JP3163138U - 昇降機能付搬送装置 - Google Patents

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【課題】搬送用の駆動モータ以外の搬送装置の昇降用の駆動モータを不要として、簡素化された昇降機能付搬送装置を提供する。【解決手段】ワークWを上流側から下流側へ搬送方向Xに搬送する第1コンベア部2と搬送方向Xを上下に傾斜させた状態で第1コンベア部2を支持可能な傾斜支持部3とを備える傾斜コンベア4と、ワークWを水平方向に搬送する第2コンベア部5および第2コンベア部5を前記第1コンベア部2に連結させるように水平方向に移動させる水平移動部6を備える移動コンベア7と、これら傾斜コンベア4と移動コンベア7の連結部にそれぞれ取り付けられ傾斜コンベア4に対する移動コンベア7の連結動作に連動させて傾斜コンベア4を傾斜させる力を与える第1連動部材8および第2連動部材9からなる連動部10と、を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、高さの異なる搬送ライン間においてワークを搬送することができる昇降機能付搬送装置に関する。
従来、ワークを搬送する搬送ラインは、コンベア装置や搬送台車などを用いて行っている。搬送ラインや搬送経路において高低差が生じる場合は、エレベータ装置や昇降機構を取り付けたコンベア装置や傾斜した傾斜コンベア装置などを用いて、ワークを搬送することが行われている。
図7(A)は、下記特許文献1などに示されるエレベータ装置90の一例を示す図である。このエレベータ装置90は、無端チェーン91に取り付けられたコンベア装置92と、この無端チェーン91を駆動する昇降用駆動モータ93を備え、この昇降用駆動モータ93の動作によってコンベア装置92を上下方向に移動させることにより、高さの異なる搬送ラインのコンベア装置94,95間におけるワークWの搬送を可能とするものである。また、図7(B)に示すエレベータ装置96では、シリンダ97を用いてコンベア装置92を昇降させるように構成している。
しかしながら、前記エレベータ装置90、96ではワークWの搬送に使用する動力以外に昇降機構を動かすための動力として昇降用駆動モータ93やシリンダ97などを別途設ける必要があり、それだけ部品点数が多く高価な装置となるために、ライン全体の費用が高くなるという問題がある。また、エレベータ装置90ではワークWの昇降のために無端チェーン91を用いているので、この無端チェーン91の長さによって昇降できる高さストロークが規制され、エレベータ装置96ではシリンダ97のストロークによって制限されるという問題がある。
さらに、ワークを昇降させる部分においては、装置の全周に安全のために、安全柵などが必要になるという問題もある。
そこで、コンベア装置92そのものを斜め方向に形成することにより、コンベア装置92を昇降させるための駆動源を不要として、構成の簡略化を図ることが考えられる。図8は、搬送方向を斜め方向に傾斜させたコンベア装置98を用いる例を示す。
特開2005−126243号公報
しかしながら、前記コンベア装置98は他のコンベア装置94からの乗り移りの際に、ワークWの搬送方向が斜め上になっているのでワークWが傾斜コンベア装置98の斜面(チェーン等)に衝突して、傷をつけてしまう恐れがあった。加えて、斜めに配置された傾斜コンベア装置98は、その搬送距離が短いと傾斜角の角度がつきすぎて、ワークWが滑り落ちる可能性がある。また、傾斜コンベア装置98上に複数のワークを搬送するとき、非常停止等によりコンベアの搬送を停止(ストップ)すると、ワークWの自重でコンベア上を滑り落ち、玉突き状態を起こし、ワークWに傷をつけてしまう恐れがあった。
このため、高低差のある搬送経路においてワークWを搬送する際には、高低差に応じた搬送距離が必要になり、ライン全体が大型化するという問題が発生する。また、傾斜コンベア装置98に搬送方向に移動する爪を設け、ワークWを爪に引っ掛けて搬送させることも考えられるが、この場合は、ワークWに爪を引っかけることができる必要があるためワークWの種類が限定されてしまうという問題が発生する。
本考案は、上述の問題点を考慮に入れてなされたものであり、搬送用の駆動モータ以外の搬送装置の昇降用の駆動モータを不要として、簡素化された昇降機能付搬送装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本考案は、ワークを上流側から下流側へ搬送方向に搬送する第1コンベア部と搬送方向を上下に傾斜させた状態で第1コンベア部を支持可能な傾斜支持部とを備える傾斜コンベアと、ワークを水平方向に搬送する第2コンベア部および第2コンベア部を前記第1コンベア部に連結させるように水平方向に移動させる水平移動部を備える移動コンベアと、これら傾斜コンベアと移動コンベアの連結部にそれぞれ取り付けられ傾斜コンベアに対する移動コンベアの連結動作に連動させて傾斜コンベアを傾斜させる力を与える第1連動部材および第2連動部材からなる連動部と、を有することを特徴とする昇降機能付搬送装置を提供する。(請求項1)
前記第1コンベア部はワークを直線的に搬送するものであり、傾斜支持部によって上下に傾斜可能に支持されているので、傾斜コンベアは傾斜角度に応じてワークを上下に搬送することができる。
前記第2コンベア部は水平移動部によって第1コンベア部に連結可能であるので、ワークを第2コンベアによる搬送だけでなく水平移動部の動作によっても移動させることができる。なお、水平移動部による移動は直線的な移動のみならず、縦方向の回転軸を中心に回転させる移動も含まれており、これによってワークの搬送方向を変更することができる。
前記第1連動部材および第2連動部材からなる連動部は傾斜コンベアと移動コンベアの連結部にそれぞれ取り付けられているので、前記傾斜コンベアと移動コンベアの連結動作に伴って第1連動部材と第2連動部材が当接し、傾斜コンベアの連結部を上昇または下降させることができる。傾斜コンベアを上昇させる(つまり持ち上げる)か、下降させる(持ち下げる)かは、第1連動部材と第2連動部材の形状によって異なる。
移動コンベアと傾斜コンベアの連結によって、傾斜コンベアと移動コンベアの連結部の高さをあわせることができるので、傾斜コンベアと移動コンベアの間で高低差のないワークの受け渡しを行うことができる。つまり、昇降機能付搬送装置を介在させることによって、ワーク昇降のための動力を供給する動力源を別途設けることなく、高さの異なる搬送ライン間のワークの移動を行うことができ、ラインの構成が簡素になる。
前記第1連動部材が板カム、第2連動部材がこの板カムに低摩擦接触するカムフォロアである場合(請求項2)には、連動部による連動において摩擦によるエネルギーロスが少ないので省エネをはかることができ、また、無理な力がかからないので信頼性が高くなる。
前記傾斜支持部は傾斜コンベアの搬送路中間位置より移動コンベアとは反対側にずれた位置にあり、さらに、傾斜コンベアの搬送路中間位置より移動コンベア側に、非連結状態において第1コンベア部の搬送方向を略水平に保った状態で保持するストッパが設けられている場合(請求項3)には、傾斜コンベアの傾斜支持部を移動コンベアとの連結部と距離をおいて配置できるので、傾斜コンベアの傾きをできるだけ小さくできる。また、傾斜コンベアと移動コンベアが連結されていない状態ではストッパによって水平方向が保たれているので、第1コンベアにワークを搭載した状態で安定してワークの搬送を行うことができる。
上流側の第1コンベア部または第2コンベア部に搭載されたワークの存在を確認するセンサと、このセンサがワークを確認した時点で前記上流側のコンベア部による搬送を一旦停止させた後に移動コンベアを傾斜コンベアに連結させて搬送を再開させる制御を行う制御部とを備える場合(請求項4)には、移動コンベアの移動を適正なタイミングで行うことができるので、ワークの搬送を滞りなく行うことができ、ワークの衝突などを防止できる。
前述したように、本考案によれば、高さの異なる搬送ライン間において複雑な昇降機構を用いることなくシンプルな構造の搬送装置によりワークを搬送することができる。また、ワークを昇降するための特別な駆動源を設ける必要がないので、それだけ昇降機能付搬送装置の製造コストを削減でき、昇降装置の設置スペースを削減できる。
第1実施形態に係る昇降機能付搬送装置の全体構成を示す図である。 前記昇降機能付搬送装置の動作を説明する図である。 第2実施形態にかかる昇降機能付搬送装置の構成を説明する図である。 前記昇降機能付搬送装置の動作を説明する図である。 第3実施形態にかかる昇降機能付搬送装置の構成を説明する図である。 前記昇降機能付搬送装置の動作を説明する図である。 従来の搬送装置の構成に用いるエレベータ装置の構成を示す図であり、(A)は無端チェーンを用いる例を示し、(B)はシリンダを用いる例を示す。 従来の別の昇降機能付搬送装置の構成を示す図である。
図1は本考案の第1実施形態に係る昇降機能付搬送装置1の全体構成を説明する図である。本実施形態の昇降機能付搬送装置1はワークWを上流側から下流側の搬送方向Xに搬送する第1コンベア部2および第1コンベア部2を上下に傾斜可能に支持する傾斜支持部3を備える傾斜コンベア4と、ワークWを水平方向に搬送する第2コンベア部5および第2コンベア部5を前記第1コンベア部2に連結させるように水平方向に移動させる水平移動部6を備える移動コンベア7と、これら傾斜コンベア4と移動コンベア7の連結部にそれぞれ取り付けられ傾斜コンベア4に対する移動コンベア7の連結動作に連動させて傾斜コンベア部4を傾斜させる力を与える第1連動部材8および第2連動部材9からなる連動部10と、上流側の第1コンベア部2に搭載したワークWの存在を確認する第1センサ11と、第2コンベア部5に搭載したワークWの存在を確認する第2センサ12と、前記第1センサ11がワークWを確認した時点で第1コンベア部2による搬送を一旦停止させた後に移動コンベア7を傾斜コンベア4に連結させて搬送を再開させる制御を行う制御部13を有する。
前記第1コンベア部2および第2コンベア部5はいずれも左右一対の複数のローラ2a,5aと、これらのローラ2a,5aにそれぞれ回転力を供給する駆動モータ14,15を備えるローラコンベアであり、各ローラ2a,5aは駆動モータ14,15とベルト14a,15aによって連動するように連結されている。また、両コンベア部2,5にはそれぞれワークWの横ずれを防ぐためのガイドレール16,17を備える。
前記傾斜支持部3の軸芯3aは傾斜コンベア4の搬送路の中間位置(すなわち重心O)より上流側(移動コンベア7と反対側)にずれた位置にある。また、傾斜コンベア4の中間位置Oより下流側にずれた位置には前記傾斜コンベア4と移動コンベア7の非連結状態において、第1コンベア部2の搬送方向Xを略水平に保った状態で保持するアジャスタ機能付のストッパSを備える。また、4aは傾斜コンベア4の台、4bは傾斜コンベア4上のワークWを移動方向を下流側に規制して傾斜時に上流側に滑らないように保持する滑り止めストッパである。
前記水平移動部6は前記第2コンベア部5を垂直な軸Aまわりに回転自在に支持すると共に回転駆動する駆動モータを備える旋回装置であり、第2コンベア部5を回転させることによってその位置を水平移動させるものである。なお、7aはこの移動コンベア7の台である。
本実施形態の第1連動部材8は第1コンベア部2のフレームに取り付けられた軸受け8aと、この軸受け8aに対して搬送方向Xに略平行する軸8bまわりに回転自在に取り付けられたベアリング8cなどからなるカムフォロアである。これらの連動部材8,9は第2コンベア部5を第1コンベア部2に連結させるように水平移動させたときに連結部となる部分に配置され、連結動作に連動させてカムフォロア8と板カム9が低摩擦接触することにより、傾斜コンベア4の下流端部を引き上げて、傾斜コンベア4と移動コンベア7の連結部におけるレベルを合わせる連動部10である。なお、カムフォロア8は低摩擦接触するものであれば、ローラなどを用いて形成されていてもよい。
また、第2連動部材9は第2コンベア部5のフレームに取り付けられた側面板9aと、この側面板9aの下端に連接され、第2コンベア部5から横方向に突出させると共に第2コンベア部5の回転によって描く軌跡に沿ってその高さを連続的に下降させるスロープ9bとを備える板カムであり、その先端部9cは前記第1連動部材8の下半分以下の高さになるように形成されている。
加えて、前記第1コンベア部2および第2コンベア部5にはそれぞれワークWの搭載状況を確認する光または超音波などを用いたセンサ11,12を設けており、これらのセンサ11,12が前記制御部13に接続されている。さらに、制御部13には前記駆動モータ14,15および、水平移動部16の駆動モータが接続されて、センサ14,15の動作にあわせて各コンベア部2,5による搬送および駆動モータ14,15による搬送、および水平移動部(旋回装置)6による回転駆動を制御する。
前記構成の昇降機能付搬送装置1は図1に示す状態において傾斜コンベア4の第1コンベア部2を用いてワークWを搬送し、一つのワークWが前工程から傾斜コンベア4に搬送されると、センサ11がこのワークWの存在を検出する。なお、傾斜コンベア4の上流側の高さは上流側に連接されるコンベアの高さに合わせているので、高さの違いによって傾斜コンベア4にワークWが衝突することがない。
制御部13はセンサ11によるワークWの検出信号を入力すると、傾斜コンベア4上に一つのワークWを搭載させた状態で、前記駆動モータ14を停止して傾斜コンベア4によるワークWの搬送を停止し、前記水平移動部6を用いて第2コンベア5を回転駆動する。このとき、第2コンベア5の回転移動に伴って前記板カム9に対してカムフォロア8が当接し、連動部10の作用によって傾斜コンベア4の下流端を持ち上げることができる。また、カムフォロア8にはベアリング8aを設けて低摩擦接触させているので、摩擦によるエネルギーロスが少ない。
なお、傾斜コンベア4にはセンサ11によって検出したワークWの直上の位置において、滑り止めストッパ4bを設けているので、このワークWが傾斜コンベア4の傾斜に伴って上流側に滑ることがない。加えて、傾斜コンベア4にはガイドレール16を設けているので、ワークWが搬送方向Xに対して横方向にずれることもない。なお、センサ11はワークWの重心が前記軸芯3aよりも傾斜コンベア4の重心O側にあるときに、このワークWの存在を検出できる位置に取り付けられているので、傾斜コンベア4を傾斜させるときにもワークWを安定して保持できる。
本実施形態の昇降機能付搬送装置1は傾斜コンベア4に1個のワークWを搭載した状態で傾倒コンベア4を傾倒させるものであるから、傾斜コンベア4を傾斜させた状態で第1コンベア部2による搬送を非常停止することがあったとしても、傾斜によってワークWが滑ってワークW同士が玉突き衝突するような事態を防止できる。
しかしながら、傾斜コンベア4の搬送方向Xの長さをワークW1個分の長さに合わせて形成してもよい。この場合、傾斜コンベア4には物理的に1個のワークWしか搭載できないので、その傾斜によってワークW同士が衝突する恐れを完全に取り除くことができる。
図2は第2コンベア部5を旋回させることによって第2コンベア部5が第1コンベア部2の下流側に連結された状態を示す図である。このとき、連動部10によって傾斜コンベア4の下流端の高さが移動コンベア7の高さに合わせて持ち上げられているので、制御部13が再び駆動モータ14,15を稼動させることにより、ワークWを傾斜コンベア4から移動コンベア7に移動させることができる。
第2コンベア部5に設けたセンサ12がワークWを検出すると、センサ12によるワークWの検出信号が制御部13に入力され、制御部13は駆動モータ15を停止した後に水平移動部6を用いて第2コンベア5を逆方向に旋回させる。このとき、前記連動部10を構成する板カム9とカムフォロア8が離れることにより、傾斜コンベア4は自重によって再び水平状態に戻る。このとき、傾斜コンベア4には第1コンベア部2を水平に保った状態でこれを保持するストッパSを設けているので、正確に水平状態を保つことができる。
図3,4は第2実施形態に係る昇降機能付搬送装置1’の構成を示す図である。図3,4において図1,2と同じ符号を付した部材は同一または同等の部材であるから、その詳細な説明を省略する。
本実施形態において、6’は第2コンベア部5を台7a上において水平方向に直線移動する駆動ローラ、9’は第2コンベア部5の上流端部に取り付けられた板カム、8’はこの板カム9’に当接するカムフォロアであり、第1実施形態に示す板カム9およびカムフォロア8と取り付け角度が90°異なる連動部10’を構成する。すなわち、前記構成の移動コンベア7はトラバーサ装置である点において、第1実施形態と異なっている。
図5,6は第3実施形態の昇降機能付搬送装置20の構成を示す図である。図5,6において、第1実施形態〜第2実施形態と同じ符号を付した部分は同一または同等の部材である。
本実施形態において、3a’は傾斜コンベア4の下流端部に設けた傾斜支持部3’の軸芯、3c’は傾斜コンベア4の上流端部を上方に押し上げる弾性体である。また、この傾斜コンベア4はその上流端部にこれが略水平状態を保った状態でその位置を止めるストッパS’を備え、前記弾性体3c’の弾性力に逆らって傾斜コンベア4の上流端部が引き下げられることにより傾斜するように構成している。
さらに、本実施形態においては第2コンベア部5は第1コンベア部2の上流端側に連接され、傾斜コンベア4の上流端に設けた第1連動部材(カムフォロア8)は第2コンベア部5の下流端に設けた第2連動部材(板カム9)に当接することにより、傾斜コンベア4の上流端を下方に引き下げるものである。
したがって、ワークWはまず移動コンベア7に搬送され、センサ12がこれを検知すると第2コンベア部5による搬送を一端停止して平行移動部6を用いて第2コンベア部5を旋回させる。このとき、連動部10によって傾斜コンベア4の上流端を、弾性体3c’の力に抵抗して引き下げることができ、その高さを移動コンベア7の高さに合わせることができる。
本実施形態のように、傾斜支持部3’の軸芯3a’を傾斜コンベア4の端に設けることにより、傾斜角をできるだけ小さくすることができるので、傾斜したコンベア4へのワークW搬入時に、ワークWの衝突を防止できると共に、傾斜時においてワークWが上流側に滑り落ちることを防止できる。
1,20 昇降機能付搬送装置
2 第1コンベア部
3,3’ 傾斜支持部
3a,3a’ 軸芯
4 傾斜コンベア
5 第2コンベア部
6、6’ 水平移動部
7 移動コンベア
8、8’ 第1連動部材(カムフォロア)
9、9’ 第2連動部材(板カム)
10、10’ 連動部
11 第1センサ
12 第2センサ
13 制御部
O 搬送路中間位置
S ストッパ
W ワーク
X 搬送方向

Claims (4)

  1. ワークを上流側から下流側へ搬送方向に搬送する第1コンベア部と搬送方向を上下に傾斜させた状態で第1コンベア部を支持可能な傾斜支持部とを備える傾斜コンベアと、
    ワークを水平方向に搬送する第2コンベア部および第2コンベア部を前記第1コンベア部に連結させるように水平方向に移動させる水平移動部を備える移動コンベアと、
    これら傾斜コンベアと移動コンベアの連結部にそれぞれ取り付けられ傾斜コンベアに対する移動コンベアの連結動作に連動させて傾斜コンベアを傾斜させる力を与える第1連動部材および第2連動部材からなる連動部と、
    を有することを特徴とする昇降機能付搬送装置。
  2. 前記第1連動部材が板カム、第2連動部材がこの板カムに低摩擦接触するカムフォロアである請求項1に記載の昇降機能付搬送装置。
  3. 前記傾斜支持部は傾斜コンベアの搬送路中間位置より移動コンベアとは反対側にずれた位置にあり、さらに、傾斜コンベアの搬送路中間位置より移動コンベア側に、非連結状態において第1コンベア部の搬送方向を略水平に保った状態で保持するストッパが設けられている請求項1または請求項2に記載の昇降機能付搬送装置。
  4. 上流側の第1コンベア部または第2コンベア部に搭載されたワークの存在を確認するセンサと、このセンサがワークを確認した時点で前記上流側のコンベア部による搬送を一旦停止させた後に移動コンベアを傾斜コンベアに連結させて搬送を再開させる制御を行う制御部とを備える請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の昇降機能付搬送装置。
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