JP2005077091A - 空気調和機の室内機およびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 空気調和機の室内機2は、本体25a、前面パネル26a、および取付部71,72,73を備える。前面パネル26aは、透明であり、本体25aの前部に配置される。また、この前面パネル26aには、その裏側の面261に意匠層27aが設けられる。取付部71,72,73は、前面パネル26aを本体25aの前部に取り付けるためのものである。そして、この取付部71,72,73は、意匠層27a上に設けられる。
【選択図】 図7
Description
請求項2に記載の空気調和機の室内機の製造方法は、請求項1に記載の空気調和機の室内機を製造する空気調和機の室内機の製造方法であって、第1工程および第2工程を備える。第1工程では、透明な前面パネルの裏側の面の一部または全部に意匠層が形成される。第2工程では、意匠層の上に取付部が設けられる。
請求項2に係る空気調和機の室内機の製造方法に従って空気調和機の室内機が製造される場合、室内機の前面から取付部が見えることはない。したがって、本体への取付部などによって室内機の前面パネルなどの意匠性が損なわれるおそれを未然に取り除くことができる。
[空気調和機の全体構成]
図1には、第1実施形態に係る空気調和機1の外観を示す。
この空気調和機1は、室内の壁面に取り付けられる壁掛け型の室内機2と、室外に設置される室外機3とを備える。
[空気調和機の冷媒回路の構成概略]
空気調和機1の冷媒回路の構成を図2に示す。この冷媒回路は、主として室内熱交換器20、アキュムレータ31、圧縮機32、四路切換弁33、室外熱交換器30及び電動膨張弁34で構成される。
図3に室内機2の側面断面図を示す。
室内機2は、上述したクロスフローファン21や室内熱交換器20等と、これらを収容する室内機ケーシング23aとを備えている。
クロスフローファン21は、室内ファンモータ22によって中心軸周りに回転駆動されることにより、吸込み口251から取り込まれ室内熱交換器20を通り吹出し口252から室内へと吹き出す空気流を生成する。クロスフローファン21は、側面視において室内機2の概ね中央に位置している。
室内機ケーシング23aは、主として、底フレーム24、前面グリル25aおよびフロントパネル26aにより構成されている。
底フレーム24は、室内機2の背面を構成しており、室内熱交換器20およびクロスフローファン21の後方を覆っている。
空気清浄フィルタ51は、前面グリル25aの前面上部であって、エアフィルタ50の内側に設けられる。空気清浄フィルタ51は、エアフィルタ50よりも細かい埃やタバコの煙、花粉等を通過する空気から除去することができる。
次に第1実施形態に係る室内機2を製造するための製造方法を説明する。
この空気調和機1の室内機2の製造方法は、図5に示すように、主として、室内機ケーシング23aの製造工程S1、他の構成部品の製造工程S2および組立工程S3から形成される。
前面グリル25aの製造工程S10と底フレーム24の製造工程S11とでは、それぞれ前面グリル25aと底フレーム24とが、樹脂材料から一体成形されて、あるいは、樹脂材料から成形された部品から組み立てられて製造される。
組立工程S3では、上記の構成部品が組み立てられて、室内機2が完成する。
[特徴]
第1実施形態に係る空気調和機1の室内機2では、フロントパネル26aの裏側の面に塗料層27aが設けられる。そして、ヒンジ71がその塗料層27aの上に取り付けられる。このため、室内機2の前面からヒンジ71が見えることはない。したがって、ヒンジ71によって室内機2のフロントパネル26aの意匠性が損なわれるおそれを未然に取り除くことができる。
第1実施形態に係るフロントパネル26aには、ヒンジ71の取付工程S15で、ヒンジ71が取り付けられたが、これに代えて、同工程S15において図8に示すヒンジ72aと下ツメ72bとが一体と成っている取付部材72や下ツメ73が取り付けられてもよい。このようにすれば、ヒンジ72aおよび下ツメ72b,73よって室内機2のフロントパネル26aの意匠性が損なわれるおそれを未然に取り除くことができる。
[空気調和機の全体構成]
第2実施形態に係る空気調和機の全体構成は、フロントパネルを除いて全て第1実施形態に記載の空気調和機の全体構成と同様である。
[空気調和機の冷媒回路の構成概略]
第2実施形態に係る空気調和機の冷媒回路の構成概略は、第1実施形態に記載の空気調和機の冷媒回路の構成概略と同様である。
第2実施形態に係る室内機の構成は、室内機ケーシングの構成を除いて全て第1実施形態に記載の室内機の構成と同様である。
(室内機ケーシングの構成)
第2実施形態に係る室内機ケーシングの構成は、フロントパネルが透明ではないことおよびそのフロントパネルが飾りパネルを備えること以外全て第1実施形態に記載の室内機ケーシングの構成と同様である。
フロントパネル26bは、着色用粉体などが含まれた樹脂により形成されている。このフロントパネル26bは、ヒンジ74を介して前面グリル25aに取り付けられる。なお、このフロントパネル26bは、このヒンジ74により、開閉可能となっている。また、このフロントパネル26bには、後述する飾りパネル83の取付ツメ91b,92bのはめ込み部材91a,92a(図11および図12参照)が設けられている。
次に第2実施形態に係る室内機2を製造するための製造方法を説明する。なお、第2実施形態に係る室内機の製造方法は、室内機ケーシングの製造以外全て第1実施形態に記載の室内機の製造方法と同様である。このため、ここでは室内機ケーシングの製造についてのみ説明する。
前面グリル25aの製造工程S10、底フレーム24の製造工程S11およびフロントパネル26bの製造工程S20では、前面グリル25a、底フレーム24およびフロントパネル26bそれぞれが、樹脂材料から一体成形されて、あるいは、樹脂材料から成形された部品から組み立てられて製造される。なお、フロントパネル26bの製造工程S20では、ヒンジ74(前面グリル25aへの取付用途)が一体として成形される。
第2実施形態に係る空気調和機1の室内機2では、飾りパネル83が、フロントパネル26bに取り付けられる。また、そのフロントパネル26bは、着色されている。このため、室内機2の前面からヒンジが見えることはない。したがって、ヒンジ74によって室内機2のフロントパネル26bの意匠性が損なわれるおそれを未然に取り除くことができる。
第2実施形態に係る飾りパネル83には、フロントパネル26bに取り付けられるための取付ツメ91b,92bがその外周部に一体として設けられた。しかし、この飾りパネル83のフロントパネル26bへの取付形態は、この方法に限られるものではない。例えば、図13に示すように融着により飾りパネル84をフロントパネル26bに取り付けてもよい。この場合、飾りパネル84の外周部に突部を設け、フロントパネル26c(26bのフロントパネルとは異なり、その前面には段差がなくフラットである。段差は、飾りパネル84が取り付けられた後に生じることになる。)の対応位置にはその突部の形状に適した穴を設けておく。また、そのフロントパネルには、フィルター50,51,52への通風口も確保しておく必要がある。そして、突部を穴に挿入した後に裏側から突部に適度な熱を加え、突部を融解させフロントパネル26bと一体化させる。また、図14に示すようにネジ止めにより飾りパネル80をフロントパネル26bに取り付けてもよい。この場合、飾りパネル80の意匠性を損なわないように飾りパネル80の外周部でネジ止めするのがよい。さらに、図15に示すように接着により飾りパネル81をフロントパネル26bに取り付けることも考えられる。この場合も、飾りパネル81の意匠性を損なわないように気を付けるべきである。
26a,26b フロントパネル(前面パネル)
27a,27b 塗料層(意匠層)
71,74 ヒンジ(取付部)
72 取付部材(ヒンジ+下ツメ)(取付部)
73 下ツメ(取付部)
80,81,83,84 飾りパネル(意匠パネル)
261,262 被塗装部(裏側の面)
Claims (2)
- 本体(25a)と、
裏側の面(261)に設けられ少なくとも色彩が付されている意匠層(27a)を有し、前記本体(25a)の前部に配置される透明な前面パネル(26a)と、
前記前面パネル(26a)を前記本体(25a)の前部に取り付けるための取付部(71,72,73)と、
を備え、
前記取付部(71,72,73)は、前記意匠層(27a)上に設けられる、
空気調和機の室内機(2)。 - 請求項1に記載の空気調和機の室内機(2)を製造する空気調和機の室内機の製造方法であって、
前記透明な前面パネル(26a)の裏側の面(261)の一部または全部に前記意匠層(27a)が形成される第1工程と、
前記意匠層(27a)の上に前記取付部(71,72,73)が設けられる第2工程と、
を備える、空気調和機の室内機の製造方法。
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