JP2005080892A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 加熱手段、水位検知手段が残滓物により汚染されることがなく、汚染による不具合が発生しない食器洗浄機を得る。
【解決手段】 洗浄槽2内に収容される食器類19を収納する食器かご20、洗浄槽2内の洗浄水やすすぎ水を食器類19に向け噴射する噴射ノズル18、この噴射ノズル18に洗浄水やすすぎ水を供給するとともに洗浄槽2内の洗浄水やすすぎ水を機体1外に排水する噴射排水兼用ポンプ15、洗浄槽2の外部に設けられ、機体1外部から給水管4を介して給水された水を貯める貯湯タンク3と、貯湯タンク3から洗浄槽2に給湯する給湯ポンプ6及び貯湯タンク3内に設けられた加熱手段7と水位検知手段とを備える。
【選択図】 図2

Description

この発明は、食器洗浄機に関し、詳しくは洗浄槽の外に貯湯タンクを具備した食器洗浄機の構造に関するものである。
従来、発熱体を内部に組み込んだ加熱手段を洗浄槽外に設けた食器洗浄機は、次のようなものがある。
発熱体を内部に組み込んだ加熱手段を洗浄槽外に設け、洗浄工程では、機体外から洗浄水が、洗浄槽に供給され、水位検知手段により既定水位が検知されると、給水が停止、洗浄水が洗浄ポンプにより洗浄ノズルに供給されるのと同時に、第一の循環水路及び洗浄水供給口を介して洗浄槽外の加熱手段に供給され、加熱手段内に設けられた発熱体に通電し洗浄水は加熱される。加熱された洗浄水は加熱手段から第二の循環水路を介して洗浄槽へ供給され、これを繰り返すことによって洗浄水は洗浄所定温度まで加熱される。それから、乾燥工程では換気ファンを動作させ、外気供給口を介して機外の空気を加熱手段へ送り込み、発熱体は送り込まれた空気を加熱する。加熱された空気は第二の循環水路を介し洗浄槽へ供給され、洗浄された食器等を乾燥させ、機外へ排出される。従って、加熱手段は洗浄工程では洗浄水を洗浄所定温度まで加熱し、洗浄槽へ供給することができ、乾燥工程では外気を乾燥所定温度まで加熱し、洗浄槽へ供給することができる(例えば、特許文献1参照)。
また、従来、内部に加熱手段を設けた食器洗浄機用貯湯タンクが示されている(例えば、特許文献2参照)。
また、従来、貯湯タンクにオーバーフロー管を設けた食器洗浄機は、次のようなものがある。貯湯タンクおよび洗浄槽の内部に、加熱手段および温度検知手段が配設されている。貯湯タンクには、すすぎ水を溢れさせるためオーバーフロー管が設けられており、オーバーフロー水位を越えたときに、その越えた分のすすぎ水を溢れさせるようになっている(例えば、特許文献3参照)。
特許第3407408号公報(第4〜5頁、第1図) 実公平5−17022号公報(第2〜3頁、第1、4図) 特開2002−253464号公報(第2〜3頁、第1図)
従来の食器洗浄機(特許文献1)では、洗浄槽外に加熱手段を設けているが、洗浄水の循環経路に配設されており、残滓物の混ざった洗浄水が加熱手段を通過するので、残滓物が加熱手段に停滞し、乾燥時に加熱されることで異臭や煙が発生するという問題点があった。また、水位検知手段も洗浄槽と直結されていることが多く、油分や残滓物の混ざった洗浄水が水位検知手段を汚染し、水位検知手段に付着することで正常に動作しない等の不具合が発生し、最悪は機体外に漏水してしまい、床やカーペットを汚損するという問題点があった。
また、貯湯タンク及び加熱手段が洗浄水やすすぎ水の循環経路にあるため、給水した水が洗浄やすすぎに適した温度に達していない状態から、洗浄やすすぎを実行し動作中に加熱して、温度を適性温度に持っていく必要があり、洗浄やすすぎ時間が長くなり電気代等のコストが上がるという問題点があった。また、洗浄やすすぎを既定の時間で動作する設定の場合、洗浄水やすすぎ水が適正温度に到達していない状態で洗浄やすすぎが終了してしまうことがあり、洗浄やすすぎ性能にばらつきがでて、食器の洗い上がりが悪くなるという問題点があった。
また、従来の食器洗浄機(特許文献2)では、洗浄槽の内部例えば下部に、加熱手段が設けられているので使用中または、食器のセット中に食器、例えば箸などが食器かごから落下、加熱手段に接触して溶けたり、焦げたりするという問題点があった。また、水位検知手段の不具合等から、洗浄槽に水が無い状態で加熱手段が加熱され、洗浄槽自体が溶けたり、焦げたりするという問題点もあった。
また、給水される水の流れにより温度が変化して安定しないという問題があった。
また、従来の食器洗浄機(特許文献3)では、貯湯タンクのオーバーフロー管はオーバーフローとしての能力しかなく、乾燥時の乾燥風の経路は別途設ける必要があり、構造が複雑でコストがかかるという問題もあった。
この発明はかかる課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、加熱手段、水位検知手段を洗浄水やすすぎ水の循環経路に配置しないことにより、加熱手段、水位検知手段が残滓物により汚染されることがなく、汚染による不具合や、乾燥時に加熱手段に停滞した残滓物が加熱されることによる異臭が発生しない食器洗浄機を得るものである。
さらに、第2の目的は、洗浄水やすすぎ水を最初から既定の温度で洗浄及びすすぎの行程を実施することで洗浄性能が向上した食器洗浄機を得るものである。
また、第3の目的は、食器類、例えば箸のような小物が溶けたり、焦げたりせず、何らかの不具合が生じた場合でも、洗浄槽が溶けたり、焦げたりしない安全性の向上した食器洗浄機を得るものである。
また、第4の目的は、乾燥風の送風管と、貯湯タンクのオーバーフロー管を兼用することで構造を簡略化し、低コストの食器洗浄機を得るものである。
この発明にかかる食器洗浄機においては、機体内部に設けられた洗浄槽、この洗浄槽内に収容される食器類を収納する食器かご、前記洗浄槽内の洗浄水やすすぎ水を前記食器類に向け噴射する噴射ノズル、この噴射ノズルに前記洗浄水や前記すすぎ水を供給する噴射ポンプ及び前記洗浄槽内の前記洗浄水や前記すすぎ水を機体外に排水する排水ポンプを備えた食器洗浄機において、前記洗浄槽の外部に設けられ、機体外部から給水手段を介して給水された水を貯める貯湯タンクと、前記貯湯タンクから前記洗浄槽に給湯する給湯ポンプと、を備え、前記貯湯タンク内には、加熱手段と、前記給水された水の水位を検知する水位検知手段と、
を備え、前記食器類を洗浄するときに、前記水位検知手段により検知された水位に基づいて前記加熱手段により前記給水された水の加熱を行うものである。
この発明は、洗浄槽の外部に設けられ、機体外部から給水手段を介して給水された水を貯める貯湯タンクと、前記貯湯タンクから前記洗浄槽に給湯する給湯ポンプと、を備え、前記貯湯タンク内には、加熱手段と、前記給水された水の水位を検知する水位検知手段と、を備え、前記食器類を洗浄するときに、前記水位検知手段により検知された水位に基づいて前記加熱手段により前記給水された水の加熱を行うので、加熱手段、水位検知手段を洗浄水やすすぎ水の循環経路に配置しないことにより、加熱手段、水位検知手段が残滓物により汚染されることがなく、汚染による不具合や、乾燥時に加熱手段に停滞した残滓物が加熱されることによる異臭が発生しないようにすることができる。
また、加熱手段を洗浄水やすすぎ水の循環経路に配置しないことにより、洗浄水やすすぎ水を最初から既定の温度で洗浄及びすすぎの行程を実施することで洗浄性能を向上させることができる。
また、加熱手段を洗浄槽内に設けていないので食器類、例えば、箸のような小物が溶けたり、焦げたりせず、何らかの不具合が生じた場合でも、洗浄槽が溶けたり、焦げたりしないので安全性の向上を図ることができる。
また、洗浄を行なっている時に、次の行程のすすぎ水を加熱して準備できるので、全行程の時間が短縮できる。
実施の形態
図1はこの発明における実施の形態の食器洗浄機が収められるキッチンシステムの斜視図、図2は実施の形態の食器洗浄機を横から見た断面図、図3は実施の形態の食器洗浄機の正面カバーを外した状態の正面図、図4は実施の形態の食器洗浄機内に収容されている貯湯タンクの断面図、図5は食器洗浄機の動作を示す概念図である。これらの図により全体構成について説明する。
図1において、流し台101にはカウンター102、シンク部103の他、シンク部103のそばに食器洗浄機が装備されており、カウンター102側に食器洗浄機の蓋体26、流し台101の前面扉側に操作スイッチを有する操作部27が配置されている。
図2乃至図5において、食器洗浄機の機体1には、流し台101のカウンター102側に開口部を有する洗浄槽2、流し台101の前面扉側に配置された貯湯タンク3、外部からの水を給水する給水管4、貯湯タンク3に取り付けられ、給水管からの水を貯湯タンク3に給水する給水弁5、給湯ポンプ6、貯湯タンク3と給湯ポンプ6を接続してい給湯管A10、給湯ポンプ6と洗浄槽2を接続している給湯管B11が設けられている。そして、貯湯タンク3内には、給水された水を加熱するための加熱手段7、貯湯タンク3に給水された水の、第1の水位を検知するための水位検知手段A8、貯湯タンク3に給水された水の、第2の水位を検知するための水位検知手段B9、貯湯タンク3内の水温や空気の温度を検知する温度検知手段29が設けられている。
なお、5図に示すように給湯管11に接続された洗浄槽2の給湯口11a、は貯湯タンク3の最高水位より高い位置に設定されている。貯湯タンク3の最高水位は、後述の貯湯タンク3に接続され、オーバーフロー管を兼用する送風管B14の送風口14aの高さであり、貯湯タンク3の水が大気圧で洗浄槽2に流入するのを防止している。
また、貯湯タンク3と送風手段12とを接続している送風管A13に蒸気・湯気遮断手段30が設けられており、蒸気・湯気遮断手段30は貯湯タンク3内で発生した蒸気や湯気が送風手段12に浸入させない構造となっている。さらに、送風手段12、送風管A13が貯湯タンク3に一体に組込まれている。また、貯湯タンク3と洗浄槽2は送風管B14で接続されている。
このように、洗浄槽2内には加熱手段7を設けていないので、洗浄槽2内の清掃時に、邪魔になるものが少ないので、清掃がし易い構造となっている。
また、貯湯タンク3には加熱手段7、水位検知手段A8、水位検知手段B9等を内包して、機体1の前面に配置してあるので、この部分に不具合が発生しても、簡単に交換や修理がおこなえるので、サービス性が良い構造となっている。
さらに、湯溜め部21と噴射排水兼用ポンプ15は送水管A16で接続され、噴射排水兼用ポンプ15と噴射ノズル18は送水管B17で接続されている。湯溜め部21にはフィルター22が設けられている。
また、食器かご20には食器類19が載置されており、食器類19は上面の蓋体26を開けることにより、洗浄槽2への出し入れが自在である。また、湯溜め部21と噴射排水兼用ポンプ15は排水管A23で接続され、噴射排水兼用ポンプ15と外部排水管25は排水管24で接続されている。
なお、制御手段は図示してないが操作部27の内側に設けられている。
次に、動作について図5により説明する。まず、洗浄コースをスタートさせると給水弁5が開き、給水管4を通り貯湯タンク3に外部から水が供給され、貯まりはじめる。貯湯タンク3に水が貯まり、水位検知手段A8により第1の水位が検知されると給水弁5が閉じ、加熱手段7に通電され水が加熱され、貯湯タンク3内に蒸気が発生する。蒸気は貯湯タンク3内の圧力が高まることで、送風管B14を通り洗浄槽2に供給される。洗浄槽2に供給された蒸気は、食器類19の温度をあげたり、洗浄前の食器類19に付着している汚れ分を蒸らし、洗浄時に汚れを落ち易くすることができる。
この時、送風手段12は送風管A13で貯湯タンク3と接続されているが、送風管A13内に蒸気、湯気遮蔽手段30が設けられており、送風手段12に蒸気や湯気が浸入することはなく、不具合が発生しない構造となっている。
そして、蒸気による食器の昇温や汚れの蒸らしが所定時間を経過すると、再び給水弁5が開き、給水管4を通り外部から貯湯タンク3に外部から水が供給され、貯まりはじめる。貯湯タンク3に水が貯まり、水位検知手段B9により第2の水位が検知されると給水弁5が閉じ、水が加熱され、洗浄に適した温度になるまで加熱手段7に通電される。適正温度に到達したかどうかは、貯湯タンク3内に設置された温度検知手段29により判断され、適正温度に到達すると、加熱手段7の通電を停止し、給湯ポンプ6を動作させて貯湯タンク3から洗浄槽2へ給湯される。そして、所定時間動作し洗浄槽2に湯が給湯された後、給湯ポンプ6は停止する。
次に、噴射排水兼用ポンプ15が噴射で動作をはじめると、洗浄槽2に溜められた湯が湯溜め部21から洗浄水として噴射ノズル18に圧送され、食器類19に向かって噴射される。噴射された洗浄水は湯溜め部21に集まり、噴射排水兼用ポンプ15によって噴射ノズル18に圧送され食器類19に向かって噴射を繰り返し、洗浄水が循環しながら食器類19が洗浄される。この時、循環している洗浄水には残滓物が混ざっているが、貯湯タンク3は循環経路からはずしてあるので、貯湯タンク3、加熱手段7、水位検知手段A8、水位検知手段B9、温度検知手段29は常に外部からの水しか通過しないので、残滓物による汚染が無く清潔性が保てる構造となっている。
洗浄がはじまると、並行して給水弁5が開き、給水管4を通り外部から貯湯タンク3に外部から水が供給され、貯まりはじめる。貯湯タンク3に水が貯まり、水位検知手段B9により第2の水位が検知されると給水弁5が閉じ、水が加熱され、すすぎに適した温度になるまで加熱手段7に通電される。 適正温度に到達したかどうかは、貯湯タンク3内に設置された温度検知手段29により判断され、適正温度に到達すると、加熱手段7への通電を一旦停止するが、所定時間の洗浄が終了するまで、適正温度を保つように、加熱手段7を断続的に通電する。これにより、洗浄後、すぐに適正温度のすすぎ水が供給でき時間の短縮が図れる。
そして、所定時間が経過し洗浄が終了すると、噴射排水兼用ポンプ15の噴射動作が停止、排水の動作をはじめ、洗浄槽2内の洗浄水が機体外へ排水される。噴射排水兼用ポンプ15が所定時間排水動作を行なった後、噴射排水兼用ポンプ15は停止する。その後、給湯ポンプ6を動作させて貯湯タンク3から洗浄槽2へ給湯され、所定時間動作した後、給湯ポンプ6は停止する。
次に、噴射排水兼用ポンプ15が噴射で動作をはじめると、洗浄槽2に溜められた湯が湯溜め部21からすすぎ水として噴射ノズル18に圧送され、食器類19に向かって噴射される。噴射されたすすぎ水は湯溜め部21に集まり、噴射排水兼用ポンプ15によって噴射ノズル18に圧送され食器類19に向かって噴射を繰り返し、すすぎ水が循環しながら食器類19がすすがれる。すすぎが終了すると、噴射排水兼用ポンプ15の噴射動作が停止、排水の動作をはじめ、洗浄槽2内の洗浄水が機体外へ排水される。噴射排水兼用ポンプ15が所定時間排水動作を行った後、噴射排水兼用ポンプ15は停止する。その後、給湯ポンプ6を動作させて貯湯タンク3から洗浄槽2へ給湯される。所定時間動作した後、給湯ポンプ6は停止、再びすすぎが行われる。通常すすぎは複数回行われる。
最終のすすぎ行程と、並行して給水弁5が開き、給水管4を通り外部から貯湯タンク3に外部から水が供給され、貯まりはじめる。貯湯タンク3に水が貯まり、水位検知手段A8により第1の水位が検知されると給水弁5が閉じる。最終のすすぎ行程が終了すると、噴射排水兼用ポンプ15の噴射動作が停止、排水での動作をはじめ、洗浄槽2内の洗浄水が機体外へ排水される。噴射排水兼用ポンプ15が所定時間排水動作を行なった後、噴射排水兼用ポンプ15は停止する。
その後、加熱手段7に通電され水が加熱され、貯湯タンク3内に蒸気が発生する。蒸気は貯湯タンク3内の圧力が高まることで、送風管B14を通り洗浄槽2に供給される。洗浄槽2に供給された蒸気は、洗浄、すすぎ後の食器類19の温度をあげることで食器類19を殺菌することができる。
蒸気による食器類19の殺菌行程が所定時間を経過すると、乾燥行程がはじまり送風手段12が動作をはじめ、水の無い貯湯タンク3に外気を送り込む。この時、加熱手段7に通電され、送り込まれた空気を乾燥の適正温度まで昇温する。 貯湯タンク3内で昇温された空気は送風手段12の圧力で、貯湯タンク3から洗浄槽2へと送られ、昇温された空気の流れを洗浄槽2に発生させ食器類19の乾燥を行なう。この時、加熱手段7は残滓物による汚染が無いので、残滓物が加熱されることによる異臭が発生しない。
また、乾燥に使用している送風管B14は、貯湯タンク3の水位検知手段A8及び水位検知手段B9に、何らかの異常が発生した場合、貯湯タンク3内の水を洗浄槽にオーバーフローさせるオーバーフロー管として利用できるので、オーバーフロー専用の構造を必要とせず、兼用できるので構造が簡略化できる。
そして、所定時間が経過すると乾燥行程が終了し、全工程の1サイクルが完了する。
以上のように、洗浄槽2の外部に設けられ、機体1の外部から給水された水を貯める貯湯タンク3と、貯湯タンク3から洗浄槽2に給湯する給湯ポンプと、を備え、貯湯タンク3内には、加熱手段7と、水位検知手段A8、水位検知手段B9と、を備えたので、加熱手段7、水位検知手段A8、水位検知手段B9が残滓物により汚染されることがなく、汚染による不具合や、乾燥時に加熱手段7に停滞した残滓物が加熱されることによる異臭が発生しないようにすることができる。
また、洗浄水やすすぎ水を最初から既定の温度とすることができ、洗浄性能を向上させることができる。
さらに、例えば、箸のような小物が溶けたり、焦げたりせず、何らかの不具合が生じた場合でも、洗浄槽2が溶けたり、焦げたりしないので安全性の向上を図ることができる。
また、洗浄を行なっている時に、次の行程のすすぎ水を加熱して準備できるので、全行程の時間が短縮できる。
さらに、食器類19を乾燥するときに、水の無い貯湯タンクに送風管Aを介して送風する送風手段12と、送風手段で送風された空気を加熱手段7で加熱して前記貯湯タンクから洗浄槽2に送風する送風管B14とを備えたので、加熱手段7の汚れもなく清浄な空気を送風することができる。
また、送風管B14と洗浄槽2との連結口の位置を、洗浄槽2の下面近傍に配置したので、食器類19全体に加熱された空気が送られる。
さらに、複数の水位検知手段A8、水位検知手段B9を備え、複数の異なる水位を検知するので、検知水位によって水を容易に蒸気や湯に切り替えることができる。
また、送風管B14と貯湯タンク3のオーバーフロー管を兼用するので、オーバフロー専用の構造を必要とせず、構造が簡略化できる。
さらに、貯湯タンク3は、流し台101の前面扉側になるように配置したので、サービスをし易くすることができる。
また、送風手段12と送風管A13を貯湯タンク3に一体に組込んだので、送風管A13を短くすることができ、ユニットとして交換もでき、サービスをし易くすることができる。
また、給湯口14aを貯湯タンク3の最高水位より高い位置に設定したので、貯湯タンク3の水が洗浄槽2に流入するのを防止することができる。
さらに、送風管A13内に、送風手段12への蒸気、または、湯気の浸入を防ぐための蒸気・湯気遮断手段30を設けたので、送風手段12の不具合を防止することができる。
なお、本実施の形態では、キッチンシステムに組み込まれ、流し台101のカウンター102側に蓋体26を備え、食器類19の出し入れを上面から行なう構成となっているが、キッチンシステムに組み込まれ洗浄槽2を流し台101の前面に引出すものや、キッチンシステムに組み込まれない、独立した機体のものにおいても、同様の効果を有するものである。
また、本実施の形態では、噴射と排水を兼用ポンプである噴射排水兼用ポンプ
15で実施しているが、それぞれ単独の噴射ポンプ、排水ポンプという構成にしても、同様の動作を得ることができる。
また、本実施の形態では、貯湯タンク3をサービス性を考慮し、流し台101の前面扉側になるように機体1の前面に配置したが構造上、機体1の下部、側面に配置してもよい。また、キッチンシステムに組み込まれない、独立した機体のものは、貯湯タンク3を 扉26の設けられていない機体1の面でサービス性のよい面側に配置してもよい。
また、本実施の形態では、洗浄槽2と貯湯タンク3は別体で構成しているが、前記両者を接合して接合面に連結口を形成し、送水管を省略してもよい。このとき、連結口には連結口開閉弁を取付ければより確実である。
また、本実施の形態では、送風管B14をオーバーフロー管として兼用したが、給湯管11を送風管として兼用も可能である。
この発明の実施の形態を示す食器洗浄機が収められるキッチンシステムの斜視図である この発明の実施の形態を示す食器洗浄機を横から見た断面図である この発明の実施の形態を示す食器洗浄機の正面カバーを外した状態の正面図である この発明の実施の形態を示す食器洗浄機内に収容されている貯水タンクの断面図 この発明の実施の形態を示す実施の形態の食器洗浄機の動作を示す概念図である
符号の説明
1 機体、2 洗浄槽、3 貯湯タンク、4 給水管、5 給水弁、6 給湯ポンプ、7 加熱手段、8 水位検知手段A、9 水位検知手段B、10 給湯管A、11 給湯管B、12 送風手段、13 送風管A、14 送風管B、15 噴射排水兼用ポンプ、16 送水管A、17 送水管B、18 噴射ノズル、19 食器類、20 食器かご、30 蒸気、湯気遮断手段。

Claims (9)

  1. 機体内部に設けられた洗浄槽、この洗浄槽内に収容される食器類を収納する食器かご、前記洗浄槽内の洗浄水やすすぎ水を前記食器類に向け噴射する噴射ノズル、この噴射ノズルに前記洗浄水や前記すすぎ水を供給する噴射ポンプ及び前記洗浄槽内の前記洗浄水や前記すすぎ水を機体外に排水する排水ポンプを備えた食器洗浄機において、
    前記洗浄槽の外部に設けられ、機体外部から給水手段を介して給水された水を貯める貯湯タンクと、
    前記貯湯タンクから前記洗浄槽に給湯する給湯ポンプと、
    を備え、
    前記貯湯タンク内には、加熱手段と、
    前記給水された水の水位を検知する水位検知手段と、
    を備え、
    前記食器類を洗浄するときに、前記水位検知手段により検知された水位に基づいて前記加熱手段により前記給水された水の加熱を行うことを特徴とする食器洗浄機。
  2. 食器類を乾燥するときに、水の無い貯湯タンクに送風管Aを介して送風する送風手段と、
    この送風手段で送風された空気を加熱手段で加熱して前記貯湯タンクから洗浄槽に送風する送風管Bとを備えたことを特徴とする請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 送風管Bと洗浄槽との連結口の位置を、前記洗浄槽の下面近傍に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2記載の食器洗浄機。
  4. 水位検知手段を複数備え、複数の異なる水位を検知することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の食器洗浄機。
  5. 送風管Bと貯湯タンクのオーバーフロー管を兼用することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の食器洗浄機。
  6. 貯湯タンクは、流し台の前面扉側になるように配置したことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の食器洗浄機。
  7. 送風手段と送風管Aを貯湯タンクに一体に組込んだことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の食器洗浄機。
  8. 貯湯タンクから給湯ポンプを介し洗浄槽へ給湯する給湯口を前記貯湯タンクの最高水位より高い位置に設定したことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の食器洗浄機。
  9. 送風管A内に、送風手段への蒸気、または、湯気の浸入を防ぐための蒸気・湯気遮断手段を設けたことを特徴とする請求項2乃至請求項8のいずれかに記載の食器洗浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009106488A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Rinnai Corp 食器洗浄機

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