JP2005051993A - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005051993A
JP2005051993A JP2004206250A JP2004206250A JP2005051993A JP 2005051993 A JP2005051993 A JP 2005051993A JP 2004206250 A JP2004206250 A JP 2004206250A JP 2004206250 A JP2004206250 A JP 2004206250A JP 2005051993 A JP2005051993 A JP 2005051993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
value
control device
current
level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004206250A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4481752B2 (ja
Inventor
Takayuki Kitagawa
高行 北河
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2004206250A priority Critical patent/JP4481752B2/ja
Publication of JP2005051993A publication Critical patent/JP2005051993A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4481752B2 publication Critical patent/JP4481752B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Direct Current Motors (AREA)

Abstract

【課題】モータ電流値を高い精度で検出することができるモータ制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置1は、PWM制御信号Spを出力して駆動トランジスタ5をオンオフ制御してモータ2に供給する駆動電流Imの電流量を調整するとともに、該モータ2に供給されるモータ電流Smをサンプルホールドしたモータ電流値に基づいてモータ2を制御、即ちモータ2の過電流保護を行っている。そして、駆動トランジスタ5をオンからオフに切り換えるべくPWM制御信号Spが異なるレベル(HレベルからLレベル)に変化する際のエッジの所定時間前から該エッジまでの時間が、モータ電流Smをサンプルホールドするためのサンプルホールド時間Tsに設定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、モータ電流値の検出に基づいて該モータの制御を行うモータ制御装置に関するものである。
モータの回転速度を制御する制御方法の一つに、PWM(パルス幅変調)制御がある(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1では、モータに駆動電流を供給するFETをオンオフさせるべく該FETにPWM変調された制御信号が供給されている。又、モータには直列に抵抗が接続されており、該抵抗にてモータに流れる電流の値が検出されている。因みに、この電流値はPWM制御信号のオン時間よりも十分短い時間でモータに流れる電流をサンプルホールドすることで検出され、そのサンプルホールドするタイミングはPWM制御信号のオン時間の中間に設定されている。そして、検出した電流値を一定とするように前記PWM制御信号のデューティ比を変更する定電流駆動が行われている。
特開平6−237591号公報
ところで、PWM変調された制御信号はパルス状に変化する信号であって、モータに流れる電流値はそのPWM制御信号と比較して緩やかに変化するため、サンプルホールドするタイミングをPWM制御信号のオン時間の中間位置とすると、電流値が上昇する途中でサンプルホールドされる場合がある。
ここで、モータ電流値を用い、モータに供給される駆動電流が過電流か否かを判定し、過電流と判定した場合、該モータへの駆動電流の供給を停止し、過電流による焼損からモータを保護する過電流保護機能がモータ制御装置に備えられているものがある。
このような場合、サンプルホールドするタイミングをPWM制御信号のオン時間の中間位置とすると、モータ電流値が上昇する途中でサンプルホールドされる場合があるので、検出した電流値が実際の値よりも小さくなってしまう。そのため、過電流保護機能が十分に働かない虞があった。
そこで、PWM制御信号の立ち下がりエッジに基づいてサンプルホールドを開始することも考えられる。このようにすれば、モータ電流値が十分に上昇した後にサンプルホールドされ、しかもサンプルホールドを開始するタイミングが取り易い。
しかしながら、PWM制御信号が立ち下がった直後は電流値が大きく変化するので、電流値が十分に上昇した後であっても、正確な電流値が検出できず、モータの過電流保護機能が正確に動作しない虞があった。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、モータ電流値を高い精度で検出することができるモータ制御装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、HレベルとLレベルとの間で遷移するパルス状の制御信号を出力してスイッチング素子をオンオフ制御し、該スイッチング素子のオンに基づいてモータに駆動電流を供給するとともに、該モータに供給されるモータ電流をサンプルホールドし、該サンプルホールドしたモータ電流値に基づいて前記モータを制御するモータ制御装置であって、前記スイッチング素子をオンからオフに切り換えるべく前記制御信号が異なるレベルに変化する際のエッジの所定時間前から該エッジまでの時間を、前記モータ電流をサンプルホールドするためのサンプルホールド時間に設定したことをその要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のモータ制御装置において、前記制御信号は、斜状及び垂直状に交互に繰り返すように三角波状に変化する三角波変動値と第1比較値とを比較して生成されるものであり、前記サンプルホールド時間は、サンプルホールド信号が異なるレベルとなる時間をその時間とし、該サンプルホールド信号は、前記三角波変動値と第2比較値とを比較して生成されるものであることをその要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のモータ制御装置において、前記サンプルホールド時間は、前記制御信号の最小出力時間の半分の時間に設定されていることをその要旨とする。
請求項4に記載の発明は、HレベルとLレベルとの間で遷移するパルス状の制御信号を出力してスイッチング素子をオンオフ制御し、該スイッチング素子のオンに基づいてモータに供給されるモータ電流をサンプルホールドしたモータ電流値に基づいて前記モータを制御するモータ制御装置であって、前記スイッチング素子をオンからオフに切り換えるべく前記制御信号が異なるレベルに変化する際のエッジの所定時間前から該エッジまでの時間を、前記モータ電流をサンプルホールドするためのサンプルホールド時間に設定したことをその要旨とする。
(作用)
請求項1に記載の発明によれば、モータ制御装置は、制御信号を出力してスイッチング素子をオンオフ制御してモータに供給する駆動電流の電流量を調整するとともに、該モータに供給されるモータ電流をサンプルホールドしたモータ電流値に基づいてモータを制御する。そして、スイッチング素子をオンからオフに切り換えるべく制御信号が異なるレベルに変化する際のエッジの所定時間前から該エッジまでの時間が、モータ電流値をサンプルホールドするためのサンプルホールド時間に設定される。つまり、このサンプルホールド時間内のモータ電流値は、十分に上昇した後であって且つ大きく揺れない安定した状態となっているので、より精度の高いモータ電流値が検出可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、制御信号は、斜状及び垂直状に交互に繰り返すように三角波状に変化する三角波変動値と第1比較値とを比較して生成される。サンプルホールド時間は、サンプルホールド信号が異なるレベルとなる時間をその時間とし、該サンプルホールド信号は、三角波変動値と第2比較値とを比較して生成される。これにより、制御信号を生成するための斜状及び垂直状に交互に繰り返して変化する三角波変動値を用いれば、該制御信号が異なるレベルに変化する際のエッジの所定時間前から該エッジまでの時間だけ異なるレベルになるサンプルホールド信号の生成が容易となる。そのため、サンプルホールド時間の設定が容易となる。
請求項3に記載の発明によれば、サンプルホールド時間は、制御信号の最小出力時間の半分の時間に設定される。これにより、短時間で且つ十分にモータ電流値の検出が可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、モータ制御装置は、制御信号を出力してスイッチング素子をオンオフ制御し、モータに供給されるモータ電流をサンプルホールドしたモータ電流値に基づいてモータを制御する。そして、スイッチング素子をオンからオフに切り換えるべく制御信号が異なるレベルに変化する際のエッジの所定時間前から該エッジまでの時間が、モータ電流値をサンプルホールドするためのサンプルホールド時間に設定される。つまり、このサンプルホールド時間内のモータ電流値は、十分に上昇した後であって且つ大きく揺れない安定した状態となっているので、より精度の高いモータ電流値が検出可能となる。
本発明によれば、モータ電流値を高い精度で検出することができるモータ制御装置を提供することができる。
(第一実施形態)
以下、本発明を具体化した第一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のモータ制御装置(以下、単に制御装置という)を概略的に示す。制御装置1は、本実施形態では車両用空調装置の送風用モータ2の回転速度をPWM(パルス幅変調)制御を用いて制御するとともに、該モータ2を過電流から保護する過電流保護機能を有している。モータ2は、一方の電源端子3が直流電源(バッテリ)Vのプラス側に接続され、他方の電源端子4がFET等のスイッチング素子としての駆動トランジスタ5及び抵抗6を介してグランドGNDに接続されている。駆動トランジスタ5は、その制御端子(ゲート端子)に制御装置1から出力される制御信号としてのPWM制御信号Spが入力され、該PWM制御信号Spに基づいてオンオフする。駆動トランジスタ5は、そのオンオフ時間に応じた駆動電流Imを直流電源Vからモータ2に供給し、モータ2は、その駆動電流Imに応じた速度で回転する。
制御装置1は、駆動トランジスタ5をオンオフ制御すべく、HレベルとLレベルとの間で遷移するパルス状のPWM制御信号Spを駆動トランジスタ5に出力する。制御装置1は、PWM制御信号Spのデューティを変更、即ち駆動トランジスタ5のオン時間(Hレベルとなる時間)を変更し、モータ2に供給する駆動電流Imの電流量を調整し、該モータ2の回転速度を制御する。
制御装置1は、デジタル的に三角波状(鋸歯状)に変化する三角波変動値としてのPWMカウント値Cpと第1比較値C1とを用いてPWM制御信号Spを生成している。因みに、このPWMカウント値Cpは、その値が次第に大きくなり最大値に到達すると最小値まで一気に立ち下がり再び次第に大きくなるように斜状及び垂直状に交互に繰り返し変化するものである。制御装置1は、PWMカウント値Cpと第1比較値C1とを比較し、第1比較値C1よりPWMカウント値Cpが大きい時にPWM制御信号SpをHレベルとし、第1比較値C1よりPWMカウント値Cpが小さい時にPWM制御信号SpをLレベルとする。そして、制御装置1は、Hレベルのパルス幅(Hレベルが継続する時間)を長くする場合には第1比較値C1を小さくし、Hレベルのパルス幅を短くする場合には第1比較値C1を大きくして、PWM制御信号Spのデューティを変更している。
又、制御装置1は、前記PWM制御信号SpがLレベルに立ち下がる所定時間前からその立ち下りまでの時間をサンプルホールド時間Tsとし、該サンプルホールド時間Tsにおいて抵抗6からモータ2に供給される駆動電流Imに応じたモータ電流Smをサンプルホールドしてサンプルホールド値としてのモータ電流値Ihを得ている。具体的に、制御装置1は、抵抗6の両端の電位差からモータ電流Smを得て、そのモータ電流Smをサンプルホールドしてモータ電流値Ihを得ている。制御装置1は、前記PWMカウント値Cpと前記第1比較値C1よりも大きい値の固定値である第2比較値C2とを用いてサンプルホールド信号Shを生成している。制御装置1は、前記PWMカウント値Cpと第2比較値C2とを比較し、第2比較値C2よりPWMカウント値Cpが大きい時にサンプルホールド信号ShをHレベルとし、第2比較値C2よりPWMカウント値Cpが小さい時にサンプルホールド信号ShをLレベルとする。サンプルホールド信号Shは、前記PWM制御信号SpがLレベルに立ち下がる所定時間前からその立ち下りまでの時間だけHレベルとなる。つまり、サンプルホールド信号ShがHレベルとなる時間をサンプルホールド時間Tsとし、制御装置1は、そのサンプルホールド信号ShのHレベルに基づいてモータ電流Smをサンプルホールドしてモータ電流値Ihを検出している。尚、このサンプルホールド時間Tsは、前記PWM制御信号Spの最小出力時間(最小オン時間)の半分の時間に設定されている。
そして、制御装置1は、モータ電流値Ihに応じて(図2参照)、モータ2に供給される駆動電流Imが過電流であるか否かを判定し、過電流と判定した場合、該モータ2への駆動電流Imの供給を停止し、過電流による焼損からモータ2を保護するようになっている。この場合、モータ電流値Ihは、前記PWM制御信号SpがLレベルに立ち下がる所定時間前からその立ち下りまでの時間に設定されたサンプルホールド時間Tsにおいてモータ電流Smをサンプルホールドして検出される。そのため、図2に示すように、モータ電流Smは、十分に上昇した後であって且つ大きく揺れない安定した状態となっているので、より精度の高いモータ電流値Ihを検出でき、モータ2の過電流保護機能がより正確に動作するようになっている。
次に、本実施形態の制御装置1の特徴的な作用効果を記載する。
(1)制御装置1は、PWM制御信号Spを出力して駆動トランジスタ5をオンオフ制御してモータ2に供給する駆動電流Imの電流量を調整するとともに、該モータ2に供給されるモータ電流Smをサンプルホールドしたモータ電流値Ihに基づいてモータ2を制御、即ちモータ2の過電流保護を行っている。そして、駆動トランジスタ5をオンからオフに切り換えるべくPWM制御信号Spが異なるレベル(HレベルからLレベル)に変化する際のエッジの所定時間前から該エッジまでの時間が、モータ電流Smをサンプルホールドするためのサンプルホールド時間Tsに設定される。つまり、このサンプルホールド時間Ts内のモータ電流Smは、十分に上昇した後であって且つ大きく揺れない安定した状態となっているので、より精度の高いモータ電流値Ihを検出することができる。
(2)PWM制御信号Spは、斜状及び垂直状に交互に繰り返すように三角波状に変化するPWMカウント値Cpと第1比較値C1とを比較して生成される。サンプルホールド時間Tsは、サンプルホールド信号Shが異なるレベル(Hレベル)となる時間をその時間とし、該サンプルホールド信号Shは、PWMカウント値Cp変動値と第2比較値C2とを比較して生成される。これにより、PWM制御信号Spを生成するためのPWMカウント値Cpを用いれば、該制御信号Spが異なるレベル(HレベルからLレベル)に変化する際のエッジの所定時間前から該エッジまでの時間だけ異なるレベル(Hレベル)になるサンプルホールド信号Shを容易に生成することができる。そのため、サンプルホールド時間Tsを容易に設定することができる。
(3)サンプルホールド時間Tsは、PWM制御信号Spの最小出力時間(最小オン時間)の半分の時間に設定される。これにより、短時間で且つ十分にモータ電流Smを検出することができる。
(第二実施形態)
以下、本発明を具体化した第二実施形態を図面に従って説明する。
尚、本実施形態において、第一実施形態と同じ構成については同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図3は、本実施形態のモータ制御装置(以下、単に制御装置という)を示す。制御装置1は、第一実施形態と同様に、車両用空調装置の送風用モータ2の回転速度をPWM(パルス幅変調)制御を用いて制御するとともに、該モータ2を過電流から保護する過電流保護機能を有している。モータ2は、一方の電源端子3がFET等のスイッチング素子としての駆動トランジスタ5及び抵抗6を介して直流電源(バッテリ)Vのプラス側に接続され、他方の電源端子4がグランドGNDに接続されている。
制御装置1は、指令信号Scが入力され、モータ2と直流電源Vとの間に接続された駆動トランジスタ5の制御端子(ゲート端子)に対して、指令信号Scに応じたデューティ比を有する制御信号Spを供給する。駆動トランジスタ5は、制御信号Spに応答してオンオフし、そのオンオフ時間に応じた駆動電流Imを直流電源Vからモータ2に供給し、モータ2は、その駆動電流Imに応じた速度で回転する。
車両用空調装置に用いられる送風用のモータ2は、モータケースが車両に固定されることが多い。この場合、モータケースは導体で構成され、そのモータケースに電源端子4が接続される。又、モータケースをグランドに接続することで、ラジオノイズの影響を少なくすることができる。このため、本実施形態のように構成することで、モータ2の駆動及び過電流保護を確実に行うことができる。
次に、制御装置1の構成を説明する。
図4に示すように、制御装置1は、入力部11と制御部12とを備えている。
入力部11は、電源回路21とフィルタ回路22とスタンバイ検出回路23を含む。
電源回路21は、車両に搭載されたバッテリよりなる直流電源Vの電圧(例えば12V[ボルト])を所定の電圧(例えば5V)に変換した内部電源Vd1をフィルタ回路22とスタンバイ検出回路23に供給する。
フィルタ回路22には、モータ2の回転数に対応するデューティ比を持つ指令信号Scが入力される。フィルタ回路22は、平滑回路を含む電圧変換回路であり、指令信号Scのデューティ比に応じた電圧を持つ信号Sfを出力する。
スタンバイ検出回路23は、信号Sfに基づいて、指令信号Scが当該制御装置1に供給されているか否かを判断し、指令信号Scが供給されている場合には第1レベル(例えばHレベル)の検出信号Ssを制御部12に出力し、指令信号Scが供給されていない場合には第2レベル(例えばLレベル)の検出信号Ssを制御部12に出力する。制御部12は、第1レベルの検出信号Ssに応答して内部回路の全てが動作し、第2レベルの検出信号Ssに基づいて内部回路の全て又は一部を、停止する又は動作速度を低くする。従って、制御部12は、指令信号Scが供給されているときの消費電力に比べて、指令信号Scが供給されていないときの消費電力が少なくなる。
尚、制御部12は、スタンバイ検出回路23から供給される電源に基づいて動作する構成としてもよい。その場合、スタンバイ検出回路23は、指令信号Scが供給されている場合に内部電源Vd1を制御部12に供給し、指令信号Scが供給されていない場合に内部電源Vd1の供給を停止する、又は電圧を低くして制御部12に供給するようにしてもよい。
制御部12は、メイン電源回路31、制御回路32、昇圧回路33、ドライブ回路34、温度検出回路35、電流検出回路36、電圧検出回路37、モータ電圧検出回路38、保護回路39を含む。
メイン電源回路31は、車両に搭載されたバッテリよりなる直流電源Vの電圧(例えば12V[ボルト])を所定の電圧(例えば5V)に変換したメイン電源Vd2を制御回路32に供給する。尚、図示しないが、メイン電源回路31は、メイン電源Vd2を他の回路33〜39に供給する。又、メイン電源回路31は、検出信号Ssに基づいて、消費電力を低減するように、メイン電源Vd2の供給を制御する。
制御回路32は、フィルタ回路22から入力される信号Sfに基づいて、制御信号Spとサンプルホールド信号Shを生成し、制御信号Spをドライブ回路34に、サンプルホールド信号Shを電流検出回路36に出力する。
ドライブ回路34には、昇圧回路33にてメイン電源Vd2を昇圧した駆動電源が供給される。ドライブ回路34は、駆動電源に基づいて、制御回路32から入力される制御信号Spをレベル変換した駆動信号Sp2を駆動トランジスタ5に供給する。制御信号Spは、メイン電源Vd2とほぼ電圧を持つ。この電圧は直流電源Vの電圧に比べて低いため、駆動トランジスタ5を十分にオンさせることができない。このため、メイン電源Vd2よりも高い電圧の駆動電源に基づいて駆動信号Sp2を生成することで、駆動トランジスタ5をオンさせる。
駆動トランジスタ5の近傍には、サーミスタ13がその駆動トランジスタ5の熱を感知するように配設されている。サーミスタ13は、駆動トランジスタ5の温度に応じた信号を出力する。温度検出回路35は、サーミスタ13が出力する信号に基づいて駆動トランジスタ5の温度を検出する。そして、温度検出回路35は、駆動トランジスタ5の温度と所定温度とを比較し、その比較結果に基づいて温度検出信号K1を出力する。
電流検出回路36は、抵抗6の両端に接続され、該抵抗6の両端の電圧V1,V2を入力する。電流検出回路36は、両電圧V1,V2の電位差からモータ電流Smを得て、そのモータ電流Smをサンプルホールド信号Shに従ってサンプルホールドしてモータ電流値Ihを得ている。そして、電流検出回路36は、モータ電流値Ihに応じてモータ2に供給される駆動電流Imが過電流か否かを判定し、その判定結果に基づいて電流検出信号K2を出力する。
電圧検出回路37は、制御装置1に供給される電源電圧を検出し、その検出結果に応じた電圧検出信号K3を出力する。電源電圧が第1の電圧(例えばバッテリの電圧の1/2)より低い場合、制御装置1の動作が不安定になる。電源電圧が第2の電圧(例えば80V)より高い場合、制御装置1及びモータ2が破損する。このため、電圧検出回路37は、制御装置1に供給される電源電圧と第1及び第2の電圧とを比較し、その比較結果に応じた電圧検出信号K3を出力する。
モータ電圧検出回路38は、モータ2の直流電源V側の電源端子3に接続され、該端子3におけるモータ電圧値Vmを検出する。
保護回路39は、各検出回路35〜38の検出結果に基づいて、過電流等の異常が検出された場合に停止信号STを出力する。
制御回路32は、モータ電圧検出回路38にて検出されたモータ電圧値Vmに基づいて、PWM制御信号Spのデューティを変更する。これにより、駆動トランジスタ5のオン時間(Hレベルとなる時間)が変更され、モータ2はその駆動トランジスタ5を介して供給される駆動電流Imの電流量に応じた速度で回転する。
又、制御回路32は、保護回路39から入力される停止信号STに応答してPWM制御信号Spを変更し、駆動トランジスタ5をオフさせる。即ち、過電流等の異常が検出された場合にモータ2の駆動を停止する保護機能が提供される。
次に、制御回路32の構成を説明する。図5は、制御回路32の構成を示すブロック図である。
制御回路32は、電圧変換回路41、三角波発生回路42、比較回路43,44を含む。電圧変換回路41は、フィルタ回路22から出力される信号Sfと、モータ電圧検出回路38から出力されるモータ電圧値Vmとが入力される。41は、信号Sfとモータ電圧値Vmとに基づいて、該モータ電圧値Vmを安定にするように生成した第1比較値C1を出力する。
三角波発生回路42は、デジタル的に三角波状(鋸歯状)に変化する三角波変動値としてのPWMカウント値Cpを生成し出力する。
第1比較回路43は、第1比較値C1とPWMカウント値Cpとを比較し、第1比較値C1よりPWMカウント値Cpが大きい時にHレベルのPWM制御信号Spを出力し、第1比較値C1よりPWMカウント値Cpが小さい時にLレベルのPWM制御信号Spを出力する。
第2比較回路44は、第2比較値C2とPWMカウント値Cpとを比較し、第2比較値C2よりPWMカウント値Cpが大きい時にHレベルのサンプルホールド信号Shを出力し、第2比較値C2よりPWMカウント値Cpが小さい時にLレベルのサンプルホールド信号Shを出力する。
次に、電流検出回路36の構成を説明する。図6は、電流検出回路36の構成を示すブロック図である。
電流検出回路36は、電圧電流変換回路51、サンプルホールド回路52、アナログ−デジタル変換回路(A/D変換回路)53、比較回路54、判定値設定回路55を含む。
電圧電流変換回路51は、図4に示す抵抗6の両端の電圧V1,V2を入力し、両電圧V1,V2の電位差をモータ電流Smに変換する。
サンプルホールド回路52は、サンプルホールド信号Shに従ってモータ電流Smをサンプルホールドし、そのホールドした電位を持つ信号H1を出力する。
A/D変換回路53は、サンプルホールド回路52から出力される信号H1をアナログ−デジタル変換したモータ電流値Ihを出力する。
比較回路54は、モータ電流値Ihと判定値設定回路55から入力される判定値Ciとを比較し、その比較結果に応じた電流検出信号K2を出力する。判定値設定回路55は、図7に示すモータ電圧値Vmに対する判定値Ciの特性を示すマップを有し、該マップに基づいてモータ電圧値Vmに対応する判定値Ciを出力する。この判定値Ciは、モータ電圧値Vmに対応してその時々にモータ2に流れる電流が過電流か否かを判定するための値である。比較回路54は、モータ電流値Ihと判定値Ciとを比較し、その比較結果に応じた電流検出信号K2を出力する。
以上記述したように、本実施形態によれば、第一実施の形態における(1)〜(3)と同じ効果を奏する。
又、本実施形態では、モータ2をグランドGNDに接続したため、モータ2の設置が容易であり、モータ2のモータケースをグランドGNDに接続することで、ラジオノイズ等の影響を少なくし、安定してモータ2を駆動することができる。そして、直流電源Vとモータ2との間に電流検出用の抵抗6を接続することで、安定してモータ電流を検出することができ、過電流保護を確実に行うことができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
○上記各実施形態では、Hレベルでオンする駆動トランジスタ5を用いたが、Lレベルでオンする駆動トランジスタ5を用いてもよい。又、FET以外の駆動トランジスタ5を用いてもよい。又、駆動トランジスタ5を複数個用いてもよい。
○上記各実施形態では、PWM制御を用いてモータ2を制御するようにしたが、PFM(パルス周波数変調)制御等、その他の制御を用いてモータ2を制御してもよい。
○上記各実施形態では、三角波変動値としてデジタル的に変化するPWMカウント値Cpを用いたが、アナログ的に変化する三角波変動値を用いてもよい。又、三角波変動値の波形はこれに限定されるものではない。
○上記各実施形態では、第2比較値C2を固定値としたが、これを変更するように構成してもよい。
○上記各実施形態では、サンプルホールド時間TsをPWM制御信号Spの最小出力時間(最小オン時間)の半分の時間に設定したが、これに限定されるものではなく、PWM制御信号Spの最小出力時間未満であれば、サンプルホールド時間Tsの長さを適宜変更してもよい。
○上記各実施形態では、車両用空調装置の送風用モータ2を制御する制御装置1に実施したが、これ以外の装置のモータに用いられる制御装置に実施してもよい。
上記各実施形態から把握できる技術的思想を以下に記載する。
(イ) 請求項1〜4のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
前記第2比較値は、固定値であることを特徴とするモータ制御装置。
(ロ) 請求項1〜4及び上記(イ)のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
前記三角波変動値は、デジタル的に三角波状に変化するカウント値であることを特徴とするモータ制御装置。
(ハ) 請求項1〜4及び上記(イ)(ロ)のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
前記制御信号は、PWM制御を用いて前記モータを制御するためのPWM制御信号であることを特徴とするモータ制御装置。
(ニ) 請求項1〜3及び上記(イ)〜(ハ)のいずれか1項に記載のモータ制御装置において、
前記モータは、車両用空調装置の送風用モータであることを特徴とするモータ制御装置。
第一実施形態のモータ制御装置の概略構成図。 PWM制御信号、モータ電流値及びサンプルホールド値の波形図。 第二実施形態のモータ制御装置の概略構成図。 モータ制御装置のブロック回路図。 制御回路のブロック回路図。 電流検出回路のブロック回路図。 モータ電圧値−判定値の特性図。
符号の説明
2…モータ、5…スイッチング素子としての駆動トランジスタ、C1…第1比較値、C2…第2比較値、Cp…三角波変動値としてのPWMカウント値、Ih…モータ電流値、Im…駆動電流、Sh…サンプルホールド信号、Sm…モータ電流、Sp…制御信号としてのPWM制御信号、Ts…サンプルホールド時間。

Claims (4)

  1. HレベルとLレベルとの間で遷移するパルス状の制御信号を出力してスイッチング素子をオンオフ制御し、該スイッチング素子のオンに基づいてモータに駆動電流を供給するとともに、該モータに供給されるモータ電流をサンプルホールドし、該サンプルホールドしたモータ電流値に基づいて前記モータを制御するモータ制御装置であって、
    前記スイッチング素子をオンからオフに切り換えるべく前記制御信号が異なるレベルに変化する際のエッジの所定時間前から該エッジまでの時間を、前記モータ電流をサンプルホールドするためのサンプルホールド時間に設定したことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 請求項1に記載のモータ制御装置において、
    前記制御信号は、斜状及び垂直状に交互に繰り返すように三角波状に変化する三角波変動値と第1比較値とを比較して生成されるものであり、
    前記サンプルホールド時間は、サンプルホールド信号が異なるレベルとなる時間をその時間とし、該サンプルホールド信号は、前記三角波変動値と第2比較値とを比較して生成されるものであることを特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載のモータ制御装置において、
    前記サンプルホールド時間は、前記制御信号の最小出力時間の半分の時間に設定されていることを特徴とするモータ制御装置。
  4. HレベルとLレベルとの間で遷移するパルス状の制御信号を出力してスイッチング素子をオンオフ制御し、該スイッチング素子のオンに基づいてモータに供給されるモータ電流をサンプルホールドしたモータ電流値に基づいて前記モータを制御するモータ制御装置であって、
    前記スイッチング素子をオンからオフに切り換えるべく前記制御信号が異なるレベルに変化する際のエッジの所定時間前から該エッジまでの時間を、前記モータ電流をサンプルホールドするためのサンプルホールド時間に設定したことを特徴とするモータ制御装置。
JP2004206250A 2003-07-17 2004-07-13 モータ制御装置 Expired - Fee Related JP4481752B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004206250A JP4481752B2 (ja) 2003-07-17 2004-07-13 モータ制御装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003276195 2003-07-17
JP2004206250A JP4481752B2 (ja) 2003-07-17 2004-07-13 モータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005051993A true JP2005051993A (ja) 2005-02-24
JP4481752B2 JP4481752B2 (ja) 2010-06-16

Family

ID=34277584

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004206250A Expired - Fee Related JP4481752B2 (ja) 2003-07-17 2004-07-13 モータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4481752B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040248A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Kayaba Ind Co Ltd 電動パワーステアリング装置
DE102011056901A1 (de) 2010-12-27 2012-06-28 Asmo Co., Ltd. Steuervorrichtung eines bürstenlosen Motors und bürstenloser Motor
JP2013027231A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Denso Corp 負荷駆動装置
JP2014117082A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Rexxam Co Ltd モータのpwm制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5815477A (ja) * 1981-07-20 1983-01-28 Aisin Seiki Co Ltd モ−タの速度制御装置
JPH089681A (ja) * 1994-06-21 1996-01-12 Nec Home Electron Ltd Pwm方式モータ駆動装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5815477A (ja) * 1981-07-20 1983-01-28 Aisin Seiki Co Ltd モ−タの速度制御装置
JPH089681A (ja) * 1994-06-21 1996-01-12 Nec Home Electron Ltd Pwm方式モータ駆動装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009040248A (ja) * 2007-08-09 2009-02-26 Kayaba Ind Co Ltd 電動パワーステアリング装置
DE102011056901A1 (de) 2010-12-27 2012-06-28 Asmo Co., Ltd. Steuervorrichtung eines bürstenlosen Motors und bürstenloser Motor
JP2012152095A (ja) * 2010-12-27 2012-08-09 Asmo Co Ltd ブラシレスモータ制御装置、及びブラシレスモータ
JP2013027231A (ja) * 2011-07-25 2013-02-04 Denso Corp 負荷駆動装置
JP2014117082A (ja) * 2012-12-10 2014-06-26 Rexxam Co Ltd モータのpwm制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4481752B2 (ja) 2010-06-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7183737B2 (en) Motor control device and motor control method
US7639050B2 (en) Load-drive controller
US7969206B2 (en) Semiconductor element drive circuit
US7009351B2 (en) Single phase motor driving unit
EP2254235A1 (en) Brushless dc motor driver
WO2005088818A1 (ja) スイッチングレギュレータ
JP5229495B2 (ja) スイッチング装置及びその制御方法
JP2008236932A (ja) モータ駆動装置及びこれを用いた電気機器
US20080107408A1 (en) Motor Driving Apparatus
EP2244371A1 (en) Motor drive device
JP4965941B2 (ja) モータ駆動装置、ブラシレスモータ及びその駆動方法
WO2002086919A1 (fr) Appareil de commande a solenoide et procede de commande
JP3802547B2 (ja) 単相モータ駆動装置
JP4481752B2 (ja) モータ制御装置
JP4089445B2 (ja) 半導体集積回路装置
JP2006197669A (ja) モータ駆動制御装置
US7746017B2 (en) Fan driving system with safe driving current switching
JP2022103447A (ja) 制御装置、制御システム、及び制御方法
JP2008141831A (ja) モータ駆動回路
JP2009254107A (ja) ブラシレスdcモータの制御装置
JPH0690596A (ja) モータ駆動回路及びその駆動方法
JP2004318339A (ja) ドロッパ型レギュレータ及びそれを用いた電源装置
JP2001345682A (ja) 三角波発生回路、pwm制御装置及び電動パワーステアリング装置
JP2007300773A (ja) 磁気トルカ駆動装置
US11482933B2 (en) Switching power supply device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100316

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100318

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4481752

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees