JP2005068073A - 目元用化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンとn−ブチルメタクリレート等の疎水性モノマーの共重合体、アセチル化ヒアルロン酸及び多価アルコールを含有することを特徴とする目元用化粧料。
【選択図】なし
Description
本発明において、目元用化粧料とは目のまわりに専用に用いられる化粧料である。
20名のパネル(自己申告で「目元の肌にはり、弾力性がなく、しわやたるみも気になる」と感じている人)による使用テスト(各化粧料を目元の皮膚に連日1ヵ月間使用)を行い、使用した後の肌のはり、弾力性及び肌のしわ、たるみに対する改善効果について、下記の判定基準に基づいて判定してもらった。次いで、各人の判定結果から下記評価基準に基づいて評価した。
(肌のはり、弾力性)
著効:肌に非常にはり、弾力性がでた。
有効:肌にはり、弾力性がややでた。
効果なし:肌のはり、弾力性に変化がないか、使用前より悪化した。
著効:肌のしわ、たるみが非常に改善された。
有効:肌のしわ、たるみがやや改善された。
効果なし:肌のしわ、たるみに変化がないか、使用前より悪化した。
◎:被験者が著効及び有効の示す割合(有効率)が80%以上。
○:被験者が著効及び有効の示す割合(有効率)が50%以上80%未満。
△:被験者が著効及び有効の示す割合(有効率)が30%以上50%未満。
×:被験者が著効及び有効の示す割合(有効率)が30%未満。
各試験品について、20名の専門パネルに、使用性(化粧時の化粧料のよれ)、使用感(化粧によるつっぱり感に基づく不快感)について判定してもらい、下記評価基準に基づいて、各試験品の使用性、使用感を評価した。
◎:化粧料のよれがなく使用性がよいと感じた人が16人以上。
○:化粧料のよれがなく使用性がよいと感じた人が11人〜15人。
△:化粧料のよれがなく使用性がよいと感じた人が6人〜10人。
×:化粧料のよれがなく使用性がよいと感じた人が5人以下。
◎:つっぱり感による不快感がなく使用感がよいと評価した人が16人以上。
○:つっぱり感による不快感がなく使用感がよいと評価した人が11人〜15人。
△:つっぱり感による不快感がなく使用感がよいと評価した人が6人〜10人。
×:つっぱり感による不快感がなく使用感がよいと評価した人が5人以下。
表1に示す成分、配合量の処方(配合量合計100質量%)の目元用化粧料(アイクリーム)を以下の方法で調製した。
(1)〜(8)を加熱混合し、70℃に調整した(油相)。次に水相として(9)〜(16)を加熱混合して、70℃に調整した。この水相に先の油相を添加して予備乳化を行った。この予備乳化物の乳化粒子をホモミキサーで均一にした後、攪拌冷却を行って室温まで冷却し、所望するクリームを得た。
(注1)リピジュア−PMB(日本油脂株式会社製)(配合量はMPCコポリマー固形分としての量を表示した。)
(注2)リピジュア−HM−500(日本油脂株式会社製)(配合量はMPCホモポリマー固形分としての量を表示した。)
(注3)アセチル化ヒアルロン酸(株式会社資生堂製)
成分 配合量(質量%)
ベヘニルアルコール 2.0
セチルアルコール 0.5
パルミチン酸セチル 2.0
スクワラン 2.0
トリオクタン酸グリセリル 3.0
ジメチルポリシロキサン 2.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
ステアリン酸グリセリル 2.0
POE(20)セチルアルコールエーテル 1.5
MPCコポリマー(注1) 0.1
AcHA(注2) 3.0
PVP 0.1
デンプン 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.03
1,3−ブチレングリコール 3.0
グリセリン 2.0
精製水 残量
アラントイン 0.1
フェノキシエタノール 0.4
合計100.0
(注2)アセチル化ヒアルロン酸(株式会社資生堂製)
成分 配合量(質量%)
ベヘニルアルコール 2.0
セチルアルコール 0.5
パルミチン酸セチル 2.0
スクワラン 2.0
トリオクタン酸グリセリル 8.0
ジメチルポリシロキサン 2.0
メチルフェニルポリシロキサン 2.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 2.0
ポリエーテル変性ポリシロキサン 0.1
ステアリン酸グリセリル 2.0
POE(20)セチルアルコールエーテル 1.0
モノステアリン酸POE(10)ソルビタン 0.5
MPCコポリマー(注1) 3.0
AcHA(注2) 0.1
PVP 0.1
コンドロイチン硫酸 0.01
ポリアクリル酸ナトリウム 0.01
1,3−ブチレングリコール 3.0
グリセリン 1.0
ジプロピレングリコール 3.0
イオン交換水 残量
アラントイン 0.1
フェノキシエタノール 0.4
合計100.0
(注2)アセチル化ヒアルロン酸(株式会社資生堂製)
〔実施例6〕アイクリーム
成分 配合量(質量%)
ベヘニルアルコール 4.0
セチルアルコール 4.0
スクワラン 3.0
トリオクタン酸グリセリル 2.0
トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン 5.0
ジメチルポリシロキサン 1.0
メチルフェニルポリシロキサン 2.0
オクタメチルシクロテトラシロキサン 3.0
ステアリン酸グリセリル 2.0
モノステアリン酸POE(10)ソルビタン 1.0
POE(60)硬化ヒマシ油 1.0
MPCコポリマー(注1) 1.0
AcHA(注2) 0.05
コンドロイチン硫酸 0.1
ポリアクリル酸ナトリウム 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.05
PVA 0.05
1,3−ブチレングリコール 1.0
グリセリン 1.0
ジプロピレングリコール 5.0
精製水 残量
アラントイン 0.1
フェノキシエタノール 0.4
合計100.0
(注2)アセチル化ヒアルロン酸(株式会社資生堂製)
成分 配合量(質量%)
ベヘニルアルコール 1.0
セチルアルコール 5.0
スクワラン 1.0
トリオクタン酸グリセリル 5.0
ジメチルポリシロキサン 1.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
ステアリン酸グリセリル 2.0
POE(20)セチルアルコールエーテル 1.0
POE(60)硬化ヒマシ油 1.0
MPCコポリマー(注1) 2.0
AcHA(注2) 3.0
PVP 0.05
カルボキシビニルポリマー 0.05
ヒドロキシエチルセルロース 0.05
グリセリン 1.0
ジプロピレングリコール 7.0
イオン交換水 残量
アラントイン 0.1
フェノキシエタノール 0.4
合計100.0
(注2)アセチル化ヒアルロン酸(株式会社資生堂製)
成分 配合量(質量%)
ベヘニルアルコール 5.0
セチルアルコール 3.0
パルミチン酸セチル 3.0
スクワラン 3.0
トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン 3.0
メチルフェニルポリシロキサン 3.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 3.0
ステアリン酸グリセリル 2.0
モノステアリン酸POE(10)ソルビタン 2.0
MPCコポリマー(注1) 1.5
AcHA(注2) 2.0
PVP 0.05
PVA 0.05
ヒドロキシプロピルセルロース 0.05
1,3−ブチレングリコール 6.0
グリセリン 1.0
ジプロピレングリコール 3.0
イオン交換水 残量
アラントイン 0.1
フェノキシエタノール 0.4
合計100.0
(注2)アセチル化ヒアルロン酸(株式会社資生堂製)
Claims (8)
- 2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体、アセチル化ヒアルロン酸及び多価アルコールを含有することを特徴とする目元用化粧料。
- 2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンと疎水性モノマーの共重合体を目元用化粧料全量中0.1〜5質量%、アセチル化ヒアルロン酸を目元用化粧料全量中0.001〜5質量%及び多価アルコールを目元用化粧料全量中5〜10質量%含有することを特徴とする請求項1記載の目元用化粧料。
- 疎水性モノマーがアルキルメタクリレート及び/又はアルキルアクリレートである請求項1又は2記載の目元用化粧料。
- アルキルが炭素数2〜6のアルキルである請求項3記載の目元用化粧料。
- 疎水性モノマーがブチルメタクリレートである請求項4記載の目元用化粧料。
- さらに、水溶性高分子を含有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の目元用化粧料。
- さらに、シリコーン油を含有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の目元用化粧料。
- 化粧料が乳化化粧料である請求項1乃至7のいずれか一項に記載の目元用化粧料。
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---|---|---|---|
JP2003299728A JP2005068073A (ja) | 2003-08-25 | 2003-08-25 | 目元用化粧料 |
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- 2003-08-25 JP JP2003299728A patent/JP2005068073A/ja active Pending
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