JP2005040381A - 清掃方法およびそれに用いる洗浄剤溶液 - Google Patents

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Abstract

【課題】 冷凍庫、冷凍倉庫等の清掃方法およびそれに用いる洗浄剤溶液を提供する。
【解決手段】以下の工程(イ)〜(ハ)を含むことを特徴とする冷凍倉庫および/または冷凍庫の清掃方法;
(イ)不凍溶媒と洗浄剤を含む洗浄剤溶液を塗布する工程、
(ロ)擦り洗いする工程、
(ハ)汚れを含んだ洗浄剤溶液を回収する工程
を、用いる。
また、(I)水溶性溶剤を含み、且つ、凝固点が−20℃以下である不凍溶媒、(II)界面活性剤を含む洗浄剤、を含む洗浄剤溶液を用いる。
本発明により、優れた洗浄性能やべたつきのない床面の仕上がりが得られるとともに、衛生的且つ、経済的で、環境に優しい簡便な清掃方法が提供できる。
【選択図】なし


Description

本発明は、冷凍庫、冷凍倉庫の清掃方法およびそれに用いる洗浄剤溶液に関し、より詳しくは、氷点下0℃以下における食品、海産物、魚介類等の保存に用いられる冷凍庫、冷凍倉庫の清掃方法であって、優れた作業効率と洗浄性能を有し、また、作業環境や貯蔵時における安定性に優れた洗浄剤溶液に関するものである。
冷凍倉庫内の床の材質は、コンクリートやモルタルである場合が多く、また、冷凍倉庫内の作業場や、飲食店等のバックヤードに設置された冷凍庫内部の材質にあっては、衛生面等からステンレス製が用いられている。そして、これら、冷凍倉庫や冷凍庫の清掃にあっては現状では、ほうき、掃除機等を用いて床面の塵を回収しているのみである。
冷凍装置の洗浄に関する技術としては、冷却機から連結するパイプ表面に薄い防霜混合液を塗布して被膜を形成することにより、簡便な方法で霜取り方法が、特許文献1に示されている。
また、物品の表面に水分を付着させ、付着した水分を氷結させた後、常温でエア洗浄することにより、微細な異物をも効率よく除去する物品の洗浄方法が、特許文献2に示されている。
さらに、冷凍または冷却サイクル内に残存する油成分、金属片等の不純物を除去し、サイクル内の洗浄を効率よく行うことができる冷凍または冷却サイクルの洗浄装置が、特許文献3に示されている。
しかし、これらは冷凍装置または冷凍倉庫内に配置された物品の洗浄に関するものであり、冷凍倉庫または冷凍庫を清掃する方法については記載されていない。
冷凍倉庫や冷凍庫においては、収容容器の破袋によって床面に付着した収容容器内の内容物による汚れや、貯蔵物を載せた搬送パレットの搬出・搬入にともなうフォークリフト等の搬送機械の出入りによる土砂、マシン油等の油汚れ、タイヤからでるゴム汚れ等が、床面を汚染するといった衛生面での問題がある。そして、ほうきや掃除機等をもちいて床面の塵を回収するのみでは、これらの汚れを適切に除去することは困難であった。
そして、常温下で通常行われる清掃方法や洗浄剤溶液を用いるためには、一度、冷凍倉庫内の温度制御を解除して、常温にする必要があった。このため、清掃に要する期間および再び設定温度の制御が回復するに要するための時間とコストを必要とするものとなっていた。
特開昭56−157777号公報 特開平5−104072号公報 特開平7−127953号公報
近年、冷凍倉庫および冷凍庫内は、通常−20〜−40℃程度に設定されているため、常温下で行われる清掃方法や洗浄剤溶液を用いることは困難である。このため、冷凍庫、冷凍倉庫の清掃方法と、優れた作業効率と洗浄性能を有し、作業環境や貯蔵時における安定性に優れた洗浄剤溶液を提供することは、有用である。また、冷凍倉庫および冷凍庫内の温度制御(運転)を停止することなく、衛生的で、簡便な清掃方法を提供することも、有用である。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、冷凍倉庫および冷凍庫内の温度制御(運転)を停止することなく、衛生的、経済的で、簡便な清掃方法を提供し、また、良好な洗浄性能を有し、作業環境や貯蔵時における安定性に優れた冷凍倉庫および/または冷凍庫用洗浄剤溶液を提供することを、その目的とする。
本発明者らは、不凍溶媒と洗浄剤を含む洗浄剤溶液を用いることにより、上記の目的を達成することを見出し、本発明を完成させた。
即ち、本発明は、以下の工程(イ)〜(ハ)を含むことを特徴とする冷凍倉庫および/または冷凍庫の清掃方法を1つの要旨とする;
(イ)不凍溶媒と洗浄剤を含む洗浄剤溶液を塗布する工程、
(ロ)擦り洗いする工程、
(ハ)汚れを含んだ洗浄剤溶液を回収する工程。
また、さらに、本発明は、以下の工程(ニ)〜(ヘ)を含む清掃方法を1つの要旨とする;
(ニ)不凍溶媒をすすぎ液として塗布する工程、
(ホ)汚れを含んだすすぎ液を回収する工程、
(へ)残留したすすぎ液を回収する工程。
また、本発明は、上記擦り洗いする工程(ロ)において、ポリッシャーもしくは自動床洗浄機を用いる清掃方法を1つの要旨とし、上記ポリッシャーもしくは自動床洗浄機に装着されるフロアパッドが、緑パッド、赤パッド、茶パッドおよび黒パッド、或いはフロアブラシから選ばれる清掃方法を1つの要旨とする。
また、本発明は、上記汚れを含んだ洗浄剤溶液を回収する工程(ハ)および/または汚れを含んだすすぎ液を回収する工程(ホ)において、ウエットバキューム、フロアスクイジーを用いる清掃方法を1つの要旨とする。
そして、本発明は、上記残留したすすぎ液を回収する工程(ヘ)において、天然繊維、化学繊維および不織布の少なくとも一つの素材からなるモップを用いる清掃方法を1つの要旨とする。
また、本発明は、上記不凍溶媒が、水溶性溶剤を含み、且つ、凝固点が−20℃以下である清掃方法を1つの要旨とする。
さらにまた、本発明は、上記水溶性溶剤が、低級アルコールおよびグリコール系溶剤から選ばれる少なくとも一つである清掃方法を1つの要旨とする。
一方、本発明は、(I)水溶性溶剤を含み、且つ、凝固点が−20℃以下である不凍溶媒、
(II)界面活性剤を含む洗浄剤、を含む、冷凍倉庫および/または冷凍庫用洗浄剤溶液を1つの要旨とする。
また、本発明は、上記水溶性溶剤が、低級アルコールおよびグリコール系溶剤から選ばれる少なくとも一つである洗浄剤溶液を1つの要旨とする。
さらに、本発明は、上記洗浄剤が以下の(A)〜(D)を含有する洗浄剤溶液を1つの要旨とする;
(A)洗浄剤中に0.1〜3質量%の界面活性剤、
(B)洗浄剤中に10〜30質量%のアルカリ剤、
(C)洗浄剤中に3〜30質量%のキレート剤、
(D)水。
また、本発明は、上記洗浄剤が(E)洗浄剤中に1〜10質量%の低級アルコールおよびグリコール系溶剤以外の溶剤、をさらに含む洗浄剤溶液を1つの要旨とする。
なかでも、本発明は、上記アルカリ剤が、水酸化アルカリ金属塩、炭酸塩およびケイ酸塩から選ばれる少なくとも一つである洗浄剤溶液を1つの要旨とし、また、上記界面活性剤が、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤および両性界面活性剤から選ばれる少なくとも一つである洗浄剤溶液を1つの要旨とし、上記キレート剤が、有機酸塩、カルボン酸塩、ヒドロキシカルボン酸塩およびアミノカルボン酸塩から選ばれる少なくとも一つである洗浄剤溶液を1つの要旨とし、上記低級アルコールおよびグリコール系溶剤以外の溶剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンから選ばれる少なくとも一つである洗浄剤溶液を1つの要旨とする。
また、本発明は、上記洗浄剤溶液において、不凍溶媒と洗浄剤との重量比が、1000:1〜5:1である洗浄剤溶液を1つの要旨とし、特に、不凍溶媒と洗浄剤との重量比が、20:1〜5:1であって、且つ、冷凍倉庫の床面の清掃に用いられる洗浄剤溶液を1つの要旨とする。
本発明の清掃方法は、仕上がった洗浄面にべたつきを生じず、優れた洗浄性能を有するものとなっている。
また、本発明の清掃方法に用いられる洗浄剤溶液は、特定の組成からなる洗浄剤と不凍溶媒とを混合することによって、本発明の清掃方法において、相乗的な洗浄性能等を発現している。
従って、本発明の清掃方法およびそれに用いる洗浄剤溶液を用いることによって、優れた洗浄性能やべたつきのない洗浄面の仕上がりが得られるとともに、衛生的且つ、経済的で、環境に優しい簡便な清掃方法の提供ができる。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
まず、本発明の清掃方法について詳細に説明する。
本発明の清掃方法は、少なくとも以下の(イ)〜(ロ)の工程を含み;
(イ)不凍溶媒と洗浄剤を含む洗浄剤溶液を塗布する工程、
(ロ)擦り洗いする工程、
(ハ)汚れを含んだ洗浄剤溶液を回収する工程、
さらに、必要に応じて以下の(ニ)〜(ヘ)の工程を含んで構成されるものである;
(ニ)不凍溶媒をすすぎ液として塗布する工程、
(ホ)汚れを含んだすすぎ液を回収する工程、
(へ)残留したすすぎ液を回収する工程。
上記不凍溶媒と洗浄剤を含む洗浄剤溶液を塗布する工程では、洗浄面のゴミや汚れをダストモップやほうきを用いて除去した後に、本発明の洗浄剤溶液(例えば、不凍溶媒と洗浄剤とを重量比で1000:1〜5:1の割合で混合したもの)を用いて、モップやアプリケータ等で洗浄面に塗布するのが好ましい。特に、本発明の洗浄剤溶液を、冷凍倉庫内の床面の洗浄に用いる場合には、不凍溶媒と洗浄剤との重量比を、20:1〜5:1の割合に設定することが好ましい。また、用いる洗浄剤溶液の量としては、洗浄面の性質や汚れの度合いに応じて適宜決定されるが、洗浄面の面積について通常300〜1,000g/m2、好ましくは400〜600g/m2で用いられる。
上記洗浄溶液の塗布に用いられるモップ等としては、木綿等の天然繊維、ナイロン等の化学繊維、不織布を素材とするものが用いられる。また、冷凍倉庫内の壁・天井等の清掃および冷凍庫の清掃には、前記モップ等のほかに、シャンプーバー、ぞうきん、スプレーガン等を用いることもできる。
なお、上記擦り洗いする工程においては、洗浄面表面の汚れの度合いや作業場所や作業面積に応じて、ポリッシャー、自動床洗浄機を用いた機械洗浄や、モップ、ブラシ等を用いた手作業による洗浄がおこなわれるが、作業効率等から、ポリッシャー、自動床洗浄機等を用いた機械洗浄であることが好ましい。
特に、機械洗浄で行う場合には、ポリッシャー、自動床洗浄機に装着されるフロアパッドとしては、青パッド(例えば、商品名:51ライン−ブルークリーナーパッド/住友3M社製)、赤パッド(例えば、商品名:51ライン−レッドバッファーパッド/住友3M社製)、茶パッド(例えば、商品名:51ライン−ブラウンストリッパーパッド/住友3M社製)、黒パッド(例えば、商品名:シックライン−ストリッピングパッド、ハイプロパッド/住友3M社製)、フロアブラシ(例えば、商品名:コンクリート重洗浄用、剥離・重洗浄用、コンクリート洗浄用、洗浄用/住友3M社製)や、ブラシ(商品名:シダブラシ、トーロンブラシ、サングリッドブラシ、混毛ブラシ/山崎産業)等の床洗浄・床用つや出し剤の剥離作業用途で用いられるフロアパッドやブラシ類を用いることが好ましい。
汚れを含んだ洗浄剤溶液を回収する工程では、モップやアプリケータ等を用いて拭き取ってもよいが、作業効率の上から、ウエットバキュームやフロアスクイジー等を用いて回収することが好適である。
不凍溶媒をすすぎ液として塗布する工程では、モップやアプリケータ等を用いて、不凍溶媒を洗浄面に塗布する。用いられる不凍溶媒の量としては、汚れを含んだ洗浄剤溶液の汚れの度合いにより適宜決定されるが、洗浄面に対して通常500〜1,000g/m2、好ましくは700〜900g/m2で用いられる。
汚れを含んだすすぎ液を回収する工程では、モップやアプリケータ等を用いて拭き取ってもよいが、作業効率の上から、ウエットバキュームやフロアスクイジー等を用いて回収することが好適である。
残留したすすぎ液を回収する工程では、わずかに洗浄面に残った不凍溶媒を、乾いたモップやアプリケータのほか、布や不織布等を用いて拭き取ることが好ましい。
つぎに、本発明の清掃方法に用いる洗浄剤溶液について説明する。
本発明の洗浄剤溶液は、
(I)水溶性溶剤を含み、且つ、凝固点が−20℃以下である不凍溶媒、
(II)界面活性剤を含む洗浄剤、
を含む、冷凍倉庫および/または冷凍庫用洗浄剤溶液である。
水溶性溶剤としては、低級アルコールおよびグリコール系溶剤から選ばれる少なくとも一つを、好ましい例として挙げることができる。
更に詳しくは、水溶性溶剤は、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール等の低級アルコール、プロピレングリコール等の多価アルコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル等のグリコール系溶剤等が挙げられ、これらを単独であるいは2種以上を併用し、またはさらに水を所定の割合で混合することにより、凝固点が−20℃以下になるように調製されるものである。なお、不凍溶媒の凝固点の下限については特に制限はないが、通常−50℃以上の凝固点のものが用いられる。
なかでも、コスト面のほか、食品、魚介類等を貯蔵する冷凍倉庫または冷凍庫である場合には、臭いが少なく、万一残留付着した場合にも安全な、食品添加物の水溶性溶剤が好ましく、プロピレングリコール、エタノール等が好ましく用いられる。
例えば、プロピレングリコールと水とを55:45の割合で混合することにより凝固点−40℃の不凍溶媒が、また、40:60の割合で混合することにより凝固点−20℃の不凍溶媒を調製することができる。
本発明の洗浄剤溶液は、上記不凍溶媒と後述する洗浄剤とを混合して得られる。洗浄剤溶液は、不凍溶液と洗浄剤とを予め混合した一剤として、貯蔵安定性の高いものを得ることができる。また、効率よく任意の洗浄剤溶液濃度を得ようとする場合には、不凍溶媒と洗浄剤との2剤をその場で組み合わせることもできる。
上記不凍溶媒は、本発明の清掃方法において、洗浄剤溶液の調製に用いられるほかに、すすぎ液としても用いられる。
本発明に用いられる洗浄剤は、(A)界面活性剤を必須成分として含有するものであるが、そのほかに、(B)アルカリ剤、(C)キレート剤および(D)水を含有するもの、或いは、更に(E)低級アルコールおよびグリコール系溶剤以外の溶剤を含有してもよい。
本発明に用いられる(A)成分の界面活性剤としては、特に制限はなく、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤が挙げられる。
詳しくは、アニオン界面活性剤としては、ヤシ脂肪酸ナトリウム、ラウリン酸ナトリウム、ミリスチン酸ナトリウム、牛脂脂肪酸ナトリウム、ヤシ脂肪酸トリエタノールアミン、ラウリン酸トリエタノールアミン、ミリスチン酸トリエタノールアミン、牛脂脂肪酸トリエタノールアミン、ヤシ脂肪酸カリウム、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム、牛脂脂肪酸カリウム、などの高級脂肪酸塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン等のラウリル硫酸塩、ポリオキシエチレン(3)ラウリルエーテル硫酸ナトリウム等のエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン(3)ヤシ油脂肪酸アミド硫酸ナトリウム等のアミドエーテル硫酸塩、モノドデシルエーテルリン酸ナトリウム、ジ−(ポリオキシエチレン(6)ヤシ油脂肪酸アミド)−リン酸ナトリウムなどのリン酸エステル塩、ココイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルタウリン塩、ラウロイルイセチオン酸ナトリウム等のアシルイセチオン酸塩、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ポリオキシエチレン(1〜4)スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ポリオキシエチレン(5)ラウリン酸モノエタノールアミドスルホコハク酸二ナトリウム等のスルホコハク酸型界面活性剤、アルキルエーテルカルボン酸塩、N−アシルグルタミン酸塩、アミドカルボン酸型界面活性剤等が挙げられる。
カチオン界面活性剤としては、例えば、塩化ジステアリルジメチルアンモニウム、塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム、塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ミリスチルジメチルベンジルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
非イオン界面活性剤としては、具体的には、炭素数8〜20の直鎖または分岐アルコールのポリオキシエチレン付加物、炭素数8〜20の直鎖または分岐アルコールのポリオキシエチレンおよびポリオキシプロピレン付加物、炭素数8〜20の直鎖または分岐アルコールのポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレン、ポリオキシブチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル類、蔗糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル等の脂肪酸エステル類、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、ラウリン酸ミリスチン酸ジエタノールアミド、ミリスチン酸ジエタノールアミド、オレイン酸ジエタノールアミド、パーム核油脂肪酸ジエタノールアミドなどの脂肪酸アルカノールアミド類、アルキルグルコシド類が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アルキルベタイン、アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルアミドプロピルベタイン、アルキルスルホベタイン等のベタイン系界面活性剤、アルキルイミダゾリンの誘導型両性界面活性剤であるイミダゾリン系両性界面活性剤、N−アルキルアミノ酸またはその塩からなるアミノ酸型両性界面活性剤、アルキルジアミノエチルグリシン、アルキルポリアミノエチルグリシンのナトリウム塩や塩酸塩である両性界面活性剤が挙げられる。
なお、これらの界面活性剤は単独で用いても、二種以上を組み合わせて用いてもよい。
本発明においては、このうち、洗浄性能やすすぎの容易性の点から、アニオン界面活性剤としては、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、ラウリル硫酸ナトリウムが、また、非イオン界面活性剤としては、炭素数8〜20の直鎖または分岐アルコールのポリオキシエチレン付加物、炭素数8〜20の直鎖または分岐アルコールのポリオキシエチレンおよびポリオキシプロピレン付加物、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドが、そして、両性界面活性剤としては、アミノグリシン、アルキルアミノエチルグリシン塩酸塩を好ましく使用することができる。
なお、コスト面からは、前記アニオン界面活性剤と非イオン界面活性剤とを組み合わせて使用することが特に好適である。
上記界面活性剤は、洗浄性能の向上と汚れの再付着防止の目的で配合され、洗浄剤中における各種界面活性剤の総量として、通常0.1〜3質量%含有される。0.1質量%未満では、洗浄性能の向上や汚れの再付着防止性能に乏しく、また、3質量%を超えて配合しても、洗浄性能の向上や汚れの再付着防止性能は飽和となるばかりでなく、他の成分とのバランスが崩れ、貯蔵安定性の乏しいものとなる場合がある。
本発明に用いられる(B)成分のアルカリ剤としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属塩、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等の炭酸塩、ケイ酸ナトリウム、メタケイ酸ナトリウム、オルソケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウム、メタケイ酸カリウム、オルソケイ酸カリウム等のケイ酸塩等が挙げられる。これらは単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。特に、コスト面、油汚れに対する洗浄性能、貯蔵安定性の点から、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の水酸化アルカリ金属塩を用いることが好ましい。
前記アルカリ剤は、洗浄剤中に通常10〜30質量%含有される。10質量%未満では、油汚れに対する洗浄性能に乏しいものとなる場合があり、また、30質量%を超えると、他の成分とのバランスから貯蔵安定性に乏しいものとなる場合がある。
本発明に用いられる(C)成分のキレート剤としては、ニトリロ三酢酸、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸、エチレンジアミン四酢酸、プロピレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、グリコールエーテルジアミン四酢酸、トリエチレンテトラミン六酢酸、ビス(2−ヒドロキシフェニル酢酸)エチレンジアミン、ジエンコル酸、イミノジ酢酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸およびその塩等のアミノポリ酢酸およびこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、若しくはアルカノールアミン塩等が挙げられる。また、オルソリン酸、ポリリン酸、ピロリン酸、メタリン酸、ヘキサメタリン酸およびそのアルカリ金属塩が用いられる。これらと化合させるアルカリ金属としては、ナトリウム、カリウム等が挙げられる。また、エタン−1,1−ジホスホン酸、エタン−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1−ヒドロキシ−1,1−ジホスホン酸、エタンヒドロキシ−1,1,2−トリホスホン酸、エタン−1,2−ジカルボキシ−1,2−ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸、アミノトリメチレンホスホン酸等のホスホン酸化合物、またはこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩もしくはアルカノールアミン塩、2−ホスホノブタン−1,2−ジカルボン酸、1−ホスホノブタン−2,3,4−トリカルボン酸、α−メチルホスホノコハク酸等のホスホノカルボン酸化合物、またはこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩もしくはアルカノールアミン塩等を用いることができる。さらに、ポリアクリル酸、ポリアコニット酸、ポリイタコン酸、ポリシトラコン酸、ポリフマル酸、ポリマレイン酸、ポリメタコン酸、ポリ−α−ヒドロキシアクリル酸、ポリビニルホスホン酸、スルホン化ポリマレイン酸、無水マレイン酸ジイソブチレン共重合体、無水マレイン酸スチレン共重合体、無水マレイン酸メチルビニルエーテル共重合体、無水マレイン酸エチレン共重合体、無水マレイン酸エチレンクロスリンク共重合体、無水マレイン酸酢酸ビニル共重合体、無水マレイン酸アクリロニトリル共重合体、無水マレイン酸アクリル酸エステル共重合体、無水マレイン酸ブタジエン共重合体、無水マレイン酸イソプレン共重合体、無水マレイン酸と一酸化炭素から誘導されるポリ−β−ケトカルボン酸、イタコン酸、エチレン共重合体、イタコン酸アコニット酸共重合体、イタコン酸マレイン酸共重合体、イタコン酸アクリル酸共重合体、マロン酸メチレン共重合体、イタコン酸フマール酸共重合体、エチレングリコールエチレンテレフタレート共重合体、ビニルピロリドン酢酸ビニル共重合体等が挙げられる。さらには、グルコン酸、リンゴ酸、酒石酸、コハク酸およびこれらのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、若しくはアルカノールアミン塩等が挙げられる。これらは単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。特に、経済性、洗浄性能の点から、グルコン酸ナトリウム、クエン酸三ナトリウム、ニトリロ三酢酸三ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウムを用いることが好ましい。
前記キレートは、洗浄剤中に通常3〜30質量%含有される。3質量%未満では、耐硬水性、洗浄性能に乏しいものとなる場合があり、また、30質量%を超えると、他の成分とのバランスから貯蔵安定性に乏しいものとなる場合がある。
また、前記キレート剤の配合量は、後述の(E)成分の溶剤を配合する場合において、他の成分とのバランスの点から、通常3〜20質量%の割合で含有される。
本発明に用いられる(D)成分の水としては、水道水、蒸留水、イオン交換水、純水などが挙げられる。本発明においては、経済性の点から水道水を用いることが好ましい。上記水は、洗浄剤にバランスとして配合され、前記各種成分及び他の成分を含めた配合量が100質量%となるように、残質量%配合される。
本発明に用いられる(E)成分の溶剤としては、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン等のアミン系溶剤が挙げられる。これらは単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いてもよい。特に、洗浄性能と貯蔵安定性の点から、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンを用いることが好ましい。
上記溶剤は、洗浄剤中に通常1〜10質量%含有される。1質量%未満では、洗浄性能の向上に乏しいものとなる場合があり、また、10質量%を超えると、貯蔵安定性に乏しいものとなる場合がある。
また、本発明の洗浄剤には、前記各成分以外に、適宜、pH調整剤、防腐剤、消泡剤、抗菌剤、香料、染料等を用いることもできる。
そして、本発明の洗浄剤は、前記(A)〜(E)成分および他の成分を任意に混合することにより、好適に製造することができる。ただし、混合の順序は適宜変更できるものであり、また、特定の成分同士を事前に混合又は溶解した後に添加混合してもよいものである。
なお、本発明の洗浄剤は、25℃における1質量%水溶液のpH(JIS−Z−8802:1984「pH測定方法」)が、好ましくは11〜14の範囲に設定される。また、本発明の洗浄剤の外観は通常、透明〜淡黄色となる。
以下に、本発明の実施例および比較例を説明する。
後記の表1〜表4に示す組成により、洗浄剤を調製した。ただし、これらの表において、各成分の組成を示す数字は、有り姿の質量%を示すものであり、各成分の詳細は以下に示すとおりである。純分とは、それぞれの成分における有効成分量を示すものである。
〔A成分〕
アニオン界面活性剤1;
直鎖アルキル(C12)ベンゼンスルホン酸ナトリウム(純分95質量%)
アニオン界面活性剤2;
ラウリル硫酸エーテルナトリウム(純分35質量%)
アニオン界面活性剤3;
アルカン(C14〜17)スルホン酸ナトリウム(純分30質量%)
非イオン界面活性剤1;
ポリオキシエチレン(P=9)分岐アルコール(C12〜C14)エーテル
商品名:ノイゲンET−135(第一工業製薬社製)
非イオン界面活性剤2;
ポリオキシエチレン(P=8)直鎖アルキル(C9〜C11)エーテル
商品名:ネオドール91−8T(シェルジャパン社製)
非イオン界面活性剤3;
ポリオキシエチレン(P=15)ポリオキシプロピレン(q=4)直鎖アルキ
ル(C=12〜14)エーテル
商品名:ノイゲンLP−180(第一工業製薬社製)
非イオン界面活性剤4;
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド
商品名:アミゾールCDE(川研ファインケミカルス社製)
両性界面活性剤1;
塩酸アルキルポリアミノエチルグリシン:塩酸オクチル(C=8)ポリ(P=2)アミノエチルグリシン
商品名:レボンU(三洋化成工業社製、純分50質量%)
なお、前記Pおよびqは付加モル数を示し、Cは炭素数を示す。
〔B成分〕
アルカリ剤1;
水酸化ナトリウム(48質量%水溶液)
アルカリ剤2;
水酸化カリウム(48質量%水溶液)
アルカリ剤3;
炭酸ナトリウム
アルカリ剤4;
メタケイ酸ナトリウム
〔C成分〕
キレート剤1;
グルコン酸ナトリウム
キレート剤2;
クエン酸三ナトリウム
キレート剤3;
ニトリロ三酢酸三ナトリウム
キレート剤4;
エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム
〔D成分〕
アミン系溶剤1;
モノエタノールアミン
アミン系溶剤2;
ジエタノールアミン
Figure 2005040381
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そして、前記配合割合によって調製された洗浄剤について、洗浄性能、べたつき、貯蔵安定性の試験項目について、以下の試験方法と判定基準により評価し、その結果を表1〜表4に併せて示した。
(1)洗浄性能試験
〔試験方法〕
−40℃に設定された冷凍倉庫のコンクリート製床に対して、表1〜4の洗浄剤と、不凍溶媒とを1:9の割合で混合し、500g/m2の割合で布モップを用いて塗布して5分間放置後、茶パッドを装着したポリッシャーにて洗浄し、汚れを含んだ洗浄剤溶液をウエットバキュームで回収した。
すすぎ液として不凍溶媒を800g/m2の割合で布モップを用いて塗布し、汚れを含んだすすぎ液をウエットバキュームで回収した後、乾いた布モップで床面を拭きあげた。なお、不凍溶媒として、洗浄性能試験−1ではプロピレングリコール:水=60:40を、洗浄性能試験−2ではエタノール:水=60:40を、それぞれ用いた。
〔判定基準〕
◎:極めて良好な仕上がりが得られた
○:概ね良好な仕上がりが得られた
△:僅かに汚れが残っている
×:汚れが残って点在している
××:殆ど汚れが落ちていない
(2)べたつき試験
〔試験方法〕
前記洗浄性能試験において、一連の洗浄作業が終了し仕上がった床面を、ビニール手袋をした手で触って、べたつき度合いを以下の判定基準に従って評価した。なお、不凍溶媒として、べたつき試験−1ではプロピレングリコール:水=60:40を、べたつき試験−2ではエタノール:水=60:40を、それぞれ用いた。
〔判定基準〕
○:全くべたつきが無く、良好な仕上がりである
△:殆どべたつきを感じない、充分な仕上りである
×:べたつきが著しく、仕上がりとして好ましくない
(3)貯蔵安定性試験
〔試験方法〕
供試洗浄剤と不凍溶媒とを1:9の割合で混合した洗浄剤溶液を、容器(ポリエチレン製、300ml容量)に入れて密栓し、−20℃及び−40℃に保った冷凍庫で3日間保持した。その後の供試洗浄剤組成物の凍結、相分離、固形分の沈殿等の有無を、目視で観察し、以下の判定基準に従って評価した。なお、不凍溶媒として、貯蔵安定性試験−1ではプロピレングリコール:水=60:40を、貯蔵安定性試験−2ではエタノール:水=60:40を、それぞれ用いた。
〔判定基準〕
○:凍結、相分離、固形分の沈殿等の問題が認められない
×:凍結、相分離、固形分の沈殿等の問題が認められる
上記の評価結果から、洗浄性能、べたつき、貯蔵安定性の全ての試験項目において良好な結果であることがわかる。
(比較例)
比較例として、上記洗浄性能試験に準じて、洗浄剤を用いず、不凍溶媒のみで洗浄を行った。その結果、所望の洗浄性能を得られないばかりでなく、仕上がった床面は著しいべたつきのあるものとなった。

Claims (18)

  1. 以下の工程(イ)〜(ハ)を含むことを特徴とする冷凍倉庫および/または冷凍庫の清掃方法;
    (イ)不凍溶媒と洗浄剤を含む洗浄剤溶液を塗布する工程、
    (ロ)擦り洗いする工程、
    (ハ)汚れを含んだ洗浄剤溶液を回収する工程。
  2. さらに、以下の工程(ニ)〜(ヘ)を含む、請求項1に記載の清掃方法;
    (ニ)不凍溶媒をすすぎ液として塗布する工程、
    (ホ)汚れを含んだすすぎ液を回収する工程、
    (へ)残留したすすぎ液を回収する工程。
  3. 前記擦り洗いする工程(ロ)において、ポリッシャーもしくは自動床洗浄機を用いる、請求項1または2に記載の清掃方法。
  4. 前記ポリッシャーもしくは自動床洗浄機に装着されるフロアパッドが、緑パッド、赤パッド、茶パッドおよび黒パッド、或いはフロアブラシから選ばれる、請求項3に記載の清掃方法。
  5. 前記汚れを含んだ洗浄剤溶液を回収する工程(ハ)および/または汚れを含んだすすぎ液を回収する工程(ホ)において、ウエットバキューム、フロアスクイジーを用いる、請求項1〜4のいずれかに記載の清掃方法。
  6. 前記残留したすすぎ液を回収する工程(ヘ)において、天然繊維、化学繊維および不織布の少なくとも一つの素材からなるモップを用いる、請求項2〜5のいずれかに記載の清掃方法。
  7. 前記不凍溶媒が、水溶性溶剤を含み、且つ、凝固点が−20℃以下である、請求項1〜6のいずれかに記載の清掃方法。
  8. 前記水溶性溶剤が、低級アルコールおよびグリコール系溶剤から選ばれる少なくとも一つである請求項7に記載の清掃方法。
  9. (I)水溶性溶剤を含み、且つ、凝固点が−20℃以下である不凍溶媒、
    (II)界面活性剤を含む洗浄剤、
    を含む、冷凍倉庫および/または冷凍庫用洗浄剤溶液。
  10. 前記水溶性溶剤が、低級アルコールおよびグリコール系溶剤から選ばれる少なくとも一つである、請求項9に記載の洗浄剤溶液。
  11. 前記洗浄剤が、以下の(A)〜(D)を含有する、請求項9または10に記載の洗浄剤溶液;
    (A)洗浄剤中に0.1〜3質量%の界面活性剤、
    (B)洗浄剤中に10〜30質量%のアルカリ剤、
    (C)洗浄剤中に3〜30質量%のキレート剤、
    (D)水。
  12. 前記洗浄剤が、
    (E)洗浄剤中に1〜10質量%の低級アルコールおよびグリコール系溶剤以外の溶剤、
    をさらに含む、請求項11に記載の洗浄剤溶液。
  13. 前記アルカリ剤が、水酸化アルカリ金属塩、炭酸塩およびケイ酸塩から選ばれる少なくとも一つである請求項11はたま12に記載の洗浄剤溶液。
  14. 前記界面活性剤が、アニオン界面活性剤、非イオン界面活性剤および両性界面活性剤から選ばれる少なくとも一つである請求項9〜13のいずれかに記載の洗浄剤溶液。
  15. 前記キレート剤が、有機酸塩、カルボン酸塩、ヒドロキシカルボン酸塩およびアミノカルボン酸塩から選ばれる少なくとも一つである請求項11〜14のいずれかに記載の洗浄剤溶液。
  16. 前記低級アルコールおよびグリコール系溶剤以外の溶剤が、モノエタノールアミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンから選ばれる少なくとも一つである請求項12〜15のいずれかに記載の洗浄剤溶液。
  17. 不凍溶媒と洗浄剤との重量比が1000:1〜5:1である、請求項9〜16のいずれかに記載の洗浄剤溶液。
  18. 不凍溶媒と洗浄剤との重量比が20:1〜5:1であって、且つ、冷凍倉庫の床面の清掃に用いられる、請求項9〜17のいずれかに記載の洗浄剤溶液。


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