JP2005048918A - タンク - Google Patents

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Abstract

【課題】 内圧が高圧の状態で長期間使用した後でもシールを確保できる。
【解決手段】 高圧タンク10では、バルブ32が口金20に締結されて開口28が閉じられる。ここで、口金20の外周部24から内側へ突出した突出部26とバルブ32との間をOリング38がシールする。このため、高圧タンク10内が高圧の場合に、仮にバルブ32が外側へ押し出されても口金20の突出部26には開口28が狭まる方向への応力が作用すると共に、高圧タンク10の内圧により開口28が広がる方向への圧力が作用する開口28のOリング38より内側の部位をほぼなくすことができる。これにより、口金20とバルブ32とのOリング38によるシール部位においては、開口28の径が大きくなることを抑制または防止でき、高圧タンク10を長期間使用しても、口金20とバルブ32との間のシールを確保できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、 タンク本体周壁の開口を閉部材が閉じるタンクに関する。
タンクとしては、圧力容器本体に設けられた口金の開口にバルブの取り付け部が螺合されることで、バルブの鍔部が口金に接触された状態で、口金の開口がバルブに閉じられた圧力容器がある(例えば、特許文献1参照)。
この圧力容器では、バルブの取り付け部及び鍔部と口金開口の圧力容器外側の端縁との間、及び、バルブの取り付け部と口金開口の圧力容器外側端部の近傍との間が、Oリングによってシールされることで、バルブと口金との間から圧力容器内のガスが漏洩することが防止されている。
しかしながら、この圧力容器では、特に口金の開口径が大きい際において、圧力容器の内圧が高圧(例えば高圧容器の認証を受けるための通常使用時の数倍の圧力)の場合には、バルブ及び口金に作用する圧力が非常に大きくなる。このため、バルブが圧力容器の外側へ押し出されて口金に圧力容器外側の端部において開口が広がる方向への応力が作用すると共に、圧力容器の内圧により口金に開口の一対のOリングより圧力容器内側の広範囲の部位において開口が広がる方向への圧力が作用して、口金開口の径が大きくなる。これにより、バルブと口金との間のシールを確保できないという問題がある。
また、上記の場合でも、バルブの取り付け部を口金に非常に大きな力で螺合した際には、圧力容器の使用開始初期の間は、バルブと口金との間のシール性を確保できる可能性がある。ところが、圧力容器の長期間使用後には、口金と取り付け部との螺合部位が変形してこの螺合部位の螺合力が低下することで、バルブが圧力容器の外側へ押し出される。これにより、上記の場合と同様に、バルブと口金との間のシールを確保できないという問題がある。
特開2000−34796公報
本発明は、上記事実を考慮し、内圧が高圧の状態で長期間使用した後でもタンク本体と閉部材との間のシールを確保できるタンクを得ることが目的である。
請求項1に記載のタンクは、周壁に開口が設けられたタンク本体と、前記開口を形成し、前記周壁を構成する外周部位が設けられると共に、前記外周部位から前記タンク本体の内側へ突出する突出部位が設けられた開口部と、前記開口部に前記開口において締結され、前記開口を閉じる閉部材と、前記突出部位と前記閉部材との間をシールするシール部材と、を備えている。
請求項2に記載のタンクは、周壁に開口が設けられ、前記開口に連絡されると共に前記周壁から内側へ突出する突出部位が設けられたタンク本体と、前記タンク本体に前記開口において締結され、前記開口を閉じる閉部材と、前記突出部位と前記閉部材との間をシールするシール部材と、を備えている。
請求項3に記載のタンクは、請求項1または請求項2に記載のタンクにおいて、前記閉部材が締結されない際に、前記閉部材に設けられた前記シール部材の最外周における径を、前記閉部材との締結部位における前記開口の最内周における径以下にした、ことを特徴としている。
請求項4に記載のタンクは、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載のタンクにおいて、前記タンク本体と前記閉部材との間をシールする所定数の追加シール部材を備えた、ことを特徴としている。
請求項5に記載のタンクは、請求項4に記載のタンクにおいて、前記追加シール部材は、前記開口の前記タンク本体外側端縁以外の部位と前記閉部材との間をシールする、ことを特徴としている。
請求項6に記載のタンクは、請求項4または請求項5記載のタンクにおいて、前記シール部材及び所定数の追加シール部材の少なくとも1つの前記タンク本体内側に設けられ、前記タンク本体と前記閉部材との隙間を閉鎖する閉鎖部材を備えた、ことを特徴としている。
請求項7に記載のタンクは、請求項4乃至請求項6の何れか1項に記載のタンクにおいて、前記タンク本体の外側に配置された前記シール部材または追加シール部材の気体透過性を前記タンク本体の内側に配置された前記シール部材または追加シール部材の気体透過性より高くした、ことを特徴としている。
請求項8に記載のタンクは、請求項1乃至請求項7の何れか1項記載のタンクにおいて、少なくとも前記開口における前記タンク本体外側端部の近傍から前記タンク本体内側の部位において、前記閉部材を前記タンク本体に締結させた、ことを特徴としている。
請求項9に記載のタンクは、請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載のタンクにおいて、少なくとも前記開口における前記突出部位から前記タンク本体外側の部位において、前記閉部材を前記タンク本体に締結させた、ことを特徴としている。
請求項1に記載のタンクでは、タンク本体の開口部が、タンク本体の開口を形成すると共に、外周部位においてタンク本体の周壁を構成しており、閉部材が開口部に開口において締結されることで、開口が閉じられる。
ここで、開口部の突出部位が外周部位からタンク本体の内側へ突出しており、開口部の突出部位と閉部材との間をシール部材がシールする。このため、特に開口部の開口径が大きい際において、タンクの内圧が高圧の場合に、仮に閉部材がタンク本体の外側へ押し出されて開口部に外周部位よりタンク本体外側の部位において開口が広がる方向への応力が作用しても開口部の突出部位には開口が狭まる方向への応力が作用すると共に、タンクの内圧により開口が広がる方向への圧力が作用する開口のシール部材よりタンク本体内側の部位を小さくまたはなくすことができる。これにより、開口部と閉部材とのシール部材によるシール部位においては、開口の径が大きくなることを抑制または防止でき、開口部と閉部材との間のシールを確保することができる。
しかも、上記の場合に、タンクを長期間使用することで、仮に閉部材と開口部との締結力が低下して閉部材がタンク本体の外側へ押し出されても、上記の場合と同様に、閉部材と開口部との間のシールを確保することができる。
以上により、タンクの内圧が高圧の状態でタンクを長期間使用した後でも、閉部材と開口部との間のシールを確保することができる。
請求項2に記載のタンクでは、タンク本体の周壁に開口が設けられると共に、タンク本体の突出部位が開口に連絡されており、閉部材がタンク本体に開口において締結されることで、開口が閉じられる。
ここで、タンク本体の突出部位が周壁からタンク本体の内側へ突出しており、タンク本体の突出部位と閉部材との間をシール部材がシールする。このため、特にタンク本体の開口径が大きい際において、タンクの内圧が高圧の場合に、仮に閉部材がタンク本体の外側へ押し出されてタンク本体に周壁よりタンク本体外側の部位において開口が広がる方向への応力が作用してもタンク本体の突出部位には開口が狭まる方向への応力が作用すると共に、タンクの内圧により開口が広がる方向への圧力が作用する開口のシール部材よりタンク本体内側の部位を小さくまたはなくすことができる。これにより、タンク本体と閉部材とのシール部材によるシール部位においては、開口の径が大きくなることを抑制または防止でき、タンク本体と閉部材との間のシールを確保することができる。
しかも、上記の場合に、タンクを長期間使用することで、仮に閉部材とタンク本体との締結力が低下して閉部材がタンク本体の外側へ押し出されても、上記の場合と同様に、閉部材とタンク本体との間のシールを確保することができる。
以上により、タンクの内圧が高圧の状態でタンクを長期間使用した後でも、タンク本体と閉部材との間のシールを確保することができる。
請求項3に記載のタンクでは、閉部材がタンク本体(開口部)に締結されない際に、閉部材に設けられたシール部材の最外周における径を、閉部材との締結部位における開口の最内周における径以下にしたため、シール部材が設けられた閉部材がタンク本体の開口に締結される際に、シール部材が開口の閉部材との締結部位に摺動することを抑制または防止できる。このため、シール部材の破損を抑制または防止でき、タンク本体と閉部材との間のシールの信頼性を高くすることができる。
請求項4に記載のタンクでは、シール部材のみならず所定数の追加シール部材がタンク本体(開口部)と閉部材との間をシールするため、タンク内の気体がシール部材及び所定数の追加シール部材を透過してタンク外へ出るためには、気体がシール部材に対して溶解、拡散及び蒸発する必要があるのみならず、気体が所定数の追加シール部材に対しても溶解、拡散及び蒸発する必要がある。一方、仮にシール部材及び所定数の追加シール部材に代えてシール部材及び所定数の追加シール部材の合計厚さを有する厚肉部材にされた場合には、タンク内の気体が厚肉部材を透過してタンク外へ出るためには、気体が単に厚肉部材に対して溶解、拡散及び蒸発するのみでよい。
ここで、気体の部材表面での溶解面積または蒸発面積が同一である場合には、気体が部材に対して溶解または蒸発するための時間は同一であり、また、気体の部材内での透過面積が同一である場合には、気体が部材に対して拡散するための時間は部材の厚さに比例する。
このため、請求項4に記載のタンクでは、タンク内の気体がタンク外へ出る時間を、シール部材及び所定数の追加シール部材に代えて厚肉部材にされた場合に比し、気体が所定数の追加シール部材に対して溶解及び蒸発する時間の分長くすることができる。これにより、タンク内の気体が単位時間当たりにタンク外へ出る量が少なくなり、タンク内の気体がタンク外へ出ることを抑制することができる。
請求項5に記載のタンクでは、追加シール部材が開口のタンク本体外側端縁以外の部位と閉部材との間をシールするため、タンクの内圧により追加シール部材が開口から離間することを抑制または防止でき、追加シール部材によるシールが解除されることを抑制または防止することができる。
請求項6に記載のタンクでは、シール部材及び所定数の追加シール部材の少なくとも1つのタンク本体内側に設けられた閉鎖部材がタンク本体(開口部)と閉部材との隙間を閉鎖するため、仮にタンク内が高圧の状態で長期間タンク内の気体がタンク外へ排出されずにシール部材と追加シール部材との間や追加シール部材間の内圧がタンク内と同様の高圧になった際に、例えばタンク内の気体がタンク外へ排出されて、シール部材と追加シール部材との間や追加シール部材間の気体により当該シール部材及び所定数の追加シール部材の少なくとも1つにタンク本体内側への圧力が作用した際でも、当該シール部材及び所定数の追加シール部材の少なくとも1つがタンク本体と閉部材との隙間に侵入して破損することを閉鎖部材によって防止するこができる。
請求項7に記載のタンクでは、タンク本体の外側に配置されたシール部材または追加シール部材の気体透過性を、タンク本体の内側に配置されたシール部材または追加シール部材の気体透過性より高くしたため、仮にタンク内が高圧の状態で長期間タンク内の気体がタンク外へ排出されなかった際でも、タンク本体の外側に配置されたシール部材または追加シール部材とタンク本体の内側に配置されたシール部材または追加シール部材との間の内圧がタンクの内圧まで上昇することがない。このため、例えばタンク内の気体がタンク外へ排出された際でも、タンク本体の内側に配置されたシール部材または追加シール部材にタンク本体内側への圧力が作用することを抑制でき、タンク本体の内側に配置されたシール部材または追加シール部材がタンク本体(開口部)と閉部材との隙間に侵入して破損することを防止するこができる。
請求項8に記載のタンクでは、少なくとも開口におけるタンク本体外側端部の近傍からタンク本体内側の部位において、閉部材をタンク本体(開口部)に締結させたため、閉部材とタンク本体との締結部位における開口の径が大きくなることを抑制でき、閉部材のタンク本体への締結が緩むことを抑制できる。さらにこのため、閉部材とタンク本体との締結部位を長くできてこの締結部位が疲労損傷することを抑制でき、この締結部位の耐久寿命を長くすることができる。
請求項9に記載のタンクでは、少なくとも開口における突出部位からタンク本体外側の部位において、閉部材をタンク本体(開口部)に締結させたため、閉部材とタンク本体との締結部位を長くできてこの締結部位が疲労損傷することを抑制でき、この締結部位の耐久寿命を長くすることができる。
[第1の実施の形態]
図1には、本発明のタンクが適用されて構成された第1の実施の形態に係る高圧タンク10の主要部が断面図にて示されている。なお、本実施の形態(下記第2の実施の形態及び第3の実施の形態を含む)では、高圧タンク10の外側を「外側」といい、高圧タンク10の内側を「内側」という。
本実施の形態に係る高圧タンク10は、内部にガス(例えば水素やヘリウム等の気体)を充填保管するためのものであり、容器状のタンク本体12を備えている。タンク本体12の周壁14は、外側の外周壁16と内側のライナとしての内周壁18(後記口金20の突出部26に沿って内側へ突出した部分を除く)とが一体にされて構成されており、外周壁16はFRP(繊維強化プラスチック)製にされると共に、内周壁18はPA(ポリアミド)製にされている。
タンク本体12は、開口部としての金属製の略円筒状とされた口金20を有している。口金20の外端には、鍔部22が突出形成されており、鍔部22は断面矩形状の円環状にされている。口金20の内外方向中間部分には、外周部位としての外周部24が突出形成されており、外周部24は断面三角形状の円環状にされている。さらに、口金20の内側部分は突出部位としての突出部26とされており、突出部26は外周部24から内側へ突出している。
口金20は周壁14に嵌入されて、口金20の鍔部22から外周部24までの部分は周壁14を構成しており、口金20の鍔部22と外周部24との間には周壁14の外周壁16が狭持されると共に、口金20の外周部24は周壁14の外周壁16と内周壁18との間に狭持されている。また、口金20の突出部26は周壁14から内側へ突出している。
口金20内は略円柱状の開口28にされており、これにより、タンク本体12の周壁14に開口28が設けられている。また、口金20の鍔部22近傍から突出部26の内外方向略中間部分における開口28の周面には、雌ネジ30が形成されると共に、口金20突出部26の内側部分における開口28の径は、開口28の他の部分の径に比し、小さくされている。なお、開口28の径(突出部26の内側部分以外における部分の径)は、30mm以上(特に50mm以上)にされている。
口金20には、閉部材としての略円柱状のバルブ32(インタンクバルブ)が取り付けられている。バルブ32の内外方向中間部分には雄ネジ34が形成されており、バルブ32の雄ネジ34が口金20開口28の雌ネジ30に締結(螺合)されることで、バルブ32によって口金20の開口28が閉じられている。バルブ32の外側部位は他の部分に比し径が大きくされて拡径部位とされており、バルブ32の拡径部位は口金20の鍔部22に接触されている。また、バルブ32は、雄ネジ34の外側近傍において口金20の雌ネジ30外側近傍の開口28に嵌合されると共に、雄ネジ34の内側近傍において口金20の突出部26内側部分の開口28に嵌合されている。
バルブ32の外周面には、雄ネジ34の内側近傍において、断面矩形の円環状とされたリング溝36が全周に亘って形成されており、リング溝36には、シール部材としての断面円形の円環状とされたOリング38が挿入装着されている。
図2に詳細に示す如く、Oリング38はゴム製とされて弾性を有しており、Oリング38がリング溝36の底面と口金20突出部26の内側部分(略内端)との間で弾性変形された状態で狭持されることで、バルブ32と口金20との間がシールされている。これにより、高圧タンク10内のガスがバルブ32と口金20との間から漏洩することが防止されている。
リング溝36には、断面矩形の円環状とされた第1バックアップリング40及び第2バックアップリング42が挿入装着されており、第1バックアップリング40は比較的軟質の樹脂製とされてOリング38の外側に配置されると共に、第2バックアップリング42は比較的硬質の樹脂製とされて第1バックアップリング40の外側に配置されている。第1バックアップリング40及び第2バックアップリング42は、リング溝36の底面と口金20の開口28周面との間の隙間を閉鎖しており、これにより、高圧タンク10の内圧でOリング38がバルブ32の外周面と開口28の周面との間の隙間(クリアランス)に侵入して破損することが防止されている。
バルブ32には排出孔(図示省略)が形成されており、排出孔は、高圧タンク10内と高圧タンク10外とを連通すると共に、開閉可能にされている。排出孔は通常閉鎖されており、排出孔が開放されることで、高圧タンク10内のガスが排出孔を経て高圧タンク10外へ排出される。
また、バルブ32が口金20に取り付けられない際では、バルブ32のリング溝36に装着されたOリング38の最外周の径が、口金20開口28の雌ネジ30部分における最内周の径以下にされた構成である。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
以上の構成の高圧タンク10では、タンク本体12の口金20が開口28を形成すると共に、口金20の鍔部22から外周部24までの部分がタンク本体12の周壁14を構成しており、バルブ32が口金20に開口28において締結されることで、開口28が閉じられる。
ここで、口金20の突出部26が外周部24から内側へ突出しており、口金20の突出部26とバルブ32との間をOリング38がシールする。このため、本実施の形態の如く口金20開口28の径(突出部26の内側部分以外における部分の径)が大きい(例えば50mm以上にされた)際において、高圧タンク10の内圧が高圧(例えば200MPa以上)の場合に、仮にバルブ32が外側へ押し出されて口金20に外周部24より外側の部位において開口28が広がる方向への応力が作用しても口金20の突出部26には開口28が狭まる方向への応力が作用すると共に、高圧タンク10の内圧により開口28が広がる方向への圧力が作用する開口28のOリング38より内側の部位をほぼなくすことができる。これにより、口金20とバルブ32とのOリング38によるシール部位においては、開口28の径が大きくなることを抑制または防止でき、口金20とバルブ32との間のシールを確保することができる。
しかも、上記の場合に、高圧タンク10を長期間使用することで、仮にバルブ32と口金20との締結力が低下してバルブ32が外側へ押し出されても、上記の場合と同様に、バルブ32と口金20との間のシールを確保することができる。
以上により、高圧タンク10の内圧が高圧の状態で高圧タンク10を長期間使用した後でも、バルブ32と口金20との間のシールを確保することができる。
さらに、バルブ32が口金20に締結されない際においては、バルブ32のリング溝36に装着されたOリング38の最外周における径が、開口28の雌ネジ30部分の最内周における径以下にされているため、Oリング38が装着されたバルブ32が口金20に締結される際に、Oリング38が開口28の雌ネジ30に摺動することを抑制または防止できる。このため、Oリング38の破損を抑制または防止でき、口金20とバルブ32との間のシールの信頼性を高くすることができる。
また、口金20の鍔部22(外端)近傍から内側の部位における開口28において、バルブ32が口金20に締結されているため、バルブ32と口金20との締結部位における開口28の径が大きくなることを抑制でき、バルブ32の口金20への締結が緩むことを抑制できる。
さらに、口金20の鍔部22近傍から突出部26の内外方向略中間部分における開口28において、バルブ32が口金20に締結されているため、バルブ32と口金20との締結部位を長くできてこの締結部位が疲労損傷することを抑制でき、この締結部位の耐久寿命を長くすることができる。
(実施例)
図3に示す如く、バルブ32のリング溝36における径をDOとし、口金20に締結されていないバルブ32のリング溝36に装着されたOリング38のバルブ32径方向における幅をd(図示省略)とすると、当該Oリング38と開口28の雌ネジ30部分の最内周との間に余裕代α(隙間)を設ける場合には、開口28の雌ネジ30部分の最内周における径DSは、
DS=DO+2d+α
となる。また、リング溝36の深さをhとすると、開口28の突出部26内側部分(シール部分)における径Dは、
D=DO+2h
となる。これにより、
D=DS+(2h−2d−α)
となる。
ここで、DS=48.5mm、h=2.5mm、d=3.3とされた際に、α=2.0にするためには、開口28の突出部26内側部分における径Dを、
D=48.5+(2×2.5−2×3.3−2.0)=44.9≒45.0mm
にすればよい。これにより、Oリング38が装着されたバルブ32が口金20に締結される際に、Oリング38が開口28の雌ネジ30に摺動することを防止できる。
[第2の実施の形態]
図4には、本発明のタンクが適用されて構成された第2の実施の形態に係る高圧タンク50の主要部が断面図にて示されている。
本実施の形態に係る高圧タンク50は、上記第1の実施の形態に係る高圧タンク10とほぼ同様の構成であるが、以下の点が異なる。
すなわち、バルブ32の外周面には、雄ネジ34の外側近傍にも、断面矩形の円環状とされたリング溝52が全周に亘って形成されており、リング溝52には、Oリング38と同様の追加シール部材としての追加Oリング54が挿入装着されている。追加Oリング54はリング溝52底面と口金20の雌ネジ30外側近傍(鍔部22近傍)との間で弾性変形された状態で狭持されており、これにより、追加Oリング54によってもバルブ32と口金20との間がシールされて、高圧タンク50内のガスがバルブ32と口金20との間から漏洩することが一層防止されている。
リング溝52には、上記と同様の第1バックアップリング40及び第2バックアップリング42が挿入装着されており、第1バックアップリング40は追加Oリング54の外側に配置されると共に、第2バックアップリング42は第1バックアップリング40の外側に配置されている。この第1バックアップリング40及び第2バックアップリング42は、リング溝52の底面と口金20の開口28周面との間の隙間を閉鎖しており、これにより、高圧タンク50の内圧でOリング38がバルブ32の外周面と開口28の周面との間の隙間(クリアランス)に侵入して破損することが防止されている。
また、外側の追加Oリング54のガス透過性は、内側のOリング38のガス透過性より高くされた構成である。
ここで、本実施の形態に係る高圧タンク50でも、上記第1の実施の形態に係る高圧タンク10と同様の作用及び効果を得ることができる。
さらに、高圧タンク50では、Oリング38のみならず追加Oリング54が口金20とバルブ32との間をシールする。
ところで、ガスがOリング38または追加Oリング54を気圧が高い側から低い側へ透過する際には、先ず、ガスがOリング38または追加Oリング54の反透過方向側の表面(界面)でOリング38または追加Oリング54に溶解し、次に、ガスがOリング38または追加Oリング54の内部を拡散現象によりOリング38または追加Oリング54の透過方向側の表面へ移動し、最後に、ガスがOリング38または追加Oリング54の透過方向側の表面(界面)で蒸発する。
また、Oリング38または追加Oリング54の表面でのガスの溶解面積または蒸発面積が同一である場合には、ガスがOリング38または追加Oリング54の表面で溶解または蒸発するための時間は同一である。一方、Oリング38または追加Oリング54の内部でのガスの透過面積が同一である場合には、ガスがOリング38または追加Oリング54の内部を拡散現象により移動する時間は、Oリング38または追加Oリング54の厚さに比例する。
このため、図5(A)に示す如く、高圧タンク50内のガスがOリング38及び追加Oリング54を透過して高圧タンク50外へ出るためには、ガスがOリング38に対して溶解、拡散及び蒸発する必要があるのみならず、ガスが追加Oリング54に対しても溶解、拡散及び蒸発する必要がある。
一方、図5(B)に示す如く、仮にOリング38及び追加Oリング54に代えてOリング38の厚さt及び追加Oリング54の厚さtの合計厚さ2tを有する厚肉部材56にされた場合には、高圧タンク50内のガスが厚肉部材56を透過して高圧タンク50外へ出るためには、ガスが単に厚肉部材56に対して溶解、拡散及び蒸発するのみでよい。
これにより、高圧タンク50内のガスが高圧タンク50外へ出る時間を、Oリング38及び追加Oリング54に代えて厚肉部材56にされた場合に比し、ガスが追加Oリング54に対して溶解及び蒸発する時間の分長くすることができる。このため、高圧タンク50内のガスが単位時間当たりに高圧タンク50外へ出る量が少なくなり、高圧タンク50内のガスが高圧タンク50外へ出ることを抑制することができる。
また、追加Oリング54が開口28の外側端縁以外の部位とバルブ32との間をシールするため、高圧タンク50の内圧により追加Oリング54が開口28から離間してバルブ32外側の拡径部位と口金20の鍔部22との間の隙間(クリアランス)に侵入することを抑制または防止でき、追加Oリング54によるシールが解除されることを抑制または防止することができる。
さらに、外側に配置された追加Oリング54のガス透過性を、内側に配置されたOリング38のガス透過性より高くしたため、仮に高圧タンク50内が高圧の状態で長期間高圧タンク50内のガスが高圧タンク50外へ排出されなかった際でも、外側に配置された追加Oリング54と内側に配置されたOリング38との間の内圧が高圧タンク50の内圧まで上昇することがない。このため、例えば高圧タンク50内のガスが高圧タンク50外へ急激に排出された際でも、Oリング38に内側への圧力が作用することを抑制でき、Oリング38ひいては追加Oリング54が口金20の開口28周面とバルブ32の外周面との隙間(クリアランス)に侵入して破損することを防止するこができる。
(実施例)
図6には、実施例1乃至実施例4におけるOリング38と追加Oリング54との材質が示されている。
実施例1では、Oリング38がHNBR(水素添加ニトリルゴム)とされると共に、追加Oリング54がEPDM(エチレンプロピレンゴム)とされている。
実施例2では、Oリング38がIIR(ブチルゴム)とされると共に、追加Oリング54がEPDMとされている。
実施例3では、Oリング38がHNBRとされると共に、追加Oリング54がシリコーンゴムとされている。
実施例4では、Oリング38がEPDMとされると共に、追加Oリング54がシリコーンゴムとされている。
図7は、各種のゴムのヘリウムガス透過性を、天然ゴムの水素透過性を1にした場合の指数により示すグラフである。
図7に示す如く、上記実施例1乃至実施例4では、何れも、追加Oリング54のヘリウムガス透過性がOリング38のヘリウムガス透過性よりも高くされている。このため、外側に配置された追加Oリング54のガス透過性を、内側に配置されたOリング38のガス透過性より高くすることができる。
[第3の実施の形態]
図8には、本発明のタンクが適用されて構成された第3の実施の形態に係る高圧タンク60の主要部が断面図にて示されている。
本実施の形態に係る高圧タンク60は、上記第2の実施の形態に係る高圧タンク50とほぼ同様の構成であるが、以下の点が異なる。
図9に詳細に示す如く、リング溝36には、閉鎖部材としての上記と同様の第1バックアップリング40及び第2バックアップリング42が更に挿入装着されており、第1バックアップリング40はOリング38の内側にも配置されると共に、第2バックアップリング42は第1バックアップリング40の内側にも配置されている。この第1バックアップリング40及び第2バックアップリング42も、リング溝36の底面と口金20の開口28周面との間の隙間を閉鎖している。
また、外側の追加Oリング54のガス透過性は、必ずしも内側のOリング38のガス透過性より高くされない構成である。
ここで、追加Oリング54のガス透過性がOリング38のガス透過性より高くされた場合には、本実施の形態に係る高圧タンク60でも、上記第2の実施の形態に係る高圧タンク50と同様の作用及び効果を得ることができる。
さらに、追加Oリング54のガス透過性がOリング38のガス透過性より高くされない場合でも、Oリング38の内側に設けられた第1バックアップリング40及び第2バックアップリング42が、口金20の開口28周面とバルブ32のリング溝36底面との隙間を閉鎖している。このため、仮に高圧タンク60内が高圧の状態で長期間高圧タンク60内のガスが高圧タンク60外へ排出されずにOリング38と追加Oリング54との間の内圧が高圧タンク60内と同様の高圧になった際に、例えば高圧タンク60内のガスが高圧タンク60外へ急激に排出されて、Oリング38と追加Oリング54との間のガスによりOリング38に内側への圧力が作用した際でも、Oリング38ひいては追加Oリング54が口金20の開口28周面とバルブ32の外周面との隙間(クリアランス)に侵入して破損することを第1バックアップリング40及び第2バックアップリング42によって防止するこができる。
なお、上記第2の実施の形態及び第3の実施の形態では、追加Oリング54を1つのみ設けた構成としたが、追加Oリング(追加シール部材)を複数設けた構成としてもよい。この場合、少なくとも最も外側に配置された追加OリングまたはOリング(シール部材)以外には、内側に第1バックアップリング及び第2バックアップリング(閉鎖部材)を設けた構成とするのが好ましい。
本発明の第1の実施の形態に係る高圧タンクの主要部を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る高圧タンクにおけるシール状態を示す断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る高圧タンクの主要部を詳細に示す断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る高圧タンクの主要部を示す断面図である。 (A)本発明の第2の実施の形態に係る高圧タンク内のガスがOリング及び追加Oリングを経て高圧タンク外に漏洩する動作を示す説明図であり、(B)は、高圧タンク内のガスが厚肉部材を経て高圧タンク外に漏洩する動作を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態に係る実施例におけるOリングと追加Oリングとの材質を示す表である。 各種のゴムのヘリウムガス透過性を、天然ゴムの水素透過性を1にした場合の指数により示すグラフである。 本発明の第3の実施の形態に係る高圧タンクの主要部を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る高圧タンクにおけるシール状態を示す断面図である。
符号の説明
10 高圧タンク(タンク)
12 タンク本体
14 周壁
20 口金(開口部)
24 外周部(外周部位)
26 突出部(突出部位)
28 開口
32 バルブ(閉部材)
38 Oリング(シール部材)
40 第1バックアップリング(閉鎖部材)
42 第2バックアップリング(閉鎖部材)
50 高圧タンク(タンク)
54 追加Oリング(追加シール部材)
60 高圧タンク(タンク)

Claims (9)

  1. 周壁に開口が設けられたタンク本体と、
    前記開口を形成し、前記周壁を構成する外周部位が設けられると共に、前記外周部位から前記タンク本体の内側へ突出する突出部位が設けられた開口部と、
    前記開口部に前記開口において締結され、前記開口を閉じる閉部材と、
    前記突出部位と前記閉部材との間をシールするシール部材と、
    を備えたタンク。
  2. 周壁に開口が設けられ、前記開口に連絡されると共に前記周壁から内側へ突出する突出部位が設けられたタンク本体と、
    前記タンク本体に前記開口において締結され、前記開口を閉じる閉部材と、
    前記突出部位と前記閉部材との間をシールするシール部材と、
    を備えたタンク。
  3. 前記閉部材が締結されない際に、前記閉部材に設けられた前記シール部材の最外周における径を、前記閉部材との締結部位における前記開口の最内周における径以下にした、ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のタンク。
  4. 前記タンク本体と前記閉部材との間をシールする所定数の追加シール部材を備えた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載のタンク。
  5. 前記追加シール部材は、前記開口の前記タンク本体外側端縁以外の部位と前記閉部材との間をシールする、ことを特徴とする請求項4記載のタンク。
  6. 前記シール部材及び所定数の追加シール部材の少なくとも1つの前記タンク本体内側に設けられ、前記タンク本体と前記閉部材との隙間を閉鎖する閉鎖部材を備えた、ことを特徴とする請求項4または請求項5記載のタンク。
  7. 前記タンク本体の外側に配置された前記シール部材または追加シール部材の気体透過性を前記タンク本体の内側に配置された前記シール部材または追加シール部材の気体透過性より高くした、ことを特徴とする請求項4乃至請求項6の何れか1項記載のタンク。
  8. 少なくとも前記開口における前記タンク本体外側端部の近傍から前記タンク本体内側の部位において、前記閉部材を前記タンク本体に締結させた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項記載のタンク。
  9. 少なくとも前記開口における前記突出部位から前記タンク本体外側の部位において、前記閉部材を前記タンク本体に締結させた、ことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項記載のタンク。
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