JP2005044508A - 光ピックアップの製造方法及び光ディスクシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本願発明では、光ピックアップの製造方法において、戻り光がない場合に比べて戻り光がある場合の半導体レーザの出力光の雑音が増加したときは、半導体レーザからの出力光をコリメートした平行光束部に、光路長が前記半導体レーザの実効共振器長の(n−0.5)倍変化する光路長調整用光学素子を挿入することにより解決する。
【選択図】図5
Description
各種の半導体レーザにおいて、光路長調整用光学素子を挿抜することの有効性を確認した。図3の測定系は、図1の測定系に光路長調整用光学素子としてガラス製の平行平面板を半導体レーザからの出力光をコリメートした平行光束部に挿入できる構成としたものである。図3の測定系において、半導体レーザ11の前端面と全反射ミラー20との間の光路長が32.3mmのときに半導体レーザ出力光のノイズが最大になった。そこで、光路長が32.3mmのときに、戻り光の量を変化させて、ノイズを測定した。測定結果を図4に示す。図4より、厚さ1.8mmで屈折率1.5のガラス製の平行平面板23を挿抜したときの、半導体レーザ出力光のノイズを測定すると、平行平面板23を挿入することによって、明らかにノイズが低減していることが分かる。前記平行平面板23を挿入することによって、半導体レーザ11の前端面と全反射ミラー20との間の光路長は、1.8×(1.5−1)=0.9mmだけ伸びたに等しい。つまり、図2において、光路長が33.2mmであるのと等しい効果が得られる。図4において、前記平行平面板23を挿入したときの半導体レーザ出力光の発振スペクトルを観測すると、ほぼ、外部共振器の発振波長が内部共振器の発振波長と一致していることが分かる。
従って、半導体レーザの前端面と光ディスクとの間の光路長が式「半導体レーザの実効共振器長×(n−0.5±0.25)」(nは正整数)の範囲内となるときは、半導体レーザからの出力光をコリメートした平行光束部に、光路長調整用の平行平面板を挿入することにより解決することが有効であることが判明した。
光ディスクシステムは、光ピックアップと、光ピックアップスライド機構と、光ディスク回転機構とを有する。光ピックアップスライド機構は、光ピックアップをスライドさせるための機構であって、光ピックアップをスライドさせる歯車やレール等を備える。光ディスク回転機構は、光ディスクを回転させる機構を備える。本実施の形態では、実施の形態1で説明した光ピックアップを組み込むことにより、要求される許容ノイズ量以下の性能を有する光ディスクシステムを構成することができた。
12:受光素子
14、15、16、17:レンズ
18、19、33:ハーフミラー
20:全反射ミラー
21:光スペクトルアナライザ
22:ノイズ測定機
23、35:平行平面板
30:光ピックアップ
31:半導体レーザ
32:受光素子
34:コリメートレンズ
36:対物レンズ
37:光ディスク
Claims (3)
- 半導体レーザからの出力光をコリメートした後、光ディスクに集光し、該光ディスクからの反射光を受光することにより、前記光ディスクに書き込まれた情報を読取る光ピックアップの製造方法において、戻り光がない場合の前記半導体レーザの出力光の雑音に比べて戻り光がある場合の前記半導体レーザの出力光の雑音が増加したときは、前記半導体レーザからの出力光をコリメートした平行光束部に、光路長が前記半導体レーザの実効共振器長の(n−0.5)倍(nは正整数)変化する光路長調整用光学素子を挿入することを特徴とする光ピックアップの製造方法。
- 半導体レーザからの出力光をコリメートした後、光ディスクに集光し、該光ディスクからの反射光を受光することにより、前記光ディスクに書き込まれた情報を読取る光ピックアップの製造方法において、戻り光がない場合の前記半導体レーザの内部共振器モードに戻り光がある場合の外部共振器モードが重畳して前記半導体レーザが発振したときは、前記半導体レーザからの出力光をコリメートした平行光束部に、光路長が前記半導体レーザの実効共振器長の(n−0.5)倍(nは正整数)変化する光路長調整用光学素子を挿入することを特徴とする光ピックアップの製造方法。
- 光ピックアップと、光ピックアップスライド機構と、光ディスク回転機構とを有する光ディスクシステムにおいて、請求項1又は2に記載の光ピックアップの製造方法で製造した光ピックアップを組み込んだことを特徴とする光ディスクシステム。
Priority Applications (1)
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JP2004276728A JP2005044508A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 光ピックアップの製造方法及び光ディスクシステム |
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JP2004276728A JP2005044508A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 光ピックアップの製造方法及び光ディスクシステム |
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JP2004276728A Pending JP2005044508A (ja) | 2004-09-24 | 2004-09-24 | 光ピックアップの製造方法及び光ディスクシステム |
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2004
- 2004-09-24 JP JP2004276728A patent/JP2005044508A/ja active Pending
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