JP2005062518A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジョブの割込処理が要求された場合における生産効率の低下を抑制する。
【解決手段】 写真画質モードでジョブを行っている間に、写真画質モードとは画像形成条件が異なる通常画質モードの他のジョブが割込要求された場合には、写真画質モードのジョブが終了するまで他のジョブの実行を禁止する。また、ユーザによるUI64やタッチパネルディスプレイ71の操作の受け付けも禁止する。そして、写真画質モードのジョブが終了した後、通常画質モードに対応した画像形成条件の設定を行い、通常画質モードの他のジョブを開始する。また、写真画質モードでジョブを行っている間に、同じ写真画質モードの他のジョブが割込要求された場合には、現在行っているジョブを一時停止させて写真画質モードの他のジョブを割り込ませ、他のジョブが終了した後にジョブを再開する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子写真複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に係り、特に、画像形成条件が異なる複数の画像形成モードにて画像を形成可能な画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置として、例えば感光体ドラムを帯電装置によって所定の電位に帯電した後に露光装置で露光して静電潜像を形成し、感光体ドラムに形成された静電潜像を現像装置によってトナーで現像してトナー像を形成し、感光体ドラム上に形成されたトナー像を転写装置で記録材に転写し、トナー像が転写された記録材を定着装置で加熱定着するようにしたものが知られている。
この種の画像形成装置では、あるジョブのプリント処理を行っている間に他のジョブのプリント処理が要求された場合に、この他のジョブを現在処理中のジョブに割り込ませ、他のジョブを先にプリント処理させる機能(以下、割込処理という)が設けられることが多い。このような割込処理の具体的手法として、従来、例えば他のジョブの割り込み指示がなされた時点で現在処理中のジョブが何もなければ他のジョブをそのままプリント処理し、現在処理中のジョブがあった場合にはこのジョブの割り込み指示があった時点で行われている1ページ分のプリント処理が終了した時点でこのジョブを一旦停止し、他のジョブの割込処理を開始するようにした技術が存在する(例えば特許文献1参照。)。また、例えばあるジョブのプリント処理を行っている間に他のジョブのプリント処理が要求された場合に、オペレータが操作パネル上でこの割込処理を受諾するか拒否するかを選択できるようにした技術が存在する(例えば特許文献2参照。)。さらに、コピージョブのプリント処理を行っている間にPC(パーソナルコンピュータ)等からのプリントジョブの割り込み指示がなされた場合に、画像形成装置近傍にユーザがいる場合にはコピージョブを優先し、ユーザがいない場合にはプリントジョブを優先するようにした技術が存在する(例えば特許文献3参照。)。
特開平10−10932号公報(第4頁、図4) 特開平11−168590号公報(第3-4頁、図1-3) 特開2002−218118号公報(第5-7頁、図1-4)
ところで、この種の画像形成装置では、常に同じ濃度の画像が得られるように、画像形成装置内で画像形成条件の設定が行われるようになっている。このような画像形成条件の設定手法として、例えば、所定の画像形成条件下でパッチ状のトナー像(画像パッチ)を作成し、作成した画像パッチの画像濃度を濃度検知センサで検知し、得られた検知結果に基づいて画像形成条件を調整するものが知られている。特に、最近の画像形成装置では、高画質化が進み、例えば同じカラー画像であっても、写真画質が要求される場合と通常画質が要求される場合とでは設定される画像形成条件が異なる。これを具体的に説明すると、例えば写真画質が要求される場合には、通常画質の場合よりも粒状性が良く、更に画像のコントラストが高められるような画像形成条件が設定される。このため、通常画質モードでプリントアウトを行う場合には、通常画質モードに対応する画像形成条件下で画像パッチを作成して画像形成条件の調整を行った後にプリント動作を開始し、一方、写真画質モードでプリントアウトを行う場合には、写真画質モードに対応する画像形成条件下で画像パッチを作成して画像形成条件の調整を行った後にプリント動作を開始する必要がある。
したがって、例えばあるジョブとして写真画質モードのプリント処理を行っている間に他のジョブとして通常画質モードのプリント処理が割込要求された場合に、この他のジョブを割込処理させようとすると、通常画質モード用の画像形成条件に調整を行ってから他のジョブを割込処理させ、この他のジョブの割込処理が終了した後に今度は写真画質用の画像形成条件の調整を行ってから写真画質モードのプリント処理を再開しなければならなくなる。画像形成モードの異なるジョブ間で割込処理を行わせると、割込処理の前後に画像形成条件の設定を行わなければならない分だけ時間がかかり、全体としての生産効率が低下してしまう。一方、画像形成条件を調整せずにそのままプリント処理を行った場合には、確かに、生産効率の低下は抑えられるものの、得られる画質が劣化してしまうという問題がある。また、ユーザの待ち時間が長くなってしまうため、その間にユーザが動作確認のために操作パネル等を誤操作してしまうと、更なる生産効率の低下や誤操作に伴う画像形成装置の誤動作を招いてしまうおそれがあった。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、ジョブの割込処理が要求された場合における生産効率の低下を抑制することにある。
また、本発明の他の目的は、ジョブの割込処理が要求された場合におけるユーザの誤操作および誤操作に伴う画像形成装置の誤動作を防止することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、所定の画像形成条件に基づいて画像を形成する第一の画像形成モードと所定の画像形成条件とは異なる他の画像形成条件に基づいて画像を形成する第二の画像形成モードとを備えた画像形成装置であって、第一の画像形成モードと第二の画像形成モードとを切り換える際に、画像形成モードに応じた画像形成条件を画像形成条件設定手段で設定し、第一の画像形成モードによるジョブを実行している間に第二の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、他のジョブの割り込みを禁止手段で禁止する。
ここで、禁止手段は、第二の画像形成モードによるジョブを実行している間に第一の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、他のジョブの割り込みを禁止することを特徴とすることができる。また、画像形成条件設定手段は、第一の画像形成モードまたは第二の画像形成モードに応じた画像形成条件を設定し、設定された画像形成条件に基づいてパッチ画像を形成し、形成されたパッチ画像の画像形成状態を検出し、検出された画像形成状態に基づいて画像形成条件を調整することを特徴とすることができる。
さらに、ユーザから指示を受け付ける指示受付手段をさらに備え、禁止手段は、他のジョブの割り込みを禁止する場合に、指示受付手段における指示の受け付けを禁止することを特徴とすることができる。さらにまた、ユーザに対して案内を表示する表示手段をさらに備え、禁止手段は、他のジョブの割り込みを禁止する場合に、表示手段に所定のメッセージを表示することを特徴とすることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明が適用される画像形成装置は、所定の画像形成条件に基づいて画像を形成する第一の画像形成モードと所定の画像形成条件とは異なる他の画像形成条件に基づいて画像を形成する第二の画像形成モードとを備えた画像形成装置であって、第一の画像形成モードと第二の画像形成モードとを切り換える際に、画像形成条件設定手段で画像形成モードに応じた画像形成条件を設定し、第一の画像形成モードによるジョブを実行している間に第二の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、制御手段でジョブを続行させ、ジョブが終了した後に画像形成条件設定手段にて第二の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定させ、他のジョブを開始させることを特徴としている。
ここで、制御手段は、第二の画像形成モードによるジョブを実行している間に第一の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、ジョブを続行させ、ジョブが終了した後に画像形成条件設定手段にて第一の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定させ、他のジョブを開始させることを特徴とすることができる。また、画像形成条件設定手段は、第一の画像形成モードまたは第二の画像形成モードに応じた画像形成条件を設定し、設定された画像形成条件に基づいてパッチ画像を形成し、形成されたパッチ画像の画像形成状態を検出し、検出された画像形成状態に基づいて画像形成条件を調整することを特徴とすることができる。
さらに、制御手段は、第一の画像形成モードによるジョブを実行している間に第一の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、ジョブを一時停止させた後に画像形成条件設定手段にて第一の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定することなく他のジョブを開始させ、他のジョブが終了した後に画像形成条件設定手段にて第一の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定することなくジョブを再開させることを特徴とすることができる。さらにまた、制御手段は、第二の画像形成モードによるジョブを実行している間に第二の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、ジョブを一時停止させた後に画像形成条件設定手段にて第二の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定することなく他のジョブを開始させ、他のジョブが終了した後に画像形成条件設定手段にて第二の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定することなくジョブを再開させることを特徴とすることができる。そして、第一の画像形成モードは写真画質モードであり、第二の画像形成モードは通常画質モードであることを特徴とすることができる。
本発明によれば、例えば画像形成モードが異なるジョブの割込処理が要求された場合における生産効率の低下を抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施形態という)について詳細に説明する。
―実施の形態1―
図1は本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を示した図であり、所謂タンデム型のデジタルカラープリンタを示している。図1に示す画像形成装置は、画像形成を行うプリンタ本体1と、このプリンタ本体1の上部に設けられて原稿上の画像を読み取る原稿読み取り装置60と、この原稿読み取り装置60の上部に取り付けられてユーザからの指示を受け付ける指示装置70とを有している。ここで、プリンタ本体1は、各色の階調データに対応して画像形成を行う画像プロセス系10、記録用紙P(シート)を搬送するシート搬送系40、例えば図示しないパーソナルコンピュータ(PC)や原稿読み取り装置60等に接続され、受信された画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理系であるIPS(Image Processing System)50を備えている。
画像プロセス系10は、水平方向に一定の間隔を置いて並列的に配置される、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4つの画像形成ユニット11Y,11M,11C,11K、この画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト21上に多重転写させる転写ユニット20、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに対してレーザ光を照射する光学系ユニットであるROS(Raster Output Scanner)30を備えている。またプリンタ本体1には、転写ユニット20によって二次転写された記録用紙P(シート)上の画像を、熱および圧力を用いて記録用紙Pに定着させる定着器29を備えている。更に、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kに対して各色のトナーを供給するためのトナーカートリッジ19Y,19M,19C,19Kが設けられている。
転写ユニット20は、中間転写体である中間転写ベルト21を駆動するドライブロール22、中間転写ベルト21に一定のテンションを付与するテンションロール23、重畳された各色のトナー像を記録用紙Pに二次転写するためのバックアップロール24、中間転写ベルト21上に存在する残留トナー等を除去するベルトクリーナ25を備えている。中間転写ベルト21は、このドライブロール22とテンションロール23およびバックアップロール24との間に一定のテンションで掛け回されており、定速性に優れた専用の駆動モータ(図示せず)によって回転駆動されるドライブロール22により、矢印方向に所定の速度で循環駆動される。この中間転写ベルト21は、例えば、チャージアップを起こさないベルト素材(ゴムまたは樹脂)にて抵抗調整されたものが使用されている。ベルトクリーナ25は、クリーニングブラシ25aおよびクリーニングブレード25bを備えており、トナー像の転写工程が終了した後の中間転写ベルト21の表面から残留トナーや紙粉等を除去して、次の画像形成プロセスに備えるように構成されている。
ROS30は、図示しないレーザダイオード、変調器の他、レーザダイオードから出射されたレーザ光(LB-Y,LB-M,LB-C,LB-K)を偏向走査するポリゴンミラー31を備えている。図1に示す例では、ROS30は、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの下方に備えられることから、トナー等の落下による汚損の危険性を有している。そこで、ROS30は、各構成部材を密閉するための直方体状のフレーム32を設け、また、レーザ光(LB-Y,LB-M,LB-C,LB-K)が通過するガラス製のウィンドウ33をこのフレーム32の上方に設けて、走査露光と共にシールド効果を高めるように構成されている。
シート搬送系40は、画像が記録される記録用紙P(シート)を積載して供給する給紙装置41、給紙装置41から記録用紙Pを取り上げて供給するナジャーロール42、ナジャーロール42から供給された記録用紙Pを1枚ずつ分離して搬送するフィードロール43、フィードロール43により1枚ずつに分離された記録用紙Pを画像転写部に向けて搬送する搬送路44を備えている。また、搬送路44を介して搬送された記録用紙Pに対し、二次転写位置に向けてタイミングを合わせて搬送するレジストロール45、二次転写位置に設けられバックアップロール24に圧接して記録用紙P上に画像を二次転写する二次転写ロール46を備えている。更に、定着器29によってトナー画像が定着された記録用紙Pをプリンタ本体1の機外に排出する排出ロール47、排出ロール47によって排出された記録紙を積載する排出トレイ48を有する。また、定着器29によって定着された記録用紙Pを反転させて両面記録を可能とする両面用搬送ユニット49を備えている。
また、原稿読み取り装置60は、プラテンや読み取り光学系が収容される基部61と、基部61の上部に開閉自在に取り付けられて基部61上に載置された原稿(図示せず)を押さえる原稿板62と、この原稿板62の開閉を検知する原稿板センサ63と、基部61の手前側に設けられてユーザによる指示を受け付ける指示受付手段としてのUI64とを備えている。一方、指示装置70は、ユーザによる指示を受け付ける指示受付手段としてのタッチパネルディスプレイ71と、画像データが格納記憶されたメモリカード(図示せず)が挿入されるカードリーダ72とを備えている。なお、UI64は、基本的なコピー指示(コピー枚数、コピー画質等)を受け付ける機能を有し、一方、タッチパネルディスプレイ71は、例えばカードリーダ72に挿入されたメモリカードに格納された画像をサムネイル表示してユーザによる画像の選択や補正を受け付けたり、サムネイル表示された画像のプリント指示を受け付けたりする機能を有している。
次に、画像プロセス系10における画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kについて詳述する。図2は、画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの構成および制御系を説明するための図である。画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kは、例えばイエロー画像形成ユニット11Yを例にすると、トナー像を担持させる感光体ドラム12Y、感光体ドラム12Yを帯電させる帯電ロール13Y、帯電ロール13Yによって帯電され、ROS30からのレーザ光LB-Yによって感光体ドラム12Y上に形成された静電潜像を現像する現像器14Y、中間転写ベルト21を挟んで感光体ドラム12Yに対向して設けられ、感光体ドラム12Y上に現像されたトナー像を中間転写ベルト21上に転写する一次転写ロール15Y、転写後に感光体ドラム12Y上に残った残留トナーを除去するドラムクリーナ16Yを備えている。また、現像器14Yの現像ロールには現像バイアスを印加するための現像バイアス電源17Yが接続されている。なお、他の画像形成ユニット11M,11C,11Kも、イエロー画像形成ユニット11Yと同じ構成を有している。
また、黒画像形成ユニット11Kよりも中間転写ベルト21の移動方向下流側には、中間転写ベルト21上に転写されたトナー像の濃度を検出する画像濃度検知センサ26が配設されている。一方、ROS30には、各色成分画像に対応したレーザ光(LB-Y,LB-M,LB-C,LB-K)を出射するレーザダイオード(Laser Diode:LD)34(34Y,34M,34C,34K)が設けられており、各レーザダイオード34(34Y,34M,34C,34K)には、それぞれ、駆動電圧を印加するためのLD駆動電源35(35Y,35M,35C,35K)が接続されている。また、各装置(各部)の動作を制御する制御手段としての制御部80が設けられている。
図3は、本実施の形態に係る画像形成装置の制御系を示している。本実施の形態では、図1に示す原稿読み取り装置60からの画像読み取りデータ、LANを介して接続されたパーソナルコンピュータ(PC)91からの画像形成データ、電話回線を介して接続されたファクシミリ装置92からの画像伝送データが、インターフェース(I/F)2を介してIPS50に入力されるようになっている。また、IPS50は制御部80に接続されており、制御部80は、インターフェース(I/F)3を介して画像プロセス系10、転写ユニット20、ROS30、シート搬送系40の動作を制御し、また、UI64やタッチパネルディスプレイ71の表示を制御するようになっている。また、画像形成条件設定手段あるいは禁止手段としての制御部80には、原稿読み取り装置60、PC91、ファクシミリ装置92より入力されたジョブデータを一時的に記憶するジョブメモリ80aが接続されている。
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の基本的な画像形成動作について説明する。例えば原稿読み取り装置60によって読み取られた原稿の色材反射光像に基づく画像読み取り信号や、PC91にて形成された色材画像データに基づく画像形成信号、ファクシミリ装置92より送信された伝送データに基づく画像伝送信号は、例えばR(赤)、G(緑)、B(青)の各8ビットの反射率データとしてIPS50に入力される。IPS50では、入力された反射率データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消しや色編集、移動編集等の各種画像編集等の所定の画像処理が施される。画像処理が施された画像データは、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の4色の色材階調データに変換され、制御部80を介してROS30に出力される。
ROS30では、入力された色材階調データに応じて、レーザダイオード34(34Y,34M,34C,34K)から出射されたレーザ光(LB-Y,LB-M,LB-C,LB-K)を、f−θレンズ(図示せず)を介してポリゴンミラー31に出射している。ポリゴンミラー31では、入射されたレーザ光を各色の階調データに応じて変調し、偏向走査して、図示しない結像レンズおよび複数枚のミラーを介して画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12に照射している。画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12では、帯電された表面が走査露光され、静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、各々の画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kにて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。
画像形成ユニット11Y,11M,11C,11Kの感光体ドラム12上に形成されたトナー像は、中間転写体である中間転写ベルト21上に多重転写される。このとき、黒色のトナー像を形成する黒の画像形成ユニット11Kは、中間転写ベルト21の移動方向の最下流側に設けられ、黒色のトナー像は、中間転写ベルト21に対して最後に一次転写される。
一方、シート搬送系40では、画像形成のタイミングに合わせてナジャーロール42が回転し、給紙装置41から所定サイズの記録用紙Pが供給される。フィードロール43により1枚ずつ分離された記録用紙Pは、搬送路44を経てレジストロール45に搬送され、一旦、停止される。その後、トナー像が形成された中間転写ベルト21の移動タイミングに合わせてレジストロール45が回転し、記録用紙Pは、バックアップロール24および二次転写ロール46によって形成される二次転写位置に搬送される。二次転写位置にて下方から上方に向けて搬送される記録用紙Pには、圧接力および所定の電界を用いて、4色が多重されているトナー像が副走査方向に順次、転写される。そして、各色のトナー像が転写された記録用紙Pは、定着器29によって熱および圧力で定着処理を受けた後、排出ロール47によってプリンタ本体1の上部に設けられた排出トレイ48に排出される。尚、排出トレイ48にそのまま排出せずに、図示しない切り換えゲートによって搬送方向を切り換え、定着器29によって定着された記録用紙Pを両面用搬送ユニット49によって反転させることもできる。この反転された記録用紙Pをレジストロール45に搬送した後、前述と同様な流れによって、印刷されていない他の面について画像を形成することで、記録用紙Pの両面に画像を形成することが可能となる。
ところで、本実施の形態に係る画像形成装置では、要求される画質(通常画質または写真画質)に応じて、基準となる画像の濃度を異ならせた画像形成モード(通常画質モード、写真画質モード)が選択されるようになっている。また、本実施の形態では、選択された各画像形成モードにおいて、常に同じ濃度の画像が得られるように、画像形成条件の調整が行われる。このような画像形成条件の調整は、制御部80によって行われる。
図4は、画像形成条件の調整を行う制御ブロックを示している。この画像形成条件の調整は、制御部80によって制御されている。制御部80のCPU81は、ROM82に記憶されたプログラムに従い、RAM83との間で適宜データのやりとりを行いながら処理を実行する。そして、この制御部80には、入力インターフェース84を介して、UI64およびタッチパネルディスプレイ71にて受け付けたユーザからの指示情報が、カードリーダ72にて検知されたメモリカードの挿入情報が、画像濃度検知センサ28から画像濃度情報が、PC91およびファクシミリ装置92からのプリント要求情報が、それぞれ入力される。また、制御部80は、出力インターフェース85を介して、各現像バイアス電源17(17Y,17M,17C,17K)、各LD駆動電源35(35Y,35M,35C,35K)に制御信号を出力する。
次に、本実施の形態における画像形成条件の設定動作について説明する。図5は、画像形成条件の設定動作における基本的な処理の流れを示すフローチャートである。
このプロセスでは、まず、選択された画像形成モードが写真画質モードか否かが判断される(ステップ101)。ここで、写真画質モードが選択されている場合は、各現像バイアス電源17(17Y,17M,17C,17K)により現像ロールに印加される現像バイアスの交流成分のピークトゥピーク値VppをVppAに設定し(ステップ102)、各LD駆動電源35(35Y,35M,35C,35K)によってレーザダイオード34に印加されるLD駆動電圧VLDをVLDAに設定する(ステップ103)。一方、ステップ101において写真画質モードが選択されていない場合、換言すれば、通常画質モードが選択されている場合は、各現像バイアス電源17(17Y,17M,17C,17K)により現像ロールに印加される現像バイアスの交流成分のピークトゥピーク値VppをVppBに設定し(ステップ104)、各LD駆動電源35(35Y,35M,35C,35K)によってレーザダイオード34に印加されるLD駆動電圧VLDをVLDBに設定する(ステップ105)。ここで、VppA>VppBであり、VLDA>VLDBである。なお、現像バイアスの交流成分のピークトゥピーク値Vppを大きくすることでトナー量を増加させることができ、LD駆動電圧VLDを大きくすることでコントラストをはっきりとさせることができる。
このようにして各画像形成モードにおける現像バイアスの交流成分のピークトゥピーク値VppおよびLD駆動電圧VLDが設定された後、基準パッチの作成が行われる(ステップ106)。これを具体的に説明すると、画像形成プロセスに従い、各画像形成ユニット11において感光体ドラム12を帯電ロール13で帯電し、レーザダイオード34をステップ103あるいは105で設定されたLD駆動電圧VLDで駆動して画像パッチ用の静電潜像を形成し、現像器14に所定の直流電圧にステップ102あるいは104で設定された現像バイアス交流成分のピークトゥピーク値Vppを重畳した現像バイアスを印加して静電潜像を現像してトナー像とし、一次転写ロールに一次転写バイアスを印加してトナー像を中間転写ベルト21へと転写する。その後、中間転写ベルト21上に転写された各色の基準パッチを画像濃度検知センサ28で読み取り、各色の基準パッチの濃度を測定する(ステップ107)。そして、測定された各色の基準パッチの濃度が予め決められた許容範囲内にあるか否かが判断され(ステップ108)、濃度が許容範囲内にある場合には、そのときのLD駆動電圧VLDをメモリ(RAM83)に格納して(ステップ109)、処理を終了する。一方、濃度が許容範囲内にない場合には、LD駆動電源35によってレーザダイオード34に印加されるLD駆動電圧VLDを調整する(ステップ110)。なお、測定された濃度が許容範囲よりも低い場合にはLD駆動電圧VLDを大きくし、測定された濃度が許容範囲を超える場合にはLD駆動電圧VLDを小さくする。また、濃度の測定は全色に対して一括して行われるが、LD駆動電圧VLDの調整は各色毎に行われ、全色の濃度が許容範囲内となるまで続けられる。
また、本実施の形態では、ジョブの内容に基づいて選択された画像形成モードに応じて画像形成条件が設定され、さらに、割込要求があった場合には、現在行っている処理(第1のジョブ)の画像形成モードと割込要求(第2のジョブ)の画像形成モードとが比較され、第1のジョブに第2のジョブを割り込ませるか否かが決定される。図6〜8は、本実施の形態におけるジョブの処理を示すフローチャートである。この制御も、制御部80によってなされる。
このプロセスでは、まず、ユーザが指示装置70を操作したかが判断される(ステップ201)。これは、ユーザがタッチパネルディスプレイ71に触れたことが受け付られた場合あるいはカードリーダ72に対するメモリカード(図示せず)の挿入が受け付けられた場合に、指示装置70の操作が行われたものと見なされる。本実施の形態では、ユーザが指示装置70を操作した場合に自動的に写真画質モードが選択される。そして、ユーザが指示装置70を操作した場合には、次に、前回の画像形成動作が通常画質モードで行われていたか否かが判断される(ステップ202)。なお、前回の画像形成動作のモード情報は、RAM83に格納されている。ここで、前回の画像形成動作が通常画質モードで行われていた場合には、写真画質モードで図4に示す画像形成条件の設定動作が開始され、レーザダイオード34の光量設定が行われる(ステップ203)。一方、前回の画像形成動作が写真画質モードで行われていた場合には、前回の画像形成動作時に使用した設定光量を使うため、そのまま次のステップ204へと進む。そして、写真画質モードで画像形成動作(第1のジョブ)が開始される(ステップ204)。写真画質モードで第1のジョブを行っている間に第2のジョブの割込要求があったか否かが判断され(ステップ205)、割込要求があった場合は、後述する割込要求許諾判定処理Aが実行される。一方、割込要求がない場合は、第1のジョブが終了したか否かが判断され(ステップ206)、第1のジョブが終了している場合には一連のプロセスを終了し、第1のジョブが終了していない場合にはステップ205に戻って第1のジョブを続行する。
他方、ステップ201においてユーザが指示装置70を操作していない場合は、次に、ユーザがUI64においてコピーボタン(図示せず)を操作してコピー指示を行ったか、あるいは、PC91やファクシミリ装置92よりプリント指示があったか否かが判断される(ステップ207)。そして、コピー指示あるいはプリント指示があった場合には、次に、前回の画像形成動作が写真画質モードで行われていたか否かが判断される(ステップ208)。ここで、前回の画像形成動作が写真画質モードで行われていた場合には、通常画質モードで図4に示す画像形成条件の設定動作が開始され、レーザダイオード34の光量設定が行われる(ステップ209)。一方、前回の画像形成動作が通常画質モードで行われていた場合には、前回の画像形成動作時に設定した設定光量を使うため、そのまま次のステップ210に進む。そして、通常画質モードで画像形成動作(第1のジョブ)が開始される(ステップ210)。通常画質モードで第1のジョブを行っている間に第2のジョブの割込要求があったか否かが判断され(ステップ211)、割込要求があった場合は、後述する割込要求許諾判定処理Bが実行される。一方、割込要求がない場合は、第1のジョブが終了したか否かが判断され(ステップ212)、第1のジョブが終了している場合には一連のプロセスを終了し、第1のジョブが終了していない場合にはステップ211に戻って第1のジョブを続行する。
次に、図7を参照しながら、写真画質モードで第1のジョブを行っている間に第2のジョブの割込要求があった場合における割込許諾判定処理Aについて説明する。
この処理においては、まず、割込要求された第2のジョブの画像形成モードが通常画質モードであるか否かが判断される(ステップ301)。ここで、第2のジョブの画像形成モードが通常画質モードであった場合、つまり、現在行っている第1のジョブの画像形成モード(写真画質モード)と異なる場合は、UI64の操作の受け付けを禁止すると共に、タッチパネルディスプレイ71に「お待ちください」を表示する(ステップ302)。つまり、第1のジョブおよび第2のジョブの画像形成モードが異なる場合には、第2のジョブの割込要求を受け付けずに第1のジョブを続行する。そして、第1のジョブが終了したか否かが判断され(ステップ303)、第1のジョブが終了していない場合にはステップ303に戻って第1のジョブを続行し、第1のジョブが終了した場合には次に第2のジョブがコピー指示であるか否か(PC91やファクシミリ装置92からのプリント指示でないか)が判断される(ステップ304)。
ここで、第2のジョブがコピー指示である場合には、UI64に「お待ちください」を表示し(ステップ305)、例えばコピー枚数等、UI64の操作の受け付けを一部再開し(ステップ306)、そのバックグラウンドにおいて、通常画質モードで図4に示す画像形成条件の設定動作が行われる(ステップ307)。そして、通常画質モードで第2のジョブが開始される(ステップ308)。その後、第2のジョブが終了したか否かが判断され(ステップ309)、第2のジョブが終了している場合には一連のプロセスを終了し、第2のジョブが終了していない場合にはステップ309に戻って第2のジョブを続行する。
一方、ステップ304において、第2のジョブがコピー指示でない場合には、PC91からの画像形成データあるいはファクシミリ装置92からの画像伝送データがプリントデータとしてジョブメモリ80aに格納され (ステップ310)、そのバックグラウンドにおいて、通常画質モードで図4に示す画像形成条件の設定動作が行われる(ステップ311)。そして、通常画質モードで第2のジョブが開始される(ステップ312)。その後、第2のジョブが終了したか否かが判断され(ステップ313)、第2のジョブが終了している場合には一連のプロセスを終了し、第2のジョブが終了していない場合にはステップ313に戻って第2のジョブを続行する。
他方、ステップ301において、第2のジョブの画像形成モードが通常画質モードでなかった場合(写真画質モードであった場合)、つまり、現在行っている第1のジョブと同じ場合は、第1のジョブが一時停止され(ステップ314)、第2のジョブが開始される(ステップ315)。つまり、第1のジョブおよび第2のジョブの画像形成モードが同じ場合には、第1のジョブに第2のジョブを割り込ませる。なお、このとき、画像形成モードに変更はないので、画像形成条件の設定動作は不要である。そして、第2のジョブが終了したか否かが判断され(ステップ316)、第2のジョブが終了していない場合にはステップ316に戻って第2のジョブを続行し、第2のジョブが終了した場合には、一時停止していた第1のジョブが再開される(ステップ317)。なお、このときも、画像形成モードに変更はないので、画像形成条件の設定動作は不要である。そして、再開された第1のジョブが終了したか否かが判断され(ステップ318)、第1のジョブが終了している場合には一連のプロセスを終了し、第1のジョブが終了していない場合にはステップ318に戻って第1のジョブを続行する。
次に、図8を参照しながら、通常画質モードで第1のジョブを行っている間に第2のジョブの割込要求があった場合における割込許諾判定処理Bについて説明する。
この処理においては、まず、割込要求された第2のジョブの画像形成モードが写真画質モードであるか否かが判断される(ステップ401)。ここで、第2のジョブの画像形成モードが写真画質モードであった場合、つまり、現在行っている第1のジョブの画像形成モードと異なる場合は、UI64の操作の受け付けを禁止すると共に、タッチパネルディスプレイ71に「お待ちください」を表示する(ステップ402)。つまり、上述した割込許諾判定処理Aと同様、第1のジョブおよび2のジョブの画像形成モードが異なる場合には、第2のジョブの割込要求を受け付けずに第1のジョブを続行する。そして、第1のジョブが終了したか否かが判断され(ステップ403)、第1のジョブが終了していない場合にはステップ403に戻って第1のジョブを続行し、第1のジョブが終了した場合には通常画質モードで図4に示す画像形成条件の設定動作が行われる(ステップ404)。そして、通常画質モードで第2のジョブが開始される(ステップ405)。その後、第2のジョブが終了したか否かが判断され(ステップ406)、第2のジョブが終了している場合には一連のプロセスを終了し、第2のジョブが終了していない場合にはステップ406に戻って第2のジョブを続行する。
一方、ステップ401において、第2のジョブの画像形成モードが写真画質モードでなかった場合(通常画質モードであった場合)、つまり、現在行っている第1のジョブと同じ場合は、第1のジョブが一時停止され(ステップ407)、第2のジョブが開始される(ステップ408)。つまり、上述した割込許諾判定処理Aと同様、第1のジョブおよび第2のジョブの画像形成モードが同じ場合には、第1のジョブに第2のジョブを割り込ませる。なお、このとき、画像形成モードに変更はないので、画像形成条件の設定動作は不要である。そして、第2のジョブが終了したか否かが判断され(ステップ409)、第2のジョブが終了していない場合にはステップ409に戻って第2のジョブを続行し、第2のジョブが終了した場合には、一時停止していた第1のジョブが再開される(ステップ410)。なお、このときも、画像形成モードに変更はないので、画像形成条件の設定動作は不要である。そして、再開された第1のジョブが終了したか否かが判断され(ステップ411)、第1のジョブが終了している場合には一連のプロセスを終了し、第1のジョブが終了していない場合にはステップ411に戻って第1のジョブを続行する。
本実施の形態では、現在行っている第1のジョブの画像形成モードと割込要求された第2のジョブの画像形成モードとが異なる場合には、第1のジョブに第2のジョブを割り込ませずに第1のジョブを続行し、第1のジョブが終了した後に第2のジョブを開始させるようにした。このため、画像形成モードが変更される際に行われる画像形成条件の設定動作を実行する回数を低減することができ、結果として生産効率を高めることができる。
また、本実施の形態では、現在行っている第1のジョブの画像形成モードと割込要求された第2のジョブの画像形成モードとが同じ場合には、従来通り第1のジョブに第2のジョブを割り込ませるようにした。この場合には、画像形成条件の設定動作を行わずにジョブの切り換えを行うことができるため、生産効率を低下させることなく割込処理を実行することができる。
さらに、本実施の形態では、現在行っている第1のジョブの画像形成モードと割込要求された第2のジョブの画像形成モードとが異なる場合に、UI64の操作の受け付けを禁止するようにしたので、ユーザの誤操作および誤操作に伴う画像形成装置の誤動作を防止することができる。
なお、本実施の形態では、指示装置70からの操作を受け付けた場合にのみ写真画質モードが自動的に選択されるようになっていたが、例えばPC91からプリント指示を行う際に、写真画質モードによる画像形成を指示できるようにしてもよい。
本実施の形態に係る画像形成装置の概要を示す図である。 画像形成ユニットの構成および制御系を説明する図である。 画像形成装置の制御系を説明する図である。 画像形成条件の調整を行う制御ブロックを示す図である。 画像形成条件の設定動作を説明するフローチャートである。 ジョブの処理を説明するフローチャートである。 割込許諾判定処理Aを説明するフローチャートである。 割込許諾判定処理Bを説明するフローチャートである。
符号の説明
1…プリンタ本体、10…画像プロセス系、11…画像形成ユニット、12…感光体ドラム、13…帯電ロール、14…現像器、15…一次転写ロール、17…現像バイアス電源、20…転写ユニット、21…中間転写ベルト、26…画像濃度検知センサ、29…定着器、30…ROS(Raster Output Scanner)、34…レーザダイオード、35…LD駆動電源、40…シート搬送系、50…IPS(Image Processing System):画像処理系、60…原稿読み取り装置、61…基部、62…原稿板、63…原稿板センサ、64…UI、70…指示装置、71…タッチパネルディスプレイ、72…カードリーダ、80…制御部、81…CPU、82…ROM、83…RAM、84…入力インターフェース、85…出力インターフェース

Claims (11)

  1. 所定の画像形成条件に基づいて画像を形成する第一の画像形成モードと当該所定の画像形成条件とは異なる他の画像形成条件に基づいて画像を形成する第二の画像形成モードとを備えた画像形成装置であって、
    前記第一の画像形成モードと前記第二の画像形成モードとを切り換える際に、画像形成モードに応じた画像形成条件を設定する画像形成条件設定手段と、
    前記第一の画像形成モードによるジョブを実行している間に前記第二の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、当該他のジョブの割り込みを禁止する禁止手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記禁止手段は、前記第二の画像形成モードによるジョブを実行している間に前記第一の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、当該他のジョブの割り込みを禁止することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成条件設定手段は、前記第一の画像形成モードまたは前記第二の画像形成モードに応じた画像形成条件を設定し、設定された当該画像形成条件に基づいてパッチ画像を形成し、形成された当該パッチ画像の画像形成状態を検出し、検出された当該画像形成状態に基づいて当該画像形成条件を調整することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. ユーザから指示を受け付ける指示受付手段をさらに備え、
    前記禁止手段は、前記他のジョブの割り込みを禁止する場合に、前記指示受付手段における指示の受け付けを禁止することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  5. ユーザに対して案内を表示する表示手段をさらに備え、
    前記禁止手段は、前記他のジョブの割り込みを禁止する場合に、前記表示手段に所定のメッセージを表示することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  6. 所定の画像形成条件に基づいて画像を形成する第一の画像形成モードと当該所定の画像形成条件とは異なる他の画像形成条件に基づいて画像を形成する第二の画像形成モードとを備えた画像形成装置であって、
    前記第一の画像形成モードと前記第二の画像形成モードとを切り換える際に、画像形成モードに応じた画像形成条件を設定する画像形成条件設定手段と、
    前記第一の画像形成モードによるジョブを実行している間に前記第二の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、当該ジョブを続行させ、当該ジョブが終了した後に前記画像形成条件設定手段にて当該第二の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定させ、当該他のジョブを開始させる制御手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記制御手段は、前記第二の画像形成モードによるジョブを実行している間に前記第一の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、当該ジョブを続行させ、当該ジョブが終了した後に前記画像形成条件設定手段にて当該第一の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定させ、当該他のジョブを開始させることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成条件設定手段は、前記第一の画像形成モードまたは前記第二の画像形成モードに応じた画像形成条件を設定し、設定された当該画像形成条件に基づいてパッチ画像を形成し、形成された当該パッチ画像の画像形成状態を検出し、検出された当該画像形成状態に基づいて当該画像形成条件を調整することを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  9. 前記制御手段は、前記第一の画像形成モードによるジョブを実行している間に当該第一の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、当該ジョブを一時停止させた後に前記画像形成条件設定手段にて当該第一の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定することなく当該他のジョブを開始させ、当該他のジョブが終了した後に当該画像形成条件設定手段にて当該第一の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定することなく当該ジョブを再開させることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段は、前記第二の画像形成モードによるジョブを実行している間に当該第二の画像形成モードによる他のジョブの割込要求があった場合に、当該ジョブを一時停止させた後に前記画像形成条件設定手段にて当該第二の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定することなく当該他のジョブを開始させ、当該他のジョブが終了した後に当該画像形成条件設定手段にて当該第二の画像形成モードに対応する画像形成条件を設定することなく当該ジョブを再開させることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
  11. 前記第一の画像形成モードは写真画質モードであり、前記第二の画像形成モードは通常画質モードであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009213060A (ja) * 2008-03-06 2009-09-17 Canon Inc ジョブ処理システム、制御方法、記憶媒体、プログラム、ジョブ処理装置

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