JP2005073957A - 天板付家具及び補助天板 - Google Patents

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Abstract


【課題】オフィスの作業環境に変化が生じた場合でも、基本レイアウトを殆ど変更することなくフレキシブルにマネージャー席を設けることができる天板付家具及び補助天板を提供する。
【解決手段】前後縁を使用縁とする天板1と、この天板1を支持する支持構造体とを具備し、前記天板1が複数の天板要素…の反使用縁同士…を対向配置させて目地を形成してなる天板付家具本体Tの側部上面に、前記天板1の前後寸法に略対応した幅を有する面状被覆部4と前記天板に対する移動を規制する位置決め部とを具備する補助天板STを載置するように構成した。
【選択図】図6

Description

本発明は、ワーカーの作業形態に応じて、ワーカーの座席位置、人数等の変化があった場合でも、基本レイアウトを殆ど変更することなくマネージャー席を設けることが出来る天板付家具及び補助天板に関するものである。
複数のデスクを対向島型配置させたデスク群を、フロア上に適宜間隔をおいて配置し、複数の島を形成したオフィスレイアウトが知られている。このようなオフィスレイアウトの場合、マネージャーのデスクは、一般のワーカーが使用する対向島型配置されたデスク郡の側端に、その反使用縁を当設させて配置してあるのが一般的である。(例えば、非特許文献1参照)
また、最近では、複数のデスクを対向島型配置させる変わりに、比較的左右幅の長い大型のテーブルタイプのデスクを、一つの島として見立てて利用する場合もある。このような、大型のテーブルタイプのデスクとして、プロジェクト、ミーティング、コンピューターワーク等のワーカーの作業に応じてレイアウト変更出来るように対応したものも考えられている。(例えば、特許文献2参照)
「コクヨ 2003オフィスファニチャー編」、コクヨ株式会社、平成14年12月、p.70 特開2003−204827
ところが、このような構成のものであっても、マネージャーの席を設けようとした場合には、複数のデスクを対向島型配置する際と同様に、マネージャーのデスクの奥行寸法分が他の島と比較して突出することとなり、オフィス空間全体のバランスが悪くなるといった不具合があった。また、オフィスのフロア形状によっては、マネージャー席を設ける位置が限定される場合があり、レイアウトパターンが制限されるといった不具合があった。さらに、マネージャー用のデスクを用意しなければならず、レイアウト変更の際にもデスクを都度移動させなければならないといった不具合があった。特に、最近のオフィス環境においては、施工、費用等の種々のコストを最小限に抑えつつも上述のようなワーカーの作業毎に対応したレイアウトを容易に変更出来ることが求められており、これら従来の家具ではこの要求を十分に満たすものでは無かった。
そこで本発明は、以上のような問題に鑑みて、オフィスの作業環境に変化が生じた場合でも、基本レイアウトを殆ど変更することなくフレキシブルにマネージャー席を設けることができる天板付家具及び補助天板を提供するものである。
すなわち、本発明の天板付家具は、前後縁を使用縁とする天板とこの天板を支持する支持構造体とからなるものであって、前記天板が複数の天板要素の反使用縁同士を対向配置させて目地を形成してなるものであり、前記天板の側部上面に載置される補助天板をさらに具備してなり、この補助天板が、前記天板の前後寸法に略対応した幅を有する面状被覆部と前記天板に対する位置決め手段とを具備してなることを特徴としている。
また、補助天板としては、前後縁を使用縁とする天板と、この天板を支持する支持構造体とを具備し、前記天板が複数の天板要素の反使用縁同士を対向配置させて目地を形成してなる天板付家具本体の側部上面に載置されるものであって、前記天板の前後寸法に略対応した幅を有する面状被覆部と前記天板に対する移動を規制する位置決め部とを具備してなることを特徴としている。
このようなものであると、側端部側からの使用者(マネージャー等)の作業領域を有する補助天板を、天板付家具の側端部上面に重合させるだけで、容易にマネージャー席を設けることが出来る。すなわち、天板要素の縁部を対向配置させることにより生じた目地を隠蔽することとなるので、天板付家具の側部領域を、マネージャーの作業領域として利用出来るようになる。したがって、島の側端にマネージャー用のデスクや天板を新たに連設する必要が無く、マネージャー席を設ける場合と設けない場合で、一つの島としての全長は殆ど変わらず、レイアウト変更を行ったとしても、オフィス空間全体のバランスが悪くなることもない。
また、補助天板を天板上に安定して重合させておくためには、位置決め手段を、補助天板の面状被覆部の一部に前記天板の前後縁に係わり合うことが可能な位置決め部たる折り返し部を設け、この折り返し部を前記天板の前後縁に係わり合わせることで構成することが望ましい。
さらに、目地が、所定幅を有する間隙から形成されるものである場合、前記補助天板の裏面側に前記間隙の幅寸法に略対応した位置決め部たる突出部を設け、この突出部を前記間隙に挿入することで位置決め手段を構成しても良い。
突出部が、前記補助天板の奥行寸法に略対応した長さを有するチャネル状の補強部により構成すれば、補助天板の厚み寸法を薄くすることが可能となり、補助天板を設けた領域と他の領域との段差を抑えることが出来る。
支持構造体を、前記天板の両側部側を支持する複数の脚体と、これら脚体の上部間を連結する横フレーム体とで構成し、前記天板が、一側部側に位置する前記脚体よりも外側方へ張り出す延出部を備え、この延出部の上面に前記補助天板を載置するようにすれば、脚体が天板の側端部より内方に位置するので、マネージャーの脚と天板付家具の脚体との干渉を少なくすることが出来、マネージャーの下肢空間を有効に確保することが出来る。
この場合、延出部を下方から支持する補助支持体を設ければ、延出部を安定的に支持することが出来る。
具体的には、補助支持体が少なくとも前記延出部の一側端側の前後を支持する一対の補助脚を具備するものが望ましく、より具体的には補助支持体が、前記延出部の一側端側の前後を支持する一対の補助脚と、この補助脚の上端を繋ぐ補助連結部と、この補助連結部と一側部側に位置する脚体とを連結する横連結部とからなるものが挙げられる。係る構成であれば、天板付家具全体としての強度が得られると共に、これら両連結部をマネージャー用の天板下トレーやデスクトップパネル等のオプション類の取付部として利用することも出来る。特に、長手方向に増連可能なタイプの天板付家具においては、増連箇所を利用して前記補助支持体を取り付けることが出来るのでさらに有効である。
本発明によれば、島の側端部側にマネージャー等の使用者の席を設けようとした場合でも、島の側端にマネージャー用のデスクや天板を新たに連設することなく、作業領域を有する補助天板を、天板付家具の側端部上面に重合させるだけで、容易にマネージャー用の席を設けることが出来る。すなわち、マネージャー席を設ける場合と設けない場合で、一つの島としての全長は殆ど変わらないので、オフィス空間全体のレイアウトバランスを崩すことなくワーカーの作業に応じたレイアウト変更が可能となる。
まず、第一実施形態について図面を参照して説明する。
本発明に係る天板付家具は、図1、図2、図3に示すように、オフィスフロア内に配置され一つの島として機能する天板付家具本体たるテーブルTと、図4に示す補助天板STとからなるものである。
テーブルTについて説明すると、このテーブルTは、天板1と、この天板1を支持する支持構造体2と、天板1の下方空間に配置されコンセントボックスやコード類を収容する配線ダクト3とを主体としてなるものである。
天板1は、複数の天板要素11から構成してある。ここで、天板要素11について詳述する。この天板要素11は、平面視矩形状をなす板材からなるもので、ワーカーの着座する側の縁を使用縁11aとし、その反体側の縁を反使用縁11bとしている。また、使用縁11aは、下方に向かうにつれて内方に傾斜するテーパ面11cを有する船底状のエッジ形態をなしている。(図7参照)しかして、天板1は、この天板要素11を、前後方向に2つその反使用縁11b、11b同士を対向配置させて目地を形成している。本実施例においては、天板要素11、11の反使用縁11b、11b同士を間隔をあけて配置することで、目地を、反使用縁11b、11b間に所定幅を有する間隙1sから形成している。なお、この間隙1sの幅は、LANケーブル、配線コード等のコード類が挿通可能な幅に形成されている。また、前後一対の天板要素11、11を一組とし、この一組の天板要素11、11を2つ用意し、その内側の側端11c、11c同士を当設させることで全体として天板1を構成している。
支持構造体2は、天板1の両側端部11d、11d側を支持する左右一対の脚体21、21と、これら左右に位置する脚体21、21の上部間を連結する横フレーム体22とからなる。
脚体21は、下端部にアジャスターを備えてなるもので、天板1の側端11d、11d側の前後を下方からそれぞれ支持するアルミの押出し材からなる前後一対の脚柱211、211と、この脚柱211、211の上部間を連結する角パイプ状の連結部212とからなる。連結部212は、後述する横フレーム221を取り付ける為の取付部28を、適宜テーブルTの内方にむけて向けて突出させて設けている。尚、この取付部28は、アルミダイキャスト等で形成され、横フレーム221と嵌合可能な形状を有しており、取付部28に横フレーム221を嵌合させた状態で図示しないボルト及びナット要素を締結することにより、脚体21(連結部212)と横フレーム体22(横フレーム221)とを固定するようにしている。
横フレーム体22は、脚体21間に介在して天板1を下方から支持する中間脚23と、脚体21と中間脚23との上部間を連結する角パイプ状の横フレーム221とからなる。
中間脚23は、角パイプ材からなる前後一対の中間脚支柱231、231と、これら中間脚支柱231、231の上部間を前後方向に連結すると共に天板1の下面を支持するアーム24とからなる。本実施例においては、アーム24は、平面視矩形状を成す板材からなるもので、天板1の前後方向寸法より若干短い長さを有してなり、前後に配置された天板要素11、11の一組同士を当設させた内側の側端11c、11c、11c、11cを下方から支持している。また、アーム24には横フレーム221を構成する後述する第1横フレーム25、25、25、25と第2横フレーム26、26、26、26とを取り付ける取付部28を具備している。この取付部28は、アルミダイキャスト等で形成され、アーム24の左右外側面に適宜間隔をおいて突出して設けられており、横フレーム221(25、26)と嵌合可能な形状を有しており、取付部28に横フレーム221(25、26)を嵌合させた状態で図示しないボルト及びナット要素を締結することにより、中間脚23(アーム24)と横フレーム221とを固定するようにしている。
横フレーム221は、天板1をその長手方向に沿って支持する複数の角パイプ材からなるものであり、天板要素11、11、11、11の反使用縁11b、11b、11b、11b側を下方から支持する第1横フレーム25、25、25、25と、天板要素11、11、11、11の前後方向略中央部を下方から支持する第2横フレーム26、26、26、26とからなり、これら横フレーム221の一側端を脚体21側の取付部28に取り付け、他側端を中間脚23側の取付部28に取り付けている。なお、本実施例においては、第1横フレーム25、25、25、25の下方への突出寸法を、第2横フレーム26、26、26、26の突出寸法より大きく設定している。これにより、第1横フレーム25、25、25、25の突出部分が、図示しないワゴン等を天板1下方に配置した際の奥行方向の位置規制部としての機能を有することとなる。すなわち、第1横フレーム25、25、25、25は、支持構造体2全体の強度を向上させる機能を担うと共に、ワゴンの位置規制部としての機能を有する。
配線ダクト3は、図1及び図3に示すように、天板1の下方において横フレーム221に支持されるものであり、本実施例においては、第1横フレーム25、25、25、25に支持させている。また、前後に配置されている天板要素11、11の一組毎に設けられている。したがって、中間脚23を挟んで左右に2つ設けられていることになる。具体的に配線ダクト3は、その上部を第1横フレーム25、25に取り付けられ左右に離間して設けられる側面視I形をなす側壁33、33と、この側壁33、33の下辺を繋ぐ下壁32と、これら側壁33、33及び下壁32に囲まれる配線空間3sと、この配線空間3sを開閉するダクトカバー34とからなる。なお、配線空間3sと前記間隙1sは連通している。また、下壁32の下面には幕板35が適宜設けられる。
次に、補助天板STについて図4を参照して説明する。補助天板STは、天板1の側端11d、11d側の上面に載置されるものであり、天板1の前後寸法に略対応した幅寸法を有する面状被覆部4と、天板1に対する相対移動を規制する位置決め部5とからなる。
面状被覆部4は、スチール等の薄板を主体として構成されるもので、天板1の一側端11d、11dに沿うと共にこれに対応した箇所を使用縁とする補助天板使用縁41aと天板1の前後縁11a、11aすなわち前後に対向配置された天板要素11の使用縁11a、11aに沿うと共に所定の奥行寸法(例えば、1000mm)をなす補助天板側縁41b、41bとを有する平面視略矩形状をなす面状被覆部本体41と、補助天板使用縁41aを下方に折り曲げることで形成され天板1の側面視形状の投影形状に略対応した形状をなす垂下片42とからなる。
位置決め部5は、補助天板側縁41b、41bを天板1の前後縁11a、11aに係り合い可能にそれぞれ下方に折り曲げた折り返し部51、51とからなる。この折り返し部51、51は、テーパ面11c、11cに沿うように折り曲げられている。また、面状被覆部4の裏面に、前記間隙1sの幅寸法(前後に配置される天板要素11、11の離間寸法)に対応した突出部44を設けている。本実施例において、この突出部44は、面状被覆部4の裏面に設けられ、面状被覆部4の奥行寸法に略対応した長さを有するハット型の補強部441として構成し、これに位置決め部5としての機能を担わせている。さらに、本実施例においては、重合状態にある天板1及び補助天板STの相対移動の規制を補うべく面状被覆部4の裏面に摩擦部材45を適宜箇所設けている。なお、上述の垂下片42を位置決め部5として機能させても良い。
ここで、テーブルTに対して補助天板STを取り付る際の手順について図5、図6及び図7を参照して説明する。なお、図7においては便宜上配線ダクト3を省略している。
まず、補助天板STを、テーブルTの側方に位置付けると共に、補助天板STの下面とテーブルTの天板1の上面との高さを揃える。次に、補助天板STをテーブルTの側方から内方に向けて移動させる。そうすると、折り返し部51、51の内側にテーブルTの使用縁11a、11aが挿入されていくと共に、間隙1sに補強部441が挿入されていく。さらに、補助天板STの移動を続けていくと、本実施例においては、天板1の側端11d、11dと垂下片42の内向き面が当設し、取り付けが完了することとなる。
すなわち、この天板1の上面に補助天板STが重合して取り付けられている状態において、折り返し部51、51とテーブルTの使用縁11a、11a(テーパ面11c、11c)とが上下方向及びテーブルTの側端11dに沿う方向の移動を規制する位置決め手段として機能する。また、間隙1sと補強部441とが、テーブルTの側端11dに沿う方向の移動を規制する位置決め手段として機能する。さらに、天板1の側端11d、11dと垂下片42とが当設することでも、補助天板STのさらなる挿入を規制する位置決め手段として機能している。
以上のような構成からなる本実施形態に係る天板付家具によれば、テーブルTを、前後縁11a、11aを使用縁とする天板1とこの天板1を支持する支持構造体2とから構成すると共に、前記天板1が複数の天板要素11、11の反使用縁同士11b、11bを対向配置させて目地を形成し、前記天板1の側部上面に載置される補助天板STをさらに具備させ、この補助天板STが、前記天板1の前後寸法に略対応した幅を有する面状被覆部4と前記天板1に対する位置決め手段5とを具備しているので、側端部側11d、11dに着座する者(マネージャー等)が使用する作業領域を備えた補助天板STを、テーブルTの側端部上面に重合させるだけで、容易にマネージャー席を設けることが出来る。すなわち、天板要素11の反使用縁11b、11bを対向配置させることにより生じた目地を隠蔽することとなるので、テーブルTの側部領域を、マネージャーの作業領域として利用出来るようになる。したがって、島の側端にマネージャー用のデスクや天板を新たに連設する必要が無く、マネージャー席を設ける場合と設けない場合で、一つの島としての全長は殆ど変わらず、レイアウト変更を行ったとしても、オフィス空間全体のバランスが悪くのるのを防止できる。
特に、本実施形態によれば、位置決め手段5を、天板1の上面に補助天板STが重合して取り付けられている状態において、折り返し部51、51と天板1のテーパ面11c、11cとで構成しているので、補助天板STの天板1に対する上下方向及びテーブルTの側端に沿う方向の移動を規制することとなり、安定した重合状態を保つことが可能となる。
また、補助天板STの面上被覆部4の強度を付与する為の補強部441の幅寸法を、コード類の配線を挿通する為の天板要素11の反使用縁11b、11b間の間隙1sより僅かに小さく設定しているので、これらを利用することにより、テーブルTの側端に沿う方向の移動を規制する位置決め手段5としての機能と、補助天板STを天板1に取り付ける際のガイド機能との両方を得ることが可能となる。
さらに、天板1の側端11d、11dと当設する垂下片42を設けているので、これらを協働させ補助天板STのさらなる挿入を規制する位置決め手段5として機能を得ることが可能となる。
次に、第二実施形態について図面を参照して説明する。
本実施例にかかる天板付家具は、図8及び図10に示すテーブルTAと、図9及び図10に示す補助天板STAとからなるものである。なお、図中、第一実施形態と同一の構成については同符号を付すと共に、明細書中、説明を省略する。
テーブルTAは図8及び図10に示すように、天板1と、この天板1を支持する支持構造体2と、天板1の下方空間に配置されコンセントボックスやコード類を収容する配線ダクト3と、補助支持体6とを主体としてなるものである。尚、図8において便宜上配線ダクト3は図示を省略している。
天板1は、第一実施形態と同様に複数の天板要素11から構成してあるが、本実施例においては、天板要素11の反使用縁11bに、コンセントボックスや配線類を挿通する為の切欠部11eを設けている(本実施例では反使用縁11bの略中央)。また、天板1には、その一側部に支持構造体2の脚体21、21よりも外側方へ張り出すように延出部1Aを設けている。この延出部1Aは、補助天板STAの平面視形状よりも延出方向にやや大きく形成されており、その上面に補助天板STAを載置可能としている。なお、延出部1Aは、天板1(天板要素11)の一部として構成しても構わないし、天板1(天板要素11)の側端に別体の板材を連設して設けても構わない。
支持構造体2は、第一実施形態のものと基本的な構造は変わらないが、脚柱211を、より内方に位置付けて配置している。また、連結部212の外側面には、補助支持体6を連設する為の補助支持体取付部28Aを設けている。この補助支持体取付部28Aは、第一実施形態の取付部28と略同じ構成をしており、アルミダイキャスト等で形成され、後述する横連結部63と嵌合可能な形状を有しており、取付部28Aに横連結部63を嵌合させた状態で図示しないボルト及びナット要素を締結することにより、補助支持体6と脚体2とを固定するようにしている。
補助支持体6は、前記延出部1Aの一側端側の前後を支持する一対の補助脚61と、この補助脚61の上端を繋ぐ補助連結部62と、この補助連結部と一側部側に位置する脚体21とを連結する横連結部63とからなる。
補助脚61は、第一実施形態における脚柱211と同様の構成をなすもので、その下端にはアジャスターを具備している。
補助連結部62は、角パイプ材から構成されるもので、一端を補助脚61、61の上端部に繋げられると共に他端をそれぞれテーブルTAの内奥方に向かって延出させた第一補助連結部621、621と、これら第一補助連結部621、621の他端同士を繋ぐ第二補助連結部622とからなるものである。
横連結部63は、複数の角パイプ材25A、25A、26A、26Aから構成されるもので、一端を第二補助連結部622の内側面622aに溶接等の適宜手段で取り付けられ、他端を、脚体2(連結部212)に設けられた取付部28Aに取り付けられるものである。なお、複数の角パイプ材25A、25A、26A、26Aは、いずれも第二横フレーム26と同じ大きさの断面形状を有している。
補助天板STAは、図9及び図10に示すように、その反使用縁41dに、天板1(天板要素11)に重合させた状態で天板1(天板要素11)の切欠き11eに対応した形状及び大きさを有する配線等挿通用の切欠き41cを設けた以外は第一実施形態のものと略同じ構成をなす。
以上のような構成からなる本実施形態に係る天板付家具によれば、前記支持構造体2が、前記天板1の両側部側を支持する複数の脚体21と、これら脚体21の上部間を連結する横フレーム体22とからなり、前記天板1が、一側部側を支持する前記脚体21よりも外側方へ張り出す延出部1Aを備えてなり、この延出部1Aの上面に前記補助天板STAを載置させているので、脚体21が天板1(延出部1A)の側端部11d、11dより内方に位置するので、マネージャーの脚と天板付家具Tの脚体21との干渉を少なくすることが出来、マネージャーの下肢空間を有効に確保することが出来る。
また、延出部1Aを下方から支持する補助支持体6を設けているので、延出部を安定的に支持することが出来る。
特に、本実施例においては、前記延出部1Aの一側端11d、11d側の前後を支持する一対の補助脚61、61と、この補助脚61、61の上端を繋ぐ補助連結部62と、この補助連結部62と一側部側に位置する脚体とを連結する横連結部63とから構成しているので、テーブルTとしての強度が得られると共に、これら両連結部62、63をマネージャー用の天板下トレーやデスクトップパネル等のオプション類の取付部として利用することも出来る。
具体的には、第一補助連結部621、621と、これら第一補助連結部621、621の他端同士を繋ぐ第二補助連結部622とで囲まれる天板1の裏面領域を、マネージャー用の天板下トレーの取付領域とすることが出来る。また、横連結部63を構成する角パイプ材25A、25A、26A、26A間に、別途架材を架け渡すことで、デスクトップパネルを取り付ける際の足場として利用することも出来る。
なお、本発明は上述した実施形態に限られるものではない。例えば、折り返し部51をテーパ面11cに沿うようにしたが、天板1(天板要素11)の裏面側に回り込ませるように折り返し部51を設けても構わない。また、中間脚23を複数設けても構わない。さらに、天板1(天板要素11)の切り欠き11e及び面状被覆部4の切り欠き41cにそれぞれ対応したキャップカバーを設けても構わない。さらにまた、筆記特性や温かみの向上の為に、補助天板の面状被覆部4の表面に、メラミン等の化粧板を貼着しても構わない。特に、化粧板に変えて発泡性のウレタン塗装を施せば、補助天板の厚みをさらに薄くすることが出来、天板1との段差をより小さくすることが出来る。また、本発明を適用するに好ましい家具としては、長手方向に増連可能なタイプの天板付家具が挙げられる。これは、増連箇所(両取付部28、28Aに相当)を利用して前記補助支持体を取り付けることが出来るからである。その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の第一実施形態のテーブルを示す正面図。 同平面図。 同底面図。 本発明の第一実施形態の補助天板を示す図。 本発明のテーブルと補助天板の取付方を示す模式図。 第一実施形態のテーブルと補助天板の取付状態を示す模式図。 図6におけるA−A線断面図。 本発明の第二実施形態のテーブルを示す底面図。 本発明の第二実施形態の補助天板を示す図。 第二実施形態のテーブルと補助天板の取付状態を示す模式図。
符号の説明
T…テーブル
1…天板
11…天板要素
11b…反使用縁
1s…間隙
2…支持構造体
21…脚体
22…横フレーム体
23…中間脚
ST…補助天板
6…補助支持体
61…補助脚

Claims (12)

  1. 前後縁を使用縁とする天板と
    該天板を支持する支持構造体とからなるものであって、
    前記天板が複数の天板要素の反使用縁同士を対向配置させて目地を形成してなるものであり、
    前記天板の側部上面に載置される補助天板をさらに具備してなり、
    該補助天板が、前記天板の前後寸法に略対応した幅を有する面状被覆部と前記天板に対する位置決め手段とを具備してなることを特徴とする天板付家具。
  2. 前記補助天板が、前記天板の前後縁に係わり合う折り返し部を有してなり、該折り返し部を前記天板の前後縁に係わり合わせることで位置決め手段を構成してなることを特徴とする請求項1記載の天板付家具。
  3. 前記目地が、所定幅を有する間隙から形成されるものであり、前記補助天板の裏面側に前記間隙の幅寸法に略対応した突出部を設けてなり、該突出部を前記間隙に挿入することで位置決め手段を構成してなることを特徴とする請求項1又は2記載の天板付家具。
  4. 前記突出部が、前記補助天板の奥行寸法に略対応した長さを有する補強部であることを特徴とする請求項3記載の天板付家具。
  5. 前記支持構造体が、前記天板の両側部側を支持する複数の脚体と、これら脚体の上部間を連結する横フレーム体とからなり、
    前記天板が、前記複数の脚体のうち一側部側を支持する脚体よりも外側方へ張り出す延出部を備えてなり、該延出部の上面に前記補助天板を載置してなることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の天板付家具。
  6. 前記延出部を下方から支持する補助支持体を設けたことを特徴とする請求項5記載の天板付家具。
  7. 前記補助支持体が、少なくとも前記延出部の一側端側の前後を支持する一対の補助脚を具備することを特徴とする請求項6記載の天板付家具。
  8. 前記補助支持体が、前記延出部の一側端側の前後を支持する一対の補助脚と、該補助脚の上端を繋ぐ補助連結部と、該補助連結部と一側部側に位置する脚体とを連結する横連結部とからなることを特徴とする請求項6又は7記載の天板付家具。
  9. 前後縁を使用縁とする天板と、該天板を支持する支持構造体とを具備し、前記天板が複数の天板要素の反使用縁同士を対向配置させて目地を形成してなる天板付家具本体の側部上面に載置されるものであって、
    前記天板の前後寸法に略対応した幅を有する面状被覆部と前記天板に対する移動を規制する位置決め部とを具備してなる補助天板。
  10. 前記位置決め部が、前記面状被覆部の一部に設けられ、前記天板の前後縁に係わり合うことが可能な折り返し部であることを特徴とする請求項9記載の補助天板。
  11. 前記位置決め部が、前記面状被覆部の裏面側に設けられ、所定幅の間隙からなる目地に挿入可能な幅寸法を有する突出部であることを特徴とする請求項9又は10記載の補助天板。
  12. 前記突出部が、奥行寸法に略対応した長さを有する補強部であることを特徴とする請求項11記載の補助天板。
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