JP2008005989A - 食器洗い機 - Google Patents

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Abstract

【課題】洗剤を損失なく水に溶かして、高濃度の洗剤水溶液を迅速に得ることが出来、洗浄力及び効率が良好である食器洗い機を提供する。
【解決手段】食器洗い機100の筐体1の内部に設けられた洗浄槽2は、食器かご3と、食器かご3に載置された食器18に向けて水を噴射する回転洗浄ノズル11,11と、筐体1の背面及び上面の中央部に沿って延設する筒状の固定洗浄ノズル20と、回転洗浄ノズル11,11及び固定洗浄ノズル20へ加圧水を供給する送水ポンプ7とを備えている。固定洗浄ノズル20の洗浄槽2の上面に沿って延びる上側延設部の先端部には、上側延設部の最先端の噴射口を覆う状態で、洗剤ケース21が取り付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、洗浄力が良好である食器洗い機に関する。
図12は、従来の食器洗い機110を示す模式的正面図である。
食器洗い機110は、洗浄する食器58を収納する洗浄槽42を筐体41の内部に設けており、洗浄槽42の内部には、食器58を載置する食器かご43と、食器かご43の下側に配置され、食器かご43に載置された食器58に向けて水を噴射する回転可能な回転洗浄ノズル51,51と、洗浄槽42の背面に沿って設けられた固定洗浄ノズル53と、回転洗浄ノズル51,51及び固定洗浄ノズル53に加圧水を供給する送水ポンプ47と、洗浄槽42内の洗浄水を加熱するヒータ44とを備えている。
洗浄槽42の側壁には、外部から洗浄槽42へ給水するための給水管56が配設されており、給水管56は給水管56を開放又は閉塞する給水弁55を備えている。
洗浄槽42の底面部の正面側左寄り下部には、制御部52が備えられている。
洗浄槽42の底面部の正面側右寄り部分には、洗浄槽42の内部に給水された水を貯留する貯留部42aが凹設されている。前記送水ポンプ47は、吸い込み管46を介して貯留部42aに接続されている。送水ポンプ47には、送水ポンプ47に内設されたインペラ47aを回転させるための正逆回転式のモータ48が接続されている。
送水ポンプ47の上部には、吐出管49と排水管50とが設けられている。
インペラ47aが正回転する場合、吸い込み管46から吸い込んだ水が、吐出管49を介して、回転洗浄ノズル51,51及び固定洗浄ノズル53へ送られ、回転洗浄ノズル51,51及び固定洗浄ノズル53から水が噴射される。
インペラ47aが逆回転する場合、貯留部42a内の水が、排水管50へ送水され、外部へ排水される。
特許文献1には、発熱素子、流水管及び放熱体を一体化した加熱ユニットと、洗浄槽内を換気する換気ファンと、洗浄槽内と外気を連通する通風ダクトとを備え、加熱ユニットの流水管は洗浄水の循環水路の一部となるようにし、放熱体は通風ダクトの任意の位置に設け、流水管の流水が流れる方向に対し放熱体が略平行となるように配し、発熱素子は流水管の流水が流れる方向に対し略平行で流水管と放熱体の間に位置するように配した食器洗い乾燥機の発明が開示されている。
この食器洗い乾燥機においては、加熱ユニットの流水管が洗浄水の循環水路の一部であるので、加熱ユニットを洗浄槽外に設けることが出来、樹脂製食器等が、食器かごから脱落しても加熱ユニットと接触した状態にならないため、乾燥工程等で加熱ユニットの空焼が生じても食器が解けたり、加熱ユニットと接触し火傷するなどの問題が防止されている。
特許文献2には、発熱素子・流水管を良導体に埋め込むとともに放熱体を設けた加熱ユニット、洗浄槽内を換気する換気ファン、及び洗浄槽内と換気ファンとを連通する通風ダクトを備え、通風ダクトには第1の通風路と第2の通風路とを設け、各通風路は加熱ユニットに対して略同一方向で立体的に配置し、加熱ユニットは、熱交換を行う面の両側に放熱体を有し、第1の通風路及び第2の通風路を加熱ユニットに対して略同一方向からそれぞれの放熱体に対向した配置として、外気が放熱体の両側で熱交換する構成とした食器洗い乾燥機の発明が開示されている。
この食器洗い乾燥機においては、食器の熱変形、焼損、及び火傷が防止されている。
特許第3196371号公報 特許第3287061号公報
図12、特許文献1及び2等の従来の食器洗い機においては、洗剤をドアに設けた洗剤入れに投入した上でドアを閉じ、洗浄ノズルより噴射された水が洗剤を流し落としていた。この場合、洗剤を水により間接的に洗浄槽に投入するので、洗剤が食器等の裏側に残ったり、ドアを閉じた際に洗浄槽に零れ落ち、残水とともに排水されるおそれがあった。
また、自動洗剤投入を行う食器洗い機の場合、ドア等の洗剤ケースに蓋体を設け、機械的に蓋体を開いて水を導き、水とともに洗剤を洗い流していた。この場合、洗浄槽への洗剤投入のタイミングを設定できるため、予洗い工程を実施することが出来るが、構造が複雑となり、部品点数が多いことによりコストアップとなり、洗浄性能の信頼性に不安があるという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、洗浄ノズルの噴射口から噴射される水が入る位置に洗剤ケースを備え、洗剤ケースに予め投入された洗剤が水に溶けて流出するように構成することにより、洗剤を損失なく水に溶かして、高濃度の洗剤水溶液を迅速に得ることが出来、洗浄力及び効率が良好である食器洗い機を提供することを目的とする。
また、本発明は、洗剤ケースを高位置に設けられた洗浄ノズルの噴射口近傍に設けることにより、洗浄水に含まれた汚れ及びごみが洗剤ケースの中に進入しにくく、次回の使用時までに、汚れ及びごみ等が溜まって腐敗するおそれがない食器洗い機を提供することを目的とする。
そして、本発明は、洗剤ケースを着脱自在とすることにより、洗剤ケースに洗剤を入れやすく、洗剤ケース自体が洗剤を掬い取るスプーンとなり、より作業性が向上するとともに、洗剤ケースに計量目盛りを入れることにより、規定量の洗剤を入れることが出来、適切な濃度の洗剤水溶液で食器を洗浄することが出来る食器洗い機を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、洗浄ノズルに挿入されて水を導入する導水管を洗剤ケースが有することにより、導水管から水が少しずつ洗剤ケースに浸入し、洗剤ケースから高濃度の洗剤水溶液が少しずつ流出し、連続的に高濃度の洗剤水溶液が洗剤ケースの近傍に供給される食器洗い機を提供することを目的とする。
また、本発明は、洗浄ノズルが洗浄槽の上面に沿って筒状に延びる上側延設部を有し、洗剤ケースを、導水管を上側延設部の上面に挿入させた状態で、洗浄槽の上面と上側延設部の上面との間に配することにより、洗剤ケースが洗浄ノズルの噴射を妨げることがなく、良好に洗浄されるとともに、上側延設部が他の噴射口から噴射された洗浄水の障壁となり、水に含まれる汚れ及びごみが洗剤ケースの中に進入しにくくなり、洗浄槽の上面が蓋となって、上側からも汚れ及びごみが進入しにくい食器洗い機を提供することを目的とする。
そして、本発明は、水を供給する洗浄ノズルを切り替えるための弁体を複数有する切替弁を備え、制御部が予洗い工程の実行時に、洗剤ケースが配される噴射口を有する洗浄ノズルには水を供給しないように構成することにより、洗剤ケースに投入された洗剤が予洗い工程時に失われることがなく、予洗いした後に、洗剤の水溶液で洗浄を行うので、良好に洗浄される食器洗い機を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、制御部は、予洗い工程の実行時に、洗剤ケースが配される洗浄ノズル以外の洗浄ノズルから、通常の噴射より弱い噴射を行わせることにより、洗剤ケースに入れられた洗剤が不用意に流れ出し、排水されることが抑制され、洗浄力が低下することなく本洗い工程を行うことが可能となり、洗浄性能の信頼性が高い食器洗い機を提供することを目的とする。
本発明に係る食器洗い機は、食器が収容される洗浄槽と、前記食器に水を噴射する複数の噴射口を有する複数の洗浄ノズルと、前記洗浄槽に貯めた洗浄水を前記洗浄ノズルに送水する送水ポンプとを備える食器洗い機において、前記噴射口から噴射される水が入る位置に洗剤ケースを備え、該洗剤ケースに予め投入された洗剤が水に溶けて流出するように構成されていることを特徴とする。
本発明においては、噴射口から噴射される水が入る位置に洗剤ケースを設けているので、噴出水が直接、洗剤に接触し、洗剤を効率良く溶かして、洗剤ケースから流出する。従って、簡単な構造で、洗剤の損失がなく、濃度が高い洗剤水溶液が迅速に得られる自動洗剤投入が実現され、洗浄力及び効率が良好である。
本発明に係る食器洗い機は、前記洗剤ケースを、前記洗浄槽の内側に備えることを特徴とする。
本発明においては、洗剤ケースを洗浄槽の内側に備えるので、洗剤ケースに洗剤を入れるときに、洗剤がこぼれたとしても洗浄槽内に落ちるため、食器洗い機が設置されたテーブル等を汚すことが抑制される。
本発明に係る食器洗い機は、前記洗剤ケースの底部は傾斜していることを特徴とする。
本発明においては、洗剤ケースの底部が傾斜しているので、洗剤ケースに洗剤や水が残りにくくなる。
本発明に係る食器洗い機は、前記洗浄ノズルは、前記洗浄槽の上下の異なる位置に設けられており、前記洗剤ケースを、上側に設けられた洗浄ノズルの噴射口の近傍に備えることを特徴とする。
本発明においては、洗剤ケースが高い位置に設けられた洗浄ノズルの噴射口付近に設けられているので、洗浄水に含まれた汚れ及びごみが洗剤ケースの中に進入しにくく、次回の使用時までに、汚れ及びごみ等が溜まって腐敗するおそれがない。
本発明に係る食器洗い機は、前記洗剤ケースを、一部の噴射口から噴射される水から遮蔽する遮蔽体を備えることを特徴とする。
本発明においては、洗剤ケースが設けられている噴射口以外の噴射口から噴射される水が洗剤ケースに浸入しにくくなる。
本発明に係る食器洗い機は、前記洗剤ケースは、前記洗浄槽の一部が蓋とされることを特徴とする。
本発明においては、洗浄水に含まれた汚れ及びごみが洗剤ケースの中に進入しにくく、洗剤ケースに蓋部を設けなくても済み、構造の簡略化を図れるとともに、洗剤ケースに洗剤が投入されていることを確認することが出来る。
本発明に係る食器洗い機は、前記洗剤ケースは、着脱自在であることを特徴とする。
本発明においては、洗剤ケースは着脱自在であるので、洗剤ケースに洗剤を入れやすい。また、洗剤ケースそのものが、洗剤を掬い取るスプーンとなり、より作業性が向上するとともに、洗剤ケースに計量目盛りを入れることにより、規定量の洗剤を入れることが出来、適切な濃度の洗剤の水溶液で食器を洗浄することが出来る。
本発明に係る食器洗い機は、前記洗剤ケースは、前記洗浄ノズルに挿入されて水を導入する導水管を有することを特徴とする。
本発明においては、洗剤ケースが水を導入する導水管を有するので、導水管により、水が少しずつ洗剤ケースに浸入する。これにより、洗剤ケースより高濃度の洗剤水溶液が少しずつ流出し、連続的に高濃度の洗剤水溶液が洗剤ケースの近傍に供給される。この洗剤ケースの近傍に汚れのひどい食器を配置させることにより、良好に洗浄される。
本発明に係る食器洗い機は、前記洗剤ケースは、水を噴射する噴射口を備えることを特徴とする。
本発明においては、洗剤の水溶液が勢いよく確実に放出される。また、洗剤ケースの近傍においては、高濃度の水溶液を吹き付けることが可能となり、汚れのひどい食器を洗剤ケースの近傍に配置することにより、この食器が良好に洗浄される。
本発明に係る食器洗い機は、前記洗浄ノズルは、前記洗浄槽の上面に沿って筒状に延びる上側延設部を有し、前記洗剤ケースは、前記導水管を前記上側延設部の上面に挿入させた状態で、前記洗浄槽の上面と前記上側延設部の上面との間に配されていることを特徴とする。
本発明においては、洗剤ケースは洗浄ノズルと洗浄槽と間に設けられているので、洗剤ケースが洗浄ノズルの噴射を妨げることがなく、良好に洗浄されるとともに、上側延設部が他の噴射口から噴射された水の障壁となり、水に含まれる汚れ及びごみが洗剤ケースの中に進入しにくくなる。また、洗浄槽の上面が蓋となって、上側からも、他から噴射された洗浄水に含まれた汚れ及びごみが進入しにくくなる。これにより、洗剤ケースに蓋部を設けなくてすみ、構造の簡略化が図れる。
本発明に係る食器洗い機は、前記上側延設部の端部側の上面は湾曲して先細に構成され、前記洗剤ケースは、前記上面の上側に嵌められることを特徴とする。
本発明においては、装置がコンパクトになる。
本発明に係る食器洗い機は、前記洗剤ケースは、前記洗浄槽の幅方向両側の上部に鍔部を備え、前記洗浄槽は、上面に前記鍔部を嵌合する嵌合部を備えることを特徴とする。
本発明においては、洗剤ケースを容易に洗浄槽に着脱することが出来る。
本発明に係る食器洗い機は、ドアを備え、前記洗剤ケースは、前記ドアを閉じることにより前記鍔部が前記嵌合部に沿って摺動し、押し込まれるように構成されていることを特徴とする。
本発明においては、ドアを閉じることにより、洗剤ケースが確実に設置される。
本発明に係る食器洗い機は、光透過性の窓部を有するドアを備え、前記洗剤ケースは、前記窓部に対向して配されることを特徴とする。
本発明においては、ドアに設けた窓部に対向して洗剤ケースを配するので、洗剤ケースに洗剤が入っていることが容易に確認出来るとともに、ドア及び洗浄槽の上面が蓋となって、洗浄中は他から噴射された水に含まれる汚れ及びごみが洗剤ケースの中に進入しにくくなり、洗剤ケースに蓋を設けなくてもすみ、構造の簡略化を行える。
本発明に係る食器洗い機は、前記食器に前記洗浄ノズルの噴射口から水を噴射して洗浄する予洗い工程、前記食器に、洗剤が溶けた水を噴射して洗浄する本洗い工程、及び前記食器に水を噴射してすすぐすすぎ工程の実行を制御する制御部と、水を供給する洗浄ノズルを切り替えるための弁体を複数有する切替弁とを備え、前記制御部は、水を供給する洗浄ノズルを選択して、前記弁体の位置を変え、水の噴射を制御するように構成され、前記予洗い工程の実行時に、前記洗剤ケースが配される噴射口を有する洗浄ノズルには水を供給しないことを特徴とする。
本発明においては、予洗い工程では、洗剤ケースが配される洗浄ノズルからは洗浄水を噴射せず、それ以外の洗浄ノズルから水を噴射させて、食器に付着した汚れを事前に取り除く。本洗い工程では、各洗浄ノズルから一度に噴射させ、又は各洗浄ノズルから順次噴射させ、洗剤ケースが配された噴射口から噴射された水に、洗剤ケースに投入された洗剤が溶けて流出し、食器が洗浄される。従って、洗剤ケースに投入された洗剤が予洗い工程時に失われることがなく、予洗いした後に、洗剤水溶液で洗浄を行うので、良好に洗浄される。
本発明に係る食器洗い機は、前記制御部は、前記予洗い工程の実行時に、前記洗剤ケースが配される前記洗浄ノズル以外の洗浄ノズルから、通常の噴射より弱い噴射を行わせることを特徴とする。
本発明においては、予洗い工程時には洗剤ケースを設けた洗浄ノズル以外の洗浄ノズルからは、通常の噴射より弱い噴射で予洗いを行うので、洗剤ケースに投入された洗剤が不用意に流れ出し、排水されることが抑制されているので、洗浄力が低下することなく本洗い工程を行うことが可能となり、洗浄性能の信頼性が良好である。
本発明によれば、洗浄ノズルの噴射口から噴射される水が入る位置に洗剤ケースを備え、洗剤ケースに予め投入された洗剤が水に溶けて流出するように構成しているので、水に損失なく洗剤を溶かして、高濃度の洗剤水溶液を迅速に得ることが出来、洗浄力及び効率が良好である。
また、本発明によれば、洗剤ケースを高位置に設けられた洗浄ノズルの噴射口近傍に設けているので、洗浄水に含まれた汚れ及びごみが洗剤ケースの中に進入しにくく、次回の使用時までに、洗剤ケースに汚れ及びごみ等が溜まって腐敗するおそれがない。
そして、本発明によれば、洗剤ケースが着脱自在であるので、洗剤ケースに洗剤を入れやすく、洗剤ケース自体が洗剤を掬い取るスプーンとなり、作業性が良好である。また、洗剤ケースに計量目盛りを入れることにより、規定量の洗剤を入れることが出来、適切な濃度の洗剤水溶液で食器を洗浄することが出来る。
さらに、本発明によれば、洗剤ケースが洗浄ノズルに挿入されて水を導入する導水管を有するので、導水管から洗浄水が少しずつ洗剤ケースに浸入し、洗剤ケースから高濃度の洗剤水溶液が少しずつ流出し、連続的に高濃度の洗剤水溶液が洗剤ケースの近傍に供給される。
また、本発明によれば、洗浄ノズルが洗浄槽の上面に沿って筒状に延びる上側延設部を有し、洗剤ケースを、導水管を上側延設部の上面に挿入させた状態で、洗浄槽の上面と上側延設部の上面との間に配するので、洗剤ケースが洗浄ノズルの噴射を妨げることがなく、良好に洗浄される。そして、上側延設部が他の噴射口から噴射された水の障壁となり、水に含まれる汚れ及びごみが洗剤ケースの中に進入しにくくなり、洗浄槽の上面が蓋となって、上側から汚れ及びごみが進入しにくい。
そして、本発明によれば、水を供給する洗浄ノズルを切り替えるための弁体を複数有する切替弁を備え、制御部が予洗い工程の実行時に、洗剤ケースが配される噴射口を有する洗浄ノズルには水を供給しないように構成しているので、洗剤ケースに投入された洗剤が予洗い工程時に失われることがない。そして、予洗いした後に、洗剤水溶液で洗浄を行うので、食器が良好に洗浄される。
さらに、本発明によれば、制御部は、予洗い工程の実行時に、洗剤ケースが配される洗浄ノズル以外の洗浄ノズルから、通常の噴射より弱い噴射を行わせるので、洗剤ケースに投入された洗剤が不用意に流れ出し、排水されることが抑制され、洗浄力が低下することなく本洗い工程を行うことが可能となり、洗浄性能の信頼性が良好である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る食器洗い機100を示す模式的正面図、図2は、食器洗い機100を示す模式的側断面図である。
食器洗い機100の筐体1の内部には、食器18を収納する洗浄槽2が設けられている。洗浄槽2は、内部に、食器18を載置する食器かご3と、食器かご3の下側に配置され、食器かご3に載置された食器18に向けて水を噴射する回転洗浄ノズル11,11と、筐体1の背面及び上面に沿って延設する筒状の固定洗浄ノズル20と、回転洗浄ノズル11,11及び固定洗浄ノズル20へ加圧水を供給する送水ポンプ7と、洗浄槽2内の洗浄水を加熱するヒータ4とを備えている。
洗浄槽2の側壁には、外部から給水口17を介して洗浄槽2へ給水するための給水管16が配設されており、給水管16は給水管16を開放又は閉塞する給水弁15を備えている。
洗浄槽2の底面部の正面側右寄り部分には、洗浄槽2の内部に給水された水を貯留する貯留部2aが凹設されており、貯留部2aの開口部には残菜フィルタ5が嵌められている。前記送水ポンプ7は、吸い込み管6を介して貯留部2aに接続されている。送水ポンプ7には、送水ポンプ7に内設されたインペラ7aを回転させるための正逆回転式の送水モータ8が接続されている。
送水ポンプ7の上部には、吐出管9と排水管10とが設けられており、吐出管9及び排水管10の送水ポンプ7への接続口には切替弁が配設されており(図示せず)、いずれか一方の接続口のみが開くように構成されている。
インペラ7aが正回転する場合、吸い込み管6から吸い込んだ水が、インペラ7aの回転による送水ポンプ7のケーシング内流れの動圧で、切替弁に排水管10の接続口を閉鎖させ、吐出管9を介し送水ダクト19を経由して、回転洗浄ノズル11,11及び固定洗浄ノズル20へ送られる。
インペラ7aが逆回転する場合、貯留部2a内の水が、切替弁に吐出管9の接続口を閉鎖させ、排水管10へ送られて、外部へ排水される。
洗浄槽2の底面部の正面側左寄り下部には、制御部12が備えられている。
図3は、制御部12の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、制御部12は、CPU(中央処理装置)12a、ROM12b、RAM12c、計時するためのクロック12d及び入出力ポート12e等を備え、これらは互いに内部バス12fによって接続されている。入出力ポート12eには、送水モータ8、水を加熱するヒータ4等が接続されている。
制御部12のCPU12aは、RAM12cをワーキングエリアとして、ROM12bに格納されたプログラムを実行することにより、食器洗浄等のシーケンスを制御する。例えば制御部12は、送水モータ8の回転を制御して、吐出管9を介し回転洗浄ノズル11,11及び固定洗浄ノズル20洗浄ノズルへ水を送り、回転洗浄ノズル11,11及び固定洗浄ノズル20の噴射口から水を噴射させる。
固定洗浄ノズル20は、洗浄槽2の背面に沿って延設する部分において、左方向及び右方向に2箇所、枝分かれしている。固定洗浄ノズル20は、その内側に、複数の噴射口20b,20b,…を備えている。固定洗浄ノズル20の洗浄槽2の上面に沿って延びる上側延設部20aの先端部には、最先端部の噴射口20bを覆う状態で、洗剤ケース21が嵌められている。
図4は、洗剤ケース21を示す拡大正面図である。
洗剤ケース21は合成樹脂製であり、上面が開口した箱状をなす。洗剤ケース21の背面の上部には、上側延設部20aの先端部を挿入するために開口部21aが設けられており、背面の下部は上側延設部20aの後端側に傾斜している(図2参照)。
洗剤ケース21の正面には、「洗剤入れ」と表記され、目盛が付されている。洗剤ケース21の正面の中央部には、把手21cが設けられている。図4においては、把手21は省略している。
洗剤ケース21の両側面の上部には、鍔部21b,21bが設けられており、洗浄槽2の上面には、鍔部21b,21bを嵌合する嵌合部2b,2bが設けられている。洗剤ケース21は、鍔部21b,21bが嵌合部2b,2bに案内されて上側延設部20aに嵌められる。
図5は、洗剤ケース21が上側延設部20aに嵌められる状態を示した一部側断面図である。
図5(a)においては、洗剤ケース21は鍔部21b,21bの後端側が嵌合部2b,2bに嵌っている状態であり、図5(b)に示すように、ドア23を閉じることにより、鍔部21b,21bが嵌合部2b,2bに沿って摺動し、押し込まれ、ストッパ2cで止まって固定される。
以上のように構成された食器洗い機100においては、給水弁15が開いて、水道水が洗浄槽2へ給水され、貯留部2aに所定量の水が洗浄水として貯められる。そして、送水モータ8によりインペラ7aが回転し、前記洗浄水が吸い込み管6を通って送水ポンプ7へ吸水され、吐出管9を介して回転洗浄ノズル11,11及び固定洗浄ノズル20へ送られ、回転洗浄ノズル11,11及び固定洗浄ノズル20に設けられた噴出口から洗浄槽2内の食器かご3に設置された食器18に向けて放水される。この放水の反作用により回転洗浄ノズル11,11が回転する。
放水された洗浄水は残菜フィルタ5により濾過されて貯留部2aに戻り、再び送水ポンプ7に吸引される。洗浄水はヒータ4により加熱される。洗浄水は、経路途上に設けられた水温センサ(図示せず)により水温を検出され、制御部12により、水温及び洗浄時間が制御される。
所定時間、洗浄工程が実施された後、汚れた洗浄水は送水ポンプ7により排水管10を通され、外部へ排出される。次に、すすぎ工程が実施される。このすすぎ工程は食器18の汚れ度合いに応じ、任意にすすぎ回数を設定することが可能となっている。
本実施の形態においては、固定洗浄ノズル20の噴射口20bから噴射される洗浄水が入る位置に洗剤ケース21を設けているので、噴出水が直接、洗剤に接触し、洗剤を効率良く溶かして、洗剤ケース21から流出する。従って、洗剤の損失がなく、濃度が高い洗剤水溶液が迅速に得られ、洗浄力及び効率が良好である。
そして、洗剤ケース21は高位置に設けられ、洗浄ケース21の開口面は洗浄槽2の上面により覆われているので、洗剤ケース21に、洗浄ノズル20の他の噴射口20b、及び回転洗浄ノズル11の噴射口から噴射された水等に由来する汚れ及びごみが進入しにくく、次回の使用時までに、汚れ及びごみ等が溜まって腐敗するおそれがない。
そして、洗剤ケース21は着脱自在であるので、洗剤を入れやすい。また、洗剤ケース21自体が、把手21cを手にして洗剤を掬い取るスプーンとなり、より作業性が向上するとともに、洗剤ケース21に計量目盛が付されているので、食器18の汚れ具合に応じて、規定量の洗剤を入れることが出来、適切な濃度の洗剤水溶液で食器18を洗浄することが出来る。そして、洗剤ケース21の正面に「洗剤」と記載されているので、洗剤の投入場所が明確であり、設計通りの性能が発揮される。
さらに、ドア23を閉じることにより、洗剤ケース21は確実に設置・固定される。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2に係る食器洗い機101の一部を示す側断面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態に係る洗剤ケース24の底部は傾斜しており、最下端部に流出孔24aが設けられている。
本実施の形態においては、洗剤ケース24の底部が傾斜しているので、より洗剤が流れ出しやすくなる。そして、洗剤が残りにくくなり、洗剤が底部に固まって腐敗するのが抑制される。さらに、底面の奥行きを長くすることにより、回転洗浄ノズル11からの洗浄水が浸入しにくくなる。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3に係る食器洗い機102の一部を示す側断面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態においては、洗浄槽2の上面に、洗剤ケース25を包囲するように、正面側が開口した箱状の遮蔽体26が設けられている。洗剤ケース25は、遮蔽体26に覆われた状態で、固定洗浄ノズル20の先端部に嵌められている。
洗剤ケース25の底部には、洗剤水溶液を排出する排出孔25aが設けられており、遮蔽体26の底部には、排出孔25aと位置が重ならないように、排出孔26aが設けられている。このように、トラップ構造であるので、洗剤水溶液は排出されるが、他の噴射口20b、回転洗浄ノズル11からの洗浄水が浸入しにくくなっている。
なお、遮蔽体26の形状は、本実施の形態において説明した形状に限定されるものではない。
実施の形態4.
図8は、本発明の実施の形態4に係る食器洗い機103の一部を示す側断面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態の洗剤ケース27は有底の円筒状をなし、上面の開口部には、先端部に係止部27bを備えた導水管27aが設けられている。導水管27aは可撓性を有している。洗剤ケース27の側面には、噴射口27cが設けられている。
洗浄ノズル20の上側延設部20aの先端面には、導水管27aを導入する導入孔20cが設けられている。洗剤ケース27は、導水管27aが導入孔20cに導入され、係止部27bが上側延設部20aの先端面に係止された状態で、洗剤ケース27に嵌められる。
本実施の形態においては、洗剤ケース27が洗浄ノズル20に嵌められることで、洗浄ノズル20の先端部となる。そして、導水管27aから導入された洗浄水に洗剤が溶け、高濃度の洗剤水溶液が得られた上で、この洗剤水溶液が噴射口27cから確実に食器18に向けて勢いよく噴射される。洗剤水溶液の一部は、噴射口20bからも噴射される。従って、汚れのひどい食器18を洗剤ケース27の近傍に配置することにより、この食器18が良好に洗浄され、洗浄力が高い。
実施の形態5.
図9は、本発明の実施の形態5に係る食器洗い機104の一部を示す側断面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態においては、洗浄ノズル20の上側延設部20aの端部側は、一旦大径となった上で、上面が下面側に湾曲して先細に形成されており、大径から小径となる傾斜面に、導入孔20dが設けられている。
洗剤ケース28は、上面が開口した箱状をなし、背面は下面に対して外側に傾斜し、導入孔20dに導入される導水管28aが設けられている。
洗剤ケース28は、導水管28aが導入孔20dに導入された状態で、上側延設部20aの湾曲部分に嵌められる。
本実施の形態においては、洗浄ノズル20と洗浄槽2との間に洗剤ケース28が配置されているので、洗浄ノズル20の先端側の噴射口20b以外の噴射口20b、及び回転洗浄ノズル11の噴射口からの噴射水が上側延設部20aの先端部によって遮られ、洗剤ケース28への浸入が少ない。また、洗浄ノズル20の噴射口20b,20b…からの洗浄水の噴射が洗剤ケース28により妨害されないため、洗浄性能が損なわれない。
本実施の形態においては、導水管28aの径を調整することにより、洗剤ケース28へ注入される洗浄水を制限することが出来る。注入される洗浄水量を絞ることで、少しずつ洗剤水溶液が流出するようにすることが出来、その近傍に設けられた食器18は比較的長い間、高濃度の洗剤水溶液が噴射されるので、汚れが強い食器18を洗浄ケース28の近傍に配置することで、洗浄効果を高めることが出来る。
実施の形態6.
図10は、本発明の実施の形態6に係る食器洗い機105を示す側断面図である。図中、図2と同一部分は同一符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態の洗剤ケース29は、上面の面積が下面の面積より大きく、上面が開口した箱状をなす。洗剤ケース29の開口した上面は、ドア23及び洗浄槽2の上面によって覆われている。ドア23には光透過性の窓部23aが設けられており、洗剤ケース29は窓部23aに対向して配置されている。
従って、ドア23を閉めることにより、洗剤ケース29は必然的に蓋が閉じられることになる。また、ドア23を閉じた状態で、洗剤ケース29に洗剤が投入されているかどうかの確認が窓部23aによりなされ得る。
実施の形態7.
図11は、本発明の実施の形態7に係る食器洗い機106を示す模式的正面図である。図中、図1と同一部分は同一符号を付して、説明を省略する。
本実施の形態の洗剤ケース30は、実施の形態1に係る洗剤ケース21と同一の構造を有する。
本実施の形態の食器洗い機106においては、送水ポンプ7に、吐出管9及び分水モータ33を介して円筒状のノズル切替弁32が接続されている。
ノズル切替弁32は、内部に2個の独立した弁体(図示せず)を有している。ノズル切替弁32の上部には、回転洗浄ノズル11,11へ送水するための送水管32a,32bと、固定洗浄ノズル20へ送水するための送水管32cとが設けられている。
制御部12は、分水モータ33を所定量回転させることで、送水管32a,32b及び32cのうちの1又は2の閉塞すべき送水管の接続口に対向する位置に弁体を配する。この弁体は、送水ポンプ7から吐出管9を介して送水された場合、ノズル切替弁32の軸方向に移動して、送水管32a,32b,及び32cのうちの対応する送水管を閉塞し、塞がれなかった送水管から接続先の洗浄ノズルへ送水されるように構成されている。送水する洗浄ノズルの変更は、分水モータ33の回転を制御部12が制御して弁体の位置を変更することにより行われる。
制御部12は、食器洗いを実行する場合、まず、送水管32cの接続口を閉塞することが出来る位置に弁体を配す。これにより、送水ポンプ7から送られた洗浄水により前記接続口が塞がれ、塞がれなかった送水管32a,32bから接続先の回転洗浄ノズル11,11へ洗浄水が供給される。そして、回転洗浄ノズル11,11の噴射口から食器18に向けて洗浄水が噴射され、食器18に付着した汚れを洗浄水により事前に取り除く予洗いが行われる。
洗剤ケース30が嵌められた固定洗浄ノズル20には洗浄水が供給されないので、噴射口20bから洗浄水が噴射されず、洗剤ケース30には下側から洗浄水が入ることもないので、洗剤ケース30内の洗剤は洗浄水に溶けて流出することがない。
予洗い工程で生じた汚水は一旦排水し、再度、給水されて次の本洗い工程が実行される。
この本洗い工程において、制御部12は、ノズル切替弁32の送水管32a,32b及び32cを開放状態にして、回転洗浄ノズル11,11及び固定洗浄ノズル20から洗浄水を噴射させる。又は、ノズル切替弁32により順次、送水すべき送水管を切り替えて、回転洗浄ノズル11,11及び固定洗浄ノズル20へ順次、洗浄水を供給して洗浄水を噴射させる。
固定洗浄ノズル20の噴射により、洗剤ケース30に投入された洗剤が水に溶けて洗剤水溶液が流出する。
次に、制御部12は、汚水を排水した後、回転洗浄ノズル11,11及び固定洗浄ノズル20に一度に、又は順次、洗浄水を供給して、食器18に洗浄水を噴射するすすぎ工程を実行する。
本実施の形態の食器洗い機106においては、食器18は、一度予洗いした後、洗剤水溶液で洗浄されるので、事前に汚れが落とされた上で、泡立ちが良好な状態で洗浄され、洗浄力が良好である。
実施の形態8.
本発明の実施の形態8に係る食器洗い機は、実施の形態7に係る食器洗い機106と同一の構成を有する。
本実施の形態においては、予洗い工程の実行時に、回転洗浄ノズル11,11から噴射する場合に、通常の噴射より弱い噴射を行う。これにより、洗剤ケース30に入れられた洗剤が不用意に流れ出し、排水されるのがより抑制される。
従って、本洗い工程の実行時に、洗剤量が損失した状態で洗浄することがなくなり、洗浄力の低下が抑制され、より洗浄性能の信頼性が高い。
なお、前記実施の形態7及び8においては、ノズル切替弁32により、回転洗浄ノズル11,11及び固定洗浄ノズル20への送水を切り替える場合につき説明しているがこれに限定されるものではなく、固定洗浄ノズル20の上側延設部20aと左右の枝分かれ部とについても送水を切り替えられるように構成してもよい。
本発明の実施の形態1に係る食器洗い機を示す模式的正面図である。 食器洗い機を示す模式的側断面図である。 制御部の構成を示すブロック図である。 洗剤ケースを示す拡大正面図である。 洗剤ケースが上側延設部に嵌められる状態を示した一部側断面図である。 本発明の実施の形態2に係る食器洗い機の一部を示す側断面図である。 本発明の実施の形態3に係る食器洗い機の一部を示す側断面図である。 本発明の実施の形態4に係る食器洗い機の一部を示す側断面図である。 本発明の実施の形態5に係る食器洗い機の一部を示す側断面図である。 本発明の実施の形態6に係る食器洗い機を示す側断面図である。 本発明の実施の形態7に係る食器洗い機を示す模式的正面図である。 従来の食器洗い機を示す模式的正面図である。
符号の説明
1 筐体
2 洗浄槽
3 食器かご
4 ヒータ
5 残菜フィルタ
6 吸い込み管
7 送水ポンプ
8 送水モータ
9 吐出管
10 排水管
11 回転洗浄ノズル
12 制御部
15 給水弁
16 給水管
17 給水口
18 食器
19 送水ダクト
20 固定洗浄ノズル
21、24、25、27、28、29、30 洗剤ケース
23 ドア
26 遮蔽体
32 ノズル切替弁
32a、32b、32c 送水管
33 分水モータ
100、101、102、103、104、105、106 食器洗い機

Claims (16)

  1. 食器が収容される洗浄槽と、
    前記食器に水を噴射する複数の噴射口を有する複数の洗浄ノズルと、
    前記洗浄槽に貯めた洗浄水を前記洗浄ノズルに送水する送水ポンプと
    を備える食器洗い機において、
    前記噴射口から噴射される水が入る位置に洗剤ケースを備え、
    該洗剤ケースに予め投入された洗剤が水に溶けて流出するように構成されていることを特徴とする食器洗い機。
  2. 前記洗剤ケースを、前記洗浄槽の内側に備える請求項1に記載の食器洗い機。
  3. 前記洗剤ケースの底部は傾斜している請求項1又は2に記載の食器洗い機。
  4. 前記洗浄ノズルは、前記洗浄槽の上下の異なる位置に設けられており、
    前記洗剤ケースを、上側に設けられた洗浄ノズルの噴射口の近傍に備える請求項1乃至3のいずれか1つに記載の食器洗い機。
  5. 前記洗剤ケースを、一部の噴射口から噴射される水から遮蔽する遮蔽体を備える請求項1乃至4のいずれか1つに記載の食器洗い機。
  6. 前記洗剤ケースは、前記洗浄槽の一部が蓋とされる請求項1乃至5のいずれか1つに記載の食器洗い機。
  7. 前記洗剤ケースは、着脱自在である請求項1乃至6のいずれか1つに記載の食器洗い機。
  8. 前記洗剤ケースは、前記洗浄ノズルに挿入されて水を導入する導水管を有する請求項7に記載の食器洗い機。
  9. 前記洗剤ケースは、水を噴射する噴射口を備える請求項8に記載の食器洗い機。
  10. 前記洗浄ノズルは、前記洗浄槽の上面に沿って筒状に延びる上側延設部を有し、
    前記洗剤ケースは、前記導水管を前記上側延設部の上面に挿入させた状態で、前記洗浄槽の上面と前記上側延設部の上面との間に配されている請求項8又は9に記載の食器洗い機。
  11. 前記上側延設部の端部側の上面は湾曲して先細に構成され、前記洗剤ケースは、前記上面の上側に嵌められる請求項10に記載の食器洗い機。
  12. 前記洗剤ケースは、前記洗浄槽の幅方向両側の上部に鍔部を備え、
    前記洗浄槽は、上面に前記鍔部を嵌合する嵌合部を備える請求項7乃至11のいずれか1つに記載の食器洗い機。
  13. ドアを備え、
    前記洗剤ケースは、前記ドアを閉じることにより前記鍔部が前記嵌合部に沿って摺動し、押し込まれるように構成されている請求項12に記載の食器洗い機。
  14. 光透過性の窓部を有するドアを備え、
    前記洗剤ケースは、前記窓部に対向して配される請求項1乃至13のいずれか1つに記載の食器洗い機。
  15. 前記食器に前記洗浄ノズルの噴射口から水を噴射して洗浄する予洗い工程、前記食器に、洗剤が溶けた水を噴射して洗浄する本洗い工程、及び前記食器に水を噴射してすすぐすすぎ工程の実行を制御する制御部と、
    水を供給する洗浄ノズルを切り替えるための弁体を複数有する切替弁と
    を備え、
    前記制御部は、水を供給する洗浄ノズルを選択して、前記弁体の位置を変え、水の噴射を制御するように構成され、
    前記予洗い工程の実行時に、前記洗剤ケースが配される噴射口を有する洗浄ノズルには水を供給しない請求項1乃至14のいずれか1つに記載の食器洗い機。
  16. 前記制御部は、前記予洗い工程の実行時に、前記洗剤ケースが配される前記洗浄ノズル以外の洗浄ノズルから、通常の噴射より弱い噴射を行わせる請求項15に記載の食器洗い機。
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