JP2005052474A - 子守帯 - Google Patents

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    • A47D13/00Other nursery furniture
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Abstract

【課題】 使用者と乳幼児が離れることなく、抱っこ又はおんぶの状態に切り換えることが可能な子守帯を提供する。
【解決手段】 一端部の左右近傍に位置する第1、第2取り付け部と他端部の左右に位置する第3、第4取り付け部で着脱自在に係合されることにより、第1、第2取り付け部の間に乳幼児の頭部が通り、乳幼児の胴体部分を前後に被うことができる帯状の乳幼児保持部を備える。一端部の左右に位置する第5、第6取り付け部と、乳幼児保持部の中央部近傍の左右に位置する第7、第8取り付け部で係合される第1、第2肩ベルト部を備える。乳幼児保持部の中央部近傍の左右に位置する第9、第10取り付け部の間で係合される使用者及び乳幼児の腰を保持する使用者用腰ベルト部を備える。第1、第2取り付け部は、肩ベルト部にある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、子守帯に関し、特に、使用者が子守帯に乳幼児を保持したまま、抱っこからおんぶに切り換えることが可能な子守帯に関する。
一般に、子守帯は、使用者が乳幼児を背負うおんぶと、使用者が乳幼児を前抱きする抱っこに用いられ、これらの両方が使える子守帯が普及している。
一例として、特許文献1は、おんぶと抱っこの両方に使用できる子守帯を開示する。
特開2003−111647号公報
しかし、おんぶと抱っこを切り換える際には、一度、おんぶ又は抱っこしていた乳幼児を使用者の背負い状態又は前抱き状態から離し、乳幼児の体勢や子守帯の取り付け具の取り付け位置を変える等の作業を行う必要がある。そのため、一旦、使用者と乳幼児の体が離れるので、この間に、乳幼児が泣き出すなどの問題があった。
したがって本発明の目的は、使用者が乳幼児をおんぶ又は抱っこしている状態から、使用者と乳幼児が離れることなく、抱っこ又はおんぶの状態に切り換えることが可能な子守帯を提供することである。
本発明に係る、使用者が乳幼児を抱っこ及びおんぶするために用いる子守帯は、一端部の左右近傍に位置する第1、第2取り付け部と他端部の左右に位置する第3、第4取り付け部で着脱自在に係合されることにより、第1、第2取り付け部の間に乳幼児の頭部が通り、乳幼児の胴体部分を前後に被うことができる帯状の乳幼児保持部と、一端部の左右に位置する第5、第6取り付け部と、乳幼児保持部の中央部近傍の左右に位置する第7、第8取り付け部で係合される第1、第2肩ベルト部と、乳幼児保持部の中央部近傍の左右に位置する第9、第10取り付け部の間で係合される使用者及び乳幼児の腰を保持する使用者用腰ベルト部とを備える。これにより、乳幼児を片手で抱っこしながら、他方の手で子守帯の装着が可能となり、乳幼児を装着したまま、抱っこからおんぶに変えることが可能となり、不使用時には、使用者用腰ベルト部で他の部を巻き込んで折り畳み収納が可能になる。また、乳幼児の胴体の側面は、腰ベルト部で被われるだけで通気性も確保できる。
好ましくは、第1、第2取り付け位置は、肩ベルト部にある。これにより、第1、第2取り付け部の間の距離が、第1、第2取り付け位置が乳幼児保持部にある場合よりも、広くなり、第3、第4取り付け部との係合が容易になる。
また、好ましくは、一端部の幅は、乳幼児の頭部の幅と同程度であり、他端部の幅は、乳幼児の肩幅と同程度であり、一端部の幅よりも広い。これにより、一端部の両端に位置される肩ベルト部の取り付け位置が、使用者の肩幅よりも狭くなり、肩ベルト部を両腕に通した時にずれにくくなる。
また、好ましくは、他端部に、他端部の幅を調整する絞り部を備える。これにより、乳幼児の大きさ(特に横幅)に合わせて、他端部の幅を調整することが可能になる。
また、好ましくは、第1、第2肩ベルト部は、1つの帯形状で構成され、第5、第6取り付け部の間において貫設される。これにより、肩ベルト部の構成が一体化される。
また、好ましくは、第3、第4取り付け部の係合位置は、乳幼児保持部の長手方向に選択可能である。これにより、乳幼児の大きさに合わせて前後に被う位置関係の調整が可能になる。
また、好ましくは、第5、第6取り付け部の係合位置は、乳幼児保持部の横手方向に選択可能である。これにより、第5、第6取り付け部の間の距離を肩幅よりも狭く調整することができ、肩ベルト部が使用者の肩からずり落ちることの防止が可能になる。
また、好ましくは、第1、第2肩ベルト部は、第5、第6取り付け部、及び第7、第8取り付け部で着脱自在に係合され、使用者用腰ベルト部は、第9、第10取り付け部の間で着脱自在に係合される。これにより、各部の洗濯などメンテナンスの簡素化、及び色替えなどデザイン性向上ができる。
また、好ましくは、乳幼児保持部の中央部近傍の左右に位置する第11、第12取り付け部で係合される乳幼児の腰を保持する乳幼児用腰ベルト部を備える。これにより、乳幼児の横からのずり落ち防止が強化される。
さらに、好ましくは、乳幼児用腰ベルト部は、第11、第12取り付け部で着脱自在に係合される。これにより、各部の洗濯などメンテナンスの簡素化、及び色替えなどデザイン性向上ができる。
また、好ましくは、第1、第2肩ベルト部の中央部近傍の第13、第14取り付け部に係合される背面保持ベルト部を備える。これにより、肩ベルト部がずり落ちることを防止することが可能である。
また、好ましくは、乳幼児保持部の外側から乳幼児を被うことができる防寒カバーを有する収納部を備える。これにより、小物の収納及び乳幼児を寒さから防ぐ防寒カバーを収納することが可能である。
さらに、好ましくは、防寒カバーは、収納部から着脱可能である。これにより、防寒カバー、及び収納部の洗濯などメンテナンスの簡素化、及び色替えなどデザイン性向上ができる。
以上のように本発明によれば、使用者が乳幼児をおんぶ又は抱っこしている状態から、使用者と乳幼児が離れることなく、抱っこ又はおんぶの状態に切り換えることが可能な子守帯を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について、子守帯1の構成と、その使用方法について説明する。
図1は、子守帯1の乳幼児と接する内側部分の斜視図を、図2は乳幼児と接しない外側部分の斜視図を示す。子守帯1は、乳幼児保持部100、肩ベルト部300、背面保持ベルト部400、使用者用腰ベルト部500、収納部600、及び乳幼児用腰ベルト部700を備える。
乳幼児保持部100は、乳幼児の胴体部分を前後から被う帯状の部材である。乳幼児保持部100は、帯状の中央部近傍を折り曲げて乳幼児の股間部を当て、一端部Aと他端部Bのそれぞれの両端部分が係合されることによって乳幼児の胴体部分を前後から被う程度の長さと幅を有する。通常の抱っこ、及びおんぶの場合は、乳幼児の顔が一端部Aの方に向くように乳幼児保持部100を被う。一方、前向き抱っこ、及び後ろ向きおんぶの場合は、乳幼児の顔が他端部Bの方に向く用に乳幼児保持部100を被う。本実施形態では、乳幼児保持部100において、図1〜4に示される上端部を一端部Aと、下端部を他端部Bとして説明する。
一端部Aの幅は、乳幼児の頭部の幅と同程度に、他端部Bの幅は、乳幼児の肩幅と同程度にし、一端部Aよりも他端部Bの幅の方を広くしておくと、後述する第1、第2肩ベルト部301、302が係合される位置の距離が、使用者の肩幅よりも狭くなる。この場合、使用者が肩ベルト部300を両腕に通した時に、ズレ落ちにくくなる効果がある。
乳幼児保持部100は、他の部などと係合されるための取り付け部を有する。乳幼児保持部100は、第1、第2取り付け部101、102を一端部Aの左右近傍に有する。乳幼児保持部100は、第3、第4取り付け部103、104を他端部Bの左右に有する。乳幼児保持部100は、第5、第6取り付け部105、106を一端部Aの左右に有する。乳幼児保持部100は、第7、第8取り付け部107、108を乳幼児保持部100の中央部近傍の左右に有する。
第1、第2取り付け部101、102と、第3、第4取り付け部103、104は、それぞれが係合されることにより、乳幼児保持部100を折り畳んで乳幼児を前後に被う。第5、6取り付け部105、106と、第7、第8取り付け部107、108は、肩ベルト部300が取り付けられる。第9、第10取り付け部の間には、使用者用腰ベルト部500が取り付けられる。第11、第12取り付け部は、乳幼児用腰ベルト部700が取り付けられる。
但し、第1、第2取り付け部101、102は、一端部Aの左右近傍に位置すればよく、乳幼児保持部100に有さずとも、後述する肩ベルト部300が有してもよい。乳幼児保持部100において、一端部A側を細くした場合には、肩ベルト部300に第1、第2取り付け部101、102がある方が、第3、第4取り付け部103、104と係合させることが容易になるからである。図1〜11では、総て、第1、第2取り付け部101、102が肩ベルト部300側に有している場合を示す。
ここでいう、一端部Aの左右近傍は、乳幼児保持部100が折り曲げられて一端部Aと他端部Bの左右が係合されることによって乳幼児の胴体部分を前後から被うことができる程度の位置関係の範囲内をいう。従って、第1、第2取り付け部101、102が乳幼児保持部100にある場合は、一端部Aに近い方が、乳幼児保持部100が乳幼児の胴体部分を被う範囲が長くなる。第1、第2取り付け部101、102が、肩ベルト部300にある場合は、一端部Aから離れている方が、乳幼児保持部100が乳幼児の胴体部分を被う範囲が長くなるが、乳幼児を保持できる高さ位置が低くなる。
第1取り付け部101と、第3取り付け部103、及び第2取り付け部102と、第4取り付け部104は、それぞれ、乳幼児の体重で外れず、かつ着脱自在な係合部材である取り付け具を有する。図1〜11では、簡単のため、第1、第2取り付け部101、102側の取り付け具をフック形状に、第3、第4取り付け部103、104側の取り付け具をフックが掛け止めされるリング形状であるとして説明するが、乳幼児の安全を考慮して係合バックルなど他の取り付け具であってもよい。
第3、第4取り付け部103、104は、乳幼児保持部100の他端部Bの左右の長手方向に取り付け具を複数有し、第1、第2取り付け部101、102と係合される位置が選択可能である。第3取り付け部103の有する取り付け具を103a、103b、103cで、第4取り付け部104の有する取り付け具を104a、104b、104cで表す。これらの取り付け具は、いずれも、第1、第2取り付け部101、102が有する取り付け具と係合される。取り付け具を複数有することで、第1、第2取り付け部101、102と、第3、第4取り付け部103、104との間の長さを変化させることが可能になり、乳幼児保持部100によって被われる乳幼児の胴体部分の長さに合わせて子守帯1を使用することが可能になる。
具体的には、乳幼児保持部100の他端部Bに近い、取り付け具103c、104cを第3、第4取り付け部の取り付け具として、一端部A左右近傍の第1、第2取り付け部101、102の取り付け具と係合した場合、比較的胴体の長い乳幼児を被うのに適する。一方、乳幼児保持部100の中央部に近い、取り付け具103a、104aを第3、第4取り付け部の取り付け具として、一端部A左右近傍の第1、第2取り付け部101、102の取り付け具と係合した場合、比較的胴体の短い乳幼児を被うのに適する。本実施形態では、第3、第4取り付け部103、104の有する取り付け具をそれぞれ3つとしたが、他の数であってもよい。
乳幼児保持部100の他端部Bは、他端部Bの幅を調整する絞り部800を有しても良い(図3参照)。絞り部800は、ベルト状に係合される第1、第2絞りベルト801、802で構成される。絞り部800で乳幼児保持部100の他端部Bを絞ると、他端部Bの幅を狭めることができ、乳幼児の大きさ(特に横幅)に合わせた装着が可能になる。絞り部800の構成は、紐状など、他端部Bの幅を調整できる部材であればベルト状でなくてもよい。
肩ベルト部300は、一端部Aの左右にある第5、第6取り付け部105、106と、乳幼児保持部100の中央部近傍の左右にある第7、第8取り付け部107、108で係合されるベルト部材で、使用者の左右の肩に掛けられる。肩ベルト部300は、使用者の左右の腕を通すように、第1、第2肩ベルト部301、302で構成される。抱っこの場合は、使用者は、乳幼児保持部100を使用者の胸側で保持するように、使用者の左腕を第1肩ベルト部301に通し、右腕を第2肩ベルト部302に通す。おんぶの場合は、使用者は、乳幼児保持部100を使用者の背側で保持するように、使用者の右腕を第1肩ベルト部301に通し、左腕を第2肩ベルト部302に通す。
ここでいう、乳幼児保持部100の中央部近傍は、第1肩ベルト部301と、乳幼児保持部100の第5取り付け位置105、第7取り付け位置107の間の部分で構成されるリングの中に使用者の片腕が入り、第2肩ベルト部302と乳幼児保持部100の第6取り付け位置106、第8取り付け位置108の間の部分で構成されるリングの中に使用者のもう一方の片腕が入ることで、使用者の肩で、子守帯1を保持することができる位置関係の範囲内をいう。
なお、第1、第2肩ベルト部301、302は、1つの帯形状で構成され、第5、第6取り付け部105、106の間において貫設される構成であってもよい(図4参照)。この場合は、第1肩ベルト部301は、第5取り付け部105を通って延び、第2肩ベルト部302は、第6取り付け部106を通って延び、第5、第6取り付け部105、106の間で、第1、第2肩ベルト部301、302が結合される構成となり、ベルト部材の構成が一体化できる。
第5、第6、第7、第8取り付け部105、106、107、108は、それぞれ、乳幼児の体重で外れない係合部材である取り付け具を有する。図1〜11では、簡単のため、フック形状と、フックが掛け止めされるリング形状で説明するが、乳幼児の安全を考慮して係合バックルなど他の取り付け具であってもよい。着脱自在な係合部材であれば、乳幼児保持部100と、第1、第2肩ベルト部301、302の着脱が出来、洗濯などのメンテナンスが簡素化できる。また、着脱出来ることで、乳幼児保持部100、又は肩ベルト部300の色やデザインパターンをいくつか用意して、用途や気分に合わせた子守帯1を構成することも可能になる。後述する第9、第10取り付け部109、110の間にある接触面、及び第11、第12取り付け部111、112の有する取り付け具についても同様である。
第5、第6取り付け部は、乳幼児保持部100の一端部Aの横手方向に取り付け具を複数有し、第1、第2肩ベルト部301、302と係合される位置が選択可能である。第5取り付け部にある取り付け具を105a、105b、105cで、第6取り付け部にある取り付け具を106a、106b、106cで表す。取り付け具を複数有することで、第5、第6取り付け部105、106に取り付けられる第1、第2肩ベルト部301、302の距離を変化させることが可能になり、この距離を使用者の肩幅よりも狭く調整することができ、肩ベルト部300が使用者の肩からずり落ちることの防止が可能になる。
具体的には、乳幼児保持部100の一端部Aの内側に近い、取り付け具105a、106aで、第1、第2肩ベルト部301、302と係合された場合は、比較的肩幅の狭い使用者に適する。一方、乳幼児保持部100の一端部Aの両端に近い、取り付け具105c、106cで、第1、第2肩ベルト部301、302と係合された場合は、比較的肩幅の広い使用者に適する。本実施形態では、第5、第6取り付け部105、106の取り付け具をそれぞれ3つとしたが、他の数であってもよい。
第1、第2肩ベルト部301、302は、それぞれの中央部近傍の第13、第14取り付け部313、314で係合される背面保持ベルト部400を有する。背面保持ベルト部400は、第13取り付け部313で係合された第1背面保持ベルト部401と、第14取り付け部314で係合された第2背面保持ベルト部402から構成される。
第1、第2背面保持ベルト部401、402は、それぞれ先端部に、乳幼児の体重で外れず、かつ着脱自在な係合部材である取り付け具401a、402aを有し、互いに係合される。背面保持ベルト部400は、抱っこの場合は使用者の背側で係合される。おんぶの場合は係合位置が使用者の胸側となるが、係合されなくても赤ちゃんの背面保持は可能である。この係合により、使用者を軸にして反対側の位置関係にある乳幼児保持部100と背面保持ベルト部400で使用者を挟む形をとり、肩ベルト部300が使用者の肩からずり落ちることの防止が可能になる。
ここでいう、第1、第2肩ベルト部301、302の中央部近傍は、第1、第2肩ベルト部301、302に使用者の両腕を通すことにより、乳幼児保持部100が保持された状態において、抱っこの場合は使用者の腰より高い背中の部分で、おんぶの場合は使用者の胸の部分に、背面保持ベルト部400が配置される位置関係の範囲内をいう。
背面保持ベルト部400は、図示しない長さ調整部を有し、使用者の大きさに合わせて、ベルト部材の長さを調整できる。
第1、第2肩ベルト部301、302は、図示しない長さ調整部を有し、使用者の大きさに合わせて、ベルト部材の長さを調整できる。
使用者用腰ベルト部500は、乳幼児保持部100の中央部近傍の左右にある第9、第10取り付け部109、110の間で係合されるベルト部材で、乳幼児と使用者の腰に巻かれる。使用者用腰ベルト部500は、第9取り付け部109側の第1使用者用腰ベルト部501と、第10取り付け部110側の第2使用者用腰ベルト部502から構成される。
第1、第2使用者用腰ベルト部501、502は、それぞれ先端部に、乳幼児の体重で外れず、かつ着脱自在な係合部材である取り付け具501a、502aを有し、互いに係合される。使用者用腰ベルト部500は、抱っこの場合は使用者の背側で、おんぶの場合は使用者の腹側で係合される。この係合により、使用者を軸にして反対側の位置関係にある乳幼児保持部100と使用者用腰ベルト部500で乳幼児と使用者を挟む形をとる。
ここでいう、乳幼児保持部100の中央部近傍は、乳幼児保持部100が折り曲げられて乳幼児が保持される際に、乳幼児の腰と使用者の腰を使用者用腰ベルト部500が巻くことが出来る位置関係の範囲内をいう。
第9、第10取り付け部109、110の間にある使用者用腰ベルト部500と、乳幼児保持部100の接触面は、マジックテープなどで係合される。マジックテープの他、フックとフックの掛け止め具を使って、第9、第10取り付け部109、110の間のどこかで、使用者用腰ベルト部500と乳幼児保持部100を係合させてもよい。着脱自在であると、乳幼児保持部100と、第1、第2使用者用腰ベルト部501、502の着脱が出来、洗濯などのメンテナンスが簡素化できる。
使用者用腰ベルト部500は、背面部分に収納部600を有する。収納部600は、使用者用腰ベルト部500との接触面でマジックテープなどの着脱自在に係合される係合部材を有するか、又は、使用者用腰ベルト部500と一体的に固着される。収納部600は、内部に小物を入れる第1スペース610と、防寒カバーを入れる第2スペース620を有する。第1、第2スペース610、620は、それぞれ、第1、第2ファスナー611、621でそれらの開口部が開閉される。図2は、収納部600の内部にある第1、第2スペース610、620を破線で示す。
第2スペース620は、第2スペース620に防寒カバー622を有する。防寒カバー622が、第2スペース620から着脱自在であれば、洗濯などのメンテナンスが簡素化できる。また、着脱出来ることで、防寒カバー622の色やデザインパターンをいくつか用意して、用途や気分に合わせた子守帯1を構成することも可能になる。防寒カバー622は、乳幼児保持部100の上から乳幼児の全体を被う。特に、子守帯1は、乳幼児の側面部分が空いているが、防寒カバー622によって、この部分を被うことも可能である。図2は、防寒カバー622を、第2スペース620から取り出した状態を示す。
使用者用腰ベルト部500は、図示しない長さ調整部を有し、使用者の大きさに合わせて、ベルト部材の長さを調整できる。
使用者用腰ベルト部500は、子守帯1を使用しない場合に、乳幼児保持部100などを折り畳んで又は丸めて小さくした時に、これを巻いて収納することが可能である。
乳幼児用腰ベルト部700は、乳幼児保持部100の中央部近傍にある第11、第12取り付け部111、112で係合されるベルト部材であり、乳幼児の腰に巻かれる。乳幼児用腰ベルト部700は、第11取り付け部111で係合された第1乳幼児用腰ベルト部701と、第12取り付け部112で係合された第2乳幼児用腰ベルト部702から構成される。
第1、第2乳幼児用腰ベルト部701、702は、それぞれ先端部に、着脱自在な係合部材である取り付け具701a、702aを有し、互いに係合される。乳幼児用腰ベルト部700は、抱っこの場合は使用者の腹側で、おんぶの場合は使用者の背側で係合される。この係合により、使用者用腰ベルト部500とは別に乳幼児の腰をさらに保持する部材が確保され、使用者用腰ベルト部500をある程度緩めて装着することが可能になり、乳幼児と使用者の間に通気スペースを確保することができる。
ここでいう、乳幼児保持部100の中央部近傍は、乳幼児保持部100を折り曲げて乳幼児を保持する際に、乳幼児の腰を乳幼児用腰ベルト部700が巻くことが出来る位置関係の範囲内をいう。
第11、第12取り付け部111、112は、それぞれ、乳幼児の体重で外れない係合部材である取り付け具を有する。更に、取り付け具が係合バックルなどの着脱自在な係合部材であると、乳幼児保持部100と、第1、第2乳幼児用腰ベルト部701、702の着脱が出来、洗濯などのメンテナンスが簡素化できる。ただし、図1〜図11は、第11、第12取り付け部111、112は取り外しできない取り付け具(取り付け具は図示せず)によって、乳幼児保持部100と第1、第2乳幼児用腰ベルト部701、702が係合されている状態を示す。
乳幼児用腰ベルト部700は、図示しない長さ調整部を有し、使用者の大きさに合わせて、ベルト部材の長さを調整できる。
次に、子守帯1を使って、乳幼児を抱っこ及びおんぶする手順について説明する(図5〜図10参照)。まず、乳幼児を対面した状態での抱っこする手順を説明する。
あらかじめ、肩ベルト部300と乳幼児保持部100の係合、肩ベルト部300の長さ調整、使用者用腰ベルト部500の長さ調整、乳幼児用腰ベルト部700の長さ調整を、使用者及び乳幼児の体型に合わせて行っておく。但し、各ベルトの長さ調整は、子守帯1を使って使用者が乳幼児を抱っこ又はおんぶした状態で再度行ってもよい。図5は、第1肩ベルト部301が、取り付け具105bに、第2肩ベルト部302が、取り付け具106bに係合されている状態を示す。
使用者の左腕で乳幼児を保持しながら、使用者の右腕に第2肩ベルト部302を通す。乳幼児を、左腕から右腕に持ち換える。乳幼児を右腕で保持しながら、使用者の左腕に第1肩ベルト301を通す。このとき、乳幼児と使用者の腹側の間に乳幼児保持部100が挟まれる(図6参照)。
引き続き、使用者の右腕で乳幼児を保持しながら、左腕で乳幼児保持部100の第4取り付け部104の有する取り付け具104a、104b、104cのいずれかを、乳幼児の胴体部分の左側を被うように第2肩ベルト部302の第2取り付け部102に係合する。
次に、乳幼児を、右腕から左腕に持ち換える。使用者の左腕で乳幼児を保持しながら、右腕で乳幼児保持部100の第3取り付け部103の有する取り付け具103a、103b、103cのいずれかを、乳幼児の胴体部分の右側を被うように、第1肩ベルト部301の第1取り付け部101に係合する。このとき、使用者は、子守帯1を使って乳幼児を保持することが可能になる(図7参照)。図7は、取り付け具103cが第1取り付け部101にある取り付け具に、取り付け具104cが第2取り付け部102にある取り付け具に係合されている状態を示す。
乳幼児の保持を安定にするために、第1、第2乳幼児用腰ベルト部701、702を乳幼児の背部から腹部にかけて巻く。乳幼児の腹部と使用者の腹部の間で、第1、第2乳幼児用腰ベルト部701、702の先端部701a、702aを係合する。これにより、乳幼児の側面の保持が安定する。なお、図8、9に示すように、乳幼児保持部100と使用者の腹部の間で、第1、第2乳幼児用腰ベルト部701、702の先端部701a、702aを係合させた方が、乳幼児の前後方向の安定保持が図れる。
第1、第2使用者用腰ベルト部501、502を、乳幼児の背部から使用者の背部にかけて巻く。使用者の背部で、第1、第2使用者用腰ベルト部501、52の先端部501a、502aを係合する。これにより、乳幼児の側面の保持が更に安定し、乳幼児の保持に係る力が使用者の肩と腰に分散する(図8参照)。
最後に、使用者の背面で、第1、第2背面保持ベルト部401、402の先端部401a、402aを係合する。これにより、肩ベルト部300が使用者の肩からずり落ちることが防止される。防寒カバー622で乳幼児を被う必要がある場合は、収納部600の第2ファスナー621を開けて防寒カバー622を取り出して、乳幼児を被う。
この手順により、乳幼児を使用者から離して台に載置することなく、使用者の片手で保持したまま、子守帯1を装着して抱っこすることが可能になる。乳幼児を対面で抱っこする手順を説明したが、乳幼児が前を向いた状態で抱っこする手順も同様である。
次に、乳幼児を対面抱っこした状態から、おんぶに切り換える手順を説明する。防寒カバー622を使用している場合には、あらかじめ防寒カバー622を、収納部600に収納しておく。
第1、第2背面保持ベルト部401、402の先端部401a、402aの係合を解除する。乳幼児の使用者のいずれかの腕で保持しながら、第1、第2肩ベルト部301、302を使用者の腕から外す。このとき、乳幼児は、使用者の腕と、使用者用腰ベルト部500によって保持される(図9参照)。図9は、乳幼児の陰に隠れた使用者の左腕で乳幼児を保持している。
乳幼児を使用者のいずれかの腕で保持しながら、乳幼児、乳幼児保持部100、乳幼児用腰ベルト部700、及び使用者用腰ベルト部500を、使用者を軸に回動し、乳幼児が使用者の背面に移動させる。必要に応じて、使用者用腰ベルト部500の張力を緩めても良い。
使用者の右腕に、第1肩ベルト部301を通し、左腕に、第2肩ベルト部302を通す。このとき、乳幼児は抱っこの状態から、おんぶの状態に切り換えられる。
最後に、使用者の胸部で、第1、第2背面保持ベルト部401、402の先端部401a、402aを係合する。おんぶの場合は、第1、第2背面保持ベルト部401、402が係合されなくても、他の部の係合で乳幼児の背面保持が確保される。但し、更に乳幼児の背面保持を安定させるために第1、第2背面保持ベルト部401、402は取り付け具401a、402aを介して係合されてもよい。図10では、第1、第2背面保持ベルト部401、402が係合されていない状態を示す。使用者用腰ベルト部500の張力を緩めていた場合には、締め直す。乳幼児は、対面で抱っこする状態から、乳幼児の顔が使用者の背部に対向するおんぶの手順を説明したが、前向き抱っこの状態から、乳幼児の顔が後ろ向きになるおんぶの手順でも同様である。
なお、使用者の腕の持ち換える手順は左右逆でもよい。使用者の利き腕に合わせて装着しやすい順にすればよい。
また、図7〜図9では、第1、第2肩ベルト部301、302が乳幼児の脇の下を通るようにして、子守帯1を装着する図を示すが、図11のように、乳幼児の肩の上を通るようにして、子守帯1を装着してもよい。
また、乳幼児を抱っこしていない状態から、直接子守帯1を使っておんぶする場合は、乳幼児を子守帯1に装着した後、肩ベルト部300を両腕に通して背負う手順で行う。
子守帯の乳幼児と接する内側部分の斜視図である。 子守帯の乳幼児と接しない外側部分の斜視図である。 図2に、絞り部を加えた斜視図である。 子守帯の乳幼児と接する内側部分の斜視図で、肩ベルト部と乳幼児保持部の取り付け方法の変形例である。 使用者の左腕で乳幼児を保持しながら、使用者の右腕に第2肩ベルト部を通した状態を示す図である。 乳幼児を右腕で保持しながら、使用者の左腕に第1肩ベルト部を通した状態を示す図である。 乳幼児の胴体部分を被うように、乳幼児の両肩付近にある乳幼児保持部の第1、第2取り付け部に係合した状態を示す図である。 第1、第2乳幼児用腰ベルト部、第1、第2使用者用腰ベルト部を、巻いてそれぞれの先端部を係合させた状態、すなわち抱っこが完了した状態を示す図である。 抱っこ完了の状態から、第1、第2肩ベルト部を使用者の腕から外した状態を示す図である。 おんぶが完了した状態を示す図である。 第1、第2肩ベルト部を乳幼児の肩の上に通して、子守帯を装着した図である。
符号の説明
100 乳幼児保持部
300 肩ベルト部
301、302 第1、第2肩ベルト部
400 背面保持ベルト部
401、402 第1、第2背面保持ベルト部
500 使用者用腰ベルト部
501、502 第1、第2使用者用腰ベルト部
600 収納部
622 防寒カバー
700 乳幼児用腰ベルト部
701、702 第1、第2乳幼児用腰ベルト部
800 絞り部

Claims (13)

  1. 一端部の左右近傍に位置する第1、第2取り付け部と他端部の左右に位置する第3、第4取り付け部で着脱自在に係合されることにより、前記第1、第2取り付け部の間に前記乳幼児の頭部が通り、乳幼児の胴体部分を前後に被うことができる帯状の乳幼児保持部と、
    前記一端部の左右に位置する第5、第6取り付け部と、前記乳幼児保持部の中央部近傍の左右に位置する第7、第8取り付け部で係合される第1、第2肩ベルト部と、
    前記乳幼児保持部の中央部近傍の左右に位置する第9、第10取り付け部の間で係合される前記使用者及び前記乳幼児の腰を保持する使用者用腰ベルト部とを備える前記使用者が前記乳幼児を抱っこ及びおんぶするために用いる子守帯。
  2. 前記第1、第2取り付け部は、前記肩ベルト部にあることを特徴とする請求項1に記載の子守帯。
  3. 前記一端部の幅は、前記乳幼児の頭部の幅と同程度であり、前記他端部の幅は、前記乳幼児の肩幅と同程度であり、前記一端部の幅よりも広いことを特徴とする請求項1に記載の子守帯。
  4. 前記他端部に、前記他端部の幅を調整する絞り部を備えることを特徴とする請求項1に記載の子守帯。
  5. 前記第1、第2肩ベルト部は、1つの帯形状で構成され、前記第5、第6取り付け部の間において貫設されることを特徴とする請求項1に記載の子守帯。
  6. 前記第3、第4取り付け部の係合位置は、前記乳幼児保持部の長手方向に選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の子守帯。
  7. 前記第5、第6取り付け部の係合位置は、前記乳幼児保持部の横手方向に選択可能であることを特徴とする請求項1に記載の子守帯。
  8. 前記第1、第2肩ベルト部は、前記第5、第6取り付け部、及び前記第7、第8取り付け部で着脱自在に係合され、前記使用者用腰ベルト部は、前記第9、第10取り付け部の間で着脱自在に係合されることを特徴とする請求項1に記載の子守帯。
  9. 前記乳幼児保持部の中央部近傍の左右に位置する第11、第12取り付け部で係合される前記乳幼児の腰を保持する乳幼児用腰ベルト部を備えることを特徴とする請求項1に記載の子守帯。
  10. 前記乳幼児用腰ベルト部は、前記第11、第12取り付け部で着脱自在に係合されることを特徴とする請求項9に記載の子守帯。
  11. 前記第1、第2肩ベルト部の中央部近傍の第13、第14取り付け部に係合される背面保持ベルト部を備えることを特徴とする請求項1に記載の子守帯。
  12. 前記乳幼児保持部の外側から前記乳幼児を被うことができる防寒カバーを有する収納部を備える請求項1に記載の子守帯。
  13. 前記防寒カバーは、前記収納部から着脱可能であることを特徴とする請求項12に記載の子守帯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013183989A (ja) * 2012-03-09 2013-09-19 Kise Shoji Kk おんぶ紐
JP2014018658A (ja) * 2012-07-12 2014-02-03 Babybjoern Ab ベビーキャリア

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