JP2005039981A - 高層ビル等の建物の幹線ケーブルの設置方法および幹線ケーブル - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は3フロア程度の建物躯体が仕上がった状態で、分割幹線ケーブルを接続しながら設置できるようにして、クレーンやウインチ等を用いることなく設置することができる高層ビル等の建物の幹線ケーブルの設置方法および幹線ケーブルを得るにある。
【解決手段】 建物躯体に両端部に接続コネクタが取付けられた3フロア程度へ電気を供給する分岐配線が設けられた分割幹線ケーブルを接続できるように建物躯体に設置する分割幹線ケーブルの設置工程と、建物躯体の上部に設けた係止具に係止される吊り下げ具が上部に設けられ、3フロア程度へ電気を供給する分岐配線および下端部に接続コネクタが取付けられた上部幹線ケーブルを設置する上部幹線ケーブル設置工程と、前記分割幹線ケーブルの設置工程および前記上部幹線ケーブルの設置工程と同時あるいは後で、分割幹線ケーブルの接続および該分割幹線ケーブルと上部幹線ケーブルとの接続を行なう接続工程とで高層ビル等の建物の幹線ケーブルの設置方法を構成している。
【選択図】 図1
Description
ただし、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
したがって、設置作業が容易にできる。
なお、本発明を実施するための形態では一体化されていない3本のケーブル5、5、5を使用するものに付いて説明したが、本発明はこれに限らず、3本のケーブル5、5、5をより線にして一体化したものを用いても同様な作用効果が得られる。
この上部の分割幹線ケーブルの設置工程15は、前記下部の幹線ケーブルの設置工程1と同様に行なうとともに、下部の幹線ケーブル4と上部の幹線ケーブル4とを接続コネクタ7、7、7、7、7、7で接続することにより行なう。
このような上部の分割幹線ケーブルの設置工程15は、上部から3フロアを除く部分まで順次行なう。
次に、図9ないし図37に示す本発明を実施するための異なる形態につき説明する。なお、これらの本発明を実施するための異なる形態の説明に当って、前記本発明を実施するための最良の第1の形態と同一構成部分には同一符号を付して重複する説明を省略する。
なお、2フロア用の分割幹線ケーブル4Aは、2フロア程度の長さの3本のケーブル5A、5A、5Aにそれぞれ各フロア用の分岐配線6、6、6、6、6、6がされ、上下端部に接続コネクタ7、7、7、7、7、7が形成されたものである。
なお、接続コネクタ7Aと接続コネクタ7Bとを接続した後には外周部を絶縁融着テープ28で覆い、その外周部を熱収縮チューブや絶縁カバー29で覆い絶縁処理を施す。
また、上下ケーブル5、5の位置ずれを吸収できるように雄側コネクタ本体9Bの接触片26の寸法Aと、雌側コネクタ本体9Aの接触子24が設けられた凹部の寸法Bとを規定寸法よりも10mm程長く形成している。
この実施の形態でも前記本発明を実施するための4の形態と同様に接続コネクタ7Cと接続コネクタ7Cとを接続した後には外周部を絶縁融着テープ28で覆い、その外周部を熱収縮チューブや絶縁カバー29で覆い絶縁処理を施す。
なお、前記本発明を実施するための各形態では2本のビス11によって接続する接続コネクタ7について説明したが、本発明はこれに限らず、電気接続と、自重が加わっても接続状態を保てるものであれば、どんな構造のものであってもよい。
2:フロア、 3:建物躯体、
4、4A〜4H:分割幹線ケーブル、
5、5A、5B、5C:ケーブル、
6:分岐配線、 6A:分岐ケーブル、
7、7A、7B〜7I:接続コネクタ、
8:平坦面、
9、9A〜9D:コネクタ本体、
10:接続導体、 11:ビス、
12:ビス挿入孔、 13:幹線ケーブル挿入孔、
14:固定金具、
15:上部の幹線ケーブルの設置工程、
16:上部幹線ケーブルの設置工程、
17、17A、17A:上部幹線ケーブル、
18:ケーブルグリップ、19:係止片、
20、20A〜20D:幹線ケーブル、
21:分割幹線ケーブルの設置工程、
22:接続工程、 23:ねじ部、
24:接触子、 25:フランジ、
26:接触片、 27:ナット、
28:絶縁融着テープ、
29:熱収縮チューブや絶縁カバー
30:ビス挿入孔、 31:ねじ孔、
32:C型分岐スリーブ、33:樹脂モールド、
34:オスコネクタ、 35:メスコネクタ、
36:凹部、 37:着色、
38:ねじ孔、 39:セットビス、
40:ロックリング、 40:挿入孔。
Claims (5)
- 3フロア程度の建物躯体が仕上がった状態で両端部に接続コネクタが取付けられ、各フロアへ電気を供給する分岐配線が設けられた分割幹線ケーブルを、該建物躯体に設置する下部の分割幹線ケーブルの設置工程と、この下部の分割幹線ケーブルの設置工程後に、さらに上部に3フロア程度の建物躯体が仕上がった状態で、分割幹線ケーブルの下端部の接続コネクタを該下部の分割幹線ケーブルの設置工程で設置された分割幹線ケーブルの上端部の接続コネクタに接続して、該建物躯体に設置する少なくとも1回以上の上部の分割幹線ケーブルの設置工程と、この上部の分割幹線ケーブルの設置工程後に最上部の3フロア程度の建物躯体が仕上がった状態で、各フロアへ電気を供給する分岐配線された下端部に接続コネクタが設けられ、上端部に吊り下げ具が設けられた上部幹線ケーブルの吊り下げ具を建物躯体の上部に設けられた係止具に係止させるとともに、下端部の接続コネクタを該上部の分割幹線ケーブルの設置工程で設置された上部の分割幹線ケーブルの上部の接続コネクタに接続する上部幹線ケーブルの設置工程とを含むことを特徴とする高層ビル等の建物の幹線ケーブルの設置方法。
- 建物躯体に両端部に接続コネクタが取付けられた3フロア程度へ電気を供給する分岐配線が設けられた分割幹線ケーブルを接続できるように建物躯体に設置する分割幹線ケーブルの設置工程と、建物躯体の上部に設けた係止具に係止される吊り下げ具が上部に設けられ、3フロア程度へ電気を供給する分岐配線および下端部に接続コネクタが取付けられた上部幹線ケーブルを設置する上部幹線ケーブル設置工程と、前記分割幹線ケーブルの設置工程および前記上部幹線ケーブルの設置工程と同時あるいは後で、分割幹線ケーブルの接続および該分割幹線ケーブルと上部幹線ケーブルとの接続を行なう接続工程とからなることを特徴とするする高層ビル等の建物の幹線ケーブルの設置方法。
- 3フロア程度に配線できる長さに形成された3本のケーブル、この3本のケーブルの各フロアに電気を供給できるようにそれぞれ分岐された複数個の分岐配線、前記3本のケーブルの上下端部にそれぞれ接続された接続コネクタとからなる複数本接続された複数本の分割幹線ケーブルと、3フロア程度に配線できる長さに形成された3本のケーブル、この3本のケーブルの各フロアに電気を供給できるようにそれぞれ分岐された複数個の分岐配線、前記3本のケーブルの下端部に接続された前記上部の分割幹線ケーブルの上部の接続コネクタとそれぞれ接続される接続コネクタ、前記3本のケーブルの上端部に取付けられた建物躯体の上部に設けた係止具に係止される吊り下げ具とからなる上部幹線ケーブルとからなることを特徴とする高層ビル等の建物の幹線ケーブル。
- 3フロア程度に配線できる長さに形成された3本のケーブル、この3本のケーブルの各フロアに電気を供給できるようにそれぞれ分岐された少なくとも1本が該3本のケーブルの上下端部の一方より分岐される複数個の分岐配線、前記3本のケーブルの上下端部にそれぞれ接続された接続コネクタとからなる複数本接続された複数本の分割幹線ケーブルと、3フロア程度に配線できる長さに形成された3本のケーブル、この3本のケーブルの各フロアに電気を供給できるようにそれぞれ分岐された少なくとも1本が該3本のケーブルの上下端部の一方より分岐される複数個の分岐配線、前記3本のケーブルの下端部に接続された前記上部の分割幹線ケーブルの上部の接続コネクタとそれぞれ接続される接続コネクタ、前記3本のケーブルの上端部に取付けられた建物躯体の上部に設けた係止具に係止される吊り下げ具とからなる上部幹線ケーブルとからなることを特徴とする高層ビル等の建物の幹線ケーブル。
- 3フロア程度に配線できる長さに形成された3本のケーブル、この3本のケーブルの各フロアに電気を供給できるようにそれぞれ分岐された少なくとも1本が該3本のケーブルの上下端部の一方に設けられた分岐線用コネクタを介して分岐できる複数個の分岐配線、前記3本のケーブルの上下端部にそれぞれ接続された接続コネクタとからなる複数本接続された複数本の分割幹線ケーブルと、3フロア程度に配線できる長さに形成された3本のケーブル、この3本のケーブルの各フロアに電気を供給できるようにそれぞれ分岐された少なくとも1本が該3本のケーブルの上下端部の一方に設けられた分岐線用コネクタを介して分岐できる複数個の分岐配線、前記3本のケーブルの下端部に接続された前記上部の分割幹線ケーブルの上部の接続コネクタとそれぞれ接続される接続コネクタ、前記3本のケーブルの上端部に取付けられた建物躯体の上部に設けた係止具に係止される吊り下げ具とからなる上部幹線ケーブルとからなることを特徴とする高層ビル等の建物の幹線ケーブル。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008191600A (ja) * | 2007-02-08 | 2008-08-21 | Toyokuni Electric Cable Co Ltd | 建物の光幹線ケーブルの設置方法 |
JP2012155949A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 導線端部間の接続構造 |
US12015375B2 (en) | 2014-09-09 | 2024-06-18 | Shoals Technologies Group, Llc | Lead assembly for connecting solar panel arrays to inverter |
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2003
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JP2012155949A (ja) * | 2011-01-25 | 2012-08-16 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 導線端部間の接続構造 |
US12015375B2 (en) | 2014-09-09 | 2024-06-18 | Shoals Technologies Group, Llc | Lead assembly for connecting solar panel arrays to inverter |
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