JP2005053743A - 光学ガラス及び光学素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 鉛化合物等を実質的に含有せず、低屈折率・高分散であって、しかもTg及びTLが低く精密プレス成形に適した高耐候性光学ガラスを提供する。
【解決手段】 重量%で、P25:40〜50%、Al23:0.1〜2%、TiO2:11〜20%、Nb25:0.1〜4.5%、Li2O:0〜3%(ただし、ゼロを含む)、Na2O:10〜25%、K2O:0〜15%(ただし、ゼロを含む)、Li2O+Na2O+K2O:15〜25%、MgO:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、CaO:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、SrO:0.1〜20%、BaO:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、ZnO:0.1〜10%、MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO:0.5〜20%、の各ガラス成分を含有する構成とする。
【選択図】 なし

Description

本発明は光学ガラス及びこの光学ガラスからなる光学素子に関し、より詳細には低屈折率かつ高分散で、ガラス転移温度が比較的低く、耐候性に優れ、精密プレス成形に適した光学ガラス及びこの光学ガラスからなる光学素子に関するものである。
近年、急速に普及してきたデジタルカメラや家庭用ムービーカメラ等の光学機器においては、よりコンパクトで収差の少ない高性能な撮影光学系やファインダ光学系等が望まれている。このような光学系を設計する上で、使用する光学ガラスは低屈折率で高分散の光学恒数を有するものが望ましい。
一方、光学機器の小型化、軽量化を図るために上記撮影光学系やファインダ光学系等においても、非球面レンズを使用することが近年多くなってきた。しかし、従来の切削・研磨によってレンズを非球面形状に加工することは難しく、必然的に生産コストが高くなっていた。そこで、非球面形状など加工困難な形状のガラスを比較的容易に成形できる技術として、モールド成形法(精密プレス成形法)が注目されている。この成形法によれば、従来は必要であったレンズの研磨および切削工程などが不要となり低コスト化が図れる。したがって、前述の低屈折率で高分散の光学恒数を有する光学ガラスを、精密プレス成形法を用いて非球面レンズに成形することができれば、低コストでコンパクトかつ高性能な光学系が実現でき非常に有用的である。
この精密プレス成形法は再加熱方式とダイレクトプレス方式とに大別できる。再加熱方式は、ほぼ最終製品形状を有するゴブプリフォームあるいは研磨プリフォームを作成した後、これらのプリフォームを軟化点以上に再び加熱し、加熱した上下一対の金型によりプレス成形して最終製品形状とする方式である。一方、ダイレクトプレス方式は、加熱した金型上にガラス溶融炉から溶融ガラス滴を直接滴下し、プレス成形することにより最終品形状とする方式である。これらいずれの方式の精密プレス成形法でもガラスを成形する場合に、プレス金型をガラス転移温度(以下「Tg」と記すことがある)近傍またはそれ以上の温度に加熱する必要がある。このため、ガラスのTgが高いほどプレス金型の表面酸化や金属組成の変化が生じやすく、金型寿命が短くなるため、生産コストの上昇を招く。金型劣化は、窒素などの不活性ガス雰囲気下で成形を行うことにより抑制することもできるが、雰囲気制御をするためには成形装置が複雑化し、加えて不活性ガスのランニングコストも要するため生産コストが上昇する。したがって、精密プレス成形法に用いるガラスとしてはTgのできるだけ低いものが望ましい。また、屈伏温度(以下「At」と記すことがある)についてもTg同様に低い方が望ましい。
ところが、Tgを低くするのに従来から用いられてきた鉛化合物や砒素化合物について人体への悪影響が近年懸念され始めた。このためこれらの化合物を使用しないことが市場の強い要請となってきた。そこでこれらの化合物を用いずにガラスのTgおよびAtを低くする技術がこれまでから種々提案されている。例えば、特許文献1では、P25−TiO2−R2O(R=アルカリ金属)系の光学ガラスにおいてそのガラス組成比を特定範囲にすることにより低Tgを実現する技術が提案されている。
特開平6−16450号公報(特許請求の範囲、0005段〜0009段)
しかしながら、特許文献1で提案されている技術では、光学ガラスのTgを低くすることにはある程度成功しているが、アルカリ金属酸化物を多く含有するため耐候性が悪く、また液相相度(TL)けるガラスの粘性が低く生産性に問題があった。
このように鉛化合物や砒素化合物を用いずに低Tgおよび低Atとしたガラスは一般に粘性が低く、また耐久性、特に耐候性が悪いという問題があった。ガラスの粘性が低いと精密プレス成形用のプリフォーム剤の成形が困難となる。この結果、所定のレンズ形状および高い面精度が得られにくくなる。また、耐候性の中でも耐熱性が悪いと使用環境によってはガラスの劣化が生じる一方、線熱膨張係数が大きいと屈折率変化が生じ焦点距離が変動するなどの光学的特性に問題が生じる。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは低屈折率・高分散であって、鉛化合物と砒素化合物を実質的に含有させることなくTgが低く、液相温度におけるガラス粘性が高く、耐候性の高い光学ガラスを提供することにある。
また本発明の他の目的は、低屈折率・高分散を有し、生産性の高い光学素子を提供することにある。
本発明者は前記目的を達成すべく、耐候性を悪化させ、液相温度におけるガラス粘性を低下させるR’2O(R’=アルカリ金属)の添加量を最小限に抑えることを前提に鋭意研究を行った結果、ZnOを添加することにより低いTgと高粘性を同時に実現でき、またAl23を添加すると共にP25の添加量を50%以下に抑えることにより高耐候性を実現できることを見出し本発明をなすに至った。
すなわち、本発明の光学ガラスは、重量%で、P25:40〜50%、Al23:0.1〜2%、TiO2:11〜20%、Nb25:0.1〜4.5%、Li2O:0〜3%(ただし、ゼロを含む)、Na2O:10〜25%、K2O:0〜15%(ただし、ゼロを含む)、Li2O+Na2O+K2O:15〜25%、MgO:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、CaO:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、SrO:0.1〜20%、BaO:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、ZnO:0.1〜10%、MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO:0.5〜20%の各ガラス成分を有することを特徴とする。なお、以下「%」は特に断りのない限り「重量%」を意味するものとする。
ここで、ガラスの安定性向上や光学恒数の調整等の観点から、前記ガラス成分の他、B23:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、WO3:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、Bi23:0〜5%(ただし、ゼロを含む)Sb23:0〜0.5%(ただし、ゼロを含む)のガラス成分の1種または2種以上をさらに含有させてもよい。
また、溶融生産性及び成形性などの観点から、ガラス転移温度Tgを450℃以下、屈折率ndを1.58〜1.68の範囲、アッベ数νdを26〜36の範囲とするのが好ましい。
また本発明によれば、前記光学ガラスからなる光学素子および前記光学ガラスを精密プレス成形して作製したことを特徴とする光学素子が提供される。このような光学素子としてはレンズやプリズム、ミラーが好ましい。
本発明の光学ガラスでは、P25、Al23、TiO2、Nb25、Li2O、Na2O、K2O、MgO、CaO、SrO、BaO、ZnOの各ガラス成分を特定量含有させることにより、人体への悪影響が懸念される鉛化合物等を用いることなく低屈折率・高分散(nd:1.58〜1.68,νd:26〜36)を達成でき、しかもガラス転移温度及び液相温度が低いので優れた高耐候性精密プレス成形性が得られる。
また本発明の光学素子は、前記光学ガラスを精密プレス成形することにより作製するので、生産効率が高く低コスト化が図れる。
本発明の光学ガラスの各成分を前記のように限定した理由について以下説明する。まず、P25はガラス骨格を構成する成分(ガラスフォーマー)であり、その含有量が40%未満であるとガラスが不安定となり、また所望の光学恒数が得られない。他方、P25の含有量が50%を超えると耐候性、耐失透傾向が悪化する。そこでP25の含有量を40〜50%の範囲と定めた。より好ましいP25の含有量は40〜47%の範囲である。
Al23は、ガラスの粘性を増大させ、ガラスの耐候性を飛躍的に向上させる効果を奏する。Al23の含有量が0.1%より少ないと前記効果が十分には得られない。他方、Al23の含有量が2%を超えると所望の液相温度が得られなくなる。そこで、Al23の含有量を0.1〜2%の範囲とした。より好ましいAl23の含有量は0.1%〜1.5%の範囲である。
TiO2は、分散を大きくする効果を奏する。TiO2の含有量が11%より少ないと所望の分散を得ることができず、他方、20%を超えて含有させるとガラスの失透傾向が増大する。そこで、TiO2の含有量を11〜20%の範囲とした。より好ましいTiO2の含有量は12%〜18%の範囲である。
Nb25は、ガラスの安定性を向上させる効果を奏する。Nb25の含有量が0.1%より少ないと前記の効果を得ることができない。他方、4.5%を超えて含有させると屈折率が高くなると共に所望の光学恒数が得られなくなる。そこで、Nb25の含有量を0.1〜4.5%の範囲とした。より好ましいNb25の含有量は0.5%〜4%の範囲である。
Li2Oは、ガラス転移温度を極端に低下させる成分として有用であるが、反面、液相温度を上昇させ、且つガラスの粘性特性を低粘性に変化させる。このため、Li2Oを大量に含有したガラスは、液相温度における粘性が非常に低くなる。そこで、Li2Oの含有量を0〜3%(ただし、ゼロを含む)の範囲とした。より好ましいLi2Oの含有量は0〜2.5%(ただし、ゼロを含む)の範囲である。
Na2Oはガラスを安定化するとともにガラス転移温度を低下させる成分として有用であるが、Li2Oのようには極端にガラスの粘性を低下させない。しかしNa2Oの含有量が10%より少ないと屈折率が高くなり、また前記効果が十分には得られない。他方、Na2Oの含有量が25%を超えると、液相温度が上昇すると共にガラスの粘性が低下し、耐候性も悪化する。そこで、Na2Oの含有量を10〜25%の範囲と定めた。より好ましいNa2Oの含有量は12〜22%の範囲である。
2Oは、Na2Oと同様にガラス転移温度を低下させる効果を奏するが、K2Oの含有量が15%を超えると耐失透性が悪化し、液相温度が上昇する。そこでK2Oの含有量を0〜15%(ただし、ゼロを含む)の範囲とした。より好ましいK2Oの含有量は10%以下である。
以上のR’2O(R’=Li,Na,K)成分の総量は、低Tg及び耐失透性と耐候性の向上の観点から15〜25%の範囲と定めた。総量が15%より少ないと前記効果が得られない。他方、総量が25%を超えると、ガラスの粘性が極端に低下し、液相温度が高くなり、耐候性が悪化する。より好ましいR’2Oの総量は15〜23%の範囲である。
またMgO、CaO、BaOは、ガラスの安定性を向上させる効果を奏するが、その含有量がそれぞれ5%を超えると液相温度が上昇する。そこでMgO、CaO、BaOの含有量をそれぞれ0〜5%(ただし、ゼロを含む)の範囲とした。より好ましいMgO、CaO、BaOの含有量は4%以下である。
SrOはガラスの安定性を向上させる効果を奏する。SrOの含有量が0.1%より少ないと前記効果が十分には得られない。他方、SrOの含有量が20%を超えると耐失透性が悪化し、また所望の分散も得られなくなる。そこでSrOの含有量を0.1〜20%の範囲とした。より好ましい含有量は1〜15%の範囲である。
ZnOは、ガラスの安定性を向上させると共に、ガラス転移温度を低下させる効果を奏する。ZnOの含有量が0.1%より少ないと前記効果が十分には得られない。他方、ZnOの含有量が10%を超えるとガラスの安定性が低下し液相温度が上昇する。そこでZnOの含有量を0.1〜10%の範囲と定めた。より好ましいZnOの含有量は2〜10%の範囲である。
以上のRO(R:Zn、Ba、Sr、Ca、Mg)成分の総量は、ガラスの安定性及び耐失透性の向上の観点から0.5〜20%の範囲とした。RO成分の総量が0.5%より少ないと前記効果が得られない。他方、RO成分の総量が20%を超えると本発明の目的とする光学恒数が得られなくなる。RO成分のより好ましい範囲は3〜15%の範囲である。
また、本発明の光学ガラスでは、B23、WO3、Bi23、Sb23のガラス成分の1種または2種以上を必要によりさらに特定量含有させてもよい。これら成分に限定した理由をそれぞれ以下に説明する。
23はガラスを安定化する効果を奏するが、B23の含有量が5%を超えると逆にガラスの耐失透性及び耐候性が低下するおそれがある。このためB23の含有量は0〜5%(ただし、ゼロを含む)の範囲が好ましい。より好ましいB23の含有量は3%以下である。
WO3及びBi23はガラスを高分散とし、液相温度を低下させる効果を奏するが、WO3及びBi23の含有量がそれぞれ5%を超えると、ガラスの透光性が極端に悪くなることがある。このためWO3及びBi23の含有量はそれぞれ0〜5%(ただし、ゼロを含む)の範囲が好ましい。より好ましい含有量は3%以下である。
Sb23は、少量添加されることにより清澄作用を向上させる効果を奏する。そこで、Sb23の含有量は0〜0.5%(ただし、ゼロを含む)の範囲が好ましい。
その他必要により、SiO2やGeO2、ZrO2、Ta25などの従来公知のガラス成分及び添加剤を本発明の効果を害しない範囲で添加してももちろん構わない。
本発明の光学素子は前記光学ガラスを精密プレス成形することによって作製される。この精密プレス成形法としては、溶融したガラスをノズルから、所定温度に加熱された金型へ滴下しプレス成形するダイレクトプレス成形法、及びプリフォーム材を金型に載置してガラス軟化点以上に加熱してプレス成形する再加熱成形法が挙げられる。このような方法によれば研磨、研削工程が不要となり、生産性が向上し、また自由曲面や非球面といった加工困難な形状の光学素子を得ることができる。
成形条件としては、ガラス成分や成形品の形状などにより異なるが一般に、金型温度は350〜600℃の範囲が好ましく、中でもガラス転移温度に近い温度域が好ましい。プレス時間は数秒〜数十秒の範囲が好ましい。またプレス圧力はレンズの形状や大きさにより200kgf/cm2〜600kgf/cm2の範囲が好ましく、高圧力でプレスするほど高精度の成形ができる。成形時のガラスの粘性としては101〜1012poiseの範囲が好ましい。
本発明の光学素子は、例えばデジタルカメラのレンズやレーザービームプリンタなどのコリメータレンズ、プリズム、ミラーなどとして用いることができる。
以下に本発明を実施例により更に具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではない。
実施例1〜15、比較例1〜4
25原料としてメタリン酸塩又はピロリン酸塩を用い、他の成分については、メタリン酸塩、ピロリン酸塩、炭酸塩、硝酸塩、酸化物等を原料として使用し、表1及び表2に示す目標組成となるようにガラスの原料を調合し、粉末で十分に混合して調合原料とした。これを1,000〜1,200℃に加熱された電気炉中の白金坩堝に投入し、溶融清澄後、撹拌均質化して予め加熱された金属製の鋳型に鋳込み、室温まで徐冷して各サンプルを製造した。これら各サンプルについてのd線に対する屈折率(nd)およびアッベ数(νd)、ガラス転移温度(Tg)、屈伏温度(At)、液相温度(TL)を測定すると共に耐候性試験を行った。測定結果を表1及び表2に合わせて示す。
なお、これらの測定は日本光学硝子工業会規格(JOGIS)の試験方法に準じて行った。屈折率(nd)とアッベ数(νd)とは−25℃/時間で徐冷した時の値である。TgおよびAtの測定は熱機械的分析装置「TMA/SS6000」(Seiko Instruments Inc.社製)を用いて毎分5℃の昇温条件で行った。液相温度測定は、各ガラスサンプルを白金坩堝に入れ、失透のない完全な融液を作成し、所定の温度で12時間保持した後、目視にて失透の有無を確認して行った。失透が確認できなかった最低保持温度を液相温度として記した。耐候性試験は、タバイ・エスペック社製PL型恒温恒湿器を用いて、温度85℃/湿度90%の高温高湿槽において200時間保持した後、表面を実態顕微鏡により観察して行った。表面に曇り等の変化が見られなかった場合を「○」、表面に曇り等が確認された場合を「×」と記した。
Figure 2005053743
Figure 2005053743
実施例1〜15の光学ガラスでは、屈折率ndが1.634〜1.678の範囲、アッベ数νdが27.5〜33.1の範囲、Tgが449℃以下、Atが508℃以下、液相温度TLが850℃以下と精密プレス成形に適したものであった。またいずれの光学ガラスも優れた耐候性を示した。これに対して、P25の含有が多い比較例2の光学ガラスは耐候性に問題があった。アルカリ酸化物の含有量が多い比較例1および比較例3の光学ガラスも耐候性に問題があった。また、TiO2の含有が多い比較例4の光学ガラスは失透し、ガラスが得られなかった。

Claims (5)

  1. 重量%で、
    25:40〜50%、
    Al23:0.1〜2%、
    TiO2:11〜20%、
    Nb25:0.1〜4.5%、
    Li2O:0〜3%(ただし、ゼロを含む)、
    Na2O:10〜25%、
    2O:0〜15%(ただし、ゼロを含む)、
    Li2O+Na2O+K2O:15〜25%、
    MgO:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、
    CaO:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、
    SrO:0.1〜20%、
    BaO:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、
    ZnO:0.1〜10%
    MgO+CaO+SrO+BaO+ZnO:0.5〜20%、
    の各ガラス成分を有することを特徴とする光学ガラス。
  2. 重量%で、
    23:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、
    WO3:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、
    Bi23:0〜5%(ただし、ゼロを含む)、
    Sb23:0〜0.5%(ただし、ゼロを含む)
    のガラス成分の1種または2種以上をさらに含有する請求項1記載の光学ガラス。
  3. ガラス転移温度(Tg)が450℃以下、屈折率(nd)が1.58〜1.68の範囲、アッベ数(νd)が26〜36の範囲である請求項1又は2に記載の光学ガラス。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光学ガラスからなることを特徴とする光学素子。
  5. 請求項1〜3のいずれかに記載の光学ガラスを精密プレス成形して作製されたことを特徴とする光学素子。
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