JP2005044562A - 放電ランプ - Google Patents

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Seiichi Uenari
清一 上成
Goro Yoshida
悟朗 吉田
Takayuki Hiraishi
隆之 平石
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Abstract

【課題】本発明の目的は、封止管部のうち絞り込み部にクラックが発生することを防止し、安定した品質の放電ランプを提供することにある。
【解決手段】本発明の放電ランプは、発光管部とその両端に連続して形成された封止管部とを有し透光性材料からなる放電容器と、封止管部内に支持された保持用筒体に挿通された電極芯棒と、この電極芯棒の先端に接続された陽極あるいは陰極と、からなる放電ランプにおいて、前記モリブデン箔の前記封止管部側の表面には、ロジウムよりも原子半径の大きい高融点材料からなる第1の層と、該第1の層の上に重なるロジウムからなる第2の層とが形成されたことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクター用、半導体露光用、紫外線硬化用の光源などに利用される放電ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
放電ランプは、プロジェクターなどの投影機器の光源装置用光源として用いられている。
【0003】
図9は、従来の放電ランプ90を管軸方向にて切断した断面図を示す。図10は、図9において破線で囲まれた部分Aを拡大した図である。図11は、図9におけるB−B´断面図である。
放電ランプ90は、略球状あるいは略楕円球状の発光管部91とその両端に延在する封止管部92からなる放電容器93を有する。放電容器93内には、放電用ガスとして、例えばキセノンが封入されている。封止管部92は、発光管部91に続く部分に絞り込み部94が形成されている。発光管部91内において、電極芯棒97に接続された陽極95と陰極96が対向配置されている。電極芯棒97は、絞り込み部94に一部が溶着された石英ガラス製の保持用筒体98に挿通され、後端部が封止管部92から外方に伸びている。この電極芯棒97が、封止管部92の後端部に溶着されることにより、気密シール部99が形成されている。電極芯棒97は、保持用筒体98と封止管部92の後端部とによって保持されている。
【0004】
図10に示されるように、封止管部92の絞り込み部94を形成する際には、保持用筒体98の発光管部91側の端面の近傍に、絞り込み部94の一部に垂れ下がり部100が形成される。この垂れ下がり部100と保持用筒体98の発光管91側の端面との間には、断面形状が楔状の楔状間隙101が形成されている。ここで、封止管部92の絞り込み部94は、発光管91内を例えば6.7K〜46.6KPaに減圧させた状態で封止管部92の一部の外周面を加熱することにより、封止管部92が縮径されて形成される。
【0005】
近年、このような放電ランプは、高出力化が求められていることから、放電容器93内に封入される封入ガスの量が増大しており、点灯時においては、放電容器93内の封入ガスの圧力が8.1MPa以上もの高圧になる。さらに、絞り込み部94と保持用筒体98とが一部で溶着されているため、楔状空隙101に応力が集中する。これにより、絞り込み部94にクラックが発生し、このようなクラックが進行すると遂には絞り込み部94を破損させる、という問題がある。
【0006】
このような問題を解決するために、絞り込み部94と保持用筒体98との間にモリブデン箔を配置することによって、絞り込み部94と保持用筒体98とが一部で溶着することを防止する構成が提案された。しかしながら、モリブデン箔は、その表面に存在するモリブデン酸化物が、絞り込み部94を構成する石英ガラスに対する親和性が高いので、絞り込み部94の加工作業の際に石英ガラスと溶着する部分が生じる。そして、溶着部分の石英ガラスは、加工作業終了後に自然冷却されると局部歪が残存しているので、ランプ点灯および消灯動作を繰り返すと、絞り込み部94にクラックが発生するという問題がある。
【0007】
この問題を解決するため、特開2000−306549号においては、保持用筒体98と絞り込み部94との間に、耐酸化性を有する高融点材料によって表面処理されたモリブデン箔を配置する技術が開示されている。この技術によると、モリブデン箔が耐酸化性を有する高融点材料によって表面処理されているので、モリブデン箔の表面にはモリブデン酸化物が形成されることがないので、モリブデン酸化物と絞り込み部94を構成する石英ガラスとが溶着することを防止できる、というものである。
【0008】
しかしながら、このような技術によっても、上記の問題を完全に解決することはできないため、絞り込み部に局部歪が残存することにより、ランプ点灯および消灯動作を繰り返すと、絞り込み部94にクラックが発生する場合があることが判明した。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−306549号
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、封止管部のうち絞り込み部にクラックが発生することを防止し、安定した品質の放電ランプを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の放電ランプは、発光管部とその両端に連続して形成された封止管部とを有し透光性材料からなる放電容器と、発光管部内に対向配置された陽極および陰極と、先端部に陽極あるいは陰極が接続されて封止管部内に支持された保持用筒体に挿通された電極芯棒と、保持用筒体と封止管部との間に配置されたモリブデン箔とからなり、前記モリブデン箔の前記封止管部側の表面には、ロジウムよりも原子半径の大きい高融点材料からなる第1の層と、該第1の層の上に重なるロジウムからなる第2の層とが形成されたことを特徴とする。
【0012】
さらに、前記保持用筒体と前記モリブデン箔との間には、高融点材料からなる緩衝膜が配置されたことを特徴とする。
【0013】
【作用】
本発明者らは、特開2000−306549号公報に示されるように、絞り込み部と保持用筒体との間に配置されたモリブデン箔に高融点材料による表面処理を行っても、絞り込み部にクラックが発生する原因について鋭意検討した結果、以下の結論に達した。
【0014】
モリブデンと高融点材料とは、絞り込み部の加工作業時に生じる熱によって化学反応が起こり、モリブデン原子が高融点材料からなる薄膜中に熱拡散することにより、モリブデンと高融点材料との合金が形成される。このような熱拡散は、モリブデンと高融点材料との原子半径が近いと容易に行われる。そして、この合金中のモリブデン原子と絞り込み部を構成する石英ガラスとが溶着してしまい、絞り込み部が加工作業後に自然冷却されると、溶着部分に局部歪が残存するようになって、ランプの点灯および消灯を繰り返すとクラックが発生すると考えられる。
【0015】
そこで、請求項1の発明に係る放電ランプにおいては、上記の熱拡散が行われないようにすることを目的として、絞り込み部と保持用筒体との間に配置されたモリブデン箔の絞り込み部側の表面に、ロジウムよりも原子半径の大きい高融点材料からなる第1の層と、この第1の層の上に重なるロジウムからなる第2の層とが形成されている。
このような構成によれば、第1の層によって上記熱拡散を抑制させることにより、モリブデン原子と第1の層を構成する高融点材料とが、さらに、モリブデン原子と第2の層を構成するロジウムとが結合して合金を形成しない。また、絞り込み部と当接する第2の金属層がロジウムから構成されているので、ロジウムと絞り込み部を構成する石英ガラスとは親和性が低いことにより離れ易く、両者が密着することがない。
これにより、絞り込み部の加工作業終了後に絞り込み部が自然冷却されることにより収縮しても、絞り込み部に局部歪が残存することがないので、ランプの点灯および消灯動作を繰り返し行っても絞り込み部にクラックが生じることがない。
【0016】
請求項2の発明に係る放電ランプによると、保持用筒体とモリブデン箔との間に、高融点材料からなる緩衝膜が配置された構造である。
このような構造によると、絞り込み部の加工作業に起因する応力を緩和させることができるので、封止管部にクラックが発生することを一層効果的に防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、請求項1の発明である放電ランプ10を管軸方向にて切断した断面図を示す。図2は、図1において破線で囲まれた部分Aを拡大した図である。図3は、図1におけるB−B´断面図である。
図1に示すように、放電ランプ10は、略球状あるいは楕円球状の発光管部11とその両端に延在する封止管部12からなる放電容器13を有する。封止管部12は、発光管部11に続く部分に絞り込み部14が形成されている。
【0018】
発光管部11内において、陽極15と陰極16が互いに対向配置されており、その各々は、例えばタングステンからなる電極芯棒17の先端に固定されて保持されている。電極芯棒17は、封止管部12の管軸に沿って伸び、その後端が封止管部12から外方に伸び出ている。封止管部12の外端部において、封止管部12と電極芯棒17とが溶着されて気密シール部19が形成されている。
【0019】
放電容器13内には、キセノン、アルゴン、クリプトン等の希ガス、もしくはこれらの混合物からなる封入ガス、あるいは必要に応じて用いられる水銀などの金属が封入されている。点灯時における封入ガスの圧力は、例えば8.1MPa〜10MPaになる。
【0020】
絞り込み部14内においては、電極芯棒17の外径に適合する貫通穴を有する石英ガラスからなる保持用筒体18が、電極芯棒17が挿通された状態で配置されている。この保持用筒体18は、図2に示すように、保持用筒体18を保持するために絞り込み部14の一部に形成された垂れ下がり部141が後述の第2の層24に当接することによって支持されている。また、垂れ下がり部141が形成されることにより、絞り込み部14内には楔状間隙20が形成される。
【0021】
図3に示すように、保持用筒体18の外周面と、絞り込み部14の一部に形成された垂れ下がり部141との間には、保持用筒体18の外周面に巻き回されたモリブデン箔22が配置されている。このモリブデン箔22の垂れ下がり部141側の表面には、例えば、レニウム、タンタル、タングステン、白金などのロジウムよりも原子半径の大きい高融点材料により表面処理されることによって、第1の層23が形成されている。第1の層23を構成する高融点材料として特に好ましいのは、レニウムである。また、第1の層23は、ロジウムよりも原子半径の大きい2種類以上の高融点材料からなる合金によって形成しても良い。
ここで、ロジウムの原子半径は、0.133nmであり、レニウム、タンタル、タングステン、白金の原子半径は、各々、0.137nm、0.143nm、0.137nm、0.139nmである。
【0022】
この第1の層23の垂れ下がり部141側の表面には、ロジウムにより表面処理されることによって、第2の層24が形成されている。モリブデン箔22の表面処理の方法としては、例えば、メッキ、蒸着、溶射などが利用される。
【0023】
第1の層23の厚さは、150〜300nmであることが好ましく、第2の層24の厚さは、150〜1000nmであることが好ましい。また、モリブデン箔22と第1の層23と第2の層24との合計の厚さが、15μm以下であることが好ましい。この厚さが15μmを超えると第1の層23および第2の層24の厚みが大きすぎるため、モリブデン箔22を保持用筒体18に巻き付ける際に第1の層23および第2の層24が剥離する場合がある。
【0024】
以上のような請求項1の発明の放電ランプによると、保持用筒体18の外周面に巻き回されたモリブデン箔22の絞り込み部14側の表面に、第1の層23と、この第1の層23の上に重なる第2の層24とが形成された構造である。
このような構造によると、前述の作用の欄で述べたように、モリブデン原子と絞り込み部14を構成する石英ガラスとが溶着することがないので、加工作業終了後に絞り込み部が自然冷却されることにより収縮しても、絞り込み部に局部歪が残存することがない。これにより、ランプの点灯および消灯動作を繰り返し行っても絞り込み部にクラックが生じることがない。
【0025】
図4は、請求項2の発明である放電ランプ40を管軸方向にて切断した断面図を示す。図5は、図4において破線で囲まれた部分Aを拡大した図である。図6は、図4におけるB−B´断面図である。図1、2、3と同一符号は、同一部分を示すので説明は省略する。
保持用筒体18とモリブデン箔22との間には、モリブデンからなる緩衝膜200が配置されている。保持用筒体18と緩衝膜200との間には空隙Gが存在している。その他の構成については、図1〜図3に示す放電ランプ10と同様であるため、説明は省略する。
【0026】
図7は、図5に示される緩衝膜200を拡大した図である。図7に示すように、緩衝膜200は、山部201と谷部202が連続した略波形状を有し、その厚みは、10〜50μmであることが好ましい。緩衝膜200の材質はモリブデンに限らず、その他高融点材料を用いても良い。緩衝膜200は、山部201の頂点201aと谷部202の底202aとの距離Tが0.1〜1mmであることが好ましい。さらに、山部201の頂点201a同士の距離Tが0.5〜2mmであることが好ましい。
【0027】
図8は、緩衝膜200の他の形態を説明するための図である。
緩衝膜200は、図8に示されるように略鋸歯状に山部201と谷部202が連続して形成された構造のものを採用しても良い。
【0028】
尚、図5、6において、前記緩衝膜200と、第1の層23と第2の層24とが形成されたモリブデン箔22とは、別物である必要はない。したがって、図5、6において、緩衝膜200として、第1の層と第2の層とが設けられたモリブデン箔を用いても良い。この場合には、保持用筒体18の絞り込み部14側の表面に当接する部分、すなわち、1巻目に相当する部分を略波状あるいは略鋸歯状に形成しておけば良い。
【0029】
このような請求項2の発明の放電ランプ40によれば、保持用筒体18とモリブデン箔22との間にモリブデンからなる緩衝膜200が配置された構造である。これにより、保持用筒体18とモリブデン箔22との間には空隙Gが存在することにより、絞り込み部14の加工作業時における応力を緩和することができる。
【0030】
本発明の作用効果を確認する実験を行うために、図1の構成にしたがって、以下の数値例を有する実施例の放電ランプを5本製作した。
<実施例>
発光管部11の最大外径、 :42mm
封止管部12の外径、内径、長さ :
(陽極側)22.5mm、17.5mm、70mm
(陰極側)22.5mm、17.5mm、70mm
放電容器13の内容積、長さ :35.17cc、200mm
絞り込み部14の外径、内径、長さ :
(陽極側)17mm、13mm、15mm
(陰極側)15mm、11mm、12mm
電極芯棒17の外径、長さ :
(陽極側)4mm、106.5mm
(陰極側)4mm、89.5mm
陽極15の最大外径、長さ :15mm、30mm
陰極16の最大外径、長さ :8mm、18mm
電極間距離 :3.7mm
封入ガス、封入ガス圧、点灯中ガス圧 :
キセノンガス、2.38MPa、8.1MPa
保持用筒体18の材質、外径、内径、長さ:
(陽極側)石英ガラス、13mm、4mm、15mm
(陰極側)石英ガラス、11mm、4mm、12mm
モリブデン箔22の厚み、長さ:
(陽極側)13μm、15mm、(陰極側)13μm、12mm
第1の層23の材質、厚み :レニウム、150〜200nm
第2の層24の材質、厚み :ロジウム、200〜300nm
また、第1の層を設けないことの他は、実施例と同じ構造を有する比較例の放電ランプを100本製作した。
【0031】
このようにして製作された実施例の放電ランプは、製作後に絞り込み部14に局部歪が生じることがなく、ランプ点灯および消灯動作を繰り返し行っても絞り込み部14にクラックが発生しないことが確認された。
これに対し、比較例の放電ランプは、製作後に絞り込み部14に局部歪が残存しており、ランプ点灯および消灯動作を繰り返し行うと絞り込み部14にクラックが生じることが確認された。
【0032】
尚、図1、図4に示される放電ランプによれば、封止管部12を縮径することにより絞り込み部14が形成されているが、保持用筒体18を支持するために絞り込み部14が必ずしも必要でない場合がある。この場合にも、本発明の効果を得ることができる。
【0033】
【発明の効果】
本発明の放電ランプによれば、モリブデン箔の絞り込み部側の表面にロジウムよりも原子半径が大きい高融点材料からなる第1の金属層が形成され、この第1の金属層の絞り込み部側の表面にロジウムからなる第2の金属層が形成されているので、モリブデン箔を構成するモリブデン原子と、絞り込み部を構成する石英ガラスが密着することがない。その結果として、点灯消灯を繰り返しても絞り込み部にクラックが生じることがなく、安定した品質の放電ランプを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の放電ランプを管軸方向にて切断した断面図である。
【図2】図1における破線で囲まれた部分Aを拡大した図である。
【図3】図1におけるB−B´断面図である。
【図4】請求項2の発明の放電ランプを管軸方向にて切断した断面図である。
【図5】図4における破線で囲まれた部分Aを拡大した図である。
【図6】図4におけるB−B´断面図である。
【図7】緩衝膜を拡大した図である。
【図8】緩衝膜の他の形態を示す図である。
【図9】従来の放電ランプを管軸方向にて切断した断面図である。
【図10】図9における破線で囲まれた部分Aを拡大した図である。
【図11】図9におけるB−B´断面図である。
【符号の説明】
10 放電ランプ
11 発光管部
12 封止管部
13 放電容器
14 絞り込み部
15 陽極
16 陰極
17 電極芯棒
18 保持用筒体
19 気密シール部
20 楔状間隙
22 モリブデン箔
23 第1の層
24 第2の層
40 放電ランプ
141 垂れ下がり部
200 緩衝膜
201 山部
202 谷部

Claims (2)

  1. 発光管部とその両端に連続して形成された封止管部とを有し透光性材料からなる放電容器と、発光管部内に対向配置された陽極および陰極と、先端部に陽極あるいは陰極が接続されて封止管部内に支持された保持用筒体に挿通された電極芯棒と、保持用筒体と封止管部との間に配置されたモリブデン箔と、からなる放電ランプにおいて、
    前記モリブデン箔の前記封止管部側の表面には、ロジウムよりも原子半径の大きい高融点材料からなる第1の層と、該第1の層の上に重なるロジウムからなる第2の層とが形成されたことを特徴とする放電ランプ。
  2. 前記保持用筒体と前記モリブデン箔との間には、高融点材料からなる緩衝膜が配置されたことを特徴とする請求項1に記載の放電ランプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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