JP2005065174A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のコネクタを、プラグ接続がし易く、かつ効率良く配置でき、部品点数も少なくできる電子機器を提供する。
【解決手段】 機器本体1における第1の面1aに接続口を持つ第1のコネクタ11と、機器本体における、第1の面に隣り合う第2の面1bに接続口を持つ第2のコネクタ12とを単一の基板16上に搭載し、かつ第1のコネクタを、基板上における第1の面と第2のコネクタとの間の領域に搭載する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数のコネクタを有する電子機器に関するものである。
電子機器には、他の電子機器や外部電源等を様々なインターフェースを介して接続することができる。例えば、デジタルスチルカメラやビデオカメラといった撮像装置には、パーソナルコンピュータ、プリンタやAC電源を直流に変換する変換器等を各種インターフェースを介して接続することができる。このため電子機器には、これらのインターフェースに対応した形状の異なるコネクタが複数設けられている。
ところで、コネクタ類を電子機器に設ける場合、機器本体の外観が損なわれないように、また機器本体への異物混入を防止するために、さらにはコネクタの接点を保護するために、使用しないコネクタ類を覆うコネクタカバーが着脱可能に設けられている。
撮像装置のように携帯されることが多い電子機器は、近年小型化が進んでおり、コネクタ類を効率良く配置することが必要である。しかも、コネクタ類は、機器の使用時に使用の邪魔にならない位置に配置する必要がある。
図13および図14には、従来の撮像装置100の側面下部に複数のコネクタを配置した例を示している。図13はコネクタカバー101を閉じた状態を、図14はコネクタカバー101を開けた状態を示している。
この撮像装置100は、DC電源入力コネクタ102、映像・音声出力コネクタ103およびUSBコネクタ104の3つのコネクタを備えている。コネクタカバー101は開いた時と閉じた時ともに、装置本体から脱落しないよう保持されている。
また、特許文献1にて提案の電子機器では、コネクタ類をジャックボックスに全て納め、それらを機器本体に収納可能な構造にすることで、機器本体の外観を損なうことなく、複数のコネクタを配置することを可能にしている。
特開2000−208952号公報(段落0016〜0019、図2等)
しかしながら、図13および図14に示した撮像装置の内部構造は図15に示すようになっている。すなわち、映像・音声出力コネクタ103とUSBコネクタ104はコネクタ専用の基板(コネクタ基板)105上に実装されており、DC電源入力コネクタ102のみ電源基板106の上に配置されている。コネクタ基板105と電源基板106とは、それぞれの基板上に設けられたFFC(フレキシブルフラットケーブル)コネクタ107,108にFFC109を接続することにより電気的に接続されている。
この構成は、コネクタ基板105、FFCコネクタ107,108およびFFC109といった多くの部品が必要となるため、撮像装置の小型化には適さない。また、部品点数の増加や組み立て作業性の悪化を招き、コストアップにもつながる。
また、図13および図14に示したコネクタカバーは、上記3つのコネクタの接続口を一括して開閉するものであるため、これら3つのコネクタのうち一部のコネクタを使用する場合でも全てのコネクタの接続口を露出させることになり、この部分に異物が入り易い等の不都合があった。
また、上記公報には、複数のコネクタの効率的な配置に関しては何ら述べられていない。コネクタ類は、実際には内部で電気的接続を行わなければならないため、基板上にコネクタ類を実装効率を考慮しながら配置しなければならい。また、基板上にコネクタ類を単純に近づけて配置すると、プラグを各コネクタに接続する時に、プラグ同士が干渉してしまう。従って、コネクタ間にはある程度の間隔も必要である。
本発明は、複数のコネクタを、プラグ接続がし易く、かつ効率良く配置でき、部品点数も少なくできるようにした電子機器を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明では、機器本体における第1の面に接続口を持つ第1のコネクタと、機器本体における、第1の面に隣り合う第2の面に接続口を持つ第2のコネクタとを単一の基板上に搭載し、かつ第1のコネクタを、基板上における第1の面と第2のコネクタとの間の領域(例えば、第1のコネクタの接続方向端面が第2のコネクタに対向するように)に搭載している。
第1の発明により、第1および第2のコネクタを、第1および第2の面で形成される角部周辺の領域に効率良く、かつプラグ接続がし易く配置できる。しかも、部品点数も少なくすることができる。したがって、機器本体の小型化を図ることができるとともに、取り扱い性の良い電子機器を実現することができる。
ここで、第1のコネクタの接続方向長さを、第2のコネクタよりも短くすることにより、第1のコネクタの接続方向端面と第2のコネクタとの間のスペースに他の電子部品や電子機器の構造(例えば、コネクタのカバー部材を機器本体に取り付けるための構造)を配置することができ、これら他の電子部品や構造を含めた配置効率を良くすることができる。
また、第1の面に接続口を有し、前記第1のコネクタよりも接続方向長さが長い第3のコネクタを基板に搭載し、第1のコネクタが、第2および第3のコネクタと第1および第2の面とにより囲まれた領域に配置されるようにすることにより、短い第1のコネクタと長い第2および第3のコネクタを効率良く配置することができる。
また、各コネクタの接続口を開閉する、一体的に形成されたカバー部材を設け、カバー部材を、機器本体に対して第1および第2のコネクタの接続口の間にて取り付け、該取り付け部を支点として第1および第2のコネクタの接続口を独立して開閉するよう弾性変形可能とすることにより、単純な構成で、使用するコネクタ側の部分のみを開くことができるとともに、デザイン的にも優れ、かつ第1の面と第2の面とをつなぐ部分(角部又は曲面部)の保護機能も兼ね備えたカバー部材を電子機器に備えることができる。
また、第1のコネクタを基板上における第1の面と第2のコネクタとの間の領域に搭載し、カバー部材を機器本体に取り付けるための構造を、第1および第2のコネクタの間に突出させることにより、第1のコネクタと第2のコネクタとの間にできたスペースを有効利用でき、カメラの小型化に有効である。
さらに、機器本体における第1の面と第2の面とをつなぐ部分の外面形状と、カバー部材における該部分を覆う部分の内面形状とを互いに異ならせることにより、機器本体とカバー部材の材料の熱変形量の差に起因するカバー部材の浮きや外れを抑制することができる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず図5および図6には、本発明の実施例であるデジタルカメラ(撮像装置、電子機器)の外観を示している。図5において、1はカメラ本体であり、その前面部には撮影レンズ2が設けられている。図5の状態では、撮影レンズはカメラ本体1内に沈胴している。なお、カメラの電源スイッチ(図示せず)をオンすると、撮影レンズがカメラ本体1から突出して撮影が可能となる。そして、撮影スイッチ7をオンすることにより、該撮影レンズによって形成された被写体像が、不図示の撮像素子(CCDやCMOSセンサ等)により撮像され、カメラ本体1内に装填された半導体メモリ等の記録媒体に撮影画像が記録される。
3はカメラ本体1を右手でホールドするためのグリップ部であり、このグリップ部3の上面に撮影スイッチ7が設けられている。
4はストロボ発光窓であり、5は音声入力用のマイクである。マイク5からの音声データは、画像データと合わせて上記記録媒体に記録することができる。また、カメラ本体1の上面には、音声再生用スピーカー8が設けられており、記録媒体に保存されている音声を再生したり、不図示のメモリに予め記録されている動作音などが再生できる。
図6において、カメラ本体1の後面部には液晶ディスプレイ6が設けられている。この液晶ディスプレイ6には、撮像する被写体の画像や撮像された画像が表示される。
また、カメラ本体1の底面には、図示はしていないが、カメラ本体1に対して開閉可能な電池蓋が設けられており、この電池蓋を開けることによって、電池をカメラ本体1内に装填することができる。
9はコネクタカバー(カバー部材)であり、カメラ本体1に対して開閉可能に取り付けられている。9e,9fはコネクタカバー9の両端に設けられた指掛け部であり、コネクタカバー9を開ける操作をし易くするためのものである。コネクタカバー9は、後述する3つのコネクタを覆い隠している。また、コネクタカバー9は、カメラ本体1の前部右側に設けられたグリップ部3に対する対角位置である、後部左側(しかも下部)に設けられている。このようにコネクタカバー9(つまりはコネクタ類)をグリップ部3とは離れた位置に配置することにより、カメラホールド時にコネクタカバー9が邪魔になることを防止でき、かつカメラの操作性を良くすることができる。
図7および図8には、コネクタカバー9を開けて露出した各コネクタにプラグを接続する様子を示している。
本実施例のカメラでは、カメラ本体1の側面(第1の面)1aに音声・映像出力コネクタ10とUSBコネクタ11とが配置され、側面に対して隣り合う後面(第2の面)にDC入力コネクタ12が配置されている。13,14および15はそれぞれ、音声・映像出力コネクタ10に接続される音声・映像出力プラグ、USBコネクタ11に接続されるUSBプラグおよびDC入力コネクタ12に接続されるDCプラグである。
音声・映像出力プラグ13には、図示しないテレビモニタなどの画像・音声出力機器が接続されている。カメラ本体1内の撮像素子から出力された映像信号や記録媒体からの音声・映像信号を音声・映像出力コネクタ10および音声・映像出力プラグ13を介して画像・音声出力機器に出力することで、カメラで取得された映像や音声を外部機器である画像・音声出力機器にて表示・再生することができる。
USBプラグ14には、図示しないパーソナルコンピュータが接続されている。これにより、パーソナルコンピュータは、カメラ本体1内の記録媒体に記録された画像や音声およびそれらの付帯情報を、USBコネクタ11およびUSBプラグ14を介して読み込むことができる。また、パーソナルコンピュータからカメラをリモートコントロールすることもできる。
DCプラグ15には、図示しない外部電源装置(ACアダプタ)が接続されている。外部電源装置ではAC電圧をDC電圧に変換する。該DC電圧は、DCプラグ15およびDC入力コネクタ12を介してカメラ本体1に供給される。
次に、図9を用いて、本実施例のカメラ本体1内に設けられた電源基板の構成について説明する。図9において、16は電源基板であり、電源回路等の電気回路が搭載された基板である。
該電源基板16上には、音声・映像出力コネクタ(第3のコネクタ)10、USBコネクタ(第1のコネクタ)11およびDC入力コネクタ(第2のコネクタ)12が実装(ハンダ付け)されている。ここで、音声・映像出力端子10の奥行き(プラグ接続方向)寸法およびDC入力コネクタ12の奥行き寸法に対して、USBコネクタ11の奥行き寸法は短い。本実施例では、この寸法差を利用して、USBコネクタ11を基板16のコーナー付近にレイアウトし、USBコネクタ11の2方を囲むように音声・映像出力コネクタ10およびDC入力コネクタ12を配置することで、電源基板16上におけるコネクタおよび他の電子部品等の実装効率を上げている。また、各コネクタは、プラグ接続時にプラグ同士が干渉しないように配慮したレイアウトとしている。
図1に示す該基板16のカメラ本体1への組み込み状態では、カメラ本体1における側面1aにプラグ接続口を持つUSBコネクタ11を、基板16上における側面1aと後面1bにプラグ接続口を持つDC入力コネクタ12との間の領域に搭載している。ここで、USBコネクタ11の奥行き方向端面11aは、DC入力コネクタ12の側面に対向する。さらに、USBコネクタ11は、DC入力コネクタ12および側面1aにプラグ接続口を有する音声・映像出力コネクタ10と側面1aおよび後面1bとにより囲まれた領域に配置されている。
ここで、USBコネクタ11のプラグ接続方向長さを、DC入力コネクタ12よりも短くすることにより、USBコネクタ11のプラグ接続方向の端面11aとDC入力コネクタ12の側面との間のスペースに他の電子部品やカメラの構造(例えば、後述するコネクタカバー9をカメラ本体1に取り付けるための構造)を配置することができ、これら他の電子部品や構造を含めた配置効率を良くすることができる。
図9に示すように、基板16には、後述するメインシャーシに対する位置決め部となる穴部16a,16bと、メインシャーシに対してビス締結される穴部16c,16d,16eが設けられている。これらにより基板16を位置精度良くメインシャーシに固定することができる。また、ビスの締結位置をコネクタ付近に配置することで、プラグ脱着時に発生するこじり力による基板16の変形を最低限に抑えることができる。
図10において、17はメインシャーシであり、カメラ本体1の主構造体となっている。メインシャーシ17と電源基板16は3箇所でビスにより締結される。18は電池ケーブルであり、不図示の電池収納室に設けられた電池接点に電気的に接続されおり、電池収納室に挿入された電池から電源基板16に電力を供給する。
19はストロボ電源ケーブルであり、電源基板16内にて所定の電圧に変圧された電力を、不図示のストロボ基板へと供給する。また、電源基板16はフラットケーブル20を通じて、カメラの各種制御を司るコントローラ(CPU)等が搭載されたメイン基板21に接続されている。
次に、図11および図12、さらには図1から図3を用いて、コネクタカバー9について説明する。
図11および図12にはそれぞれ、コネクタカバー9とカメラ本体1の後面1bを形成するリアカバー22を示している。リアカバー22には、カメラ本体1の側面1aを形成するサイドカバー23が固定されている。
図1は、図2に示したカメラをAの位置で切断して矢印方向から見た図である。また、図3は図1におけるB部を拡大して示している。
コネクタカバー9は、エラストマーなどの弾性材料で一体形成されている。コネクタカバー9はその長手方向両側にカバー部9h,9iを有し、これらカバー部9h,9iの間に、リアカバー22に設けられたボス部22bに取り付けられる取り付け片9aを有する。取り付け片9aは、図1においてL字形状に延びており、その先端側に開口部9bを有する。取り付け片9aは、リアカバー22に形成された穴部22aを通ってリアカバー22の内側に挿入され、開口部9bをリアカバー22の内側に形成されたボス部22bに係合させることで、リアカバー22に取り付けられる。
取り付け片9aは、取り付け作業時には弾性的に変形して穴部22aに挿入できるが、取り付け作業終了時には元のL字形状に戻り、開口部9bがボス部22bに係合した状態が維持される。この係合により、コネクタカバー9を無理に引っ張ったような場合でも、リアカバー22からコネクタカバー9が外れてしまうことが防止される。図12には、コネクタカバー9がリアカバー22に取り付けられた状態を示している。
このようなな構成をとることにより、コネクタカバー9は、リアカバー22に形成されたDC入力コネクタ12用のプラグ挿入穴部22c、USBコネクタ11用のプラグ挿入穴部22dおよびサイドカバー23に形成された音声・映像出力コネクタ10用のプラグ挿入穴部23aを、単一の部材で閉じることが可能となる。また、コネクタカバー9のリアカバー22への取り付けに関しても、部品を増やす事なく、組み立て易い形状にすることができる。
ここで、図1および図3に示すように、ボス部22bの高さは、コネクタカバー9の開閉時に簡単に抜け落ちないように十分に高く設定する必要がある。このため、本実施例では、ボス部22b(コネクタカバー9を取り付けるための構造)を、USBコネクタ11とDC入力コネクタ12の間の空間に突出させることにより、ボス部22bの高さを確保しつつ、カメラの大型化を回避している。すなわち、本実施例では、USBコネクタ11とDC入力コネクタ12の間の空間を効率良く利用して、コネクタカバー9のリアカバー22への取り付けを行っている。なお、リアカバー22の穴部22aとコネクタカバー9の取り付け片9aとの関係は、後述する熱収縮の問題を回避するため、若干の遊びが設けられた甘い嵌合関係となっている。
また、図11および図12に示すように、コネクタカバー9のカバー部9hの内面には、プラグ挿入穴部22cに軽圧入が可能な寸法を有する凸部9cが、またカバー部9iの内面には、音声・映像出力コネクタ10のプラグ接続口に軽圧入が可能な寸法を有する凸部9dが形成されている。これら凸部9c,9dをプラグ挿入穴部22cおよび音声・映像出力コネクタ10のプラグ接続口に軽圧入することにより、各カバー部9h,9iの閉じ状態を維持することができる。
ここで、図4に示すように、コネクタカバー201をカメラ本体の2つの面(リアカバー202およびサイドカバー203)にまたがるように配置する場合、以下のような問題がある。すなわち、コネクタカバー201を構成するエストラマー等の弾性材料とカメラ本体(202,203)を構成するプラスチック材料とでは熱膨張係数が異なる。このため、温度変化が生じると、コネクタカバー201がカメラ本体(202,203)に比べて大きく熱収縮する。このとき、カメラ本体の上記2つの面をつなぐ部分の外面202aの形状と、コネクタカバー201のうち該外面202aに対向する部分の内面201aとが全く同形状に形成されてこれらが接していると、コネクタカバー201のカバー部には上記接している部分を支点としてカメラ本体から浮き上がろうとする力が作用する。この結果、リアカバー202のプラグ挿入穴部201cからここに軽圧入していたコネクタカバー201の凸部201bが抜け出たり、コネクタ204のプラグ接続口204aからここに軽圧入していたコネクタカバー201の凸部201cが抜け出たりして、コネクタカバー201が開いてしまう。
本実施例では、このような事態を回避するため、図3に示すように、カメラ本体1の側面1aと後面1bとつなぐ部分、すなわちリアカバー22からサイドカバー23につながるリアカバー22のコーナー部およびコネクタカバー9における該コーナー部に対向する部分において、リアカバー22の外面22eとコネクタカバー9の内面9jとを異なる形状とする(具体的には、リアカバー22の外面22eの曲率半径よりもコネクタカバー9の内面9jの曲率半径を小さくとする)ことで、これらの面22e,9j間に積極的に隙間を設けている。このような隙間があることで、温度変化に伴いコネクタカバー9にリアカバー22よりも大きな熱収縮が生じたとしても、コネクタカバー9のカバー部9h,9iにはカメラ本体から浮き上がろうとする力はほとんど発生せず、凸部9c,9dがそれぞれプラグ挿入穴部22cおよび音声・映像出力コネクタ10のプラグ接続口から外れてしまうことを防止できる。つまり、コネクタカバー9を閉じた状態に維持することができる。
こうしてリアカバー22に取り付けられたコネクタカバー9のカバー部9h,9iはそれぞれ、コネクタカバー9のリアカバー22に対する取り付け部である、取り付け片9aの根元(リアカバー22と交わる部分)付近を支点9gとして、弾性変形により独立して開閉することができる。本実施例では、コネクタカバー9の開閉変形の支点9gに対して、上記凸部9c,9dを十分に距離を離して配置しているため、カバー部9h,9iの一方の開閉変形が他方に影響することがない。
また、本実施例のように、コネクタカバー9をカメラ本体の2つの面(リアカバー22およびサイドカバー23)にまたがるように配置することにより、上記2つの面をつなぐ部分(コーナー部)の保護機能も持たせることができる。
なお、本実施例で、DC入力コネクタ、USBコネクタ、音声・映像出力コネクタを備えたデジタルカメラについて説明したが、これらのコネクタ以外のコネクタを備えたデジタルカメラやビデオカメラ、さらには携帯端末等の他の電子機器に対しても本発明を適用することができる。
また、コネクタカバーは本実施例のように全体が弾性材料により形成されていなくてもよく、多色成型、インサート成型、接着、熱溶着、インサート成型などの手法を利用して弾性材料とプラスチック、弾性材料と金属などを組み合わせて形成してもよい。
また、コネクタカバーのカメラ本体への取り付け方法に関しては、上記実施例にて説明した以外の方法を採用してもよい。例えば、コネクタカバーに矢じり状のボスを形成し、カメラ本体に穴を開けてここに弾圧係止する方法や、接着、熱溶着、Eリングなどによる固定方法というように、様々な方法が考えられる。
本発明の実施例であるデジタルカメラの断面図。 上記デジタルカメラの背面図。 図1のB部の拡大図。 コネクタカバーの熱収縮時を示す図。 上記デジタルカメラの正面斜視図。 上記デジタルカメラの背面斜視図。 上記デジタルカメラの背面斜視図(プラグ挿入前)。 上記デジタルカメラの背面斜視図(プラグ挿入状態)。 上記デジタルカメラの電源基板の平面図。 上記デジタルカメラのメインシャーシの背面斜視図。 上記デジタルカメラのリアおよびサイドカバーの斜視図(コネクタカバー取り付け前)。 上記デジタルカメラのリアおよびサイドカバーの斜視図(コネクタカバー取り付け状態)。 従来のデジタルカメラの背面斜視図。 従来のデジタルカメラの背面斜視図。 従来のデジタルカメラの内部構造図。
符号の説明
1 カメラ本体
2 撮影レンズ
3 グリップ部
4 ストロボ発光窓
5 マイク
6 液晶ディスプレイパネル
7 撮影スイッチ
8 スピーカー
9 コネクタカバー
9a 取り付け部
9h,9i カバー部
10,11,12 コネクタ
13,14,15 プラグ
16 電源基板
17 メインシャーシ
22 リアカバー
23 サイドカバー

Claims (7)

  1. 機器本体における第1の面に接続口を持つ第1のコネクタと、
    前記機器本体における、前記第1の面に隣り合う第2の面に接続口を持つ第2のコネクタと、
    前記機器本体内に収容され、前記第1および第2のコネクタが搭載された単一の基板とを有し、
    前記第1のコネクタが、前記基板上における前記第1の面と前記第2のコネクタとの間の領域に搭載されていることを特徴とする電子機器。
  2. 前記第1のコネクタの接続方向端面が、前記第2のコネクタに対向していることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第1のコネクタは、前記第2のコネクタよりも接続方向長さが短いことを特徴とする請求項1又は2に記載の電子機器。
  4. 前記第1の面に接続口を有し、前記第1のコネクタよりも接続方向長さが長い第3のコネクタが前記基板に搭載されており、
    前記第1のコネクタは、前記第2および第3のコネクタと前記第1および第2の面により囲まれた領域に配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の電子機器。
  5. 前記各コネクタの接続口を開閉する、一体的に形成されたカバー部材を有し、
    前記カバー部材は、前記機器本体に対して前記第1および第2のコネクタの接続口の間にて取り付けられており、該取り付け部を支点として前記第1および第2のコネクタの接続口を独立して開閉するよう弾性変形可能であることを特徴とする電子機器。
  6. 前記第1のコネクタが、前記基板上における前記第1の面と前記第2のコネクタとの間の領域に搭載されており、
    前記カバー部材を前記機器本体に取り付けるための構造が、前記第1および第2のコネクタの間に突出していることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記機器本体における前記第1の面と前記第2の面とをつなぐ部分の外面形状と、前記カバー部材における該部分を覆う部分の内面形状とが互いに異なることを特徴とする請求項5又は6に記載の電子機器。
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