JP2007302262A - 蓋の回り止め機構及び走行ユニット - Google Patents

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【課題】プラグの抜き差しに悪影響が及びにくい蓋の回り止め機構及び走行ユニットを提供する。
【解決手段】蓋の回り止め機構1において、ケース部材30は円筒形状を有し、且つその一端の内周には第1凹部30aが形成されている。蓋部20は円板状で、厚み方向に貫通して形成された貫通孔20hを有しており、ケース部材30の一端に嵌挿されている。プラグ10は、貫通孔20hに螺合するねじ軸部10bを有し、係止部材340は、第1凹部30aに係合可能な形状を有している。貫通孔40hに螺合したプラグ10によって、プラグ10の軸方向についての係止部材40の移動が制限され、係止部材40が第1凹部30aに係合することにより、蓋部20のケース部材30に対する回転が制限される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ケースの内部と連通する貫通孔に螺合するプラグを有する蓋の回り止め機構に関する。
従来、蓋の回り止め機構として、特許文献1に開示されている技術が用いられている。以下、図7、8を参照しつつ特許文献1の技術について説明する。図7(a)及び図7(b)は、それぞれ従来の蓋の回り止め機構の側面図及び正面図であり、図7(a)の下部の切り欠き断面図は、図7(b)のC−C’矢視断面図に相当する。また、図8(a)及び図8(b)は、それぞれ図7のA及びBの領域に相当する拡大構成図である。
図7に示すように、従来の蓋の回り止め機構900は、走行ユニットに用いられるもので、円筒状のケース部材930と、ケース部材930の一端に嵌挿された蓋部920とを有しており、ケース部材930の内部には減速機950が配置されている。減速機950について蓋部920と反対側には、モータ設置部M1が配置されており、モータ設置部M1の内部には、油圧モータMが減速機950と連結して配置されている。その結果、ケース部材930は、モータ設置部M1により回転自在に保持されている。モータ設置部M1は、図示しないフレーム等に、モータ設置部M1に形成された第1フランジ部F1を介して固定され、油圧モータMが駆動することで、ケース部材930がモータ設置部M1に対して回転し、ケース部材930の第2フランジ部F2に取り付けられる図示しないスプロケットを介して図示しない被駆動部に動力が伝えられる。
また、蓋部920には、内部の潤滑油を交換するための通路となる貫通孔920hが設けられており、貫通孔920hにはプラグ910が螺合されている(図8(a)参照)。そして、プラグ910を蓋部920から取り外すことにより、貫通孔920hを通して潤滑油の交換作業が可能となっている。また、プラグ910が貫通孔920hに螺合された状態において、プラグ910の鍔部910bは、ケース部材930及び蓋部920に形成された凹部930a、920aに係合している(図8(b)参照)。そのため、プラグ910により、ケース部材930に対しての蓋部920の回転が制限されている。以上のように、プラグ910は、潤滑油の通路を遮断しており、且つ蓋部920の回り止めとなっている。
特開2005−54973号公報
しかしながら、上記の蓋の回り止め機構900を例えば建設機械の走行ユニット等に用いたときに、走行ユニットが、土砂などに埋まった状態で使用されることがある。このような場合には、油圧モータMの駆動時に、土砂などの圧力によりカバー920の回転が抑止される一方、ケース部材930がカバー920に対して回転しようとしたりする。また、モータMの静止時に、カバー920のイナーシャによりカバー920が回転しつづけようとするために、プラグ910の鍔部910bが変形してケース部材930の凹部930aに食い込んでしまうことがある。そのため、プラグ910の抜き差しが困難になるという問題がある。
そこで、本発明は、蓋の回転を規制する係止部材がケースに食い込んでも、プラグの抜き差しが容易にできる蓋の回り止め機構及び走行ユニットを提供することを目的とする。
課題を解決するための手段及び効果
上記目的を達成するために、本発明の蓋の回り止め機構は、円筒形状を有し且つその一端の内周には第1凹部が形成されたケース部材と、厚み方向に貫通して形成された貫通孔を有し且つ前記ケース部材の一端に嵌挿された円板状の蓋部と、 前記貫通孔に螺合するねじ軸部を有するプラグと、前記第1凹部に係合可能な形状を有する係止部材と、を備え、
前記係止部材が前記第1凹部に係合することにより、前記蓋部の前記ケース部材に対する回転が制限され、前記貫通孔に螺合した前記プラグによって、前記係止部材は前記プラグの軸方向の移動が制限されるものである。
この構成によると、プラグ及びプラグとは別体の係止部材を蓋の回り止めとして用いることで、蓋がケース部材に対して回転方向の位置ずれて係止部材がケースに食い込んだとしても、プラグに作用する蓋の周方向の力は低減されているので、プラグを容易に外すことができる。
前記蓋部の表面には第2凹部が形成され、前記貫通孔は前記第2凹部の表面に開口しており、前記係止部材は、前記第2凹部に係合可能な形状を有しており、前記係止部材が、前記第1凹部に係合すると共に前記第2凹部に係合してもよい。これによると、係止部材が、第1凹部だけでなく第2凹部にも係合することで、蓋の周り止めが容易にできる。
前記プラグには鍔部が形成され、前記係止部材には、前記プラグが挿入され且つ前記鍔部の最大外径よりも小さい最小内径を有する挿入孔が形成されており、少なくとも、係止部材において前記挿入孔の最小内径を形成する最小内径部分が、前記貫通孔に螺合した前記プラグの鍔部と前記蓋部との間に挟まれることで、前記プラグの軸方向についての前記係止部材の移動が制限されてもよい。これによると、プラグに鍔部を設け、且つ係止部材に挿入孔を形成してリング状にすることで、プラグ及び係止部材を、蓋部及びケース部材に対して同時に取り付けることができるため、蓋部及びケース部材に対するプラグ及び係止部材の取り付けが容易になる。
前記係止部材と前記プラグとの蓋の周方向に隙間を有してもよい。これによると、係止部材が周方向に移動しても、プラグに作用する蓋の周方向の力をより低減できる。
また、本発明の走行ユニットは、上記の蓋の回り止め機構と、前記ケース部材内に配置された減速機と、前記減速機について前記蓋部と反対側に前記減速機と連結して配置された油圧モータと、を有しており、前記ケース部材には、前記蓋部を係止することで前記ケース部材の軸方向についての前記蓋部の移動を制限する止め輪が、その内周面に係合して配置されていてもよい。これによると、蓋をケースに固定する作業が簡便にできるとともに、プラグを容易に外すことができ、内部の潤滑油を迅速に交換できる走行ユニットが得られる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
以下、図1を参照しつつ、本実施形態に係る蓋の回り止め機構の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る蓋の回り止め機構を示す全体構成図であり、図1(a)及び図1(b)は、それぞれ側面図及び正面図を示している。また、図1(a)は、図1(b)のF−F’矢視断面図に相当する。ここでは、本発明に係る蓋の回り止め機構が、走行ユニットに用いられている一実施形態について説明する。
図1(a)、(b)に示すように、本実施形態に係る走行ユニットは、円筒状のケース部材30と、ケース部材30の一端に嵌挿された円板状の蓋部20と、ケース部材30の内部に配置された減速機50と、減速機50について蓋部20と反対側に配置されたモータ設置部M1とを含んで構成されている。また、本発明に係る蓋の回り止め機構1は、ケース部材30と蓋部20とを含んで構成され、走行ユニットの一部として用いられる。
走行ユニットにおいて、モータ設置部M1の内部の油圧モータMは、減速機50と連結して配置されており、ケース部材30は、モータ設置部M1に対して回転自在に保持されている。また、モータ設置部M1は、モータ設置部M1に形成された第1フランジ部F1を介して図示しないフレーム等に固定されている。そして、油圧モータMが駆動することで、ケース部材30がモータ設置部M1に対して回転し、ケース部材30の第2フランジ部F2に取り付けられる図示しないスプロケットを介して図示しない被駆動部に動力が伝えられる。
次に、図2(a)、(b)を参照しつつ、本実施形態に係る蓋の回り止め機構1の詳細について説明する。図2(a)及び図2(b)は、それぞれ図1のD及びEの領域に相当する拡大構成図である。蓋の回り止め機構1において、ケース部材30の一端の内周には第1凹部30aが形成されており、蓋部20の表面には第2凹部20aが形成されている。また、蓋部20には、内部の潤滑油を交換するための通路となる貫通孔20hが、蓋部20の厚み方向に貫通して形成されている。ここで、貫通孔20hは第2凹部20aの表面に開口している。また、貫通孔20hの内周部には、後述するプラグと螺合するためのねじ部が形成されている。
また、ケース部材30の内周面には図示しない止め輪係合部が形成されており止め輪係合部に係合して止め輪70が配置されている。止め輪係合部の位置で止め輪70を拡径させることで、止め輪70をケース部材30に対して固定している。このようにしてケース部材30に固定された止め輪70が蓋部20を係止することで、ケース部材30の軸方向についての蓋部20の移動が制限される。止め輪の構造、係合方法については、これ以外の形態であってもよい。
また、蓋部20のケース部材30と当接する外周部には、Oリング受け部30cが全周に亘って形成されている。そして、Oリング受け部30cにはOリング80が配置されている。
ここで、貫通孔20h、第1凹部30a、及び第2凹部20aに、プラグ10及び係止部材40が取り付けられることによって蓋部20の回転が制限される。以下、プラグ10及び係止部材40の構造について説明する。
プラグ10は、貫通孔20hに螺合する形状を有するねじ軸部10と、鍔部10bとを含んで構成されている。鍔部10bの外径は、その軸方向について一様ではなく、鍔部10bの端面からねじ軸部10aの方向にかけて、その内径が減少している。また、鍔部10bには工具用の穴10cが形成されており、取り付け時に工具を使ってプラグ10を回転できるようになっている。また、プラグ10は蓋部20の貫通孔20hに螺合されるもので、蓋部20からプラグ10を取り外すことにより、貫通孔20hを通して潤滑油の交換作業が可能となる。
係止部材40は板状であり、第1凹部30a及び第2凹部20aに係合可能な形状を有している。また、係止部材40は、その厚み方向に貫通形成された挿入孔40aが形成されたリング状となっている。挿入孔40aの内径は一様でなく、一の面から他の面にかけてその内径が減少している。この形状により、挿入孔40aの内周部とプラグ10の鍔部10bとが係合可能となっている。
また、挿入孔40aの最小内径は、プラグ10の鍔部10bの最大外径よりも小さい。ここで、挿入孔40aの最小内径は図2(a)のDに相当し、鍔部10bの最大外径は図2(a)のDに相当する。すなわち、D<Dの関係が成立している。
次に、蓋部20及びケース部材30に対して、プラグ10及び係止部材40が取り付けられた状態について説明する。
まず、係止部材40の挿入孔40aにプラグ10のねじ軸部10aが挿入され、さらに挿入孔40aの内周部とプラグ10の鍔部10bとが係合して両者が組み合わされた状態で、これらのプラグ10及び係止部材40が、蓋部20及びケース部材30に取り付けられる。具体的には、プラグ10のねじ軸部10bが貫通孔20hに螺合する。また、その状態において、係止部材40が第1凹部30a及び第2凹部20aに係合している(図2(a)、(b)参照)。その結果、係止部材40により、ケース部材30に対しての蓋部20の回転が制限されている。また、この状態において、ケース30、蓋部20、係止部材40、及びプラグ10の端面は、全てほぼ同一平面上に位置している。
また、上記のように、プラグ10及び係止部材40を、蓋部20及びケース部材30に取り付けることで、上記のようにD<Dの関係が成立しているために、少なくとも、係止部材40において、挿入孔40aの最小内径Dを形成する最小内径部分が、プラグ10の鍔部10bと蓋部20との間に挟まれるので、プラグ10の軸方向についての係止部材40の移動が制限される。その結果、係止部材40が、ケース部材30及び蓋部20から外れることなく、蓋部20の回り止め機構として機能する。
以上のように、プラグ10及びプラグ10とは別体の係止部材40を蓋の回り止めとして用いることで、蓋部20に無理な力が加えられて、ケース部材30に対して回転方向の位置ずれが生じた場合であっても、係止部材40により位置ずれが吸収されてプラグ10の変形が防止できるので、プラグ10の抜き差しに悪影響が及びにくい。
上記の実施形態においては、第1凹部30a及び第2凹部20aに係止部材40が係合される蓋の回り止め機構1について説明したが、第2凹部20aはなくてもよく、例えば第2凹部のない蓋部の表面に係止部材40及びプラグ10を取り付け、係止部材40が第1凹部位30aにのみ係合することで蓋部の回転が制限される構造としてもよい。本実施形態においては、蓋部20に第2凹部20aが形成されているので、係止部材40が、第1凹部30aだけでなく第2凹部20aにも係合する。そのため、第1凹部30aと係止部材40との当接部分だけでなく、第2凹部20aと係止部材40との当接部分でも負荷を受けることができるので、係止部材40及びプラグ10への負荷を低減できる。
また、プラグ10には鍔部10bが設けられ、且つ、係止部材40には、鍔部10bの最大外径Dよりも小さい最小内径Dを有する挿入孔40aが設けられている。そのため、プラグ10及び係止部材40を、蓋部20及びケース部材30に対して同時に取り付けることができるため、蓋部20及びケース部材30に対するプラグ10及び係止部材40の取り付けが容易になる。
また、このような蓋の回り止め機構1を走行ユニットに用いることで、プラグ10の抜き差しに悪影響が及びにくく、内部の潤滑油を迅速に交換できる走行ユニットが得られる。
(変形例)
次に、本実施形態の変形例について図3乃至6を用いて説明する。図3乃至6は、それぞれ、第1乃至第4変形例に係る蓋の回り止め機構を示した図である。また、図3乃至6の(a)及び(b)は、それぞれ図1のD及びEの領域に相当する拡大構成図を示している。なお、以下の変形例に係る蓋の回り止め機構は、プラグ、係止部材、第1凹部、及び第2凹部の形状が上記の実施形態と異なる。尚、ここでは、上記の実施形態に係る蓋の回り止め機構1と同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
(第1変形例)
図3に示すように、第1変形例に係る蓋の回り止め機構2において、プラグ210の鍔部210bには、その軸方向について段が形成されており、鍔部210bの端面側よりも、ねじ軸部210a側の段の径が小さくなっている。また、この鍔部210bの形状と係合するように、係止部材240の挿入孔240aの内周部にも段が形成されている。このような構造によっても、上記の実施形態と同様の効果が得られる。ここでは、鍔部210b及び挿入孔240aに形成された段数を2段としているが、段数はこれより多くても良い。
(第2変形例)
図4に示すように、第2変形例に係る蓋の回り止め機構3においては、係止部材340の挿入孔340aの内径がプラグ310の軸方向について一様となっている。また、プラグ310について、鍔部310bの最大外径(挿入孔340aの内径よりも大きい)部分は、軸方向について係止部材340よりも外側位置にある。また、プラグ310の径方向について、プラグ310と挿入孔340aの内周面とが相対する領域のどこにおいても、挿入孔340aの内径は、挿入孔340aの内周面と相対する部分におけるプラグ310の外径より大きくなっており、径方向についてプラグ310と係止部材340との間には径方向の隙間がある。このように、プラグ310と、係止部材340の挿入孔340aの内周面との間にプラグ310の径方向についての隙間を設けることで、隙間により蓋部320のケース部材330に対する位置ずれが吸収されるので、プラグ310の抜き差しにさらに悪影響が及びにくくなる。また、この隙間を、ケース部材30に対する蓋部20の想定される位置ずれ幅よりも大きく設定することで、確実に位置ずれを吸収できる。また、本変形例では、挿入孔340aの内径がプラグ310の軸方向について一様であるが、挿入孔340aの内径が一様でない場合であっても、鍔部310bの最大外径よりも挿入孔340aの最小内径が小さい限り、同様に適用可能である。
(第3、第4変形例)
図5に示すように、第3変形例に係る蓋の回り止め機構4においては、係止部材440の形状が円板状でなく、第1凹部430aとの係合部分においてほぼ直角の部分と直線部分とを有する形状となっている。また、第1凹部430a及び第2凹部420aも、係止部材440に係合可能な形状を有している。また、図6に示すように、第4変形例に係る蓋の回り止め機構5においては、係止部材540が四角形状となっており、第1凹部530a及び第2凹部520aも、係止部材540に係合する形状となっている。これらのような構造によると、係止部材440、540が回転しにくいため、ケース部材430、540に対しての蓋部420、520の回転がより確実に制限される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々に変更して実施することができるものである。
例えば、上記の実施形態は、油圧モータを有する走行ユニットに関するものであるが、この用途には限定されない。
また、上記の実施形態においては、プラグに鍔部が形成されているが、プラグの軸方向についての係止部材の移動を制限できるものであれば、この形態には限られない。
また、上記の実施形態においては、係止部材に挿入孔を設けているが、プラグの軸方向についての係止部材の移動を制限できるものであれば、この形態には限られない。
本発明の一実施形態に係る蓋の回り止め機構を示す全体構成図。(a)は側面図。(b)は正面図。 (a)は図1のDの領域に相当する拡大構成図。(b)は図1のEの領域に相当する拡大構成断面図。 図1の蓋の回り止め機構の第1変形例の構成図。(a)は図1のDの領域に相当する拡大構成図。(b)は図1のEの領域に相当する拡大構成断面図。 図1の蓋の回り止め機構の第2変形例の構成図。(a)は図1のDの領域に相当する拡大構成図。(b)は図1のEの領域に相当する拡大構成断面図。 図1の蓋の回り止め機構の第3変形例の構成図。(a)は図1のDの領域に相当する拡大構成図。(b)は図1のEの領域に相当する拡大構成断面図。 図1の蓋の回り止め機構の第4変形例の構成図。(a)は図1のDの領域に相当する拡大構成図。(b)は図1のEの領域に相当する拡大構成断面図。 従来の蓋の回り止め機構を示す全体構成図。(a)は側面図。(b)は正面図。 従来の蓋の回り止め機構を示す拡大構成図。(a)は図7のAの領域に相当する拡大構成図。(b)は図7のBの領域に相当する拡大構成断面図。
符号の説明
1、2、3、4、5 蓋の回り止め機構
10、210、310 プラグ
10a、210a、310a ねじ軸部
10b、210b、310b 鍔部
20、420、520 蓋部
20a、420a、520a 第1凹部
20h、 貫通孔
30、430、530 ケース部材
30a、430a、530a 第2凹部
40、240、340、440、540 係止部材
40a、240a、340a、440a、540a 挿入孔
50 減速機
70 止め輪
M 油圧モータ

Claims (5)

  1. 円筒形状を有し且つその一端の内周には第1凹部が形成されたケース部材と、
    厚み方向に貫通して形成された貫通孔を有し且つ前記ケース部材の一端に嵌挿された円板状の蓋部と、
    前記貫通孔に螺合するねじ軸部を有するプラグと、
    前記第1凹部に係合可能な形状を有する係止部材と、を備え、
    前記係止部材が前記第1凹部に係合することにより、前記蓋部の前記ケース部材に対する回転が制限され、
    前記貫通孔に螺合した前記プラグによって、前記係止部材は前記プラグの軸方向の移動が制限されることを特徴とする蓋の回り止め機構。
  2. 前記蓋部の表面には第2凹部が形成され、
    前記貫通孔は前記第2凹部の表面に開口しており、
    前記係止部材は、前記第2凹部に係合可能な形状を有しており、
    前記係止部材が、前記第1凹部に係合すると共に前記第2凹部に係合することを特徴とする請求項1に記載の蓋の回り止め機構。
  3. 前記プラグには鍔部が形成され、
    前記係止部材には、前記プラグが挿入され且つ前記鍔部の最大外径よりも小さい最小内径を有する挿入孔が形成されており、
    前記係止部材が、前記貫通孔に螺合した前記プラグの鍔部と前記蓋部との間に挟まれることで、前記係止部材は前記プラグの軸方向の移動が制限されることを特徴とする請求項1に記載の蓋の回り止め機構。
  4. 前記係止部材と前記プラグとの蓋の周方向に隙間を有することを特徴とする請求項1乃至3に記載の蓋の回り止め機構。
  5. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の蓋の回り止め機構と、
    前記ケース部材内に配置された減速機と、
    前記減速機について前記蓋部と反対側に前記減速機と連結して配置された油圧モータと、を有しており、
    前記ケース部材の軸方向の前記蓋部の移動を制限する止め輪が、前記ケース部材の内周面に係合して配置されていることを特徴とする走行ユニット。
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