JP2017100812A - 跳ね上げ式コンベヤ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】跳ね上げ式コンベヤ装置の安全性を向上させることを目的とする。【解決手段】跳ね上げ式コンベヤ装置1であって、ワークの搬送方向における第1端21と第2端22との間の位置に設けられた回転軸28周りに旋回することによって、水平状態と跳ね上げ状態とを切替可能である、ワークの搬送のための本体部20と、本体部20の旋回を制動可能とする制動手段と、を備える。本体部20の第1端21は、本体部20が跳ね上げ状態のときに水平状態よりも上昇する。本体部20の第2端22は、本体部20が跳ね上げ状態のときに水平状態よりも下降する。本体部20は、重心Gが回転軸28よりも第2端22側に位置することによって、本体部20に作用する重力によって跳ね上げ状態に切り替わろうとするが、制動手段が、本体部20を水平状態に保持可能とすることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、ワークの搬送のための本体部を跳ね上げ可能な跳ね上げ式コンベヤ装置に関する。
この種のコンベヤ装置としては、例えば、図12に示すように、ワークの搬送方向Xにおける本体部120の第1端121をワイヤ143で引っ張ることによって、本体部120を回転軸128周りに旋回させて、水平状態から跳ね上げ状態へと切替可能とするものが知られている。この場合、ワイヤ143の巻取装置に設けられるブレーキによって、本体部120は跳ね上げ状態を維持することができる。
また、特許文献1に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置においては、アクチュエータを作動させることによってシリンダのピストンを伸長させ、本体部を水平状態から跳ね上げ状態へと切替可能とする。この場合、伸長したピストンによって、本体部は跳ね上げ状態を維持することができる。
特許第2897164号公報
しかしながら、図12に示す従来の跳ね上げ式コンベヤ装置3においては、ワイヤ143が切れたり、ワイヤ143の巻取装置に設けられるブレーキに故障があった場合、本体部120は、跳ね上げ状態を維持できなくなり、本体部120の第1端121が自重により下降してしまう。これにより、本体部120の第1端121の下降地点に人がいれば、その人が負傷してしまうおそれがある。また、本体部120の第1端121の下降地点にある物品と衝突すると、跳ね上げ式コンベヤ装置3が破損してしまうおそれがある。特許文献1に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置においても、本体部の跳ね上げ状態を維持するアクチュエータやシリンダに故障があった場合、跳ね上げ式コンベヤ装置の第1端は自重により下降してしまい、上記と同様の問題が生じる。
そこで、本発明は跳ね上げ式コンベヤ装置の安全性を向上させることを目的とする。
本発明の請求項1に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置は、ワークの搬送方向における第1端と第2端との間の位置に設けられた回転軸周りに旋回することによって、水平状態と跳ね上げ状態とを切替可能である、ワークの搬送のための本体部と、前記本体部の旋回を制動可能とする制動手段と、を備え、前記本体部の前記第1端は、前記本体部が前記跳ね上げ状態のときに前記水平状態よりも上昇するとともに、前記本体部の前記第2端は、前記本体部が前記跳ね上げ状態のときに前記水平状態よりも下降し、前記本体部は、重心が前記回転軸よりも第2端側に位置することによって、前記本体部に作用する重力によって跳ね上げ状態に切り替わろうとするが、前記制動手段が、前記本体部を前記水平状態に保持可能とすることを特徴とする。
上記構成では、制動手段の故障等が起こった場合であっても、本体部は跳ね上げ状態を維持することができる。
本発明の請求項2に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置は、前記本体部は、前記回転軸よりも前記第1端側、及び前記回転軸よりも前記第2端側にそれぞれ設けられる搬送用ローラと、前記ローラの回転駆動を可能とする駆動源と、を含み、前記駆動源は、前記回転軸よりも前記第2端側の前記本体部に取り付けられることを特徴とする。
上記構成では、搬送のために使用され、重量を有する駆動源が、回転軸よりも第2端側に位置するため、本体部の重心をワークの搬送方向において回転軸よりも第2端側に位置させることができる。
本発明の請求項3に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置は、前記本体部を水平状態に固定するロック機構をさらに備えることを特徴とする。
本発明の請求項4に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置は、前記ロック機構が、前記第2端から前記回転軸までにおける前記本体部の少なくとも一部を支持することによって前記本体部を水平状態に固定することを特徴とする。
上記構成では、本体部を水平状態に固定することができ、コンベヤ装置が跳ね上げ状態となることを防止できる。
本発明の請求項5に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置は、前記回転軸の回転及び制動を可能とするブレーキ付駆動源を備え、前記制動手段は、前記ブレーキ付駆動源のブレーキであることを特徴とする。
上記構成では、ブレーキ付駆動源の駆動源が、本体部を旋回させて跳ね上げ状態と水平状態とを切替可能とするとともに、ブレーキ付駆動源のブレーキを制動手段として用いることができる。
本発明の請求項6に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置は、前記本体部は、前記回転軸よりも前記第1端側に取り付けられるスタンドを含み、前記スタンドは、前記本体部が跳ね上げ状態のときに展開状態と折り畳み状態とを切替可能であるとともに、前記スタンドが展開状態のときは、前記水平状態における前記本体部を支持可能に構成され、前記本体部が跳ね上げ状態、かつ、前記スタンドが折り畳み状態のときは、前記本体部の前記第1端が下降しないように前記ブレーキ付駆動源を制御する制御部が設けられていることを特徴とする。
上記構成では、スタンドを折り畳んで収納することができるとともに、スタンドが折り畳まれた状態で第1端が下降することを防止できる。
本発明の請求項7に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置は、前記本体部が跳ね上げ状態であるときに、オン状態となることが可能な安全装置をさらに備え、前記安全装置は、オン状態のときに、前記本体部を保持して前記第1端が下降しないようにするものである。
上記構成では、本体部が跳ね上げ状態のときに安全装置をオンすることによって、本体部の第1端が下降しないようにできる。
本発明の跳ね上げ式コンベヤ装置によれば、本体部の第1端が下降して人が負傷するという事態や、物品と衝突して跳ね上げ式コンベヤ装置が破損するという事態を防止でき、ひいては、跳ね上げ式コンベヤ装置の安全性を向上させることができる。
本発明の実施の形態1に係る跳ね上げ式コンベヤ装置の正面図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置の平面図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置のロック機構の正面図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置のロック機構の左側面図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置のロック機構の背面の一部を拡大して示す図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置のスタンドが折り畳み状態である場合を示す拡大正面図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置のスタンドが展開状態である場合を示す拡大正面図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置のスタンドが展開状態である場合を示す図であって、図7AにおけるA矢視図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置の安全装置がオン状態である場合を示す拡大背面図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置の安全装置がオン状態である場合を示す拡大平面図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置の安全装置がオフ状態である場合を示す拡大背面図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置の制御部のブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る跳ね上げ式コンベヤ装置の左側面図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置の平面図の一部を示す図である。 同跳ね上げ式コンベヤ装置を示す図であって、図11BにおけるB−BB断面図である。 従来の跳ね上げ式コンベヤ装置の正面図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る跳ね上げ式コンベヤ装置を、図1及び2を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る跳ね上げ式コンベヤ装置1は、例えば、倉庫や物流設備等において、搬送方向Xの上流側からフォークリフトによって移載されるワークWを、搬送方向Xの下流側に設けられた他のコンベヤ装置(図示せず)に搬送するために使用される。または、その反対方向の搬送に使用される。図1及び2における一点鎖線部分の符号Uは、フォークリフト用パレットを含むワークWを搬送方向Xに導くためのガイドを示す。
跳ね上げ式コンベヤ装置1は、ワークWの搬送のための本体部20を備える。本体部20は、搬送用ローラとしての第1搬送用スプロケット21aと、搬送用ローラとしての第2搬送用スプロケット22aと、搬送用無端チェーン23と、上部フレーム24と、下部フレーム25と、第1ブラケット21bと、第2ブラケット22bと、を有する。第1搬送用スプロケット21aは、ワークWの搬送方向Xにおける第1端21付近に設けられる。第2搬送用スプロケット22aは、搬送方向Xにおける第2端22付近に設けられる。搬送用無端チェーン23は、第1搬送用スプロケット21aと第2搬送用スプロケット22aとの間で所定の張力で保持される。上部フレーム24は、第1搬送用スプロケット21aと第2搬送用スプロケット22aとの間における搬送用無端チェーン23を保持する。下部フレーム25は、上部フレーム24の下方に取り付けられる。第1ブラケット21bは、上部フレーム24よりも第1端21側に突出するように設けられて、第1搬送用スプロケット21aを保持する。第2ブラケット22bは、上部フレーム24よりも第2端22側に突出するように設けられて、第2搬送用スプロケット22aを保持する。また、第1搬送用スプロケット21a、第2搬送用スプロケット22a、搬送用無端チェーン23、上部フレーム24、下部フレーム25、第1ブラケット21b、及び第2ブラケット22bは、それぞれ2個ずつ設けられる。すなわち、本実施の形態に係る跳ね上げ式コンベヤ装置1は、2条のチェーンコンベヤである。
第2端22付近に設けられる第2搬送用スプロケット22aには、第2搬送用スプロケット22aの回転駆動を可能とする搬送用駆動源26が接続されており、搬送用駆動源26を作動させることにより、搬送用無端チェーン23を回動させ、ワークWの搬送が可能となる。また、図2に示すように、本体部20の第2端22付近には、2本の下部フレーム25同士を連結する連結プレート27が設けられている。搬送用駆動源26は、この連結プレート27上に配置されている。
また、本体部20の第1端21と第2端22との間の位置には、回転軸28が設けられている。本体部20は、回転軸28周りに旋回することによって水平状態と跳ね上げ状態との間を切り替わる。なお、図1における二点鎖線部分は、本体部20が跳ね上げ状態である場合を示す。本体部20の第1端21は、本体部20が跳ね上げ状態のときに水平状態よりも上昇するとともに、本体部20の第2端22は、本体部20が跳ね上げ状態のときに水平状態よりも下降する。ここで、回転軸28は、搬送方向X及び上下方向Yに対して垂直な奥行方向Zと平行である。
また、跳ね上げ式コンベヤ装置1は、支持台30をさらに備える。支持台30は、支持機構31と、脚部32と、第1連結部33と、第2連結部34と、平面部35とを有する。脚部32は、搬送方向Xに2本ずつ、奥行方向Zに2本ずつ並べられて、合計4本設けられている。第1連結部33は、2本設けられており、4本の脚部32の上端のうち奥行方向Zに並ぶ2か所を互いに接続する。第2連結部34は、2本設けられており、搬送方向Xに伸長して、第1連結部33同士を互いに接続する。平面部35は、床面と平行な部材であって、4本の脚部32全てと連結されている。第2連結部34は、本体部20の回転軸28の下方にまで伸長しており、2個の支持機構31を下方から支持する。支持機構31は、本体部20の回転軸28を2点で支持する。これにより、本体部20は、回転軸28周りに旋回可能な状態で支持されることとなる。
また、跳ね上げ式コンベヤ装置1は、ブレーキ付駆動源40をさらに備える。ブレーキ付駆動源40は、本体部20の回転軸28の回転駆動及び制動を可能とするものである。ブレーキ付駆動源40は、支持台30の平面部35上に設けられており、本体部20よりも下方の駆動軸41周りに回転可能な切替用スプロケット42を有する。また、本体部20は、回転軸28に取り付けられて回転軸28と共に回転可能な切替用スプロケット29を有する。本体部20の切替用スプロケット29、及びブレーキ付駆動源40の切替用スプロケット42は、その間で所定の張力で保持される切替用無端チェーン43と係合する。そして、ブレーキ付駆動源40の切替用スプロケット42を駆動軸41周りに回転させることにより、切替用無端チェーン43を回動させ、切替用スプロケット29を回転させて本体部20を回転軸28と共に旋回させることができる。
これにより、本体部20は、跳ね上げ状態と水平状態との間を切替可能となる。また、ブレーキ付駆動源40のブレーキは、切替用スプロケット42の回転を制動することにより、切替用無端チェーン43の回動を制動し、切替用スプロケット29の回転を制動して本体部20の旋回を制動することができる。ここで、図2に示すように、切替用無端チェーン43は2本以上を並列して(2重や3重に)使用されることが好ましい。切替用無端チェーン43のうちの1本が切れても、他の切替用無端チェーン43によってブレーキ付駆動源40の動作を確保することができるからである。
図1に示す符号Gは、本体部20の重心を示す。本発明の実施の形態に係る跳ね上げ式コンベヤ装置1では、搬送用駆動源26が回転軸28よりも第2端22側に位置するため、搬送用駆動源26の重量を生かして、本体部20の重心Gを回転軸28よりも第2端22側に位置させることができる。これにより、本体部20に作用する重力によって、本体部20は水平状態から跳ね上げ状態に切り替わろうとする。一方で、ブレーキ付駆動源40のブレーキが、本体部20の回転軸28周りの旋回を制動するため、本体部20は跳ね上げ状態に切り替わらず、水平状態を維持させることも可能となる。この構成により、跳ね上げ式コンベヤ装置1の安全性を向上させることができる。以下、詳細を説明する。
図12に示す従来の跳ね上げ式コンベヤ装置3では、ワイヤ143が切れたり、ワイヤ143の巻取装置に設けられるブレーキに故障があった場合、本体部120は、跳ね上げ状態を維持できなくなり、本体部120の第1端121は自重により下降してしまう。これにより、本体部120の第1端121の下降地点に人がいれば、その人が負傷してしまうおそれがある。また、本体部120の第1端21の下降地点に物品があると、その物品と跳ね上げ式コンベヤ装置3とが衝突して、跳ね上げ式コンベヤ装置3が破損してしまうおそれがある。
一方で、本発明の実施の形態に係る跳ね上げ式コンベヤ装置1によれば、本体部20の重心Gが回転軸28よりも第2端22側に位置するため、切替用無端チェーンが43が切れたり、ブレーキ付駆動源40のブレーキに故障があった場合、本体部20は跳ね上げ状態に切り替わろうとする。すなわち、本体部20が跳ね上げ状態のときにブレーキの故障等があったとしても、そのまま跳ね上げ状態を維持することとなり、本体部20の第1端21が下降することはない。そのため、第1端21が下降することに起因して、人が負傷するという事態や、物品と衝突して跳ね上げ式コンベヤ装置1が破損するという事態を防止でき、ひいては、跳ね上げ式コンベヤ装置1の安全性を向上させることができる。また、本体部20の重心Gを回転軸28の近傍に設ければ、本体部20を回転軸28周りに旋回させるために必要な力を小さくすることも可能である。
また、跳ね上げ式コンベヤ装置1は、ロック機構50と、安全装置60と、制御部70(図10参照)と、をさらに備えており、本体部20は、さらにスタンド80を有する。以下、これらの各構成について説明する。
ロック機構50は、本体部20が水平状態のときに、第2端22から回転軸28までにおける本体部20の少なくとも一部を支持可能に構成される。具体的には、ロック機構50は、図3〜5に示すように、支持部材51と、ロック機構駆動源52と、カム53と、レバー54と、光電センサ55と、第1遮光板56と、第2遮光板57とを有する。支持部材51は、回転軸51aを有し、回転軸51a周りに旋回可能である。ロック機構駆動源52は、駆動軸52aを有する。カム53は、ロック機構駆動源52の駆動軸52aと接続されて、駆動軸52aと共に旋回可能なアーム53aの先端に設けられた円柱形状の突起である。レバー54は、支持部材51の回転軸51aと接続されており、その回転軸51aと共に旋回可能であって、かつ、カム53と係合する長孔54aを有する。カム53がロック機構駆動源52の駆動軸52aと共に旋回することによって、長孔54aの内部でスライドするとともに、レバー54を旋回させ、レバー54に接続される回転軸51aを回転させる。これにより、回転軸51a周りに支持部材51を旋回させることができる。支持部材51は、旋回することにより、鉛直状態と、鉛直状態から20°〜30°程度傾いた傾斜状態とを切替可能となる。支持部材51が鉛直状態のとき、支持部材51の上面で第2端22付近の本体部20を下方から支持することができる。一方で、支持部材51が傾斜状態のときは、本体部20が旋回する際に、本体部20と支持部材51とが干渉することを防止することができる。
また、支持部材51の背面における回転軸51aの端部には、図4及び5に示すように、第1遮光板56及び第2遮光板57が取り付けられている。第1遮光板56及び第2遮光板57は、支持部材51の旋回とともに回転軸51a周りに旋回する。光電センサ55は、支持部材51よりも背面に設けられており、第1投光部55aと、第1受光部55bと、第2投光部55cと、第2受光部55dとを有する。図5に示すように、支持部材51が傾斜状態のとき、第1受光部55bは、第1投光部55aから照射される光を検出するが、第2投光部55cから照射される光は、第2遮光板57によって遮断されて、第2受光部55dは光を検出しない。一方で、支持部材51が鉛直状態のとき、第1投光部55aから照射される光は、第1遮光板56によって遮断されて、第1受光部55bは光を検出しないが、第2受光部55dは、第2投光部57から照射される光を検出する。また、図10に示すように、光電センサ55は、制御部70と接続されている。制御部70は、光電センサ55の第2受光部55dが光を検出しないとき、支持部材51が傾斜状態であることを認識して、鉛直状態から傾斜状態へと切り替わる方向に支持部材51が旋回しないようにロック機構駆動源52を制御する。また、制御部70は、光電センサ55の第1受光部55bが光を検出しないとき、支持部材51が鉛直状態であることを認識して、傾斜状態から鉛直状態へと切り替わる方向に支持部材51が旋回しないようにロック機構駆動源52を制御する。ここで、第1受光部55b及び第2受光部55dの2つの受光部が設けられているのは、支持部材51が傾斜状態であるか鉛直状態であるかを確実に検出するためである。支持部材51が鉛直状態であるか否かを検出することが必要な場合は、第2受光部55dを設けず、第1受光部55bのみを設けるようにしてもよい。
本実施の形態に係る跳ね上げ式コンベヤ装置1は、ロック機構50を有するため、ワークWの重量が大きい場合であっても、安定してワークWを搬送することが可能となる。例えば、ロック機構50がない場合であって、かつ、ワークWの重量が大きい場合は、本体部20を水平状態としてワークWを搬送する際に、ワークWが本体部20の第2端22を通過するときに、ワークWの重量が第2端22に集中して、本体部20の跳ね上げ状態へと切り替わろうとする力がブレーキ付駆動源40の制動力を超えて、ワークWの搬送中に本体部20が跳ね上げ状態となってしまうおそれがある。跳ね上げ式コンベヤ装置1がロック機構50を備える場合は、ロック機構50が第2端22から回転軸28までにおける本体部20の少なくとも一部を支持することによって、ワークWの搬送中に本体部20が跳ね上げ状態となってしまうという事態を防止できる。
次に、スタンド80の構成について説明する。スタンド80は、図1及び2に示すように、搬送方向Xにおいて回転軸28よりも第1端21側の本体部20に取り付けられる。本体部20が跳ね上げ状態のとき、スタンド80は、展開状態と折り畳み状態とを切替可能である。ここで、展開状態とは、スタンド80と本体部20との成す角度θが略90度である場合を意味し、折り畳み状態とは、スタンド80と本体部20との成す角度θが20°〜30°程度である場合を意味する。スタンド80が展開状態のときは、スタンド80が床面と接触することによって、水平状態における本体部20を下方から支持することができる。
スタンド80は、具体的には、図6、図7A及び図7Bに示すように、脚部81と、ヒンジ82と、スタンド用ブラケット83と、インデックスプランジャ84と、第1リミットスイッチ85と、第2リミットスイッチ86とを有する。ヒンジ82は、脚部81を旋回可能に支持する。スタンド用ブラケット83は、本体部20の下部フレーム25に取り付けられており、インデックスプランジャ84が装着されている。なお、図6及び図7Aにおいては、スタンド用ブラケット83、インデックスプランジャ84、及び下部フレーム25を、二点鎖線で表すこととしている。脚部81には、板状のアタッチメント81aが取り付けられており、アタッチメント81aには、インデックスプランジャ84と係合可能な2個の穴部81b、81cが形成されている。スタンド80が折り畳み状態のときは、図6に示すように、作業者がアタッチメント81aの穴部81bにインデックスプランジャ84を挿入することにより、スタンド80を折り畳み状態で固定することができる。一方で、スタンド80を折り畳み状態から展開状態に切替える場合は、作業者がインデックスプランジャ84を緩めて、穴部81bから外し、スタンド80を展開状態としたうえで、インデックスプランジャ84を締めて、図7A及び7Bに示すように、別の穴部81cに挿入する。これにより、スタンド80を展開状態で固定することができる。スタンド80を展開状態から折り畳み状態に切替える場合は、上述した手順を逆の順番で行えばよい。
第1リミットスイッチ85は、スタンド80が折り畳み状態のときに、脚部81によって押し上げられてオンする。第2リミットスイッチ86は、スタンド80が展開状態のときに、脚部81によって押し上げられてオンする。また、第1リミットスイッチ85及び第2リミットスイッチ86は、図10に示すように、それぞれ制御部70に接続されている。第1リミットスイッチ85がオン状態のとき、制御部70は、スタンド80が折り畳み状態であることを認識して、本体部20の第1端21が下降しないように、すなわち、ブレーキ付駆動源40を駆動させないように制御する。一方で、第2リミットスイッチ86がオン状態のとき、制御部70は、スタンド80が展開状態であることを認識して、ブレーキ付駆動源40の駆動を許可する。これにより、本体部20を支持するスタンド80を折り畳んで収納することができるとともに、スタンド80が折り畳み状態のときに、本体部20の第1端21が下降することを確実に防止でき、跳ね上げ式コンベヤ装置1の安全性をさらに向上させることができる。ここで、第1リミットスイッチ85及び第2リミットスイッチ86の2つのリミットスイッチが設けられているのは、スタンド80が折り畳み状態であるか展開状態であるかを確実に検出するためである。スタンド80が展開状態であるか否かを検出することが必要な場合は、第1リミットスイッチ85が設けられず、第2リミットスイッチ86のみを設けるようにしてもよい。
次に、安全装置60の構成について説明する。安全装置60は、図8A、図8B及び9に示すように、本体部20が跳ね上げ状態であるときに、オン状態とオフ状態とを切替可能である。安全装置60がオン状態のときは、本体部20の第1端21(図1参照)が下降しないように構成される。安全装置60は、具体的には、支持台30の第2連結部34に取り付けられるアタッチメント61と、フック状部材62と、本体部20の下部フレーム25に取り付けられた突起部63と、フック状部材62と一体移動する持ち手レバー64と、ストッパ65と、フック状部材62の位置を検知する近接センサ66と、回転軸67とを有する。フック状部材62は、回転軸67周りに旋回可能な状態で、アタッチメント61に取り付けられている。ストッパ65は、アタッチメント61に取り付けられており、フック状部材62に当たってその旋回を制限するものである。突起部63は、ボルトの頭部によって構成される。また、回転軸67は、ボルトによって構成される。
図8A及び図8Bは、本体部20が跳ね上げ状態であって、かつ、安全装置60がオン状態である場合を示す。この場合、フック状部材62は、本体部20に取り付けられた突起部63と係合しているため、物理的に本体部20が固定され、本体部20が回転軸28周りに旋回しないようにすることができる。また、このとき、近接センサ66がフック状部材62の存在(安全装置60がオン状態であること)を検出する。近接センサ66は、図10に示すように、制御部70と接続されており、制御部70は、安全装置60がオン状態であることを認識して、ブレーキ付駆動源40が駆動しないように制御する。これにより、本体部20が跳ね上げ状態のときに安全装置60をオンすることによって、本体部20の第1端21(図1参照)が下降することを確実に防止し、跳ね上げ式コンベヤ装置1の安全性をさらに向上させることができる。
本体部20を跳ね上げ状態から水平状態へと切り替えたい場合、作業者は、安全装置60の持ち手レバー64を掴んで回転軸67周りにフック状部材62を旋回させる。この時、フック状部材62は、突起部63から外れて、ストッパ65によって支えられる。これにより、安全装置60はオフ状態となる。図9は、本体部20が跳ね上げ状態であって、かつ、安全装置60がオフ状態である場合を示す。この場合、フック状部材62と、本体部20に取り付けられた突起部63とが係合しないため、本体部20はフック状部材62によって物理的に固定されることはない。また、近接センサ66は、フック状部材62の存在を検出せず、制御部70は、安全装置60がオフ状態であることを認識して、ブレーキ付駆動源40の駆動を許可する。
制御部70は、図10に示すように、第1リミットスイッチ85と、第2リミットスイッチ86と、近接センサ66と、光電センサ55と、リモコン71からの入力に基づいて、ブレーキ付駆動源40及び、ロック機構駆動源52に出力する。第1リミットスイッチ85がオフ状態であって、第2リミットスイッチ86がオン状態であって、かつ、近接センサ66が安全フック62の存在を検出しない状態であるときに、作業者がリモコン71の下降ボタン71aを押すことによって、ブレーキ付駆動源40を駆動させて、本体部20を跳ね上げ状態から水平状態へと切り替えることができる。また、作業者がリモコン71の上昇ボタン71bを押すことによって、本体部20を水平状態から跳ね上げ状態へと切り替えることができる。また、制御部70は、前述したように、光電センサ55の第1受光部55b及び第2受光部55dのいずれかが光を検出することによって、ロック機構50の支持部材51が傾斜状態であるか鉛直状態であるかを判断し、リモコン71の操作によって、ロック機構駆動源52を制御することができる。
本発明の実施の形態に係る跳ね上げ式コンベヤ装置1によれば、本体部20の重心Gが回転軸28よりも第2端22側に位置するため、切替用無端チェーン43が切れたり、ブレーキ付駆動源40のブレーキに故障があった場合、本体部20は跳ね上げ状態に切り替わろうとする。そのため、第1端21が下降することに起因して、人が負傷するという事態や、物品と衝突して跳ね上げ式コンベヤ装置1が破損するという事態を防止でき、ひいては、跳ね上げ式コンベヤ装置1の安全性を向上させることができる。
ここで、ワークWの搬送のために使用される搬送用駆動源26が回転軸28よりも第2端22側に位置するため、搬送用駆動源26の重量を生かして、本体部20の重心Gを回転軸28よりも第2端22側に位置させることができる。一方で、ブレーキ付駆動源40のブレーキが、本体部20の回転軸28周りの旋回を制動するため、本体部20は跳ね上げ状態に切り替わらず、水平状態を維持させることも可能となる。
また、ロック機構50は、本体部20が水平状態のときに、第2端22付近の本体部20を支持可能であるため、ワークWの重量が大きい場合であっても、安定してワークWを搬送することが可能となる。
さらに、安全装置60がオン状態のとき、または、本体部20のスタンド80が折り畳み状態のときは、本体部20の第1端21を下降しないように、すなわち、本体部20が回転軸28周りに旋回しないように構成されるため、本体部20の第1端21が下降することを確実に防止し、跳ね上げ式コンベヤ装置1の安全性をより向上させることができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係る跳ね上げ式コンベヤ装置2について説明する。実施の形態1に係る跳ね上げ式コンベヤ装置1では、図1及び2に示すように、搬送用駆動源26の重量を生かして、本体部20の重心GをワークWの搬送方向Xにおいて回転軸28よりも第2端22側に位置させることとしていた。一方、実施の形態2に係る跳ね上げ式コンベヤ装置2では、図11A、図11B及び図11Cに示すように、搬送用駆動源26のみならず、ウェイト90、91、92及び93を回転軸28よりも第2端22側に位置させることとしている。その他の構成については、実施の形態1に係る跳ね上げ式コンベヤ装置1と同様であるため、詳細な説明を省略する。
跳ね上げ式コンベヤ装置2では、複数のウェイト90、91、92、93が使用されている。具体的には、ウェイト90は、本体部20の下部フレーム25同士を連結する連結プレート27上において、搬送用駆動源26よりも奥行方向Zの手前側のスペースに配置され、ボルト締めで固定されている。ウェイト91は、搬送用駆動源26の駆動軸26aの下方のスペースに配置され、ボルト締めで固定されている。また、ウェイト92は、下部フレーム25が中空になっており、その下部フレーム25の中に設けられている。さらに、ウェイト93は、連結プレート27の下方からボルト締めで固定されている。これらのウェイト90、91、92及び93を、本体部20の回転軸28よりも第2端22側に設けることによって、本体部20の重心Gを回転軸28よりも第2端22側に位置させることが可能となる。特に、搬送用駆動源26の重量だけでは、本体部20の重心Gを回転軸28よりも第2端22側に位置させるのに不十分である場合に、実施の形態2に係る跳ね上げ式コンベヤ装置2は有用である。
なお、実施の形態1及び2では、本体部20の第1端21付近に設けられる第1搬送用スプロケット21aと、本体部20の第2端22付近に設けられる第2搬送用スプロケット22aと、第1搬送用スプロケット21a及び第2搬送用スプロケット22aの間で所定の張力で維持される搬送用無端チェーン23を有する、いわゆるチェーンコンベヤについて説明したが、これに限られず、他のローラ、及び無端回動体を使用してもよい。例えば、ローラとして、搬送用スプロケットの代わりに搬送用プーリを使用し、無端回動体として、搬送用無端チェーンの代わりに搬送用無端ベルトを使用する、いわゆるベルトコンベヤであってもよい。また、搬送用ローラを搬送方向Xに沿って連続的に配置するローラコンベヤであってもよい。また、ワークWは、フォークリフトによって移載されるものであることを述べたが、これに限られず、搬送可能なものであれば、どのようなものであってもよい。
また、ブレーキ付駆動源40の切替用スプロケット42と本体部20の切替用スプロケット29との間に切替用無端チェーン43が用いられることを述べたが、これに限られない。例えば、切替用スプロケット29、42の代わりに、互いに噛み合う切替用ギアを使用して、ブレーキ付駆動源40の切替用ギアを回転駆動させることによって、本体部20の切替用ギアを回転させることとしてもよい。さらには、切替用スプロケット29、42が設けられず、ブレーキ付駆動源40の駆動軸を本体部20の回転軸に設けて、ブレーキ付駆動源40が直接的に本体部20の回転軸28を回転させることとしてもよい。
さらにまた、ブレーキ付駆動源40のブレーキに限られず、本体部20の旋回を制動可能とする制動手段を採用すれば、本体部20を水平状態に維持することが可能である。例えば、本体部20の回転軸28を把持可能な把持機構を設け、把持機構が回転軸28を把持することによって、本体部20の旋回を制動することができる。さらに、制御部70がブレーキ付駆動源40を制御して、本体部20を回転軸28周りに回転させることを述べたが、これに限られず、例えば、手作業で本体部20を旋回させることも可能である。
また、ロック機構50は、ロック機構駆動源52を有しており、ロック機構駆動源52によって、回転軸51a周りに支持部材51を旋回させる態様を述べたが、これに限られない。例えば、支持部材51を手作業で旋回させてもよく、この場合は、ロック機構50がロック機構駆動源52を有していなくともよい。また、支持部材51を手作業で旋回させる場合は、光電センサ55、第1遮光板56、及び第2遮光板57も不要としてもよい。なお、支持部材51を、その回転軸51a周りに旋回させることによって、本体部20の第2端22付近を下方から支持する鉛直状態と、本体部20が旋回する際に本体部20と干渉しない傾斜状態とを切替可能となる場合を述べたが、これに限られない。例えば、本体部20が旋回する際に、支持部材51が本体部20と干渉しないように支持部材51を退避させておき、本体部20が水平状態となったあとに、支持部材51を床面と平行に移動させて、支持部材51の上面で本体部20の第2端22付近を下方から支持させるようにしてもよい。また、ロック機構50は、第2端22から回転軸28までにおける本体部20の少なくとも一部を支持することによって、本体部20を水平状態に固定する態様を述べたが、これに限られない。例えば、ロック機構は、本体部20に設けられた奥行方向Zに凹んだ穴と、支持台30等に固定されたACソレノイド等のアクチュエータと、アクチュエータによって奥行方向Zに移動可能なピンとで構成されてもよい。本体部20が水平状態のとき、アクチュエータでピンを本体部20の穴に挿入することによって、本体部20を水平状態に固定することができる。本体部20に設けられる穴は、本体部20の回転軸28よりも第1端21側及び第2端22側の何れかに設けられる。さらに、ワークWの重量が小さい場合であって、ワークWが本体部20の第2端22を通過するときに、本体部20の跳ね上げ状態へと切り替わろうとする力がブレーキ付駆動源40のブレーキの制動力を超えない場合は、ワークWの搬送中に本体部20が跳ね上げ状態となることはないため、ロック機構50が設けられなくともよい。
さらに、安全装置60は、フック状部材62が、本体部20に取り付けられた突起部63と係合することによって、物理的に本体部20を固定するとともに、近接センサ66がフック状部材62の存在を検出して、制御部70がブレーキ付駆動源40を制御する態様を述べたが、これに限られない。例えば、近接センサ66がなく、フック状部材62が本体部20の突起部63と係合することによってのみ、本体部20を固定することとしてもよい。
1、2 跳ね上げ式コンベヤ装置
20 本体部
21 第1端
22 第2端
23 搬送用無端チェーン
24 上部フレーム
25 下部フレーム
26 搬送用駆動源
27 連結プレート
28 回転軸
29 切替用スプロケット
30 支持台
40 ブレーキ付駆動源
41 駆動軸
42 切替用スプロケット
43 切替用無端チェーン
50 ロック機構
51 支持部材
60 安全装置
62 フック状部材
63 突起
66 近接センサ
80 スタンド
90、91、92、93 ウェイト
G 重心
W ワーク

Claims (7)

  1. ワークの搬送方向における第1端と第2端との間の位置に設けられた回転軸周りに旋回することによって、水平状態と跳ね上げ状態とを切替可能である、ワークの搬送のための本体部と、
    前記本体部の旋回を制動可能とする制動手段と、を備え、
    前記本体部の前記第1端は、前記本体部が前記跳ね上げ状態のときに前記水平状態よりも上昇するとともに、前記本体部の前記第2端は、前記本体部が前記跳ね上げ状態のときに前記水平状態よりも下降し、
    前記本体部は、重心が前記回転軸よりも第2端側に位置することによって、前記本体部に作用する重力によって跳ね上げ状態に切り替わろうとするが、前記制動手段が、前記本体部を前記水平状態に保持可能とする
    ことを特徴とする跳ね上げ式コンベヤ装置。
  2. 前記本体部は、
    前記回転軸よりも前記第1端側、及び前記回転軸よりも前記第2端側にそれぞれ設けられる搬送用ローラと、
    前記ローラの回転駆動を可能とする駆動源と、を含み、
    前記駆動源は、前記回転軸よりも前記第2端側の前記本体部に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置。
  3. 前記本体部を水平状態に固定するロック機構をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置。
  4. 前記ロック機構は、前記第2端から前記回転軸までにおける前記本体部の少なくとも一部を支持することによって前記本体部を水平状態に固定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置。
  5. 前記回転軸の回転及び制動を可能とするブレーキ付駆動源を備え、
    前記制動手段は、前記ブレーキ付駆動源のブレーキである
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置。
  6. 前記本体部は、前記回転軸よりも前記第1端側に取り付けられるスタンドを含み、
    前記スタンドは、前記本体部が跳ね上げ状態のときに展開状態と折り畳み状態とを切替可能であるとともに、前記スタンドが展開状態のときは、前記水平状態における前記本体部を支持可能に構成され、
    前記本体部が跳ね上げ状態、かつ、前記スタンドが折り畳み状態のときは、前記本体部の前記第1端が下降しないように前記ブレーキ付駆動源を制御する制御部が設けられている
    ことを特徴とする請求項5に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置。
  7. 前記本体部が跳ね上げ状態であるときに、オン状態となることが可能な安全装置をさらに備え、
    前記安全装置は、オン状態のときに、前記本体部を保持して前記第1端が下降しないように構成される
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の跳ね上げ式コンベヤ装置。
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