JP2005051017A - 半田付け装置 - Google Patents

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孝則 綿瀬
Ichiro Ito
一郎 伊藤
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敏広 三宅
Makoto Totani
眞 戸谷
Hideyuki Sumino
秀之 角野
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Abstract

【課題】 複数個の接合個所を同時に且つ確実に半田付けする。
【解決手段】 第1の被接合材35として、保持具34上に保持される第1の基板36上に複数個の端子37が取り付けられて半田蝋が付着されていると共に、それに重ね合わせられる第2の被接合材40として、第2の基板41上に複数個の端子42が取り付けられている。それらの端子群を同時に半田付けするために、近赤外線照射部7が設けられて、近赤外線ビーム6を接合個所へ照射する。また、板ばねからなる櫛状の押圧板2が第2の被接合材40を押さえ込むので、複数個の端子37又は42の凹凸によってそれらの間に隙間が生じる部分でも、櫛状の押圧板2によって基板41を僅かに変形させて隙間の発生を防止する。更に、保持具34を追加的に加熱する手段を設けてもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数個の端子群と、それに接合される他の複数個の端子群のように、それぞれ複数個の接合個所を有する2つの被接合材の、複数個の接合個所を同時に半田付けするための半田付け装置に関するものである。
従来の半田付け装置によれば、基板上に取り付けられて半田蝋を付着された複数個の端子からなる第1の端子群と、第1の端子群に対応するように他の基板上に取り付けられた第2の端子群とを重ね合わせて接触させた後に、所定の高温度まで加熱された単一の加熱板を、2つの端子群の接触部分に対応する位置において基板の上から押し付けて端子群と半田蝋を同時に加熱し、半田蝋を溶融させた後に加熱板を後退させて冷却固化させることにより対応する端子群を半田付けしている。この半田付け装置を使用する場合には、第1の端子群を構成する複数個の端子と、第2の端子群を構成する複数個の端子の全てが単一の平面上に凹凸なしに並んでいる時には問題がないが、一方の端子群の一部にでも凹凸があると、窪んでいる端子には相手方の端子が接触できないことと、その部分では端子と半田蝋の温度が十分に上昇しないために半田付けが完了しないという問題があった。
本発明は、上記のような従来技術の問題点に鑑み、複数の接合個所において半田付けをされる2つの被接合材の一方或いは双方において高さの差による凹凸があっても、それらの全ての接合個所を確実に半田付けすることができるような、信頼性の高い半田付け装置を提供することを目的としている。
本発明の半田付け装置は、第1の被接合材を支持する保持具と、第1の被接合材に向かって第2の被接合材を万遍なく押圧する押圧具と、第1の被接合材と第2の被接合材との間の複数個の接合個所を同時に加熱するために帯状の近赤外線ビームを照射する近赤外線照射部とを備えていて、複数個の接合個所を同時に半田付けすることができる。従って、本発明の半田付け装置によれば、近赤外線ビームの照射によって、複数個の接合個所の全てが同時に加熱されるので、一部が加熱不足のために半田付けが完了しないというような問題を生じない。
押圧具としては、櫛の歯形状の板ばねが好適である。それによって第2の被接合材を押圧すると、複数個の接合個所の一部に凹凸があって十分に接触しない場合でも、第2の被接合材を僅かに変形させて接合個所の隙間を閉じさせることができる。
また、追加的に、第1の被接合材を保持する保持具を所定の温度まで加熱する手段を設ける場合には、その加熱手段は、第1の被接合材、ひいては第2の被接合材を予熱して、近赤外線ビームによる加熱を助けて接合個所を迅速に温度上昇させるので、本発明の作用効果が助長される。
以下、添付の図面を参照しながら説明する。本発明の図示実施例についての詳細な説明に入る前に、先に簡単に触れた従来技術とその問題点について、図4から図6を参照してより詳しく説明する。これらの図に示す従来の半田付け装置31は、基盤32の上に複数個の枕材33を置いて支持された板状の保持具34を有する。保持具34の上には第1の被接合材35が載置されて位置決めされる。第1の被接合材35は、電気的な絶縁材料からなる基板36の上面に、多数の端子37が所定の間隔を置いて配列するように取り付けられたものである。この場合、第1の被接合材35上の多数の端子を総称して第1の端子群38と呼ぶことにする。
第1の被接合材35上の第1の端子群38に接合されるものとして、端子群38に対応する第2の端子群39を有する第2の被接合材40が第1の被接合材35の上に重なり合うように載置される。第2の被接合材40においては、絶縁材料からなる基板41の下面に、第2の端子群39を構成する多数の端子42が、第1の被接合材35上の多数の端子37に対応する位置に取り付けられている。
第1の端子群38とそれに対応する第2の端子群39が分布する全ての領域を覆う大きさの平坦な下面を有する加熱板43が、基盤32と同程度の大きさを有する押圧板44によって支持されている。図示していないが、加熱板43には電熱線等の加熱手段と、サーモスタット等の温度制御手段が設けられている。押圧板44を介して加熱板43を自由に昇降させるために、基盤32から垂直に立ち上がる複数個の案内軸45が、押圧板44の支持部46の開口に摺動可能に嵌合していると共に、押圧板44には図示しないエアシリンダのようなアクチュエータが取り付けられている。
図4から図6に示す従来の半田付け装置31においては、第1の被接合材35として、半田蝋を付着された端子群38を有する基板36を保持具34上の所定の位置に位置決めした後に、その上に端子群39を有する第2の被接合材40を重ね合わせて載置すると共に位置決めする。次に、図示しないアクチュエータを作動させて、押圧板44と共に加熱板43を下降させて第2の被接合材40を第1の被接合材35に押し付ける。それによって上方の端子群39が下方の端子群38に接触するので、加熱板43の熱が基板41を介して端子群39と半田蝋と更に端子群38に伝えられ、半田蝋が溶融して端子群38及び39を接合することができる。
しかしながら、もし、図6に示すように、一部の端子37或いは端子42が共通の接触平面から外れて凹凸状態にある場合には、押圧板44と加熱板43を介して第2の被接合材40を下方へ押し付けても、対向する端子37と端子42の間の隙間が大きいところでは、それらの端子37及び42の間に隙間が残るので、加熱板43の熱が十分に半田蝋や端子37に伝わらない。従って、その部分では半田蝋が溶融しないとか、端子37の温度が十分に上昇しないために、端子42が端子37に接合しない場合が生じ得る。
本発明はこのような問題を解消するために、図1から図3に示した実施例のような新規な構成を有する半田付け装置1を提供する。本発明の実施例の半田付け装置1においても従来の半田付け装置31と実質的に同じ部分があるので、それらの部分には同じ参照符号を付けることにする。即ち、32は半田付け装置の基盤を、33は枕材を、34は板状の保持具を、35は第1の被接合材を、36はその基板を、37は第1の基板36に取り付けられた個々の端子を、38は多数の端子37からなる第1の端子群を、同様に、39は第2の端子群を、40は第2の被接合材を、41はその基板を、42は端子群39を構成する個々の端子を、44は押圧板を、45は押圧板44の案内軸を、46は支持部をそれぞれ示している。
実施例の半田付け装置1における第1の特徴は、第2の被接合材40を所定の位置に押し付けて保持するための押圧具として、一対の櫛状の押圧板2を備えていることである。押圧板2は弾性のある発条鋼や燐青銅等からなる板ばねを断面「く」の字状に折り曲げたもので、第2の被接合材40の基板41と接触するエッジ部分に、櫛の歯状の小さい切り欠き3が多数形成されている。2枚の押圧板2は、昇降可能な押圧板44に形成された窓状の開口4の長辺に沿って取り付けられている。押圧板2に小さい切り欠き3が多数形成されていることによって、基板41に接触する押圧板2の櫛の歯状のエッジ部分5を形成している多数の指部分が柔軟になるので、容易に弾性変形をすることができる。
押圧板44は図示しないエアシリンダのようなアクチュエータによって自由に上下方向に移動させることができるので、押圧板44を下降させることによって、押圧板2に形成された櫛の歯状のエッジ部分5を第2の被接合材40の基板41に接触させて、押圧板2を適度な大きさの力で押し下げると、基板41が部分的に僅かに変形して裏面の端子42が第1の被接合材35の基板36の上面に設けられた端子37に押し付けられる。もし、端子37及び42のいずれかに凹凸があって、端子群38及び39が共通の平面上で接触できない場合でも、押圧板2に形成された櫛の歯状のエッジ部分5の働きによって、押圧板44に加えられる押圧力が第2の被接合材40の基板36上に細かく分散して作用するので、端子37及び42の間に隙間ができるような部分でも、基板41が僅かに変形して押し込まれるために隙間ができない。従って、端子群38及び39の全域において、全ての端子37及び42が半田蝋を介在させた状態で確実に接触することができる。
実施例の半田付け装置1における第2の特徴は、接合部分へ半田蝋の溶融熱を与えるために、従来の半田付け装置31において第2の被接合材40に直接に接触するように設けられている加熱板43のような接触加熱手段の代わりに近赤外線を使用する非接触式の加熱手段を設けている点にある。図示実施例においては、一対の押圧板2の間へ幅が広くて厚さが薄い帯状の近赤外線ビーム6を照射することができる近赤外線照射部7が設けられている。近赤外線照射部7は長い赤外線ランプ8と、図1に示すように断面が放物線状の反射鏡9とを備えており、図示しない支持手段によって位置調整可能に支持されている。言うまでもなく、赤外線ランプ8としては、短いものを複数本直列に並べて使用することもできる。
図示実施例の半田付け装置1はこのように構成されているから、保持具34の上に第1の被接合材35として、半田蝋を付着された第1の端子群38を有する基板36を所定の位置に位置決めした後に、その上に第2の端子群39を有する第2の被接合材40を重ね合わせて載置すると共に、それらを位置決めする。次に、図示しないアクチュエータを作動させて押圧板44を下降させることにより、櫛状の押圧板2を第2の被接合材40上に押し付ける。押圧板2に形成された櫛の歯状のエッジ部分5が力を分散して第2の被接合材40を押さえ込むので、端子37及び42のいずれかに凹凸があってそれらの間に隙間が生じる部分でも、第2の被接合材40の基板41が僅かに変形して端子42を押し下げるので、端子37及び42の間に半田蝋以外の隙間が生じない。
従って、第1の端子群38と第2の端子群39は全域において接触するから、近赤外線照射部7から帯状の近赤外線ビーム6を照射すると、近赤外線が、第2の被接合材40の基板41において端子群38及び39に対応している狭い帯状の領域に吸収されて、その領域だけが発熱する。その熱が端子42から、それに接触している相手方の端子37と、それに付着している半田蝋に伝えられて、それらの部分の温度を均等に上昇させる。そのため、端子群38及び39は全域において均等に温度上昇して半田蝋が一斉に溶融する。溶融した後に近赤外線照射部7からの近赤外線ビーム6の照射を停止して接合個所の温度を低下させると、全域において半田蝋が同時に固化して接合される。その結果、部分的に半田付けが完了しないというような恐れがなくなる。
なお、保持具34に図示しない電熱線等の加熱手段を設けて、第1の被接合材35を下方から加熱すると、基板36を介して第1の端子群39と、それに接触している第2の端子群39が予熱されるので、近赤外線ビーム6によって加熱される接合個所の温度上昇が迅速になり、本発明の作用効果が一段と助長される。言うまでもなく、この追加的加熱手段が第1の被接合材35の全域を加熱する必要はなく、第1の端子群38と第2の端子群39に対応する狭い部分だけを加熱するだけでよい。
本発明の半田付け装置は、多数の端子を別の多数の端子に対して同時に半田付けによって接合するために開発されたものであるが、単に電気的な端子群の接合に限らず、多数の接合個所を同時に半田付けする必要がある場合に広く応用することができる。
実施例の半田付け装置を示す縦断面図である。 図1に示す半田付け装置の本体部分の平面図である。 図1に示す半田付け装置の本体部分の側断面図である。 従来の半田付け装置を示す縦断面図である。 図4に示す半田付け装置の一部分を示す下面図である。 図4に示す半田付け装置の側断面図である。
符号の説明
1…実施例の半田付け装置、2…櫛状の押圧板、3…小さい切り欠き、5…櫛の歯状のエッジ部分、6…近赤外線ビーム、7…近赤外線照射部、31…従来の半田付け装置、34…板状の保持具、35…第1の被接合材、36…第1の基板、37,42…端子、38…第1の端子群、39…第2の端子群、40…第2の被接合材、41…第2の基板、43…加熱板、44…押圧板、45…案内軸。

Claims (3)

  1. 第1の被接合材を支持する保持具と、前記第1の被接合材に向かって第2の被接合材を万遍なく押圧する押圧具と、前記第1の被接合材と前記第2の被接合材との間の複数個の接合個所を同時に加熱するために帯状の近赤外線ビームを照射する近赤外線照射部とを備えていて、前記複数個の接合個所を同時に半田付けすることができることを特徴とする半田付け装置。
  2. 請求項1において、前記押圧具が櫛の歯形状の板ばねからなることを特徴とする半田付け装置。
  3. 請求項1又は2において、前記保持具を所定の温度まで加熱する手段が設けられていることを特徴とする半田付け装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010069528A (ja) * 2008-09-22 2010-04-02 Toshiba Corp はんだ付け装置

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