JP2005063756A - 構造体とその製造方法、及びel発光素子 - Google Patents

構造体とその製造方法、及びel発光素子 Download PDF

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Abstract

【課題】 ナノ構造蛍光体が微細且つ高密度に集積された発光特性に優れた構造体、特に光機能性薄膜である構造体を提供すること。
【解決手段】 基板の上に形成する構造体であって、前記構造体は、共晶を形成し得る材料を2種類以上と発光材料とを含有し且つ基板に対してほぼ垂直な孔を備える。孔の平均直径が20nm以下であり、前記発光材料は希土類である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光材料を含有する構造体とその製造方法、及びEL発光素子に関する。前記構造体は、マトリックス状のナノ蛍光体薄膜内にナノ細線やナノ細孔が存在し、その平均直径が20nm以下、平均間隔が30nm以下であることを特徴とする、微細なシリコンやゲルマニウムを含有する蛍光体材料を高密度に集積された光機能性薄膜であり、その光機能性薄膜は発光デバイスに応用される。
発光機能を有する蛍光体薄膜及び粉末を用いたフラットパネルディスプレイ(FPD)が注目されている。FPDに用いられる蛍光体は、プラズマディスプレイ(PDP)、フィールドエミッションディスプレイ(FED)、エレクトロルミネッセンスディスプレイ(ELD)等、それぞれのディスプレイの特徴に応じた蛍光体が必要とされる。
これまで作成されている蛍光体は、主に、母体となる酸化物や硫化物に遷移金属や希土類元素などが発光中心として添加されている。例えば、無機EL用蛍光体として、ZnS:Mn、SrS:Ce,Eu、CaS:Eu、ZnS:Tb,F、CaS:Ce、SrS:Ce、CaGa24:Ce、BaAl24:Eu、Ga23:Eu、Y23:Eu、Zn2SiO4:Mn、ZnGa24:Mn等、その他の蛍光体としては、Y22S:Eu3+、Gd22S:Eu3+、YVO4:Eu3+、Y22S:Eu,Sm、SrTiO3:Pr、BaSi2Al28:Eu2+、BaMg2Al1627:Eu2+、Y0.65Gd0.35BO3:Eu3+、La22S:Eu3+,Sm、Ba2SiO4:Eu2+、Zn(Ga,Al)24:Mn、Y3(Al,Ga)512:Tb、Y2SiO5:Tb、ZnS:Cu、Zn2SiO4:Mn、BaAl2Si28:Eu2+、BaMgAl1423:Eu2+、Y2SiO5:Ce、ZnGa24等が作成されている。
無機ELディスプレイは、多結晶質の無機蛍光体を使用できるため、大面積のディスプレイ作成が比較的容易であり高い使用環境耐性が期待できることなどから、注目を集めているディスプレイの一つである。近年、無機ELを利用するフルカラーELディスプレイの開発が進められているが、現状では、色純度の良い高輝度及び高効率の蛍光体が得られていない。このため、フルカラー無機ELディスプレイの実現には、高性能な蛍光体を開発することが不可欠となっている。
ところで、近年、直径数10nm以下の粒子径を有するSi、Ge及びII−VI族等に代表される半導体超微粒子において、量子サイズ効果による特徴的な発光特性が明らかになった。量子サイズ効果は、ナノ構造結晶を有する半導体超微粒子がバルク状の結晶構造の場合よりも大きなバンドギャップを有することにより生じると考えられている。顕著な特徴として、CdSe半導体微粒子から生じる発光は、粒径が減少すると短波長化することが観察されている。また、発光寿命が〜10ns程度と非常に短く、光の吸収と放射を短時間で行うため、半導体微粒子より生じる発光は高輝度となる。
この様な半導体超微粒子は、水溶液中で生成することができる(下記非特許文献1参照)。そして、水溶液中で生成される半導体超微粒子をポリマーの固体マトリックス中に固定する方法(例えば、下記非特許文献2)が試みられている。しかしながら、ポリマーが耐光性及び耐熱性に劣ること等により、固定化された超微粒子が劣化する恐れがある。
半導体超微粒子の微細な粒径に基づく量子サイズ効果と同様に、数10nm以下のある特徴的なサイズを有するナノ構造において、電子の動きが閉じ込められ、量子閉じ込め効果が生じる。このため、蛍光体材料を微細化することで、発光特性が向上する可能性がある。
ナノ構造を形成する微細化方法として、従来のリソグラフィなどを用いた微細構造形成方法の他に、自己組織的に形成される構造をベースに新規なナノ構造体を実現しようとする試みがある。これらの手法は、ベースとして用いる微細構造によっては、従来の微細加工方法を上まわる、微細で特殊な構造を作成できる可能性があること、更に、大面積のナノ構造体を作成することが可能であること等の利点を持つ。
自己組織的に形成される特異な構造の例としては、アルミナ(Al)陽極酸化皮膜が挙げられる。Al板あるいは基板上に形成されたAl膜を酸性電解質中で陽極酸化すると、多孔質酸化被膜(陽極酸化アルミナ)が形成される(例えば下記非特許文献3等参照)。
この多孔質酸化被膜の特徴は、直径が10nm〜100nm程度の極めて微細な円柱状細孔(ナノホール)が、数10nm〜数100nmの間隔(セルサイズ)で平行に配列するという特異的な幾何学的構造を有することにある。この円柱状の細孔は、細孔間隔が数10nm以上の場合では、高いアスペクト比を有し、断面の径の一様性にも比較的優れている。この細孔の径及び間隔は、陽極酸化の際の、酸の種類、電圧を調整することによりある程度の制御が可能である。
このように自己組織的に形成された微細な細孔体中に蛍光体を充填すると、量子閉じ込め効果が発現し、発光特性の良好な蛍光体となることが期待される。また、耐光性及び耐熱性等に優れたナノ構造体中に蛍光体を固定することにより、対環境強度に優れた蛍光体材料として、ディスプレイ等の発光デバイスへの利用が期待される。
ガオ外、ジャーナル オブ フィジカル ケミストリ、ビー、102巻、p.8360(1998) バベンディー、アドバンストマテリアル、12巻、p.1103(2000) R.C.Furneaux,W.R.Rigby & A.P.Davidson "NATURE" Vol.337 p.147(1989)
このような技術的背景により、本発明は、高密度に集積されたナノ構造体の多孔質体を作製し、そのナノ構造体自身を蛍光特性を有する光機能性薄膜とし、また、この光機能性薄膜を用いたEL発光素子を作成することとする。
上記の課題は、本発明の以下の構成及び製法により解決できる。
本発明の構造体は、基板の上に形成する構造体であって、前記構造体は、共晶を形成し得る材料を2種類以上と発光材料とを含有し且つ基板に対してほぼ垂直な孔を備えることを特徴とする。
また、本発明の構造体は、基板の上に形成する構造体であって、前記構造体は、共晶を形成し得る材料を2種類以上含有し且つ基板に対してほぼ垂直な孔を備え、前記材料と反応する発光材料が前記孔に充填されていることを特徴とする。
特に、前記孔の平均直径が20nm以下であることを特徴とする。
また、前記発光材料が希土類であることを特徴とする。
また、前記希土類がEuであることを特徴とする。
また、前記EuがEuSiO又はEu2SiO4の化合物を形成していることを特徴とする。
本発明のEL発光素子は、前記構造体を透明電極層と背面電極層の間に備えることを特徴とする。
本発明の構造体の製造方法は、基板上に、基板に対してほぼ垂直な柱状の第1の部材とそれを取り囲む第2の部材を備え、発光材料を含有する構造体を作成する工程、前記第1の部材を除去し孔を形成する工程、前記構造体をアニールする工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の構造体の製造方法は、基板上に、基板に対してほぼ垂直な柱状の第1の部材とそれを取り囲む第2の部材を備える構造体を作成する工程、前記第1の部材を除去し孔を形成する工程、前記孔に発光材料を充填する工程と、前記発光材料と第2の部材とを反応させる工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、ナノ蛍光体を高密度に含有する光機能薄膜である構造体、特に発光特性の高い蛍光体を有する光機能性薄膜が得られる。前記光機能性薄膜は、無機ELやFED等の蛍光体薄膜に利用することが可能であり、耐環境性に優れている。
まず、本発明の実施の形態について概要を説明する。
即ち、本発明の構造体は、基板上の配置された光機能性薄膜であって、AlとSiを主成分とするマトリックス膜と前記マトリックス膜内に細孔もしくは細線を含んでいる光機能性薄膜である。特に前記細孔もしくは細線が基板と垂直方向に伸びていること、及びそれらの直径が2nm以上20nm以下である光機能性薄膜が好ましい。また、前記マトリックス膜に希土類や酸素が含有されていること、特にEuが含まれていることが好ましい。特にEuSiOやEu2SiO4が含有されている光機能性薄膜が挙げられる。
また、前記蛍光体が直径10nm以下の微粒子であること、前記マトリックス中の酸素以外の成分においてSiが50〜99%であり、且つAlが1〜50%であることが好ましい。
本発明は上記の光機能性薄膜を用いたEL発光素子をも提供する。特に、少なくとも透明電極層と背面電極層を有し、且つその電極間に前記光機能性薄膜を有するEL発光素子である。
本発明は上記構造体の製造方法も提供する。
即ち、マトリックス状のナノ構造蛍光体で形成されことを特徴とする光機能性薄膜であり、第1に、基板または基板上に形成された下地層の上に、Alを主成分とする柱状の部材とそれを取り囲むSiを主成分とする前記マトリックス部から構成される構造体を作成する工程、第2に、前記Alを主成分とする柱状の部材を除去しナノ細孔体を形成する工程、第3に、少なくとも前記マトリックス部分をアニールする工程を有する製造方法である。
又は、マトリックス状のナノ構造蛍光体で形成されことを特徴とする光機能性薄膜であり、第1に、基板または基板上に形成された下地層の上に、Alを主成分とする柱状の部材とそれを取り囲むSiを主成分とする前記マトリックス部から構成される構造体を作成する工程、第2に、前記Alを主成分とする柱状の部材を除去しナノ細孔体を形成する工程、第3に、前記細孔中に蛍光材料の元素の一部を充填する行程、第4に、前記充填した蛍光材料の元素の一部と前記マトリックス部分を反応させる工程を有する製造方法である。
前記細孔の平均直径が20nm以下、平均間隔が30nm以下であり、前記マトリックス部分に希土類又は酸素が含有されている。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
以下に本発明の実施形態に関わる蛍光体ナノ細線を有する光機能性薄膜について説明する。
図1は、本発明の構造体である光機能性薄膜を模式的に示す概略図である。
図2は、本発明の構造体である光機能性薄膜の他の例を模式的に示す概略図である。
(a),(b)は、それぞれ断面図、平面図を表している。
図1、2に本発明における一実施形態で光機能性薄膜を模式的に示す。
図1において、11はマトリックス蛍光体、12は細孔、13は基板である。また、図2において、22は混合膜、21は充填材である。ここで、混合膜22はマトリックス蛍光体と充填材の複合部材を示す。
基板13は、本発明の構造体である光機能性薄膜を発光デバイスとして用い、且つ基板側より光を取り出す場合は、発光した光が透過するよう透明なガラスやプラスチックであることが好ましい。光を上面より取り出す場合は基板の種類には依らない。
下地層13の上には下地層があっても構わない。特に電気的に発光させる場合には電極層が必要となる。この下地層の成膜には、蒸着法・気相法、めっき等の液相法、ゾル-ゲル等の固相法等、薄膜作成方法には依らない。本発明の光機能性薄膜を発光デバイスとして用い、且つ基板側より光を取り出す場合は、発光した光が透過するようにIn23やSnO2、ZnO、ITO等の導電性を有する透明薄膜であることが好ましい。上面より光を取り出す場合は、金属・合金等を主成分とする材料が用いられる。
前記マトリックス蛍光体11は、細孔12もしくは充填材21を含むナノ構造薄膜であり、(Si,Ge)とAlを主成分としている。前記ナノ細孔体や充填材の平均径は20nm以下、細孔の平均間隔が30nm以下であり、前記細孔が柱状形状で互いに独立し、且つ膜面に対して垂直またはほぼ垂直となるナノ細孔体である。
以下、前記ナノ細孔体に関して詳細に説明する。
図6は、本発明におけるSi(又はGe、SiGe)を主成分とするナノ細孔体の概略図である。
前記ナノ細孔体は、第1の材料としてAl、第2の材料としてSi,Geの少なくとも1種類以上の元素を主成分とするマトリックス部を含む、図6に示す構造体を基にして形成される。61はAl(Si,Ge)混合膜、62はマトリックス、63はAlシリンダ、64は基板である。
前記構造体は、前記第1の材料を含み構成される柱状の部材が、前記第2の材料を含み構成される領域に取り囲まれており、且つ前記構造体には前記第2の材料が、前記第1の材料と第2の材料の全量に対して20atomic%以上70atomic%以下の割合で含まれていることを特徴とする。
上記割合は、前記構造体を構成する前記第1の材料と第2の材料の全量に対する前記第2の材料の割合を示しており、好ましくは25atomic%以上65atomic%以下、より好ましくは30atomic%以上60atomic%以下である。
尚、実質的に柱状形状が実現していればよく、例えば柱状部分に前記第2の材料が含まれていてもよいし、柱状部分を取り囲む領域に前記第1の材料が含まれていてもよい。また、前記柱状部分及びその周囲を取り囲む領域の部材にO、Ar、などの元素が含まれていてもよい。
上記割合は例えば誘導結合型プラズマ発光分析法で定量分析することにより得られる。
前記第2の材料である、前記Si,Geの少なくとも1種類以上の元素を主成分とする前記マトリックス部は非晶質となることが望ましい。第1及び第2の材料としては、両者の成分系相平衡図において、共晶点を有する材料(いわゆる共晶系の材料)であることが好ましい。特に共晶点が300℃以上好ましくは400℃以上であるのがよい。
前記柱状部分の部材の径(平面形状が円の場合は直径)は、主として前記構造体の組成(即ち、前記第2の材料の割合)に応じて制御可能であるが、その平均径は、20nm以下、好ましくは1nm以上15nm以下である。
また、複数の柱状部分を形成する部材の中心間距離2R(図2)は、30nm以下、好ましくは5nm以上20nm以下である。勿論、中心間距離の下限として上記2Rは柱状の部材どうしが接触しない間隔は最低限備えている必要がある。
前記構造体は、膜状の構造体であることが好ましく、かかる場合、前記柱状の部材は膜の面内方向に対して略垂直になるように前記第2の材料を含み構成される部材中に分散していることになる。前記膜状構造体の膜厚としては、特に限定されるものではないが、1nm〜1μm程度であることが好ましい。
前記ナノ細孔体は、前記構造体から前記柱状の部材を選択的に除去することにより形成されることを特徴とする。
前記構造体から前記柱状の部材を除去することにより複数の柱状の孔を有する細孔体が形成される。エッチングには、柱状の部材を選択的に除去できればよく、エッチング液としては例えば、燐酸、硫酸、塩酸、硝酸などの酸が好適である。前記除去により形成される細孔体の孔は、互いに連結せず独立していることが好適である。そして、前記細孔体の細孔内に種々の材料を充填することで発光特性の優れた光機能性薄膜を提供することが可能である。特にマトリックス部分と反応してマトリックス材料の一部もしくは全てを蛍光材料とする充填材料が挙げられる。または、誘電体特性を有する材料が挙げられる。
以下に、本発明におけるナノ構造体の製造方法について詳細に説明する。大きく分けて本発明の製造方法には2種類ある。第一の製造方法としてはマトリックス材料自身が蛍光特性を有する場合の製造方法であり、充填材料は無くても構わない、もしくは充填材料に誘電体や電極材を用いるものである。第二の製造方法としては細孔を形成した後、マトリックス材料と反応させて蛍光特性を出す製造方法である。
まず、第一の製造方法を順に説明するが、ここで分ける工程は以下のとおりである。即ち(1)成膜工程(i)下地膜、(ii)AlSi(又はAlGe,AlSiGe)成膜、(2)細孔体形成工程、(3)蛍光体特性向上工程である。また、以下に示す実施形態の一例には、(1)成膜工程(ii)AlSi(又はAlGe,AlSiGe)成膜で用いる材料として、AlSiの場合に関して説明を行うが、Siの一部または全部をゲルマニウムに置き換えても本工程に変化はなく、本実施形態では説明の便宜上AlSiとして説明する。
図3は、本発明におけるナノ構造体の第一の製造方法に関する工程図である。
31はAlSi:Eu薄膜、32はガラス基板、33はAlSi:Eu構造体薄膜、34は細孔、35はマトリックス蛍光体である。
<工程(1)成膜工程(i)下地膜>
前記下地膜は、特にEL発光をさせる場合の電極となるため、電導性を有する薄膜であることが好ましい。
また、本発明の構造体である光機能性薄膜を発光デバイスとして用い、且つ基板側より光を取り出す場合は、前記下地膜は、発光した光が透過するようにIn23やSnO2、ZnO、ITO等の導電性を有する透明薄膜であることが好ましい。上面より光を取り出す場合は、金属・合金等を主成分とする導電性材料であり、透明薄膜である必要はない。
また、成膜には、蒸着法・スパッタ法等の物理的手法(PVD)、化学的手法(CVD)等を用いる気相法、めっき等の液相法、ゾル−ゲル等の固相法等、任意の薄膜作成方法を適用することが可能である。
本発明では、良好な膜厚分布を有する薄膜を比較的容易に形成できるスパッタリング法を用いている。また、スパッタリング法を用いて成膜された下地膜には、ターゲット材料の他に、使用ガスであるArや真空装置内の不純物であるAr、O等が一部混入されていても支障がない。
<工程(1)成膜工程(ii)AlSi(又はAlGe,AlSiGe)成膜>
(a)AlとSiを用意する工程
図5は、本発明におけるAlSi構造体の形成方法を示す図である。
原料としてのSi及びAlを、例えば、図5に示すように、Alのターゲット(基板)54上にSiチップ53を配置する。51は基板、52は基板ホルダである。
(b)AlSi構造体の形成工程
次に、基板上にAlSi構造体を形成する。ここでは、非平衡状態で物質を形成する成膜法として、スパッタリング法を用いた、AlSi混合体を成膜する方法について説明する。
基板上に、マグネトロンスパッタリング法により、AlSi構造体を形成する。AlSi構造体は、Alを主成分とする柱状の部材21と、その周囲を取り囲むSiを主成分とする部材から構成される。
原料としてのSi及びAlは、図5のようにAlのターゲット(基板)54上にSiチップ53を配することで達成される。Siチップは、図5では、複数に分けて配置しているが、勿論これに限定されるものではなく、所望の成膜が可能であれば、1つであっても良い。但し、均一なAlを含む柱状の部材をSi領域内に均一に分散させるには、前記基板51に対象に配置しておくのがよい。Alターゲットに対するSiチップの量及び配置の制御により、AlとSiの割合を簡単に変化させることができる。
形成される膜中のSiの量は、AlとSiの全量に対して20〜70atomic%であり、好ましくは25〜65atomic%、さらに好ましくは30〜60atomic%である。Si量が斯かる範囲内であれば、Si領域内にAlの柱状の部材が分散したAlSi構造体が得られる。
尚、このような方法でAlSi構造体を形成すると、AlとSiが準安定状態の共晶型組織となり、AlがSiマトリックス内に数nmレベルのナノ構造体(柱状の部材)を形成し、自己組織的に分離する。そのときのAlはほぼ円柱状形状であり、その孔径は1〜20nmであり、間隔は5〜30nmである。
また、非平衡状態で成膜を行う場合、特にスパッタリング法の場合は、Arガスを流したときの反応装置内の圧力は、0.2〜1Pa程度が好ましい。また、プラズマを形成するための出力は4インチターゲットでは、150〜1000W程度が好ましい。しかし、特に、これに限定されるものではなく、Arプラズマが安定に形成される圧力及び出力であればよい。
非平衡状態で物質を形成する成膜法は、スパッタリング法が好ましいが抵抗加熱蒸着、電子ビーム蒸着(EB蒸着)をはじめとする任意の非平衡状態で物質を形成する成膜法が適用可能である。
上記の様にして成膜されたAlSi構造体は、Alを主成分とする組成からなるAlを含む柱状の部材21と、その周囲を取り囲むSiを主成分とする部材を備える。
Alを含有する柱状の部材部の組成は、Alを主成分とするが、柱状構造の微細構造体が得られていれば、Si、H、O、Ar、Nなどの他の元素を含有していてもよい。
また、Alを含む柱状の部材の周囲を取り囲んでいるSiを主成分とする部材の組成は、柱状構造の微細構造体が得られていれば、Al、O、Arなどの各種の元素を含有してもよい。
ここで、上記マトリックス部分に蛍光体特性を持たせるにはマトリックス内に希土類元素を添加しておくことが好ましい。希土類元素の添加量は数atomic%であることが好ましい。
<工程(2)細孔体形成工程>
前記AlSi構造体中のAlを主成分とする柱状の部材のみを選択的にエッチングする。その結果、AlSi構造体には、細孔を有するSi領域のみが残り、Si細孔体が形成される。尚、Si細孔体中の細孔径2rが20nm以下、細孔間隔2Rが30nm以下であるが、好ましくは、細孔径2rは1〜15nmであり、その間隔2Rは5〜20nmである。また、長さLは1nm〜1μmの範囲である。
エッチングに用いる溶液は、例えばAlを溶かしSiをほとんど溶解しない、燐酸、硫酸、塩酸、クロム酸溶液などの酸が挙げられるが、特に酸の種類に限定されるものではない。また、数種類の酸溶液を混合したものを用いてもかまわない。またエッチング条件は、例えば、溶液温度、濃度、時間などは、作製するSi細孔体に応じて、適宜設定することができる。
<工程(3)アニール工程>
蛍光特性を向上させるには、上記細孔形成後にアニールを施すことが有効である。特に希土類酸化物を形成するには成膜時にEuなどの希土類を添加しておき、細孔形成時にマトリックスを酸化させておき、アニールすることが有効である。希土類としてEuを用いた場合にはEuSiOやEu2SiO4などのEuとSiの複合酸化物の微粒子がマトリックス中に生成される。
次に、第二の製造方法を順に説明するが、ここで分ける工程は以下の通りある。(1)成膜工程(i)下地膜、(ii)AlSi(又はAlGe.AlSiGe)成膜、(2)細孔形成工程、(3)反応材料充填工程、(4)アニール工程である。
図4は、本発明におけるナノ構造体の第二の製造方法に関する工程図である。
41はAlSi薄膜、42はガラス基板、43はAlSi構造体薄膜、44は細孔、45は充填材料、46は蛍光体薄膜である。
工程(1)成膜工程と(2)細孔体形成工程は第一の製造方法と同様である。
<工程(3)反応材料充填工程>
反応材料としてはマトリックス材料と反応して蛍光特性を出されることが可能なものなら特に限定はない。また、充填方法も蒸着法・スパッタ法等の物理的手法(PVD)、化学的手法(CVD)等を用いる気相法、めっき等の液相法、ゾル−ゲル等の固相法等を適用することが可能である。
これには例えばEu酸化物を形成出来るゾルゲル材料が挙げられる。ゾルゲル材料は塗布法で細孔内に充填することが比較的容易であり、コストの面からも有利である。細孔への充填率を上げるには塗布後に真空脱気を行うことが有効である。
また、電気めっき法によりZnOを電着充填してアニールによりSiと反応させる方法も挙げられる。この場合には発光中心としてMnを添加しておくことが必要である。
前記工程を経て作製した前記光機能性薄膜の特性をAC駆動型EL素子にするには電極や誘電体を設けることが必要である。
図7に、そのAC駆動型EL素子の構造を示す概略図である。
図中71は本発明の光機能性薄膜である発光層、72は背面電極、73は絶縁体(誘電体)、74は表面電極である。ここで、AC駆動型EL素子として機能するデバイスとする場合、発光層71の基板には10〜20Ωの中抵抗p−typeのSiウェハーを用い、背面電極34として予めAlを蒸着により成膜してオーミック接合を形成した物が利用可能である。前記工程(1)〜(4)終了後、絶縁体73として機能するSiO2膜を数100nm成膜した。絶縁破壊防止のために成膜する前記絶縁体(誘電体)層74としてはA123、SiO2、Y23、Ta25、BaTiO3などの酸化物やSi34、AlN、BNなどの窒化物などが用いられる。更に、絶縁体73上に表面電極として透明電極であるITO(Indium Tin Oxide)を100nm成膜したものが利用可能である。
この様にして得られたAC駆動型EL素子の表面(透明)電極と背面電極間に数100V、数100〜数KHzの交流電圧を印加することにより、発光層内の蛍光体が発光し光は表面(透明)電極74を通して上方に放出される。
反応材料として例えば以下のものを挙げることができる
Zn2SiO4:Mn、BaSi2Al28:Eu2+、Ba2SiO4:Eu2+、Y2SiO5:Tb、Zn2SiO4:Mn、BaAl2Si28:Eu2+、Y2SiO5:Ce
以下、実施例を用いて本発明を更に説明する。
「実施例1」
本実施例では、図3の工程図により、以下の(1)〜(3)の工程により形成したPtナノ細線を具備するナノ構造体を形成した一例を示す。
(1)成膜工程(図3−(a))
基板としてガラス基板を用いた。基板51上にマグネトロンスパッタリング法によりAlSiを主成分としEuが微量成分とする膜厚100nmのAlSi:Eu構造体薄膜31を形成した。このAlSi:Eu構造体薄膜43をFE−SEM(電界放出走査型電子顕微鏡)にて観察した結果、Si領域に囲まれた円形のAlを含む柱状の部材が二次元的に配列した構造を形成していた。Alを含む柱状の部材を形成している細孔径は8nmであり、その平均中心間間隔は12nmであった。また、誘導結合型プラズマ発光分析法を用いてこのAlSi:Eu構造体薄膜の組成分析を行ったところ、SiがAlSi:Euの全量に対して約40atomic%、Euが約5atomic%含んだAlSi:Eu構造体であった。
この他、Al/Siの比を調整することにより、Siの量がAlSi:Euの全量に対して20〜70atomic%のAlSi構造体を作成することが可能である。
(2)細孔体形成工程(図3−(b))
(1)の工程により作成した薄膜を、温度30℃、0.3Mの燐酸に3時間浸し、Al柱状構造部分のみを選択的にエッチングして細孔体を形成した。この細孔体表面をFE−SEMにより観察したところ、直径8nm、間隔12nmの細孔54が形成されていた。更に、断面構造をFE−SEMにより観察した所、Alを含む柱状の部材部分は完全に溶解しており、Siにより隔たれたナノホールが互いに独立して形成していた。また、細孔54の底部に被膜の存在は確認できず、下地のガラス表面が露出しているものと考えられる。尚、本工程により作成されたナノ細孔体はエッチング工程により一部酸化が進行していた。
(3)アニール工程(図3−(c))
工程(2)で形成した細孔を有する試料をAr中500℃で1時間アニールした。その結果、細孔はまだ存在しておりSi−Al−Eu−Oの混合物が得られているものと考えられる。
比較例として同じ組成のAl−Si−Eu膜をスパッタしてそのままAr中でアニールした試料を作成した。そしてHe−Cdレーザーで励起して蛍光特性を評価したところ、本発明で得られた試料は比較例に対して1桁以上の蛍光強度が観測された。
「実施例2」
本実施例では、図4の工程図により、以下の(1)〜(4)の工程により形成したPtナノ細線を具備するナノ構造体を形成した一例を示す。
(1)成膜工程(図4−(a))
基板としてp−Si基板を用いた。基板51上にマグネトロンスパッタリング法によりAlSiを主成分とする膜厚100nmのAlSi構造体薄膜43を形成した。このAlSi構造体薄膜43をFE−SEM(電界放出走査型電子顕微鏡)にて観察した結果、Si領域に囲まれた円形のAlを含む柱状の部材が二次元的に配列した構造を形成していた。Alを含む柱状の部材を形成している細孔径は8nmであり、その平均中心間間隔は12nmであった。また、誘導結合型プラズマ発光分析法を用いてこのAlSi構造体薄膜の組成分析を行った所、SiがAlSiの全量に対して約40atomic%含んだAlSi構造体であった。
この他、Al/Siの比を調整することにより、Siの量がAlSiの全量に対して20〜70atomic%のAlSi構造体を作成することが可能である。
(2)細孔体形成工程(図4−(b))
実施例1と同様にして細孔を形成した。
(3)細孔への材料充填工程(図4−(c))
細孔へEu酸化物を充填する為にEuのアルコキシドであるEu(O−i−C373をスピンコートした後、約1Torrまで真空脱気して材料を細孔内へ浸透させた。
(4)アニール工程(図4−(d))
工程(3)で形成した細孔にEuアルコキシドを充填させた試料をAr中600℃で1時間アニールした。その結果、細孔中にはEu酸化物が形成され、マトリックス部分がSiとEuの複合酸化物が形成されていた。そしてHe−Cdレーザーで励起して蛍光特性を評価したところ、Euに起因する蛍光強度が観測された。
「実施例3」
次に蛍光体薄膜を形成してEL素子を作製した実施例を説明する。細孔までは実施例2と同様に作製した。但し基板としてはWを20nm成膜したガラス基板を用いた。また細孔内へ充填する材料としてZnとMnの混合材料をスピンコートしてアニールを実施例2と同様に施した。
上記工程を経て作製した光機能性薄膜の発光特性を評価するために、図7に示すようなAC駆動型EL素子を作製した。素子作製には光機能性薄膜上にスパッタリング法により数100nmのSiO2絶縁層薄膜73を作製した。そして前記絶縁層55上に透明電極74をITO成膜により作製した。
室温にて200v、200Hzの電界を印加したところ、本発明の素子は強い発光強度を示した。
本発明の構造体である光機能性薄膜を模式的に示す概略図である。 本発明の構造体である光機能性薄膜の他の例を模式的に示す概略図である。 本発明における構造体の第一の製造方法に関する工程図である。 本発明における構造体の第二の製造方法に関する工程図である。 本発明におけるAlSi構造体の形成方法を示す図である。 本発明におけるSi(又はGe、SiGe)を主成分とするナノ細孔体の概略図である。 AC駆動型EL素子の構造を示す概略図である。
符号の説明
11 マトリックス蛍光体
12 細孔
13 基板
21 充填材料
22 混合膜
31 AlSi:Eu薄膜
32 ガラス基板
33 AlSi:Eu構造体薄膜
34 細孔
35 マトリックス蛍光体
41 AlSi薄膜
42 ガラス基板
43 AlSi構造体薄膜
44 細孔
45 充填材料
46 蛍光体薄膜
51 基板
52 基板ホルダ
53 Si又はGeチップ
54 Alターゲット
61 Al(Si,Ge)混合膜
62 マトリックス
63 Alシリンダ
64 基板
71 発光層
72 背面電極
73 誘電体
74 表面電極

Claims (9)

  1. 基板の上に形成する構造体であって、
    前記構造体は、共晶を形成し得る材料を2種類以上と発光材料とを含有し且つ基板に対してほぼ垂直な孔を備えることを特徴とする構造体。
  2. 基板の上に形成する構造体であって、
    前記構造体は、共晶を形成し得る材料を2種類以上含有し且つ基板に対してほぼ垂直な孔を備え、前記材料と反応する発光材料が前記孔に充填されていることを特徴とする構造体。
  3. 前記孔の平均直径が20nm以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の構造体。
  4. 前記発光材料が希土類であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の構造体。
  5. 前記希土類がEuであることを特徴とする請求項4に記載の構造体。
  6. 前記EuがEuSiO又はEu2SiO4の化合物を形成していることを特徴とする請求項5に記載の構造体。
  7. 請求項1〜6に記載の構造体を少なくとも透明電極層と背面電極層の間に備えることを特徴とするEL発光素子。
  8. 基板上に、基板に対してほぼ垂直な柱状の第1の部材とそれを取り囲む第2の部材を備え、発光材料を含有する構造体を作成する工程、前記第1の部材を除去し孔を形成する工程、前記構造体をアニールする工程とを有することを特徴とする構造体の製造方法。
  9. 基板上に、基板に対してほぼ垂直な柱状の第1の部材とそれを取り囲む第2の部材を備える構造体を作成する工程、前記第1の部材を除去し孔を形成する工程、前記孔に発光材料を充填する工程と、前記発光材料と第2の部材とを反応させる工程とを有することを特徴とする構造体の製造方法。
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