JP2005061795A - こんろ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造コストを低減して安価に製造することを目的とする。
【解決手段】本実施例の五徳1によれば、汁受皿5をバーナ本体8の鍔部13に載置して支持する構成とすることにより、従来、トッププレート2への載置部として使っていた汁受皿5の外周端部28をトッププレート2の開口端部29よりも下方として、そこに二次空気供給用の隙間30を形成することが可能となり、汁受皿5の外周にわざわざ二次空気供給用の開口を設けなくとも、二次空気を十分確保して良好に燃焼できる。
従って、汁受皿5への孔あけ工程をなくして製造工程を単純化することが可能となり、製造コストの低減が図れる。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理容器からあふれた煮汁等が器具内に浸入することを防止するための汁受皿を備えたこんろに関する。
従来から、ガスこんろ101は、図5に示すように、トッププレート102に設けられる開口103の中央位置にこんろバーナ104が配置され、開口外周縁131にリング状の汁受皿105が載置される。調理鍋Pは、こんろバーナ104の上方周囲に設けられた五徳106に載置され、こんろバーナ104の燃焼により加熱される。
こんろバーナ104は、中央に中央開口部132が形成されて環状混合気室107を有するバーナ本体108と、バーナ本体108に載置することにより外周縁に多数の主炎口109を形成するバーナヘッド110とからなる。
汁受皿105の外周には、図6に示すように、こんろバーナ104の燃焼に際して効率よく燃焼用二次空気を確保するために、二次空気供給用の導入口133が開口される。
そして、このガスこんろ101では、こんろバーナ104の燃焼時に必要な二次空気として、バーナヘッド110の中央の筒部112を通る二次空気A(図中実線矢印)とともに、汁受皿105の導入口133からの二次空気B(図中実線矢印)が導入され、良好な燃焼状態が維持される。
特開2001−215023号公報
しかしながら、上述したガスこんろ101では、汁受皿105への孔あけ工程が必要となり製造工程が複雑になってしまい、製造コストが高くなるという問題があった。
本発明のこんろは上記課題を解決し、製造コストを低減して安価に製造することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の請求項1記載のこんろは、
トッププレートに設けられた開口に、
燃料ガスと一次空気とを混合する環状混合気室を有し、外周縁に多数の炎口が形成されたこんろバーナと、
該こんろバーナの周囲に配置される汁受皿と
を備えたこんろにおいて、
上記汁受皿を上記バーナ本体外周部に載置して支持するとともに、上記汁受皿の外周端部を上記トッププレートの開口端部よりも下方に形成し、該汁受皿の外周端部と該トッププレートの開口端部との間の隙間から上記こんろバーナの燃焼用二次空気を供給することを要旨とする。
上記構成を有する本発明の請求項1記載のこんろでは、こんろバーナの燃焼により生じるドラフト力によって、汁受皿の外周端部とトッププレートの開口端部との間の隙間から空気が吸引され、燃焼用二次空気としてこんろバーナへ供給される。
このように、汁受皿をバーナ本体外周部に載置して支持する構成とすることにより、従来、トッププレートへの載置部として使っていた汁受皿の外周端部をトッププレートの開口端部よりも下方として、そこに二次空気供給用の隙間を形成することが可能となり、汁受皿の外周にわざわざ二次空気供給用の開口を設けなくとも、二次空気を十分確保して良好に燃焼できる。
従って、汁受皿への孔あけ工程をなくして製造工程を単純化することが可能となり、製造コストの低減が図れる。
製造コストを低減し安価に製造するという目的を、燃焼性能を犠牲にすることなく実現した。
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明のこんろの好適な実施例について説明する。
本発明の実施例1としてのガスこんろ1は、図1に示すように、トッププレート2に開口3が設けられ、その開口3の中央位置にこんろバーナ4が配置され、こんろバーナ4の周囲にリング状の汁受皿5が配置される。そして、こんろバーナ4を上方から覆うようにして、調理鍋Pを載置する五徳6がトッププレート2上に配置される。
こんろバーナ4は、燃料ガスと一次空気とを混合する環状混合気室7を有するバーナ本体8と、このバーナ本体8に載置することにより外周縁に多数の主炎口9を形成するバーナヘッド10とからなる。
バーナヘッド10の上面には、調理鍋Pの中央部を加熱するための内炎口11が開口され、その中央部には、燃焼用二次空気Aの流路となる筒部12が鉛直方向に形成される。また、バーナ本体8は、板材で構成されており、環状混合気室7を形成する板材を外側に伸ばし更に斜め下方向に伸ばすことによって、環状混合気室7を取り巻くように、水平方向やや下向きに張り出した鍔部13が形成される。主炎口9近傍には、点火用の電極14と火炎検出用の熱電対15が設置される。
五徳6は、図2に示すように、調理鍋Pを載置する五徳爪部16と、五徳爪部16を載置するとともに環状のこんろバーナ4の主炎口9の周囲を囲む環状の五徳リング17とからなる。
五徳爪部16は、環状の爪連結リング18と、爪連結リング18に立設接合される5枚の五徳爪19とにより一体的に形成される。五徳爪19は、シャープな流線形であり、先端が外側に向かって延びる。また、五徳爪19の下先端は、二段の突起部20が形成され、爪連結リング18に形成された貫通孔21に挿入され固定される。また、突起部20の最先端には、小突起22が形成される。
五徳リング17は、一枚のリング板のプレス成形により加工され、その内周側は、リング中心に向かって下向きに傾斜しており、内側が落とし込み段状に窪んで爪載置部23を形成している。爪載置部23の最内側には、爪載置部23に五徳爪部16を載置した際に、五徳爪19の小突起22がはまり込んで五徳爪部16の位置決めをする位置決め溝24が5箇所設けられる。
また、五徳リング17の外周側は、外側に向かってわずかに下り傾斜しており、内周面と外周面との間に五徳リング17の最も高い位置となる点が全周にわたって形成される。
そして、五徳爪部16を五徳リング17の爪載置部23に載置することによって五徳6が形成される。この際、五徳爪19の下先端に形成された二段の突起部20の最先端の小突起22が五徳リング17に設けられた位置決め溝24にはまり込むことによって、五徳爪部16の位置決めがなされるとともに、五徳爪部16の回転止めがなされる。この状態で五徳リング17は、ガスこんろ1のトッププレート2上にこんろバーナ4の周囲を囲んで載置される。
尚、図2は、五徳爪部16と五徳リング17とを分割した状態を示す斜視図である。
汁受皿5には、図3,図4に示すように、バーナ本体8の環状混合気室7を挿通する中央開口25が開口され、その周りに調理鍋Pからあふれた煮汁等を受けとめる汁受部26が形成される。そして、汁受皿5は、中央開口25の周囲(図4中のハッチング部)をバーナ本体8の鍔部13に載置することによって、バーナ本体8で支持される。尚、中央開口25には、電極14と熱電対15とを挿通するための切り込み部27が形成される。
また、汁受皿5の外周端部28は、トッププレート2の開口3の端部29よりも下方に形成される。このため、汁受皿5の外周端部28とトッププレート2の開口端部29との間には、主炎口9よりやや下方でその周囲にリング状の隙間30が形成される。
上述したガスこんろ1によれば、こんろバーナ2の燃焼により生じた高温の燃焼ガスが上方へ移動し鍋底面に沿って、五徳リング17と調理鍋Pとの間の隙間から外側へと排出される。この移動に伴って発生するドラフト力によって、バーナヘッド10の中央の筒部12及び汁受皿5の外周端部28とトッププレート2の開口端部29との間の隙間30から燃焼用二次空気A,Bが吸引される。
このように、汁受皿5をバーナ本体8の鍔部13に載置して支持する構成とすることにより、従来、トッププレート2への載置部として使っていた汁受皿5の外周端部28をトッププレート2の開口端部29よりも下方として、そこに二次空気供給用の隙間30を形成することが可能となり、汁受皿5の外周にわざわざ二次空気供給用の開口を設けなくとも、二次空気を十分確保して良好に燃焼できる。
従って、汁受皿5への孔あけ工程をなくして製造工程を単純化することが可能となり、製造コストの低減が図れる。
しかも、この隙間30は、連続したリング状の開口となるため、こんろバーナ2に対して均等に燃焼用二次空気を供給することができ、燃焼性能がより一層良好となる。
また、本実施例では、五徳6の構造として、五徳爪部16を五徳リング17に載置する構造としているため、掃除する際には、器具本体から汁受皿5とバーナヘッド10と五徳6とをとりはずせるだけでなく、五徳爪部16と五徳リング17も分割することができ、より一層掃除しやすくなる。特に、このように五徳爪部16をとりはずし可能とすることによって、煮汁がこびりつきやすく最も汚れやすい五徳リング17から掃除する際に邪魔となる部材をなくすことができ格段に掃除しやすくなる。この結果、器具全体をいつまでもきれいに使うことが可能となる。
以上本発明の実施例について説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
調理台に載置して使われるテーブルこんろや調理台に組み込んで使われるビルトインこんろ等に適用可能である。
実施例1としてのガスこんろの断面図である。 実施例1としての五徳の斜視図である。(分割状態) 実施例1としての汁受皿の断面図である。 実施例1としての汁受皿の平面図である。 従来例としてのガスこんろの断面図である。 従来例としての汁受皿の断面図である。
符号の説明
1 ガスこんろ
2 トッププレート
3 開口
4 こんろバーナ
5 汁受皿
7 環状混合気室
8 バーナ本体
9 主炎口
10 バーナヘッド
13 鍔部
28 外周端部
29 開口端部
30 隙間

Claims (1)

  1. トッププレートに設けられた開口に、
    燃料ガスと一次空気とを混合する環状混合気室を有し、外周縁に多数の炎口が形成されたこんろバーナと、
    該こんろバーナの周囲に配置される汁受皿と
    を備えたこんろにおいて、
    上記汁受皿を上記バーナ本体外周部に載置して支持するとともに、上記汁受皿の外周端部を上記トッププレートの開口端部よりも下方に形成し、該汁受皿の外周端部と該トッププレートの開口端部との間の隙間から上記こんろバーナの燃焼用二次空気を供給することを特徴とするこんろ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108386833A (zh) * 2018-05-18 2018-08-10 广东美的厨房电器制造有限公司 燃烧器和燃气灶具
CN109556154A (zh) * 2018-12-18 2019-04-02 成都前锋电子有限责任公司 一种方便清洗、易调节且燃烧效率高的灶具
CN108386833B (zh) * 2018-05-18 2024-05-03 广东美的厨房电器制造有限公司 燃烧器和燃气灶具

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