JP4288960B2 - 連結机 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば前後左右等に天板を連結して使用する連結机に関わり、更に詳しくは、簡素な構成で様々なレイアウトに対応できる実用的な連結机に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の連結机として、天板の下方の空間スペースの有効利用を目的とし、前後2列にかつ左右に複数枚を並設した天板を有する机であって、前記前後2列を区画すると共に前記天板の幅寸法と略等しい幅寸法の鉛直状中間フレームを、左右方向に沿って配設すると共に、少なくとも下端に前後方向に突出する突出部を有する端部脚体を、左右の端部の中間フレームの外方の鉛直方向側辺部に取り付け、さらに、倒立L字状脚体の水平方向部材が前後方向に沿って配設されるように、前記倒立L字状脚体の鉛直方向部材を、相隣位する中間フレームの対向する鉛直方向側辺部に取り付けて、机前後方向中間部に配設される鉛直状中間柱部を形成し、かつ、前記中間柱部の下面に、前記中間柱部の前後方向幅内に収まるアジャスタを付設したもの(特許文献1参照)、増設自在かつ前後の隙間に配線用隙間を形成できること等を目的とし、垂直の脚杆の上端に、それぞれ前後方向を向く水平アームを設けて固着してなる前後の中間脚を、脚杆同士の間に間隔を設けて立設し、これら中間脚の左右の側面に、前面が開口する前部溝材と、後面が開口する後部溝材とを間隔材をもって互いに連結するとともに、前後の溝材上面に、側面視上向きコ字形断面をなす横長方向の棚板を架設して固着してなる下部連結枠と、前面が開口する前部溝材と、後面が開口する後部溝材とを、間隔材をもって互いに固着してなる上部連結枠の側端面を、それぞれ当接させ、連結具をもって、前記中間脚と前記上下の連結枠の側端面とを連結し、かつ、左右の端部にある連結枠の他方の側端面に、間隔をへだてて前後に並ぶエンド脚を当接して、連結具で連結し、さらに前記中間脚及びエンド脚の上面間に、天板を載置し、この際、中間脚の上面により、左右に並ぶ2枚の天板の側辺部同士を、共通して支持させたもの(特許文献2参照)がある。
【0003】
また、従来の連結机として、天板を支持する、複数の枠材から構成される枠体を変更することなく天板面の拡張及び異なる天板形状に対応することを目的とし、天板を支持する枠体が、複数の枠材(例えば側枠材、後枠材及び補強枠材)から構成されるものにおいて、これらの枠材に、長手方向に沿って連続的に取付部であるレール溝を形成し、これらのレール溝の長手方向所要箇所を選択して、オプションや天板等の部材を取り付けるための部材取付具を保持させ得るように構成したもの(特許文献3参照)がある。
【0004】
【特許文献1】
実開平5−60326号公報(第2頁、図1−3)
【特許文献2】
実公平6−28023号公報(第2頁、第1−2図)
【特許文献3】
特開2000−124号公報(第5−6頁、図15−20)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
以上のような従来の連結机において、特許文献1及び2の構成は、前後2列の構成に限定され、様々なレイアウトに対応できないという問題点があった。また、端脚と中間脚とが共用できないと共に構造が複雑であり、コスト及び信頼性、並びに、天板の追加及び取り外し時の対応性等の面から実用的でないという問題点があった。
【0006】
また、特許文献3の構成は、複数の枠材から構成される枠体を変更することなく、天板を支持する枠体全体を共通使用するものであり、連結机を構成するにあたっての自由度が低いという問題点があった。また、前後左右等に天板を連結して使用する場合において、枠材及び脚支柱が重複するため、コストが上昇するという問題点があった。さらに、天板の追加及び取り外し時の対応性等の面から実用的でないという問題点があった。
【0007】
本発明は、前記のような問題点を解決するためになされたものであり、簡素な構成で様々なレイアウトに対応できる実用的な連結机を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る連結机は、前後に配設した天板を左右に並設し、これらの天板を共通使用可能な脚体に取り付けた天板支持部材により支持してなる連結机であって、前記脚体が2本の脚柱とこれら脚柱間に架設した横架ビームとからなり、前記天板支持部材が前記横架ビームの長手方向の両側面に取り付け可能なものであり、前後左右の天板の連結部に1個の前記脚体を、前記連結机の左端及び右端の前後の机にそれぞれ1個ずつの前記脚体を配設し、前記連結部の脚体には、その横架ビームの長手方向の左右両側に2個ずつ配設した4個の前記天板支持部材を取り付け、前記連結机の左端及び右端の前記脚体には、その横架ビームの長手方向左右の、連結机の内側になる片側にのみ配設した2個の前記天板支持部材を取り付けてなるものである。
【0013】
ここで、横架ビームと脚柱とからなる脚体同士を連結する連結ビームを備え、この連結ビームの支持部を天板支持部材に設けると好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態を添付図面に基づき詳細に説明する。図1及び図2は、本発明の実施の形態に係る連結机の構成例を示す斜視図及び平面図であり、前後に配設した天板を左右に並設して構成した対面フリーアドレス型レイアウトを示している。
【0016】
図1及び図2において、1は天板、2は脚柱2a,2aとこれら脚柱間に架設した横架ビーム2bとからなる脚体、3は天板1を支持する天板支持部材、4は脚体2同士を連結及び大型天板の強度を保持するための連結ビーム、101は机上パネル、102はダクトカバーである。脚体2,・・・は各々の配置位置に拘らず共通使用可能であり、例えば同一形状に形成されている。
【0017】
図3は脚体2及び天板支持部材3の説明図であり、図3(a)は正面図、図3(b)は右側面図である。図3において、図1及び図2と同一符号は同一又は相当部分を示しており、8は天板支持部材3を横架ビームに対して横架ビーム2bの長手方向(図3中の矢印A方向)に位置決めする位置決めプレート、8a,・・・は位置決めプレート8に形成された位置決め手段である複数の抜き穴である。
【0018】
脚体2は、脚柱2a,2a間に横架ビーム2bを架設して図示しないネジ等の固定手段により連結されて形成されるが、図3のように脚柱2a,2a間の上部に1本の横架ビーム2bを架設する形態の他、脚柱2a,2a間の適宜位置に複数の横架ビーム2b,・・・を架設してもよい。
【0019】
図4は脚体2の横架ビーム2bと天板支持部材3との取り付け方法の例を示す断面図であり、図において、3aは天板受けブロック、3bは固定ブロック、5aは天板受けブロック3aの鉤状係合片、5bは固定ブロック3bの鉤状係合片、6aは横架ビーム2bの上部水平溝、6bは横架ビーム2bの下部水平溝、7aは横架ビーム2bの上部水平溝6aの下部に形成された下向き溝、7bは横架ビーム2bの下部水平溝6bの上部に形成された上向き溝、8は位置決めプレート、8aは抜き穴、9は天板受けブロック3aと固定ブロック3bを固定するボルトである。
【0020】
図4に示すように、天板支持部材3は天板受けブロック3a及び固定ブロック3bにより構成されており、天板受けブロック3aの鉤状係合片5aは横架ビーム2bの上部水平溝6aと係合し、固定ブロック3bの鉤状係合片5bは横架ビーム2bの下部水平溝6bと係合する。天板受けブロック3a及び固定ブロック3bはボルト9により固定され、天板支持部材3は脚体2の横架ビーム2bに取り付けられる。図4では、ボルト9を天板受けブロック3a側から挿入して、天板受けブロック3a及び固定ブロック3bを固定する場合を示しているが、ボルト9を固定ブロック3b側から挿入して前記固定を行う構造を採用することもできる。このようにして、天板支持部材3は、横架ビーム2bの長手方向(図3中の矢印A方向)に移動可能なように、横架ビーム2bにより支持される。
【0021】
また、前記のような天板受けブロック3a及び固定ブロック3bによる天板支持部材3の構成により、脚柱2a,2a間に横架ビーム2bを架設して脚体2が形成された後においても、天板支持部材3の横架ビーム2bへの取り付け又は取り外しを自由に行うことができる。さらに、図4の横架ビーム2bの断面形状からわかるように、天板支持部材3は横架ビーム2bの長手方向の両側面、すなわち脚体2の両側に取り付けることができる。ただし、横架ビーム2bは、図4の断面形状のように、その両側面に上部水平溝6a及び下部水平溝6bを形成する構成に限定されず、側面のいずれか一方のみに上部水平溝6a及び下部水平溝6bを形成して、天板支持部材3を取り付けてもよい。また、図4の横架ビーム2bの断面形状からわかるように、横架ビーム2bの上下面が上部水平溝6a及び下部水平溝6bの上下部を覆っており、上部水平溝6a及び下部水平溝6bの全体が露出しないため、美観を向上できる構造となっている。
【0022】
また、脚柱2a,2a間の適宜位置に架設された横架ビーム2bには、横架ビーム2bの上部水平溝6a及び下部水平溝6bに、鉤状係合片を有する受けブロック3a及び固定ブロック3bにより構成される天板支持部材3のみならず、棚又は机上パネル、電話台、載置台及びダストボックス等のオプション類等を支持するための、鉤状係合片を有する受けブロック及び固定ブロックにより構成される支持部材を係合させることもできる。
【0023】
位置決めプレート8は、横架ビーム2bに形成された下向き溝7aと上向き溝7b間に配設される。位置決めプレート8は、脚体2を形成する前に横架ビーム2bに予め取り付けておくか、あるいは、位置決めプレート8を可撓性のある材料で形成した場合は脚体2の形成後においても取り付けることができる。また、図4からわかるように、位置決めプレート8は前記の天板支持部材3の横架ビーム2bの長手方向への移動と干渉しない構成となっている。
【0024】
位置決めプレート8には抜き穴8a,・・・が明けられているため、天板支持部材3を横架ビーム2bに対して横架ビーム2bの長手方向(図3中の矢印A方向)に位置決めすることができる。したがって、組立又はレイアウト変更等における作業性を向上することができる。なお、位置決めプレート8には、抜き穴8a,・・・以外にも、切り欠き、線条、突出部等の他の位置決め手段を形成することができる。さらに、横架ビーム2bに形成された下向き溝7aと上向き溝7b間には、意匠性を考慮して飾り板を配設することもでき、このような飾り板に天板支持部材3を横架ビーム2bの長手方向に位置決めする機能を付加してもよい。例えば、飾り板に、塗装、メッキ及び樹脂顔料等による色の変更、金属、樹脂、木、紙及び布等による材料の変更、並びに、抜き穴、段差、彫刻及び木目加工等による模様の変更等を適宜行い、意匠性及び位置決め機能の付与を両立させることができる。
【0025】
また、横架ビーム2bの上部水平溝6a及び下部水平溝6bに、棚又は机上パネル、電話台、載置台及びダストボックス等のオプション類等を支持するための支持部材を係合させた場合は、該支持部材と横架ビーム2bとの該横架ビーム2bの長手方向の位置決めを位置決めプレート8により行うことができる。
【0026】
図5は、天板受けブロック3aの例を示す斜視図であり、10aは連結ビーム支持部である。連結ビーム4は、その端部を天板受けブロック3aの連結ビーム支持部10aに外嵌した後に螺着される。図5の構造の天板受けブロック3aを使用した場合は、天板受けブロック3aの連結ビーム支持部10aに連結ビーム4との嵌合部が形成されており、この嵌合部がモーメントを受け持つため、嵌合部がない場合と比較して、脚体2同士の連結ビーム4による連結強度及び剛性が向上する。
【0027】
また、図6は、天板受けブロック3aの別の例を示す斜視図であり、10bは連結ビーム支持部である。連結ビーム4は、その端部を連結ビーム支持部10bに載置した後に螺着される。図6の構造の天板受けブロック3aを使用した場合は、この天板受けブロック3aの連結ビーム支持部10bにより、連結ビーム4の端部以外も支持できるため、天板支持部材3により連結ビーム4を該連結ビーム4の長手方向に移動可能に支持することができ、天板1と脚体2との相対位置を連結ビーム4の長手方向に簡単に変更することができる。したがって、天板1,・・・と脚体2,・・・との配置の自由度を向上することができる。
【0028】
図5及び図6のような天板受けブロック3aを使用して天板支持部材3を構成することにより、天板1の支持及び連結ビーム4の支持を同一の天板支持部材3で行うことができるため、連結机の構成部品点数を削減することができ、連結机の構成をより簡素なものとすることができる。
【0029】
図7は、脚体2,2の脚柱2a,2a同士を連結する方法の例を示す説明図であり、11a、11bは連結部材、11cは連結部材11a及び11bを固定するボルト、12,12は脚柱2aの連結部材係合部である。脚柱2a,2aを当接し、連結部材11a及び11bを脚柱2a,2aの連結部材係合部12,12にそれぞれ挿入して、ボルト11cにより螺着することにより、脚柱2a,2a同士を簡単に連結して固定することができる。このような脚柱2a,2a同士の連結は、例えば、図2のレイアウトのB部及びC部で使用され、連結机全体の強度及び剛性を向上することができる。
【0030】
図8は、図2の対面フリーアドレス型レイアウトを構成する本発明の連結机の右側面図を示したものである。前記のとおり、天板支持部材3は横架ビーム2bの長手方向に移動可能に構成されているため、脚体2に対して天板1の位置を横架ビーム2bの長手方向(図8中の矢印A方向)に簡単に移動させることができる。図2及び図8の対面フリーアドレス型レイアウトにおいて、対向する天板1,1の間は間隙が設けられ(図8のD)、この天板1,1間にLAN等の通信ケーブル、電源等の配線、配線用ダクト及びコンセント等を配設できると共に、対面する机間で容易に配線等を受け渡すことができる。また、図9のように机上パネル101を立設することができ、さらに、モニターアーム又は電話台等のオプション部材を適宜配設することができる。さらにまた、ダクトカバー102,102を設けることにより、配線類を保護することができると共に連結机全体の美観を向上することができる。
【0031】
次に、以上のような連結机の構成要素を使用してなる図2の対面フリーアドレス型レイアウトの特徴について説明する。
【0032】
図2においては、天板1,・・・4枚に対して、同一形状の脚体2,・・・5個を使用しており、連結机の左右端に脚体2,2を配設すると共に、連結机の中央部の前後左右の天板1,・・・の連結部にまたがって1個の脚体2を配設し、該1個の脚体2の横架ビーム2bの左右に2個ずつ配設した4個の天板支持部材3,・・・各々により前記前後左右の4枚の天板1,・・・を支持している。このように、前後左右の天板1,・・・の連結部にまたがって配設した1個の脚体2により天板1,・・・4枚を支持すると共に、共通の脚体2,・・・を使用することにより、簡素な構成で、前後に配設した天板を左右に並設して構成した対面フリーアドレス型レイアウトを実現することができる。また、左右に並設する机の数を増やした場合においても、連結机の前後左右の天板1,・・・の連結部に1個の脚体2を配設する同様の構成を採用することができる。
【0033】
図10は、図2と同様の対面フリーアドレス型レイアウトの連結机の別の構成例を示す平面図であり、図2の連結ビーム4,・・・を使用しない構成を示している。このように、連結ビーム4を使用しない場合は、天板1の適宜位置に設けた埋め込みナット等に、天板支持部材3をボルト等により取り付ける。要求仕様によっては、このような連結ビーム4,・・・を使用しない構成を採用することができ、このような構成によれば、さらに簡素な構成で対面フリーアドレス型レイアウトを実現することができる。
【0034】
図11は、本発明の実施の形態に係る連結机の構成例を示す平面図であり、天板を左右に並設して構成した片面フリーアドレス型レイアウトを示している。天板1,1に対して、同一形状の脚体2,・・・3個を使用しており、左右の天板1,1の連結部に1個の脚体2を配設し、該脚体2の横架ビーム2bの左右に配設した天板支持部材3,3により、左右の天板1,1を支持している。左右の天板1,1の連結部に配設した1個の脚体2により天板2枚を支持すると共に、共通の脚体2,・・・を使用することにより、簡素な構成で片面フリーアドレス型レイアウトを実現することができる。
【0035】
図12は、本発明の実施の形態に係る連結机の構成例を示す平面図であり、天板4枚による対面L型レイアウトを示している。天板1,・・・4枚に対して、同一形状の脚体2,・・・6個を使用しており、前記レイアウトと同様に、天板の連結部に1個の脚体2を配設し、該脚体2の横架ビーム2bの左右に配設した天板支持部材3,3により、前記連結部における複数の天板1,・・・を支持している。天板1,・・・の連結部に配設した1個の脚体2により天板1,・・・を支持すると共に、共通の脚体2,・・・を使用することにより、簡素な構成で対面L型レイアウトを実現することができる。
【0036】
図13は、本発明の実施の形態に係る連結机の構成例を示す平面図であり、天板1,1を前後に並設して構成したレイアウトを示している。また、天板支持部材3の天板受けブロック3aとして、連結ビーム支持部10bに連結ビーム4を載置して固定する、図6の構成の天板受けブロック3aを使用した場合の例を示している。右側の脚体2,2を、図中矢印Eのように連結ビーム4,4及び天板1,1に対してスライドさせて配置することにより、図中F方向からのアクセスに対して右側の脚体2,2の支脚2a,・・・が邪魔にならないように構成したものである。
【0037】
以上のとおり、本発明によれば、共通使用可能な脚体2,・・・及び脚体2,・・・によって支持される複数の天板1,・・・等からなる部品点数を抑えた簡素な構成により所望のレイアウトの連結机を構成するため、コストを削減できると共に、組立及びレイアウト変更を容易に行うことができる自由度の高い連結机の構成を得ることができる。
【0038】
以上の説明においては、天板支持部材3により天板1を直接支持する場合を示したが、本発明はこのような構成に限定されるものではなく、天板1と天板支持部材3間にガイドレールを介在させる等、天板支持部材3により天板1を間接支持する構成を採用してもよい。
【0039】
なお、本明細書における「机」には、いわゆるテーブルの概念も含むものである。
【0040】
【発明の効果】
この発明に係る連結机は、以上説明したように構成されているので、以下に示すような効果を奏する。
【0043】
請求項1に係る発明によれば、前後に配設した天板を左右に並設し、これらの天板を共通使用可能な脚体に取り付けた天板支持部材により支持してなる連結机であって、前記脚体が2本の脚柱とこれら脚柱間に架設した横架ビームとからなり、前記天板支持部材が前記横架ビームの長手方向の両側面に取り付け可能なものであり、前後左右の天板の連結部に1個の前記脚体を、前記連結机の左端及び右端の前後の机にそれぞれ1個ずつの前記脚体を配設し、前記連結部の脚体には、その横架ビームの長手方向の左右両側に2個ずつ配設した4個の前記天板支持部材を取り付け、前記連結机の左端及び右端の前記脚体には、その横架ビームの長手方向左右の、連結机の内側になる片側にのみ配設した2個の前記天板支持部材を取り付けてなるので、前後左右の天板の連結部にまたがって配設した1個の脚体により前後左右の天板4枚を支持することにより脚体の数を減らすことができると共に、共通の脚体を使用することにより、簡素な構成で、前後に配設した天板を左右に並設して構成した対面フリーアドレス型レイアウトを実現することができる。
【0044】
また、請求項2に係る発明によれば、連結ビームの支持部を天板支持部材に設けたので、連結ビームにより連結机の連結強度及び剛性が向上すると共に、天板及び連結ビームの支持を同一の天板支持部材で行うことができるため、連結机の構成部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係る連結机の構成例を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施の形態に係る連結机の構成例を示す平面図である。
【図3】 脚体及び天板支持部材の構成を示す説明図である。
【図4】 横架ビームと天板支持部材との取り付け方法の例を示す断面図である。
【図5】 天板受けブロックの例を示す斜視図である。
【図6】 天板受けブロックの別の例を示す斜視図である。
【図7】 脚体の脚柱同士を連結する方法の例を示す説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態に係る連結机の右側面図である。
【図9】 本発明の実施の形態に係る連結机の右側面拡大図である。
【図10】 本発明の実施の形態に係る連結机の構成例を示す平面図である。
【図11】 本発明の実施の形態に係る連結机の構成例を示す平面図である。
【図12】 本発明の実施の形態に係る連結机の構成例を示す平面図である。
【図13】 本発明の実施の形態に係る連結机の構成例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 天板
2 脚体
2a 脚柱
2b 横架ビーム
3 天板支持部材
3a 天板受けブロック
3b 固定ブロック
4 連結ビーム
5a 天板受けブロック3aの鉤状係合片
5b 固定ブロック3bの鉤状係合片
6a 横架ビーム2bの上部水平溝
6b 横架ビーム2bの下部水平溝
7a 横架ビーム2bの上部水平溝6aの下部に形成された下向き溝
7b 横架ビーム2bの下部水平溝6bの上部に形成された上向き溝
8 位置決めプレート
8a 抜き穴
10a,10b 天板受けブロック3aの連結ビーム支持部
Claims (2)
- 前後に配設した天板を左右に並設し、これらの天板を共通使用可能な脚体に取り付けた天板支持部材により支持してなる連結机であって、
前記脚体が2本の脚柱とこれら脚柱間に架設した横架ビームとからなり、
前記天板支持部材が前記横架ビームの長手方向の両側面に取り付け可能なものであり、
前後左右の天板の連結部に1個の前記脚体を、前記連結机の左端及び右端の前後の机にそれぞれ1個ずつの前記脚体を配設し、
前記連結部の脚体には、その横架ビームの長手方向の左右両側に2個ずつ配設した4個の前記天板支持部材を取り付け、前記連結机の左端及び右端の前記脚体には、その横架ビームの長手方向左右の、連結机の内側になる片側にのみ配設した2個の前記天板支持部材を取り付けてなる連結机。 - 横架ビームと脚柱とからなる脚体同士を連結する連結ビームを備え、この連結ビームの支持部を天板支持部材に設けてなる請求項1記載の連結机。
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