JP2005082111A - 車両用空調ユニット - Google Patents

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幸夫 尾関
Toshio Ohashi
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Abstract

【課題】車両前後方向の寸法を縮小することのできる車両用空調ユニットを提供する。
【解決手段】ケーシング21内に2つのエバポレータ22A、22Bをそれぞれ直立姿勢で収容すると共に、両エバポレータを車両前方F側から後方R側に向けて開いた平面視ハ字状に並置し、ケーシング内の2つのエバポレータの外側にそれぞれエバポレータ上流部通風路41を確保すると共に、2つのエバポレータの内側に平面視略三角形状のエバポレータ下流部通風路42を確保し、各エバポレータの上側にそれぞれ送風機25A、25Bを配置し、各送風機の吹出口29を下向きに形成して各エバポレータ上流部通風路41にそれぞれ連通させた。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、車室前部のインストルメントパネルの裏側に装備される車両用空調ユニットに関するものである。
従来のこの種の空調ユニットとして、通風抵抗の低減を図るために、ユニットケーシング内に装備した2つのエバポレータを、上から見て僅かに左右に角度を付けたハ字状に並置し、各エバポレータの車両前方側にそれぞれ送風機を配置し、送風機で起こした風を、エバポレータの前から後に向けて流通させるようにした車両空調ユニットがある(例えば、特許文献1参照)。
図6、図7は特許文献1に記載された車両用空調ユニットの構成を示す図で、図6は平面図、図7は側断面図である。各図において、矢印Fは車両前方、矢印Rは車両後方を示している。通風路を構成するユニットケーシング1の内部には、2つのエバポレータ2A、2Bが、上から見て僅かに左右に角度を付けたハ字状に並置されており、各エバポレータ2A、2Bの車両前方側に、それぞれモータ3付きの送風機5A、5Bが配置されている。送風機5の吸込口6は互いに対向する内側に向けて形成され、吹出口7は各エバポレータ2A、2Bの前面側に開口している。
送風機5の吹出口7から送り出された風は、2つのエバポレータ2A、2Bを車両前方側から後方側へ向けて通過し、そのエバポレータ2A、2Bの下流側には、エバポレータ2A、2B通過後の空気流をヒータコア8で加温して送り出す温風通路9と、エバポレータ2A、2B通過後の空気流をそのまま冷風として送り出す冷風通路10と、温風通路9及び冷風通路10の通風割合を制御するエアミックスドア11と、温風通路9の出口から流れてくる温風と冷風口7から流れてくる冷風を混合するエアミックス空間12とが設けられている。そして、この空調ユニットでは、エアミックスドア11の制御により、エアミックス空間12に合流する温風と冷風の割合を調節することにより、車内への吹出空気温度を調節するようになっている。
実開昭62−16507号公報
図6、図7に示した従来の空調ユニットでは、2つのエバポレータ2A、2Bをケーシング1内にハ字状に配置しているものの、ハの字の角度をゆるく設定している関係で、エバポレータ2A、2Bに対して前から後へ風が通過するようになっている。また、前から後へ風が通過する関係から、各エバポレータ2A、2Bの前方に送風機5が配置されている。このため、風の流れはスムーズだが、空調ユニットの前後方向寸法が大きくなるという問題があった。
本発明は、上記事情を考慮し、車両前後方向の寸法を縮小することのできる車両用空調ユニットを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、ケーシング内に2つのエバポレータをそれぞれ直立姿勢で収容すると共に、両エバポレータを車両前方側から後方側に向けて開いた平面視ハ字状に並置し、ケーシング内の前記2つのエバポレータの外側にそれぞれエバポレータ上流部通風路を確保すると共に、2つのエバポレータの内側に平面視略三角形状のエバポレータ下流部通風路を確保し、前記各エバポレータの上側にそれぞれ送風機を配置し、各送風機の吹出口を下向きに形成して前記各エバポレータ上流部通風路にそれぞれ連通させ、前記各エバポレータの上側に配置した送風機からの風を、前記各エバポレータ上流部通風路からエバポレータを通過させて前記エバポレータ下流部通風路に流入させるように構成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の車両用空調ユニットであって、前記2つの送風機を共通の1つのモータで駆動することを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の車両用空調ユニットであって、前記モータを両軸タイプとし、そのモータを前記2つの送風機の間に配置して、モータ軸の両端に各送風機のファンを連結したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、ハ字状に配置したエバポレータの外側(各エバポレータ上流部通風路)から内側(各エバポレータ下流部通風路)へ向けて送風機からの風を通過させるようにしており、しかも、各送風機をエバポレータの上側に配置しているので、車両左右方向寸法の増大を抑制しながら、車両前後方向寸法を小さくすることができて、ユニットの小型化が図れる。
請求項2の発明によれば、2つの送風機を1つのモータで駆動するので、モータの個数を減らせ、そのぶんコストの低減が図れる。
請求項3の発明によれば、2つの送風機の間のスペースにモータを配置したので、ユニットの小型化に寄与することができる。また、両軸タイプのモータを使用して、そのモータ軸の両端に送風機のファンを取り付けたので、モータ軸に加わる負荷バランスを良好に保つことができ、モータの耐久性向上及び振動の低減を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は実施形態の空調ユニットの主要内部要素を透視して示す分解斜視図、図2は同空調ユニットを車両に装備した状態を示す概略側断面図、図3は図2のIII方向から見た内部主要素の配置関係を示す正面図、図4は図2のIV方向から見た内部主要素の配置関係を示す平面図、図5はエバポレータに対する風の流れについて説明するための平面図である。
この空調ユニット20の本体ケーシング21の内部には、2つのエバポレータ22A、22Bと、ヒータコア38と、エアミックスドア39とが配置されている。2つのエバポレータ22A、22Bは、それぞれ直立姿勢で、車両前方側から後方側に向けて開いた平面視ハ字状に並置されている。
この場合の各エバポレータ22A、22Bと車幅方向(左右方向)とのなす角度θは、従来よりも大きい、例えば60度程度(大体30度〜70度くらいの範囲)に設定されており、エバポレータ22A、22Bの上流側通風面は、車両の前方向及び左右方向に対して同程度の角度で向いている。つまり、各エバポレータ22A、22Bの上流側通風面は、左右方向に大きな角度を持ちながら斜め前方を向いている。
また、ヒータコア38は、ハの字に並置された2つのエバポレータ22A、22Bの開放側を塞ぐ位置に、自身と2つのエバポレータ22A、22Bとで略正三角形状の空間を囲むように直立姿勢で配置されている。そして、本体ケーシング21内の2つのエバポレータ22A、22Bの外側に、それぞれエバポレータ上流部通風路41が確保されると共に、2つのエバポレータ22A、22Bの内側に、平面視三角形状のエバポレータ下流部通風路42が確保されている。
また、各エバポレータ22A、22Bの上側に、それぞれ送風機25A、25Bが配置されている。送風機25A、25Bは、多翼式のファン26と、スクロールケーシング27とを備えるもので、スクロールケーシング27の側面に形成された吸込口28をそれぞれ左右方向外側を向けて、本体ケーシング21に連結されている。また、吹出口29はスクロールケーシング27の下面に形成されており、本体ケーシング21の上面に設けた開口30を介して、各エバポレータ上流部通風路41の上部にそれぞれ連通している。従って、各送風機25A、25Bからの風は、図5に矢印Aで示すように、各エバポレータ上流部通風路41からエバポレータ22A、22Bを通過して、エバポレータ下流部通風路42に流入するようになっている。
ここで、2つの送風機25A、25Bは1つの両軸タイプのモータ50で駆動するようになっている。即ち、2つの送風機25A、25Bのスクロールケーシング27の間には空間が確保されており、その空間にモータ50が配置されている。そして、モータ軸51の両端51a、51bに、各送風機25A、25Bのファン26が連結されている。
また、本体ケーシング21内のエバポレータ下流部通風路42の下流側には、エバポレータ22A、22B通過後の空気流をヒータコア38で加温して送り出す温風通路31(矢印で示す)と、エバポレータ22A、22B通過後の空気流をそのまま冷風として送り出す冷風通路32(矢印で示す)とが確保されており、温風通路31及び冷風通路32の通風割合を制御できるようにエアミックスドア39が設けられ、その上側に、温風通路31から流れてくる温風と冷風通路32から流れてくる冷風を混合するエアミックス空間33が確保されている。このエアミックスドア39は、ヒータコア38の上端に回動支点39aを持つ回動式のもので、ヒータコア38と2つのエバポレータ22A、22Bとで囲まれる平面視三角形の空間内に配置されている。そして、このエアミックスドア39の回動位置を制御することにより、エアミックス空間33に合流する温風と冷風の割合を調節して、車内への吹出空気温度を調節するようになっている。
なお、エアミックス空間33には、ベントダクト61やデフダクト62が連通しており、各ダクト61、62の基部にはベントドア63やデフドア64が設けられている。
次に作用を説明する。
モータ50を作動させると、送風機25A、25Bのファン26の回転により生じる空調風は、下向きの吹出口29からエバポレータ上流部通風路41に入り、エバポレータ22A、22Bを外側から内側に水平に通過して、エバポレータ下流部通風路42に流入する。この間、空調風はエバポレータ22A、22Bによって除湿・冷却される。エバポレータ22A、22Bを通過した空調風は、エアミックスドア39の位置により、エバポレータ下流部通風路42から、ヒータコア38を通過する温風通路31とヒータコア38を通過しない冷風通路32のいずれかに流れて、エアミックス空間33に至り、ここからいずれかのダクト及び吹出口を介して車内へ吹き出される。
例えば、フルクールモードの場合は、ヒータコア38を加温モードにせずに、冷風通路32を全開にして空調風を流す。それにより、冷風がそのまま車内へ吹き出される。また、ヒートモードの場合は、ヒータコア38を加温モードにし、温風通路31を全開にし空調風を流す。それにより、エバポレータ22A、22Bを通過した空調風がヒータコア38により加温されて車内へ吹き出される。また、エアミックスモードの場合は、エバポレータ22A、22B通過後の空調風を、冷風通路32及び温風通路31を介してエアミックス空間33に合流させることで、ヒータコア38通過後の温風とバイパスする冷風とをエアミックス空間33で混合して、車内へ吹き出させる。従って、エアミックスドア39の制御によって、車内へ吹き出す空調風の温度調節を行うことができる。
このように空調を行う場合、エバポレータ22A、22Bがハ字状に配置されることによって、通風面積が大幅に拡大されているので、低騒音・高風量を実現することができる。また、ハ字状に配置されることによって、エバポレータ22A、22Bが横一列に並ぶ場合と違って配置幅寸法が抑えられるので、空調ユニットの幅寸法が抑えられる。
また、ハ字状に配置したエバポレータ22A、22Bの外側(各エバポレータ上流部通風路41)から内側(各エバポレータ下流部通風路42)へ向けて送風機25A、25Bからの風を通過させるようにしており、しかも、各送風機25A、25Bをエバポレータ22A、22Bの前側ではなく上側に配置しているので、車両左右方向寸法の増大を抑制しながら、車両前後方向寸法を小さくすることができて、ユニットの小型化が図れる。
また、2つの送風機25A、25Bを1つのモータ50で駆動するので、モータ50の個数を減らせ、そのぶんコストの低減が図れる上、2つの送風機25A、25Bの間のスペースにモータ50を配置しているので、ユニットの小型化に寄与することができる。更に、両軸タイプのモータ50の軸51の両端51a、51bに送風機25A、25Bのファン26を取り付けているので、モータ軸51に加わる負荷バランスを良好に保つことができ、モータ50の耐久性向上及び振動の低減を図ることができる。
なお、上記実施形態では、2つのエバポレータ22A、22Bを全く別のものとして構成しているが、両者を一体に連結してもよい。
本発明の実施形態の空調ユニットの主要内部要素を透視して示す分解斜視図である。 同空調ユニットを車両に装備した状態を示す概略側断面図である。 図2のIII方向から見た内部主要素の配置関係を示す正面図である。 図2のIV方向から見た内部主要素の配置関係を示す平面図である。 エバポレータに対する風の流れについて説明するための平面図である。 従来の車両用空調ユニットの構成を示す平面図である。 同側断面図である。
符号の説明
21 ケーシング
22A,22B エバポレータ
41 エバポレータ上流部通風路
42 エバポレータ下流部通風路
25A,25B 送風機
29 吹出口
50 モータ
51 モータ軸
51a,51b 両端

Claims (3)

  1. ケーシング(21)内に2つのエバポレータ(22A、22B)をそれぞれ直立姿勢で収容すると共に、両エバポレータ(22A、22B)を車両前方側から後方側に向けて開いた平面視ハ字状に並置し、ケーシング(21)内の前記2つのエバポレータ(22A、22B)の外側にそれぞれエバポレータ上流部通風路(41)を確保すると共に、2つのエバポレータ(22A、22B)の内側に平面視略三角形状のエバポレータ下流部通風路(42)を確保し、前記各エバポレータ(22A、22B)の上側にそれぞれ送風機(25A、25B)を配置し、各送風機(25A、25B)の吹出口(29)を下向きに形成して前記各エバポレータ上流部通風路(41)にそれぞれ連通させ、前記各エバポレータ(22A、22B)の上側に配置した送風機(25A、25B)からの風を、前記各エバポレータ上流部通風路(41)からエバポレータ(22A、22B)を通過させて前記エバポレータ下流部通風路(42)に流入させるように構成したことを特徴とする車両用空調ユニット。
  2. 請求項1記載の車両用空調ユニットであって、
    前記2つの送風機(25A、25B)を共通の1つのモータ(50)で駆動することを特徴とする車両用空調ユニット。
  3. 請求項2記載の車両用空調ユニットであって、
    前記モータ(50)を両軸タイプとし、そのモータ(50)を前記2つの送風機(25A、25B)の間に配置して、モータ軸(51)の両端(51a、51b)に各送風機(25A、25B)のファン(26)を連結したことを特徴とする車両用空調ユニット。
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