JP2005082547A - 水田除草粒剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【解決課題】 シメトリンと融点が70℃以下の固体あるいは液体の農薬活性成分とを含む粒剤において、保存中に粒剤が固結せず、その生物効果・薬害が良好な製剤の提供。
【解決手段】 (A)ベンジルアルコール及び/又はシクロヘキサノール、
(B)シメトリン、及び
(C)融点が70℃以下の固体もしくは液体の農薬活性成分の中から選ばれる少なくとも1種の農薬活性成分
を含むことを特徴とする水田除草粒剤組成物。
【選択図】 なし

Description

本発明は、水田用除草粒剤組成物およびその製造方法に関する。
水田の除草のためには、田植え前後の比較的早い時期に初期剤を処理し、その約1ヶ月後に中期剤を処理する体系処理と、田植え後に除草剤を一度だけで済ませる一発処理とがある。
水田施用除草剤は、最近、種々の剤型が開発されてきているものの、中期剤に使用される剤型は、未だに粒剤が多い。
また、中期剤の処理時期においては、雑草も大きくなっていることなどから、使用されている農薬活性成分の多くは、シメトリンを母剤とする配合剤である。その配合相手は、MCPBエチル、ベンフレセート、モリネート、ベンチオカーブ、SAP、フェノチオール、ジメピペレート、プレチラクロール、シハロホップブチルに代表されるように、融点が70℃以下の固体もしくは液体の農薬活性成分が多い。それらの中でも、シメトリン及びMCPBエチルを含有する粒剤はSM剤という名前で広く使用されている。シハロホップブチルは葉令が進んだヒエに対しても卓越した効果を示すので、一発処理剤のヒエ剤としてだけでなく中期剤のSM剤にも配合されてきている。シハロホップブチルを含有する粒剤において、ヒエに対して卓越した除草効果を出すために、シハロホップブチルを水面に浮かす必要がある。これまでに、シハロホップブチルの水面浮上性向上させる技術(特開平5−65201号公報及び特開平2000−119108号公報)が提案され実用化されている。
融点が70℃以下の固体もしくは液体の農薬活性成分を粒剤化するには、通常、押し出し造粒法により成型された粒剤基粒に液体の農薬活性成分をそのまま吸収して調製するか、あるいは融点が70℃以下の固体の農薬活性成分を何らかの溶媒とともに加温溶解した後、その溶解物を押し出し造粒法により成型された粒剤基粒に吸収して調製する方法がとられる。
しかしながら、シメトリンおよび融点が70℃以下の固体もしくは液体の農薬活性成分を含む粒剤の場合には、長期間の保存中に粒剤が固結してしまい、商品価値がなくなってしまうという問題が発生した事例があった。種々原因を追求していくと、保存中にシメトリンが粒剤表面に結晶析出しているためであることが判明した。
粒剤の固結防止を解決するために、特開2000−212002号公報には、融点が30〜100℃である農薬活性成分および25℃において固体状のロウ溶融物を含有する農薬の固形製剤が、特開2002−234801号公報には、吸油性の高い繊維作物の破断物と常温で液体の農薬活性成分または農薬活性成分を液体溶媒に溶解もしくは分散させた液状物とを含有する固体農薬組成物が報告されているが、これらの技術では、シメトリンを配合する粒剤においてはその効果は十分ではなかった。
従って、シメトリンと融点が70℃以下の固体あるいは液体の農薬活性成分とを含む粒剤において、保存中に粒剤が固結せず、その生物効果・薬害が良好な製剤技術の確立が望まれていた。特にSM粒剤、そのなかでもシハロホップブチルを含有するSM粒剤に対し、その保存中での固結を防止し、かつ、水面浮上性を向上させることはきわめて困難な技術であると予想されるが、そのような製剤技術の確立が切に望まれていた。
特開平5−65201号公報 特開平2000−119108号公報 特開2000−212002号公報 特開2002−234801号公報
本発明は、シメトリンと融点が70℃以下の固体あるいは液体の農薬活性成分を含む粒剤において、保存中に粒剤が固結せず生物効果・薬害が良好な製剤技術の確立を課題とする。
本発明者らは上記の課題を解決すべく、鋭意検討した結果、特定の溶媒を用いることにより、シメトリンと融点が70℃以下の固体もしくは液体の農薬活性成分とを含有する粒剤は、保存中での粒剤の固結防止に優れていることを見出した。
すなわち本発明は、
1.(A)ベンジルアルコール及び/又はシクロヘキサノール、
(B)シメトリン、及び
(C)融点が70℃以下の固体もしくは液体の農薬活性成分の中から選ばれる少なくとも1種の農薬活性成分
を含むことを特徴とする水田除草粒剤組成物。
2.成分(C)がMCPBエチル、ベンフレセート、モリネート、ベンチオカーブ、SAP、フェノチオール、ジメピペレート、プレチラクロール及びシハロホップブチルから選択される、1項記載の水田除草粒剤組成物。
3.成分(C)がMCPBエチル、ベンフレセート及びシハロホップブチルからなる、1又は2項記載の水田除草粒剤組成物。
4.さらに、水とは相溶せず比重が1以下のフタル酸エステル系溶媒及び/又はパラフィン系溶媒、増量剤、吸油剤、加工澱粉、結合剤並びに水中崩壊助剤から選択した少なくとも1種の助剤を含む、1〜3のいずれか1項記載の水田除草粒剤組成物。
5.ベンジルアルコール及び/又はシクロヘキサノールと、シメトリンと、MCPBエチルと、ベンフレセート、モリネート、ベンチオカーブ、SAP、フェノチオール、ジメピペレート、プレチラクロール及びシハロホップブチルから選択される少なくとも1種の農薬活性成分とを含むことを特徴とする水田除草粒剤組成物。
6.ベンジルアルコール及び/又はシクロヘキサノール;シメトリン;MCPBエチル;シハロホップブチル;ベンフレセート、モリネート、ベンチオカーブ、SAP、フェノチオール、ジメピペレート及びプレチラクロールから選択される少なくとも1種の農薬活性成分;水とは相溶せず比重が1以下のフタル酸エステル系溶媒及び/又はパラフィン系溶媒;硅石、カオリナイトもしくはパイロフィライトを主成分とする粘土鉱物;パーライトを主成分とする粘土鉱物又は珪藻土;デキストリン;並びにアミラーゼを含むことを特徴とする水田除草粒剤組成物。
7.シメトリンの配合量(a)に対するベンジルアルコール、シクロヘキサノール及びMCPBエチル配合量の総量(b)の比(b/a)が1.0以上であることを特徴とする、1〜6のいずれか1項記載の水田除草粒剤組成物。
8.成分(A)、成分(C)及び必要に応じて助剤を添加して混合溶解させてなる溶液あるいは分散液を、押し出し造粒法により成型された、成分(B)及び必要に応じ助剤を含む粒剤基粒に吸収させてなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の水田除草粒剤組成物の製造方法。
に関するものである。
シメトリンと融点が70℃以下あるいは液体の農薬活性成分とを含有する水田除草粒剤では、ベンジルアルコールあるいはシクロヘキサノールが存在しないと、保存中に粒剤の固結が発生するが、本発明によれば、ベンジルアルコールあるいはシクロヘキサノールを添加することにより、保存中での粒剤の固結を防止することができる。また、本発明により固結が防止された粒剤は、生物効果・薬害が良好である。
融点が70℃以下の固体あるいは液体の水田除草農薬活性成分を粒剤化する場合には、通常、種々の溶媒とその農薬活性成分を混合溶解させた後、その溶解物を押し出し造粒法にて成型された粒剤基粒に吸収させる。溶媒を選択する際には、一般的には、溶媒の引火点が低くないこと、溶媒の安全性が高いこと、粘度が高くなく取り扱いが便利なこと、及び、農薬活性成分に対する高い溶解力・混和力を有することなどが重要であるが、本発明では、さらに、使用する溶媒に粒剤の保存中での固結防止効果があることと、粒剤の生物効果が良好で、イネに対して薬害がないことが重要となる。
種々検討した結果、ベンジルアルコール、シクロヘキサノールに上記の効果が見出された。同じアルコール類であっても他のものに実用的に満足できる効果は見出せなかった。
本発明に用いられるベンジルアルコール、シクロヘキサノール(成分(A))は引火点が、それぞれ、102℃(東京応化工業(株)製)、62.8℃(関東電化工業(株)製)と比較的高い溶媒である。ベンジルアルコール、シクロヘキサノールはそれぞれ単独で使用しても、両者を混合して使用しても良い。ベンジルアルコール及び/又はシクロヘキサノールは、水田除草粒剤組成物100質量部当たり通常0.5〜40質量部、好ましくは2〜15質量部用いる。
本発明に用いられる融点が70℃以下の固体あるいは液体の農薬活性成分の中から選ばれる少なくとも1種の農薬活性成分(成分(C))は、水田除草活性成分であり、中期剤として利用できるものが好ましい。例えば、MCPBエチル、ベンフレセート、モリネート、ベンチオカーブ、SAP、フェノチオール、ジメピペレート、プレチラクロール、シハロホップブチルなど、好ましくはMCPBエチル、ベンフレセート、シハロホップブチルなどがあげられるが、これらに限定されるものではない。
シメトリンと融点が70℃以下の固体あるいは液体の農薬活性成分との配合量は特に限定されないが、水田除草粒剤組成物100質量部当たり通常0.1〜50質量部、好ましくは1〜20質量部である。
また、本発明には融点が70℃以下の固体あるいは液体の農薬活性成分以外の水田除草活性成分をさらに配合してもよい。例えば、ピラゾキシフェン、ブロモブチド、ピラゾレート、ACN、ベンタゾン、メフェナセットなどがあげられるが、これらに限定されない。
シメトリン及びMCPBエチルを粒剤組成物に含有する場合には、シメトリンの配合量(a)に対するMCPBエチル、ベンジルアルコール、シクロヘキサノールの総配合量(b)の比(b/a)がb/a=1.0以上であることが特に好ましい。また、b/aの上限は、特に限定されないが、通常、b/a=10、好ましくは、b/a=3である。b/aが1未満であるとシメトリンが再結晶化しやすく、固結が発生しやすいという問題がある。b/aが10を超えると粒剤基粒割合に対して、吸収させる溶液あるいは分散液の割合が多くなりすぎるため、粒表面にオイルがしみだし、流動性が劣化しやすい。その結果、ハンドリングの不良、散粒機での散布性不良が生じやすい。
本発明の水田除草粒剤組成物に配合することができる、水とは相溶せず比重が1以下のフタル酸エステル系溶媒には、フタル酸ジトリデシル、フタル酸ジデシル、フタル酸ジアルキル、フタル酸ジヘプチル、フタル酸ジ−n−オクチル、フタル酸ジ−2−エチルヘキシル、フタル酸ジイソノニル、フタル酸オクチルデシル等が挙げられる。
本発明の水田除草粒剤組成物に配合することができる、水とは相溶せず比重が1以下のパラフィン系溶媒としては、流動パラフィン、イソパラフィン、マシン油などが挙げられる。なかでも、イソパラフィンはシハロホップブチルの水面浮上率を阻害することなく、水面に浮上したシハロホップブチルを水面上に拡展する働きが強く良好な溶媒である。粒剤の保存中での固結にも悪い影響を及ぼさない。
上記の比重が1以下のフタル酸エステル系溶媒及び/又はパラフィン系溶媒の配合量は、シハロホップブチル含有粒剤を水面に浮かせることができる量であるが、通常、シハロホップブチルに対して0.1〜20質量倍、好ましくは0.5〜10質量倍である。
本発明に使用し得る増量剤は、硅石、カオリナイトもしくはパイロフィライトを主成分とする粘土鉱物、タルク、ベントナイト、無晶形二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の一般的に農薬のキャリアーとして用いられる鉱物質微粉、塩化ビニル、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の樹脂粉末、グルコース、砂糖、乳糖等の糖類、カルボキシメチルセルロースおよびその塩等のセルロース類、澱粉およびその誘導体等の澱粉類、微結晶セルロース、木粉、米糠、ふすま、籾殻の粉末、コーヒー豆粉末、セルロース粉末、甘草粉末等の有機物、安息香酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウム、塩化カリウム等の水溶性無機塩類、尿素等を挙げることができる。増量剤の配合量は、通常、水田除草粒剤組成物100質量部当たり20〜90質量部、好ましくは、30〜80質量部である。増量剤として特に好ましいのは、有効成分に対する吸着性が弱く、膨潤性がないので、シハロホップブチルの水面浮上を良好にする、硅石、カオリナイトもしくはパイロフィライトを主成分とする粘土鉱物である。
本発明に使用し得る吸油剤としては、パーライトを主成分とする粘土鉱物、珪藻土やホワイトカーボン等が挙げられる。低融点性あるいは液体の農薬活性成分を含有する粒剤の場合には吸油剤を配合することで、粒剤組成物からの液状物の滲み出しや、粒剤組成物の保存中における固結の防止に役立つ。吸油剤の配合量は、特に限定されないが、通常、水田除草粒剤組成物100質量部当たり2〜40質量部、好ましくは、5〜20質量部である。ただし、ホワイトカーボンはシハロホップブチルの水面浮上を阻害するので、水面浮上性を必要とするときは使用量が限定される。
本発明の水田除草粒剤組成物には、結合剤を配合することができる。好適な結合剤としては、加工澱粉、デキストリンやポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシメチルセルロースの塩、メチルセルロース、アラビアゴム、ポリエチレングリコールおよびその誘導体、タブ粉、ベントナイト等を挙げることができる。加工澱粉としては、馬鈴薯澱粉、小麦澱粉、とうもろこし澱粉、タピオカ澱粉を人工的に加工したアルファー化澱粉、エステル化澱粉、エーテル化澱粉、デキストリン等を挙げることができる。これら内、デキストリンは、分解の程度に応じて種々のグレードがあるが、分解の進んでいない、水中で粒剤が非崩壊性を示すものだけに限られる。
本発明で使用し得る水中崩壊助剤は、アミラーゼであり、好ましくはエンドタイプのアミログルコシダーゼ、α−アミラーゼ、β−アミラーゼから選ばれる。アミラーゼの配合量は、アミラーゼの種類とその力価によって大幅に変化するが、通常、水田除草粒剤組成物100質量部当たり0.0001〜10質量部、好ましくは0.001〜5質量部、さらに好ましくは0.01〜3質量部である。アミラーゼの配合量によって、粒剤組成物の水中での崩壊時間を調節できる。
本発明の水田除草粒剤組成物には、種々の目的で崩壊剤、分散剤、湿潤剤などを配合することができる。
本発明の水田除草粒剤組成物に用いる好ましい崩壊剤、分散剤としては、例えば、リグニンスルホン酸塩、(アルキル)ナフタレンスルホン酸塩およびその縮合物、フェノールスルホン酸塩およびその縮合物、スチレンスルホン酸塩の縮合物、マレイン酸とスチレンスルホン酸との縮合物の塩、アクリル酸やマレイン酸などのカルボン酸縮合物の塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ジアルキルスルホコハク酸塩、ラウリルサルフェートの塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルサルフェートの塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルサルフェートの塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステルおよびその塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテルリン酸エステルおよびその塩等のアニオン界面活性剤やトリポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム等のリン酸塩をあげることができるが、これらに限定されない。これらの崩壊剤や分散剤は、湿潤剤としても有用なものが多い。
本発明の水田除草粒剤組成物には、更に、必要に応じて農薬活性成分の安定化剤、色素、pH調節剤、薬害防止剤等の種々の補助剤を添加できる。
本発明の粒剤組成物は、通常、以下のようにして調製することができる。
まず、シメトリン原体を、必要に応じて、適当な補助剤を添加し、粉砕・混合する。これに適量の練合水を加えて練合し、湿式造粒(好ましくは、押し出し造粒)する。次いで、得られた湿粒を、流動層乾燥機、棚型乾燥機、送風型乾燥機、バンド乾燥機等の適当な乾燥機を用いて乾燥させ、適当な粒度に篩分けて、シメトリンを含有する粒剤基粒を得る。別に、融点が70℃以下あるいは液体の農薬活性成分を、ベンジルアルコール及び/又はシクロヘキサノールに溶解・懸濁させ、更に必要に応じて他の助剤を溶解もしくは懸濁させたオイルプレミックスを調製し、これを先に得られた粒剤基粒に吸収・被覆させることにより本発明の粒剤組成物を得ることができる。
以下に実施例、比較例および試験例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1
シメトリン原体(純度98.7%) 86.12質量部及びロカヘルプ439(粉末状パーライト、三井金属鉱業(株)製)13.88質量部を混合し、サンプルミル(ダルトン(株)製、KIIW−1型、スクリーン径3mmφ)により粉砕し、シメトリン 85.0%を含有するプレミックスを得た。
得られたシメトリンプレミックス5.80質量部、ロカヘルプ439 5.47質量部、セロゲン7A(カルボキシメチルセルロースナトリウム、第一工業製薬(株)) 4.38質量部、及びクレー(硅石を主成分とする粘土鉱物、風ヒ、啓和炉材(株)製) 84.34質量部 の混合粉末に、ニューコール291PG(ジアルキルスルホコハク酸ナトリウム塩、日本乳化剤(株)製)0.03%の水溶液 29.00質量部を加え、練合したのち、バスケット型造粒機(菊水製作所(株)製、RG−5M型、スクリーン径1.0mmφ)にて押出し造粒し、ミゼットドライヤー(流動層乾燥機、ダルトン(株)製)を用いて、送風温度80℃で乾燥した。得られた乾燥粒を開口径1.2mm及び0.5mmの篩を用いて整粒し、シメトリン 4.9%を含有する基粒を得た。
次に、MCPBエチル原体(純度91.0%) 30.56質量部、ベンジルアルコール(東京応化工業(株)製) 69.44質量部を混合溶解し、MCPBエチル 27.8%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、シメトリン基粒 91.36質量部に、オイルプレミックス 8.64質量部を加えて、混合し、基粒にオイルプレミックスを吸収させて、シメトリン 4.5%、及びMCPBエチル 2.4%を含有する本発明の農薬粒剤を得た。
実施例2
シメトリン原体(純度98.7%) 50.66質量部及びカルフィン600(炭酸カルシウム粉末、足立石灰工業(株)製)49.34質量部を混合し、サンプルミル(ダルトン(株)製、KIIW−1型、スクリーン径3mmφ)により粉砕し、シメトリン 50.0%を含有するプレミックスを得た。
得られたシメトリンプレミックス10.55質量部、ロカヘルプ439 11.73質量部、アミコールNo.1(酵素変性デキストリン、日澱化学(株)製) 2.35質量部、トリポリリン酸ソーダ(三井化学(株)製) 3.52質量部、ネオペレックスNo.6Fパウダー(アルキルベンゼンスルホン酸塩、花王(株)製) 1.76質量部、豊順ベントナイト穂高印(ベントナイト、豊順鉱業(株)) 35.18質量部及びカルフィン600 34.91質量部の混合粉末に、常水 20.00質量部を加え、実施例1−(2)と同様の方法で、練合、造粒、乾燥及び整粒を行い、シメトリン 5.3%を含有する基粒を得た。
ベンフレセート原体(純度98.7%) 41.30部、MCPBエチル原体(純度91.0%) 17.93質量部、ベンジルアルコール 40.77質量部を混合溶解し、ベンフレセート 40.8%及びMCPBエチル 16.3%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、シメトリン基粒 85.28質量部に、オイルプレミックス 14.72質量部を加えて、混合し、基粒にオイルプレミックスを吸収させて、シメトリン 4.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する本発明の農薬粒剤を得た。
実施例3
実施例1で得られたシメトリンプレミックス6.83質量部、ロカヘルプ439 19.32質量部、アミコールHF(α化デンプン、日澱化学(株)製) 5.15質量部、及びクレー 68.69質量部 の混合粉末に、ニューコール291PG 0.03%の水溶液 29.00質量部を加え、実施例1と同様の方法で、練合、造粒、乾燥及び整粒を行い、シメトリン 5.8%を含有する基粒を得た。
シハロホップブチル原体(純度96.5%) 6.93質量部、ベンフレセート原体(純度98.7%) 27.18質量部、MCPBエチル原体(純度91.0%) 11.80質量部、ビニサイザー20(フタル酸ジトリデシル、花王(株)製) 22.35質量部、アイソゾール400(イソパラフィン、日本石油化学(株)製) 4.47質量部、ベンジルアルコール 26.82質量部を混合溶解した中に、α−アミラーゼ3A(α−アミラーゼ、阪急バイオインダストリー(株)製) 0.45質量部を加えて混合・分散させシハロホップブチル 6.7%、ベンフレセート 26.8%およびMCPBエチル 10.7%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、シメトリン基粒 77.63質量部に、オイルプレミックス 22.37質量部を加えて、混合し、基粒にオイルプレミックスを吸収させて、シメトリン 4.5%、シハロホップブチル 1.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する本発明の農薬粒剤を得た。
実施例4
シハロホップブチル原体(純度96.5%) 6.93質量部、ベンフレセート原体(純度98.7%) 27.18質量部、MCPBエチル原体(純度91.0%) 11.80質量部、ビニサイザー 20 22.35質量部、アイソゾール400 11.18質量部、ベンジルアルコール 20.11質量部を混合溶解した中に、α−アミラーゼ3A0.45質量部を加えて混合・分散させシハロホップブチル 6.7%、ベンフレセート 26.8%およびMCPBエチル 10.7%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、得られたオイルプレミックス22.37質量部を実施例3で得られたシメトリン基粒 77.63質量部に吸収させて、シメトリン 4.5%、シハロホップブチル1.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する本発明の農薬粒剤を得た。
実施例5
シハロホップブチル原体(純度96.5%) 6.93質量部、ベンフレセート原体(純度98.7%) 27.18質量部、MCPBエチル原体(純度91.0%) 11.80質量部、ビニサイザー20 22.35質量部、アイソゾール400 4.47質量部、シクロヘキサノール(関東電化工業(株)製) 26.82質量部を混合溶解した中に、α−アミラーゼ3A 0.45質量部を加えて混合・分散させシハロホップブチル 6.7%、ベンフレセート 26.8%およびMCPBエチル 10.7%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、得られたオイルプレミックス 22.37質量部を実施例3で得られたシメトリン基粒 77.63質量部に吸収させて、シメトリン 4.5%、シハロホップブチル 1.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する本発明の農薬粒剤を得た。
比較例1
実施例1で得られたシメトリンプレミックス 5.44質量部、ロカヘルプ439 5.14質量部、セロゲン7A 4.11質量部、及びクレー 85.30質量部 の混合粉末に、ニューコール291PG 0.03%の水溶液 29.00質量部を加え、実施例1と同様の方法で、練合、造粒、乾燥及び整粒を行い、シメトリン 4.6%を含有する基粒を得た。
ポリ袋の中で、シメトリン基粒 97.36質量部に、MCPBエチル原体(純度91.0%) 2.64質量部を吸収させて、シメトリン 4.5%、及びMCPBエチル 2.4%を含有する農薬粒剤を得た。
比較例2
実施例2で得られたシメトリンプレミックス 9.86質量部、ロカヘルプ439 10.96質量部、アミコールNo.1 2.19質量部、トリポリリン酸ソーダ 3.29質量部、ネオペレックスNo.6Fパウダー 1.64質量部、豊順ベントナイト穂高印 32.87質量部及びカルフィン600 39.19質量部の混合粉末に、常水 20.00質量部を加え、実施例1と同様の方法で、練合、造粒、乾燥及び整粒を行い、シメトリン 4.9%を含有する基粒を得た。
ベンフレセート原体(純度98.7%) 69.72部、及びMCPBエチル原体(純度91.0%) 30.28質量部を混合溶解し、ベンフレセート 68.8%及びMCPBエチル 27.6%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、シメトリン基粒 91.28質量部に、オイルプレミックス 8.72質量部を吸収させて、シメトリン 4.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する農薬粒剤を得た。
比較例3
シハロホップブチル原体(純度96.5%) 6.93質量部、ベンフレセート原体(純度98.7%) 27.18質量部、MCPBエチル原体(純度91.0%) 11.80質量部、ビニサイザー20 22.35質量部、アイソゾール400 31.29質量部を混合溶解した中に、α−アミラーゼ3A 0.45質量部を加えて混合・分散させシハロホップブチル 6.7%、ベンフレセート 26.8%およびMCPBエチル 10.7%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、実施例3で得られたシメトリン基粒 77.63質量部に、オイルプレミックス 22.37質量部を吸収させて、シメトリン 4.5%、シハロホップブチル 1.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する農薬粒剤を得た。
比較例4
シハロホップブチル原体(純度96.5%) 6.93質量部、ベンフレセート原体(純度98.7%) 27.18質量部、MCPBエチル原体(純度91.0%) 11.80質量部、ビニサイザー20 22.35質量部、アイソゾール400 4.47質量部、メチルイソブチルカルビノール 26.82質量部を混合溶解した中に、α−アミラーゼ3A 0.45質量部を加えて混合・分散させシハロホップブチル 6.7%、ベンフレセート 26.8%およびMCPBエチル 10.7%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、得られたオイルプレミックス 22.37質量部を実施例3で得られたシメトリン基粒 77.63質量部に、吸収させて、シメトリン 4.5%、シハロホップブチル 1.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する農薬粒剤を得た。
比較例5
シハロホップブチル原体(純度96.5%) 6.93質量部、ベンフレセート原体(純度98.7%) 27.18質量部、MCPBエチル原体(純度91.0%) 11.80質量部、ビニサイザー20 22.35質量部、アイソゾール400 4.47質量部、イソプロピルアルコール 26.82質量部を混合溶解した中に、α−アミラーゼ3A 0.45質量部を加えて混合・分散させシハロホップブチル 6.7%、ベンフレセート 26.8%およびMCPBエチル 10.7%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、得られたオイルプレミックス 22.37質量部を実施例3で得られたシメトリン基粒 77.63質量部に、吸収させて、シメトリン 4.5%、シハロホップブチル 1.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する農薬粒剤を得た。
比較例6
シハロホップブチル原体(純度96.5%) 6.93質量部、ベンフレセート原体(純度98.7%) 27.18質量部、MCPBエチル原体(純度91.0%) 11.80質量部、ビニサイザー20 22.35質量部、アイソゾール400 4.47質量部、ヘキシレングリコール(三井石油化学(株)製) 26.82質量部を混合溶解した中に、α−アミラーゼ3A 0.45質量部を加えて混合・分散させシハロホップブチル 6.7%、ベンフレセート 26.8%およびMCPBエチル 10.7%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、実施例3で得られたシメトリン基粒 77.63質量部に、得られたオイルプレミックス 22.37質量部を吸収させて、シメトリン 4.5%、シハロホップブチル 1.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する農薬粒剤を得た。
比較例7
シハロホップブチル原体(純度96.5%) 6.93質量部、ベンフレセート原体(純度98.7%) 27.18質量部、MCPBエチル原体(純度91.0%) 11.80質量部、ビニサイザー20 22.35質量部、アイソゾール400 4.47質量部、ダワノールDPnB(ジプロピレングリコールn−ブチルエーテル、ダウケミカルカンパニー(株)製) 26.82質量部を混合溶解した中に、α−アミラーゼ3A 0.45質量部を加えて混合・分散させシハロホップブチル 6.7%、ベンフレセート 26.8%およびMCPBエチル 10.7%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、得られたオイルプレミックス 22.37質量部を実施例3で得られたシメトリン基粒 77.63質量部に、吸収させて、シメトリン4.5%、シハロホップブチル1.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する農薬粒剤を得た。
比較例8
シハロホップブチル原体(純度96.5%) 6.93質量部、ベンフレセート原体(純度98.7%) 27.18質量部、MCPBエチル原体(純度91.0%) 11.80質量部、ビニサイザー20 22.35質量部、アイソゾール400 4.47質量部、DMTG(トリエチレングリコールジメチルエーテル、日本乳化剤(株)製) 26.82質量部を混合溶解した中に、α−アミラーゼ3A 0.45質量部を加えて混合・分散させシハロホップブチル 6.7%、ベンフレセート 26.8%およびMCPBエチル 10.7%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、得られたオイルプレミックス懸濁液 22.37質量部を実施例3で得られたシメトリン基粒 77.63質量部に、吸収させて、シメトリン 4.5%、シハロホップブチル 1.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する農薬粒剤を得た。
比較例9
シハロホップブチル原体(純度96.5%) 6.93質量部、ベンフレセート原体(純度98.7%) 27.18質量部、MCPBエチル原体(純度91.0%) 11.80質量部、ビニサイザー20 22.35質量部、アイソゾール400 4.47質量部、シクロヘキサノン(宇部興産(株)製) 26.82質量部を混合溶解した中に、α−アミラーゼ3A 0.45質量部を加えて混合・分散させシハロホップブチル 6.7%、ベンフレセート 26.8%およびMCPBエチル 10.7%を含有するオイルプレミックスを得た。
ポリ袋の中で、実施例3で得られたシメトリン基粒 77.63質量部に、得られたオイルプレミックス懸濁液 22.37質量部を吸収させて、シメトリン 4.5%、シハロホップブチル 1.5%、ベンフレセート 6.0%及びMCPBエチル 2.4%を含有する農薬粒剤を得た。
試製した粒剤の保存中での固結の程度を評価する為に、下記に記載した方法で行った。
固結試験方法
室温条件(20〜25℃)にて、200mL容のマヨネーズ瓶に粒剤100g分に相当するオイルプレミックスを秤取り、続いて粒剤100gに相当するシメトリン基粒を投入する。3分間激しく振り混ぜた後、そのまま室温条件にて20分間静置する。続いて50℃に設定した恒温器内に1時間静置後、5℃の冷蔵庫に静置する。静置3日後に瓶を静かに傾けながら、粒剤の状態、固結の有無を調査する。評価基準は以下の通り。○であれば、実用的には、保存中での固結の問題は発生しない。試験結果を表1に示す。
Figure 2005082547
本発明で得られた、実施例3、及び、実施例5の粒剤を下記に記載した方法で生物試験を行った。試験結果は表2に示してある。
試験例
900cm2のポットに水田土壌を充填し、代掻きした後、休眠覚醒したタイヌビエ、コナギ、ホタルイの種子を播種し、更に休眠覚醒したクログワイの塊茎を植え、2.2葉期の水稲の苗を移植して湛水状態とし、温室内で生育させた。移植25日後、タイヌビエの葉令が3葉期に、各実施例の粒剤を湛水土壌処理し、21日後に下記判定基準に従って除草効果を判定し、その結果を表2.に示した。
Figure 2005082547
表1からわかるように、シメトリンと融点が70℃以下あるいは液体の農薬活性成分とを含有する水田除草粒剤では、ベンジルアルコールあるいはシクロヘキサノールが存在しないと、保存中に粒剤の固結が発生するが、ベンジルアルコールあるいはシクロヘキサノールを添加することにより、保存中での粒剤の固結を防止することができた。また、表2からわかるように、固結が防止された粒剤の生物効果・薬害は良好であった。

Claims (8)

  1. (A)ベンジルアルコール及び/又はシクロヘキサノール、
    (B)シメトリン、及び
    (C)融点が70℃以下の固体もしくは液体の農薬活性成分の中から選ばれる少なくとも1種の農薬活性成分
    を含むことを特徴とする水田除草粒剤組成物。
  2. 成分(C)がMCPBエチル、ベンフレセート、モリネート、ベンチオカーブ、SAP、フェノチオール、ジメピペレート、プレチラクロール及びシハロホップブチルから選択される、請求項1記載の水田除草粒剤組成物。
  3. 成分(C)がMCPBエチル、ベンフレセート及びシハロホップブチルからなる、請求項1又は2記載の水田除草粒剤組成物。
  4. さらに、水とは相溶せず比重が1以下のフタル酸エステル系溶媒及び/又はパラフィン系溶媒、増量剤、吸油剤、結合剤並びに水中崩壊助剤から選択した少なくとも1種の助剤を含む、請求項1〜3のいずれか1項記載の水田除草粒剤組成物。
  5. ベンジルアルコール及び/又はシクロヘキサノール;シメトリン;MCPBエチル;並びにベンフレセート、モリネート、ベンチオカーブ、SAP、フェノチオール、ジメピペレート、プレチラクロール及びシハロホップブチルから選択される少なくとも1種の農薬活性成分を含むことを特徴とする水田除草粒剤組成物。
  6. ベンジルアルコール及び/又はシクロヘキサノール;シメトリン;MCPBエチル;シハロホップブチル;ベンフレセート、モリネート、ベンチオカーブ、SAP、フェノチオール、ジメピペレート及びプレチラクロールから選択される少なくとも1種の農薬活性成分;水とは相溶せず比重が1以下のフタル酸エステル系溶媒及び/又はパラフィン系溶媒;硅石、カオリナイトもしくはパイロフィライトを主成分とする粘土鉱物;パーライトを主成分とする粘土鉱物又は珪藻土;デキストリン;並びにアミラーゼを含むことを特徴とする水田除草粒剤組成物。
  7. シメトリンの配合量(a)に対するベンジルアルコール、シクロヘキサノール及びMCPBエチル配合量の総量(b)の比(b/a)が1.0以上であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の水田除草粒剤組成物。
  8. 成分(A)、成分(C)及び必要に応じて助剤を添加して混合溶解させてなる溶液あるいは分散液を、押し出し造粒法により成型された、成分(B)及び必要に応じ助剤を含む粒剤基粒に吸収させてなることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の水田除草粒剤組成物の製造方法。
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