JP2005041737A - 低アルカリ金属含有量の炭酸コバルト、その製造方法及びそれを用いた酸化コバルト - Google Patents
低アルカリ金属含有量の炭酸コバルト、その製造方法及びそれを用いた酸化コバルト Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005041737A JP2005041737A JP2003278115A JP2003278115A JP2005041737A JP 2005041737 A JP2005041737 A JP 2005041737A JP 2003278115 A JP2003278115 A JP 2003278115A JP 2003278115 A JP2003278115 A JP 2003278115A JP 2005041737 A JP2005041737 A JP 2005041737A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- carbonate
- alkali metal
- cobalt
- reaction
- sodium
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G51/00—Compounds of cobalt
- C01G51/04—Oxides; Hydroxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G51/00—Compounds of cobalt
- C01G51/06—Carbonates
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09C—TREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
- C09C1/00—Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
- C09C1/0009—Pigments for ceramics
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
【解決手段】コバルト塩水溶液に炭酸アルカリ金属塩を反応させて炭酸コバルトを製造する際に、下記(1)又は(2)の少なくとも一つの操作を採用することを特徴とする低アルカリ金属含有量の炭酸コバルトの製造方法などによって提供。
(1)反応温度を25℃以下に調整する。
(2)炭酸アルカリ金属塩として、水酸化アルカリ金属を5〜40g/lの濃度で混合した炭酸アルカリ金属塩水溶液を用いる。
【選択図】なし
Description
(1)反応温度を25℃以下に調整する。
(2)炭酸アルカリ金属塩として、水酸化アルカリ金属を5〜40g/lの濃度で混合した炭酸アルカリ金属塩水溶液を用いる。
本発明の低アルカリ金属含有量の炭酸コバルト、その製造方法及びそれを用いた酸化コバルトは、コバルト塩水溶液に炭酸アルカリ金属塩を添加して反応させることによって、低アルカリ金属含有量の炭酸コバルトを製造する方法において、(1)前記反応の温度を25℃以下に調整する操作、及び/又は(2)前記炭酸アルカリ金属塩として、水酸化アルカリ金属を5〜40g/lの濃度で混合した炭酸アルカリ金属塩水溶液を用いる操作を含む製造方法であり、それによって製造された炭酸コバルト及びそれを用いた酸化コバルトである。
本発明の炭酸コバルトの製造方法は、コバルト塩水溶液に炭酸アルカリ金属塩を反応させて炭酸コバルトを製造する際に、下記(1)又は(2)の少なくとも一つの操作を含む低アルカリ金属含有量の炭酸コバルトの製造方法である。
(1)反応温度を25℃以下に調整する。
(2)炭酸アルカリ金属塩として、水酸化アルカリ金属を5〜40g/lの濃度で混合した炭酸アルカリ金属塩水溶液を用いる。
上記製造方法(A)は、反応の温度を25℃以下に調整する操作を含む製造方法である。上記方法において反応温度は、25℃以下、好ましくは10〜20℃、さらに好ましくは14〜18℃に調整する。すなわち、前記の複塩生成反応は、反応温度を低下させることにより、主反応である炭酸コバルト生成反応に比べて相対的に反応速度が遅くなるので、室温以下にまで反応温度を低下して、複塩生成を抑制する。反応温度が25℃を超えると、複塩生成反応の抑制の効果が小さく、電子部品及び電池材料として期待されるアルカリ金属含有量が得られない。一方、低温ほど、複塩生成反応の抑制効果が大きいが、過度の低温化は冷却装置のコストが高くなるので、10℃以上が用いられる。
上記製造方法(B)は、炭酸アルカリ金属塩として、水酸化アルカリ金属を5〜40g/lの濃度で混合した炭酸アルカリ金属塩水溶液を用いる操作を含む製造方法である。すなわち、水酸化アルカリ金属を添加することによって、反応溶液中にOH−イオンが増えCO3 2−イオン濃度が低下すること、また、炭酸塩化に比べて反応速度の大きい水酸化の反応が同時に起こること等によって、上記複塩の生成が抑制され水酸化物や炭酸塩となるので、アルカリ金属含有量が低下する。
上記方法において用いられる水酸化アルカリ金属は、特に限定されるものではなく、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属の水酸化物が用いられるが、特に安価である水酸化ナトリウムが好ましい。
上記製造方法(C)は、上記炭酸アルカリ金属塩として、水酸化アルカリ金属を5〜40g/lの濃度で混合した炭酸アルカリ金属塩水溶液を用いる操作と前記反応の温度を20℃以下に調整する操作を含む製造方法である。上記方法において、上記製造方法(A)と上記製造方法(B)の操作が行なわれる。ここで用いられる処理条件は、上記製造方法(A)と(B)のそれぞれと同様の条件で行える。
本発明の炭酸コバルトは、上記(A)〜(C)の製造方法によって得られる低アルカリ金属含有量の炭酸コバルトである。上記製造方法で得られる炭酸コバルトの沈殿物は、遠心分離機等の固液分離装置によって、反応濾液と分離され、次いで水洗浄を行い脱水される。
上記炭酸コバルトのアルカリ金属含有量は、通常操業での反応温度30〜70℃での1〜4重量%に対して、製造方法(A)又は(C)においては、25℃で0.3重量%以下、20℃で0.1重量%以下となる。また、製造方法(B)においては、0.7重量%以下、好ましい条件下では0.3重量%以下となる。
以上、本発明の製造方法によって、低アルカリ金属含有量の炭酸コバルトが得られる。
本発明の酸化コバルトは、上記製造方法で得られる炭酸コバルトを原料として用いて、これを仮焼して得られる低アルカリ金属含有量の酸化コバルトである。上記酸化コバルトは、アルカリ金属含有量が従来品に比べて低いので、電子部品及び電池材料などのナトリウム等のアルカリ金属の含有を嫌う用途に用いるのに、好適である。
(1)金属の分析:脱水処理後の試料を105℃で24時間乾燥後、ICP発光分析法で行った。
(2)水分率の分析:脱水処理後の試料を105℃で24時間乾燥し、前後の重量変化を求めた。
上記製造方法(A)に従って、炭酸コバルトの製造を行い、得られた炭酸コバルトのナトリウム含有量を評価した。
まず、炭酸アルカリ金属水溶液として、濃度140g/lの炭酸水素ナトリウム水溶液の20lを予め反応槽に入れた。次に、反応槽内を撹拌しながら、反応温度を18℃に調整して、濃度50g/lの塩化コバルト水溶液の20lを、30分間かけて給液して反応させた。ここで、炭酸アルカリ金属の添加量は、コバルト塩水溶液中のコバルト量に対して、CoCO3とするための化学当量の1.0倍であった。
その後、20分間反応を継続させた後、スラリーを遠心分離機を用いて固液分離して、炭酸コバルトと反応濾液とに分離した。次いで、得られた炭酸コバルトは、水によりレパルプ洗浄し再度遠心分離機を用いて脱水処理した。ここで、得られた炭酸コバルトのナトリウム含有量を分析した。結果を表1に示す。
上記製造方法(A)に従って、炭酸コバルトの製造を行い、得られた炭酸コバルトのナトリウム含有量を評価した。
まず、試薬1級の塩化コバルトを溶解して得た濃度50g/lの塩化コバルト水溶液の1lを予め反応槽に入れた。次に、反応槽内を撹拌しながら、反応温度を14℃に調整して、炭酸アルカリ金属水溶液として、試薬1級の炭酸ナトリウムを溶解して得た濃度100g/lの炭酸ナトリウム水溶液を給液して4時間反応させた。反応後の最終pHを、7.7に調整した。
その後、スラリーを吸引濾過で固液分離して、炭酸コバルトと反応濾液とに分離した。次いで、得られた炭酸コバルトは、水によりレパルプ洗浄し再度吸引濾過を用いて脱水処理した。ここで、得られた炭酸コバルトのナトリウム含有量を分析した。結果を表1に示す。
上記製造方法(A)に従って、炭酸コバルトの製造を行い、得られた炭酸コバルトのナトリウム含有量を評価した。
炭酸アルカリ金属水溶液として濃度73g/lの炭酸水素ナトリウム水溶液を用いたこと、及び反応後の最終pHを、6.9に調整した以外は、実施例2と同様に行った。ここで、得られた炭酸コバルトのナトリウム含有量を分析した。結果を表1に示す。
上記製造方法(A)に従って、炭酸コバルトの製造を行い、得られた炭酸コバルトのナトリウム含有量を評価した。
反応温度を25℃とした以外は、実施例1と同様に行った。ここで、得られた炭酸コバルトのナトリウム含有量を分析した。結果を表1に示す。
上記製造方法(C)に従って、炭酸コバルトの製造を行い、得られた炭酸コバルトのナトリウムとコバルト含有量及び水分率を評価した。
まず、炭酸アルカリ金属水溶液として、試薬1級の炭酸ナトリウムを溶解して得た濃度100g/lの炭酸ナトリウム水溶液に、10g/lの濃度になるように水酸化ナトリウムを添加した水溶液を調製した。次に、前記炭酸アルカリ金属水溶液と同時に、試薬1級の塩化コバルトを溶解して得た濃度50g/lの塩化コバルト水溶液を、容量1Lの反応容器にポンプで給液して、反応槽内を撹拌しながら、反応温度を18℃に調整して反応させた。なお、滞留時間が1時間となるように、また反応液のpHが7.5になるように、両者の液流量を調整した。
その後、スラリーを吸引濾過で固液分離して、炭酸コバルトと反応濾液とに分離した。次いで、得られた炭酸コバルトは、水により掛け水洗浄し再度吸引濾過を用いて脱水処理した。ここで、得られた炭酸コバルトのナトリウム含有量を分析した。結果を表1に示す。
上記製造方法(B)に従って、炭酸コバルトの製造を行い、得られた炭酸コバルトのナトリウムとコバルト含有量及び水分率を評価した。
まず、炭酸アルカリ金属水溶液として、試薬1級の炭酸ナトリウムを溶解して得た濃度100g/lの炭酸ナトリウム水溶液に、5、10、20、40g/lの濃度になるように水酸化ナトリウムを添加した水溶液を調製した。次に、前記炭酸アルカリ金属水溶液と同時に、試薬1級の塩化コバルトを溶解して得た濃度50g/lの塩化コバルト水溶液を、容量1Lの反応容器にポンプで給液して、反応槽内を撹拌しながら、反応温度を70℃に調整して反応させた。なお、滞留時間が1時間となるように、また反応液のpHが7.5になるように、両者の液流量を調整した。
その後、スラリーを吸引濾過で固液分離して、炭酸コバルトと反応濾液とに分離した。次いで、得られた炭酸コバルトは、水により掛け水洗浄し再度吸引濾過を用いて脱水処理した。ここで、得られた炭酸コバルトから採取した試料を用いて、ナトリウムとコバルト含有量及び水分率を分析した。結果を表2に示す。
炭酸アルカリ金属水溶液として、50g/lの濃度に水酸化ナトリウムを混合した炭酸ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例6と同様に行った。ここで、炭酸コバルトは、濾過性が不良であった。得られた炭酸コバルトから採取した試料を用いて、ナトリウムとコバルト含有量及び水分率を分析した。結果を表2に示す。
炭酸アルカリ金属水溶液として、水酸化ナトリウムを加えることなく炭酸ナトリウム水溶液を用いた以外は、実施例6と同様に行った。ここで、得られた炭酸コバルトから採取した試料を用いて、ナトリウムとコバルト含有量及び水分率を分析した。結果を表2に示す。
Claims (7)
- コバルト塩水溶液に炭酸アルカリ金属塩を反応させて炭酸コバルトを製造する際に、下記(1)又は(2)の少なくとも一つの操作を採用することを特徴とする低アルカリ金属含有量の炭酸コバルトの製造方法。
(1)反応温度を25℃以下に調整する。
(2)炭酸アルカリ金属塩として、水酸化アルカリ金属を5〜40g/lの濃度で混合した炭酸アルカリ金属塩水溶液を用いる。 - 前記炭酸アルカリ金属塩がナトリウム塩であることを特徴とする請求項1に記載の炭酸コバルトの製造方法。
- 前記炭酸アルカリ金属塩が炭酸水素ナトリウムであることを特徴とする請求項2に記載の炭酸コバルトの製造方法。
- 前記反応の温度を10〜20℃に調整することを特徴とする請求項1に記載の炭酸コバルトの製造方法。
- 前記水酸化アルカリ金属が、水酸化ナトリウムであることを特徴とする請求項1に記載の炭酸コバルトの製造方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法によって得られる、低アルカリ金属含有量の炭酸コバルト。
- 請求項6に記載の炭酸コバルトを用いてなる、低アルカリ金属含有量の酸化コバルト。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003278115A JP4321170B2 (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 低アルカリ金属含有量の炭酸コバルト又は塩基性炭酸コバルトの製造方法 |
AU2004202607A AU2004202607B2 (en) | 2003-07-23 | 2004-06-15 | Cobalt carbonate of low alkali metal content, method for producing the same and cobalt oxide produced from the same |
CA2475667A CA2475667C (en) | 2003-07-23 | 2004-07-21 | Cobalt carbonate of low alkali metal content, method for producing the same and cobalt oxide produced from the same |
FR0408053A FR2857957B1 (fr) | 2003-07-23 | 2004-07-21 | Carbonate de cobalt a basse teneur en metal alcalin, procede de production de celui-ci et oxyde de cobalt produit a partir de celui-ci |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003278115A JP4321170B2 (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 低アルカリ金属含有量の炭酸コバルト又は塩基性炭酸コバルトの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005041737A true JP2005041737A (ja) | 2005-02-17 |
JP4321170B2 JP4321170B2 (ja) | 2009-08-26 |
Family
ID=33562744
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003278115A Expired - Lifetime JP4321170B2 (ja) | 2003-07-23 | 2003-07-23 | 低アルカリ金属含有量の炭酸コバルト又は塩基性炭酸コバルトの製造方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4321170B2 (ja) |
AU (1) | AU2004202607B2 (ja) |
CA (1) | CA2475667C (ja) |
FR (1) | FR2857957B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241529A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Taiheiyo Kinzoku Kk | ニッケル化合物またはコバルト化合物から硫黄などを除去する精製方法、フェロニッケルの製造方法 |
CN102910686A (zh) * | 2011-08-04 | 2013-02-06 | 深圳市格林美高新技术股份有限公司 | 碳酸钴制备方法及超细钴粉制备方法 |
CN106745330A (zh) * | 2017-04-01 | 2017-05-31 | 来安县万博丰环保科技有限公司 | 一种碳酸钴制备方法及超细钴粉制备方法 |
WO2023024591A1 (zh) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | 广东邦普循环科技有限公司 | 一种转晶前驱体及其制备方法 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113292109B (zh) * | 2020-02-24 | 2023-11-07 | 荆门市格林美新材料有限公司 | 一种低钠超细碳酸钴的制备方法 |
CN111892094B (zh) * | 2020-06-22 | 2024-04-12 | 荆门市格林美新材料有限公司 | 一种低杂质、高溶解性的碱式碳酸钴的量产方法 |
CN114988489B (zh) * | 2022-05-30 | 2023-11-21 | 荆门市格林美新材料有限公司 | 一种氧化亚钴及其制备方法和应用 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19519328C1 (de) * | 1995-05-26 | 1997-01-23 | Starck H C Gmbh Co Kg | Verfahren zur Herstellung basischer Kobalt(II)carbonate, die nach dem Verfahren hergestellten Kobalt(II)carbonate sowie deren Verwendung |
TW412505B (en) * | 1995-05-26 | 2000-11-21 | Starck H C Gmbh Co Kg | Process for producing spheroidally agglomerated basic cobalt (II) carbonate |
DE19540076C1 (de) * | 1995-10-27 | 1997-05-22 | Starck H C Gmbh Co Kg | Ultrafeines Kobaltmetallpulver, Verfahren zu seiner Herstellung sowie Verwendung des Kobaltmetallpulvers und des Kobaltcarbonates |
-
2003
- 2003-07-23 JP JP2003278115A patent/JP4321170B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
2004
- 2004-06-15 AU AU2004202607A patent/AU2004202607B2/en not_active Expired
- 2004-07-21 CA CA2475667A patent/CA2475667C/en not_active Expired - Lifetime
- 2004-07-21 FR FR0408053A patent/FR2857957B1/fr not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241529A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Taiheiyo Kinzoku Kk | ニッケル化合物またはコバルト化合物から硫黄などを除去する精製方法、フェロニッケルの製造方法 |
CN102910686A (zh) * | 2011-08-04 | 2013-02-06 | 深圳市格林美高新技术股份有限公司 | 碳酸钴制备方法及超细钴粉制备方法 |
CN106745330A (zh) * | 2017-04-01 | 2017-05-31 | 来安县万博丰环保科技有限公司 | 一种碳酸钴制备方法及超细钴粉制备方法 |
WO2023024591A1 (zh) * | 2021-08-27 | 2023-03-02 | 广东邦普循环科技有限公司 | 一种转晶前驱体及其制备方法 |
GB2617938A (en) * | 2021-08-27 | 2023-10-25 | Guangdong Brunp Recycling Technology Co Ltd | Crystal-transformed precursor and preparation method therefor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2857957A1 (fr) | 2005-01-28 |
JP4321170B2 (ja) | 2009-08-26 |
CA2475667A1 (en) | 2005-01-23 |
AU2004202607A1 (en) | 2005-02-10 |
CA2475667C (en) | 2012-02-21 |
FR2857957B1 (fr) | 2007-05-25 |
AU2004202607B2 (en) | 2009-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8835026B2 (en) | Recovery and synthesis method for metaloxidic cathodic active material for lithium ion secondary battery | |
CN104276595B (zh) | 一种碱式氯化锌的制备方法 | |
CA2663108C (en) | Method of producing iron-arsenic compound excellent in crystallinity | |
JP4216307B2 (ja) | 電解沈殿銅の処理方法 | |
CN112320780B (zh) | 磷酸铁废料的回收方法 | |
KR102085016B1 (ko) | 황산 이온 불순물을 제거하는 탄산리튬의 정제 방법 | |
WO2010131686A1 (ja) | スコロダイト型鉄砒素化合物粒子および製造方法並びに砒素含有固形物 | |
CN102295308A (zh) | 一种以含锌废液为原料制备氧化锌的方法 | |
JP4321170B2 (ja) | 低アルカリ金属含有量の炭酸コバルト又は塩基性炭酸コバルトの製造方法 | |
JP4971933B2 (ja) | 鉄砒素化合物の製造方法 | |
EP3067320B1 (en) | Method for producing aqueous zirconium chloride solution | |
JP6159306B2 (ja) | 酸化ニッケル粉末 | |
JP5504750B2 (ja) | 酸化ニッケル微粉末及びその製造方法 | |
WO2014124494A9 (en) | Catalytic zinc oxide | |
KR20090109733A (ko) | 고순도 탄산코발트 제조방법 | |
JP5733101B2 (ja) | 酸化ニッケル粉末の製造方法 | |
RU2562183C1 (ru) | Способ получения скандиевого концентрата из красного шлама | |
CN110468275A (zh) | 除去稀土沉淀物中硫酸根的方法及由该方法得到的产品 | |
JP5509725B2 (ja) | 酸化ニッケル粉末及びその製造方法 | |
JP5879798B2 (ja) | アルカリ土類金属炭酸塩の製造方法、チタン酸バリウムの製造方法およびチタン酸ストロンチウムの製造方法 | |
WO2022040797A1 (en) | Nanomaterial composites useful for the extraction and recovery of lithium from aqueous solutions | |
CN113582252A (zh) | 一种镍钴锰三元前驱体材料的制备方法以及锂离子电池 | |
KR101300229B1 (ko) | 고즙으로부터 수산화마그네슘을 제조하는 방법 | |
EP4450155A1 (en) | Sodium ion adsorbent, preparation method thereof, and method of removing sodium ion | |
US12129183B2 (en) | Method for preparing basic copper carbonate |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051206 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090325 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090512 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090525 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4321170 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140612 Year of fee payment: 5 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |