切断によって新たに現れた面をいい、「下面」とは前記底面をいう場合が含まれる(なお、切頭錘形状は第1電極の一部として含まれていればよい。)。
第1電極がかかる形状を含むことにより、まず、次のような作用効果が得られる。すなわち、かかる形状の第1電極では比較的急峻な段差が生じていない。これは、切頭錘形状の側面(即ち、上面と下面に接続される面)は、いわば「斜め」の面となっているからである。したがって、このような第1電極の上に前記絶縁膜を成膜したとしても、該絶縁膜は、急峻な段差を跨ぐように形成されるのではないから、当該部分において膜厚が減少したり、或いは切れ目が生じたりすることがない。よって、この絶縁膜は当初に目された絶縁機能を如何なく発揮することになり、第2電極及び第1電極間の短絡の防止に大きく貢献することになる。
一方、本態様においては、第2電極の全部又は主要部が、前記のような第1電極の上面の領域内に収まるように形成されているのである。つまり、第2電極は、上面の端部、言い換えると最も電界集中が生じやすいと考えられる第1電極の角部(ここにいう「角部」とは前記の側面及び上面とが接続される部分)を避けるように形成されていることから、これによっても、第2電極及び第1電極間の短絡の発生が防止されることになるのである。
以上のように、本態様によれば、より確実に第2電極及び第1電極間の短絡という事象の発生を殆どあり得ないものとすることができる。
本発明の電気光学装置は、上記課題を解決するために、素子基板上に、一定方向に延在する走査線及び該走査線と交差する方向に延在するデータ線と、前記走査線及び前記データ線の交差領域に対応するように配置された薄膜トランジスタ及び画素電極と、前記薄膜トランジスタ及び前記画素電極と接続された保持容量とを備えてなり、前記保持容量は更に、第3電極と、平面視して、その全部又は主要部が前記第3電極の形成領域内に収まるように且つ該第3電極の上に形成された第4電極と、これら第3電極及び第4電極間に配置された絶縁膜とからなる。
本発明の電気光学装置によれば、走査線を介して供給されてくる走査信号によって薄膜トランジスタのON・OFFを制御し、これがONであるとき、データ線を介して供給されてくる画像信号を、当該薄膜トランジスタを介して画素電極に伝達することができる。この場合更に、該画素電極に対向配置される対向電極、並びに、画素電極及び対向電極間に配置される電気光学物質の一例としての液晶を備えれば、これら画素電極及び対向電極間に発生する電位差によって前記液晶の状態が変じ光の透過率が変じられることで、画像の表示を行うことができる。また、本発明では、薄膜トランジスタ及び画素電極に接続されている保持容量が形成されている。かかる保持容量により、前記のように画素電極に印加された画像信号に基づく電位の保持特性を格段に向上させることができ、高コントラスト化等を達成することができる。
ここで本発明において特に、保持容量を構成する第3電極及び第4電極間の関係に特徴があり、第4電極の全部又は主要部は第3電極の形成領域内に収まるように形成されているのである。これによれば、電界集中の生じやすい第3電極の端部と第4電極の端部とが対向し合うことがないから、両者の間で短絡が生じる可能性を著しく低減することができる。なお、このようなことから、より好ましい構成としては、前記第4電極を特徴付ける「その全部又は主要部が前記第3電極の形成領域内に収まり且つ前記全部又は主要部の外縁が該形成領域の外縁とは一致しないように形成されている」ようにするとよい。これによれば、第3電極の端面及び第4電極の端面が同一の面に載るということがないから、前記のような作用効果がより確実に享受され得る。
なお、本発明にいう「主要部」とは、前記の半導体装置に関して述べたのと同様な意義を有する。また、本発明において、「前記薄膜トランジスタ及び前記画素電極と接続された保持容量」というのは、具体的には、薄膜トランジスタ及び画素電極が、前記の第3電極及び第4電極のうちいずれか一方に接続されていることを意味している。
以下、本発明の電気光学装置の一態様及び他の態様のそれぞれは、前記の半導体装置の一態様及び他の態様に対応させて考えることができる。したがって、これらの態様によれば、前記で半導体装置の一態様及び他の態様として説明した各種の作用効果を略同様にえることができる。
また、本発明の電気光学装置の他の態様では、前記第3電極は前記薄膜トランジスタを構成する半導体層と同一膜からなり、前記第4電極は前記薄膜トランジスタを構成するゲート電極膜と同一膜からなる。
この態様によれば、保持容量及び薄膜トランジスタが同時に形成されることから、当該電気光学装置の構造の簡易化、コンパクト化、或いは製造コストの低廉化を図ることができる。ちなみに、本態様において「同一膜」からなるとは、例えば第3電極及び半導体層に関して言えば、まず、これらに共通の被パターニング膜を形成し、次に、当該被パターニング膜をパターニング(フォトリソグラフィ及びエッチング)することで第3電極となる部分と半導体層となる部分とを形作ることを含意する。
なお、前記の各種の態様のうちで特に、前記接続配線が「各区接続配線」を含む態様では特に、当該各区接続配線と前記データ線とを同一膜として形成することが好ましい。この場合更に、データ線は例えばアルミニウム等の低抵抗膜からなることが好ましく、これによれば、データ線から画素電極への画像信号の伝達においてその劣化を生じさせることがなく、また、第1電極間の接続もまた、アルミニウム等の低抵抗膜からなることになるから、相隣接しあう第1電極間の電気的接続をも良好に行うことができる。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
以下では、本発明の第1の実施の形態について図を参照しつつ説明する。以下の実施形態は、本発明の電気光学装置を液晶装置に適用したものである。
〔画素部における構成〕
以下では、本発明の第1実施形態における電気光学装置の画素部における構成について、図1から図3を参照して説明する。ここに図1は、電気光学装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路であり、図2は、データ線、走査線、画素電極等が形成されたTFTアレイ基板の相隣接する複数の画素群の平面図である。また、図3は、図2のA−A´断面図である。なお、図3においては、各層・各部材を図面上で認識可能な程度の大きさとするため、該各層・各部材ごとに縮尺を異ならしめてある。
なお、以下では、まず、第1実施形態に係る電気光学装置の基本的構成について予め説明した後、第1実施形態において特徴的な構成等については、後に改めて(保持容量の構成)なる項目を立てて詳述することとする。
(画素部の回路構成)
図1において、第1実施形態における電気光学装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素には、それぞれ、画素電極9aと当該画素電極9aをスイッチング制御するためのTFT30とが形成されており、画像信号が供給されるデータ線6aが当該TFT30のソースに電気的に接続されている。データ線6aに書き込む画像信号S1、S2、…、Snは、この順に線順次に供給しても構わないし、相隣接する複数のデータ線6a同士に対して、グループ毎に供給するようにしてもよい。
また、TFT30のゲートに走査線3aが電気的に接続されており、所定のタイミングで、走査線3aにパルス的に走査信号G1、G2、…、Gmを、この順に線順次で印加するように構成されている。画素電極9aは、TFT30のドレインに電気的に接続されており、スイッチング素子であるTFT30を一定期間だけそのスイッチを閉じることにより、データ線6aから供給される画像信号S1、S2、…、Snを所定のタイミングで書き込む。
画素電極9aを介して電気光学物質の一例としての液晶に書き込まれた所定レベルの画像信号S1、S2、…、Snは、対向基板に形成された対向電極との間で一定期間保持される。液晶は、印加される電圧レベルにより分子集合の配向や秩序が変化することにより、光を変調し、階調表示を可能とする。ノーマリーホワイトモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が減少し、ノーマリーブラックモードであれば、各画素の単位で印加された電圧に応じて入射光に対する透過率が増加され、全体として電気光学装置からは画像信号に応じたコントラストをもつ光が出射する。
ここで保持された画像信号がリークするのを防ぐために、画素電極9aと対向電極との間に形成される液晶容量と並列に保持容量70を付加する。この保持容量70は、走査線3aに並んで設けられ、固定電位側容量電極を含むとともに定電位に固定された容量線300を含んでいる。
(画素部の具体的な構成)
上述したような回路構成は、より具体的には、図2及び図3に示すような構成を有する。図2において、TFTアレイ基板上には、上述したTFT30、走査線3a、データ線6a、保持容量70等のほか、透明電極8、反射電極9等が、第1層間絶縁膜41及び第2層間絶縁膜42を伴いつつ積層構造を構築するように設けられている。なお、上述までの画素電極9aとは、いま述べた透明電極8及び反射電極9の両者を含意した用語である。
このうちまず、反射電極9は、TFTアレイ基板10上にマトリクス状に形成されている。この反射電極9の各々には透過窓14が形成され、この透過窓14に対応する領域は透明電極8によって覆われている。このような反射電極9は、アルミニウムや銀、若しくはこれらの合金、又はチタン、窒化チタン、モリブデン、タンタル等との積層膜から構成されており、透明電極8は、ITO(インディウム・ティン・オキサイド)等から構成されている。
このように、マトリクス状に配列された反射電極9及び透明電極8の形成領域の縦横の境界に沿っては、データ線6a、走査線3a及び容量線300が形成されており、反射電極9の一つ一つには、透明電極8を介して、画素スイッチング用のTFT30が電気的に接続されている。データ線6aは例えばアルミニウム等により、走査線3a及び容量線300は例えば導電性のポリシリコン等からなる。また、TFT30は、図2及び図3に示すように、半導体層1aを備えており、該半導体層1a中には適当な不純物が導入されることで高濃度ソース領域1d、高濃度ドレイン領域1e及びチャネル領域1a´が形成されている。このうちTFT30の高濃度ソース領域1dには、データ線6aがコンタクトホール81を介して電気的に接続されており、高濃度ドレイン領域1eには、透明電極8がコンタクトホール83を介して電気的に接続されている。また、TFT30のチャネル領域1a´の上には、これに対向するように、ゲート絶縁膜2を介して、ゲート電極たる走査線3aが延在するように形成されている。なお、第1実施形態におけるTFT30は、図2及び図3に示すように、いわゆるシングルゲート構造となっており、ゲート電極たる走査線3aの両隣、ないしは前記のチャネル領域1a´の両隣には低濃度領域1b及び低濃度領域1cが形成されている。
一方、反射電極9及び透明電極8の下には、図3に示すように、凹凸形成層13、及びその上層の凹凸層7(いずれも、図2では示されない)が形成されている。ここで凹凸形成層13及び凹凸層7は、例えば、有機系樹脂等の感光性樹脂からなり、特に前者は、基板面に点在するブロック塊を含むような形で形成される層であり、後者は、このような凹凸形成層13を含む基板の全面を覆うような形で形成される層である。したがって、凹凸層7の表面は、凹凸形成層13を構成するブロック塊の点在態様に応じて、いわば「うねる」こととなり、その結果、凹凸パターン9gが形成されることになる。図2においては、この凹凸パターン9gが円形状で示されており、該円形状の部分は、その他の部分に比べて、図の紙面に向かってこちら側に突出した形となっている。すなわち、当該円形状の部分における、図2の紙面に向かって向こう側には、うねった凹凸層7、そして前記ブロック塊が形成されているのである(図3参照)。
このような構成を備える第1実施形態の電気光学装置では、透明電極8及び透過窓14を利用することで、透過モードによる画像表示を行うことが可能となり、反射電極9並びに凹凸形成層13、凹凸層7及び凹凸パターン9gを利用することで、反射モードによる画像表示を行うことが可能となる。すなわち、前者の構成により規定される領域は、図示されない内部光源から発せられた光を図2の紙面向こう側からこちら側に至るように透過させる透過領域であり、後者の構成により規定される領域は、紙面こちら側から前記反射電極9に至って反射した後、再び紙面こちら側に至らせるような反射領域となる。なお、後者の場合では特に、凹凸パターン9gによって光の散乱反射が起きるから、画像の視野角依存性を小さくすることができる。
なお、図3においては上記のほか、TFTアレイ基板10上に、厚さが100〜500nmのシリコン酸化膜(絶縁膜)からなる下地保護膜12が形成され、この下地保護膜12とTFT30の上に、厚さが300〜800nmのシリコン酸化膜からなる第1層間絶縁膜41、更に、この第1層間絶縁膜41の上に厚さが100〜800nmのシリコン窒化膜からなる第2層間絶縁膜42(表面保護膜)等が形成されている。ただし、場合により、この第2層間絶縁膜42は、形成してなくてもよい。また、TFTアレイ基板10側には、その最上層として、配向膜16が形成されている。一方、対向基板20側には、画素部間の隙間をいわば縫うように延在する遮光膜23、基板全面に形成された対向電極21及び配向膜22が、この順に積層するように形成されている。
(保持容量の構成)
以下では、第1実施形態において特徴的な構成を備える保持容量70について、前述までに参照した各図及び図4乃至図7を参照して説明する。ここに図4は図2のB−B´断面図であり、図5は図2に示す保持容量70の部分のみを抜き出してその詳細を示す平面図であり、図6は第1実施形態に係る下部電極及び上部電極の立体的形状を説明するための説明図である。また、図7は図4と同趣旨の図であって、第1実施形態に対する比較例である。
保持容量70は、図2乃至図5に示すように、下部電極1f、上部電極310及びこれらの間に挟持される誘電体膜2fからなる。下部電極1fは、画素スイッチング用のTFT30の半導体層1aと同一層に形成されているとともに該半導体層1aの延設部分を導電化したものとして形成されている。上部電極310は、走査線3aと同一層に形成されているとともに容量線300の一部に含まれるように形成されている。誘電体膜2fは、ゲート絶縁膜2と同一層に形成されており、TaOx、SiOx等からなる。このような保持容量70を備えることで、液晶容量における電荷の保持特性を格段に向上することができる。
より詳しくは、前記のうち容量線300は、図2に示すように走査線3aに平行に形成されている。また、容量線300は、各行につき設けられた走査線3aのそれぞれに対応するように複数形成されている。上部電極310は、これら各行の容量線300が延在する方向とは直交する方向にいわば膨らませた形で、あるいは容量線300の本線部に比べて幅広に形成されており、結果として、図2及び図5に示すように平面視して略長方形状となっている。なお、以下では、容量線300から上部電極310を除いた部分は、接続配線3bということにする(即ち、容量線300は、上部電極310及び接続配線3bからなる。)。
また、前記の上部電極310及び下部電極1fは、図4及び図5に示すように切頭四角錘形状を含むように形成されている。ここで切頭四角錘形状とは、図6に示すように四角錘Rの底面に平行な裁断線Sでもって頂点Pを含む部分を切断したかのごとき形状をいう。これにより、図においてハッチングを付した切断面Fには、底面よりも面積が小さいが、該底面と略相似の関係にある四角形が現れることになる。このように、上部電極310及び下部電極1fが、切頭四角錘形状を有することにより、これらそれぞれの上に形成される第1層間絶縁膜41及び誘電体膜2fの表面においては、図3等に示すように急峻な段差が生じないようになっている。これは、前記の切頭四角錘形状においては、その上面及び下面と接続される側面が、単純な直方体などとは異なり「斜め」となるからである(「単純な直方体」では側面は垂直に切り立ち、したがって、その上に形成される層間絶縁膜等の表面には急峻な段差が生じる。後の図7参照)。
そして、第1実施形態においては特に、上部電極310は、下部電極1fの形成領域内に収まるように形成されている。より詳細には、図4あるいは図5に示すように上部電極310の下面の図中左右方向の長さL(310)は、下部電極1fの下面の同方向の長さLd(1f)、更にはその上面の同方向の長さLu(1f)よりも短くなっている。このような関係は、図2から明らかなように、同図中上下方向の長さ(ないしは幅)に関しても同様に成立する。このように、上部電極310は、下部電極1fの形成領域内に完全に収まるように形成されているのである。
なお、第1実施形態において、「上部電極」と呼びうるのは、下部電極1fと対向し保持容量70の一方の電極として機能しうる部分と考えるのが妥当である。そうとすると、図5においては、同図にハッチングされて示されている平面視して長方形状である部分が、上部電極310の全部ないしは主要部といってよい。ここに「主要部」ともいい得るとするのは、接続配線3bのうちの一部(図中符号Z参照)が下部電極1fと対向することから、当該部分もまた上部電極310と呼びうるためである。このように当該部分も上部電極310と呼ぶなら、上部電極310の「全部」が下部電極1fの形成領域内に収まって形成されているとはいい難くなるが、この場合、前記長方形状である部分は「主要部」と呼ぶに相応しく、且つ、この主要部はなお下部電極1fの形成領域内に収まって形成されているといえる。かかる点は主に言葉上の問題ではあるが、第1実施形態においては要するに、図5に示す長方形状の部分が、上部電極310の全部又は主要部なのである。
このような構成となる第1実施形態の電気光学装置においては、次のような作用効果を得ることができる。まず第1に、上部電極310が下部電極1fの形成領域内に収まるように形成されていることから、電界集中の生じやすい上部電極310の端部及び下部電極1fの端部が相互に向かい合うことがなく、したがって両者間に短絡を生じさせる危険性を著しく低減することができる。また、第1実施形態においては特に、図4或いは図5等に示すように上部電極310は、下部電極1fの上面の形成領域内に収まるように、言い換えると最も電界集中が生じやすいと考えられる下部電極1fの角部(ここにいう「角部」とは前記の側面及び上面とが接続される部分)を避けるように形成されていることから、前記の作用効果は更に効果的に享受されうることになる。
また第2に、第1実施形態においては、特に、下部電極1fが上述のように切頭四角錘形状を有していることから、該下部電極1f上に形成される誘電体膜2fは、急峻な段差をもつように形成されるのではなく、比較的なだらかな面をもつように形成される。したがって、下部電極1fの直上にあたる部分とそうでない部分との間において、当該誘電体膜2fの膜厚が減少したり、或いは切れ目が生じたりすることがない。よって、この誘電体膜2fは当初に目された絶縁機能を如何なく発揮することになり、上部電極310及び下部電極1f間の短絡の防止に大きく貢献することになる。
この点、比較例たる図7に示すように、上述したのとはちょうど正反対の形態、即ち上部電極310Cが下部電極1fCの形成領域を越えて形成され、且つ、下部電極1fCが鋭い角部をもつ単なる直方体状を有するように形成される場合を想定すると、前記のような作用効果は得られなくなる。この図においては、例えば符号Q1で示すように下部電極1fCの角部に電界が集中すると、それに対向して上部電極310Cが近接して存在することから、絶縁破壊が生じやすい。また、下部電極1fCは単純な直方体状に形成されているために、その角部を跨いで形成されている誘電体膜2fの当該部分は、その膜厚が薄くなり、あるいは切れ目Q2を生じさせるおそれが大きい。これによっても、上部電極310C及び下部電極1fC間の短絡を生じさせやすいのである。
以上述べたように、第1実施形態によれば、上部電極310及び下部電極1f間の短絡を生じさせるおそれを著しく低減することができ、もって信頼性の高い電気光学装置を提供することができる。
ちなみに、上記においては、下部電極1fのみならず、上部電極310もまた切頭四角錘形状を有するように形成されており、更には、これら下部電極1f及び上部電極310以外の他の構成要素(例えば、図3に示す走査線3a、データ線6a等)についても、基本的に、前記のような「切頭四角錘形状」の思想に沿うように、即ちその側面が斜めの面となるように形成されている。このようにすれば、下部電極1fと誘電体膜2fとの関係と同様に、各構成要素の上に形成される第1層間絶縁膜41、第2層間絶縁膜42等に急峻な段差を生じさせずに済むことになる。このような構造は、例えばTFT30の半導体層1aが低温ポリシリコン、或いはアモルファスシリコンからなる場合に好適である。というのも、このような場合には、高温プロセスを利用することができず層間絶縁膜の平坦化処理を行うことが困難だからである。その点、電気光学装置を構成する各種の構成要素を前記のように斜めの面を有するように形成すれば、その上に形成される層間絶縁膜は当初からある程度の平坦性を有するものとして形成することが可能であるし、またそれゆえ平坦化処理を特別行う必要がなくなる。要するに、前記の各種の構成要素が斜めの面を有するように形成されるのであれば、特別な平坦化処理を経ずとも層間絶縁膜の平坦化、更には配向膜の平坦化等をある程度図ることができるという作用効果が得られるのである。
なお、上記においては、上部電極310は、下部電極1fの上面の領域内において形成されるようになっていたが、本発明はこのような形態に限定されない。例えば、図5と同趣旨の図8に示すように、上部電極310´の下面の図中左右方向の長さL(310´)が、下部電極1fの上面の同方向の長さLu(1f)よりは長いが、下部電極1fの下面の同方向の長さLd(1f)よりも短くなっているような形態であってもよい。このような形態であっても、上部電極の全部又は主要部が下部電極の形成領域内に収まるように形成されていることに変わりはないからである。この形態の場合、下部電極1fの上面と側面とが交わる部分における電界集中の影響を受ける可能性はあるが、下部電極1fの下面と側面とが交わる部分におけるそれの影響を受けるおそれはない。このように、図8では、図5に比べて作用効果は若干劣ることになると考えられるものの、それ相応の作用効果を享受することはできる。
また、上記において保持容量70はそれぞれ平面視して長方形状の上部電極310及び下部電極1fから構成されていたが、本発明はこのような形態にも限定されない。例えば図9に示すような平面視して略T字型の形状を有する上部電極501及び下部電極502からなる保持容量を想定してもよい。ちなみに、この場合であっても、「切頭錘形状」を観念することが可能であることはいうまでもない(図9中破線参照)。
さらに、上記では、アクティブマトリクス駆動方式の電気光学装置について説明したが、本発明は、このような形態に限定されるものではなく、パッシブマトリクス駆動方式の電気光学装置に対しても、本発明の適用が可能であることは言うまでもない。
(第2実施形態)
以下では、本発明の第2の実施形態について図10及び図11を参照して説明する。ここに図10は、図2と同趣旨の図であって、保持容量を構成する接続配線の態様が異なるものを示しており、図11は、図10のC−C´断面図である。なお、以下の説明においては、上記第1実施形態で説明した電気光学装置に関する構成及び作用は同様であるので、その説明は簡略化、或いは省略することとし、第2実施形態において特長的な構成についてのみ説明を加えることとする。また、上記第1実施形態で参照した図面において使用した符号については、第2実施形態で参照する図面においても同一の対象を指し示す場合には、同一の符号を用いることとする。
図10及び図11においては、接続配線6bに特徴がある。すなわち、第2実施形態の電気光学装置では、各上部電極311の上に形成された第1層間絶縁膜41に、該各上部電極311に通ずるようにコンタクトホール88a及び88bが形成されており、接続配線6bは、第1層間絶縁膜41の上に、且つ、これらコンタクトホール88a及び88bを埋めるように形成されている。また、この接続配線6bは、第1層間絶縁膜41の上に形成されていることからもわかるように、データ線6aと同一膜として形成されている。
このような形態によれば、相隣接する上部電極311は断面視して次のような構造により電気的に接続される。すなわち、図11にその全姿が示されている上部電極311は、その図中右端近傍に設けられたコンタクトホール88b、以下図中右方の、接続配線6b、コンタクトホール88aを介して、図中右方の上部電極311と接続されるというようである。その逆(図中左方)もまた同じである。これによると、上部電極311の文字通り「全部」を、下部電極1fの形成領域内に収めることを容易に実現することができる。すなわち、上記の第1実施形態では、図2あるいは図5等に示したように接続配線3bが下部電極1fの形成領域の外縁と交わることが避け得なかった。したがって、当該部分において短絡を生じさせる可能性が高まるのは否めない。しかるに、第2実施形態では、前記したような構造から明らかなように、接続配線6bは、上部電極311の形成領域の一部からいったん第1層間絶縁膜41の厚さだけ上に延びる(即ち、コンタクトホール88a及び88bが存在する)かたちになるから、これらを平面視すると、前記接続配線3bの如く上部電極311から横手に延びる部分は存在せず、結果、該上部電極311の「全部」を下部電極1fの形成領域内に収めることが容易になるのである。このように、第2実施形態では、相隣接する上部電極311は、あたかも個別独立に形成されているかの如き構造を呈することになる。
また、第2実施形態では、当該接続配線6bと下部電極1fとの絶縁を極めて有効に図ることができる。この場合、たしかに接続配線6bは平面視して下部電極1fの形成領域の外縁と交わる形になる(図10参照)。しかし、これら接続配線6b及び下部電極1fの間には、誘電体膜2fに加えて第1層間絶縁膜41が存在しているのである。したがって、これらの間に短絡が生じる可能性は絶無に近い。
以上のように、第2実施形態によれば、上部電極311ないしは接続配線6bと下部電極1fとの間に短絡が生じるという事象を殆どあり得ないものとすることができるのである。
しかも第2実施形態では、接続配線6bは、図11に示したように第1層間絶縁膜41の上でアルミニウム等からなるデータ線6aと同一膜からなるように形成されているから、電気光学装置の構造の簡易化、コンパクト化、或いは製造コストの低廉化などが実現されることになる。また、この場合、接続配線6bもまた低抵抗なアルミニウム等からなることになるから、相隣接する上部電極311間の電気的接続も低抵抗で行うことができる。
なお、上記においては、相隣接する上部電極311間を接続する接続配線6bがデータ線6aと同一膜からなるとされているが、本発明はこのような形態にのみこだわるものではない。例えば図11と同趣旨の図12に示すように、接続配線401とデータ線6aとが別々の層に形成されているような態様も本発明の範囲内に含まれる。この態様では、第2層間絶縁膜42の上にデータ線6aが形成されており、更に該データ線6aの上に新たに第3層間絶縁膜43が形成されている。このように、図12においては、前記の図11に比べて層間絶縁膜が一層余分に増えることになって製造プロセスが一段増えることにはなるが、図12のような形態であっても、上部電極311があたかも個別独立に形成されておりその全部が下部電極1fの形成領域内に収まるように形成されていることに変わりはないから、前記とほぼ同じ作用効果が得られることにも変わりない。ちなみに、このように余分に第3層間絶縁膜43を形成する態様では、第2層間絶縁膜42上で接続配線401を断絶して形成する必要はなくなるから(図11では、データ線6aの形成領域を確保するため、接続配線6bは各別に断絶して形成する必要がある。)、図12と同趣旨の図13に示すように横一線すべて連続な接続配線402を形成するようにしてもよい。
また、上記では、図10中左右方向に並ぶ同一行に配置された上部電極311のすべてについて、接続配線6bが形成されていたが、本発明はこのような形態に限定されない。例えば、一定数のグループを組んだ相隣接する上部電極311については、図10及び図11に示すが如き接続配線6bで電気的な接続は図るが、グループ同士の間では電気的な接続を図らないなどという態様も本発明の範囲内にある。
〔電気光学装置の全体構成〕
以下では、前記の電気光学装置に係る実施形態の全体構成について、図14及び図15を参照して説明する。ここに、図14は、TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た電気光学装置の平面図であり、図15は、図14のH−H’断面図である。ここでは、電気光学装置の一例である駆動回路内蔵型のTFTアクティブマトリクス駆動方式の液晶装置を例にとる。
図14及び図15において、本実施形態に係る電気光学装置では、TFTアレイ基板10と対向基板20とが対向配置されている。TFTアレイ基板10と対向基板20との間に液晶層50が封入されており、TFTアレイ基板10と対向基板20とは、画像表示領域10aの周囲に位置するシール領域に設けられたシール材52により相互に接着されている。
シール材52は、両基板を貼り合わせるための、例えば紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂等からなり、製造プロセスにおいてTFTアレイ基板10上に塗布された後、紫外線照射、加熱等により硬化させられたものである。また、シール材52中には、TFTアレイ基板10と対向基板20との間隔(基板間ギャップ)を所定値とするためのグラスファイバ或いはガラスビーズ等のギャップ材が散布されている。
シール材52が配置されたシール領域の内側に並行して、画像表示領域10aの額縁領域を規定する遮光性の額縁遮光膜53が、対向基板20側に設けられている。但し、このような額縁遮光膜53の一部又は全部は、TFTアレイ基板10側に内蔵遮光膜として設けられてもよい。この額縁遮光膜53より以遠の周辺領域のうち、シール材52が配置されたシール領域の外側に位置する領域には特に、データ線駆動回路101及び外部回路接続端子102がTFTアレイ基板10の一辺に沿って設けられている。また、走査線駆動回路104は、この一辺に隣接する2辺に沿い、且つ、前記額縁遮光膜53に覆われるようにして設けられている。更に、このように画像表示領域10aの両側に設けられた二つの走査線駆動回路104間をつなぐため、TFTアレイ基板10の残る一辺に沿い、且つ、前記額縁遮光膜53に覆われるようにして複数の配線105が設けられている。
また、対向基板20の4つのコーナー部には、両基板間の上下導通端子として機能する上下導通材106が配置されている。他方、TFTアレイ基板10にはこれらのコーナーに対向する領域において上下導通端子が設けられている。これらにより、TFTアレイ基板10と対向基板20との間で電気的な導通をとることができる。
図15において、TFTアレイ基板10上には、画素スイッチング用のTFTや走査線、データ線等の配線が形成された後の画素電極9a上に、配向膜が形成されている。他方、対向基板20上には、対向電極21の他、格子状又はストライプ状の遮光膜23、更には最上層部分に配向膜が形成されている。また、液晶層50は、例えば一種又は数種類のネマティック液晶を混合した液晶からなり、これら一対の配向膜間で、所定の配向状態をとる。
なお、図14及び図15に示したTFTアレイ基板10上には、これらのデータ線駆動回路101、走査線駆動回路104等に加えて、画像信号線上の画像信号をサンプリングしてデータ線に供給するサンプリング回路、複数のデータ線に所定電圧レベルのプリチャージ信号を画像信号に先行して各々供給するプリチャージ回路、製造途中や出荷時の当該電気光学装置の品質、欠陥等を検査するための検査回路等を形成してもよい。
(電子機器)
次に、以上詳細に説明した電気光学装置をライトバルブとして用いた電子機器の一例たる投射型カラー表示装置の実施形態について、その全体構成、特に光学的な構成について説明する。ここに、図16は、投射型カラー表示装置の図式的断面図である。
図16において、本実施形態における投射型カラー表示装置の一例たる液晶プロジェクタ1100は、駆動回路がTFTアレイ基板上に搭載された液晶装置を含む液晶モジュールを3個用意し、それぞれRGB用のライトバルブ100R、100G及び100Bとして用いたプロジェクタとして構成されている。これらライトバルブ100R、100G及び100Bには、前述した電気光学装置(図1乃至図7参照)が用いられている。液晶プロジェクタ1100では、メタルハライドランプ等の白色光源のランプユニット1102から投射光が発せられると、3枚のミラー1106及び2枚のダイクロックミラー1108によって、RGBの三原色に対応する光成分R、G及びBに分けられ、各色に対応するライトバルブ100R、100G及び100Bにそれぞれ導かれる。この際特に、B光は、長い光路による光損失を防ぐために、入射レンズ1122、リレーレンズ1123及び出射レンズ1124からなるリレーレンズ系1121を介して導かれる。そして、ライトバルブ100R、100G及び100Bによりそれぞれ変調された三原色に対応する光成分は、ダイクロックプリズム1112により再度合成された後、投射レンズ1114を介してスクリーン1120にカラー画像として投射される。
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う半導体装置及び電気光学装置もまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
電気光学装置の画像表示領域を構成するマトリクス状に形成された複数の画素における各種素子、配線等の等価回路である。 データ線、走査線、画素電極等が形成されたTFTアレイ基板の相隣接する複数の画素群の平面図である。 図2のA−A´断面図である。 図2のB−B´断面図である。 図2に示す保持容量の部分のみを抜き出してその詳細を示す平面図である。 第1実施形態に係る下部電極及び上部電極の立体的形状を説明するための説明図である。 図4と同趣旨の図であって、第1実施形態に対する比較例である。 図5と同趣旨であって、同図とは上部電極の大きさが異なるものを示す平面図である。 図2乃至図5に示す保持容量とは異なる形態となる保持容量を示す図である。 本発明の第2実施形態に係り、図2と同趣旨の図であって、保持容量を構成する接続配線の態様が異なるものを示す平面図である。 図10のC−C´断面図である。 図10と同趣旨の図であって、接続配線の態様が異なるものを示すものである。 図12と同趣旨の図であって、接続配線の態様が異なるものを示すものである。 TFTアレイ基板をその上に形成された各構成要素と共に対向基板の側から見た電気光学装置の平面図である。 図14のH−H’断面図である。 本発明の電子機器の実施形態である投射型カラー表示装置の一例たるカラー液晶プロジェクタを示す図式的断面図である。
符号の説明
10…TFTアレイ基板、3a…走査線、6a…データ線、30…TFT、9a…画素電極、8…透明電極、9…反射電極、20…対向基板
70…保持容量、300…容量線、310、310´、311…上部電極、1f…下部電極、2f…誘電体膜、3b、6b、401、402…接続配線、41…第1層間絶縁膜、42…第2層間絶縁膜、88a、88b…コンタクトホール

Claims (13)

  1. 基板上に、第1電極と、該第1電極の上且つ該第1電極に対向配置された第2電極と、前記第1電極及び前記第2電極間に配置された絶縁膜とからなる回路素子を備えた半導体装置であって、
    平面視して、前記第2電極の全部又は主要部は、前記第1電極の形成領域内に収まるように形成されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記回路素子は、前記基板上にマトリクス状に複数配列されており、
    相隣接する前記第2電極の少なくとも一組を接続するための接続配線を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第2電極の上に配置された層間絶縁膜と、
    該層間絶縁膜に前記第2電極に通ずるように穿たれたコンタクトホールとを更に備えてなり、
    前記接続配線は、
    前記層間絶縁膜の上及び前記コンタクトホールを埋めるように配置され、相隣接する前記第2電極の少なくとも一組を接続することを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記接続配線は、前記マトリクス状の同じ一列又は同じ一行に配列された前記第2電極の全部を接続するように配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の半導体装置。
  5. 前記接続配線は、前記マトリクス状の同じ一列又は同じ一行に配列された前記第2電極のうち相隣接する前記第2電極の各組を接続する複数の各区接続配線を含むことを特徴とする請求項3又は4に記載の半導体装置。
  6. 前記第1電極は切頭錘形状を含むとともに、その下面の面積がその上面の面積よりも大きく、
    前記第2電極の全部又は主要部は、前記第1電極の前記上面の領域内に収まるように形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 素子基板上に、
    一定方向に延在する走査線及び該走査線と交差する方向に延在するデータ線と、
    前記走査線及び前記データ線の交差領域に対応するように配置された薄膜トランジスタ及び画素電極と、
    前記薄膜トランジスタ及び前記画素電極と接続された保持容量と
    を備えてなり、
    前記保持容量は更に、
    第3電極と、平面視して、その全部又は主要部が前記第3電極の形成領域内に収まるように且つ該第3電極の上に形成された第4電極と、これら第3電極及び第4電極間に配置された絶縁膜とからなることを特徴とする電気光学装置。
  8. 前記薄膜トランジスタ、前記画素電極及び前記保持容量は、前記素子基板上にマトリクス状に複数配列されており、
    相隣接する前記第4電極の少なくとも一組を接続するための接続配線を更に備えたことを特徴とする請求項7に記載の電気光学装置。
  9. 前記第4電極の上に配置された層間絶縁膜と、
    該層間絶縁膜に前記第4電極に通ずるように穿たれたコンタクトホールとを更に備えてなり、
    前記接続配線は、
    前記層間絶縁膜の上及び前記コンタクトホールを埋めるように配置され、相隣接する前記第4電極の少なくとも一組を接続することを特徴とする請求項8に記載の電気光学装置。
  10. 前記接続配線は、前記マトリクス状の同じ一列又は同じ一行に配列された前記第4電極の全部を接続するように配置されていることを特徴とする請求項8又は9に記載の電気光学装置。
  11. 前記接続配線は、前記マトリクス状の同じ一列又は同じ一行に配列された前記第4電極のうち相隣接する前記第4電極の各組を接続する複数の各区接続配線を含むことを特徴とする請求項9又は10に記載の電気光学装置。
  12. 前記第3電極は切頭錘形状を含むとともに、その下面の面積がその上面の面積よりも大きく、
    前記第4電極の全部又は主要部は、前記第3電極の前記上面の領域内に収まるように形成されていることを特徴とする請求項7乃至11のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  13. 前記第3電極は前記薄膜トランジスタを構成する半導体層と同一膜からなり、
    前記第4電極は前記薄膜トランジスタを構成するゲート電極膜と同一膜からなることを特徴とする請求項7乃至12のいずれか一項に記載の電気光学装置。
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