JP2005054973A - 遊星歯車減速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リングギヤと噛み合う遊星歯車の各歯に生じる面圧や曲げ応力を低減し、リングギヤと噛み合う遊星歯車の強度確保を容易にし、遊星歯車機構の簡略化を図る。
【解決手段】 モータ10の出力軸20に入力軸13が連結される。サンギヤ14は、入力軸13に連結され、遊星歯車機構15は、サンギヤ14に連動する。リングギヤ12は、遊星歯車機構15の最終段の遊星歯車26と噛み合う内歯28が内周に形成され、ケース11は、リングギヤ12を回動自在に保持する。リングギヤ12に噛み合う遊星歯車26の各歯34が高歯に形成され、遊星歯車26とリングギヤ12の内歯28との噛み合い率が2.0以上に確保される。これにより、各歯34に生じる面圧や曲げ応力を低減する。
【選択図】図1

Description

本発明は、サンギヤと、それに噛み合う遊星歯車機構と、遊星歯車に噛み合う内歯が内周に形成されたリングギヤと、リングギヤを回動自在に保持するケースとを備える遊星歯車減速機に関する。
従来、サンギヤと、それに噛み合う遊星歯車機構と、遊星歯車に噛み合う内歯が内周に形成されたリングギヤと、リングギヤを回動自在に保持するケースとを備える遊星歯車減速機が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載された遊星歯車減速機は、2段からなる遊星歯車機構で構成されている。その遊星歯車機構の最終段(2段目)の遊星歯車段は、モータ側のケーシング(ケース)に周方向均等位置でボルトで固定される3個の厚肉リブ部を有するキャリアを備えている。そして、リングギヤの内周に形成される内歯と噛み合う3個の遊星歯車が、最終段のキャリアに周方向均等位置で回転自在に支持されている。また、特許文献2に記載された遊星歯車減速機は、3段からなる遊星歯車機構で構成されており、リングギヤと噛み合う最終段(3段目)の遊星歯車は、周方向均等位置に4個配設されている。
特開平11−22789号公報(第4頁、第1図、第4図) 実開平5−42812号公報(第4−5頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載の遊星歯車減速機の場合は、リングギヤの内歯と噛み合う最終段の遊星歯車の数を3個と少なくしているため、この3個の遊星歯車の各歯に生じる接触面圧や曲げ応力が大きくなってしまう。そのため、当該遊星歯車および内歯の歯幅を長くして強度を確保する必要がある。歯幅が長くなってしまうと、当該遊星歯車減速機の長さも長くなってしまい、遊星歯車減速機の配設スペースの観点から望ましくない。また、特許文献2に記載の遊星歯車減速機の場合は、最終段の遊星歯車を4個にすることで歯幅が長くなってしまうことを抑制できるが、部品点数の増大や機構の複雑化を招いてしまう問題がある。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、リングギヤおよび遊星歯車の各歯に生じる面圧や曲げ応力を低減でき、リングギヤと噛み合う遊星歯車の強度確保が容易になり、遊星歯車機構の簡略化を図ることができる遊星歯車減速機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の遊星歯車減速機は、モータの出力軸に連結される入力軸と、前記入力軸に連結されるサンギヤと、前記サンギヤに連動する1段又は2段以上の遊星歯車段を有する遊星歯車機構と、1段からなる前記遊星歯車機構の遊星歯車、又は複数段からなる前記遊星歯車機構の最終段の遊星歯車、と噛み合う内歯が内周に形成されるリングギヤと、前記リングギヤを回動自在に保持するケースと、を備えるものに関する。
そして、本発明は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。即ち、本発明は、以下の特徴を単独で、もしくは、適宜組み合わして備えている。
上記目的を達成するための本発明の遊星歯車減速機における第1の特徴は、前記遊星歯車および前記遊星歯車に噛み合うリングギアの各歯を高歯に形成し、当該遊星歯車と前記リングギヤの内歯との噛み合い率を2.0以上とすることである。
この構成によれば、リングギヤに噛み合う遊星歯車を高歯に形成して噛み合い率を2.0以上にすることで、当該遊星歯車の各歯に加わる力が常時2枚以上の歯に分散され、各歯に生じる面圧や曲げ応力を低減できる。そして、リングギヤと噛み合う遊星歯車の強度確保が容易となり、遊星歯車の数を少なくしても歯幅が長くなってしまうことを抑制できる。また、遊星歯車機構の簡略化も図れる。
本発明の遊星歯車減速機における第2の特徴は、1段からなる前記遊星歯車機構の遊星歯車と噛み合う前記サンギヤ、又は複数段からなる前記遊星歯車機構の最終段の遊星歯車と噛み合う第2のサンギヤにおいて、前記サンギヤ又は前記第2のサンギヤの歯元側を高歯に形成し、歯先側を並歯に形成することである。
この構成によれば、最終段のサンギアの歯元強度を強くできるとともに、歯先の歯厚を十分に確保でき、歯先の破損を防止することができる。
本発明の遊星歯車減速機における第3の特徴は、複数段からなる前記遊星歯車機構の最終段以外の遊星歯車の各歯を並歯に形成することである。
この構成によれば、最終段以外の高速で回転する遊星歯車において、各歯が並歯に形成されることで、その歯の山と谷とで形成される空間から潤滑油が抜けやすくなり、噛み合い時に潤滑油が封じ込められてしまうことにより生じる抵抗を低減できる。また、最終段以外の高速で回転する遊星歯車において、高歯にすることですべり率が過大となることを抑制し、摺動抵抗を低減でき、最終段以外の遊星歯車も高歯にした場合に比して効率低下を抑制できる。
本発明の遊星歯車減速機における第4の特徴は、前記リングギヤに噛み合う遊星歯車は、周方向に3個配設されていることである。
この構成によれば、リングギヤに噛み合う遊星歯車を高歯に形成して噛み合い率を2.0以上にしているため各歯に生じる面圧や曲げ応力を低減でき、リングギヤの噛み合う遊星歯車の数が3個であっても、その強度確保が容易となり、部品点数を低減できるとともに、歯幅が長くなってしまうことを抑制できる。
本発明の遊星歯車減速機における第5の特徴は、前記リングギヤに表面硬化処理を行うことである。
この構成によれば、リングギアの内歯を高歯に形成するとともにリングギヤに表面硬化処理を施すことで、内歯の強度確保が容易となり、歯幅が短くすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施形態に係る遊星歯車減速機1(以下、減速機1という)を例示する断面図である。図1に示すように、減速機1は、ケース11を備えており、図示しないフレーム等にケース11に設けられるフランジ部16を介して取り付けられる。そして、減速機1は、ケース11内に配設されて複数のピストンを備える油圧モータ10で発生する回転駆動力を減速して伝達し、ケース11に対して回動自在に保持されるリングギヤ12を最終的に回転駆動する。これにより、リングギヤ12に設けられたフランジ部17に取り付けられる図示しないスプロケットを介して図示しない被駆動部を駆動する。
この減速機1は、ケース11、リングギヤ12、入力軸13、サンギヤ14、遊星歯車機構15、等を備えている。
ケース11は、フレーム等に取り付けられ、油圧モータ10を内部に収納するとともに、リングギヤ12を軸受け18を介して回動自在に保持する。軸受け18は、ケース11の一端側(図中左端側)の周囲に配設され、軸受け18とフランジ部16との間におけるケース11の周囲には、シール部19が設けられている。このシール部19によって、ケース11とリングギヤ12の他端側(図中右端側)との間の隙間がシールされている。また、ケース11の一端側からは、油圧モータ10の出力軸20が回転自在に支持されて突設されている。また、ケース11の一端側の端部には、外周に沿って周方向均等位置における3箇所にボス部22が一端側に向かって突設されている。3個のボス部22のそれぞれには、後述の遊星歯車機構15の最終段の遊星歯車26が回転自在に支持される。
リングギヤ12は、中空円筒状に形成され、上述のように、ケース11の一端側に回転自在に取り付けられ、図示しないスプロケット等を駆動する。リングギヤ12の一端側には、カバー部材12aが取り付けられ、リングギヤ12の内部には、遊星歯車機構15が収納される。そして、リングギヤ12の内周には、遊星歯車機構15の1段目の遊星歯車24及び最終段の遊星歯車26と噛み合う内歯28が形成されている。また、この内歯28は、遊星歯車24と噛み合う部分(一端側に形成されている部分)は並歯部分28aとして形成され、遊星歯車26と噛み合う部分(他端側に形成されている部分)は高歯部分28bとして形成されている。
入力軸13は、油圧モータ10の出力軸20にスプライン継手21を介して連結されている。これにより、入力軸13は、出力軸20とともに回転駆動される。そして、入力軸13の一端側には、サンギヤ14が連結され、入力軸13とともに一体に回転するように設けられている。サンギヤ14には、外周歯23が形成され、遊星歯車機構15の1段目の遊星歯車24と噛合して駆動するようになっている。
遊星歯車機構15は、サンギヤ23に連動して駆動される2段の遊星歯車段を有して構成されている。即ち、1段目の遊星歯車24、その保持枠(遊星枠)であるキャリア25、2段目(最終段)の遊星歯車26を備えている。
1段目の遊星歯車24は、周方向に3個配設され、各遊星歯車24はキャリア25に回転自在に保持されている。そして、各遊星歯車24に形成された外周歯27は、サンギヤ14の外周歯23と噛み合い、サンギヤ14の回転に伴って、回転駆動される。また、遊星歯車24の外周歯27は、リングギヤ12の内周に形成される内歯28とも噛み合うように配設される。これにより、サンギヤ14が回転すると、遊星歯車24は、自転しながらリングギヤ12の内周に沿って公転運動を行うことになる。
また、図2は、図1のII線矢視位置において一部拡大して示した断面図であって、遊星歯車24とリングギヤ12との噛み合い状態を示す図である。図1、図2に示すように、遊星歯車24の外周歯27は、リングギヤ12の内歯28の並歯部分28aと噛み合っており、この外周歯27も並歯として形成されている。
キャリア25は、平板なドーナツ状に形成される平板部分29と、この平板部分29から周方向均等位置で一端側に向かって突設される3個の軸部30とを備えている。軸部30には、遊星歯車24がそれぞれ回転自在に支持される。これにより、サンギヤ14によって駆動されて遊星歯車24が軸部30周りで自転しながらサンギヤ14に対して公転を行うと、その公転運動とともに、キャリア25もサンギヤ14回りの回転を行うことになる。
また、キャリア25の平板部分29の内周には、内周歯31が形成されており、第2のサンギヤ32と噛み合うようになっている。第2のサンギヤ32は、入力軸20及び出力軸13が嵌挿されるとともにこの入出力軸(20、13)に対して回転自在に支持されている。第2のサンギヤ32には、キャリア25の内周歯31と噛み合う外周歯33が形成されている。これにより、第2のサンギヤ32は、キャリア25の回転に伴って回転駆動される。
最終段の遊星歯車26は、ケース11から突設されるボス部22に対してそれぞれ回転自在に保持されている。図3は、図1のIII線矢視位置から見た図であって、リングギヤ12、遊星歯車26、第2のサンギヤ32を取り出して示した図である。図1、図3に示すように、遊星歯車26は、周方向に均等配置で3個配設されている。遊星歯車26には、外周歯34が形成されており、外周歯34は、第2のサンギヤ32の外周歯33と噛み合うとともにリングギヤ12の内歯28とも噛み合っている。これにより、第2のサンギヤ32が回転すると、遊星歯車26がボス部22周りに回転し(遊星歯車26は公転は行わない)、遊星歯車26の回転によってリングギヤ12が回転駆動される。
図4は、図1のIV線矢視位置において一部拡大して示した断面図であって、遊星歯車26とリングギヤ12との噛み合い状態を示す図である。図4に示すように、リングギヤ12に噛み合う遊星歯車26の各歯34は、高歯に形成されており、リングギヤ12の内歯28の高歯部分28bの各高歯と噛合する。そして、遊星歯車26とリングギヤ12とは、常時2枚以上の歯が噛み合った状態となっており、噛み合い率2.0以上が確保されている。
このように、遊星歯車機構15においては、リングギヤ12に噛み合う最終段の遊星歯車26を高歯に形成して噛み合い率を2.0以上にすることで、遊星歯車26の各歯34に加わる力が常時2枚以上の歯に分散され、各歯34に生じる面圧や曲げ応力を低減できる。そして、遊星歯車26の数を少なく3個にしても、リングギヤ12と噛み合う遊星歯車26の強度確保が容易となり、歯幅が長くなってしまうことを抑制できる。
また、図5は、図1のV−V線矢視位置において一部拡大して示した断面図であって
、遊星歯車26と第2のサンギヤ32との噛み合い状態を示す図である。図5に示すように、遊星歯車26の外周歯34は高歯に形成されているが、第2のサンギヤ32の外周歯33は、歯元側が高歯に形成され、歯先側が並歯に形成されている。サンギア32と遊星歯車26の歯数は比較的少なく噛み合い率は2.0以下であり、サンギア32の歯が受ける荷重は大きい。また、減速比を大きくするためにはサンギア32の歯数を少なくする必要があり、サンギア32は噛み合い回数も多い。このため、サンギヤの歯元の強度を強くするために歯元の歯厚が大きくるようように高歯とすると良い。また、サンギア32を高歯にすると、歯先の歯厚が小さくなるが、歯先を並歯とすることで歯先の歯厚を十分に確保することができる。これにより、サンギア32の歯元の強度を強くできるとともに、歯先の歯厚を十分に確保でき、歯先の破損を防止することができる。
また、遊星歯車機構15においては、前述のように、1段目(最終段以外)の遊星歯車24の各歯27は、最終段のサンギア32に比べて面圧が低く並歯に形成されている。これにより、最終段以外の高速で回転する遊星歯車24において、その歯の山と谷とで形成される空間から潤滑油が抜けやすくなり、噛み合い時に潤滑油が封じ込められてしまうことにより生じる抵抗を低減できる(図2参照)。また、最終段以外の高速で回転する遊星歯車において、高歯にすることですべり率が過大となることを抑制し、摺動抵抗を低減でき、最終段以外の遊星歯車も高歯にした場合に比して効率低下を抑制できる。
以上説明したように、遊星歯車減速機1によると、リングギヤ12と噛み合う遊星歯車26の各歯34に生じる面圧や曲げ応力を低減でき、その強度確保が容易になり、遊星歯車機構15の簡略化を図ることができる。また、リングギヤ12の内歯28は、焼入れ等の表面硬化処理が施してもよい。この場合、内歯28の強度確保が容易となり、そのリングギアの歯幅を短くできる。また、遊星歯車減速機1では、遊星歯車機構が2段の遊星歯車段を有する場合について説明したが、3段以上の遊星歯車段を有する場合であっても、リングギアと噛み合う最終段の遊星歯車の各歯を高歯にして噛み合い率を2.0以上とすることで、遊星歯車減速機1と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、次のように変更して実施してもよい。
(1)遊星歯車機構は、1段の遊星歯車段のみを有するものであってもよい。即ち、1段からなる遊星歯車機構の遊星歯車が、自転のみを行い、この遊星歯車と噛み合うことでリングギヤが回転駆動されるものであってもよい。この場合、この遊星歯車の各歯を高歯に形成して噛み合い率を2.0以上とすることで、遊星歯車の各歯に生じる面圧や曲げ応力を低減でき、実施形態の場合と同様の作用効果を奏することができる。
(2)遊星歯車機構が1段からなるものである場合、その遊星歯車と噛み合うサンギヤ(入力軸に連結されるサンギヤ)の歯元側を高歯に形成し、歯先側を並歯にしてもよい。この場合、実施形態において第2のサンギヤの歯元側を高歯に歯先側を並歯に形成したことと同様の作用効果を奏することができる。
本発明の実施形態に係る遊星歯車減速機を例示する断面図である。 図1のII線矢視位置において一部拡大して示した断面図であって、遊星歯車とリングギヤとの噛み合い状態を示す図である。 図1のIII線矢視位置から見た図であって、リングギヤ、遊星歯車、第2のサンギヤを取り出して示した図である。 図1のIV線矢視位置において一部拡大して示した断面図であって、遊星歯車とリングギヤとの噛み合い状態を示す図である。 図1のV−V線矢視位置において一部拡大して示した断面図であって、遊星歯車と第2のサンギヤとの噛み合い状態を示す図である。
符号の説明
1 遊星歯車減速機
10 油圧モータ
11 ケース
12 リングギヤ
13 入力軸
14 サンギヤ
15 遊星歯車機構
24 1段目の遊星歯車
26 最終段の遊星歯車
28 内歯
34 最終段の遊星歯車の外周歯

Claims (5)

  1. モータの出力軸に連結される入力軸と、
    前記入力軸に連結されるサンギヤと、
    前記サンギヤに連動する1段又は2段以上の遊星歯車段を有する遊星歯車機構と、
    1段からなる前記遊星歯車機構の遊星歯車、又は複数段からなる前記遊星歯車機構の最終段の遊星歯車、と噛み合う内歯が内周に形成されるリングギヤと、
    前記リングギヤを回動自在に保持するケースと、
    を備える遊星歯車減速機において、
    前記遊星歯車および前記遊星歯車に噛み合うリングギヤの内歯の各歯を高歯に形成し、当該遊星歯車と前記リングギヤの内歯との噛み合い率を2.0以上とすることを特徴とする遊星歯車減速機。
  2. 1段からなる前記遊星歯車機構の遊星歯車と噛み合う前記サンギヤ、又は複数段からなる前記遊星歯車機構の最終段の遊星歯車と噛み合う最終段のサンギヤにおいて、前記サンギヤ又は前記最終段のサンギヤの歯元側を高歯に形成し、歯先側を並歯に形成することを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車減速機。
  3. 複数段からなる前記遊星歯車機構の最終段以外の遊星歯車の各歯を並歯に形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の遊星歯車減速機。
  4. 前記リングギヤに噛み合う遊星歯車は、周方向に3個配設されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の遊星歯車減速機。
  5. 前記リングギヤに表面硬化処理を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の遊星歯車減速機。
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