JP2005070525A - 画像読取装置および画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像を担持させた媒体の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減する画像読取装置を提供する。
【解決手段】 前記媒体を保持する保持部15と、記録された画像を読み取る読取部と、保持部15または前記読取部を直線上に搬送させる搬送手段43と、搬送手段43の搬送方向に張架されたリニアスケール26と、リニアスケール26の情報を読み取る検出部27と、リニアスケール26を清掃するブロワ38と、ブロワ38の清掃動作を制御する清掃制御部42とを設けている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像読取装置に関し、特に画像を担持する媒体上で、例えば光を照射して当該画像を読み取る画像読取装置に関する。
また、本発明は、画像記録装置に関し、特に所定の媒体に、例えば光を照射して所定の画像を記録する画像記録装置に関する。
従来より、X線画像に代表される放射線画像が診断に広く用いられている。この放射線画像を得るための方式としては、被写体を透過させた放射線を増感紙と呼ばれる蛍光体層に照射し、この蛍光体層から放出された可視光をハロゲン化銀写真感光材料に照射し、この感光材料に現像処理を施して可視画像を得る、いわゆる放射線写真方式が提案され、実用化されている。
また、近年においては、前記した放射線写真方式に代えて、照射された放射線エネルギーを蓄積、記録し、励起光を照射すると蓄積、記録された放射線エネルギーに応じて輝尽発光する「輝尽性蛍光体」を用いた放射線画像記録再生方式が提案されている。
この放射線画像記録再生方式には、輝尽性蛍光体に蓄積、記録された放射線エネルギーを電気信号に変換して放射線画像を作成する放射線画像読取装置が用いられている。放射線画像読取装置は、被写体を透過させた放射線を輝尽性蛍光体に照射することによって、被写体各部の放射線透過密度に対応する放射線エネルギーを輝尽性蛍光体に蓄積、記録させた後、励起光によって放射線エネルギーを輝尽発光させ、この輝尽発光光の強弱を電気信号に変換する。そして、この電気信号を、感光材料などの画像記録材料やCRTなどの画像表示装置を介して可視像として再生する。
放射線画像記録再生方式によると、画像読取の際に輝尽性蛍光体層を形成した撮影パネル上で読取用のレーザ光を主走査方向に走査しながら当該主走査方向に垂直な副走査方向に、当該輝尽性蛍光体シートを一定速度で搬送させるのが一般的である。この際に、読取画像の画像ムラを有効に抑えることが要求される。
特許文献1には、インクジェット記録装置における記録ヘッドのキャリッジの主走査方向への搬送動作を監視するためにリニアスケールおよびこのリニアスケールを読み取る検出器からなるエンコーダを用いる技術が開示されている。このようなエンコーダを輝尽性蛍光体シートの読取または記録におけるシートなどの搬送に適用することで、搬送速度を一定に保つよう制御することが考えられている。
特開平10−153453号公報
ところで、前記のようなエンコーダを用いた場合、リニアスケールは常に汚れのない状態にしておかなければ、正確なシートなどの搬送動作の監視を行うことが困難であり、ひいては搬送速度の制御も困難になる。
特許文献1には、リニアスケールを定常的に清掃する技術が開示されているが、画像読取の場合に定常的に清掃を行うと、特に画像読取時に清掃動作などによる外乱によって搬送ムラ(変動)が生じる虞があり、画像ムラが発生する虞がある。
そこで、本発明は上述した実情に鑑みてなされたものであり、画像を担持させた媒体の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減する画像読取装置を提供することを目的としている。また、本発明は、画像ムラを低減し高詳細な画質の画像を記録する画像記録装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために請求項1に記載の発明に係る画像読取装置は、画像が記録された媒体の当該画像を読み取る画像読取装置において、
前記媒体を保持する保持部と、
記録された画像を読み取る画像読取部と、
前記保持部または前記画像読取部を直線上に搬送させる搬送手段と、
前記搬送手段の搬送方向に張架されたリニアスケールと、
前記リニアスケールの情報を読み取る検出部と、
前記リニアスケールを清掃する清掃手段と、
前記清掃手段の清掃動作を制御する清掃制御部とを設けたことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、媒体を保持する保持部は、搬送手段にて画像読み取りが開始される位置まで搬送される。あるいは、画像読取部が、搬送手段にて媒体の位置まで搬送される。保持部または画像読取部が搬送されて、画像読取部による画像読取が開始される。
このとき、検出部ではリニアスケールの情報が読み取られ、搬送方向および必要に応じて保持部または画像読取部の位置が検出される。この検出結果に基づき、搬送手段の駆動制御が行われる一方で、清掃制御部による清掃手段の動作制御がなされ、特に画像読取時における保持部または画像読取部の搬送には影響のないようにリニアスケールの清掃がなされるようにすることができ、画像を担持させた媒体の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記清掃制御部では、往路方向への搬送時には清掃を行わず、また復路方向への搬送時には清掃を行うように前記清掃手段を制御することを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、清掃制御部では、保持部の画像読取を行う往路方向への搬送時において清掃を停止するようにすることができ、画像を担持させた媒体の読取時の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記清掃制御部では、
往路方向への搬送時であって、前記保持部が画像読み取りを行う領域である読取領域にあるときには清掃を行わないように前記清掃手段を制御し、
往路方向への搬送時であって、前記保持部が前記読取領域にないとき、および復路方向への搬送時には清掃を行うように前記清掃手段を制御することを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、清掃制御部では、保持部が読取領域にあるときに清掃を停止するようにすることができ、画像を担持させた媒体の読取時の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記保持部が前記画像読取部による読取開始位置に搬送されたことを検出する開始検出手段と、
前記保持部が前記画像読取部による読取終了位置に搬送されたことを検出する終了検出手段とを設けて、
前記清掃制御部では、少なくとも
前記開始検出手段により前記保持部が読取開始位置に搬送されたことが検出されてから、前記終了検出手段により前記保持部が読取終了位置に搬送されたことが検出されるまでの間だけ前記リニアスケールの清掃を行わないように前記清掃手段を制御することを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、開始検出手段にて前記保持部が読取開始位置に搬送されたことが検出されると清掃停止するように、また終了検出手段にて前記保持部が読取終了位置に搬送されたことが検出されると清掃開始するように、前記清掃制御部では清掃手段を制御する。これにより、画像を記録した媒体の読取時の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記清掃手段が、空気流を送り出す送風器で構成されることを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、送風器から送り出される空気流にてリニアスケールの清掃を行うことで、非接触での清掃が可能となり、例えば不織布のような清掃手段では清掃手段の汚れにより清掃手段を交換する必要があるのだが、この作業をなくすことができ、長時間にわたり安定した清掃を行うことができるだけでなく、リニアスケールを清掃時に傷つけることがない効果も併せて得られる。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記清掃手段が、空気流を吸引する吸引器で構成されることを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、吸引器にて吸引される際に生じる空気流にてリニアスケールの清掃を行うことで、例えば不織布のような清掃手段では清掃手段の汚れにより清掃手段を交換する必要があるのだが、この作業をなくすことができ、長時間にわたり安定した清掃を行うことができるだけでなく、リニアスケールを清掃時に傷つけることがない効果も併せて得られる。さらに、送風によりゴミを撒き散らすことで装置内の他の部分への影響(例えば搬送手段のガイドに目詰まりを起こす)を低減する効果も併せて得られる。
請求項7に記載の発明に係る画像記録装置は、所定の媒体に所定の画像を記録する画像記録装置において、
前記媒体を保持する保持部と、
前記保持部に保持された媒体に所定の画像を書き込む画像書込部と、
前記保持部または前記画像書き込部を直線上に搬送させる搬送手段と、
前記搬送手段の搬送方向に張架されたリニアスケールと、
前記リニアスケールの情報を読み取る検出部と、
前記リニアスケールを清掃する清掃手段と、
前記清掃手段の清掃動作を制御する清掃制御部とを設けたことを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、媒体を保持する保持部は、画像書込みが開始される位置まで搬送される。あるいは、画像書込部が、搬送手段にて媒体の位置まで搬送される。保持部または画像書込部が搬送されて、画像書込部による画像記録が開始される。
このとき、検出部ではリニアスケールの情報が読み取られ、搬送方向および必要に応じて保持部または画像書込部の位置が検出される。この検出結果に基づき、搬送手段の駆動制御が行われる一方で、清掃制御部による清掃手段の動作制御がなされ、特に画像記録時における保持部または画像書込部の搬送には影響のないようにリニアスケールの清掃がなされるようにすることができ、画像を担持させた媒体の搬送速度のムラによる記録画像ムラを低減することができる。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記清掃制御部では、往路方向への搬送時には清掃を行わず、また復路方向への搬送時には清掃を行うように前記清掃手段を制御することを特徴としている。
請求項8に記載の発明によれば、清掃制御部では、保持部の画像記録を行う往路方向への搬送時において清掃を停止するようにすることができ、画像を担持させた媒体の記録時の搬送速度のムラによる記録画像ムラを低減することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記清掃制御部では、
往路方向への搬送時であって、前記保持部が画像記録を行う領域である記録領域にあるときには清掃を行わないように前記清掃手段を制御し、
往路方向への搬送時であって、前記保持部が前記記録領域にないとき、および復路方向への搬送時には清掃を行うように前記清掃手段を制御することを特徴としている。
請求項9に記載の発明によれば、清掃制御部では、保持部が記録領域にあるときに清掃を停止するようにすることができ、画像を担持させた媒体の記録時の搬送速度のムラによる読取画像ムラを起こさないようにすることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記保持部が前記画像書込部による記録開始位置に搬送されたことを検出する開始検出手段と、
前記保持部が前記画像書込部による記録終了位置に搬送されたことを検出する終了検出手段とを設けて、
前記清掃制御部では、少なくとも
前記開始検出手段により前記保持部が記録開始位置に搬送されたことが検出されてから、前記終了検出手段により前記保持部が記録終了位置に搬送されたことが検出されるまでの間だけ前記リニアスケールの清掃を行わないように前記清掃手段を制御することを特徴としている。
請求項10に記載の発明によれば、開始検出手段にて前記保持部が記録開始位置に搬送されたことが検出されると清掃停止するように、また終了検出手段にて前記保持部が記録終了位置に搬送されたことが検出されると清掃開始するように、前記清掃制御部では清掃手段を制御する。これにより、画像を記録する媒体の記録時の搬送速度のムラによる記録画像ムラを低減することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記清掃手段が、空気流を送り出す送風器で構成されることを特徴としている。
請求項11に記載の発明によれば、送風器から送り出される空気流にてリニアスケールの清掃を行うことで、非接触での清掃が可能となり、例えば不織布のような清掃手段では清掃手段の汚れにより清掃手段を交換する必要があるのだが、この作業をなくすことができ、長時間にわたり安定した清掃を行うことができるだけでなく、リニアスケールを清掃時に傷つけることがない効果も併せて得られる。
請求項12に記載の発明は、前記清掃手段が、空気流を吸引する吸引器で構成されることを特徴としている。
請求項12に記載の発明によれば、吸引器にて吸引される際に生じる空気流にてリニアスケールの清掃を行うことで、例えば不織布のような清掃手段では清掃手段の汚れにより清掃手段を交換する必要があるのだが、この作業をなくすことができ、長時間にわたり安定した清掃を行うことができるだけでなく、リニアスケールを清掃時に傷つけることがない効果も併せて得られる。さらに、送風によりゴミを撒き散らすことで装置内の他の部分への影響(例えば搬送手段のガイドに目詰まりを起こす)を低減する効果も併せて得られる。
請求項1に記載の発明によれば、特に画像読取時における保持部または画像読取部の搬送には影響のないようにリニアスケールの清掃がなされるようにすることができ、画像を担持させた媒体の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
請求項2に記載の発明によれば、清掃制御部では、保持部の画像読取を行う往路方向への搬送時において清掃を停止するようにすることができ、簡単な判定方法と簡単な制御で画像を記録した媒体の読取時の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、清掃制御部では、保持部が読取領域にあるときに清掃を停止するようにすることができ、簡単な判定方法と簡単な制御で画像を記録した媒体の読取時の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
請求項4に記載の発明によれば、開始検出手段にて前記保持部が読取開始位置に搬送されたことが検出されると清掃停止するように、また終了検出手段にて前記保持部が読取終了位置に搬送されたことが検出されると清掃開始するように、前記清掃制御部では清掃手段を制御することにより、画像を記録した媒体の読取時の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
請求項5に記載の発明によれば、非接触でのリニアスケールの清掃が可能となり、例えば不織布のような清掃手段では清掃手段の汚れにより清掃手段を交換する必要があるのだが、この作業をなくすことができ、長時間にわたり安定した清掃を行うことができるだけでなく、リニアスケールを清掃時に傷つけることがない効果も併せて得られる。
請求項6に記載の発明によれば、非接触でのリニアスケールの清掃が可能となり、例えば不織布のような清掃手段では清掃手段の汚れにより清掃手段を交換する必要があるのだが、この作業をなくすことができ、長時間にわたり安定した清掃を行うことができるだけでなく、リニアスケールを清掃時に傷つけることがない効果も併せて得られる。さらに、送風によりゴミを撒き散らすことで装置内の他の部分への影響(例えば搬送手段のガイドに目詰まりを起こす)を低減する効果も併せて得られる。
請求項7に記載の発明によれば、特に画像記録時における保持部または画像書込部の搬送には影響のないようにリニアスケールの清掃がなされるようにすることができ、画像を担持させた媒体の搬送速度のムラによる記録画像ムラを低減することができる。
請求項8に記載の発明によれば、清掃制御部では、保持部の画像記録を行う往路方向への搬送時において清掃を停止するようにすることができ、簡単な判定方法と簡単な制御で画像を記録する媒体の記録時の搬送速度のムラによる記録画像ムラを低減することができる。
請求項9に記載の発明によれば、清掃制御部では、保持部が記録領域にあるときに清掃を停止するようにすることができ、簡単な判定方法と簡単な制御で画像を記録する媒体の記録時の搬送速度のムラによる記録画像ムラを低減することができる。
請求項10に記載の発明によれば、開始検出手段にて前記保持部が記録開始位置に搬送されたことが検出されると清掃停止するように、また終了検出手段にて前記保持部が記録終了位置に搬送されたことが検出されると清掃開始するように、前記清掃制御部では清掃手段を制御することにより、画像を記録する媒体の記録時の搬送速度のムラによる記録画像ムラを低減することができる。
請求項11に記載の発明によれば、非接触でのリニアスケールの清掃が可能となり、例えば不織布のような清掃手段では清掃手段の汚れにより清掃手段を交換する必要があるのだが、この作業をなくすことができ、長時間にわたり安定した清掃を行うことができるだけでなく、リニアスケールを清掃時に傷つけることがない効果も併せて得られる。
請求項12に記載の発明によれば、非接触でのリニアスケールの清掃が可能となり、例えば不織布のような清掃手段では清掃手段の汚れにより清掃手段を交換する必要があるのだが、この作業をなくすことができ、長時間にわたり安定した清掃を行うことができるだけでなく、リニアスケールを清掃時に傷つけることがない効果も併せて得られる。さらに、送風によりゴミを撒き散らすことで装置内の他の部分への影響(例えば搬送手段のガイドに目詰まりを起こす)を低減する効果も併せて得られる。
以下、本発明の実施の形態を、図1から図6を参照して説明する。
図1は、本発明に係る画像読取装置1の実施の一形態を示したもので、この画像読取装置1の正面側上部には、画像が記録された記録媒体としての輝尽性蛍光体シート14を収納したカセッテ2を挿入する挿入口3が設けられており、この挿入口3の下端部には、カセッテ2を画像読取装置1の内部へ送り込む送込ローラ4が設けられている。
画像読取装置1の正面側上部であって挿入口3の後方には、読取り処理がなされたカセッテ2を取り出す取出口5が設けられており、この取出口5の下端部には、カセッテ2を画像読取装置1の外部に送り出す送出ローラ6が設けられている。
画像読取装置1の正面側下部には、カセッテ2を所定位置に搬送するカセッテ搬送装置7が、下端を支軸として図示しない駆動機構により回動可能に設けられており、挿入口3に対応する位置a、取出口5に対応する位置b、カセッテ2が略垂直となる位置cの各位置において停止可能とされている。
カセッテ搬送装置7は、上面及び背面が開放された箱状のカセッテ支持部8を有しており、カセッテ支持部8の内部には、カセッテ2の下端部を支持して昇降可能な昇降台9が設けられている。
また、カセッテ支持部8の内部には、カセッテ2を、輝尽性蛍光体シート14を背面から保持するバック板10と輝尽性蛍光体シート14の表面を覆うフロント板11とに分離可能とするロック解除機構(図示しない)が設けられている。ロック解除機構としては、例えば、特開2002−278000号公報に開示されているロック解除機構を用いることができる。
画像読取装置1の背面側には、基台12から鉛直方向に延在する板状の支持部材13が設けられており、この支持部材13には、輝尽性蛍光体シート14を保持してリニアモータにより鉛直方向に移動可能な保持部15と、保持部15と釣り合う釣合錘16とが、連結部材17を介して相対的に昇降可能に支持されている。この支持部材13の正面略中央には、鉛直方向に保持部15をガイドするガイド部としての第1ガイドレール18が設けられており、背面には、鉛直方向に釣合錘16をガイドする第2ガイドレール19が設けられている。
保持部15は、図1から図3に示すように、輝尽性蛍光体シート14を支持したカセッテ2のバック板10を保持する板状の台部20を有している。この台部20の表面には、ラバーマグネットが設けられているとともに、カセッテ2のバック板10は、強磁性体により構成されており、これにより、バック板10が台部20に磁力で接着し、保持されるようになっている。
台部20の裏面には、取付部材21が設けられており、この取付部材21の台部20取付け面と対向する面には、第1ガイドレール18に案内される断面コ字形状の第1被ガイド部材22が、取付部材21と一体的に設けられている。
取付部材21の一側方には、保持部15を搬送する搬送手段としてのリニアモータを構成するマグネット部23が、支持部材13と一体形成された支持片24に支持され鉛直方向に延在して設けられている。マグネット部23は、断面円形状の永久磁石のN極同士あるいはS極同士を複数連結してシャフト状に形成されている。
一方、取付部材21の側部には、リニアモータを構成する可動コイル25が設けられている。この可動コイル25は、コアレスの円筒状に形成されたコイルを有しており、このコイルは箱状のカバー部材により覆われている。そして、リニアモータは、可動コイル25の中心をマグネット部23が貫通するように構成されている。
支持部材13の正面であって第1ガイドレール18をはさんでマグネット部23と反対側には、保持部15の位置や移動速度を検知するためのエンコーダを構成するリニアスケール26が、鉛直方向に延在して設けられている。また、保持部15のリニアスケール26と対向する位置には、エンコーダを構成しリニアスケール26を読み取る検出部としてのセンサ部27が設けられている。
図4はリニアスケール26を清掃する清掃手段としてのブロワ周囲を拡大した図であり、台部20の輝尽性蛍光体シート14を保持する側とは反対側には、リニアスケール26の情報を読み取るためのセンサ部27が設けられており、当該センサ部27の周囲に(図4にあってはセンサ部27を挟んで上下に)前記清掃手段としてのブロワ38が設けられている。なお、このブロワ38は、検出器27の一方のみに設けても差し支えない。
ブロワ38では、リニアスケール26に向けて送り出される空気流、あるいは吸引して作り出される空気流により、リニアスケール26表面についた汚れを落とすことができるようになっている。なお、清掃手段として、送風器または吸引器として作用するブロワを用いた例を示したが、リニアスケール26に接触させて汚れを落とす不織布、ブラシなどを用いて清掃時にリニアスケール26に接触させ、清掃しない時にリニアスケール26とは非接触にさせる駆動部(ステージ、モータ等)から構成しても差し支えない。
釣合錘16は、第2ガイドレール19に案内される断面コ字形状の第2被ガイド部材37を有している。
支持部材13の上方の正面側には、第1プーリ28が設けられているとともに、背面側には、第2プーリ29及び第3プーリ30が上下にわたって設けられている。これらプーリ28,29,30には、ベルト状の連結部材17が渡されており、この連結部材17の正面側端部には保持部15が締結され、背面側端部には釣合錘16が締結されている。なお、連結部材17としてスチールワイヤーを用いることもできる。
また、第1プーリ28の軸部には、第1プーリ28の回転動作を停止させるトルクリミッタ、ワンウェイクラッチ、電磁ブレーキ等のブレーキ機構31が設けられている。
保持部15の可動範囲の上部であって保持部15と対向する位置には、保持部15に保持された輝尽性蛍光体シート14に蓄積、記録された被写体の放射線透過密度に対応する放射線エネルギーを読み取る画像読取部である読取部32が設けられている。
読取部32は、保持部15の移動方向と直交する方向にレーザ光を走査させながら輝尽性蛍光体シート14に対してレーザ光を照射するレーザ光照射装置33と、レーザ光照射装置33により輝尽性蛍光体シート14にレーザ光が照射されることで励起された輝尽発光光を、導光板34を介して集光し、電気信号に変換する集光管35とを有している。
読取部32の下方には、読取部32により放射線エネルギーの読取処理がなされた後、輝尽性蛍光体シート14に残留する放射線エネルギーを放出させるために輝尽性蛍光体シート14に対して消去光を照射する消去装置36が設けられている。
図5は本実施形態における図1の画像読取装置1を制御するための制御装置を示す図であり、この制御装置39は、例えばCPU、ROM、RAMを含めた電気回路(いずれも図示せず)からなり、ROMに記録された処理プログラムを実行したり、CPUによりこの処理プログラムを実行する制御部40を有している。
この制御部40は、前述の処理プログラムに従い、検出部27により読み出されたリニアスケール26の情報が検出部27により読み出されて得られる保持部15の搬送方向および位置に関する情報に基づいて、ブロワ38の駆動制御を行う清掃制御部42および搬送手段43の駆動制御を行う搬送制御部41の動作を制御するようになっている。または、搬送制御部41に指令した搬送方向の指令情報に基づいて制御してもよい。
または、図6に示したように、保持部15が読取部32による読み取りを開始する読取開始位置まで搬送されたことを検出する開始検出手段44および読取終了位置まで搬送されたことを検出する終了検出手段45から送られる保持部15の位置に関する情報に基づいて清掃制御部42を制御するようにしてもよい。
図5および図6において、制御装置39の中に、制御部40、搬送制御部41および清掃制御部42の三つの機能ブロックを設けているが、実際にハードウェアを構成する場合には、一つのCPUに各構成に対応する処理プログラムを適用することで、制御装置39の作用を実現することができる。
また、開始検出手段44としては、例えば保持部15の一部が所定の場所を通過した際にオンになるスイッチ、通常用いられる光電センサなど、保持部15の位置または保持部15に保持された画像が記録された媒体の位置が検出されるものであればどのようなものであっても差し支えない。
終了検出手段45としては、例えば予めカセッテ2に大きさに関する情報に基づいたコードをつけておき、カセッテ2が導入されたときに当該コードを読み取るコード読取手段および制御部40にて構成して、これにより、コード読取手段にて読み取られたコードに基づいて、制御部40にてカセッテ2に収納される輝尽性蛍光体シート14の大きさを求め、この輝人性蛍光体シート14の大きさと、前記開始検出手段44にて検出されてからの時間と、搬送手段43による搬送速度とから、読取処理が終了するタイミングを算出することができる。なお、輝人性蛍光体シート14の大きさを手にて入力しても差し支えない。
図5および図6において、搬送制御部41では、制御部40からの制御信号にしたがって搬送手段43を駆動制御するようになっており、搬送手段43は保持部15を副走査方向に搬送させるようになっている。なお、本実施形態では搬送手段43として、マグネット部23および可動コイル25で構成されるリニアモータを用いた例が示されているが、ステッピングモータを用いても同様の効果を得ることができる。
また、清掃制御部42では、制御部40からの制御信号にしたがってブロワ38を駆動制御するようになっており、搬送手段43による保持部15の搬送動作とは独立に、停止状態と駆動状態とを切り替えるようになっている。
このモードの切り替えにおいて、画像読取処理がなされる往路ではブロワ38を停止させるようにし、画像読取終了後の復路ではブロワ38を動作させる第1手順でブロワ38を制御してよいし、また往路であっても輝尽性蛍光体シート14がレーザ光照射装置33による読取領域に到達したことが、検出部27での検出結果または開始検出手段44での検出結果に基づいて、検出されるまではブロワ38を動作させるようにし、当該検出後画像読取処理終了まではブロワ38を停止させるようにし、往路ではブロワ38を動作させるさせる第2手順で制御してもよい。
次に、本実施形態の作用について説明する。
画像の読取処理を行う際には、カセッテ搬送装置7を挿入口3に対応する位置aに待機させ、この状態で、挿入口3より放射線画像が記録された輝尽性蛍光体シート14が収納されたカセッテ2を挿入すると、送込ローラ4によりカセッテ2がカセッテ搬送装置7に対して送り込まれる。すると、昇降台9がカセッテ2の下端部を支持した状態で下降し、カセッテ2がカセッテ搬送装置7内に収容され、ロック解除機構が作動することにより、カセッテ2がフロント板11と輝尽性蛍光体シート14を保持したバック板10とに分離可能な状態となる。
その後、カセッテ搬送装置7をカセッテ2が略垂直となる位置cまで移動させる。このとき、保持部15を可動範囲の最下端に位置させておくことにより、保持部15とカセッテ2のバック板10とが対向した状態となり、磁力により輝尽性蛍光体シート14を支持したバック板10が保持部15に吸着され、フロント板11と分離して輝尽性蛍光体シート14の表面が露出した状態で保持部15に保持される。なお、カセッテ搬送装置7は、フロント板11を保持させた状態で、取出口5に対応する位置bに退避させておくとよい。
その後、制御部40ではリニアモータを駆動させて、保持部15を第1ガイドレール18に沿って上昇させるとともに、ブロワ38を必要に応じてリニアスケール26方向に前進させて駆動させる。ここで、リニアモータによる保持部15の搬送方向および保持部15の位置は、検出部27によるリニアスケール26の情報読み出しにて監視される。この検出器27による検出結果または開始検出手段44による検出結果にて、輝尽性蛍光体シート14が読取部32に対向する位置、すなわち読取開始位置まで搬送されたことが検出されたときに、制御部40では、ブロワ38を必要に応じてリニアスケール26から退避させて停止させるよう清掃制御部42に制御信号を送る。
この制御信号により、搬送制御部41による保持部15の搬送は継続される一方で、ブロワ38による清掃処理が停止された後、レーザ光照射装置33により輝尽性蛍光体シート14上でレーザ光が走査されて、これにより励起された輝尽発光光が、導光板34を介して集光管35に集光され、電気信号に変換される。
ここでは、保持部15の搬送開始から画像読取までリニアスケール26の清掃処理を行い、画像読取開始から画像読取終了まで当該清掃処理を停止させる例を説明したが、搬送開始から画像読取開始、終了まで、すなわち往路方向への搬送中はリニアスケール26の清掃処理を停止させたままであっても差し支えない。
また、マグネット部23がシャフト状に形成されていることから、可動コイル25は、コアレスの円筒状に形成されたコイルを箱状のカバー部材により覆った形状とされており、保持部15に固定される上で剛性の高い形状になっている。したがって、可動コイルを必要以上に大きくすることなく、リニアモータの搬送速度に対して保持部に遅れを生じさせることを防止できる上、振動を発生させるがことなく輝尽性蛍光体シート14が滑らかに搬送される。また、保持部15の上昇に伴ってプーリ28,29,30が回転して釣合錘16が第2ガイドレール19に沿って自重落下するため、大きい推力を得たい場合にも、マグネット部の大きさを必要以上に大きくせずにすむ。
このようにして、輝尽性蛍光体シート14の下端部まで読取部32による読取処理が完了すると、制御部40ではリニアモータを停止させるよう搬送制御部41を制御する。このとき、ブレーキ機構31により第1プーリ28の回転が停止され、保持部15が安定した状態で停止する。
その後、制御部40では、再びリニアモータを駆動させるよう搬送制御部41を制御して、保持部15を第1ガイドレール18に沿って下降させると同時に、消去装置36により輝尽性蛍光体シート14に対して消去光を照射させ、これにより、輝尽性蛍光体シート14に残存する放射線画像を消去させる。この下降搬送の開始と同時に、制御部40では、ブロワ38の清掃処理を開始させるよう清掃制御部42を制御し、ブロワ38はリニアスケール26の清掃処理を開始する。
その後、保持部15が可動範囲の最下端まで下降して停止すると、制御部40ではブロワ38の清掃処理も停止させるよう清掃制御部42を制御して、ブロワ38は停止する。このとき、保持部15では、カセッテ搬送装置7をカセッテ2が略垂直となる位置cに回動させる。これにより、バック板10とフロント板11とが合体した状態でロックが施される。
そして、カセッテ搬送装置7を取出口5に対応する位置bに回動させ、昇降台9を上昇させるとともに、送出ローラ6を作動させることにより、カセッテ2が取出口5より取り出される。
以上より、本実施形態によれば、特に画像読取時における保持部15の搬送には影響のないようにリニアスケール26の清掃がなされるようにすることができ、画像を担持させた媒体の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
また、清掃制御部42では、保持部15の画像読取を行う往路方向への搬送時において清掃を停止するようにすることができ、簡単な判定方法と簡単な制御で画像を記録した媒体の読取時の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
あるいは、清掃制御部42では、保持部15が読取領域にあるときに清掃を停止するようにすることができ、簡単な判定方法と簡単な制御で画像を記録した媒体の読取時の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
あるいは、開始検出手段44にて保持部15が読取開始位置に搬送されたことが検出されると清掃停止するように、また終了検出手段45にて保持部15が読取終了位置に搬送されたことが検出されると清掃開始するように、清掃制御42ではブロワ38を制御することにより、画像を担持させた媒体の読取時の搬送速度のムラによる読取画像ムラを低減することができる。
また、ブロワ38から送り出される空気流を用いた清掃を行うことにより、非接触でのリニアスケール26の清掃が可能となり、例えば不織布のような清掃手段では清掃手段の汚れにより清掃手段を交換する必要があるのだが、この作業をなくすことができ、長時間にわたり安定した清掃を行うことができるだけでなく、リニアスケールを清掃時に傷つけることがない効果も併せて得られる。
あるいは、ブロワ38にて吸引されて生じる空気流を用いた清掃を行うことにより、非接触でのリニアスケール26の清掃が可能となり、例えば不織布のような清掃手段では清掃手段の汚れにより清掃手段を交換する必要があるのだが、この作業をなくすことができ、長時間にわたり安定した清掃を行うことができるだけでなく、リニアスケールを清掃時に傷つけることがない効果も併せて得られる。さらに、送風によりゴミを撒き散らすことで装置内の他の部分への影響(例えば搬送手段のガイドに目詰まりを起こす)を低減する効果も併せて得られる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることは言うまでもない。
例えば、画像読取装置の実施形態を説明したが、画像読取のかわりに、画像を記録するためにレーザ光照射を、例えば銀塩感光材料である記録媒体に行うことで、画像記録装置としても本発明と同様の効果が得られる。
本発明による画像読取装置の実施形態の構成を示す図である。 前記実施形態の要部を示す斜視図である。 前記要部を上方から見た図である。 前記実施形態のエンコーダおよびブロワの周囲の構成の一例を示す図である。 前記実施形態の制御装置の一例を示す図である。 前記実施形態の制御装置の他の一例を示す図である。
符号の説明
1 画像読取装置
2 カセッテ
14 輝尽性蛍光体シート
15 保持部
23 マグネット部
25 可動コイル
26 リニアスケール
27 検出部
32 読取部
38 ブロワ
40 制御部
41 搬送制御部
42 清掃制御部
43 搬送手段
44 開始検出手段
45 終了検出手段

Claims (12)

  1. 画像が記録された媒体の当該画像を読み取る画像読取装置において、
    前記媒体を保持する保持部と、
    記録された画像を読み取る画像読取部と、
    前記保持部または前記画像読取部を直線上に搬送させる搬送手段と、
    前記搬送手段の搬送方向に張架されたリニアスケールと、
    前記リニアスケールの情報を読み取る検出部と、
    前記リニアスケールを清掃する清掃手段と、
    前記清掃手段の清掃動作を制御する清掃制御部とを設けたことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記清掃制御部では、往路方向への搬送時には清掃を行わず、また復路方向への搬送時には清掃を行うように前記清掃手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 往路方向への搬送時であって、前記保持部が画像読み取りを行う領域である読取領域にあるときには清掃を行わないように前記清掃手段を制御し、
    往路方向への搬送時であって、前記保持部が前記読取領域にないとき、および復路方向への搬送時には清掃を行うように前記清掃手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 前記保持部が前記画像読取部による読取開始位置に搬送されたことを検出する開始検出手段と、
    前記保持部が前記画像読取部による読取終了位置に搬送されたことを検出する終了検出手段とを設けて、
    前記清掃制御部では、少なくとも
    前記開始検出手段により前記保持部が読取開始位置に搬送されたことが検出されてから、前記終了検出手段により前記保持部が読取終了位置に搬送されたことが検出されるまでの間だけ前記リニアスケールの清掃を行わないように前記清掃手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  5. 前記清掃手段が、空気流を送り出す送風器で構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  6. 前記清掃手段が、空気流を吸引する吸引器で構成されることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  7. 所定の媒体に所定の画像を記録する画像記録装置において、
    前記媒体を保持する保持部と、
    前記保持部に保持された媒体に所定の画像を書き込む画像書込部と、
    前記保持部または前記画像書込部を直線上に搬送させる搬送手段と、
    前記搬送手段の搬送方向に張架されたリニアスケールと、
    前記リニアスケールの情報を読み取る検出部と、
    前記リニアスケールを清掃する清掃手段と、
    前記清掃手段の清掃動作を制御する清掃制御部とを設けたことを特徴とする画像記録装置。
  8. 前記清掃制御部では、往路方向への搬送時には清掃を行わず、また復路方向への搬送時には清掃を行うように前記清掃手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
  9. 往路方向への搬送時であって、前記保持部が画像記録を行う領域である記録領域にあるときには清掃を行わないように前記清掃手段を制御し、
    往路方向への搬送時であって、前記保持部が前記記録領域にないとき、および復路方向への搬送時には清掃を行うように前記清掃手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
  10. 前記保持部が前記画像書込部による記録開始位置に搬送されたことを検出する開始検出手段と、
    前記保持部が前記画像書込部による記録終了位置に搬送されたことを検出する終了検出手段とを設けて、
    前記清掃制御部では、少なくとも
    前記開始検出手段により前記保持部が記録開始位置に搬送されたことが検出されてから、前記終了検出手段により前記保持部が記録終了位置に搬送されたことが検出されるまでの間だけ前記リニアスケールの清掃を行わないように前記清掃手段を制御することを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
  11. 前記清掃手段が、空気流を送り出す送風器で構成されることを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
  12. 前記清掃手段が、空気流を吸引する吸引器で構成されることを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
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