JP2005078739A - ディスクドライブ装置およびディスクドライブ装置用カム - Google Patents

ディスクドライブ装置およびディスクドライブ装置用カム Download PDF

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Abstract

【課題】 円盤状記憶媒体であるディスクに対し、当該ディスクをその径方向に移送するローディング動作と、当該ディスクをその略板厚方向に移送するチャッキング動作とを行うディスクドライブ装置において、ローディング動作とチャッキング動作とを同一の駆動源によって行い得るようにして、装置の小型化や薄型化等への対応を実現容易にする。
【解決手段】ディスクの径方向と平行に揺動するローラアーム部10,20と、前記ディスクの略板厚方向に揺動するチャッキングアーム部30と、カム40とを備えて、ディスクドライブ装置を構成する。そして、カム40には、径方向に移送されるディスクを所定位置に位置決めすべく前記ローラアーム部10,20の揺動動作を規制するカム溝と、前記所定位置にあるディスクを略板厚方向に移送すべく前記チャッキングアーム部30の揺動動作を規制するカム溝とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ディスクや光磁気ディスク等といった円盤状記憶媒体であるディスクを取り扱うディスクドライブ装置およびディスクドライブ装置用カムに関するものである。
一般に、パーソナルコンピュータや家庭用ゲーム機等の情報機器は、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disc)といった光ディスクやMO(Magneto Optical)といった光磁気ディスク等が記憶媒体として用いられることから、これら円盤状の記憶媒体であるディスクからの情報の読み出しまたは当該ディスクに対する情報の書き込みを行うために、ディスクドライブ装置を搭載しているものが多い。
ディスクドライブ装置は、ディスクを回転させるスピンドル機構と、情報の読み出しまたは書き込みを行うピックアップ機構とを有しており、これらによってディスクからの情報の読み出しまたは当該ディスクに対する情報の書き込みを実現するようになっている。さらに、ディスクドライブ装置では、これらスピンドル機構およびピックアップ機構に加えて、ディスクをその径方向に移送するローディング動作を行うためのローディング機構と、ディスクをその略板厚方向に移送するチャッキング動作を行うためのチャッキング機構とを有している。そして、ローディング機構がディスク挿脱口とスピンドル機構との間でディスクのローディング動作を行うとともに、チャッキング機構がスピンドル機構の位置までローディングされたディスクに対してチャッキング動作を行うようになっている。
このようなローディング動作およびチャッキング動作は、それぞれ異なる方向にディスクを移送させる動作であるため、通常、別個の駆動源を用いて実現される。すなわち、従来のディスクドライブ装置は、ローディング動作用の駆動源と、チャッキング動作用の駆動源とを、それぞれ別個に備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−304799号公報
ところで、近年、ディスクドライブ装置を搭載した情報機器に対しては、その小型化や薄型化等が強く求められている。このような状況下では、必然的に、ディスクドライブ装置についても、小型化や薄型化等に対応する必要が生じる。
しかしながら、従来のディスクドライブ装置では、ローディング動作用とチャッキング動作用とでそれぞれ別個の駆動源を備えているため、小型化や薄型化等に対応するという観点からは、必ずしも好ましいとは言えない。
そこで、本発明は、ディスクに対するローディング動作とチャッキング動作とを同一の駆動源によって行い得るようにすることで、装置の小型化や薄型化等への対応を実現容易にし、また駆動源の共通化を通じて部品点数の簡素化をも実現可能にする、ディスクドライブ装置およびディスクドライブ装置用カムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために案出されたディスクドライブ装置である。すなわち、円盤状記憶媒体であるディスクに対し、当該ディスクをその径方向に移送するローディング動作と、当該ディスクをその略板厚方向に移送するチャッキング動作とを行う機能を有したディスクドライブ装置であって、前記ディスクの外周に接して当該ディスクを支持する複数のローラ部材と、前記ディスクの径方向と平行に揺動するとともにその揺動端に前記ローラ部材が配されたローラアームと、前記ディスクが有するセンタ穴に係合するチャッキング部材と、前記ディスクの略板厚方向に揺動するとともにその揺動端に前記チャッキング部材が配されたチャッキングアームと、前記複数のローラ部材のうちの少なくとも一つに回転駆動力を与える一つの駆動源と、前記一つの駆動源によって駆動されるとともに、前記ローラアームの揺動動作を規制するセンタリング用カム溝またはカム山と、前記チャッキングアームの揺動動作を規制するチャッキング用カム溝またはカム山とが設けられたカムと、を備え、前記センタリング用カム溝またはカム山が前記ローラアームの揺動動作を規制することで、前記ローラ部材の回転駆動によって径方向に移送されるディスクが所定位置に位置決めされ、前記チャッキング用カム溝またはカム山が前記チャッキングアームの揺動動作を規制することで、前記所定位置にあるディスクが前記チャッキング部材によって略板厚方向に移送されるように構成されたことを特徴とするものである。
また、本発明は、上記目的を達成するために案出されたディスクドライブ装置用カムである。すなわち、円盤状記憶媒体であるディスクの外周に接して当該ディスクを支持する複数のローラ部材と、前記ディスクの径方向と平行に揺動するとともにその揺動端に前記ローラ部材が配されたローラアームと、前記ディスクが有するセンタ穴に係合するチャッキング部材と、前記ディスクの略板厚方向に揺動するとともにその揺動端に前記チャッキング部材が配されたチャッキングアームと、前記複数のローラ部材のうちの少なくとも一つに回転駆動力を与える一つの駆動源とを備え、前記ディスクに対し当該ディスクをその径方向に移送するローディング動作と、当該ディスクをその略板厚方向に移送するチャッキング動作とを行う機能を有したディスクドライブ装置にて用いられ、前記一つの駆動源によって駆動されるディスクドライブ装置用カムであって、前記ローラアームの揺動動作を規制するセンタリング用カム溝またはカム山と、前記チャッキングアームの揺動動作を規制するチャッキング用カム溝またはカム山とを備え、前記センタリング用カム溝またはカム山が前記ローラアームの揺動動作を規制することで、前記ローラ部材の回転駆動によって径方向に移送されるディスクが所定位置に位置決めされ、前記チャッキング用カム溝またはカム山が前記チャッキングアームの揺動動作を規制することで、前記所定位置にあるディスクが前記チャッキング部材によって略板厚方向に移送されるように構成されたことを特徴とするものである。
上記構成のディスクドライブ装置および上記構成のディスクドライブ装置用カムを用いたディスクドライブ装置では、駆動源から少なくとも一つのローラ部材に与えられる回転駆動力によって、ローラ部材に支持された状態のディスクが、その径方向(例えば、ディスクの挿脱方向と同一の方向)に移送される。このとき、ローラ部材が配されたローラアームは、ディスクの移送に伴ってそのディスクに対するローラ部材の支持位置が変わるため、ディスクの径方向と平行に揺動することになる。このことは、その揺動動作が規制されると、ディスクの移送も規制されることを意味する。したがって、径方向に移送されるディスクは、ローラアームの揺動動作がカムに設けられたセンタリング用カム溝またはカム山によって規制されることで、所定位置に位置決めされることになる。つまり、上記構成のディスクドライブ装置では、ローラ部材の回転駆動およびカムによるローラアームの揺動規制を通じて、ディスクに対するローディング動作を行う。
また、上記構成のディスクドライブ装置では、カムにチャッキング用カム溝またはカム山が設けられており、そのチャッキング用カム溝またはカム山がチャッキングアームの揺動動作を規制する。これにより、チャッキングアームは、所定位置にあるディスクをチャッキング部材により略板厚方向に移送する。つまり、上記構成のディスクドライブ装置では、カムによるチャッキングアームの揺動規制を通じて、ディスクに対するチャッキング動作を行う。
そして、ローラ部材とカムは、共に一つの駆動源によって駆動される。したがって、上記構成のディスクドライブ装置によれば、一つの駆動源(同一の駆動源)の駆動により、ディスクに対するローディング動作およびチャッキング動作が、一連の動作として行われることになる。
本発明のディスクドライブ装置および本発明のディスクドライブ装置用カムを用いたディスクドライブ装置は、ディスクに対するローディング動作およびチャッキング動作を同一の駆動源により一連の動作として行うことができるので、ローディング動作用とチャッキング動作用とでそれぞれ別個の駆動源を備える必要がなく、装置の小型化や薄型化等への対応が非常に実現容易となる。しかも、ローディング動作用とチャッキング動作用の駆動源の共通化が図れるので、部品点数の簡素化も実現可能となり、装置の小型化や薄型化等に加えて低コスト化も実現容易となる。
以下、図面に基づき本発明に係るディスクドライブ装置およびディスクドライブ装置用カムを説明する。
なお、ここでは、本発明に係るディスクドライブ装置の特徴点であるローディング動作を行う機能およびチャッキング動作を行う機能について説明するものとする。すなわち、ディスクに対する情報読み出しと情報書き込みの両方またはいずれか一方を行うために有するスピンドル機構およびピックアップ機構については、従来と略同様であるためその説明を省略する。
先ず、はじめに、ディスクドライブ装置で取り扱うディスクについて簡単に説明する。ディスクは、CDやDVD等といった読み出し専用の記憶媒体またはCD−RやDVD−R等といった記録再生可能な記憶媒体であり、円盤状に形成されているとともに、略中央部に設けられたセンタ穴を有したものである。ただし、円盤状の外径には、複数のサイズが存在するものとする。具体的には、例えば、直径が12cmのもの(以下「12cmディスク」という)と、直径が8cmのもの(以下「8cmディスク」という)と、が存在する。
続いて、このようなディスクを取り扱うディスクドライブ装置の概略構成について説明する。
図1は、本発明に係るディスクドライブ装置における概略構成を示す説明図である。図例のように、ディスクドライブ装置は、大別すると、ディスクを挿脱するためのディスク挿脱口1と、そのディスク挿脱口1へのディスクの挿入を検出する光電センサ2と、第1のローラアーム部10と、第2のローラアーム部20と、チャッキングアーム部30と、カム40と、例えばパルスモータからなる一つの駆動源(ただし不図示)と、を備えて構成されている。以下、これら第1のローラアーム部10、第2のローラアーム部20、チャッキングアーム部30およびカム40について、順に説明する。
図2は、第1のローラアーム部10の構成例を示す分解斜視図である。図例のように、第1のローラアーム部10は、一対のローラアーム11a,11bと、複数のローラ部材12a〜12dと、ローラ部材12c,12dに駆動源による回転駆動力を伝えるベルト13およびプーリ14と、を備えている。
一対のローラアーム11a,11bは、例えば金属板金加工品または樹脂モールド品からなるもので、それぞれが、支持点15a,15bを支点として揺動するようになっている。ただし、その揺動方向は、ディスク挿脱口1へ挿入されるディスクの径方向と平行で、かつ、ディスクの挿脱方向と略直交する方向であるものとする。また、一方のローラアーム11aには係合ピン16aが突設され、他方のローラアーム11bには係合ピン16aと係合する円弧状の長円16bが設けられており、これら係合ピン16aおよび長円16bとそれぞれの支持点15a,15bがリンク機構を構成するため、これら一対のローラアーム11a,11bは、ディスク挿脱口1へ挿入されるディスクの中心を基準にして、それぞれが対称に同期しながら揺動するようになっている。なお、一方のローラアーム11aには、後述するカム40に設けられたカム溝と係合するためのガイドボス17が突設されている。
複数のローラ部材12a〜12dは、例えば自己潤滑性の高い樹脂材料からなるもので、各ローラアーム11a,11bの揺動端に配設されたものである。なお、各ローラアーム11a,11bの揺動端にそれぞれ二つのローラ部材12a〜12dが並設されているのは、詳細を後述するように、径の異なる二種類のディスク(12cmディスクと8cmディスク)に対応するためである。このことから、ローラ部材12a,12cの配設ピッチとローラ部材12b,12dの配設ピッチとは、互いに異なっている。
また、ローラ部材12a〜12dには、ディスク挿脱口1へ挿入されるディスクの外周に接して当該ディスクを支持するための円周部18が設けられている。この円周部18には、ディスクの外周端面との摩擦係数を高めるために、例えばゴム材料を貼付することが望ましい。また、円周部18の軸方向上下には、円周部16から離れるのに伴って径が大きくなるテーパ形状部19a,19bが設けられており、このテーパ形状部19a,19bがガイドとなって、ディスクの外周端面を円周部18にて確実に支持し得るようになっている。なお、テーパ形状部19a,19bのうち、非ローラアーム側に設けられたテーパ形状部19aは、後述するように、ディスクのチャッキング動作とを行う際のガイドとなるスカート部として機能するようになっている。
このようなローラ部材12a〜12dのうち、ローラアーム11bに配設されたローラ部材12c,12dは、いずれも回転可能に支持されており、ベルト13およびプーリ14によって伝えられる回転駆動力により、それぞれが同方向に回転駆動される。なお、ベルト13およびプーリ14は、回転駆動力を伝え得るものであれば、例えば複数のギヤの組み合わせに置き換えてもよい。
これに対して、ローラアーム11aに配設されたローラ部材12a,12bは、ローラ部材12c,12dとは異なり、回転せずに固設されたものである。ただし、回転可能に支持されたものであってもよい。さらには、回転しなくてよいことから、二つが並設されるのではなく、その二つ分を一体化したものに相当する平面楕円状の一つのローラ部材を設けるようにしても構わない。
図3は、第2のローラアーム部20の構成例を示す分解斜視図である。図例のように、第2のローラアーム部20は、一対のローラアーム21a,21bと、ローラ部材22a,22bと、を備えている。
一対のローラアーム21a,21bは、第1のローラアーム部10におけるローラアーム11a,11bと同様に、例えば金属板金加工品または樹脂モールド品からなり、それぞれが、支持点23a,23bを支点としてディスクの径方向と平行に揺動するものである。そして、一方のローラアーム21aに突設された係合ピン24aと、他方のローラアーム21bに設けられた長円24bとが係合し、これらと各ローラアーム21a,21bの支持点23a,23bとがリンク機構を構成することによって、ディスク挿脱口1へ挿入されるディスクの中心を基準にして、それぞれが略対称に同期しながら揺動するようになっている。なお、一方のローラアーム21aには、後述するカム40に設けられたカム溝と係合するためのガイドボス25が突設されている。
ローラ部材22a,22bは、第1のローラアーム部10におけるローラ部材12a,12bと同様に、例えば自己潤滑性の高い樹脂材料からなるもので、各ローラアーム21a,21bの揺動端にて回転可能に配設され、または固設されたものであり、ディスク挿脱口1へ挿入されるディスクの外周に接して当該ディスクを支持するための円周部26を有したものである。この円周部26にも、ディスクの外周端面との摩擦係数を高めるために、例えばゴム材料を貼付することが望ましい。また、円周部26の軸方向上下には、円周部26から離れるのに伴って径が大きくなるテーパ形状部27a,27bが設けられており、このテーパ形状部27a,27bがガイドとなって、ディスクの外周端面を円周部26にて確実に支持し得るようになっている。なお、テーパ形状部27a,27bのうち、非ローラアーム側に設けられたテーパ形状部26aは、後述するように、ディスクのチャッキング動作とを行う際のガイドとなるスカート部として機能するようになっている。
図4は、チャッキングアーム部30の構成例を示す分解斜視図である。図例のように、チャッキングアーム部30は、チャッキングアーム31と、チャックプレート32a、ヨーク32bおよびヨーク押さえ32cからなるチャッキング部材32と、を備えている。
チャッキングアーム31は、例えば金属板金加工品または樹脂モールド品からなり、支持点33を支点として、ディスク挿脱口1へ挿入されるディスクの略板厚方向に揺動するものである。なお、チャッキングアーム31は、例えば引っ張りバネからなる弾性体34により、ディスクドライブ装置のスピンドル機構側に向けて付勢されているものとする。また、チャッキングアーム31には、後述するカム40に設けられたカム溝と係合するためのガイド片35が設けられている。
チャッキング部材32は、ディスクが有するセンタ穴に係合し得る形状のチャックプレート32aと、磁性体からなる円盤状のヨーク32bと、これらチャックプレート32aおよびヨーク32bをチャッキングアーム31の揺動端に設けられた開口31aを介して係止するヨーク押さえ32cとからなるものである。すなわち、チャッキング部材32は、チャッキングアーム31の揺動端に配されて、ディスクが有するセンタ穴に係合し得るように構成されたものである。
図5は、カム40の構成例を示す説明図である。カム40は、例えば自己潤滑性の高い樹脂材料からなるもので、回転可能に支持されており、図例のように、その外周に歯41が刻まれた平歯車状のものである。ただし、その歯41は、外周の全域にわたって形成されているのではなく、その一部に欠損部分42が設けられている。なお、歯41には、ベルト13およびプーリ14に回転駆動力を伝える駆動源によって回転駆動されるギヤ(ただし不図示)が噛み合うようになっている。
また、図5(a)に示すように、カム40の一方の面(以下「表面」という)には、第1のローラアーム部10を構成するローラアーム11aに突設されたガイドボス17と係合するカム溝43が形成されている。このカム溝43にガイドボス17が係合することによって、第1のローラアーム部10における各ローラアーム11a,11bは、その揺動動作が規制されることになる。なお、このカム溝43には、後述する規制機能を実現するために、12cmディスクセンタリング用カム溝部43aと、12cmディスクチャッキング用カム溝部43bと、8cmディスクチャッキング用カム溝部43cと、が含まれている。つまり、カム40の表面に設けられたカム溝43には、ディスクの径のサイズ違いに応じた複数のカム溝部分43a〜43cが含まれている。
さらに、カム40の表面には、チャッキングアーム部30を構成するチャッキングアーム31に設けられたガイド片35と係合するチャッキング用カム溝44が形成されている。このチャッキング用カム溝44にガイド片35が係合することによって、チャッキングアーム部30におけるチャッキングアーム31は、その揺動動作が規制されることになる。
また、図5(b)に示すように、カム40の他方の面(以下「裏面」という)には、第2のローラアーム部20を構成するローラアーム21aに突設されたガイドボス25と係合するカム溝45が形成されている。このカム溝45にガイドボス25が係合することによって、第2のローラアーム部20における各ローラアーム21a,21bは、その揺動動作が規制されることになる。なお、このカム溝45には、後述する規制機能を実現するために、カム動作トリガー用カム溝部45aと、12cmディスクセンタリング用カム溝部45bと、12cmディスクチャッキング用カム溝部45cと、8cmディスクチャッキング用カム溝部45dと、が含まれている。つまり、カム40の裏面に設けられたカム溝45にも、ディスクの径のサイズ違いに応じた複数のカム溝部分45a〜45dが含まれている。
なお、ここでは、カム40にカム溝43,44,45が形成されている場合を例に挙げているが、同等のカム機能を実現し得れば、カム溝ではなくカム山を設けるようにしてもよいことは勿論である。
次に、以上のように構成されたディスクドライブ装置において、ディスクに対するローディング動作およびチャッキング動作を行うときの処理動作例について、12cmディスクの場合と8cmディスクの場合とに分けて説明する。
先ず、12cmディスクの場合について説明する。図6は、ディスク挿脱口1へ挿入された12cmディスクに対して、ローディング動作を行った後に、続いてチャッキング動作を行うときの処理動作例を示すタイミングチャートである。また、図7〜12は、12cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図である。なお、図7〜12中において、ローラアーム11a,21aと対称に同期しながら揺動するローラアーム11b,21bについては、その図示を省略している。
図6に示すように、ディスクドライブ装置では、人手によりディスク挿脱口1に12cmディスクが挿入されると、光電センサ2がそのディスク挿入を検出し(ステップ101、以下ステップを「S」と略す)、これに応じて駆動源が回転駆動を開始する(S102)。これにより、駆動源による回転駆動力がベルト13およびプーリ14を介して伝えられ、回転可能に支持されているローラ部材12c,12dが回転を開始する(S103)。
また、この駆動源の回転駆動開始に伴って、カム40の歯41と噛み合い得るギヤも回転を開始することになるが、このとき当該ギヤの箇所には欠損部分42が位置しており、当該ギヤと歯41とが噛み合い状態にないため、当該ギヤのみが空転することになる。すなわち、カム40は、駆動源が回転駆動を開始しても、これに伴って回転を開始することがない。
そして、ディスク挿脱口1に挿入された12cmディスクは、その外周端面が、第1のローラアーム部10におけるローラ部材12a〜12dのうちの12cmディスクの径に対応して配されたローラ部材12a,12cの円周部18に当接して、その円周部18に支持される。このとき、12cmディスクは、円盤状に形成されているため、ローラ部材12cが回転していると、固設されたローラ部材12aによる支持点を支点にして回転することになる。また、12cmディスクが回転すると、それに伴ってローラ部材12a,12cによる支持位置が変わるので、一対のローラアーム11a,11bは、12cmディスクの中心を基準にして、それぞれが対称に同期しながら揺動することになる(S104)。これらの作用によって、12cmディスクは、ディスク挿脱口1からスピンドル機構側に向けて、その中心を基準にしつつ、径方向に沿って移送されるのである。すなわち、12cmディスクに対するローディング動作が開始される。
このようなローディング動作における駆動源の回転駆動開始は、光電センサ2によるディスク挿入の検出がトリガーとなっている。したがって、12cmディスクの外周端面がローラ部材12a,12cに当接する際には、既にローラ部材12cを回転させていることが可能となり、ディスク挿脱時におけるローラ部材12a,12cとの当接の衝撃を緩和し得るようになる。すなわち、ディスク挿脱口1に挿入したらディスクが自然に引き込まれるといった、ディスク挿入者にとっての良好な操作性が実現可能となる。
その後、駆動源が回転駆動を継続して行い、12cmディスクが径方向に沿って移送され続けると、その12cmディスクの外周端面は、第1のローラアーム部10におけるローラ部材12b,12dによって支持されるとともに、第2のローラアーム部20におけるローラ部材22a,22bの円周部26に当接する。そして、当接後も駆動源の回転駆動のより12cmディスクが径方向に移送され続けると、ローラ部材22a,22bは、12cmディスクの外周端面によってその移送方向に向けて押圧される。これにより、一対のローラアーム21a,21bは、12cmディスクの中心を基準にして、それぞれが略対称に同期しながら揺動することになる(S105)。
なお、この状態において、12cmディスクは、その外周端面が、ローラ部材12b,12d,22a,22bによって4点支持されている(図7参照)。
一対のローラアーム21a,21bが揺動を開始すると、その揺動に伴って、ローラアーム21aに突設されたガイドボス25が移動する。この移動によって、ガイドボス25は、カム40のカム溝45におけるカム動作トリガー用カム溝部45aに当接し、さらにそのカム動作トリガー用カム溝部45aを押圧する。これにより、静止状態にあったカム40は、ガイドボス25に押されて回転し、その外周に刻まれた歯41が空転していたギヤと噛み合うことになる(図8参照)。つまり、ガイドボス25に押されて回転することで、歯41とギヤとが噛み合い状態になるので、カム40は、駆動源による回転駆動が伝えられて、回転を開始することになる(S106)。
カム40が回転を開始した後も、12cmディスクは径方向に移送され、それに伴い各ローラアーム11a,11b,21a,21bは揺動し続ける。そして、ローラアーム21aに突設されたガイドボス25がカム40のカム溝45における12cmディスクセンタリング用カム溝部45bに当接すると、その位置でローラアーム21a,21bは揺動を停止する(図9参照)。すなわち、ガイドボス25が12cmディスクセンタリング用カム溝部45bに当接することで、ローラアーム21a,21bは、それ以上揺動しなくなる。また、ローラアーム21a,21bの揺動停止に伴い、ローラアーム11a,11bも揺動を停止する。これらによって、12cmディスクは、径方向への移送が終了し、ローラ部材12dの回転駆動により同位置にて回転している状態となる。このときの12cmディスクの停止位置は、その12cmディスクのセンタ穴がチャッキングアーム部30のチャッキング部材32と係合し得る位置(以下、この位置を「センタリング位置」という)である。すなわち、12cmディスクは、ガイドボス25が12cmディスクセンタリング用カム溝部45bに当接し、ローラアーム21a,21bの揺動動作が規制されることによって、センタリング位置に位置決めされることになる(S107)。
このような手順で、ディスクドライブ装置では、ディスク挿脱口1へ挿入された12cmディスクに対して、ディスク挿脱口1からセンタリング位置までのローディング動作を行う。そして、ローディング動作を行った後は、次いでチャッキング動作を行う。
チャッキング動作では、12cmディスクがセンタリング位置に位置決めされた後も、カム40が回転を続けているので(図10参照)、その回転に合わせて今までチャッキング用カム突部46上に接しながらカム溝部44のほうへ移動していたチャッキングアーム部30におけるチャッキングアーム31のガイド片35がカム40のチャッキング用カム溝部44に係合することになり、これによりチャッキングアーム31がスピンドル機構側に向けた揺動を開始する(S108)。詳しくは、12cmディスクのセンタリング位置への位置決め後、一定時間が経過すると、すなわちカム40が一定角度回転すると、チャッキング用カム溝部44の傾斜に合わせてガイド片35の位置がスピンドル機構側へ移動する。これにより、スピンドル機構側に向けて付勢され、かつ、ローディング動作で移送される12cmディスクとチャッキング部材32が干渉しない位置まで退避していたチャッキングアーム31は、ガイド片35の移動に合わせて、スピンドル機構側へ向けて揺動し始めるのである(図11参照)。
そして、カム40の回転に伴って、チャッキング部材32のチャックプレート32aが12cmディスクのセンタ穴と完全に係合する位置(両者が互いに接する位置)まで、チャッキングアーム31が揺動すると、カム40の表面では、第1のローラアーム部10におけるローラアーム11aのガイドボス17が、カム溝43のうちの12cmディスクチャッキング用カム溝部43bに係合し、またカム40の裏面では、第2のローラアーム部20におけるローラアーム21aのガイドボス25が、カム溝45のうちの12cmディスクチャッキング用カム溝部45cに係合する。これにより、ローラアーム11a,11b,21a,21bは、それぞれが再び揺動を開始する(S109)。ただし、このときの揺動は、各ローラアーム11a,11b,21a,21bにおけるローラ部材12b,12d,22a,22b、すなわち12cmディスクの外周端面を4点支持しているローラ部材12b,12d,22a,22bが、その外周端面から離れていく方向へのものとする。
ローラアーム11a,11b,21a,21bが揺動を再開した後も、チャッキングアーム31は、カム40の回転に伴って、スピンドル機構側に向けた揺動を継続している。そして、ローラアーム11a,11b,21a,21bの揺動再開により、12cmディスクの外周端面を4点支持していたローラ部材12b,12d,22a,22bは、その外周端面から離れていく方向へ移動する。これらにより、ローディング動作でセンタリング位置に位置決めされた12cmディスクは、そのセンタ穴がチャッキング部材32のチャックプレート32aと係合した状態で、チャッキングアーム31の揺動に合わせて、ディスクの略板厚方向に移送されるのである。
このとき、12cmディスクの外周端面から離れていくローラ部材12b,12d,22a,22bにはテーパ形状部19a,27aが設けられているので、そのテーパ形状部19a,27aが12cmディスクの移送を補助することになる。つまり、12cmディスクの外周4点がテーパ形状部19a,27aにガイドされつつ、その12cmディスクが略板厚方向に移送されることになるので、その移送時におけるディスク姿勢の安定化が図られる。
なお、その姿勢安定化を確実なものとすべく、チャッキングアーム31の揺動速度(すなわち、カム40におけるチャッキング用カム溝部44の形状)、再開後におけるローラアーム11a,11b,21a,21bの揺動速度(すなわち、カム40における12cmディスクチャッキング用カム溝部43b,45cの形状)およびテーパ形状部19a,27aにおけるテーパの傾斜角は、それぞれが同期するように構成されているものとする。
そして、カム40におけるチャッキング用カム溝部44の形状に従いつつ、チャッキングアーム31は、スピンドル機構におけるスピンドルハブ(ただし不図示)とチャッキングアーム部30のチャッキング部材32とで12cmディスクを挟持し得る状態まで揺動する(S110)。さらに、ローラアーム11a,11b,21a,21bは、カム40における12cmディスクチャッキング用カム溝部43b,45cの形状に従いつつ、ローラ部材12b,12d,22a,22bが12cmディスクの外周端面に接しない位置まで揺動する(図12参照)。これにより、12cmディスクをスピンドル機構で回転し得る状態となったので、ディスクドライブ装置では、駆動源の回転駆動を停止して、ローラ部材12c,12dおよびカム40の回転動作を停止させる(S111)。駆動源停止のためのトリガーは、ディスクチャッキングを検出するセンサからの信号を基にしたり、カム40のポジションを検出するセンサからの信号を基にしたり、あるいは駆動源の回転開始からの経過時間を計測し、その計測結果が所定時間を経過したことを基にすることが考えられる。
このような手順で、ディスクドライブ装置では、センタリング位置に位置決めされた12cmディスクに対して、その12cmディスクをスピンドル機構で回転させるためのチャッキング動作を行う。
なお、チャッキング後の12cmディスクをディスク挿脱口1から排出する場合には、上述した一連の動作を全て逆に行えばよい。すなわち、ローディング動作→チャッキング動作の場合とは駆動源を逆回転駆動することにより、チャッキング状態にある12cmディスクをセンタリング位置まで移送する。このとき、ローラ部材12b,12d,22a,22bにはテーパ形状部19a,27aが設けられているので、各ローラ部材12b,12d,22a,22bが12cmディスクの外周端面に近づく方向へローラアーム11a,11b,21a,21bが揺動すると、テーパ形状部19a,27aが12cmディスクの略板厚方向への移送を補助することになり、これによりその12cmディスクを略板厚方向に移送することが可能となる。そして、ローラ部材12c,12dの逆転により、センタリング位置にある12cmディスクをディスク挿脱口1まで移送すればよい。
続いて、8cmディスクの場合について説明する。図13は、ディスク挿脱口1へ挿入された8cmディスクに対して、ローディング動作を行った後に、続いてチャッキング動作を行うときの処理動作例を示すタイミングチャートである。また、図14〜22は、8cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図である。なお、図14〜22中においても、ローラアーム11a,21aと対称に同期しながら揺動するローラアーム11b,21bについては、その図示を省略している。
図13に示すように、8cmディスクの場合も、光電センサ2によるディスク挿入の検出(S201)、これに応じた駆動源の回転駆動開始(S202)、ベルト13およびプーリ14を介したローラ部材12c,12dの回転開始(S203)およびギヤの空転によるカム40の静止状態継続は、上述した12cmディスクの場合と全く同様である。
そして、ディスク挿脱口1に挿入された8cmディスクは、その外周端面が、第1のローラアーム部10におけるローラ部材12a〜12dのうちの8cmディスクの径に対応して配されたローラ部材12b,12dの円周部18に当接して、その円周部18に支持される。このとき、8cmディスクは、固設されたローラ部材12bによる支持点を支点にして、ローラ部材12dの回転に応じて回転することになる。これにより、一対のローラアーム11a,11bは、8cmディスクの中心を基準にして、それぞれが対称に同期しながら揺動を開始する(S204)。また、これらの作用によって、8cmディスクに対するローディング動作が開始され、その8cmディスクは、ディスク挿脱口1からスピンドル機構側に向けて、その中心を基準にしつつ、径方向に沿って移送されることになる。
このときも、駆動源の回転駆動開始は、光電センサ2によるディスク挿入の検出がトリガーとなっているため、12cmディスクの場合と同様に、ディスク挿入者にとっての良好な操作性が実現可能となる。
その後、駆動源が回転駆動を継続して行い、8cmディスクが径方向に沿って移送され続けると、その8cmディスクの外周端面は、第2のローラアーム部20におけるローラ部材22a,22bの円周部26に当接する。そして、当接後も駆動源の回転駆動のより8cmディスクが径方向に移送され続けると、ローラ部材22a,22bは、8cmディスクの外周端面によってその移送方向に向けて押圧される。これにより、一対のローラアーム21a,21bは、8cmディスクの中心を基準にして、それぞれが対称に同期しながら揺動することになる(S205)。
なお、この状態において、8cmディスクは、その外周端面が、ローラ部材12b,12d,22a,22bによって4点支持されている(図14参照)。
一対のローラアーム21a,21bが揺動を開始すると、その揺動に伴って、ローラアーム21aに突設されたガイドボス25が移動する。この移動によって、ガイドボス25は、カム40のカム溝45におけるカム動作トリガー用カム溝部45aに当接し、さらにそのカム動作トリガー用カム溝部45aを押圧する。これにより、静止状態にあったカム40は、ガイドボス25に押されて回転し、その外周に刻まれた歯41が空転していたギヤと噛み合うことになるので(図15参照)、駆動源による回転駆動が伝えられて、回転を開始することになる(S206)。
カム40が回転を開始した後も、8cmディスクは径方向に移送され、それに伴いローラアーム11a,11b,21a,21bは揺動し続ける。そして、ローラアーム11aに突設されたガイドボス17がカム40のカム溝43における8cmディスクセンタリング用カム溝部43aに当接すると、その位置でローラアーム11a,11bは揺動を停止する(図16参照)。すなわち、ガイドボス17が8cmディスクセンタリング用カム溝部43aに当接することで、ローラアーム11a,11bは、それ以上揺動しなくなる。また、ローラアーム11a,11bの揺動停止に伴い、ローラアーム21a,21bも揺動を停止する。このように、8cmディスクは、ガイドボス17が8cmディスクセンタリング用カム溝部43aに当接し、ローラアーム11a,11bの揺動動作が規制されることによって、センタリング位置に位置決めされることになる(S207)。
なお、8cmディスクの場合は、ローラアーム11a,11bの揺動規制、すなわちそれ以上ローラアーム11a,11bが奥に揺動しない状態をカム溝43で実現することにより、センタリング位置への位置決めを行う点で、ローラアーム21a,21bの揺動規制、すなわちそれ以上ローラアーム21a,21bが奥に揺動しない状態をカム溝45で実現することでセンタリングを行う12cmディスクの場合とは異なる。ただし、ディスク径の大きさと揺動規制されるローラアーム11a,11b,21a,21bとの対応関係は、必ずしも前述の態様に限定されるものではなく、カム40による揺動規制を通じてディスクのセンタリング位置への位置決めを行うことができれば、例えば当該対応関係が前述の態様とは逆であっても、あるいは8cmディスクの場合と12cmディスクの場合とで揺動規制されるローラアームが同じであっても構わない。
このような手順で、ディスクドライブ装置では、ディスク挿脱口1へ挿入された8cmディスクに対して、ディスク挿脱口1からセンタリング位置までのローディング動作を行う。
ただし、8cmディスクの場合は、12cmディスクよりも径が小さいため、ディスク挿脱口1からセンタリング位置までの移送に要する時間が12cmディスクの場合よりも少ない。すなわち、12cmディスクの場合よりも早くディスクがセンタリング位置に位置決めされることになる。これに対して、チャッキング動作を開始するタイミングは、12cmディスクの場合も8cmディスクの場合も同一である。したがって、8cmディスクの場合には、ローディング動作が終了すると、カム40の空転期間(S208)を経た後に、チャッキング動作を行うようになっている。このカム40の空転期間は、ディスクセンタリングに要する時間差を吸収するためのもので、その期間中はカム40が回転してもローラアーム11a,11b,21a,21bやチャッキングアーム31の揺動が生じない(図17〜20参照)。
カム40の空転期間を経た後のチャッキング動作では、チャッキングアーム部30におけるチャッキングアーム31のガイド片35がカム40のチャッキング用カム溝部44に係合し、そのチャッキング用カム溝部44の傾斜に合わせてガイド片35の位置がスピンドル機構側へ移動する。これにより、チャッキングアーム31は、ガイド片35の移動に合わせて、スピンドル機構側に向けた揺動を開始する(S209)(図21参照)。
そして、カム40の回転に伴って、チャッキング部材32のチャックプレート32aが8cmディスクのセンタ穴と完全に係合する位置(両者が互いに接する位置)まで、チャッキングアーム31が揺動すると、カム40の表面では、第1のローラアーム部10におけるローラアーム11aのガイドボス17が、カム溝43のうちの8cmディスクチャッキング用カム溝部43cに係合し、またカム40の裏面では、第2のローラアーム部20におけるローラアーム21aのガイドボス25が、カム溝45のうちの8cmディスクチャッキング用カム溝部45dに係合する。つまり、12cmディスクと8cmディスクとの径の違いから、ローディング動作終了後のローラアーム11a,11b,21a,21bの位置がそれぞれの場合で異なるので、8cmディスクの場合には、ガイドボス17,25が12cmディスクの場合とは異なるカム溝部43c,45dに係合するのである。これにより、ローラアーム11a,11b,21a,21bは、それぞれが再び揺動を開始する(S210)。このときの揺動も、12cmディスクの場合と同様に、各ローラアーム11a,11b,21a,21bにおけるローラ部材12b,12d,22a,22b、すなわち8cmディスクの外周端面を4点支持しているローラ部材12b,12d,22a,22bが、その外周端面から離れていく方向へのものとする。
このローラアーム11a,11b,21a,21bの揺動再開、およびチャッキングアーム31のスピンドル機構側に向けた揺動により、ローディング動作でセンタリング位置に位置決めされた8cmディスクは、そのセンタ穴がチャッキング部材32のチャックプレート32aと係合した状態で、チャッキングアーム31の揺動に合わせて、各ローラ部材12b,12d,22a,22bのテーパ形状部19a,27aに補助されつつ、略板厚方向に移送される。そして、チャッキングアーム31は、スピンドル機構におけるスピンドルハブとチャッキングアーム部30のチャッキング部材32とで8cmディスクを挟持し得る状態まで揺動する(S211)。さらに、ローラアーム11a,11b,21a,21bは、カム40における8cmディスクチャッキング用カム溝部43c,45dの形状に従いつつ、ローラ部材12b,12d,22a,22bが8cmディスクの外周端面に接しない位置まで揺動する(図22参照)。これにより、8cmディスクをスピンドル機構で回転し得る状態となったので、ディスクドライブ装置では、駆動源の回転駆動を停止して、ローラ部材12c,12dおよびカム40の回転動作を停止させる(S212)。駆動源停止のためのトリガーは、12cmディスクの場合と同様である。
このような手順で、ディスクドライブ装置では、センタリング位置に位置決めされた8cmディスクに対して、その8cmディスクをスピンドル機構で回転させるためのチャッキング動作を行う。
なお、チャッキング後の8cmディスクをディスク挿脱口1から排出する場合には、12cmディスクの場合と同様に、上述した一連の動作を全て逆に行えばよい。
以上のように、本実施形態で説明したディスクドライブ装置は、ローラ部材12c,12dと同一の駆動源によって回転駆動されるカム40を備えるとともに、そのカム40には12cmディスクセンタリング用カム溝部43aを含むカム溝43と、12cmディスクセンタリング用カム溝部45bを含むカム溝45と、チャッキング用カム溝部44とが設けられており、カム溝部43a,45bがローラアーム11a,11b,21a,21bの揺動動作を規制することで、径方向に移送されるディスクがセンタリング位置に位置決めされ、チャッキング用カム溝44がチャッキングアーム31の揺動動作を規制することで、センタリング位置にあるディスクが略板厚方向に移送されるようになっている。したがって、このような構成のディスクドライブ装置によれば、ディスクに対するローディング動作およびチャッキング動作を、同一の駆動源により一連の動作として行うことができるので、ローディング動作用とチャッキング動作用とでそれぞれ別個の駆動源を備える必要がなく、装置の小型化や薄型化等への対応が非常に実現容易となる。しかも、ローディング動作用とチャッキング動作用の駆動源の共通化が図れるので、部品点数の簡素化も実現可能となり、装置の小型化や薄型化等に加えて低コスト化も実現容易となる。
また、本実施形態で説明したディスクドライブ装置では、カム40に設けられたカム溝43,45に、ディスクの径のサイズ違いに応じた複数のカム溝部43b,43c,45c,45dが含まれているので、カム40を備えてローディング動作用とチャッキング動作用との駆動源の共通化が図る場合であっても、12cmディスクと8cmディスクとの両方について、全く同様にローディング動作およびチャッキング動作を行うことが可能である。しかも、各カム溝部43b,43c,45c,45dが、12cmディスクと8cmディスクとの径の相違に応じたローラアーム11a,11b,21a,21bのポジションの違いに対応して設けられているため、12cmディスクと8cmディスクとを識別するためのセンサ等の省略が可能となる。このことは、センサ等を要することなく、ローラアーム11a,11b,21a,21bのポジションのみで、ディスクサイズの違い、すなわち12cmディスクと8cmディスクとを識別可能であることを意味している。つまり、ディスクドライブ装置では、専用のセンサ等を要することなく、12cmディスクと8cmディスクとを識別することが可能である。
なお、本実施形態では、12cmディスクと8cmディスクとを例に挙げて説明したが、本発明がこれに限定されないことは勿論である。すなわち、直径が12cmまたは8cm以外のディスクであっても対応可能であり、またカム40に設けるカム溝部分の数によっては三種類以上のサイズのディスクに対応することも考えられる。
さらに、本実施形態で説明したディスクドライブ装置は、ローラ部材12a〜12d,22a,22bにおけるテーパ形状部19a,27aがディスクの略板厚方向の移送を補助するようになっているので、ディスクをスピンドル機構側に向けて移送する際には、そのディスクの外周がテーパ形状部19a,27aにガイドされ、これによりその移送時におけるディスク姿勢の安定化を図ることができる。また、そのテーパ形状部19a,27aの存在によって、ディスクをスピンドル機構側から逆に向けて移送する場合であっても、その移送を行うことが可能となる。
本発明に係るディスクドライブ装置における概略構成を示す説明図であり、(a)はその平面図、(b)はその側断面図である。 図1のディスクドライブ装置における第1のローラアーム部の構成例を示す分解斜視図である。 図1のディスクドライブ装置における第2のローラアーム部の構成例を示す分解斜視図である。 図1のディスクドライブ装置におけるチャッキングアーム部の構成例を示す分解斜視図である。 図1のディスクドライブ装置におけるカムの構成例を示す説明図であり、(a)は表面側の構成例を示す図、(b)は裏面側の構成例を示す図、(c)は(a)におけるA−A矢視図である。 図1のディスクドライブ装置において、ディスク挿脱口へ挿入された12cmディスクに対し、ローディング動作を行った後に、続いてチャッキング動作を行うときの処理動作例を示すタイミングチャートである。 図1のディスクドライブ装置において、12cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その1)である。 図1のディスクドライブ装置において、12cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その2)である。 図1のディスクドライブ装置において、12cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その3)である。 図1のディスクドライブ装置において、12cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その4)である。 図1のディスクドライブ装置において、12cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その5)である。 図1のディスクドライブ装置において、12cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その6)である。 図1のディスクドライブ装置において、ディスク挿脱口へ挿入された8cmディスクに対し、ローディング動作を行った後に、続いてチャッキング動作を行うときの処理動作例を示すタイミングチャートである。 図1のディスクドライブ装置において、8cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その1)である。 図1のディスクドライブ装置において、8cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その2)である。 図1のディスクドライブ装置において、8cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その3)である。 図1のディスクドライブ装置において、8cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その4)である。 図1のディスクドライブ装置において、8cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その5)である。 図1のディスクドライブ装置において、8cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その6)である。 図1のディスクドライブ装置において、8cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その7)である。 図1のディスクドライブ装置において、8cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その8)である。 図1のディスクドライブ装置において、8cmディスクに対するローディング動作の際のローラアーム部およびカムの動作例を示す説明図(その9)である。
符号の説明
1…ディスク挿脱口、10…第1のローラアーム部、11a,11b…ローラアーム、12a,12b,12c,12d…ローラ部材、17…ガイドボス、19a…テーパ形状部、20…第2のローラアーム部、21a,21b…ローラアーム、22a,22b…ローラ部材、25…ガイドボス、27a…テーパ形状部、30…チャッキングアーム部、31…チャッキングアーム、32…チャッキング部材、35…ガイド片、40…カム、41…歯、42…欠損部分、43…カム溝、43a…12cmディスクセンタリング用カム溝部、43b…12cmディスクチャッキング用カム溝部、43c…8cmディスクチャッキング用カム溝部、44…チャッキング用カム溝、45…カム溝、45a…カム動作トリガー用カム溝部、45b…12cmディスクセンタリング用カム溝部、45c…12cmディスクチャッキング用カム溝部、45d…8cmディスクチャッキング用カム溝部

Claims (4)

  1. 円盤状記憶媒体であるディスクに対し、当該ディスクをその径方向に移送するローディング動作と、当該ディスクをその略板厚方向に移送するチャッキング動作とを行う機能を有したディスクドライブ装置であって、
    前記ディスクの外周に接して当該ディスクを支持する複数のローラ部材と、
    前記ディスクの径方向と平行に揺動するとともにその揺動端に前記ローラ部材が配されたローラアームと、
    前記ディスクが有するセンタ穴に係合するチャッキング部材と、
    前記ディスクの略板厚方向に揺動するとともにその揺動端に前記チャッキング部材が配されたチャッキングアームと、
    前記複数のローラ部材のうちの少なくとも一つに回転駆動力を与える一つの駆動源と、
    前記一つの駆動源によって駆動されるとともに、前記ローラアームの揺動動作を規制するセンタリング用カム溝またはカム山と、前記チャッキングアームの揺動動作を規制するチャッキング用カム溝またはカム山とが設けられたカムと、を備え、
    前記センタリング用カム溝またはカム山が前記ローラアームの揺動動作を規制することで、前記ローラ部材の回転駆動によって径方向に移送されるディスクが所定位置に位置決めされ、前記チャッキング用カム溝またはカム山が前記チャッキングアームの揺動動作を規制することで、前記所定位置にあるディスクが前記チャッキング部材によって略板厚方向に移送されるように構成された
    ことを特徴とするディスクドライブ装置。
  2. 前記カムに設けられたカム溝またはカム山は、前記ディスクの径のサイズ違いに応じた複数のカム溝部分またはカム山部分が含まれている
    ことを特徴とする請求項1記載のディスクドライブ装置。
  3. 前記複数のローラ部材は、前記ディスクの略板厚方向に向けてテーパ状に広がるスカート部を有しており、
    前記カムには、前記ディスクの略板厚方向の移送に合わせて前記ローラアームを揺動させるチャッキング補助用カム溝またはカム山とが設けられ、
    前記チャッキング補助用カム溝またはカム山が前記ローラアームを揺動させることで、前記スカート部が前記ディスクの略板厚方向の移送を補助するように構成された
    ことを特徴とする請求項1記載のディスクドライブ装置。
  4. 円盤状記憶媒体であるディスクの外周に接して当該ディスクを支持する複数のローラ部材と、前記ディスクの径方向と平行に揺動するとともにその揺動端に前記ローラ部材が配されたローラアームと、前記ディスクが有するセンタ穴に係合するチャッキング部材と、前記ディスクの略板厚方向に揺動するとともにその揺動端に前記チャッキング部材が配されたチャッキングアームと、前記複数のローラ部材のうちの少なくとも一つに回転駆動力を与える一つの駆動源とを備え、前記ディスクに対し当該ディスクをその径方向に移送するローディング動作と、当該ディスクをその略板厚方向に移送するチャッキング動作とを行う機能を有したディスクドライブ装置にて用いられ、前記一つの駆動源によって駆動されるディスクドライブ装置用カムであって、
    前記ローラアームの揺動動作を規制するセンタリング用カム溝またはカム山と、
    前記チャッキングアームの揺動動作を規制するチャッキング用カム溝またはカム山とを備え、
    前記センタリング用カム溝またはカム山が前記ローラアームの揺動動作を規制することで、前記ローラ部材の回転駆動によって径方向に移送されるディスクが所定位置に位置決めされ、前記チャッキング用カム溝またはカム山が前記チャッキングアームの揺動動作を規制することで、前記所定位置にあるディスクが前記チャッキング部材によって略板厚方向に移送されるように構成された
    ことを特徴とするディスクドライブ装置用カム。
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