JP2005073987A - 組立椅子 - Google Patents

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大樹 福田
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Abstract

【課題】椅子同士を上下に積み重ねるいわゆるスタッキングが可能になるとともに、脚部のガタツキを防止することができる。
【解決手段】上下方向に沿って延びる2本の脚柱16、18、30、32を横方向に沿って延びる接続材24、40で連結して一体にした2つの脚フレーム12、14を、各接続材24、40が座板50の下面に位置するように配置して座板50に着脱可能にそれぞれ固定した組立椅子10であって、座板50よりも上方に離れた位置で脚フレーム12、14同士を連結する着脱可能な連結材56、60、70を有する構成とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、家庭等において容易に組み立てられる組立椅子に関する。
図6に示すように、例えば、従来の椅子100は、円板状の座板102と、座板102に固定ネジ(図示省略)等により取り付けられた脚部104と、を有している。この脚部104は、一対のコ字状の脚フレームで構成されており、各脚フレームの一部が重ね合わされて予め脚フレームに形成された貫通孔(図示省略)を連通させ、この貫通孔に固定ネジを挿通させて座板102に対して固定させている(下記特許文献1)。
しかしながら、上記椅子100では、椅子100の取り扱いによっては脚部104がガタツクことがあり、非常に不便であった。
上記問題を解決するため、図7及び図8に示すような椅子200が知られている。この椅子200は、円板状の座板202と、この座板202にネジ204等により取り付けられた一対のコ字状の脚フレーム206、206と、各脚フレーム206、206同士を接続する支持部材208と、で構成されている(下記特許文献2)。支持部材208により各脚フレーム206、206同士を接続することにより、脚フレーム206、206を拘束することができ、脚フレーム206、206のガタツキを効果的に防止することができる。
実開昭60−97045号公報 実開昭52−48007号公報
しかしながら、上記特許文献2で示された椅子では、椅子同士を重ねて積み上げよう(スタッキング)としても、支持部材が邪魔になり、スタッキングできない不具合があった。
そこで、本発明は、上記事情を考慮し、脚のガタツキを防止することができるとともに、いわゆるスタッキング可能な組立椅子を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、上下方向に沿って延びる2本の脚柱を横方向に沿って延びる接続材で連結して一体にした2つの脚フレームを、前記接続材が座板の下面に位置するように配置して前記座板に着脱可能にそれぞれ固定した組立椅子であって、前記座板よりも上方に離れた位置で前記脚フレーム同士を連結する着脱可能な連結材を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、組立椅子は、上下方向に沿って延びる2本の脚柱を横方向に沿って延びる接続材で連結して一体にした2つの脚フレームを、接続材が座板の下面に位置するように配置して座板に着脱可能にそれぞれ固定したものであり、座板よりも上方に離れた位置で着脱可能な連結材により脚フレーム同士を連結するように構成したので、脚フレームがそれぞれ拘束され、脚フレームがガタツク(倒れる)ことを防止できる。また、座板の下方には、連結材が設けられていないため、椅子同士をスタッキングすることができる。
一方、本発明の組立椅子は、2つの脚フレームが座板に対して着脱可能に固定されており、また、連結材も着脱可能に設けられているため、組立椅子を、座板と、2つの脚フレームと、連結材に分解することができる。分解すると、各部品はかさばらない小さい形状となるため、組立椅子を分解した各構成部品をコンパクトに梱包することができ、運搬等が容易になる。さらに、組立椅子の梱包された各構成部品を所定の場所に運搬し、その場所で2つの脚フレームを座板に固定し、さらに、2つの脚フレーム同士を連結材により連結させることにより、脚のガタツキがなく、かつスタッキングの可能な椅子を容易に組み立てることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の組立椅子において、前記連結材は、背もたれ又は肘掛けの少なくとも一方であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、連結材を背もたれ又は肘掛けの少なくとも一方とすることにより、椅子に必要な構成部材(背もたれ又は肘掛け)が連結材としての機能も兼ねることになるため、連結材として別部材を新たに設ける必要がなく、組立工数及び製造コストを低減することができる。また、連結材として別部材を設ける必要がないため、連結材がスタッキングの邪魔になることがない。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の組立椅子において、前記2つの脚フレームを床面に対して垂直に立てた状態で各接続材の略中央部近傍で交差させ、その位置がずれないように固定手段により固定したことを特徴する。
請求項3に記載の発明によれば、2つの脚フレームを床面に対して垂直に立てた状態で各接続材の略中央部近傍で交差させ、その位置がずれないように固定手段により固定することにより、組立椅子を組み立てるときに、2つの脚フレームを土台とし用いることができる。これにより、2つの脚フレームの上部に座板を載置させて着脱可能に固定し、さらに脚フレーム同士のガタツキを防止するために背もたれ及び肘掛けをそれぞれ取付固定することが可能となり、組立椅子の組立作業が容易になる。
請求項1に記載の発明によれば、座板よりも上方に離れた位置で着脱可能な連結材により脚フレーム同士を連結するように構成したので、脚フレームがそれぞれ拘束され、脚フレームがガタツク(倒れる)ことを防止できる。また、座板の下方には、連結材が設けられていないため、椅子同士をスタッキングすることができる。
さらに、2つの脚フレームが座板に対して着脱可能に固定されており、また、連結材も着脱可能に設けられているため、組立椅子を、座板と、2つの脚フレームと、連結材に分解することができる。これにより、組立椅子を分解した各構成部品をコンパクトに梱包することができ、運搬等が容易になる。さらに、組立椅子の梱包された各構成部品を所定の場所に運搬し、その場所で2つの脚フレームを座板に固定し、さらに、2つの脚フレーム同士を連結材により連結させることにより、脚のガタツキがなく、かつスタッキングの可能な椅子を容易に組み立てることができる。
請求項2に記載の発明によれば、連結材として別部材を新たに設ける必要がなく、組立工数及び製造コストを低減することができる。また、連結材として別部材を設ける必要がないため、連結材がスタッキングの邪魔になることがない。
請求項3に記載の発明によれば、2つの脚フレームの上部に座板を載置させて着脱可能に固定し、さらに脚フレーム同士のガタツキを防止するために背もたれ及び肘掛けをそれぞれ取付固定することが可能となり、組立椅子の組立作業が容易になる。
次に、本発明の実施形態の組立椅子について、図面を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態の組立椅子10は、第1の脚フレーム12と第2の脚フレーム14とを備えている。第1の脚フレーム12は、軸が上下方向に延びる第1の脚柱(脚柱)16を有している。この第1の脚柱16は、円筒状に形成されている。また、第1の脚フレーム12は、軸が上下方向に延びる第2の脚柱(脚柱)18を有している。この第2の脚柱18は、円筒状に形成されており、第1の脚柱16よりも長くなるように形成されている。また、第2の脚柱18の上部には、後述する背板(背もたれ)を取り付けるための第1の取付片20が形成されており、この第1の取付片20には2つの開孔22、22が形成されている。
また、第1の脚柱16の上部と第2の脚柱18の略中央部とは、第1の脚柱16(又は第2の脚柱18)の軸方向に対して垂直方向に延びる円筒状の第1の接続材(接続材)24により接続されている。ここで、第1の脚柱16と第2の脚柱18と第1の接続材24とを一体成形されていてもよく、第1の脚柱16と第2の脚柱18との間に第1の接続材24を組み付けてもよい。また、第1の接続材24の略中央には貫通孔26が形成されている。さらに、第1の接続材24の両端部側には、ネジ孔28、28がそれぞれ形成されている。
一方、第2の脚フレーム14は、軸が上下方向に延びる第3の脚柱(脚柱)30を有している。この第3の脚柱30は、円筒状に形成されている。また、第2の脚フレーム14は、軸が上下方向に延びる第4の脚柱(脚柱)32を有している。この第4の脚柱32は、円筒状に形成されており、第3の脚柱30よりも長くなるように形成されている。また、第4の脚柱32の上部には、後述する背板(背もたれ)を取り付けるための第2の取付片36が形成されており、この第2の取付片36には2つの開孔38、38が形成されている。
また、第3の脚柱30の上部と第4の脚柱32の略中央部とは、第3の脚柱30(又は第4の脚柱32)の軸方向に対して垂直方向に延びる円筒状の第2の接続材(接続材)40により接続されている。ここで、第3の脚柱30と第4の脚柱32と第2の接続材40とを一体成形されていてもよく、第3の脚柱30と第4の脚柱32との間に第2の接続材40を組み付けてもよい。また、この第2の接続材40の略中央には凹部42が形成されており、この凹部42には貫通孔(図示省略)が形成されている。さらに、第2の接続材40の両端部側には、ネジ孔44、44がそれぞれ形成されている。
また、組立椅子10は、第2の接続材40の凹部42の上面に第1の接続材24が載置しており、第1の接続材24に形成された貫通孔26と第2の接続材40に形成された貫通孔(図示省略)とが連通するように構成されている。このように、第2の接続材40に形成された凹部42の上面に第1の接続材24を載置させることにより、第1の接続材24と第2の接続材40とが略同一の高さとなるように構成されている。また、連通した貫通孔26には下方(第2の接続材40側)からピン(固定手段)46が挿通して溶接されており、上方に配置されたスナップリング(固定手段)48と係合することにより、第1の脚フレーム12と第2の脚フレーム14とが相互に位置ずれしないように固定されている。このように、固定された状態では、第1の接続材24と第2の接続材40とは、平面視にて十字状に交差している。
さらに、図3に示すように、第1の接続材24と第2の接続材40の上面には、座板50が載置されている。この座板50は平面視にて略正方形状に形成されており、座板50の略中央には円孔52が形成されている。また、座板50には、前記各ネジ孔28、28、44、44と連通するようにビス孔(図示省略)が形成されている。また、座板50が第1の接続材24の上面と第2接続材40の上面に載置された状態で、上方からビス54がビス孔(図示省略)に挿通されており、このビス54がネジ孔28、28、44、44とそれぞれ螺合することにより、座板50が第1の脚フレーム12及び第2の脚フレーム14に対して固定されている。
また、図4に示すように、第1の取付片20と第2の取付片36には、背板56が取り付けられている。この背板56は略長方形状に形成されており、両側の側端部近傍には取付孔(図示省略)がそれぞれ形成されており、この取付孔(図示省略)と開孔22、38とが連通するように背板56の裏面を第1の取付片20及び第2の取付片36に接触させてボルト58を取付孔側から取付孔(図示省略)と開孔22、38とに挿通させ、開孔側に配置されたナット(図示省略)に螺合させることにより、背板56が第1の取付片20及び第2の取付片36に固定されている。
また、図1及び図5に示すように、第2の脚柱18の上端部と第3の脚柱30の上端部には、第1の肘掛け(肘掛け)60が取り付けられている。この第1の肘掛け60は、略鉛直方向にそれぞれ延びる第1の鉛直部材64と第2の鉛直部材66と、第1の鉛直部材64と第2の鉛直部材66とに対して外側に出っ張るように形成された第1の水平部材62と、で構成されている。また、第1の鉛直部材64の先端部と第2の鉛直部材66の先端部には、第2の脚柱18の上端部と第3の脚柱30の上端部に挿入される挿入部68、68がそれぞれ形成されている。さらに、第2の鉛直部材66は、第1の鉛直部材64に対して長くなるように設定されているため、第1の肘掛け60を第2の脚柱18の上端部と第3の脚柱30の上端部に掛け渡したときに第1の水平部材62が水平となる。
さらに、同様にして、第1の脚柱16の上端部と第4の脚柱32の上端部には、第2の肘掛け(肘掛け)70が取り付けられている。この第2の肘掛け70は、略鉛直方向にそれぞれ延びる第3の鉛直部材74と第4の鉛直部材76と、第3の鉛直部材74と第4の鉛直部材76とに対して外側に出っ張るように形成された第2の水平部材72と、で構成されている。また、第3の鉛直部材74の先端部と第4の鉛直部材76の先端部には、第4の脚柱32の上端部と第1の脚柱16の上端部に挿入される挿入部78、78がそれぞれ形成されている。さらに、第4の鉛直部材76は、第3の鉛直部材74に対して長くなるように設定されているため、第2の肘掛け70を第1の脚柱16の上端部と第4の脚柱32の上端部に掛け渡したときに第2の水平部材72が水平となる。
ここで、本実施形態の組立椅子10の組立方法について説明する。
図2に示すように、2つの脚フレーム12、14を床面に対して垂直に立てた状態で第1の接続材24と第2の接続材40とが十字状に交差するように、第2の接続材40の凹部42の上面に第1の接続材24を載置させる。第2の接続材40の凹部42の上面に第1の接続材24を載置させた後、下方からピン46を貫通孔26に挿通して溶接し、上方に配置されたスナップリング48と係合させる。このピン46とスナップリング48を係合することにより、第1の接続材24が第2の接続材40に対して固定され、この結果、第1の脚フレーム12が第2の脚フレーム14に対して固定される。また、ピン46を下方から貫通孔26に挿通させることにより、ピン46の軸方向の長さが貫通孔26の長さよりも長くなった場合でも、第2の接続材40側にピン46の先端部が出っ張ることがないので、組立椅子10をスタッキングさせた場合にピン46が邪魔になることがない。
次に、図3に示すように、第1の脚フレーム12と第2の脚フレーム14とが固定されれば、第1の接続材24及び第2の接続材40の上面に座板50を載置させる。このとき、座板50の略中央に形成された円孔52にピン46及びスナップリング48が入るように座板50が置かれ、上方から各ビス孔に挿通された各ビス54がネジ孔28、28、44、44とそれぞれ螺合することにより、座板50を第1の脚フレーム12及び第2の脚フレーム14に対して固定させる。このとき、第1の脚フレーム12と第2の脚フレーム14とを先に組み付け、これを土台として用いることにより、座板50を容易に取り付けることができる。このように、座板50を第1の脚フレーム12及び第2の脚フレーム14に対して固定させることにより、第1の脚フレーム12及び第2の脚フレーム14の位置決めが可能となる。
さらに、第1の接続材24を第2の接続材40の凹部42の上面に載置させた状態では、第1の接続材24と第2の接続材40との高さが略同一となっている。これにより、第1の接続材24及び第2の接続材40に載置させた座板50を安定維持させることができる。
次に、図3及び図4に示すように、取付孔(図示省略)と開孔22、38とが連通するように背板56の裏面を第1の取付片20と第2の取付片36に接触させ、取付孔(図示省略)と開孔22、38とにボルト58を挿通させナット(図示省略)と螺合させることにより、背板56を第1の脚フレーム12及び第2の脚フレーム14に対して取り付ける。このとき、背板56は、座板50から上方に離れた位置で、かつ第1の脚フレーム12を構成する第2の脚柱18と第2の脚フレーム14を構成する第4の脚柱32とに亘って取り付けることにより、第1の脚柱16、第2の脚柱18、第3の脚柱30及び第4の脚柱32のガタツキを効果的に防止することができる。また、このように背板56を取り付けることにより、第1の脚フレーム12及び第2の脚フレーム14が回転してしまうことも防止することができる。
さらに、背板56を取り付ける場合も同様に、事前に第1の脚フレーム12と第2の脚フレーム14とを組み付けているため、これを土台として用いることができ、背板56を容易に取り付けることができる。
次に、図5に示すように、第1の脚フレーム12を構成する第2の脚柱18の上端部と第2の脚フレーム14を構成する第3の脚柱30の上端部に、第1の鉛直部材64の先端部と第2の鉛直部材66の先端部に形成された挿入部68、68をそれぞれ挿入させることにより、第1の肘掛け(肘掛け)60を取り付ける。
さらに、同様にして、図1に示すように、第1の脚フレーム12を構成する第1の脚柱16の上端部と第2の脚フレーム14を構成する第4の脚柱32の上端部に、第4の鉛直部材76の先端部と第3の鉛直部材74の先端部に形成された挿入部78、78をそれぞれ挿入させることにより、第2の肘掛け(肘掛け)70を取り付ける。このように、第1の脚フレーム12と第2の脚フレーム14とに渡って各肘掛け60、70を取り付けることにより、第1の脚柱16、第2の脚柱18、第3の脚柱30及び第4の脚柱32のガタツキを効果的に防止することができる。また、このように第1の肘掛け60と第2の肘掛け70を取り付けることにより、第1の脚フレーム12及び第2の脚フレーム14が回転してしまうことも防止することができる。
さらに、第1の肘掛け60及び第2の肘掛け70を取り付ける場合も同様に、事前に第1の脚フレーム12と第2の脚フレーム14とを組み付けているため、これを土台として用いることができ、第1の肘掛け60及び第2の肘掛け70を容易に取り付けることができる。
ここで、図示しないが、第1の脚柱16と第2の脚柱18と第3の脚柱30と第4の脚柱32のそれぞれ上下方向の長さが同じになるように設定することにより、第1の肘掛け60の第1の鉛直部材64の鉛直方向の長さと第2の鉛直部材66の鉛直方向の長さを同じ長さになるようにすることができる。これにより、第1の肘掛け60の形状を第1の水平部材62の水平方向中心を通る線に対して左右対称とすることができ、第1の肘掛け60を成型する型の型形状を簡素化、単純化することができ、この結果、型投資を少なくすることができる。また、第1の肘掛け60を左右対称とすることにより、第1の肘掛け60の搬入性をさらに高めることができる。
なお、第2の肘掛け70の形状についても同様に、左右対称にすることが可能となり、型投資を少なくすることができる。また、第2の肘掛け70を左右対称とすることにより、第2の肘掛け70の搬入性をさらに高めることができる。
以上説明したように、本実施形態の組立椅子10は、上下方向に沿って延びる2本の脚柱16、18、30、32を横方向に沿って延びる各接続材24、40で連結して一体にした2つの脚フレーム12、14を、各接続材24、40が座板50の下面に位置するように配置して座板50に着脱可能にそれぞれ固定したものであり、座板50よりも上方に離れた位置で着脱可能な背板56及び各肘掛け60、70により2つの脚フレーム12、14同士を連結するように構成したので、2つの脚フレーム12、14がそれぞれ拘束され、2つの脚フレーム12、14がガタツク(倒れる)ことを防止できる。また、座板50の下方には、脚同士を連結する連結材が設けられておらず、さらにまた第1の水平部材62と第2の水平部材72をそれぞれ外側に出っ張るように設定しこの出っ張りにより空いた内側のスペースに上に積み重ねられる椅子の脚フレーム(図9(A)、(B)参照)を入れることができるため、椅子同士を上下に積み重ねてスタッキングすることができる。
特に、背板56及び各肘掛け60、70をいわゆる連結材として用いることにより、椅子に必要な構成部材に連結材としての機能も兼ねさせることができるため、連結材として別部材を新たに設ける必要がなく、組立工数及び製造コストを大幅に低減することができる。また、連結材として別部材を設ける必要がないため、椅子同士を上下に積み重ねてスタッキングする際に連結材が邪魔になることがない。
一方、本発明の組立椅子10は、ビス54のネジ孔28、44への螺合を緩めてビス54を取り除きくことにより座板50を容易に取り外すことができ、また、ピン46とスナップリング48との係合を解除することにより2つの脚フレーム12、14同士の固定を容易に解除することができ、また、ボルト58とナット(図示省略)との螺合を緩めてボルト58を引き抜くことにより背板56を各取付片20、36から容易に取り外すことができ、さらに、各肘掛け60、70を上方に引っ張ることにより各肘掛け60、70を2つの脚フレーム12、14から容易に引き抜くことができ、組立椅子10を容易に分解することができる。これにより、組立椅子10を分解した各構成部品をコンパクトに梱包することができ、運搬等が容易になる。さらに、組立椅子10の梱包された各構成部品を所定の場所に運搬し、上記した組立方法により、組立椅子10を組み立てることにより、脚のガタツキがなく、かつスタッキングの可能な椅子を容易に組み立てることができる。
なお、上記実施形態の組立椅子10の2つの脚フレーム12、14の構成として、下向きにコの字となるような構成を例にとり説明したが、これに限られることはなく、例えば、第1の脚柱16の下端部と第2の脚柱18の下端部との間を略直線状の接続材(図示省略)で接続し、かつ第3の脚柱30の下端部と第4の脚柱32の下端部との間を略直線状の接続材(図示省略)で接続するようにして、ロの字状に構成してもよい。さらに、第1の接続材24及び第2の接続材40のそれぞれの接続位置を適宜調整することにより、各脚フレーム12、14をH状に構成してもよい。
また、本実施形態の組立椅子10では、各脚フレーム12、14の各接続材24、40を平面視にて十字状に交差するように組み付ける構成を例にとり説明したが、これに限られることはなく、例えば、2つの脚フレームの各接続材同士を略並行になるように配置した構成にしてもよい。
さらに、座板50や背板56の形状も正方形状や長方形状に限られるものではなく、他の如何なる形状に形成されていてもよい。
本発明の一実施形態の組立椅子の斜視図である。 本発明の一実施形態の組立椅子を構成する各脚フレームを組み付けた状態を示した斜視図である。 図2の組付体に座板を取り付けた状態を示した斜視図である。 図3の組付体に背板を取り付けた状態を示した斜視図である。 図4の組付体に肘掛けを取り付ける状態を示した斜視図である。 従来技術となる椅子の斜視図である。 従来技術となる椅子の概略構成図である。 図7の椅子の脚部の斜視図である。 (A)は本発明の組立椅子が3重にスタッキングした状態の肘掛け部分の斜視図であり、(B)は本発明の組立椅子が3重にスタッキングした状態の部分的な平面図である。
符号の説明
10 組立椅子
12 脚フレーム
14 脚フレーム
16 第1の脚柱(脚柱)
18 第2の脚柱(脚柱)
24 第1の接続材(接続材)
30 第3の脚柱(脚柱)
32 第4の脚柱(脚柱)
40 第2の接続材(接続材)
46 ピン(固定手段)
48 スナップリング(固定手段)
50 座板
56 背板(背もたれ、連結材)
60 第1の肘掛け(肘掛け、連結材)
70 第2の肘掛け(肘掛け、連結材)

Claims (3)

  1. 上下方向に沿って延びる2本の脚柱を横方向に沿って延びる接続材で連結して一体にした2つの脚フレームを、前記接続材が座板の下面に位置するように配置して前記座板に着脱可能にそれぞれ固定した組立椅子であって、
    前記座板よりも上方に離れた位置で前記脚フレーム同士を連結する着脱可能な連結材を有することを特徴とする組立椅子。
  2. 前記連結材は、背もたれ又は肘掛けの少なくとも一方であることを特徴とする請求項1に記載の組立椅子。
  3. 2つの前記脚フレームを床面に対して垂直に立てた状態で各接続材の略中央部近傍で交差させ、その位置がずれないように固定手段により固定したことを特徴する請求項1又は2に記載の組立椅子。
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