JP2005065404A - ゲートドライブ回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】
電力変換装置が高圧大容量化になってもアーム短絡を防ぎ、信頼性を確保できるゲートドライブ回路を提供する。
【解決手段】
直列に接続され相補的にオン・オフ駆動される一対の半導体スイッチング素子3、4からなるアームを、直流電源の正極と負極の間に少なくとも1回路以上接続した出力部と、半導体スイッチング素子3、4を絶縁された制御回路の信号によりオン・オフ駆動するゲートドライブ回路1、2と、半導体スイッチング素子3、4のコレクタ・エミッタ間電圧を監視し、半導体スイッチング素子3、4のオン状態を検知するオン状態検知手段と、半導体スイッチング素子3、または4の一方がオンしているときは、対を成す相手側の半導体スイッチング素子のオン信号を阻止するブロック信号を出力する阻止手段を有する。
【選択図】 図1
電力変換装置が高圧大容量化になってもアーム短絡を防ぎ、信頼性を確保できるゲートドライブ回路を提供する。
【解決手段】
直列に接続され相補的にオン・オフ駆動される一対の半導体スイッチング素子3、4からなるアームを、直流電源の正極と負極の間に少なくとも1回路以上接続した出力部と、半導体スイッチング素子3、4を絶縁された制御回路の信号によりオン・オフ駆動するゲートドライブ回路1、2と、半導体スイッチング素子3、4のコレクタ・エミッタ間電圧を監視し、半導体スイッチング素子3、4のオン状態を検知するオン状態検知手段と、半導体スイッチング素子3、または4の一方がオンしているときは、対を成す相手側の半導体スイッチング素子のオン信号を阻止するブロック信号を出力する阻止手段を有する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複数のスイッチング素子を有する電力変換装置のゲートドライブ回路に関する。
図3は従来のPWMインバータを示す構成図である。
電力変換装置は種々の方式が公知であるが、その主回路スイッチング部は、図3のように、直流電源の正極(図中P)および負極(図中N)間に直列に接続されたスイッチング素子で構成された複数のアームからなるPWMインバータが一般的である。
図4は従来のゲートドライブ回路を示す構成図であり、1つのアームの部分を示している。
図4において、1、2はゲートドライブ回路、3、4はスイッチング素子、10A、10Bはホトカプラ、12A、12B、14A、14B、15A、15Bはトランジスタ、21A〜26A、21B〜26B、31A、31B、32A、32Bは抵抗、40A、40B、41A、41Bはコンデンサである。
直流電源の正極(P)、負極(N)間に直列接続されたスイッチング素子3、4は、それぞれのゲートドライブ回路1、2により駆動される。このゲートドライブ回路1、2は、図示しない制御回路からのオン・オフ信号をホトカプラ10A、10Bにより電気的に絶縁し、さらにトランジスタと抵抗により波形整形して、スイッチング素子3,4を駆動する。スイッチング素子3、4は、アームの正極側のスイッチング素子3がオン時には負極側のスイッチング素子4がオフ、逆に負極側のスイッチング素子4がオン時には正極側のスイッチング素子3がオフとなるように制御され、両スイッチング素子が同時にオンとなることがないように相補的に駆動される。
このような、スイッチング素子3、4及びゲートドライブ回路1、2は、ドライブ信号の立ち上がり・立ち下り速度の確保および、ノイズによる誤動作抑制のため可能な限り近接して配置することが望ましい。一方、高速で信号処理を行うCPU、ゲートアレイなどが実装されている制御回路(不図示)は、温度上昇が少なくノイズ環境から離れた場所に配置することが望ましい。
従って、高圧インバータあるいは大容量インバータでは、ゲートドライブ回路1、2はスイッチング素子3、4の近くに配置され、また、制御回路(不図示)は主回路から隔離された場所に配置される。その結果、制御回路で生成されたスイッチング素子のオン・オフ信号は長いケーブルによりゲートドライブ回路1、2に供給されることになる。
しかし、上述の高圧インバータあるいは大容量インバータのように、制御回路とゲートドライブ回路1、2の配線距離が長くなると、ツイストケーブルあるいはシールドケーブルなどノイズ対策を施したケーブルを用いても、予測できないような大きなノイズに対しては完全に抑制することができず、スイッチング素子3、4のオン・オフ信号に影響を与え、直列接続された2個のスイッチング素子3、4に同時にオン信号が入力されるような誤動作を引き起こす可能性があった。この場合、アームのスイッチング素子3、4は同時にオン状態になりアーム短絡が発生し、過電流によりスイッチング素子が破壊する恐れがあった。
この対策としてアーム短絡保護回路を備えたゲートドライブ回路が考えられてきた。
電力変換装置は種々の方式が公知であるが、その主回路スイッチング部は、図3のように、直流電源の正極(図中P)および負極(図中N)間に直列に接続されたスイッチング素子で構成された複数のアームからなるPWMインバータが一般的である。
図4は従来のゲートドライブ回路を示す構成図であり、1つのアームの部分を示している。
図4において、1、2はゲートドライブ回路、3、4はスイッチング素子、10A、10Bはホトカプラ、12A、12B、14A、14B、15A、15Bはトランジスタ、21A〜26A、21B〜26B、31A、31B、32A、32Bは抵抗、40A、40B、41A、41Bはコンデンサである。
直流電源の正極(P)、負極(N)間に直列接続されたスイッチング素子3、4は、それぞれのゲートドライブ回路1、2により駆動される。このゲートドライブ回路1、2は、図示しない制御回路からのオン・オフ信号をホトカプラ10A、10Bにより電気的に絶縁し、さらにトランジスタと抵抗により波形整形して、スイッチング素子3,4を駆動する。スイッチング素子3、4は、アームの正極側のスイッチング素子3がオン時には負極側のスイッチング素子4がオフ、逆に負極側のスイッチング素子4がオン時には正極側のスイッチング素子3がオフとなるように制御され、両スイッチング素子が同時にオンとなることがないように相補的に駆動される。
このような、スイッチング素子3、4及びゲートドライブ回路1、2は、ドライブ信号の立ち上がり・立ち下り速度の確保および、ノイズによる誤動作抑制のため可能な限り近接して配置することが望ましい。一方、高速で信号処理を行うCPU、ゲートアレイなどが実装されている制御回路(不図示)は、温度上昇が少なくノイズ環境から離れた場所に配置することが望ましい。
従って、高圧インバータあるいは大容量インバータでは、ゲートドライブ回路1、2はスイッチング素子3、4の近くに配置され、また、制御回路(不図示)は主回路から隔離された場所に配置される。その結果、制御回路で生成されたスイッチング素子のオン・オフ信号は長いケーブルによりゲートドライブ回路1、2に供給されることになる。
しかし、上述の高圧インバータあるいは大容量インバータのように、制御回路とゲートドライブ回路1、2の配線距離が長くなると、ツイストケーブルあるいはシールドケーブルなどノイズ対策を施したケーブルを用いても、予測できないような大きなノイズに対しては完全に抑制することができず、スイッチング素子3、4のオン・オフ信号に影響を与え、直列接続された2個のスイッチング素子3、4に同時にオン信号が入力されるような誤動作を引き起こす可能性があった。この場合、アームのスイッチング素子3、4は同時にオン状態になりアーム短絡が発生し、過電流によりスイッチング素子が破壊する恐れがあった。
この対策としてアーム短絡保護回路を備えたゲートドライブ回路が考えられてきた。
図5は従来技術のアーム短絡保護回路を備えたゲートドライブ回路例を示す構成図である(特許文献1を参照)。
図5において、301、302はゲートドライブ回路、310はインターロック回路、320、321はホトカプラ、313A〜315A、313B〜315Bはトランジスタ、311A、311Bはダイオード、316A、316B、317A、317Bは抵抗、318A、318B、319A、319Bはコンデンサである。
アームを構成する2つのスイッチング素子のゲートドライブ回路301と、ゲートドライブ回路302の間には、一方のゲートドライブ回路がオン信号の間、他方のゲートドライブ回路の動作を停止させるインターロック回路310が接続される。このインターロック回路310は、2個のホトカプラ320、321から構成されており、ホトカプラ320の入力側は、ゲートドライブ回路301のトランジスタ313Aのコレクタ側に接続され、ホトカプラ320の出力側は、ゲートドライブ回路302のトランジスタ313Bのベースにダイオード311Bを介して接続される。一方、ホトカプラ321の入力側は、ゲートドライブ回路302のトランジスタ313Bのコレクタ側に接続され、ホトカプラ321の出力側は、ゲートドライブ回路301のトランジスタ313Aのベースにダイオード311Aを介して接続されている。
制御回路からのスイッチング素子3、4のオン・オフ信号がノイズの影響を受けて、例えば、正極側のゲートドライブ回路301の入力にスイッチング素子3がオンとなる信号(オン信号)が、負極側のゲートドライブ回路302の入力にスイッチング素子4がオフとなる信号(オフ信号)が入力されている時、ノイズの影響で負極側のオフ信号が誤動作してオン信号になった場合においても、インターロック回路310のホトカプラ320の出力側はオフ状態であり、ゲートドライブ回路302の制御用トランジスタ313Bのベースがバイアスされトランジスタ313Bがオン状態を保つため、スイッチング素子4はオンとならない。
このように、インターロック回路310により負極側のゲートドライブ回路302のオン信号を阻止する、あるいは、インターロック回路310により正極側のゲートドライブ回路301のオン信号を阻止することでアーム短絡に対して保護をおこなうというものであった。
図5において、301、302はゲートドライブ回路、310はインターロック回路、320、321はホトカプラ、313A〜315A、313B〜315Bはトランジスタ、311A、311Bはダイオード、316A、316B、317A、317Bは抵抗、318A、318B、319A、319Bはコンデンサである。
アームを構成する2つのスイッチング素子のゲートドライブ回路301と、ゲートドライブ回路302の間には、一方のゲートドライブ回路がオン信号の間、他方のゲートドライブ回路の動作を停止させるインターロック回路310が接続される。このインターロック回路310は、2個のホトカプラ320、321から構成されており、ホトカプラ320の入力側は、ゲートドライブ回路301のトランジスタ313Aのコレクタ側に接続され、ホトカプラ320の出力側は、ゲートドライブ回路302のトランジスタ313Bのベースにダイオード311Bを介して接続される。一方、ホトカプラ321の入力側は、ゲートドライブ回路302のトランジスタ313Bのコレクタ側に接続され、ホトカプラ321の出力側は、ゲートドライブ回路301のトランジスタ313Aのベースにダイオード311Aを介して接続されている。
制御回路からのスイッチング素子3、4のオン・オフ信号がノイズの影響を受けて、例えば、正極側のゲートドライブ回路301の入力にスイッチング素子3がオンとなる信号(オン信号)が、負極側のゲートドライブ回路302の入力にスイッチング素子4がオフとなる信号(オフ信号)が入力されている時、ノイズの影響で負極側のオフ信号が誤動作してオン信号になった場合においても、インターロック回路310のホトカプラ320の出力側はオフ状態であり、ゲートドライブ回路302の制御用トランジスタ313Bのベースがバイアスされトランジスタ313Bがオン状態を保つため、スイッチング素子4はオンとならない。
このように、インターロック回路310により負極側のゲートドライブ回路302のオン信号を阻止する、あるいは、インターロック回路310により正極側のゲートドライブ回路301のオン信号を阻止することでアーム短絡に対して保護をおこなうというものであった。
しかしながら、前述の図5に示す従来技術のアーム短絡保護回路を備えたゲートドライブ回路では、ゲートドライブ回路の入力、すなわち、オン信号を監視することでインターロックを取っており、スイッチング素子が実際にオンしているかどうかは検知していない為、電力変換装置が高圧大容量化になるにつれて増大するノイズが原因の誤動作あるいは素子不良などにより、オン信号が入力されていないにも拘わらずスイッチング素子がオンになっている状態の時に、アームの対を成す相手側のゲートドライブ回路にオン信号が入力されるとアーム短絡が発生する。その結果、正常であったスイッチング素子までも破壊してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、電力変換装置が高圧大容量化になってもアーム短絡を防ぎ、信頼性を確保できるゲートドライブ回路を提供することを目的とするものである。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、電力変換装置が高圧大容量化になってもアーム短絡を防ぎ、信頼性を確保できるゲートドライブ回路を提供することを目的とするものである。
上記問題を解決するため、請求項1記載の本発明のゲートドライブ回路は、直列に接続され相補的にオン・オフ駆動される一対のスイッチング素子からなるアームを、直流電源の正・負極間に少なくとも1回路以上接続した出力部と、前記直流電源の負極側に接続された第1のスイッチング素子を、絶縁された制御回路からの信号によりオン・オフ駆動する第1のゲートドライブ回路と、前記直流電源の正極側に接続された第2のスイッチング素子を、絶縁された前記制御回路からの信号によりオン・オフ駆動する第2のゲートドライブ回路とを有する電力変換装置において、前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子のコレクタ・エミッタ間電圧を監視し、前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子のオン状態を検知するオン状態検知手段と、前記直列接続されたスイッチング素子の一方がオンしているときは、対を成す相手側のスイッチング素子のオン信号を阻止するブロック信号を出力する阻止手段とを有することを特徴とするものである。
請求項2記載の本発明のゲートドライブ回路は、請求項1記載のゲートドライブ回路に加え、前記阻止手段は前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子の駆動信号が同時にオン状態になることを阻止するインターロック信号を出力するインターロック回路を有し、前記インターロック信号および前記ブロック信号が無いときのみ、前記第1のスイッチング素子または前記第2のスイッチング素子にオン信号を出力することを特徴とするものである。
請求項2記載の本発明のゲートドライブ回路は、請求項1記載のゲートドライブ回路に加え、前記阻止手段は前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子の駆動信号が同時にオン状態になることを阻止するインターロック信号を出力するインターロック回路を有し、前記インターロック信号および前記ブロック信号が無いときのみ、前記第1のスイッチング素子または前記第2のスイッチング素子にオン信号を出力することを特徴とするものである。
本発明の請求項1記載のゲートドライブ回路よれば、直列に接続され相補的にオン・オフ駆動される一対のスイッチング素子からなるアームを、直流電源の正・負極間に少なくとも1回路以上接続した出力部と、前記直流電源の負極側に接続された第1のスイッチング素子を、絶縁された制御回路からの信号によりオン・オフ駆動する第1のゲートドライブ回路と、前記直流電源の正極側に接続された第2のスイッチング素子を、絶縁された前記制御回路からの信号によりオン・オフ駆動する第2のゲートドライブ回路と、を有する電力変換装置において、前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子のコレクタ・エミッタ間電圧を監視し、前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子のオン状態を検知するオン状態検知手段と、前記直列接続されたスイッチング素子の一方がオンしているときは、対を成す相手側のスイッチング素子のオン信号を阻止するブロック信号を出力する阻止手段を有しているので、スイッチング素子の不良が発生し、オン信号が入力されていないにも拘わらずオン状態になっている場合でも、アームの相手側のゲートドライブ回路において、オン信号がブロックされるので、アーム短絡の発生を防ぎ、正常であったスイッチング素子を保護することが出来る。また、従来、スイッチング過渡時のアーム短絡を防止するため設けていたオンディレイ時間の機能を果たすことができ、電力変換装置が高圧大容量化になっても十分な信頼性を確保できる。
本発明の請求項2記載のゲートドライブ回路によれば、請求項1記載のゲートドライブ回路に加え、前記阻止手段は前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子の駆動信号が同時にオン状態になることを阻止するインターロック信号を出力するインターロック回路を有し、前記インターロック信号および前記ブロック信号が無いときのみ、前記第1のスイッチング素子または前記第2のスイッチング素子にオン信号を出力するようにしているため、ノイズが原因の誤動作によるアーム短絡をより確実に防止でき、素子不良による二次的な故障を防止できるため、電力変換装置が高圧大容量化になっても信頼性を確保でき、かつ維持費用の面でも有利である。
本発明の請求項2記載のゲートドライブ回路によれば、請求項1記載のゲートドライブ回路に加え、前記阻止手段は前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子の駆動信号が同時にオン状態になることを阻止するインターロック信号を出力するインターロック回路を有し、前記インターロック信号および前記ブロック信号が無いときのみ、前記第1のスイッチング素子または前記第2のスイッチング素子にオン信号を出力するようにしているため、ノイズが原因の誤動作によるアーム短絡をより確実に防止でき、素子不良による二次的な故障を防止できるため、電力変換装置が高圧大容量化になっても信頼性を確保でき、かつ維持費用の面でも有利である。
以下、本発明の具体的実施例について、図に基づいて説明する。
図1は本発明の請求項1に係る具体的実施例のゲートドライブ回路の構成図である。
図1において101、102は、電力変換装置であるPWMインバータの一つのアームを構成するスイッチング素子3、4のゲートドライブ回路であり、従来のゲートドライブ回路を示す構成図である図4と同じ機能の構成部品は図4と同じ説明記号の番号を使用している。ゲートドライブ回路101及び102の回路構成は同一であり、回路動作も同一である。従って、それぞれの構成要素について説明記号の番号は同一とし、ゲートドライブ回路101の場合は21A、22A、23A、・・・、ゲートドライブ回路102の場合は21B、22B、23B、・・・とAまたはBの添え字で区別して示すこととし、以降、ゲートドライブ回路101を中心に述べる。
ゲートドライブ回路101において、115Aは出力がオープンコレクタ形のコンパレータであり、スイッチング素子3のコレクタに接続されたダイオード110Aのアノード電圧(Vce)すなわち、スイッチング素子3のコレクタ・エミッタ間電圧と、予めスイッチング素子3がオン状態になっているときのコレクタ・エミッタ間電圧よりも高く設定した比較電圧(Von)とを比較することによりスイッチング素子3のオン状態を検知するオン状態検知手段を構成している。ここで、比較電圧(Von)は抵抗113Aおよび114Aにより電源電圧を分圧して作られている。ダイオード120B、ホトカプラ119Aよびコンパレータ115Aは対を成す相手側のスイッチング素子のオン信号を阻止するブロック信号を出力する阻止手段である。スイッチング素子3がオンして、ダイオード110Aのアノード電圧(Vce)の方が比較電圧(Von)より低い場合はコンパレータ115Aの出力はLowとなり、ホトカプラ119A−1/2のダイオードが導通状態となり、ゲートドライブ回路102のホトトランジスタ119A−2/2のコレクタがLowとなる。その結果、ホトカプラ10Bの信号の有無に拘わらず、ダイオード120Bによりトランジスタ12Bのコレクタ電圧はLowに引き下げられ、トランジスタ13Bがオフとなりスイッチング素子4は負電圧に逆バイアスされる。すなわち、スイッチング素子3がオンの場合、ホトトランジスタ119A−2/2のコレクタがLow、すなわち、ブロック信号により制御回路(不図示)からゲートドライブ回路102へのオン信号の有無に拘わらずスイッチング素子4がオンすることをブロックする。
一方、スイッチング素子3がオフしている場合、スイッチング素子3のコレクタ電圧は主回路電圧と同じで高い電圧となっている。このため、ダイオード110Aでカットオフしており、ダイオード110Aのアノード電圧(Vce)は抵抗111A,112Aで電源電圧を分圧した電圧(この電圧は比較電圧(Von)より高く設定する)となる。比較電圧(Von)よりもダイオード110Aのアノード電圧(Vce)の方が高くなっているのでコンパレータ115Aの出力はHighとなり、ホトカプラ119A−1/2には電流は流れず、その為、ホトトランジスタ119A−2/2のコレクタはLowとならず、すなわち、ブロック信号は出力されない。この結果、ゲートドライブ回路102Aにオン信号が入力された場合、スイッチング素子を正常に駆動することができる。
ゲートドライブ回路101を中心に述べてきたが、ゲートドライブ回路102についても同様の動作である。
図1において101、102は、電力変換装置であるPWMインバータの一つのアームを構成するスイッチング素子3、4のゲートドライブ回路であり、従来のゲートドライブ回路を示す構成図である図4と同じ機能の構成部品は図4と同じ説明記号の番号を使用している。ゲートドライブ回路101及び102の回路構成は同一であり、回路動作も同一である。従って、それぞれの構成要素について説明記号の番号は同一とし、ゲートドライブ回路101の場合は21A、22A、23A、・・・、ゲートドライブ回路102の場合は21B、22B、23B、・・・とAまたはBの添え字で区別して示すこととし、以降、ゲートドライブ回路101を中心に述べる。
ゲートドライブ回路101において、115Aは出力がオープンコレクタ形のコンパレータであり、スイッチング素子3のコレクタに接続されたダイオード110Aのアノード電圧(Vce)すなわち、スイッチング素子3のコレクタ・エミッタ間電圧と、予めスイッチング素子3がオン状態になっているときのコレクタ・エミッタ間電圧よりも高く設定した比較電圧(Von)とを比較することによりスイッチング素子3のオン状態を検知するオン状態検知手段を構成している。ここで、比較電圧(Von)は抵抗113Aおよび114Aにより電源電圧を分圧して作られている。ダイオード120B、ホトカプラ119Aよびコンパレータ115Aは対を成す相手側のスイッチング素子のオン信号を阻止するブロック信号を出力する阻止手段である。スイッチング素子3がオンして、ダイオード110Aのアノード電圧(Vce)の方が比較電圧(Von)より低い場合はコンパレータ115Aの出力はLowとなり、ホトカプラ119A−1/2のダイオードが導通状態となり、ゲートドライブ回路102のホトトランジスタ119A−2/2のコレクタがLowとなる。その結果、ホトカプラ10Bの信号の有無に拘わらず、ダイオード120Bによりトランジスタ12Bのコレクタ電圧はLowに引き下げられ、トランジスタ13Bがオフとなりスイッチング素子4は負電圧に逆バイアスされる。すなわち、スイッチング素子3がオンの場合、ホトトランジスタ119A−2/2のコレクタがLow、すなわち、ブロック信号により制御回路(不図示)からゲートドライブ回路102へのオン信号の有無に拘わらずスイッチング素子4がオンすることをブロックする。
一方、スイッチング素子3がオフしている場合、スイッチング素子3のコレクタ電圧は主回路電圧と同じで高い電圧となっている。このため、ダイオード110Aでカットオフしており、ダイオード110Aのアノード電圧(Vce)は抵抗111A,112Aで電源電圧を分圧した電圧(この電圧は比較電圧(Von)より高く設定する)となる。比較電圧(Von)よりもダイオード110Aのアノード電圧(Vce)の方が高くなっているのでコンパレータ115Aの出力はHighとなり、ホトカプラ119A−1/2には電流は流れず、その為、ホトトランジスタ119A−2/2のコレクタはLowとならず、すなわち、ブロック信号は出力されない。この結果、ゲートドライブ回路102Aにオン信号が入力された場合、スイッチング素子を正常に駆動することができる。
ゲートドライブ回路101を中心に述べてきたが、ゲートドライブ回路102についても同様の動作である。
図2は本発明の請求項2に係る具体的実施例のゲートドライブ回路の構成図である。
図2において、201、202は、図1のゲートドライブ回路101、102の阻止手段に、アームのスイッチング素子の駆動信号が同時にオン状態になることを阻止するインターロック信号を出力するインターロック回路205A,205Bを付加したゲートドライブ回路であり、図1と同じ機能の構成部品には図1と同じ説明記号の番号を使用している。
インターロック回路205A,205Bにおいて,220A,220Bはダイオード、217A、217Bはトランジスタ,228A,228B,229A,229Bは抵抗である。また、インターロック回路205Aと205Bは回路構成および回路動作いずれも同一である。従って、ゲートドライブ回路201を中心に述べるが、ゲートドライブ回路202についても同様である。
スイッチング素子3の駆動信号は制御回路(不図示)により生成され、ゲートドライブ回路201のホトカプラ10Aに入力される。例えば、スイッチング素子3をオンさせる場合はホトカプラの入力端子11AをLowレベルにする。入力端子11AがLowになるとホトカプラ10Aはオン(コレクタ電圧がLow)、波形整形用トランジスタ12Aはオフ(コレクタ電圧がHigh)、信号反転用トランジスタ13Aはオン(コレクタ電圧がLow)となる。トランジスタ13Aがオンしてコレクタ電圧がLowレベルになるとスイッチング素子3のドライブ用トランジスタ14Aがオン(エミッタ電圧がHigh)となりスイッチング素子3にドライブ信号を出力する。
この時、波形整形用トランジスタ12Aはオフ(トランジスタ12Aのコレクタ電圧はHigh)となっており、インターロック回路205Aのトランジスタ217Aはオン(コレクタ電圧がLow)となる。このインターロック回路205Aのトランジスタ217Aのコレクタを、実施例1で説明したブロック回路のコンパレータ115Aの出力に接続することにより、インターロック回路およびブロック回路が同一のゲートドライブ回路上で動作する。
すなわち、ブロック信号の場合も、インターロック信号の場合も、ホトカプラ119A−1/2のダイオードが導通し、ゲートドライブ回路2のホトカプラ119A−2/2のホトトランジスタがオン(コレクタ電圧がLow)してインターロック信号となる。従って、ゲートドライブ回路202のトランジスタ12Bのコレクタ電圧がダイオード28BによりLowに引き下げられ、トランジスタ13Bがオフ、スイッチング素子4の逆バイアストランジスタ15Bがオンとなり、スイッチング素子4はオフに固定される。万一、ゲートドライブ回路にオン信号が入力され、スイッチング素子3がオンしている期間に、ノイズあるいは誤動作によりゲートドライブ回路202にオン信号が入力された場合でもホトカプラ119A−2/2によりインターロックされ、スイッチング素子4を駆動させることはない。
図2において、201、202は、図1のゲートドライブ回路101、102の阻止手段に、アームのスイッチング素子の駆動信号が同時にオン状態になることを阻止するインターロック信号を出力するインターロック回路205A,205Bを付加したゲートドライブ回路であり、図1と同じ機能の構成部品には図1と同じ説明記号の番号を使用している。
インターロック回路205A,205Bにおいて,220A,220Bはダイオード、217A、217Bはトランジスタ,228A,228B,229A,229Bは抵抗である。また、インターロック回路205Aと205Bは回路構成および回路動作いずれも同一である。従って、ゲートドライブ回路201を中心に述べるが、ゲートドライブ回路202についても同様である。
スイッチング素子3の駆動信号は制御回路(不図示)により生成され、ゲートドライブ回路201のホトカプラ10Aに入力される。例えば、スイッチング素子3をオンさせる場合はホトカプラの入力端子11AをLowレベルにする。入力端子11AがLowになるとホトカプラ10Aはオン(コレクタ電圧がLow)、波形整形用トランジスタ12Aはオフ(コレクタ電圧がHigh)、信号反転用トランジスタ13Aはオン(コレクタ電圧がLow)となる。トランジスタ13Aがオンしてコレクタ電圧がLowレベルになるとスイッチング素子3のドライブ用トランジスタ14Aがオン(エミッタ電圧がHigh)となりスイッチング素子3にドライブ信号を出力する。
この時、波形整形用トランジスタ12Aはオフ(トランジスタ12Aのコレクタ電圧はHigh)となっており、インターロック回路205Aのトランジスタ217Aはオン(コレクタ電圧がLow)となる。このインターロック回路205Aのトランジスタ217Aのコレクタを、実施例1で説明したブロック回路のコンパレータ115Aの出力に接続することにより、インターロック回路およびブロック回路が同一のゲートドライブ回路上で動作する。
すなわち、ブロック信号の場合も、インターロック信号の場合も、ホトカプラ119A−1/2のダイオードが導通し、ゲートドライブ回路2のホトカプラ119A−2/2のホトトランジスタがオン(コレクタ電圧がLow)してインターロック信号となる。従って、ゲートドライブ回路202のトランジスタ12Bのコレクタ電圧がダイオード28BによりLowに引き下げられ、トランジスタ13Bがオフ、スイッチング素子4の逆バイアストランジスタ15Bがオンとなり、スイッチング素子4はオフに固定される。万一、ゲートドライブ回路にオン信号が入力され、スイッチング素子3がオンしている期間に、ノイズあるいは誤動作によりゲートドライブ回路202にオン信号が入力された場合でもホトカプラ119A−2/2によりインターロックされ、スイッチング素子4を駆動させることはない。
本発明は分野および用途を問わずアームを構成しているスイッチング素子を用いた装置に適用可能である。
1、2、101、102、201、202、301、302 ゲートドライブ回路
3、4 半導体スイッチング素子
10A、10B、119A、119B、320、321 ホトカプラ
11A、11B ホトカプラの入力端子
12A〜15A、12B〜15B、217A、217B、313A〜315A、313B〜315B トランジスタ
19A、19B、110A、110B、120A、120B、220A、220B、311A、311B ダイオード
21A〜32A、21B〜32B、111A〜114A、111B〜1114B、118A、118B、228A、228B、229A、229B、316A、316B、317A、317B 抵抗
40A、40B、41A、41B、318A、318B、319A、319B コンデンサ
115A、115B コンパレータ
205A、205B、310 インターロック回路
3、4 半導体スイッチング素子
10A、10B、119A、119B、320、321 ホトカプラ
11A、11B ホトカプラの入力端子
12A〜15A、12B〜15B、217A、217B、313A〜315A、313B〜315B トランジスタ
19A、19B、110A、110B、120A、120B、220A、220B、311A、311B ダイオード
21A〜32A、21B〜32B、111A〜114A、111B〜1114B、118A、118B、228A、228B、229A、229B、316A、316B、317A、317B 抵抗
40A、40B、41A、41B、318A、318B、319A、319B コンデンサ
115A、115B コンパレータ
205A、205B、310 インターロック回路
Claims (2)
- 直列に接続され相補的にオン・オフ駆動される一対のスイッチング素子からなるアームを直流電源の正・負極間に少なくとも1回路以上接続した出力部と、
前記直流電源の負極側に接続された第1のスイッチング素子を、絶縁された制御回路からの信号によりオン・オフ駆動する第1のゲートドライブ回路と、
前記直流電源の正極側に接続された第2のスイッチング素子を、絶縁された前記制御回路からの信号によりオン・オフ駆動する第2のゲートドライブ回路と、
を有する電力変換装置において、
前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子のコレクタ・エミッタ間電圧を監視し前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子のオン状態を検知するオン状態検知手段と、
前記直列接続されたスイッチング素子の一方がオンしているときは、対を成す相手側のスイッチング素子のオン信号を阻止するブロック信号を出力する阻止手段と、
を有することを特徴とするゲートドライブ回路。 - 前記阻止手段は前記第1のスイッチング素子および前記第2のスイッチング素子の駆動信号が同時にオン状態になることを阻止するインターロック信号を出力するインターロック回路を有し、
前記インターロック信号および前記ブロック信号が無いときのみ、前記第1のスイッチング素子または前記第2のスイッチング素子にオン信号を出力することを特徴とする請求項1記載のゲートドライブ回路。
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JP2003291897A JP2005065404A (ja) | 2003-08-12 | 2003-08-12 | ゲートドライブ回路 |
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-
2003
- 2003-08-12 JP JP2003291897A patent/JP2005065404A/ja active Pending
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