JP2005054972A - 遊星歯車減速機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 リングギヤの内歯の歯幅が軸方向に長くなることなくその内歯の表面硬化処理を削減することができ、工数や構造上の制約を緩和できる。
【解決手段】 モータ10の出力軸20に入力軸13が連結される。サンギヤ14は、入力軸13に連結され、遊星歯車機構15は、サンギヤ14に連動する。リングギヤ12は、遊星歯車機構15の最終段の遊星歯車26と噛み合う内歯28が内周に鋳物として形成され、ケース11は、リングギヤ12を回動自在に保持する。リングギヤ12の内歯28、及びリングギヤ12に噛み合う遊星歯車26の各歯34が高歯に形成され、内歯28と遊星歯車26との噛み合い率が2.0以上に確保される。これにより、各歯34に生じる面圧や曲げ応力を低減でき、内歯28の強度確保が容易になる。
【選択図】図1

Description

本発明は、サンギヤと、それに噛み合う遊星歯車機構と、遊星歯車に噛み合う内歯が内周に形成されたリングギヤと、リングギヤを回動自在に保持するケースとを備える遊星歯車減速機に関する。
従来、サンギヤと、それに噛み合う遊星歯車機構と、遊星歯車に噛み合う内歯が内周に形成されたリングギヤと、リングギヤを回動自在に保持するケースとを備える遊星歯車減速機が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された遊星歯車減速機は、2段からなる遊星歯車機構で構成され、その遊星歯車機構の最終段(2段目)の遊星歯車段では、3個の遊星歯車が、ケーシングに固定されるキャリアに周方向均等位置でそれぞれ回転自在に支持されている。また、最終段の遊星歯車と噛み合う内歯リングギヤ(内歯が内周に形成されたリングギヤ)は円筒状のハウジングに設けられ、当該ハウジングは、履帯と噛み合うスプロケット等が設けられる支持部材にボルトで固定されている。そして、その支持部材がケーシングに対して軸受けを介して回転自在に支持されている。
特許文献1に記載の遊星歯車減速機は、最終段の遊星歯車とリングギヤとの噛み合いにおいて最も大きな伝達荷重が発生するため、その噛み合い時にリングギヤの内歯に生じる接触面圧や曲げ応力も大きくなってしまう。そこで、リングギヤの内歯の軸方向の歯幅を長くして強度を確保する必要性が生じる。しかし、歯幅が長くなってしまうと、当該遊星歯車減速機の長さも長くなってしまい、遊星歯車減速機の配設スペースの観点から望ましくない。そのため、歯幅の長さを短く抑えるには、内歯に表面硬化処理を施すことにより強度を確保する必要がある。特許文献1に記載の遊星歯車減速機の場合は、リングギヤを円筒状のハウジングに設け、支持部材と別体に形成することで、内歯の表面硬化処理の便宜に供している。
特開平11−22789号公報(第4頁、第1図)
しかしながら、特許文献1に記載の遊星歯車減速機の場合、リングギヤの内歯を軸方向に長くすることなくその強度を確保しようとすると、上述のように、強度確保のための表面硬化処理が必要となってしまい、遊星歯車減速機の製作にあたり、工数が増えるという問題があった。
さらに、表面硬化処理は高価な工程のため、表面硬化処理を行う部分はできるだけ少なくすることが好ましい。このため、リングギアと支持部とを分割して、リングギヤのみに表面硬化処理を行っており、構造上の制約が生じるという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みることにより、リングギヤの内歯に生じる面圧や曲げ応力を低減でき、リングギヤの内歯の強度確保が容易になり、リングギヤの内歯の歯幅が軸方向に長くなることなくその内歯の表面硬化処理を削減することができ、工数や構造上の制約を緩和できる遊星歯車減速機を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の遊星歯車減速機は、モータの出力軸に連結される入力軸と、前記入力軸に連結されるサンギヤと、前記サンギヤに連動する1段又は2段以上の遊星歯車段を有する遊星歯車機構の遊星歯車、と噛み合う内歯が内周に形成されるリングギヤと、前記リングギヤを回動自在に保持するケースと、を備えるものに関する。
そして、本発明は、上記目的を達成するために以下のようないくつかの特徴を有している。即ち、本発明は、以下の特徴を単独で、もしくは、適宜組み合わして備えている。
上記目的を達成するための本発明の遊星歯車減速機における第1の特徴は、前記リングギヤの内歯、及び前記リングギヤに噛み合う遊星歯車の各歯を高歯に形成し、前記内歯と前記リングギヤに噛み合う遊星歯車との噛み合い率を2.0以上とし、前記リングギヤの内歯を鋳物として形成することである。
この構成によれば、リングギヤの内歯とそれに噛み合う遊星歯車の各歯を高歯に形成して噛み合い率を2.0以上にすることで、リングギヤの内歯に加わる力が常時2枚以上の歯に分散され、発生する面圧や曲げ応力を低減できる。そして、リングギヤの内歯の強度確保が容易となり、リングギヤの内歯の歯幅が軸方向に長くなることなくその内歯の表面硬化処理を削減することができ、鋳物を用いて容易にリングギヤを製作することができる。従って、遊星歯車減速機の製作工数や構造上の制約を緩和することができる。
本発明の遊星歯車減速機における第2の特徴は、複数段からなる前記遊星歯車機構における前記サンギヤと噛み合う1段目の遊星歯車の各歯を高歯に形成し、当該1段目の遊星歯車を前記サンギヤを挟んで略対向する位置に2個配置することである。
この構成によれば、1段目の遊星歯車が、略対向する位置に2個配置されるものであっても、その各歯を高歯に形成することで、各歯に生じる面圧や曲げ応力を低減できる。このため、遊星歯車の数を少なくするとともに、1段目の遊星歯車と噛み合うことでリングギヤの内歯に生じる面圧や曲げ応力も低減でき、内歯の強度確保が容易となり、その歯幅が長くなることなく表面硬化処理を削減することができる。
本発明の遊星歯車減速機における第3の特徴は、前記リングギヤの内歯と、当該内歯を保持して前記ケースに対して回動自在に支持される支持部とを鋳物として一体に形成することである。
この構成によれば、熱処理等による表面効果処理をしなくてもリングギヤの内歯の強度を確保できることで、リングギヤと支持部とを鋳物で一体に形成でき、表面硬化処理の削減とともに部品点数の削減を図ることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の実施形態に係る遊星歯車減速機1(以下、減速機1という)を例示する断面図である。図1に示すように、減速機1は、ケース11を備えており、図示しないフレーム等にケース11に設けられるフランジ部16を介して取り付けられる。そして、減速機1は、ケース11内に配設されて複数のピストンを備える油圧モータ10で発生する回転駆動力を減速して伝達し、ケース11に対して回動自在に保持されるリングギヤ12を最終的に回転駆動する。これにより、リングギヤ12に設けられたフランジ部17に取り付けられる図示しないスプロケットを介して図示しない被駆動部を駆動する。
この減速機1は、ケース11、リングギヤ12、入力軸13、サンギヤ14、遊星歯車機構15、等を備えている。
ケース11は、フレーム等に取り付けられ、油圧モータ10を内部に収納するとともに、リングギヤ12を軸受け18を介して回動自在に保持する。軸受け18は、ケース11の一端側(図中左側)の周囲に配設され、軸受け18とフランジ部16との間におけるケース11の周囲には、シール部19が設けられている。このシール部19によって、ケース11とリングギヤ12の他端側(図中右側)との間の隙間がシールされている。また、ケース11の一端側からは、油圧モータ10の出力軸20が回転自在に支持されて突設されている。また、ケース11の一端側の端部には、後述の遊星歯車機構15の最終段の保持部22が取り付けられている。
リングギヤ12は、中空円筒状に形成され、上述のように、ケース11の一端側に回転自在に取り付けられ、図示しないスプロケット等を駆動する。リングギヤ12の一端側には、カバー部材12aが取り付けられ、リングギヤ12の内部には、遊星歯車機構15が収納される。そして、リングギヤ12の内周には、遊星歯車機構15の1段目の遊星歯車24及び最終段の遊星歯車26と噛み合う内歯28が形成されている。この内歯28は、並歯ではなく高歯として形成されている。また、リングギヤ12は、内歯28と、この内歯28を保持してケース11に対して回動自在に支持される支持部29とを備え、内歯28と支持部29とは、鋳物として一体に形成されている。なお、リングギヤ12では、従来技術のようにスプロケット等に連結される支持部材と円筒状のハウジングとを別体に形成する必要が無く、スプロケット等に連結されるフランジ部17が設けられた支持部29と内歯28とが一体に鋳物で形成されている。
入力軸13は、油圧モータ10の出力軸20にスプライン継手21を介して連結されている。これにより、入力軸13は、出力軸20とともに回転駆動される。そして、入力軸13の一端側には、サンギヤ14が連結され、入力軸13とともに一体に回転するように設けられている。サンギヤ14には、外周歯23が形成され、遊星歯車機構15の1段目の遊星歯車24と噛合して駆動するようになっている。
遊星歯車機構15は、サンギヤ14に連動して駆動される2段の遊星歯車段を有して構成されている。即ち、1段目の遊星歯車24、その保持枠(遊星枠)であるキャリア25、2段目(最終段)の遊星歯車26、遊星歯車26の保持部22を備えている。
図2は、図1のII−II線矢視断面図であって、リングギヤ12、遊星歯車24、サンギヤ14、キャリア25の一部(他端側の部分)を示した図である。図1、図2に示すように、1段目の遊星歯車24は、サンギヤ14を挟んで略対向する位置に2個配置され、各遊星歯車24はキャリア25にそれぞれ回転自在に保持されている。そして、各遊星歯車24に形成された外周歯27は、サンギヤ14の外周歯23と噛み合い、サンギヤ14の回転に伴って、回転駆動される。また、遊星歯車24の外周歯27は、リングギヤ12の内周に形成される内歯28とも噛み合うように配設される。これにより、サンギヤ14が回転すると、遊星歯車24は、自転しながらリングギヤ12の内周に沿って公転運動を行うことになる。また、図2に示すように、サンギヤ14の外周歯23、遊星歯車24の外周歯27、及びリングギヤ12の内歯12は、いずれも並歯ではなく高歯に形成されている。
キャリア25は、図1に示すように、2個の遊星歯車24を前後に挟む2枚の楕円状の平板などが組み合して構成されている。そして、キャリア25は、楕円状の平板をつなぐ2個の軸部30を備え、この軸部30に、それぞれ遊星歯車24が回転自在に支持される。これにより、サンギヤ14によって駆動されて遊星歯車24が軸部20周りで自転しながらサンギヤ14に対して公転を行うと、その公転運動とともに、キャリア25もサンギヤ14回りの回転を行うことになる。
また、キャリア25における他端側に位置した平板の内周には、内周歯31が形成されており、第2のサンギヤ32と噛み合うようになっている。第2のサンギヤ32は、入力軸13が嵌挿されるとともにこの入力軸13に対して回転自在に支持されている。第2のサンギヤ32には、キャリア25の内周歯31と噛み合う外周歯33が形成されている。これにより、第2のサンギヤ32は、キャリア25の回転に伴って回転駆動される。
最終段の遊星歯車26は、保持部22に設けられる軸部35に対してそれぞれ回転自在に保持されている。遊星歯車26は、周方向に均等配置で3個配設されている。遊星歯車26には、外周歯34が形成されており、外周歯34は、第2のサンギヤ32の外周歯33と噛み合うとともにリングギヤ12の内歯28とも噛み合っている。これにより、第2のサンギヤ32が回転すると、遊星歯車26が軸部35周りに回転し(遊星歯車26は公転は行わない)、遊星歯車26の回転によってリングギヤ12が回転駆動される。
図3は、図1のIII線矢視位置において一部拡大して示した断面図であって、遊星歯車26とリングギヤ12との噛み合い状態を示す図である。図3に示すように、リングギヤ12の内歯28、及びリングギヤ12に噛み合う遊星歯車26の各歯34は、高歯に形成されている。そして、内歯28と遊星歯車26とは、常時2枚以上の歯が噛み合った状態となっており、噛み合い率2.0以上が確保されている。
最後に、保持部22は、ケース11の一端側にスプライン結合を介して取り付けられるとともに、ケース11に対して固定されている。そして、周方向均等配置の軸部35を3個備え、前述のように、各軸部35で各遊星歯車26を回転自在に支持している。
以上説明したように、遊星歯車減速機1によると、リングギヤ12の内歯28とそれに噛み合う遊星歯車26の各歯34を高歯に形成して噛み合い率を2.0以上にすることで、リングギヤ12の内歯28に加わる力が常時2枚以上の歯に分散され、発生する接触面圧や曲げ応力を低減できる。このため、リングギヤ12の内歯28の強度確保が容易となる。内歯28の強度確保が容易となると、強度確保のために焼き入れ等の表面硬化処理を内歯28に対して施す必要がなくなる。また、表面硬化処理をしていなくても、内歯28の歯幅を軸方向に長くとる必要がない。そして、鋳物を用いて容易にリングギヤ12を製作することができる。従って、遊星歯車減速機の製作工数や構造上の制約を緩和することができる。
また、従来の遊星歯車減速機では、1段目の遊星歯車が3個以上配置されているが、遊星歯車減速機1によると、1段目の遊星歯車24が2個であっても、その外周歯27を高歯に形成することで、各歯に生じる面圧や曲げ応力を低減できる。このため、遊星歯車の数を少なくすることができるとともに、1段目の遊星歯車24と噛み合うことでリングギヤ12の内歯28に生じる面圧や曲げ応力も低減できる。従って、内歯28の強度確保が容易となり、内歯28に対して焼き入れ等の表面硬化処理を施す必要がなくなり、内歯28の歯幅が軸方向に長くなってしまうことも抑制できる。
また、遊星歯車減速機1によると、熱処理等による表面効果処理をしなくてもリングギヤ12の内歯28の強度を確保できるため、従来の遊星歯車減速機のように、熱処理のためリングギア12と支持部29を分割するという構造上の制約を受けることなく、リングギヤ12と支持部29とを鋳物で一体に形成できる。さらに、表面硬化処理の削減とともにリングギア12と支持部29を螺合するボルトを省略でき部品点数の削減を図ることができる。
また、熱処理の工程を省くことで、熱処理によるリングギアの歪がなくり、この歪に起因する内歯にかかる荷重のばらつきをなくすことができ、耐久性が向上するとともに、騒音の発生も低減できる。
また、遊星歯車減速機1では、遊星歯車機構が2段の遊星歯車段を有する場合について説明したが、3段以上の遊星歯車段を有する場合であっても、噛み合い率を2.0以上とすることで、遊星歯車減速機1と同様の作用効果を奏することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な設計変更が可能なものである。例えば、次のように変更して実施してもよい。
(1)遊星歯車機構は、1段の遊星歯車段のみを有するものであってもよい。即ち、1段からなる遊星歯車機構の遊星歯車が、自転のみを行い、この遊星歯車と噛み合うことでリングギヤが回転駆動されるものであってもよい。この場合、この遊星歯車の各歯とリングギヤの内歯とを高歯に形成して噛み合い率を2.0以上とすることで、リングギヤの内歯に生じる面圧や曲げ応力を低減でき、実施形態の場合と同様の作用効果を奏することができる。
(2)本実施形態においては、1段目の遊星歯車が2個配置され、最終段の遊星歯車が3個配置されているものを説明したが、この通りでなくてもよい。例えば、1段目の遊星歯車が3個以上配置されるものであっても、また、最終段の遊星歯車が4個以上配置されるものであってもよい。なお、1段目の遊星歯車が3個以上配置される場合は、その外周歯は高歯に形成されていなくてもよい。
本発明の実施形態に係る遊星歯車減速機を例示する断面図である。 図1のII−II線矢視断面図であって、リングギヤ、遊星歯車、サンギヤを示した図である。 図1のIII線矢視位置において一部拡大して示した断面図であって、遊星歯車とリングギヤとの噛み合い状態を示す図である。
符号の説明
1 遊星歯車減速機
10 油圧モータ
11 ケース
12 リングギヤ
13 入力軸
14 サンギヤ
15 遊星歯車機構
24 1段目の遊星歯車
26 最終段の遊星歯車
28 内歯
34 最終段の遊星歯車の外周歯

Claims (3)

  1. モータの出力軸に連結される入力軸と、
    前記入力軸に連結されるサンギヤと、
    前記サンギヤに連動する1段又は2段以上の遊星歯車段を有する遊星歯車機構と、
    1段からなる前記遊星歯車機構の遊星歯車、又は複数段からなる前記遊星歯車機構の遊星歯車、と噛み合う内歯が内周に形成されるリングギヤと、
    前記リングギヤを回動自在に保持するケースと、
    を備える遊星歯車減速機において、
    前記リングギヤの内歯、及び前記リングギヤに噛み合う遊星歯車の各歯を高歯に形成し、前記内歯と前記リングギヤに噛み合う遊星歯車との噛み合い率を2.0以上とし、前記リングギヤの内歯を鋳物として形成することを特徴とする遊星歯車減速機。
  2. 複数段からなる前記遊星歯車機構における前記サンギヤと噛み合う1段目の遊星歯車を前記サンギヤを挟んで略対向する位置に2個配置し、当該1段目の遊星歯車の各歯を高歯に形成することを特徴とする請求項1に記載の遊星歯車減速機。
  3. 前記リングギヤの内歯と、当該内歯を保持して前記ケースに対して回動自在に支持される支持部とを鋳物として一体に形成することを特徴とする請求項2に記載の遊星歯車減速機。
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