JP2005067245A - ブレーキ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】横加速度を受けて変動するクリアランスを位置制御により修正し、応答性がよく安定した制動制御を達成可能なブレーキ制御装置を提供すること。
【解決手段】ブレーキ制御装置において、車両の横加速度を検出する横加速度検出手段と、横加速度が検出されたときに所定クリアランスよりもクリアランスが小さくなるようにブレーキパッドをブレーキディスクに向けて移動させる位置制御手段とを設けることとした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブレーキディスクとブレーキパッドのクリアランスを安定させることにより精度良く制動制御を実行可能な液圧方式のブレーキ制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、液圧方式のブレーキ制御装置にあっては、ブレーキディスクとブレーキパッドのクリアランス調整において、ブレーキ初期化時にクリアランス設定し、制動時に設定したクリアランスを縮める位置制御を行う技術が特許文献1に開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−239929号公報(図4参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来技術にあっては、ブレーキ初期制動時に設定したクリアランスが、車両旋回時に発生する横加速度を受けて変動するにも係わらず、横加速度の影響を考慮した位置制御を行っていないために、制動の応答性及び安定性が劣るという問題があった。
【0005】
本発明は、上述の問題点に着目してなされたもので、ブレーキ制御装置において、横加速度を受けて変動するクリアランスを位置制御により修正し、応答性よく安定した制動制御を達成可能なブレーキ制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため本願発明では、車両の横加速度を検出する横加速度検出手段と、横加速度が検出されたときに所定クリアランスよりもクリアランスが小さくなるようにブレーキパッドをブレーキディスクに向けて移動させる位置制御手段とを設けた。
【0007】
よって、横加速度が検出されてクリアランスが変動する場合であっても、ブレーキパッドとブレーキディスクのクリアランスを安定させることが可能となり、精度良く制動制御を達成することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1におけるブレーキ制御装置の構成を表すシステム図である。横加速度検出手段41が車両旋回により発生する横加速度を検知すると、クリアランス算出部42においてブレーキパッド44とブレーキディスク45のクリアランスが求められる。算出したクリアランスに基づいて位置制御手段43によりブレーキパッド44の位置を制御し、クリアランスの適正化を図ることで制動の応答性向上を図るよう構成されている。
【0009】
(位置制御手段)
位置制御手段43は、横加速度が検出されたとき、クリアランスが所定クリアランスよりも小さくなるようにブレーキパッド44をブレーキディスク45に向けて移動させる。ここで、位置制御手段43はブレーキパッド44をブレーキディスク45に当接させ、当接を検出することとした。尚、当接検出はホイルシリンダ圧を検知することにより行う。ここで、ホイルシリンダ圧はホイルシリンダ圧センサ24により検知してもよいし、例えば電動モータにより駆動するポンプを用いてホイルシリンダを増圧する場合、電動モータの駆動電流値などから当接を推定してもよい。
【0010】
図2は実施の形態1における位置制御手段43の一例としてのブレーキ油圧制御を行う油圧回路図である。この回路は、所謂スタビリティ制御としてのVDC制御やTCS制御を達成可能なブレーキ回路として一般に知られた構成である。まず、構成について説明すると、制動力を発生させるホイルシリンダ15と、運転者のブレーキペダル23操作により圧力を発生するマスタシリンダ22との間には、ブレーキアクチュエータAが設けられている。
【0011】
ブレーキアクチュエータAには、マスタシリンダ液圧以下でホイルシリンダの液圧を増圧・保持・減圧可能なINバルブ3及びOUTバルブ4と、マスタシリンダ液圧以上でホイルシリンダの液圧を増圧・保持・減圧可能なカットバルブ1及び吸入バルブ2及びポンプ13と、ホイルシリンダ15減圧時に液圧を貯蓄するリザーバ19を備えている。
【0012】
運転者がブレーキペダル23を操作してマスタシリンダ22に油圧が発生すると、このマスタシリンダ圧をホイルシリンダ15に供給する通常ブレーキ状態と、運転者がブレーキ制御を行っていない時、もしくは運転者のブレーキ操作以上に液圧が必要な時に、制御用油圧源13の液圧をホイルシリンダ15に向けて供給するとともに、各液圧制御バルブによりホイルシリンダ圧を最適制御する制御ブレーキ状態とに切り換え可能に構成されている。この構成により、運転者のブレーキ操作に係わらず、ホイルシリンダ15に液圧を発生させ、ブレーキパッド44の位置制御を可能としている(戻し手段に相当)。
【0013】
また、図3は他の位置制御手段43を達成する一例としての油圧回路図である。この回路は、所謂ブレーキバイワイヤ制御を達成可能なブレーキ回路として一般に知られた構成である。まず、構成について説明すると、油路32と油路33の間には液圧源としてギアポンプ8が設けられている。このギアポンプ8は、コントロールユニットからの指令値に基づいてポンプモータ9により駆動される。油路30と油路31の間には遮断弁6が設けられている。また、遮断弁6から油路30→油路31と連通するホイルシリンダ15が設けられている。
【0014】
ブレーキペダル23の踏み込みをストロークセンサ5が検知すると、踏み込み量が図外のコントロールユニットに伝達される。コントロールユニットからの指令に基づいてポンプモータ9が駆動することにより、ギアポンプ8が駆動してホイルシリンダ15に液圧を供給する。
【0015】
このように、マスタシリンダ圧以外の液圧源(本実施の形態においてはギアポンプ8)を備え、運転者の意図に応じて液圧源からホイルシリンダ15へブレーキ液圧を供給し、制動制御を行うブレーキバイワイヤ制御が実行される。この構成により、運転者のブレーキ操作に係わらず、ホイルシリンダ15に液圧を発生させ、ブレーキパッド44の位置制御を可能としている(戻し手段に相当)。
【0016】
(横加速度発生に伴うクリアランスの増大)
図4は実施の形態1における、横加速度が発生した場合のブレーキパッド44とブレーキディスク45のクリアランス変化を表す図である。左図は初期設定時におけるクリアランスである。従来技術において、クリアランス調整は制動時に初期クリアランスを縮めることにより行われる。しかし、車両の旋回により横加速度が発生すると、右図で表されるように、初期設定時以上にクリアランスが発生し、制動の応答性及び安定性が劣るという問題がある。
【0017】
ここで、図5は横加速度の変化に伴うブレーキパッド44とブレーキディスク45のクリアランスの関係を表す図である。図5に示すように、横加速度が所定値αまでは、横加速度の増大に伴うクリアランスの増加はわずかであるが、所定値αを超えると急激にクリアランスが増加する。本実施の形態では、このクリアランスの急拡大による応答性の悪化を防止することに着目した。
【0018】
以下、各実施例について説明する。尚、制動時には、ホイルシリンダ15にブレーキ液圧が供給され、特に位置制御は必要ないため、後述の各実施例における位置制御は、基本的に非制動時に実行されるものとする。
【0019】
(第1実施例)
図6は、第1実施例における位置制御の内容を表すフローチャートである。
ステップ101では、横加速度の検出を行い、ステップ102へ進む。
【0020】
ステップ102では、検出した横加速度の取込みを行い、ステップ103へ進む。
【0021】
ステップ103では、取り込んだ横加速度に基づいてクリアランスの算出を行い、ステップ104へ進む。
【0022】
ステップ104では、クリアランスが所定クリアランスより大きいかどうかを確認する。大きい場合はステップ105へ進む。小さい場合は本制御フローを終了する。
【0023】
ステップ105では、クリアランスが所定クリアランスよりも小さくなるように位置制御を行い、本制御フローを終了する。
【0024】
すなわち、横加速度を検出し、図5に示すマップからクリアランスを算出する。この算出されたクリアランスが、予め設定された所定クリアランスより大きいときは、少なくとも初期のクリアランス値となるように位置制御を実行する。尚、予め設定された所定クリアランスとは、車両ごとに実験等によって算出された値を用いればよい。これにより、旋回等によって横加速度が発生し、初期の適正なクリアランスが変化した場合でも、初期のクリアランスが確保されるため、安定した制動制御を行うことができる。
【0025】
(第2実施例)
図7は、第2実施例における位置制御の内容を表すフローチャートである。
ステップ201では、横加速度の検出を行い、ステップ202へ進む。
【0026】
ステップ202では、検出した横加速度の取込みを行い、ステップ203へ進む。
【0027】
ステップ203では、取り込んだ横加速度に基づいてクリアランスの算出を行い、ステップ204へ進む。
【0028】
ステップ204では、クリアランスが所定クリアランスより大きいかどうかを確認する。大きい場合はステップ205へ進み、小さい場合は本制御フローを終了する。
【0029】
ステップ205では、クリアランスが所定クリアランスよりも小さくなるように位置制御を行い、ステップ206へ進む。
【0030】
ステップ206では、ホイルシリンダ圧の取込みを行い、ステップ207へ進む。
【0031】
ステップ207では、取り込んだホイルシリンダ圧から、当接したかどうかを検出する。当接した場合は本制御フローを終了する。当接したことが検出されない場合はステップ205へ戻り、当接が確認されるまでステップ205→ステップ206→ステップ207を繰り返す。
【0032】
基本的な制御内容については第1実施例と同様であるため異なる点についてのみ説明する。第2実施例では、位置制御の終了条件として、ブレーキパッド44をブレーキディスク45に当接させ、当接を検出することにより位置制御を終了する。これにより、クリアランスを確実に小さくすることが可能となり、安定した制動制御を行うことができる。
【0033】
(第3実施例)
図8は第3実施例における位置制御を表すフローチャートである。
ステップ301では、車両が旋回中であるかどうかを確認する。旋回中のときはステップ302へ進む。旋回中でない場合はステップ307へ進む。尚、旋回中の判定方法としては、例えば車速と運転者の操作するステアリング操舵角とから旋回中かどうかを判定可能であるが、特に限定しない。
【0034】
ステップ302では、横加速度の検出を行い、ステップ303へ進む。
【0035】
ステップ303では、検出した横加速度の取込みを行い、ステップ304へ進む。
【0036】
ステップ305では、クリアランスが所定クリアランスよりも大きいかどうかを確認する。大きい場合はステップ306へ進む。小さい場合は本制御フローを終了する。
【0037】
ステップ306では、位置制御実行要求フラグを1にセットし、本制御フローを終了する。
【0038】
ステップ307では、位置制御実行要求フラグが1であるかどうかを確認する。1のときはステップ308へ進む。1でないときは本制御フローを終了する。
【0039】
ステップ308では、クリアランスが所定クリアランスよりも小さくなるように位置制御を行い、ステップ309へ進む。
【0040】
ステップ309では、ホイルシリンダ圧の取込みを行い、ステップ310へ進む。
【0041】
ステップ310では、取り込んだホイルシリンダ圧から、当接したかどうかを検出する。当接した場合はステップ311へ進む。当接が検出されない場合はステップ308へ戻り、当接が確認されるまでステップ308→ステップ309→ステップ310を繰り返す。
【0042】
ステップ311では、当接が確認されているため、位置制御実行要求フラグを0にセットし、本制御フローを終了する。
【0043】
第3実施例に記載のように、位置制御終了条件としてブレーキパッド44とブレーキディスク45との当接を条件としている場合、車両の旋回中に位置制御を行うと、わずかながら制動力が発生して車両挙動に影響を及ぼす虞がある。よって、車両が旋回中であるかどうかを判断し、旋回終了後に位置制御を行うこととした。これにより、車両挙動に影響を及ぼすことなく安定した制御を行うことができる。
【0044】
(第4実施例)
図9は、第4実施例における位置制御を表すフローチャートである。
ステップ401では、横加速度を検出し、ステップ402へ進む。
【0045】
ステップ402では、検出した横加速度を取り込み、ステップ403へ進む。
【0046】
ステップ403では、位置制御実行要求フラグが1であるかどうかを確認する。フラグが1のときはステップ407へ進む。フラグが1でないときはステップ404へ進む。
【0047】
ステップ404では、取り込んだ横加速度に基づいてクリアランスを算出し、ステップ405へ進む。
【0048】
ステップ405では、算出したクリアランスが所定クリアランスよりも大きいかどうかを確認する。大きい場合はステップ406へ進む。小さい場合は本制御フローを終了する。
【0049】
ステップ406では、位置制御実行要求フラグを1にセットし、本制御フローを終了する。
【0050】
ステップ407では、横加速度が所定値よりも小さいかどうかを確認する。小さい場合はステップ408へ進む。大きい場合は本制御フローを終了する。
【0051】
ステップ408では、横加速度が所定値より小さく、当接により微小な制動力が作用しても車両挙動に影響がない状況であるため、位置制御を行い、ステップ409へ進む。尚、位置制御はクリアランスが所定クリアランスよりも小さくなるように行う。
【0052】
ステップ409では、ホイルシリンダ圧の取込みを行い、ステップ410へ進む。
【0053】
ステップ410では、取り込んだホイルシリンダ圧から、当接したかどうかを検出する。当接した場合はステップ411へ進む。当接したことが検出されない場合はステップ408へ戻り、当接が確認されるまでステップ408→ステップ409→ステップ410を繰り返す。
【0054】
ステップ411では、位置制御実行要求フラグを0にセットし、本制御フローを終了する。
【0055】
車両の横加速度が大きいときとは、一般にある程度の車速で旋回しているときと考えられ、このときに位置制御を行うと、第3実施例で説明したように制動力が発生して車両挙動に影響を及ぼす虞がある。一方、旋回中であっても車速が低下したときは、横加速度はさほど発生せず、位置制御を行ったとしても車両挙動に与える影響は小さい。よって、車両の横加速度が所定値より小さいかどうかを判断し、横加速度が所定値を下回ったときに位置制御を行うこととした。これにより、例えば低車速で旋回しているような場合には、すぐに位置制御を実行することで、車両挙動に影響を及ぼすことなく安定した位置制御を行うことができる。
【0056】
以上説明したように、本発明の第1実施例においては、横加速度が検出され、所定クリアランスよりも小さなクリアランスになるようブレーキパッド44をブレーキディスク45に向けて移動させる位置制御手段43を設けた。これにより、横加速度が発生し、ブレーキパッド44とブレーキディスク45とのクリアランスが変化したとしても、適正なクリアランスを維持することが可能となる。よって、安定した制動制御を達成することができる(請求項1に対応)。
【0057】
また、第2実施例のステップ206〜207において、当接検出部として、ブレーキパッド44をブレーキディスク45に当接させ、当接したことを検出することとした。すなわち、当接させることにより、クリアランスを適正位置に戻すことが可能となり、安定したクリアランス調整を行うことができる(請求項2に対応)。
【0058】
また、第3実施例のステップ301において、車両が旋回中かどうかを検出することとし、位置制御手段43は車両の旋回終了後に実行することとした。すなわち、車両の旋回終了後に当接させるため、当接により制動力が発生しても車両挙動に影響を及ぼすことなく安定した走行性を保つことができる(請求項3に対応)。
【0059】
更に、上記実施の形態及び実施例から把握しうる請求項以外の技術的思想について、以下にその効果と共に記載する。
【0060】
(イ)請求項2に記載のブレーキ制御装置において、
前記位置制御手段は、横加速度が所定値よりも小さいときに実行されることを特徴とするブレーキ制御装置。
【0061】
横加速度が所定値よりも小さいときにブレーキパッド44とブレーキディスク45を当接させて位置制御を行うため、当接により微小な制動力が発生しても車両挙動に影響することなく安定した走行を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1におけるブレーキ装置の全体構成を表すシステム図である。
【図2】実施の形態1における位置制御手段の一例としてのブレーキ油圧回路図(VDC制御対応)である。
【図3】実施の形態1における位置制御手段の一例としてのブレーキ油圧回路図(ブレーキバイワイヤ制御対応)である。
【図4】実施の形態1における横加速度が発生した場合のブレーキパッドとブレーキディスクのクリアランス変化を表す図である。
【図5】実施の形態1における横加速度の変化に伴うブレーキパッドとブレーキディスクのクリアランスの増大を表す図である。
【図6】第1実施例における位置制御の内容を表すフローチャートである。
【図7】第2実施例における位置制御の内容を表すフローチャートである。
【図8】第3実施例における位置制御の内容を表すフローチャートである。
【図9】第4実施例における位置制御の内容を表すフローチャートである。
【符号の説明】
1 カットバルブ
2 吸入バルブ
3 INバルブ
4 OUTバルブ
5 ストロークセンサ
6 遮断弁
7 減圧弁
8 ギアポンプ
9 ポンプモータ
11 リリーフバルブ
13 ポンプ
15 ホイルシリンダ
19 リザーバ
21 モータ
22 マスタシリンダ
23 ブレーキペダル
24 ホイルシリンダ圧センサ
41 横加速度検出手段
42 クリアランス算出部
43 位置制御手段
44 ブレーキパッド
45 ブレーキディスク

Claims (3)

  1. 車軸側に設けられ、車軸の回転とともに回転するブレーキディスクと、
    ブレーキディスクの盤面に対し制動時にブレーキディスクに接触して摩擦力を発生させるブレーキパッドと、
    非制動時にブレーキディスクとブレーキパッドのクリアランスを所定クリアランスに復帰させる戻し手段と、
    を備えたブレーキ制御装置において、
    車両の横加速度を検出する横加速度検出手段と、
    少なくとも非制動状態であって、かつ、前記横加速度検出手段により横加速度が検出されたときは、前記クリアランスが少なくとも前記所定クリアランス以下となるよう前記ブレーキパッドを前記ブレーキディスクに向けて移動させる位置制御手段と、
    を設けたことを特徴とするブレーキ制御装置。
  2. 請求項1に記載のブレーキ制御装置において、
    前記位置制御手段に、前記ブレーキパッドが前記ブレーキディスクに当接したかどうかを検出する当接検出部を設け、
    前記位置制御手段は、前記ブレーキパッドを前記ブレーキディスクに向けて移動させ、前記当接検出部により当接を検出したときは、位置制御を終了することを特徴とするブレーキ制御装置。
  3. 請求項2に記載のブレーキ制御装置において、
    前記横加速度検出手段を、車両の旋回によって発生した横加速度を検出する手段とし、
    前記位置制御手段は、車両の旋回終了後に行うことを特徴とするブレーキ制御装置。
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