JP2005067839A - 昇降台の落下防止装置 - Google Patents

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Abstract


【構成】 歯付ベルト4が緩んだり切れたりすると、カム14が上昇して、トグルレバ16が回動するようにする。トグルレバ16の回動により、ブレーキレバ21を回動させ、落下防止片28がガイドローラ8とガイドレール2の間に巻き込まれてくさびとして作用し、昇降台の落下を防止する。
【効果】 昇降台の落下を迅速に止めることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は昇降台の落下防止装置に関し、スタッカークレーンなどの搬送装置や移載装置に用いると好適なものである。
スタッカークレーンなどに用いる昇降台では、落下防止装置が必要である。在来の落下防止装置では、ロープなどの吊り部材が切断されると、ブレーキシューをガイドレールに押し当て落下を防止するようにしている。しかしこの落下防止装置では、昇降台の落下を防止するにはブレーキシューをガイドレールに強く圧接する必要があり、また落下が始まってから停止するまでにある程度の距離を下降してしまい、ブレーキの利きが悪いという問題があった。
この発明の基本的課題は、利きの良い昇降台の落下防止装置を提供することにある。
請求項2の発明での追加の課題は、吊り部材の異常時に落下防止片を作動させるための具体的な構成を提供することにある。
請求項3の発明での追加の課題は、吊り部材のゆるみを検出して吊り部材等の損傷を防止することにある。
この発明は、吊り部材により荷重を支持されながら、ガイドレールに沿ってガイドローラで昇降する昇降台の落下を防止するための装置において、
前記吊り部材の異常により、ガイドレールとガイドローラとの間に下方から巻き込まれるくさび状の落下防止片を設けたことを特徴とする(請求項1)。
好ましくは、落下防止片を支持する回動自在のブレーキレバと、
常時は前記ブレーキレバに係合し、吊り部材の異常時に回動して、係合位置から外れることにより、ブレーキレバの回動を許容するトグルレバと、
落下防止片が上移動するようにブレーキレバを付勢する付勢手段、とを設ける。
特に好ましくは、トグルレバが吊り部材の緩み及び切断のいずれでも回動するようにすると共に、吊り部材の緩み及び切断を検出するための手段を設ける。
この発明では、昇降台の落下時に落下防止片がガイドレールとガイドローラの間に巻き込まれて、昇降台の落下を防止するくさびとして作用する。このためこの発明の昇降台の落下防止装置は、確実かつ迅速に作動する(請求項1)。
請求項2の発明では、常時はトグルレバによりブレーキレバの回動を禁止するので、ブレーキレバを付勢手段で強く付勢することができる。そしてトグルレバが回動してブレーキレバとの係合が外れると、トグルレバはブレーキレバの回動を妨げず、かつ強い付勢手段を用いることができるので、より速やかにかつより確実に落下防止装置が作動する。
請求項3の発明では、吊り部材が切断された時以外に、吊り部材が緩んだ際にも落下防止装置が作動すると共に、吊り部材の切断や緩みをアラームできるので、吊り部材が緩んで損傷するなどのことを防止できる。
以下に本発明を実施するための最適実施例を示す。
図1〜図4に、実施例とその変形を示す。これらの図において、1は昇降台で、例えばスタッカークレーンなどの搬送装置の昇降台とするが、これに限らずガイドレール2とガイドローラ8とを用いて昇降する台であれば良い。3は昇降台1に設けた移載装置取付部で、スライドフォークやスカラアームなどの移載装置を取り付ける。4は歯付ベルトで、その両端をベルト取付部6,7に取り付け、歯付ベルト4で昇降台1の荷重を支持する。また下側のベルト取付部6は昇降台1に対して上下動自在で、歯付ベルト4を吊り部材とすることに代えて、ベルトやロープなどの吊り部材を用いても良い。8はガイドローラで、ガイドレール2に沿って昇降台1をガイドする。
9は落下検出装置で、下側のベルト取付部6に固定した吊りボルト10の上端部などに、フランジ11を取り付ける。フランジ11の下面と移載装置取付部3の上面などの間に、バネ12などの付勢手段を設けて、フランジ11を上側へ付勢する。またフランジ11の上側にカム14を取り付け、バネ12の伸縮でカム14が上下動するようにする。歯付ベルト4が正常な場合、その張力によりベルト取付部6は下側に引かれているので、バネ12は圧縮されており、カム14は低位置にあり、歯付ベルト4が緩んだり切断されたりすると、バネ12の力でカム14は高位置へ上昇する。
カム14とトグルレバ16との間は、若干の隙間を空けて配置され、カム14が所定量以上に上昇すると、トグルレバ16に接触してトグルレバが回動軸17を中心に回動するようにする。トグルレバ16には、カムよりのアーム16aとブレーキレバ21よりのアーム16bとを設け、好ましくはアーム16bをアーム16aよりも長くし、カム14がトグルレバ16に接触した後に僅かな量でも上昇すると、トグルレバ16の先端のピン19が大きく回動するようにする。また2つのアーム16a、16bは一体で、互いに固着されている。18はバネなどの付勢手段で、トグルレバ16の先端のピン19が、ブレーキレバ21の係合部25に係合するように付勢する。このようにして、昇降台1の加減速などによるカム14の上下動では、ピン19が係合部25から外れないようにする。カム14とトグルレバ16とは、吊り部材としての歯付ベルト4の緩み及び切断の検出部材を構成するが、歯付ベルト4のゆるみや切断の検出方法自体は任意である。
20は落下防止装置本体で、21はブレーキレバで、22はその回動軸であり、バネ23は付勢手段の例で、落下防止片28が上向きに移動するように、ブレーキレバ21を付勢する。ブレーキレバ21には前記のように係合部25を設け、ここにトグルレバ16の先端のピン19を係合させ、ピン19によりブレーキレバ21の回動を防止する。29は接触スイッチや光電センサなどのセンサで、ブレーキレバ21の回動を検出すると、落下防止装置の作動信号を出力し、図示しない制御盤でアラームする。なおセンサ29は、ブレーキレバ21の作動を検出する代わりに、トグルレバ16の回動や、カム14の位置などを検出するようにしても良い。
図2,図3に、落下防止装置本体20の構成を詳細に示す。落下防止片28は上向きのくさび状の形状をしており、揺動片32に取り付けられ、付勢手段の例としてのバネ34により、落下防止片28のガイドレール側の面が、ガイドレール2と平行になるように付勢されている。また揺動片32は、回動軸35によりブレーキレバ21に対して回動自在にされ、ストッパ33を用いて揺動片32の回動範囲を制限し、捻りバネ36によりブレーキレバ21に対して揺動片32が所定の向きを保つようにしてある。実施例では落下防止片28の向きを所定の範囲に保つために、2つのバネ34,36を用いたが、これらの一方のみでも良い。
実施例の動作を説明する。ベルト取付部6は昇降台1に対して上下に摺動自在で、歯付ベルト4からベルト取付部6に加わる張力のため、バネ12は圧縮されており、カム14は下降した位置にある。ここで歯付ベルト4が所定量以上、例えば、通常の加減速による緩みより多く緩む、あるいは歯付ベルト4が切断して、ベルト取付部6に加わる張力が所定範囲以下に減少すると、バネ12からの付勢によりカム14は上昇し、これによってトグルレバ16が回動して、ピン19が係合部25から外れる。
なお昇降台1の加減速などでは、トグルレバ16の姿勢が変わって、ピン19が係合部25から外れないように、バネ18で付勢する。またブレーキレバ20を付勢するバネ23は、ブレーキレバ21を素早く確実に回動させるため大きな力で付勢しているが、この力はトグルレバ16により機械的に支えられている。
ピン19が係合部25から外れて、ブレーキレバ21が自由になると、バネ23の力により、落下防止片28が上側に移動するように、ブレーキレバ21が回動する。この時落下防止片28は、バネ34や捻りバネ36により向きを制約されながら、ガイドレール2やガイドローラ8にならって上移動する。落下防止片28が上側に移動すると、落下時のガイドローラ8の回転によって、ガイドローラ8とガイドレール2の間に落下防止片28が巻き込まれ、くさびとして作用するので、昇降台1の落下を瞬時に停止させることができる。
ブレーキレバ21の回動をセンサ29で検出し、制御盤等にアラームがなされ、復旧作業が行われる。また歯付ベルト4が緩んで、張力が所定値以下に低下した場合も、ブレーキレバ21が回動して、昇降台1は停止する。これによって、歯付ベルトがプーリなどに対して歯飛びすることを防止し、歯付ベルト4の損傷を防止できる。
実施例では歯付ベルトを吊り部材とした例を示したが、ロープを吊り部材としても良い。このような変形例を図4に示すと、ロープ40に吊りボルト42を取り付け、昇降台のフレーム44とフランジ45の間にバネ43を配置して昇降台を支持する。吊りボルト42の先端にカム46を設け、実施例のトグルレバ16と同様のトグルレバ47を用い、これによって落下防止装置本体20を制御する。なおバネ48は、落下防止装置本体20からの力でトグルレバ47が回動するのを防止する。
実施例の昇降台の落下装置の正面図 実施例での落下防止装置本体を背面側から見て示す図 実施例での落下防止装置本体の側面図 落下検出装置の変形例を模式的に示す図
符号の説明
1 昇降台
2 ガイドレール
3 移載装置取付部
4 歯付ベルト
6,7 ベルト取付部
8 ガイドローラ
9 落下検出装置
10 吊りボルト
11 フランジ
12 バネ
14 カム
16 トグルレバ
17 回動軸
18 バネ
19 ピン
20 落下防止装置本体
21 ブレーキレバ
22 回動軸
23 バネ
25 係合部
28 落下防止片
29 センサ
32 揺動片
33 ストッパ
34 バネ
35 回動軸
36 捻りバネ
40 ロープ
42 吊りボルト
43 バネ
44 フレーム
45 フランジ
46 カム
47 トグルレバ
48 バネ

Claims (3)

  1. 吊り部材により荷重を支持されながら、ガイドレールに沿ってガイドローラで昇降する昇降台の落下を防止するための装置において、
    前記吊り部材の異常により、ガイドレールとガイドローラとの間に下方から巻き込まれるくさび状の落下防止片を設けたことを特徴とする、昇降台の落下防止装置。
  2. 前記落下防止片を支持する回動自在のブレーキレバと、
    常時は前記ブレーキレバに係合し、吊り部材の異常時に回動して、前記係合位置から外れることにより、ブレーキレバの回動を許容するトグルレバと、
    前記落下防止片が上移動するようにブレーキレバを付勢する付勢手段、とを設けたことを特徴とする、請求項1の昇降台の落下防止装置。
  3. 前記トグルレバが吊り部材の緩み及び切断のいずれでも回動するようにすると共に、吊り部材の緩み及び切断を検出するための手段を設けたことを特徴とする、請求項2の昇降台の落下防止装置。
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JP2015178859A (ja) * 2014-03-19 2015-10-08 Jfeエンジニアリング株式会社 パイプライン敷設方法及び機材搬送装置
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CN114132673A (zh) * 2021-12-29 2022-03-04 松科快换(常州)智能装备有限公司 一种堆垛机防坠落装置

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