JP2005063313A - データ検索装置 - Google Patents

データ検索装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005063313A
JP2005063313A JP2003295428A JP2003295428A JP2005063313A JP 2005063313 A JP2005063313 A JP 2005063313A JP 2003295428 A JP2003295428 A JP 2003295428A JP 2003295428 A JP2003295428 A JP 2003295428A JP 2005063313 A JP2005063313 A JP 2005063313A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
search
data
dictionary
displayed
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003295428A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Okuda
佳弘 奥田
Koichi Hayashi
浩一 林
Michiko Konakawa
径子 粉川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2003295428A priority Critical patent/JP2005063313A/ja
Publication of JP2005063313A publication Critical patent/JP2005063313A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract


【課題】 操作性を向上させたデータ検索装置を提供する。
【解決手段】 絞り込み検索結果画面が表示された状態で、表示切替キーを入力すると、検索種別が変更され、選択検索種別情報24cには、完全一致検索が記憶される。制御部22は、直前に絞り込み検索で使用した検索キーを検索キーとして完全一致検索処理を行う。検索キーとなる文字は、絞り込み検索処理中は、新たに文字が入力される度に記憶部24の入力文字情報24aに記憶された文字が更新される。表示切替キーが入力された場合、制御部22は、入力された時点で入力文字情報24aに記憶されている文字を検索キーとして完全一致検索処理を行う。
【選択図】 図2

Description

本発明は、入力された文字を検索キーとして、コンテンツデータ内を検索し、検索結果を表示するデータ検索装置に関する。
データ検索装置である電子辞書装置は、紙製の辞書数冊分に相当するデータをコンパクトなサイズにまとめることができ、搭載される辞書データ数も増加する傾向にある。おおよそこれらの電子辞書装置は搭載されている辞書(コンテンツ)データをメニュー画面に一覧表示し、ユーザが、その中から使用する辞書データを選択するという操作により目的の検索画面を呼び出す。検索画面には、文字を入力する領域があり、ユーザはキーボードなどの入力手段を用いて検索したい文字を入力する。電子辞書装置は、入力された文字を検索キーとして辞書データを検索する。このとき、検索種別をユーザが選択することも可能である。検索種別には、辞書データ内の見出し語のうち、最初の部分と検索キーとが少なくとも一致する見出し語を検索する前方一致検索、検索キーと完全に一致する見出し語を検索する完全一致検索などがある。
特許文献1記載の検索装置は、検索メニューを表示し、不完全一致(前方一致)検索か完全一致検索かが選択されると、索引語(検索キー)の入力を受けつけ、選択された検索の種類に応じた検索を行う。検索結果として該当索引語の一覧表を表示し、いずれかが選択されると、選択された該当索引語の説明文を表示する。ここで、完全一致検索の場合、該当索引語が一つであった場合には、該当索引語の一覧表を表示せずに説明文を表示する。
特開平10−105563号公報
特許文献1記載の検索装置は、検索種別として、不完全一致検索または完全一致検索を選択することができるが、同じ検索キーに対して、検索種別を変更するには、一旦検索メニュー画面に戻らなければならない。さらに、検索メニュー画面に戻って、再度同じ検索キーを入力する必要がある。
このように、従来の電子辞書装置では、複数の検索種別で検索するには、操作が煩雑になるという問題がある。
本発明の目的は、操作性を向上させたデータ検索装置を提供することである。
本発明は、文字を入力する文字入力手段と、
入力された文字を検索キーとしてコンテンツデータの検索を行うデータ検索手段と、
データ検索手段による検索結果を表示する表示手段と、
複数の検索種別から1つの検索種別を選択する検索種別選択手段と、
検索種別選択手段によって検索種別が選択されると、選択された検索種別で検索を行うようにデータ検索手段を制御する制御手段とを有し、
検索結果が表示された状態で別の検索種別が選択されると、選択された検索種別での検索結果を表示することを特徴とするデータ検索装置である。
また本発明は、検索キーとして入力された文字を記憶する文字記憶手段を有し、
検索結果が表示された状態で別の検索種別が選択されると、文字記憶手段に記憶されている文字を検索キーとし、選択された検索種別で検索を行うことを特徴とする。
また本発明は、検索種別は、前方一致検索、後方一致検索、部分一致検索および完全一致検索のいずれかを含むことを特徴とする。
また本発明は、コンテンツデータは複数あり、
データ検索手段は、全てまたは所定のコンテンツデータを対象として検索を行い、
全てまたは所定のコンテンツデータの検索結果を表示することを特徴とする。
また本発明は、コンテンツデータごとの優先順位を入力する優先順位入力手段を有し、
入力された優先順位に基づく順序で検索結果を表示することを特徴とする。
また本発明は、コンテンツデータが検索に使用された回数に基づく順序で検索結果を表示することを特徴とする。
また本発明は、コンテンツデータが検索に使用された履歴に基づく順序で検索結果を表示することを特徴とする。
また本発明は、現在選択されている検索種別を表示することを特徴とする。
本発明によれば、文字入力手段から文字を入力すると、データ検索手段は、入力された文字を検索キーとしてコンテンツデータの検索を行う。このとき、検索種別選択手段が、複数の検索種別から1つの検索種別を選択すると、データ検索手段は、制御手段の制御によって、選択された検索種別で検索を行う。検索が終了すると、表示手段が検索結果を表示する。
検索結果が表示された状態で別の検索種別が選択されると、選択された検索種別での検索結果を表示する。
たとえば、データ検索装置を、コンテンツデータが辞書データである電子辞書装置とする。検索種別としては、前方一致検索と完全一致検索とを考える。前方一致検索による検索結果を表示している状態で、ユーザの操作によって完全一致検索が選択されると、完全一致検索による検索結果を表示する。
このように、少ない操作で簡単に検索種別を切り替えて検索結果を表示することができるので、操作性が向上する。
また本発明によれば、文字記憶手段が検索キーとして入力された文字を記憶しておき、検索結果が表示された状態で別の検索種別が選択されると、データ検索手段は、文字記憶手段に記憶されている文字を検索キーとして検索を行う。これにより、文字を再度入力しなくても検索種別を切り替えることができる。
また本発明によれば、検索種別は、前方一致検索、後方一致検索、部分一致検索および完全一致検索を含む。これにより、あらゆる検索種別に対応することができ、汎用性が向上する。
また本発明によれば、コンテンツデータは複数あり、データ検索手段は、全てまたは所定のコンテンツデータを対象として検索を行う。また、全てまたは所定のコンテンツデータの検索結果を表示する。これにより、複数のコンテンツデータを対象とした検索が可能であり、利便性が向上する。
また本発明によれば、優先順位入力手段によって、コンテンツデータごとの優先順位を入力することが可能で、入力された優先順位に基づく順序で検索結果を表示する。これにより、ユーザが優先順位を入力することで、ユーザの好みに応じて検索結果の表示順序を設定することができる。
また本発明によれば、コンテンツデータが検索に使用された回数に基づく順序で検索結果を表示する。
また本発明によれば、コンテンツデータが検索に使用された履歴に基づく順序で検索結果を表示する。
これにより、ユーザは、回数または履歴に基づいてよく使用されるコンテンツデータの検索結果を容易に探し出すことができる。
また本発明によれば、現在選択されている検索種別を表示する。ユーザは、表示されている検索結果がいずれの検索種別の検索結果であるかを確実に知ることができる。
本実施形態では、データ検索装置の1つとして電子辞書装置について説明する。図1は、本発明の実施の一形態である電子辞書装置1の外観図である。電子辞書装置1は、表示部11、ファンクションキー12、文字キー13、電源スイッチ14、決定キー15、カーソルキー16、表示切替キー17および戻るキー18を備えている。また、電子辞書装置1は、表示部11が設けられた第1筐体100と、文字キー13などの各キーが設けられた第2筐体200とからなり第1筐体100と第2筐体200とはヒンジ300を介して接続されている。未使用時には、第1筐体100および第2筐体200を折り畳み、コンパクトに収納することができる。
表示部11は、LCD(液晶表示装置)などで実現され、メニュー画面、入力された文字、その文字により表される単語の検索結果などを表示する表示手段である。ファンクションキー12は、たとえば英和キーや和英キーなどを含み、電子辞書装置1の各種の動作モードを選択する際に操作される。文字キー13はアルファベットキーおよびかなキーなどの文字キーに加え、数字キーおよび記号キーを含むキー群で構成され、検索キーとする文字などを入力する際に操作される。電源キー14は、電子辞書装置1の電源をオン/オフするときに操作される。決定キー15は、所定の入力および選択を決定する際に操作される。カーソルキー16は、上下左右の各キーで構成され、表示部11に表示されたカーソルの移動、および表示部11の表示画面のスクロールを行う際に操作される。表示切替キー17は、後述するように完全一致検索の検索結果と、絞り込み検索の検索結果との表示を切り替えるときに操作される。戻るキー18は、表示画面を一つ前の画面に戻すときに操作される。
図2は、電子辞書装置1の電気的構成を示すブロック図である。電子辞書装置1は、表示部11、入力部21、制御部22、辞書データベース部23および記憶部24を有する。入力部21は、検索する文字などの入力や制御コマンドの入力などを行うために操作される文字入力手段であり、図1のファンクションキー12、文字キー13、電源キー14、決定キー15、カーソルキー16、表示切替キー17および戻るキー18がこれに含まれる。ファンクションキー12には、全辞書検索処理を開始するための全辞書検索キーなどが含まれる。制御部22は、CPU(中央演算処理装置)などで実現され、文字をキーとして辞書データベース部23に記憶される辞書データを検索する検索処理、およびメニュー画面や検索結果画面を表示部11に表示させる表示処理、検索履歴などを記憶部24に格納する記憶処理などを実行し、電子辞書装置1全体の制御を行う制御手段である。辞書データベース部23は、コンテンツデータである複数の辞書データ(第1辞書23a、第2辞書23b、…、第N辞書23c)からなる。辞書データとは、英和辞典や広辞苑といった辞書の内容を電子化したものである。記憶部24は、入力文字情報24a、検索優先順位情報24b、選択検索種別情報24cを含み、ユーザの検索履歴および辞書の動作設定なども格納する。入力文字情報24aは、検索キーとして入力された文字を記憶する文字記憶手段である。検索優先順位情報24bは、複数の辞書データのうち検索する順序や、結果を表示する順序などを決定するための優先順位テーブルを記憶する。選択検索種別情報24cは、現在選択されている検索種別を記憶する。また、表示部11は、検索キーとして入力された文字を表示する入力文字表示処理部11a、検索結果を表示する検索結果表示処理部11b、表示している検索結果が完全一致検索の検索結果か絞り込み検索の結果かを表示する検索種別表示処理部11cを有する。
なお、データ検索手段は、制御部22および入力文字情報24aで構成される。検索種別選択手段は、表示切替キー17、制御部22および選択検索種別情報24cで構成される。優先順位入力手段は、入力部21、制御部22および検索優先順位情報24bで構成される。
以下では、検索処理について説明する。なお、検索対象の辞書データは、1つであっても複数であってもよいが、ここでは、全ての辞書データを検索対象とする全辞書検索処理について説明する。
全辞書検索処理には、主に2つの検索種別がある。1つは絞り込み検索であり、もう1つは完全一致検索である。絞り込み検索は、少なくとも検索キーを含む見出し語を全て検索結果として表示する。絞り込み検索にはさらに、辞書データ内の見出し語のうち、最初の部分と検索キーとが少なくとも一致する見出し語を検索する前方一致検索、最後の部分と検索キーとが少なくとも一致する見出し語を検索する後方一致検索、部分にかかわらず検索キーが含まれる見出し語を検索する部分一致検索がある。完全一致検索は、検索キーと完全に一致する見出し語を検索結果として表示する。
全辞書検索処理は、ファンクションキー12の1つである全辞書検索キーをユーザが入力することで開始する。なお、全辞書検索処理では、初期の選択種別として絞り込み検索が選択される。したがって、全辞書検索キーが入力されると、選択検索種別情報24cには、絞り込み検索が記憶される。
図3は、全辞書検索初期画面30の表示例を示す図である。
全辞書検索キーが入力されると表示部11に全辞書検索初期画面30が表示される。全辞書検索初期画面30が表示された状態で検索したい文字の1文字目を文字入力領域30aに入力すると、図4に示すような、絞り込み検索結果画面31が表示される。ここでは、1文字目として「い」が入力され、制御部22が「い」を検索キーとして絞り込み検索のうち前方一致検索処理が行われる。したがって、検索結果表示領域31aには、最初の文字が「い」で始まる見出し語が検索結果として表示され、検索種別表示領域31bには、タグ表示によって、現在表示している検索結果の種別が絞り込み検索であることが示される。
続いて、2文字目として「ち」を入力すると、検索キーは「いち」に変更され、再度前方一致検索処理が行われる。したがって、図5に示す絞り込み検索結果画面32のように、検索結果表示領域32aには、最初の文字が「いち」で始まる見出し語が検索結果として表示される。検索種別は変化していないので、検索種別表示領域32bは、絞り込み検索を表示したままである。
さらに、3文字目として「ご」を入力すると、検索キーは「いちご」に変更され、再度前方一致検索処理が行われる。したがって、図6に示す絞り込み検索結果画面33のように、検索結果表示領域33aには、最初の文字が「いちご」で始まる見出し語が検索結果として表示される。検索種別は変化していないので、検索種別表示領域33bは、絞り込み検索を表示したままである。
図6に示す絞り込み検索結果画面33が表示された状態で、表示切替キー17を入力すると、検索種別が変更され、選択検索種別情報24cには、完全一致検索が記憶される。制御部22は、直前に絞り込み検索で使用した検索キー、この例では、「いちご」を検索キーとして完全一致検索処理を行う。
図7は、完全一致検索結果画面34の表示例を示す図である。検索結果表示領域34aには、検索キーである「いちご」と完全に一致する見出し語が検索結果として表示され、検索種別表示領域34bには、タグ表示によって、現在表示している検索結果の種別が完全一致検索であることが示される。
このように、絞り込み検索結果画面が表示された状態で、表示切替キー17を入力するだけで検索種別が切り替わり、完全一致検索結果画面が表示されるので、検索種別を切り替えるためにメニュー画面に戻る必要がない。
検索キーとなる文字は、絞り込み検索処理中は、新たに文字が入力される度に記憶部24の入力文字情報24aに記憶された文字が更新される。表示切替キー17が入力された場合、制御部22は、入力された時点で入力文字情報24aに記憶されている文字を検索キーとして完全一致検索処理を行うので、検索種別を変更したとしても再度検索キーを入力する必要がない。
以上のように、従来に比べて極めて少ない操作で検索種別を変更することができ、操作性が向上される。
次に、検索結果表示について詳細に説明する。
検索対象となる辞書データが複数あるため、検索結果も複数の辞書データにわたって表示され、入力した検索キーによっては、非常に大量の検索結果を表示する必要がある。検索結果表示が1画面に収まらない場合は、検索結果画面が表示された状態で、カーソルキー16などを入力し、画面をスクロールさせるなどして検索結果を表示させる。しかし、ユーザが表示させたい辞書データの検索結果を表示させるために、どれだけスクロールさせればよいのか不明であるため、従来の電子辞書装置は非常に使い勝手が悪いものとなっていた。
これに対して、本発明は辞書データごとに検索結果を表示させる優先順位を設定し、設定された優先順位に基づいて検索結果を表示することができる。
図8は、検索優先順位情報24bに記憶されている優先順位テーブル40の構成を示す図である。
優先順位テーブル40に設定される項目は、辞書名400、使用回数401、使用履歴402および優先順位403である。辞書名400は、辞書データのタイトルである。図では、「和英辞典」、「広辞苑」、「漢字辞典」、「古語辞典」、「類語新辞典」が登録されている。使用回数401は、辞書名400に記憶されているタイトルを有する辞書データが、現在までに検索処理に使用された回数である。使用履歴402は、辞書名400に記憶されているタイトルを有する辞書データを用いて検索処理が行われた最新の日付である。なお、記憶される履歴としては、各辞書データ間で比較できるように、年、月、日付(分)まで記憶しておくことが望ましい。優先順位403に記載されている数値は、優先順位決定条件に従って決定され、制御部22は、優先順位403を参照し、検索結果画面では、これに基づいて数値が小さい順に検索結果を上から表示する。なお、優先順位403には、予め初期値が設定されており、工場出荷時や、優先順位決定条件が設定さていないときは、初期値が用いられる。
たとえば、図8に示した優先順位テーブル40の優先順位は初期値であり、優先順位が「1」の辞書データの辞書名は「広辞苑」、優先順位が「2」の辞書名は「類語新辞典」、優先順位が「3」の辞書名は「古語辞典」、優先順位が「4」の辞書名は「和英辞典」、優先順位が「5」の辞書名は「漢字辞典」である。図7に示した検索結果画面は、図8の優先順位に基づいて表示されている。
優先順位決定条件としては、ユーザによる設定順、使用回数が多い順、使用履歴が新しい順がある。ユーザによる設定順に表示するモードをユーザ設定モード、使用回数が多い順に表示するモードを使用回数モード、使用履歴が新しい順に表示するモードを使用履歴モードと呼ぶ。
使用回数モードで検索結果を表示する場合、優先順位テーブルの使用回数に基づいて優先順位を決定する。たとえば、図9に示す優先順位テーブル41の場合、使用回数411に記憶されている数値を比較すると、多い順に辞書名410は「広辞苑」、「和英辞典」、「漢字辞典」、「類語新辞典」、「古語辞典」であるので、この順に優先順位413の数値を変更する。したがって、優先順位413の数値を、「広辞苑」が「1」、「和英辞典」が「2」、「漢字辞典」が「3」、「類語新辞典」が「4」、「古語辞典」が「5」にそれぞれ変更する。
図10は、使用回数モードで表示した完全一致検索結果画面35の表示例を示す図である。検索結果表示領域35aには、検索キーである「いちご」と完全に一致する見出し語が、上記の優先順位に従って、上から順に表示されている。
なお、図9に示した優先順位テーブル41では、「漢字辞典」の回数と、「類語新辞典」の回数とが同じとなっている。このような場合、回数のみでは優先順位413を決定することができないため、さらに使用履歴412を参照する。履歴が新しい方を上に表示する、すなわち優先順位の数値を小さくすればよい。たとえば、図9では、「類語新辞典」の使用履歴が「15:23 11/9 2002(2002年11月9日15時23分)」であり、「漢字辞典」の使用履歴が「19:31 5/21 2003(2003年5月21日19時31分)」であるので、履歴が新しい「漢字辞典」の優先順位を「3」とし、「類語新辞典」の優先順位を「4」とする。
使用履歴モードで検索結果を表示する場合、優先順位テーブルの使用履歴に基づいて優先順位を決定する。具体的には、優先順位テーブルの使用履歴を比較し、履歴が新しい順に優先順位を変更する。検索結果の表示などは、使用回数モードと同様であるので説明は省略する。
ユーザ設定モードで検索結果を表示する場合、ユーザによる入力に基づいて優先順位を決定する。具体的には、ユーザが文字キー13などを用いて辞書データごとの優先順位を入力することで優先順位を決定する。
電源オン時の表示画面について説明する。電源オフの状態から電源キー14を押下すると電源がオンされ、表示部11に所定の画面が表示される。電源がオンされたときに最初に表示される画面として複数の画面からユーザが選択することができる。第1の画面は、メインメニュー画面である。メインメニュー画面は、各辞書名および各種設定項目名などが表示され、ユーザがいずれかを選択することによって、所望の処理を開始する。第2の画面は、電源オフ時に表示されていた画面、いわゆるレジューム画面である。これは、電源オフ時に予め記憶部24の所定の記憶領域に画面の情報を記憶しておくことで実現できる。なお、電源オン時にいずれの画面を表示するかは、ユーザが選択することで決定する。
また、優先順位テーブルを複数記憶できるようにし、たとえば、複数のユーザが使用するような場合は、ユーザごとに優先順位テーブルを作成したり、一人のユーザが目的別に優先順位テーブルを作成したりすることも可能である。
図11は、検索処理を示すフローチャートである。なお、電源オン時の表示画面は、レジューム画面である。
電源がオンされると処理が開始され、ステップS1では、記憶部24の所定の記憶領域に記憶されている電源オフ時の画面の情報を参照して、前回の電源オフ時が全辞書検索モードかその他のモードかを判断する。全辞書検索モードであればステップS2に進み、全辞書検索以外であればステップS18に進む。
ステップS2では、図3に示したような全辞書検索初期画面を表示する。ステップS3では、ユーザが入力部21を操作して1文字目を入力すると、入力された文字を入力文字情報24aに記憶する。ステップS4では、選択検索種別情報24cを参照して、検索種別が、絞り込み検索かどうかを判断する。絞り込み検索であればステップS5に進み、絞り込み検索でなければ、すなわち完全一致検索であれば、ステップS12に進む。
ステップS5では、入力された文字を検索キーとして全辞書を対象に、絞り込み検索を行う。検索処理の詳細については図12を用いて後述する。ステップS6では、絞り込み検索による検索結果を表示部11に表示する。
検索結果が表示されると、ステップS7でキー入力待ちの状態に移行する。ステップS8では新たに文字が入力されたかどうかを判断する。文字が入力されていれば、入力文字情報24aに記憶されている文字に追加してステップS5に戻る。入力されていなければステップS9に進む。ステップS9では、表示切替キー17が入力されたかどうかを判断し、入力されていればステップS11に進み、入力されていなければステップS10に進む。ステップS11では、選択検索種別情報24cに完全一致検索を上書きして、検索種別を絞り込み検索から完全一致検索に切り替える。ステップS10では、戻るキーが入力されたかどうかを判断する。入力されていればステップS2に戻って全辞書検索初期画面を表示する。入力されていなければステップS7に戻る。
ステップS12では、入力された文字を検索キーとして全辞書を対象に、完全一致検索を行う。検索処理の詳細については図12を用いて後述する。ステップS13では、完全一致検索による検索結果を表示部11に表示する。
検索結果が表示されると、ステップS14でキー入力待ちの状態に移行する。ステップS15では、表示切替キー17が入力されたかどうかを判断し、入力されていればステップS17に進み、入力されていなければステップS16に進む。ステップS17では、選択検索種別情報24cに絞り込み検索を上書きして、検索種別を完全一致検索から絞り込み検索に切り替える。ステップS16では、戻るキーが入力されたかどうかを判断する。入力されていればステップS17に進み、入力されていなければステップS14に戻る。
ステップS1で、全辞書検索以外の場合は、ステップS18に進み、全辞書検索設定かどうかを判断する。全辞書検索設定であればステップS19に進み、全辞書検索設定以外であればステップS20に進む。ステップS19では、全辞書検索設定として、たとえばユーザが辞書データの優先順位を設定し、設定に基づいて優先順位テーブルを更新する。ステップS20では、全辞書検索および全辞書検索設定以外の処理の初期画面を表示する。
図12は、全辞書検索処理を示すフローチャートである。
制御部22は、優先順位テーブルに基づいて検索順位を決定する検索順位テーブルを作成し、これに基づいて全辞書検索処理を行う。検索順位テーブルは、優先順位と辞書名とが関連付けられており、優先順位テーブルに基づく優先順位の数値が小さい順に上から並んでいる。
ステップS21では、検索順位テーブルの先頭にポインタをセットし、ステップS22でポインタが指し示す辞書名の辞書データを検索する。ステップS23では、テーブルの最後のデータが検索済みかどうかを判断する。検索済みであれば処理を終了し、検索が済んでいなければステップS24に進む。ステップS24では、ポインタを一つ進める。
本実施形態では、検索種別である絞り込み検索として前方一致検索について説明したが、上記のように、絞り込み検索には、前方一致検索の他に、後方一致検索、部分一致検索があり、いずれの検索方法を用いてもよい。後方一致検索、部分一致検索を用いたとしても、図11および図12の各処理については、前方一致検索を用いた場合と同様に行うことができる。さらに、絞り込み検索として複数の検索方法を用いてもよい。たとえば、前方一致検索および後方一致検索ならびに完全一致検索を行う。図13は、3種類の検索が可能な場合の前方一致検索結果画面36の表示例を示す図である。検索結果表示領域36aには、最初の文字が「いちご」で始まる見出し語が検索結果として表示される。検索種別表示領域36bは、前方一致検索、後方一致検索および完全一致検索のうち、前方一致検索の検索結果が表示されていること示している。ここで、表示切替キー17を入力すると、後方一致検索の検索結果または完全一致検索の検索結果に切り替えることができる。
また、上記では全辞書検索について説明したが、これに限らず辞書データベース部の所定の辞書データについて検索を行うようにしてもよい。所定の辞書データで検索を行う場合、検索を行う辞書データを対象とした優先順位テーブルおよび検索順位テーブルを作成すればよい。ユーザが所定の辞書データを選択できるように選択手段を設けることが望ましい。
なお、電子辞書装置は、必ずしも辞書データベース部を備える必要はない。たとえば、電子辞書装置にインターネットおよびLAN(Local Area Network)などのネットワークに接続するためのインターフェイスを設け、辞書データベース部を外部サーバなどに設け、ネットワークを介して互いに通信可能な状態とする。検索処理を行う場合、電子辞書装置は、外部サーバから必要な辞書データをダウンロードし、記憶部に辞書データを一時的に記憶する。一時的に記憶した辞書データを検索し、検索処理の終了とともにダウンロードした辞書データを記憶部から削除する。
また、辞書データベース部を電子辞書装置本体から着脱可能な構成としてもよい。たとえば、辞書データベース部を半導体メモリーに記憶させ、電子辞書装置本体に半導体メモリーの読み取り部を設け、必要なときに半導体メモリーが辞書データを読み出して検索処理を行う。
以上のように、辞書データベース部を含まない構成とすることで、電子辞書装置を小型化するとともに、コスト低下を実現できる。また、辞書データを追加、更新する場合は、外部サーバの辞書データベースに新たに辞書データを追加したり更新するだけでよく、ユーザが個別にデータベースの追加、更新を行う必要がない。
本発明の実施の一形態である電子辞書装置1の外観図である。 電子辞書装置1の電気的構成を示すブロック図である。 全辞書検索初期画面30の表示例を示す図である。 絞り込み検索結果画面31の表示例を示す図である。 絞り込み検索結果画面32の表示例を示す図である。 絞り込み検索結果画面33の表示例を示す図である。 完全一致検索結果画面34の表示例を示す図である。 優先順位テーブル40の構成を示す図である。 優先順位テーブル41の構成を示す図である。 使用回数モードで表示した完全一致検索結果画面35の表示例を示す図である。 検索処理を示すフローチャートである。 全辞書検索処理を示すフローチャートである。 前方一致検索結果画面36の表示例を示す図である。
符号の説明
1 電子辞書装置
11 表示部
12 ファンクションキー
13 文字キー
14 電源スイッチ
15 決定キー
16 カーソルキー
17 表示切替キー
21 入力部
22 制御部
23 辞書データベース部
24 記憶部
24a 入力文字情報
24b 検索優先順位情報
24c 選択検索種別情報

Claims (8)

  1. 文字を入力する文字入力手段と、
    入力された文字を検索キーとしてコンテンツデータの検索を行うデータ検索手段と、
    データ検索手段による検索結果を表示する表示手段と、
    複数の検索種別から1つの検索種別を選択する検索種別選択手段と、
    検索種別選択手段によって検索種別が選択されると、選択された検索種別で検索を行うようにデータ検索手段を制御する制御手段とを有し、
    検索結果が表示された状態で別の検索種別が選択されると、選択された検索種別での検索結果を表示することを特徴とするデータ検索装置。
  2. 検索キーとして入力された文字を記憶する文字記憶手段を有し、
    検索結果が表示された状態で別の検索種別が選択されると、文字記憶手段に記憶されている文字を検索キーとし、選択された検索種別で検索を行うことを特徴とする請求項1記載のデータ検索装置。
  3. 検索種別は、前方一致検索、後方一致検索、部分一致検索および完全一致検索のいずれかを含むことを特徴とする請求項1または2記載のデータ検索装置。
  4. コンテンツデータは複数あり、
    データ検索手段は、全てまたは所定のコンテンツデータを対象として検索を行い、
    全てまたは所定のコンテンツデータの検索結果を表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のデータ検索装置。
  5. コンテンツデータごとの優先順位を入力する優先順位入力手段を有し、
    入力された優先順位に基づく順序で検索結果を表示することを特徴とする請求項4記載のデータ検索装置。
  6. コンテンツデータが検索に使用された回数に基づく順序で検索結果を表示することを特徴とする請求項4記載のデータ検索装置。
  7. コンテンツデータが検索に使用された履歴に基づく順序で検索結果を表示することを特徴とする請求項4記載のデータ検索装置。
  8. 現在選択されている検索種別を表示することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載のデータ検索装置。
JP2003295428A 2003-08-19 2003-08-19 データ検索装置 Pending JP2005063313A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003295428A JP2005063313A (ja) 2003-08-19 2003-08-19 データ検索装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003295428A JP2005063313A (ja) 2003-08-19 2003-08-19 データ検索装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005063313A true JP2005063313A (ja) 2005-03-10

Family

ID=34371686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003295428A Pending JP2005063313A (ja) 2003-08-19 2003-08-19 データ検索装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005063313A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217257A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Valuegate Co Ltd 生体認証用処理装置、生体認証方法、その方法を装置に実行させるためのプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2014099154A (ja) * 2012-10-15 2014-05-29 Seiko Instruments Inc 電子辞書
JP2019186946A (ja) * 2015-10-15 2019-10-24 株式会社リコー 電子黒板

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008217257A (ja) * 2007-03-01 2008-09-18 Valuegate Co Ltd 生体認証用処理装置、生体認証方法、その方法を装置に実行させるためのプログラム、およびそのプログラムを記録した記録媒体
JP2014099154A (ja) * 2012-10-15 2014-05-29 Seiko Instruments Inc 電子辞書
JP2019186946A (ja) * 2015-10-15 2019-10-24 株式会社リコー 電子黒板
JP7009418B2 (ja) 2015-10-15 2022-01-25 株式会社リコー 電子黒板、表示方法、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4483238B2 (ja) 携帯端末および携帯端末機能の呼出方法ならびにそのプログラム
JP4349440B2 (ja) 情報表示装置及び情報表示プログラム
KR20050096107A (ko) 예문을 갖는 전자 사전
JP2010257392A (ja) 文字入力装置、文字入力方法、コンピュータ読取可能なプログラムおよび記録媒体
JP4891030B2 (ja) 電子辞書装置
JP2001134585A (ja) 電子辞書
JP2005063313A (ja) データ検索装置
JP2007087146A (ja) 情報表示制御装置、電子辞書装置及びプログラム
KR100714231B1 (ko) 예문이 있는 전자 사전
JP2008117310A (ja) 辞書検索装置および辞書検索処理プログラム
JP2005038213A (ja) 電子機器および電子辞書装置
JP2001243221A (ja) 電子機器の文字入力方法と文字入力システム
JP2008059169A (ja) 中国語例文検索装置および中国語例文検索処理プログラム
JPH06325081A (ja) 翻訳支援装置
JP7395905B2 (ja) 情報処理装置、制御方法、及び、プログラム
JP4483379B2 (ja) 情報表示制御装置及びプログラム
JP2011158947A (ja) 電子機器及び情報表示プログラム
JP2011141708A (ja) 電子機器及び情報表示プログラム
JP2010204944A (ja) 辞書機能を備えた電子装置及びプログラム
JP2005216109A (ja) 辞書情報表示制御装置、および辞書情報表示制御プログラム、辞書情報表示制御方法
JPH05189439A (ja) 文書作成装置及び方法
JP2010102727A (ja) 情報表示制御装置及びプログラム
JP2005293208A (ja) 情報表示制御装置、サーバ及びプログラム
JP3466124B2 (ja) 電子辞書
JPH0381863A (ja) かな漢字変換方式