JP2005040216A - ロール紙ホルダにおける紙切り板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロール紙ホルダ1におけるロール紙空心受け3にロール紙4をその空心4Aで回転可能に支持し、このロール紙4の上部前寄り外周面に前記ホルダ1の後側に枢支した紙切り板6の前辺下面6Aを圧接したロール紙ホルダを構成するに当たり、前記紙切り板6の前辺7に側端開放の前端開溝8と、この開溝8に連通した後部膨大溝8Aとを削設し、上記前端開溝8から帯状帯状刄板9の櫛歯状弾性刃先9Aを突出させつつ前記後部膨大溝8A内にその開放側端から帯状帯状刄板9の膨出後辺9Bを挿入埋設し、その抜け止めを施こした。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、トイレットやキッチンとか、スーパーマーケットなどに設置したロール紙または、これに近似したロール巻フィルムやシート類をカットして使用する際に用いて好適なロール紙ホルダにおける紙切り板の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
ロール紙または、これに近似したロール巻フィルム類を保持するロール紙ホルダにおける紙切り板としては、従来、特許第2722902号公報、特開平7−246588号公報および特開2001−300886号公報などにそれぞれ記載のように、薄肉の金属板や硬質プラスチック板の前辺に先端が鋭く尖った連続三角波形硬質刃先を有する刄板とか、特開2002−51935号公報に記載のように、ロール紙ケース内からシーソ式に出入りする薄肉の金属板や硬質プラスチック製の連続波形状の硬質刃先を有する紙切り板がそれぞれ周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これら各従来例のうち、前者三つの従来例は、いずれも薄肉の金属板や硬質プラスチック板の前辺に先端が鋭く尖った連続三角形状の硬質刃先を有する紙切り板であるから、ロール紙やロール巻フィルムとかシート類を上記紙切り板でカットするときのように、手指を上記紙切り板の鋭く尖った連続三角形状の硬い刃先に近づけた際、手指が僅かでも上記の硬く尖った刃先に触れると指先を直ちに傷付けてしまう危険が有るという本質的かつ、大きな問題点が有る。
【0004】
また、後者の特開2002−51935号公報のものでは、紙切り板をボックス型ロール紙ケースのスリットからシーソ式に出入りさせるものであるから、構造複雑・組み立て面倒でしかもコスト高で故障も多いという本質的な問題点が有るほかに、この従来例の刃先は硬く連続波形状であるが、いくら連続波形状であるからといっても、刃先は薄肉で鋭く硬いため、依然としてこの刃先に手指が触れると指先を負傷する危険が有るという本質的かつ、大きな問題点が有る。
さらに、従来一般的な紙切り板前辺に対する帯状刄板の実装手段、すなわち紙切り板内面に配置した刄板を当て板でサンドイッチ式に挟み込み、この当て板余白部分を紙切り板内面に超音波溶着する刄板実装手段や、紙切り板内面に配置した刄板の孔から突出した紙切り板内面突起の押し潰し実装とか、ねじ止め実装などの面倒で作業性が悪い刄板実装作業が、従来では一般的に必要であったので、その組立製造・部品管理・保守点検などのすべての面で扱い辛く不便で面倒であるという本質的かつ、大きな問題点も有る。
【0005】
この発明は、ロール紙ホルダにおける紙切り板に刄板を実装し易くすると共に、刄板刃先を櫛歯状弾性刃先とすることで、手指に優しく安全かつ、確実にロール紙やロール巻フィルムをカット可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した本発明の目的は、ロール紙ホルダにおけるロール紙空心受けにロール紙をその空心で回転可能に支持し、このロール紙の上部前寄り外周面に前記ホルダの後側に枢支した紙切り板の前辺を圧接し、この圧接部を経たロール紙繰り出し部を前記紙切り板でカットできるロール紙ホルダを構成するに当たり、前記紙切り板の前辺に削設した溝内に、この溝に対応した形状の帯状刄板の後辺を挿入し、この刄板の櫛歯状弾性刃先を前記紙切り板前辺から露出定位した状態で、紙切り板前辺に対する前記帯状刄板の抜け止めを施こしたことで達成できた。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態のうち、先ず、本発明の基本的な形態例を説明する。
本発明の基本的な実施形態は、図1のような平面ほぼコ字状にプラスチックや金属を成形して作ったロール紙ホルダ1における左右の各側片2の対向内面に形成した凹部3A内にそれぞれ周知のロール紙空心受け3をばね3Bによる対向復帰枢支手段で常には互いに対向復帰するように同図1のように突設する。
そして、これらのロール紙空心受け3には、トイレットペーパなどのロール紙4または、アルミホイールやロール巻フィルム・シート類(以下単にロール紙4と略記する)をその空心4Aで、図1の鎖線および図2のように周知手段で回転可能に枢支セットするのであるが、このセット例としては、各ロール紙空心受け3の自由端にロール紙4を宛がい、各空心受け3をその自己対向復帰力に抗して上向き(または後方)に傾動させ、各空心受け3をロール紙空心4Aの内部に前記自己対向復帰力により図1の鎖線および図2のように入り込ませることで、ロール紙4をロール紙ホルダ1に上記各図のように回転可能に枢支セットする。
【0008】
次いで、図1のように前記ホルダ1の後部左右に設けた周知の凹凸係合手段による枢支部5に、同じく図1のような金属やプラスチック製の紙切り板6をその後部枢支部5で図2のように起伏可能に枢支し、その前辺下面6Aを同図2のように前記セット済ロール紙4の上部前寄り外周面に圧接することで、この前辺下面6Aを経て前方へ繰り出したロール紙4の繰り出し部Pを前記紙切り板6の前辺7に埋設した帯状刄板9の櫛歯状弾性刃先9Aでカットできるようにする。
【0009】
具体的には、図1のように前記紙切り板6の前辺7に側端開放の前端開溝8と、この開溝8に連通した後部膨大溝8Aとを削設し、上記前端開溝8から同図のようなポリエステル・エラストマなどの手指に優しく表面摩擦が大きい可撓弾性素材で成形した帯状刄板9の櫛歯状弾性刃先9Aを満遍なく突出させつつ、前記後部膨大溝8A内にその開放側端から刄板9の膨出後辺9Bを図3・図4のように満遍なく挿入埋設すると共に、紙切り板前辺7に対し帯状刄板9の抜け止めを施こすことで、本発明によるロール紙ホルダにおける紙切り板を構成できた。
ただし、前記帯状刄板9の抜け止め手段としては、前記後部膨大溝8Aの内面に対して帯状刄板9を圧入したり、接着することで抜け止めを施こしてもよく、また図5のように前記帯状刄板9の側端付近に突設した抜け止め突起9Cや膨出側端9Dなどの抜け止め突部10をその固有弾力に抗し後部膨大溝8Aの側端内面に圧入させても紙切り板前辺7に対する帯状刄板9の抜け止めを施こせる。
【0010】
本発明の構成は以上のようなもので、以下その使用動作例につき説明する。
先ず、ロール紙ホルダ1に対して前記のようにロール紙4を周知手段で図1のように回転可能にセットした後、ロール紙4を予じめ手前に所望長さだけ引き出して最初の繰り出し部Pを作っておき、その後紙切り板6を図2のように閉じると、ロール紙4の上部前寄り外周面に前記紙切り板6の前辺下面6Aが自己重力やばね弾力で圧接してロール紙4の使用状態となり、上記繰り出し部Pをそのカット部分Qで同図2の鎖線のように櫛歯状弾性刃先9Aに沿わせて上向き斜めに引っ張り上げることで、前記紙切り板6を上記圧接力て固定したまま、この繰り出し部Pをカット部分Qで上記弾性刃先9Aによりカットして使用できる。
【0011】
なお、上記ロール紙繰り出し部Pをカットするに要する時間は、一秒程度の極く短時間であるが、このロール紙カット時などに前記櫛歯状弾性刃先9Aに手指が触れたとしても、これら多数の刃先9Aは、前記のように手指に優しいポリエステル・エラストマなどの柔軟で表面摩擦が大きい可撓弾性プラスチックで射出成形した弾性刃先9Aであるから、手指を少しも傷つけることなくロール紙に対する良好な切れ味を保つことができ、上記カット部分Qを前記櫛歯状弾性刃先9Aで連続して確実軽快にカットし終えることができた。
【0012】
此処で、前記櫛歯状弾性刃先9Aにより、ロール紙繰り出し部Pをそのカット部分Qで前記のように軽快にカットできる理由を以下詳細に吟味する。
前記櫛歯状弾性刃先9Aによる上記ロール紙4のカット時に、多数の各弾性刃先9Aには、それぞれ上記ロール紙カット部分Qによる上向き斜めのロール紙4の引っ張り力が次々に加わり、この引っ張り力により表面摩擦が大きい多数の各弾性刃先9Aは、上記カット部分Qに対して滑ることなく次々にその可撓弾力に抗し、上向き斜めに僅少寸法だけ次々に撓み動きながら前記カット部分Qをカットし始めた直後、各弾性刃先9Aから上記カット部分Qの切断途中部分が次々に通過しようとする瞬間に、これら多数の各弾性刃先9Aは、その可撓弾性復帰力で次々に原状復帰しようとするため、これら各弾性刃先9Aの復帰瞬発力が上記と同様に滑ることなくダイレクトに前記引っ張り力と共に上記ロール紙切断途中部分に次々と強く加わり、ロール紙をカットできるものと推測でき、刃先9Aが手指に優しい櫛歯状弾性刃先であっても、ロール紙4に対する切れ味を損なうことなく、しかも手指に傷つけることなくロール紙やロール巻フィルムのカット部分Qを確実軽快にカットし終えることができた。
【0013】
このようにして、ロール紙4を使い終えたときに新しいロール紙をホルダ1にセットするには、前記紙切り板6をその枢支部5を支点とし、上向き回動させてロール紙ホルダをオープン状態とし、使用済のロール紙空心4Aを前記ロール紙空心受け3から取り外した後、新しいロール紙4を前記のようにロール紙空心受け3に枢支セットすることができ、その後紙切り板6をロール紙4の上部に被せることで、図3のような次回の使用形態を採ることができる。
【0014】
【実施例】
前記櫛歯状弾性刃先9Aの紙切り板前辺7に対する出面寸法は、2〜7mm程度とし、この範囲内で多数の各弾性刃先9Aを互いに同寸、または所定本数毎に異寸の出面寸法とし、また各弾性刃先9Aの太さは、0.5〜3mm程度とし、各刃先9Aの突設ピッチは、0.5〜2mm程度が好ましい。
また、前記紙切り板6の前辺7を弯曲形成し、この弯曲前辺7に形成した後部膨大溝8A内に、この溝に対応した形状の帯状弯曲刄板9の膨出後辺9Bを挿入し、その櫛歯状弾性刃先9Aを前記弯曲した前辺7から満遍なく露出配置して抜け止めを施こした紙切り板6を用いてもよい。
さらに、前記ロール紙空心受け3は、ロール紙ホルダ1における各側片2の片側面にそれぞれ周知の復帰手段や適度の摩擦を保ち、片持ち枢支突設した心棒状ロール紙空心受けにその自由端からロール紙4の空心4Aをセットして回転可能に支持するようにしたものなど周知のものを用いることができる。
【0015】
また、前記紙切り板6は、その自重やばね部材でロール紙4の前側上面に圧接するようにしてもよいが、紙切り板6の枢支部5付近をばね(図示せず)などの水平保持部材でロール紙ホルダ1の後部に連絡することで、上記紙切り板6を水平を境として上下に弾力的に起伏するようにしてもよく、このようにすると、ロール紙空心4の前記取り除きや、新しいロール紙4のセットに当たり、紙切り板6が邪魔にならず便利となったし、ロール紙ホルダ全体を縦向き設置タイプのロール紙ホルダとすることもできた。
さらに、前記櫛歯状弾性刃先9Aを上下に齟齬させて突設することで、これら各刃先の前記撓み復帰瞬発力を僅少寸法だけ上下に振り分けてロール紙切断途中部分に次々と加えることができ、手指には優しく、ロール紙に対しては、より一層鋭い切れ味を得ることができた。
【0016】
【発明の効果】
本発明は、以上のような形態を採用したので、以下に記載の効果を奏する。
本発明における請求項1の発明によれば、前記紙切り板6の前辺7に削設した溝内に、この溝に対応した形状の帯状刄板9を挿入すると共に、この刄板の櫛歯状弾性刃先9Aを前記紙切り板前辺7から満遍なく露出定位した状態で、紙切り板前辺7に対する前記帯状刄板9の抜け止めを施こすことで、紙切り板前辺7に櫛歯状弾性刃先9Aを有する刄板9を実装できたので、前述したような従来一般的な紙切り板前辺に対する帯状刄板の実装作業、すなわち刄板の当て板サンドイッチ式超音波溶着実装作業や、紙切り板内面突起の押し潰し実装とか、ねじ止め実装などの面倒で作業性が悪い刄板実装作業が本発明では一切不要となり、その組立製造・部品管理・保守点検などのすべての面で扱い易く、価格の低減も実現できたという優れた効果が有る。
【0017】
また、前記請求項1の発明によれば、前記刃先9Aがそれぞれ手指に優しい櫛歯状弾性刃先であっても、ロール紙4やロール巻フィルムとかシート状物に対する切れ味を前述したように損なうことなく、前記カット部分Qを連続して確実軽快にカットできるし、上記弾性刃先9Aに手指が触れたとしても、この刃先は手指に優しい弾性刃先9Aであるから、指先を傷付けることなく安全かつ、確実軽快にロール紙やロール巻フィルムとかシート類をその所望部分からカットできたという優れた効果も有る。
【0018】
本発明における請求項2の発明によれば、前記諸効果に加え、平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ1の側片2の内面に突設した自己突出復帰する二つのロール紙空心受け3にロール紙4をその空心4Aで回転可能に支持できるので、空になったロール紙空心4Aの取り外しとか、ロール紙4の枢支セットが著しく容易となったという実用上の効果のほかに、前記紙切り板6の前辺7に側端開放の前端開溝8と、この開溝8に連通した後部膨大溝8Aとを削設し、上記前端開溝8から帯状刄板9の櫛歯状弾性刃先9Aを突出させつつ前記後部膨大溝8A内にその開放側端から前記帯状刄板9の膨出後辺9Bを挿入埋設し、その抜け止めを施こすだけで紙切り板前辺7に帯状刄板9を実装できた。
したがって、紙切り板前辺7に対する帯状刄板9の抜け止め実装作業を大幅に簡素化でき、前述したような従来一般的な刄板の当て板サンドイッチ式超音波溶着実装作業や、紙切り板内面突起の押し潰し実装とか、ねじ止め実装などの面倒で作業性が悪い刄板実装作業が本発明では一切不要となり、その組立製造・部品管理・保守点検などのすべての面で、より一層扱い易く、価格の低減も実現できたという優れた効果が有る。
【0019】
また、本発明における請求項3の発明のように、前記帯状刄板9の抜け止め手段として、帯状刄板9の側端付近に突設した抜け止め突部10をその固有弾力に抗して前記後部膨大溝8Aの内面に圧入して抜け止めを施こせば、紙切り板前辺7に対する帯状刄板9の実装作業性が一層容易となるし、また前記請求項4の発明のように、紙切り板6の前辺7を弯曲形成し、この弯曲前辺7形成した後部膨大溝8A内に帯状弯曲帯状刄板9の膨出後辺9Bを挿入し、その櫛歯状弾性刃先9Aを前記弯曲した前辺7から満遍なく露出配置して抜け止めを施こしたことで、刃先全体の櫛歯輪郭形状を直線以外の例えば弯凸櫛歯状や弯凹櫛歯状の弾性刃先9Aなど種々の櫛歯輪郭形状を採用できるから、ロール紙4やロール巻フィルムとかシート類の厚さとか、その種類や大きさに応じた櫛歯刃先輪郭による切れ味を木目細かく選定できると共に、刃先輪郭形状バリエーションを多様化でき、ユーザの必要に応じたものを即座に多量製造できるという効果を付加できた。
【0020】
さらに、本発明における請求項5の発明によれば、前記諸効果に加え、前記帯状帯状刄板9を手指に優しく安価な素材であるポリエステル・エラストマで成形したので、ポリエステル・エラストマ固有の柔軟性により、櫛歯状弾性刃先9Aに手指が触れたとしても、指先を少しも傷付けることなく、より一層安全かつ、確実にロール紙などをその所望部分からカットできるし、ロール紙ホルダを安価に多量製造することができたという効果を付加でき、また本発明における請求項6の発明によれば前記諸効果に加え、前記紙切り板6をその自己重力で前記ロール紙4の上部前寄り外周面に圧接可能に配設したので、ばね部材が不要となり、この分だけロール紙ホルダを安価に多量製造できるという効果を付加できた。
【0021】
さらにまた、本発明における請求項7の発明のように、前記紙切り板6の枢支部5付近を水平保持部材でロール紙ホルダ1の後部所定個所に連絡することで、前記紙切り板6をほぼ水平を境として上下方向の所定範囲内で弾力的に起伏可能に枢支できたので、ロール紙ホルダ1へのロール紙4の補充や交換の際に前記紙切り板6が邪魔にならず一層簡便になったし、縦向き設置タイプのロール紙ホルダにもできるという効果を付加でき、また、本発明における請求項8の発明によれば、前記諸効果に加え、ロール紙ホルダ1の側片2の片側面に片持ち枢支突設した丸棒状ロール紙空心受け3にその自由端から芯管無しロール紙4をその中心開溝で挿通して回転可能に支持できるので、ロール紙芯管の除去が不要になり、より一層便利に使用できるという効果を付加できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるロール紙ホルダの概略を示す分解斜視図
【図2】本発明によるロール紙ホルダの一例を示す縦断側面図
【図3】本発明による紙切り板の一例を示す斜視図
【図4】本発明による紙切り板の実装例を示す拡大断面図
【図5】本発明による帯状刄板の抜け止め突部の一例を示す部分斜視図
【符号の説明】
1 ロール紙ホルダ
2 ホルダの側片
3 ロール紙空心受け
4 ロール紙(ロール巻フィルムとかシート類)
4A ロール紙の空心
5 紙切り板の枢支部
6 紙切り板
6A 紙切り板の前辺下面
7 紙切り板前辺
8 前端開溝
8A 後部膨大溝
9 帯状刄板
9A 櫛歯状弾性刃先
9B 帯状刄板の膨出後辺
10 刄板の抜け止め突部
P ロール紙4の繰り出し部
Q ロール紙のカット部分
Claims (8)
- ロール紙ホルダにおけるロール紙空心受けにロール紙をその空心で回転可能に支持し、このロール紙の上部前寄り外周面に前記ホルダの後側に枢支した紙切り板の前辺を圧接し、この圧接部を経たロール紙繰り出し部を前記紙切り板でカットできるロール紙ホルダにおいて、前記紙切り板の前辺に削設した溝内に、この溝に対応した形状の帯状刄板の後辺を挿入し、この刄板の櫛歯状弾性刃先を前記紙切り板前辺から露出定位した状態で、紙切り板前辺に対する前記帯状刄板の抜け止めを施こしたロール紙ホルダにおける紙切り板。
- 平面ほぼコ字状のロール紙ホルダ1の側片2の内面に突設した自己突出復帰する二つのロール紙空心受け3にロール紙4をその空心4Aで回転可能に支持し、このロール紙4の上部前寄り外周面に前記ホルダ1の後側枢支部5で起伏可能に枢支した紙切り板6の前辺下面6Aを圧接し、この前辺下面6Aを経て前方へ繰り出したロール紙4の繰り出し部Pを前記紙切り板6でカットできるロール紙ホルダにおいて、前記紙切り板6の前辺7に側端開放の前端開溝8と、この開溝8に連通した後部膨大溝8Aとを削設し、上記前端開溝8から帯状刄板9の櫛歯状弾性刃先9Aを突出させつつ前記後部膨大溝8A内にその開放側端から帯状刄板9の膨出後辺9Bを挿入埋設し、その抜け止めを施こしてなるロール紙ホルダにおける紙切り板。
- 前記後部膨大溝8Aの側端内面に帯状刄板9の抜け止め突部10を圧入することで、紙切り板前辺7に対する帯状刄板9の抜け止めを施こしてなる請求項1または請求項2に記載のロール紙ホルダにおける紙切り板。
- 前記紙切り板6の前辺7を弯曲形成し、この弯曲前辺7に形成した前端開溝8と後部膨大溝8A内に、これら各溝に対応した形状の帯状弯曲刄板9を挿入し、その櫛歯状弾性刃先9Aを前記弯曲した紙切り板前辺7から満遍なく露出配置して抜け止めを施こしてなる請求項1から請求項3までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダにおける紙切り板。
- 前記帯状刄板9としてポリエステル・エラストマで成形した帯状刄板9を用いてなる請求項1から請求項4までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダにおける紙切り板。
- 前記紙切り板6をその自己重力で前記ロール紙4の上部前寄り外周面に圧接可能に配設してなる請求項1から請求項5までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダにおける紙切り板。
- 前記紙切り板6の枢支部5付近をばね部材でロール紙ホルダ1の後部所定個所に連絡することで、前記紙切り板6をほぼ水平を境として弾力的に起伏可能に枢支してなる請求項1から請求項6までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダにおける紙切り板。
- 前記ロール紙ホルダ1の側片2の片側面に丸棒状ロール紙空心受け3を片持ち枢支突設し、その自由端から芯管無しロール紙4をその中心開溝4Aで挿通支持可能となした請求項1から請求項7までのいずれか一つの請求項に記載のロール紙ホルダにおける紙切り板。
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