JP2005039679A - 画像変換方法及び回路並びにその制御プログラム - Google Patents

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Abstract


【課題】 輝度信号の変化による色ずれ、色滲みの発生を抑圧する。
【解決手段】 輝度信号入力端子16、遅延回路18及び遅延回路20からの輝度信号に基づいて輝度相関検出回路22で補間係数αを算定する。色差信号入力端子26b、26rに入力された色差信号Cb、Crに(1−α)を乗算回路30b、30rで乗ずる。遅延回路28b、28rで遅延された色差信号Cb、Crにαを乗算回路34b、34rで乗ずる。乗算回路30b、30r及び乗算回路34b、34rから出力された信号を加算回路36b、36rで加算した後、遅延回路38b、38rで遅延させる。補間位置信号によって遅延回路32b、32r又は38b、38rの出力信号が切替回路40b、40rを経て出力される。
【選択図】図1

Description

この発明は、信号変換方法及び画像変換回路並びにその制御プログラムに関し、詳しくは受信された輝度信号乃至輝度信号及び色差信号に基づいて補間係数を算定し、算定された補間係数と受信された色差信号とに基づいて間引き前の色差信号を再生する信号変換方法及び画像変換回路並びにその制御プログラムに関する。
従来、画像信号の伝送において、画像の輝度信号と色差信号Cb、Crとで画像信号を構成して伝送するようにしたものがある。その場合に、色差信号Cb、Crの情報量を輝度信号の情報量に比して、所定の割合だけ低減して画像信号の伝送をするようにしている。
このような信号形式を採用する理由は、人間の視覚が輝度情報に比して、色差情報に敏感に反応しないという人間の視覚特性を情報量の削減に活用したいということにある。
すなわち、色差情報のサンプリング量を減らすことによって、情報量を減らすことにその目的がある。
このような画像信号の例としては、輝度信号Yと色差信号Cbと色差信号Crとの情報量の割合をY:Cb:Cr=4:2:2とするものがある。
上述したような画像信号を受信して元の画像信号に復元する方法として、画像信号に対して補間処理を行って輝度信号の情報量に対して情報量が半分の色差信号の情報量を再生している。
その情報量の再生の仕方として、一般に行われている方法は、色差信号に対して平均加算等のフィルタ処理を単純に行うものである。
また、特開平10−224815号公報には、以下に述べる技術が記載されている。
すなわち、その技術は、色差信号の情報量に比して、色差信号の情報量が低減されて構成される画像信号において、高域輝度信号のエッジ位置を検出し、そのエッジ位置を使用するか否かを高域色差信号について検出されたエッジ位置で選択するようにすると共に、選択されたエッジ位置において低域色差信号に基づいてその振幅及び高域色差信号に基づいてその符号を決定し、決定された振幅、符号及び高域輝度信号のエッジ形状に基づいて高域色差信号のエッジ形状を決定してエンハンス信号を生成した後、そのエンハンス信号と低域全体の色差信号とを合成して情報量の低減から生ずる不具合を回避し得る色差信号を生成するというものである。
特開平10−224815号公報
しかしながら、上述した色差信号に対して単純に平均加算等のフィルタ処理を行う技術でも、色差信号の情報量の再生にはなるというものの、輝度信号の変化が大きい個所で色ずれや色の滲みが現れて来るという技術的課題がある。
また、特開平10−224815号公報に記載される技術も、選択されたエッジ位置における振幅、符号及び高域輝度信号のエッジ形状に基づいて高域色差信号のエッジ形状を決定してエンハンス信号を生成するものであるから、同様の問題がある。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、受信された輝度信号乃至輝度信号及び色差信号に基づいて補間係数を算定し、算定された補間係数と受信された色差信号とに基づいて間引き前の色差信号を再生することができる画像変換方法及び回路並びにその制御プログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、色差信号の情報量が、輝度信号の情報量に対して、間引かれて送られて来た画像信号を、上記色差信号の情報量を上記輝度信号の情報量と同等になるように変換する画像変換方法に係り、受信された上記輝度信号に基づいて補間係数を算定し、算定された上記補間係数及び受信された上記色差信号に基づいて該色差信号を補間して上記輝度信号の情報量と同等の情報量を有する上記色差信号を再生することを特徴としている。
請求項2記載の発明は、色差信号の情報量が、輝度信号の情報量に対して、間引かれて送られて来た画像信号を、上記色差信号の情報量を上記輝度信号の情報量と同等になるように変換する画像変換方法に係り、受信された上記輝度信号及び上記色差信号に基づいて補間係数を算定し、算定された上記補間係数及び受信された上記色差信号に基づいて該色差信号を補間して上記輝度信号の情報量と同等の情報量を有する上記色差信号を再生することを特徴としている。
請求項3記載の発明は、請求項1記載の画像変換方法に係り、上記色差信号は第1の色差信号及び第2の色差信号から成り、上記輝度信号は予め決められる第1の信号期間毎に伝送され、かつ、上記第1及び第2の色差信号は上記第1の信号期間及び上記間引かれ方によつて決まる第2の信号期間毎に伝送され、上記補間係数の算定は、受信した上記輝度信号のうちの、補間されて再生されるべき上記色差信号の上記第1の信号期間に対応する上記第1の信号期間前後の上記輝度信号に基づいて行われ、上記色差信号の再生は、上記色差信号毎に、算定された上記補間係数と、上記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した上記色差信号内の信号期間前後の上記色差信号とに基づいて行われ、再生された上記色差信号は上記色差信号毎に上記第1の信号期間に挿入されることを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項2記載の画像変換方法に係り、上記色差信号は第1の色差信号及び第2の色差信号から成り、上記輝度信号は予め決められる第1の信号期間毎に伝送され、かつ、上記色差信号は上記第1の信号期間及び上記間引かれ方によつて決まる第2の信号期間毎に伝送され、上記補間係数の算定は、受信された上記輝度信号のうちの、補間されて再生されるべき上記色差信号の上記第1の信号期間に対応する上記第1の信号期間前後の上記輝度信号と、上記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した上記色差信号の信号期間前後の上記色差信号とに基づいて行われ、上記色差信号の再生は、上記色差信号毎に、算定された上記補間係数と、上記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した上記色差信号内の信号期間前後の上記色差信号とに基づいて行われ、再生された上記色差信号は上記第1の信号期間に挿入されることを特徴としている。
請求項5記載の発明は、請求項1、2、3又は4記載の画像変換方法に係り、 上記輝度信号Yの情報量と上記第1の色差信号Cb及び上記第2の色差信号Crの情報量との上記間引く前の比率がY:Cb:Cr=2:2:2で、上記間引いた後の比率がY:Cb:Cr=2:1:1であることを特徴としている。
請求項6記載の発明は、請求項1、2、3又は4記載の画像変換方法に係り、 上記輝度信号Yの情報量と上記第1の色差信号Cb及び上記第2の色差信号Crの情報量との上記間引く前の比率がY:Cb:Cr=2:2:2で、上記間引いた後の比率がY:Cb:Cr=2:1:0であることを特徴としている。
請求項7記載の発明は、請求項5記載の画像変換方法に係り、補間されて再生されるべき上記色差信号の上記第1の信号期間は、受信された上記色差信号毎であって、該色差信号の時系列上の各上記第2の信号期間の後半であることを特徴としている。
請求項8記載の発明は、色差信号の情報量が、輝度信号の情報量に対して、間引かされて送られて来た画像信号を、上記色差信号の情報量を上記輝度信号の情報量と同等になるように変換する画像変換回路に係り、受信された上記輝度信号に基づいて補間係数を算定する算定回路と、該算定回路によつて算定された上記補間係数及び受信された上記色差信号に基づいて該色差信号を補間して上記輝度信号の情報量と同等の情報量を有する上記色差信号を再生する再生回路とを備えたことを特徴としている。
請求項9記載の発明は、色差信号の情報量が、輝度信号の情報量に対して、間引かれて送られて来た画像信号を、上記色差信号の情報量を上記輝度信号の情報量と同等になるように変換する画像変換回路に係り、受信された上記輝度信号及び上記色差信号に基づいて補間係数を算定する算定回路と、該算定回路によつて算定された上記補間係数及び受信された上記色差信号に基づいて該色差信号を補間して上記輝度信号の情報量と同等の情報量を有する上記色差信号を再生する再生回路とを備えたことを特徴としている。
請求項10記載の発明は、請求項8記載の画像変換回路に係り、上記色差信号は第1の色差信号及び第2の色差信号から成り、上記輝度信号は予め決められる第1の信号期間毎に伝送され、かつ、上記第1及び第2の色差信号は上記第1の信号期間及び上記間引かれ方によつて決まる第2の信号期間毎に伝送され、上記算定回路は、受信した上記輝度信号のうちの、補間されて再生されるべき上記色差信号の上記第1の信号期間に対応する上記第1の信号期間前後の上記輝度信号に基づいて補間係数を算定する回路であり、上記再生回路は、上記色差信号毎に、算定された上記補間係数と、上記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した上記色差信号内の信号期間前後の上記色差信号とに基づいて上記間引き前の上記色差信号を再生する回路であり、再生された上記色差信号を上記色差信号毎に上記第1の信号期間に挿入する挿入回路を含んで構成されることを特徴としている。
請求項11記載の発明は、請求項9記載の画像変換回路に係り、上記色差信号は第1の色差信号及び第2の色差信号から成り、上記輝度信号は予め決められる第1の信号期間毎に伝送され、かつ、上記色差信号は上記第1の信号期間及び上記間引かれ方によつて決まる第2の信号期間毎に伝送され、上記算定回路は、受信した上記輝度信号のうちの、補間されて再生されるべき上記色差信号の上記第1の信号期間に対応する上記第1の信号期間前後の上記輝度信号と、上記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した上記色差信号の信号期間前後の上記色差信号とに基づいて補間係数を算定する回路であり、上記再生回路は、上記色差信号毎に、算定された上記補間係数と、上記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した上記色差信号内の信号期間前後の上記色差信号とに基づいて上記間引き前の上記色差信号を再生する回路であり、 再生された上記色差信号を上記色差信号毎に上記第1の信号期間に挿入する挿入回路を含んで構成されることを特徴としている。
請求項12記載の発明は、請求項8又は10記載の画像変換回路に係り、上記輝度信号Yの情報量と上記第1の色差信号Cb及び上記第2の色差信号Crの情報量との上記間引く前の比率がY:Cb:Cr=2:2:2で、上記間引いた後の比率がY:Cb:Cr=2:1:1であることを特徴としている。
請求項13記載の発明は、請求項9又は11記載の画像変換回路に係り、上記輝度信号Yの情報量と上記第1の色差信号Cb及び上記第2の色差信号Crの情報量との上記間引く前の比率がY:Cb:Cr=2:2:2で、上記間引いた後の比率がY:Cb:Cr=2:1:0であることを特徴としている。
請求項14記載の発明は、請求項12記載の画像変換回路に係り、上記算定回路は、輝度信号入力端子に縦属接続された1画素分の遅延を与える所定数の遅延回路と、上記輝度信号入力端子及び所定数の上記遅延回路の出力に接続され、補間係数を出力する輝度相関検出回路とにより構成され、上記再生回路は、上記第1及び第2の色差信号毎に、色差信号入力端子に接続された2画素分の遅延を与える2画素遅延回路と、色差信号入力端子に接続され、色差信号入力端子に入力された色差信号に(1−補間係数)を乗ずる第1の乗算回路と、上記2画素遅延回路に接続され、上記2画素遅延回路から出力された色差信号に補間係数を乗ずる第2の乗算回路と、上記第1及び第2の乗算回路の乗算値を加算する加算回路と、該加算回路の出力に接続され、1画素分の遅延を与える1画素遅延回路とを設けて構成され、上記挿入回路は、対応する上記再生回路の上記2画素遅延回路及び上記1画素遅延回路の出力に接続され、上記第1の信号期間以外の信号期間は上記2画素遅延回路から出力される信号を出力し、上記第1の信号期間は上記1画素遅延回路から出力される信号を出力する切替回路を上記色差信号毎に設けて構成されていることを特徴としている。
請求項15記載の発明は、前請求項13記載の画像変換回路に係り、上記算定回路は、輝度信号入力端子に縦属接続された1画素分の遅延を与える所定数の遅延回路と、上記輝度信号入力端子及び所定数の上記遅延回路並びに色差信号入力端子の各々及び下記再生回路の下記2画素遅延回路の各々の出力に接続され、補間係数を出力する輝度相関検出回路とにより構成され、上記再生回路は、上記色差信号入力端子に接続され2画素分の遅延を与える2画素遅延回路と、上記色差信号入力端子に接続され、上記色差信号入力端子に入力された色差信号に(1−補間係数)を乗ずる第1の乗算回路と、上記2画素遅延回路に接続され、上記2画素遅延回路から出力された色差信号に補間係数を乗ずる第2の乗算回路と、上記第1及び第2の乗算回路の乗算値を加算する加算回路と、該加算回路の出力に接続され、1画素の遅延を与える遅延回路とを上記色差信号毎に設けて構成され、上記挿入回路は、対応する上記再生回路の上記2画素遅延回路及び上記1画素遅延回路の出力に接続され、上記第1の信号期間以外の信号期間は上記2画素遅延回路から出力される信号を出力し、上記第1の信号期間は上記1画素遅延回路から出力される信号を出力する切替回路を上記色差信号毎に設けて構成されていることを特徴としている。
請求項16記載の発明は、請求項12、13、14又は15記載の画像変換回路に係り、上記第1の信号期間は、受信した上記色差信号毎であって、該色差信号の時系列上の各上記第2の信号期間の後半であることを特徴としている。
請求項17記載の発明は、制御プログラムに係り、コンピュータを制御して請求項1乃至7のいずれか一に記載の信号変換方法を実施させることを特徴としている。
請求項18記載の発明は、制御プログラムに係り、請求項8乃至16のいずれか一に記載の画像変換回路の各種回路を実施させることを特徴としている。
この発明は、色差信号の情報量が、輝度信号の情報量に対して、間引かれて送られて来た画像信号を、前記色差信号の情報量を前記輝度信号の情報量と同等になるように変換するに際して、受信された前記輝度信号に基づいて補間係数を算定し、算定された前記補間係数及び受信された前記色差信号に基づいて該色差信号を補間して前記輝度信号の情報量と同等の情報量を有する前記色差信号を再生するようにしたので、輝度信号に対して色差信号が間引かれて伝送されて来たとしても、その間引かれている色差信号を輝度信号のうちの相関の強い方の信号に近づけて再生することが可能になる。
また、この発明は、画像変換回路から出力される画像信号を画像表示に供したとき、表示される色に生ずる滲み、偽色の抑圧度合を高めることができる。また、表示画面上において輝度差が大きくなったとしても、その輝度差の大きい位置において色ずれのように見える現象も抑えることもできる。
また、この発明は、補間係数を算定する輝度信号の数を増せば、その間引かれている色差信号、すなわち、補間対象位置の色差信号の生成においてノイズを低減しつつ補間精度高くし得、表示される色に生ずる滲み、偽色の抑圧の改善が一層図れる。また、表示画面上において輝度差が大きくなったときの輝度差の大きい位置において色ずれのように見える現象の抑圧の改善も一層図れる。
また、色差信号を補間係数の算定に加味すれば、上記抑圧効果がさらに向上する。
この発明は、色差信号の情報量が、輝度信号の情報量に対して、間引かれて送られて来た画像信号のうちの色差信号を伝送前の色差信号に復元するのに、受信された輝度信号又は輝度信号及び色差信号に基づいて補間係数を算定することと、算定された補間係数及び受信された色差信号に基づいて該色差信号を補間することとを用いて構成される。
図1は、この発明の実施例1である画像変換回路を示す図、図2は、同画像変換回路に用いる相関検出回路を示す図、図3は、同画像変換回路の動作説明に用いるタイミングチャート、図4は、同画像変換回路で用いる相関検出を図解した図、また、図5は、同画像変換回路で得られる効果の説明図である。
この実施例の画像変換回路10は、輝度信号から補間係数を決定し、該補間係数を所定の関係で補間対象位置の色差信号前後の色差信号に乗じて補間済色差信号を得る回路に係り、図1に示すように、輝度信号から補間係数αを決定する補間係数出力回路12と、補間係数を所定の関係で補間対象位置の色差信号前後の色差信号に乗じて補間済色差信号を出力する補間済色差信号出力回路14とから構成されている。
補間係数出力回路12は、輝度信号入力端子16に入力を接続した遅延回路18と、遅延回路18の出力に入力を接続した遅延回路20と、輝度信号入力端子16、遅延回路18及び遅延回路20の出力に入力を接続した輝度相関検出回路22とから成る。輝度相関検出回路22の出力は補間済色差信号出力回路14に接続されている。また、遅延回路20の出力は、輝度信号出力端子24に接続されている。
補間済色差信号出力回路14は、第1の補間済色差信号出力回路14bと第2の補間済色差信号出力回路14rとから構成されている。
第1の補間済色差信号出力回路14bは、色差信号入力端子26bに入力を接続した遅延回路28bと、色差信号入力端子26bに入力を接続した乗算回路30bと、遅延回路28bの出力に入力を接続した遅延回路32bと、遅延回路32bの出力に入力を接続した乗算回路34bと、乗算回路30b及び乗算回路34bの出力に各別に加算入力及び被加算入力を接続した加算回路36bと、加算回路36bの出力に入力を接続した遅延回路38bと、遅延回路32bの出力に第1の入力を接続し、遅延回路38bの出力に第2の入力を接続した切替回路40bとから構成されている。
第2の補間済色差信号出力回路14rは、色差信号入力端子26rに入力を接続した遅延回路28rと、色差信号入力端子26rに入力を接続した乗算回路30rと、遅延回路28rの出力に入力を接続した遅延回路32rと、遅延回路32rの出力に入力を接続した乗算回路34rと、乗算回路30r及び乗算回路34rの出力に各別に加算入力及び被加算入力を接続した加算回路36rと、加算回路36rの出力に入力を接続した遅延回路38rと、遅延回路32rの出力に第1の入力を接続し、遅延回路38rの出力に第2の入力を接続した切替回路40rとから構成されている。
乗算回路30b、30rは、色差信号入力端子26b、26rからの色差信号を(1−α)倍する回路であり、乗算回路34b、34rは、遅延回路32b、32rからの色差信号をα倍する回路である。
切替回路40b、40rの切替制御入力は、補間位置信号供給端子39に接続されている。切替回路40b、40rの出力は、補間済色差信号出力端子42b、42rに接続されている。
相関検出回路22は、補間対象位置に対応する輝度信号Y2(図3の(1))が隣接する輝度信号Y1、Y3(図3の(1))のどちらに相関があるかを輝度レベルで線形的に判断して補間係数αを出力するもので、図2に示すように、絶対値演算回路22、絶対値演算回路22、最小値検出回路22及び相関レベル検出回路22から成る。絶対値演算回路22の入力は、輝度信号入力端子16及び遅延回路18の出力に接続され、絶対値演算回路22の入力は、遅延回路18及び遅延回路20の出力に接続されている。最小値検出回路22の入力は、絶対値演算回路22及び絶対値演算回路22の出力に接続され、最小値検出回路22の出力は、相関レベル検出回路22の入力に接続されている。
次に、図1乃至図5を参照して、この実施例の動作について説明する。
この実施例において、画像信号は、輝度信号Yと、青色差信号(以下、色差信号Cbという)と、赤色差信号(以下、色差信号Crという)とにより構成され、輝度信号Yの情報量と、色差信号Cbの情報量と、色差信号Crの情報量との割合は、例えば、Y:Cb:Cr=4:2:2であるとする。
したがって、輝度信号Yi(1画素期間毎に順次入力される輝度信号Yのうちのi番目の輝度信号を表す。図3において、i=1,2,3,…)及び輝度信号Y(i+1)の画素期間(画素の信号期間)が、色差信号Cbj、色差信号Cbjの信号期間(1信号期間毎に順次入力される色差信号Cb、Crのうちのj番目の色差信号を表す。図3において、j=1,2,3,…)となる。つまり、色差信号Cbj、色差信号Crjの1信号期間が、2画素期間となる。
画像変換回路10において、補間済色差信号を出力するに際して、輝度信号Yiが輝度信号入力端子16に入力されると共に、情報量が低減された色差信号Cbj,Crjが、各別の色差信号入力端子26b,26rに入力され、かつ、補間位置信号が補間位置信号入力端子39に入力される。
輝度信号は、順次、遅延回路18、20で所定時間、例えば、1画素時間だけ遅延されてそれぞれの遅延回路から出力される。遅延回路18から出力される輝度信号は、色差信号の補間対象位置に対応する(信号挿入期間の)輝度信号となる。
入力される輝度信号、各遅延回路18、22で遅延された輝度信号は、輝度相関検出回路22に入力される。
輝度相関検出回路22は、上記3つの輝度信号から補間係数を出力する。すなわち、図2に示すように、図3の(1)に示す輝度信号Yiと輝度信号Y(i+1)(iは、1,2,3,…)との差の絶対値、例えば、輝度信号Y1と輝度信号Y2との差の絶対値を絶対値演算回路22で取り、輝度信号Y(i+1)と輝度信号Y(i+2)との差の絶対値、例えば、輝度信号Y3と輝度信号Y2との差の絶対値を絶対値演算回路22で取る。そして、絶対値演算回路22及び絶対値演算回路22で取られた絶対値のいずれの方が小さいかを最小値検出回路22で判定して小さい方の絶対値を出力する。
出力された絶対値が、画素値が取る最大輝度レベルに対してどの位の値になるかを相関レベル検出回路22で求めて補間係数αとして出力する。
図4に示すように、補間係数αが0に近いほど輝度信号Y1との相関が低く、1に近いほど輝度信号Y3との相関が高い。
上述した輝度信号の画像変換回路10への入力と平行して色差信号入力端子26b、26rに情報量が低減されて入力された色差信号Cbj、Crj(図3の(2)及び(4))は、また、遅延回路28b,32b、28r,32rで、順次、1画素時間だけ遅延される。遅延回路32b,32rから出力された色差信号Cbj、Crjは、切替回路40b、40rの一方の入力へ供給される。
色差信号入力端子26b、26rに供給された色差信号Cbj、Crjは、乗算回路30b、30rにおいて順次(1−α)倍される。また、遅延回路32b、32rで遅延された色差信号Cb(j+1)、Cr(j+1)は、乗算回路34b、34rにおいて順次α倍される。
今、色差信号Cbj、Crjが乗算回路30b、30rで(1−α)倍され、色差信号Cb(j+1)、Cr(j+1)が乗算回路34b,34rでα倍されると、乗算回路30b、30rで(1−α)倍された色差信号(1−α)Cbj、(1−α)Crjと、乗算回路34b,34rでα倍された色差信号αCb(j+1)、αCr(j+1)とが、対応する加算回路36b,36rで加算され、加算された色差信号(1−α)Cbj+αCb(j+1)=Cbj(j+1)、(1−α)Crj+αCr(j+1)=Crj(j+1)は、対応する遅延回路38b,38rで1画素時間だけ遅延される。遅延回路38b,38rから出力された色差信号Cbj(j+1)、Crj(j+1)は、切替回路40b,40rの他方の入力へ供給される。
これらの遅延と乗算、加算及び遅延とが、2画素時間毎に順次行われる。
このような遅延と乗算、加算及び遅延との動作が順次行われるのと並行して、切替回路40b,40rには、補間位置信号(図3の(6))が供給されているから、補間対象位置以外の色差信号Cbjの前半期間中の色差信号Cbj(図3の(3))、補間対象位置以外の色差信号Crjの前半期間中の色差信号Crj(図3の(5))が、それぞれ互いに同期したタイミングで替回路40b,40rから出力される一方、補間対象位置(iが偶数になる輝度信号Yi、例えば、輝度信号Y2、Y4等に対応する期間)に対応する色差信号としての補間信号Cbj(j+1)、Crj(j+1)が、それぞれ色差信号Cbj、Crjの後半期間中に切替回路40b,40rから出力される。
このようにして、画像変換回路10の切替回路40b,40rから補間済色差信号Cbj(j+1),Cb(j+1)(j+2),…、Crj(j+1),Cr(j+1)(j+2),…が出力される。
上述したこの発明についての効果を図5を参照して具体的に説明する。
図5の(a)は、従来方式による色差信号の補間例を示し、図5の(b)は、この発明による色差信号の補間例を示す。比較の都合上、図5では、入力される輝度信号及び色差信号の信号状態は、従来方式とこの発明とで同一としてあり、図5の(a)及び(b)は、画像変換回路の出力を示している。図5の(a)の(1)及び(2)並びに(b)の(1)及び(2)は、それぞれ、輝度信号及び補間済色差信号である。
従来方式でも、また、この発明でも、画像変換回路から出力される輝度信号は、図5の(a)及び(b)に示すように、同じである。
画像変換回路から出力される補間済色差信号は、従来方式では、輝度信号の相関には関係なく、輝度信号に対応し、伝送されて来ていない色差信号の復元(再生)の際の補間信号を当該補間対象の色差信号前後の色差信号Cbj,Cb(j+1)、Crj,Cr(j+1)の2分の1、すなわち、Cbj+Cb(j+1)/2、Crj+Cb(j+1)/2としている。図5の(a)に示す例では、補間済色差信号Cbj+Cb(j+1)/2[Crj+Cb(j+1)/2]は50となる(図5の(a)の(2))。
これに対して、この実施例では、輝度信号から補間係数を求めており、その補間係数は、図5の(b)に示す輝度信号列から0.7となる。そして、輝度信号に対応し、伝送されて来ていない色差信号を復元(生成)する際の補間信号は、上述したように、復元しようとする色差信号前後の色差信号Cbj,Cb(j+1)、Crj,Cb(j+1)としたとき、(1−α)Cbj+αCb(j+1)、(1−α)Crj+αCr(j+1)として求められるから、図5の(b)に示す例では、補間済色差信号(1−α)Cbj+αCb(j+1)[(1−α)Crj+αCr(j+1)]は62となる(図5の(b)の(2))。
画像変換回路から出力される補間済色差信号は、従来方式では補間対象の色差信号前後の色差信号との信号差は同等であるが、この実施例によれば、相関の強い方の色差信号Cb(j+1),Cr(j+1)との信号差が小さく、すなわち、その色の方へずれ、相関の弱い方の色差信号Cbj,Crjとの信号差が大きく、すなわち、その色の方から離れる。
このように、この実施例の構成によれば、輝度信号Yの情報量と色差信号Cbの情報量と色差信号Crの情報量との割合がY:Cb:Cr=4:2:2である画像信号が伝送されて来たとき、補間対象位置に先行する色差信号をそのまま補間済色差信号として出力した後、補間対象位置の色差信号については、補間対象位置に対応する輝度信号前後の輝度信号間の相関を取って補間係数αを求め、補間対象位置に先行する色差信号にαを乗じ、かつ、補間対象位置に後続する色差信号に(1−α)を乗じてαを乗じられた色差信号と(1−α)を乗じられた色差信号との和を補間対象位置の色差信号として出力し、補間対象位置に後続する色差信号をそのまま補間済色差信号として出力するようにして、輝度信号Yの情報量と色差信号Cbの情報量と色差信号Crの情報量との割合をY:Cb:Cr=4:4:4である画像信号を復元しているから、画像信号内の色差信号が圧縮されて伝送されて来たとしても、その圧縮されている色差信号、すなわち、補間対象位置の色差信号を輝度相関の強い方の色にずらせることが可能になる。
これにより、画像変換回路から出力される画像信号を画像表示に供したとき、表示される色に生ずる滲み、偽色の抑圧度合を高めることができる。また、表示画面上において輝度差が大きくなったとしても、その輝度差の大きい位置において色ずれのように見える現象も抑えることもできる。
図6は、この発明の実施例2である画像変換回路を示す図、また、図7は、同画像変換回路で用いる相関検出を図解した図である。
この実施例の構成が、実施例1のそれと大きく異なるところは、補間係数の発生に輝度信号のほかに色差信号をも考慮した点にある。
すなわち、この実施例の画像変換回路10Aの相関検出回路22Aは、図6に示すように、入力を輝度信号入力端子16、遅延回路18及び遅延回路20の出力に接続されるほか、色差信号入力端子26b、26rに接続され、かつ、遅延回路32b、32rの出力に接続されて構成されている。
相関検出回路22Aは、補間対象位置に対応する信号期間の輝度信号と該信号期間前後の1つの信号期間の輝度信号の相関結果に色差信号を考慮に入れるようにして構成されている。すなわち、輝度相関によって得られる補間係数が適切な値か否かの判定に補完対象位置前後の色差信号を用いる。
例えば、補間済色差信号がその前後の実際の色差信号に比して著しく異なるときは、輝度相関に基づいて求められ、当該補間済色差信号の生成に用いられる補間係数の代わりに、補間対象位置前後の色差信号の平均値を取る値の補間係数を出力する。又は、補間対象位置前後の色差信号を考慮したとき、輝度信号の相関だけを考慮した場合に比してより適切な補間済色差信号を生成し得ると判断されるならば、輝度相関によって決定された補間係数をその分だけ修正した補間係数を出力する。
この構成を除くこの実施例の構成は、実施例1の構成と同一なので、それら各部には同一の参照符号を付してその逐一の説明は省略する。
次に、図6及び図7を参照して、この実施例の動作について説明する。
この実施例においても、画像信号は、輝度信号Yと、色差信号Cbと、色差信号Crとにより構成され、輝度信号Yの情報量と、色差信号Cbの情報量と、色差信号Crの情報量との割合は、例えば、Y:Cb:Cr=4:2:2であるとする。
したがって、輝度信号Yi(1画素期間毎に順次入力される輝度信号Yのうちのi番目の輝度信号を表す。図3において、i=1,2,3,…)及び輝度信号Y(i+1)の画素期間(画素の信号期間)が、色差信号Cbj、色差信号Cbjの信号期間(1信号期間毎に順次入力される色差信号Cb、Crのうちのj番目の色差信号を表す。図3において、j=1,2,3,…)となる。つまり、色差信号Cbj、色差信号Cbjの1信号期間が、2画素期間となる。
画像変換回路10Aにおいて、補間済色差信号を出力するに際して、輝度信号Yiが輝度信号入力端子16に入力されること、情報量が削減された色差信号Cbj,Crjが各別に色差信号入力端子26b,26rに入力されること及び補間位置信号が補間位置信号入力端子39に入力されることは、第1実施例と同じである。
相関検出回路22Aには、実施例1と同様、輝度信号入力端子16、遅延回路18及び遅延回路20から時系列上順次異なる画素対応の輝度信号が供給されるほか、色差信号入力端子26b及び遅延回路32bと色差信号入力端子26r及び遅延回路32rとから時系列上補間対象位置前後の色差信号が供給される。
そして、相関検出回路22Aにおいて、実施例1と同様の輝度相関が取られるほか、上述したようにして、輝度相関によって得られる補間係数が適切な値か否かの判定に色差信号が用いられ、相関検出回路22Aから判定結果としての補間係数βが出力される。
すなわち、図7に示すように、輝度相関だけから見た補間係数βは0に近いほど輝度信号Y1との相関が低く、1に近いほど輝度信号Y3との相関が高いが、補間対象位置前後の色差信号から見て補間済色差信号がより適切な信号状態に補間し得る場合には、その補間の方へ補間係数βを補間対象位置前後の色差信号に応じた適用率だけ修正する。
上記修正は、例えば、補間済色差信号がその前後の実際の色差信号に比して著しく異なるときは、輝度相関から得られた補間係数の代わりに、補間対象位置前後の色差信号の平均値を取る値の補間係数βを出力する。
このような補間係数βの算定が行われた後の当該補間係数βの補間済色差信号出力回路14での用いられ方は、実施例1と同様である。
上述した輝度信号の画像変換回路10Aへの入力と平行して色差信号入力端子26b,26rに情報量が削減されて入力された色差信号Cb,Crは、また、遅延回路28b,32b、28b,32rで、順次、1画素時間だけ遅延される。遅延回路32b、32rから出力された色差信号Cb,Crは、各別に切替回路40b、40rの一方の入力へ供給される。
色差信号入力端子26b、26rから供給された色差信号Cbj、Crjは、対応する乗算回路30b、30rにおいて(1−β)倍される。また、遅延回路32b、32rで遅延された色差信号Cb(j+1)、Cr(j+1)は、対応する乗算回路34b、34rにおいてβ倍される。
乗算回路30b、30rで(1−β)倍された色差信号(1−β)Cbj、(1−β)Crjと、乗算回路34b、34rでβ倍された色差信号βCb(j+1)、βCr(j+1)とが、加算回路36b、36rで加算され、加算された色差信号(1−β)Cbj+βCb(j+1)=Cbj(j+1)、(1−β)Crj+βCr(j+1)=Cbr(r+1)は、遅延回路38b、38rで1画素時間だけ遅延される。遅延回路38b、38rから出力された色差信号Cbj(j+1)、Cbr(r+1)は、それぞれ切替回路40b、40rの他方の入力へ供給される。
上述した遅延と乗算、加算及び遅延との動作が順次行われるのと並行して、切替回路40b,40rには、補間位置信号(図3の(6))が供給されているから、補間対象位置以外の色差信号Cbの前半期間中の色差信号Cbj(図3の(3))及び補間対象位置以外の色差信号Crの前半期間中の色差信号Crj(図3の(5))が、それぞれ互いに同期したタイミングで切替回路40b,40rから出力される一方、補間対象位置(iが偶数になるときの輝度信号Yi(Y2、Y4等)に対応する期間)に対応する色差信号としての補間済色差信号Cbj(j+1)、Crj(j+1)が、それぞれ色差信号Cbj、Crjの後半期間中に切替回路40b,40rから出力される。
このようにして、画像変換回路10Aの切替回路40b、40rから補間済色差信号Cbj(j+1),Cb(j+1)(j+2),…、Crj(j+1),Cr(j+1)(j+2),…が出力される。
このように、この実施例の構成によれば、補間対象位置に先行する色差信号をそのまま補間済色差信号として出力した後、補間対象位置の色差信号については、補間対象位置に対応する輝度信号前後の輝度信号と補完対象位置に対応する信号期間前後の色差信号との相関を取って補間係数βを求め、補間対象位置に先行する色差信号にβを乗じ、かつ、補間対象位置に後続する色差信号に(1−β)を乗じてβを乗じられた色差信号と(1−β)を乗じられた色差信号との和を補間対象位置の色差信号として出力し、補間対象位置に後続する色差信号をそのまま補間済色差信号として出力するようにして、色差信号の情報量が輝度信号のそれに対してY:Cb:Cr=4:4:4である画像信号の色差信号を復元しているから、画像信号内の色差信号を圧縮されて伝送されて来たとしても、その圧縮されている色差信号、すなわち、補間対象位置の色差信号の生成に輝度相関に色差相関も加味され、輝度相関及び色差相関の強い方への色のずらせる方をより精度高くし得る。
これにより、画像変換回路から出力される画像信号を画像表示に供したとき、表示される色に生ずる滲み、偽色をより高精度に抑えることができる。
また、表示画面上において輝度差が大きくなったとしても、その輝度差の大きい位置において色ずれのように見える現象もより一層抑えることもできる。
図8は、この発明の実施例3である画像変換回路を示す図、また、図9は、同画像変換回路に用いる輝度相関検出回路を示す図である。
この実施例の構成が、実施例1のそれと大きく異なるところは、補間係数の発生に用いる輝度信号の数を多くした点にある。
すなわち、この実施例の画像変換回路10Bは、図8に示すように、入力を輝度信号入力端子16、遅延回路18、遅延回路19、遅延回路20及び遅延回路21と、入力を輝度信号入力端子16、遅延回路18、遅延回路19、遅延回路20及び遅延回路21の出力に接続された輝度相関検出回路22Bと、色差信号入力端子26b及び輝度相関検出回路22Bの出力に接続された第1の補間済色差信号出力回路14bと、色差信号入力端子26r及び輝度相関検出回路22Bの出力に接続された第2の補間済色差信号出力回路14rとで構成されている。第1の補間済色差信号出力回路14bの出力は、補間済色差信出力端子42bに接続され、第2の補間済色差信号出力回路14rの出力は、補間済色差信出力端子42rに接続されている。
輝度相関検出回路22Bは、図9に示すように、遅延回路18、遅延回路19、遅延回路20及び遅延回路21の各入出力間に接続された絶対値演算回路23、23、23、23と、絶対値演算回路23、23の出力に接続された平均化回路23と、絶対値演算回路23、23の出力に接続された平均化回路23と、平均化回路23及び平均化回路23の出力に接続された最小値検出回路23と、最小値検出回路23の出力に接続された相関レベル検出回路23とから成る。遅延回路18及び絶対値演算回路23の入力は、輝度信号入力端子16に接続されている。遅延回路21の出力は、輝度信号出力端子24に接続され、相関レベル検出回路23の出力は、第1の補間済色差信号出力回路14b及び第2の補間済色差信号出力回路14rに接続されている。
この構成を除くこの実施例の構成は、実施例1の構成と同一なので、それら各部には同一の参照符号を付してその逐一の説明は省略する。
次に、図8及び図9を参照して、この実施例の動作について説明する。
この実施例においても、画像信号は、輝度信号Yと、色差信号Cbと、色差信号Crとにより構成され、輝度信号Yの情報量と、色差信号Cbの情報量と、色差信号Crの情報量との割合は、例えば、Y:Cb:Cr=4:2:2であるとする。
したがって、輝度信号Yi(1画素期間毎に順次入力される輝度信号Yのうちのi番目の輝度信号を表す。図3において、i=1,2,3,…)及び輝度信号Y(i+1)の画素期間(画素の信号期間)が、色差信号Cbj、色差信号Cbjの信号期間(1信号期間毎に順次入力される色差信号Cb、Crのうちのj番目の色差信号を表す。図3において、j=1,2,3,…)となる。つまり、色差信号Cbj、色差信号Crjの1信号期間が、2画素期間となる。
画像変換回路10Bにおいて、補間済色差信号を出力するに際して、輝度信号Yiが輝度信号入力端子16に入力されること、情報量が低減された2つの色差信号Cbj、Crjが各別の色差信号入力端子26b,26rに入力されること及び補間位置信号が補間位置信号入力端子39に入力されることは、実施例1と同じである。
輝度相関検出回路22BBには、輝度信号入力端子16、遅延回路18乃至遅延回路21から時系列上異なる画素時間の輝度信号が供給される。
そして、これらの信号は、絶対値演算回路23において輝度信号入力端子16から入力された輝度信号と遅延回路18から出力された輝度信号との差の絶対値が取られ、絶対値演算回路23において遅延回路18及び遅延回路19から出力された2つの輝度信号の差の絶対値が取られる。
また、絶対値演算回路23において遅延回路19及び遅延回路20から出力された2つの輝度信号の差の絶対値が取られ、絶対値演算回路23において遅延回路20及び遅延回路21から出力された2つの輝度信号の差の絶対値が取られる。
そして、絶対値演算回路23、23からそれぞれ出力された2つの絶対値の平均が平均化回路23で取られ、絶対値演算回路23、23からそれぞれ出力された2つの絶対値の平均が平均化回路23で取られる。
これら2つの平均化回路23、23から出力された平均値は、最小値検出回路23に入力されて小さい方の値が最小値検出回路23から出力され、相関レベル検出回路23に入力されて相関レベル検出回路23において小さい方の平均値が最大レベルの平均値に対する割合、すなわち、補間係数γが算定される。
輝度相関検出回路22Bから出力された補間係数γの補間済色差信号出力回路14b,14rでの用いられ方は、実施例1と同様である。
すなわち、上述した輝度信号の画像変換回路10Bへの入力と平行して2つの色差信号入力端子26b,26rに各別に入力された2つの色差信号Cb、Crは、また、遅延回路28b,32b、28r,32rで、順次、1画素時間だけ遅延される。遅延回路32b,32rから出力された2つの色差信号Cb、Crは、各別に切替回路40b、40rの一方の入力へ供給される。
色差信号入力端子26b,26rに入力された色差信号Cbj、Crjは、乗算回路30b,30rにおいて(1−γ)倍される。また、遅延回路32b,32rで遅延された色差信号Cb(j+1)、Cr(j+1)は、乗算回路34b、34rにおいてγ倍される。
乗算回路30b、30rで(1−γ)倍された色差信号(1−γ)Cbj、(1−γ)Crjと、乗算回路34b、34rでγ倍された色差信号γCb(j+1)、γCr(j+1)とが、それぞれ加算回路36b、36rで加算され、加算された色差信号(1−γ)Cbj+γCb(j+1)=Cbj(j+1)、(1−γ)Crj+γCr(j+1)=Crj(j+1)は、対応する遅延回路38b、38rで1画素時間だけ遅延される。遅延回路38b、38rから出力された色差信号Cbj(j+1)、Crj(j+1)が、対応する切替回路40b、40rの他方の入力へ供給される。
これらの切替回路40b、40rには、補間位置信号(図3の(6))が供給されているから、補間対象位置以外の色差信号Cbjの前半期間中の色差信号(図3の(3)中のCbj)が、切替回路40bから出力されるのと同期して、補間対象位置以外の色差信号Crjの前半期間中の色差信号(図3の(5)中のCrj)が、切替回路40rから出力される一方、補間対象位置(iが偶数になる輝度信号Yi、例えば、Y2、Y4等に対応する期間)の色差信号としての補間済色差信号Cbj(j+1),Cb(j+1)(j+2)等が、順次、図3の(3)に示す色差信号Cbi,Cb(j+1)等に続いて切替回路40bから出力されるのと同期して、補間対象位置(iが偶数になる輝度信号Yi、例えば、Y2、Y4等に対応する期間)の色差信号としての補間済色差信号Crj(j+1),Cr(j+1)(j+2)等が、順次、図3の(5)に示す色差信号Crj,Cr(j+1)等に続いて切替回路40rから出力される。
このようにして、画像変換回路10Bの切替回路40b、40rから補間済色差信号Cbj(j+1),Cb(j+1)(j+2),…、Crj(j+1),Cr(j+1)(j+2),…が出力される。
このように、この実施例の構成によれば、補間対象位置に先行する色差信号をそのまま補間済色差信号として出力した後、補間対象位置の色差信号については、補間対象位置に対応する輝度信号前後の2つずつの輝度信号について相関を求めて補間係数γを求め、補間対象位置に先行する色差信号にγを乗じ、かつ、補間対象位置に後続する色差信号に(1−γ)を乗じてγを乗じられた色差信号と(1−γ)を乗じられた色差信号との和を補間対象位置の色差信号として出力し、補間対象位置に後続する色差信号をそのまま補間済色差信号として出力するようにして、色差信号の情報量が輝度信号のそれに対してY:Cb:Cr=4:4:4である画像信号の色差信号を生成しているから、画像信号内の輝度信号に対応する色差信号が圧縮されて伝送されて来たとしても、その圧縮されている色差信号、すなわち、補間対象位置の色差信号の生成においてノイズを低減しつつ補間精度高くし得る。
この補間精度を高くし得る点から、画像変換回路から出力される画像信号を画像表示に供したとき、表示される色に生ずる滲み、偽色の発生をより高精度に抑えることができる。
また、表示画面上において輝度差が大きくなったとしても、その輝度差の大きい位置において色ずれのように見える現象も一層抑えることもできる。
図10は、この発明の実施例4である画像変換回路を示す図である。
この実施例の構成が、実施例1のそれと大きく異なるところは、補間係数の発生に補間対象位置前後2ずつの輝度信号のほかに色差信号をも考慮した点にある。
すなわち、この実施例の画像変換回路10Cの輝度相関検出回路22Cは、図10に示すように、入力を輝度信号入力端子16、遅延回路18、遅延回路19、遅延回路20及び遅延回路21の出力に接続されるほか、色差信号入力端子26b、26rに接続され、かつ、遅延回路32b、32rの出力に接続されて構成されている。
輝度相関検出回路22Cは、補間対象位置前後2ずつの輝度信号についての相関結果に色差信号を考慮に入れるようにして構成されている。すなわち、相次ぐ4つの輝度信号のうちの時系列上で前後する2つずつの輝度信号の相関によって得られる補間係数が適切な値か否かの判定に補完対象位置前後の色差信号を用いる。
例えば、補間済色差信号がその前後の実際の色差信号に比して著しく異なるときは、時系列上で前後する2つずつの輝度信号の相関に基づいて求められ当該補間済色差信号の生成に用いられる補間係数の代わりに、補間対象位置前後の色差信号の平均値を取る値の補間係数を出力する。又は、補間対象位置前後の色差信号を考慮したとき、輝度信号の相関だけを考慮した場合に比してより適切な補間済色差信号を生成し得ると判断されるならば、輝度相関によって決定された補間係数をその分だけ修正した補間係数を出力する。
この構成を除くこの実施例の構成は、実施例1の構成と同一なので、それら各部には同一の参照符号を付してその逐一の説明は省略する。
次に、図10を参照して、この実施例の動作について説明する。
この実施例においても、画像信号は、輝度信号Yと、色差信号Cbと、色差信号Crとにより構成され、輝度信号Yの情報量と、色差信号Cbの情報量と、色差信号Crの情報量との割合は、例えば、Y:Cb:Cr=4:2:2であるとする。
したがって、輝度信号Yi(1画素期間毎に順次入力される輝度信号Yのうちのi番目の輝度信号を表す。図3において、i=1,2,3,…)及び輝度信号Y(i+1)の画素期間(画素の信号期間)が、色差信号Cbj、色差信号Cbjの信号期間(1信号期間毎に順次入力される色差信号Cb、Crのうちのj番目の色差信号を表す。図3において、j=1,2,3,…)となる。つまり、色差信号Cbj、色差信号Crjの1信号期間が、2画素期間となる。
画像変換回路10Cにおいて、補間済色差信号を出力するに際して、輝度信号Yiが輝度信号入力端子16に入力されること、情報量が低減された色差信号Cbj,Crjが各別に色差信号入力端子26b,26rに入力されること及び補間位置信号が補間位置信号入力端子39に入力されることは、実施例1と同じである。
輝度相関検出回路22Cには、実施例2と同様、輝度信号入力端子16、遅延回路18乃至遅延回路21から時系列上順次異なる画素対応の輝度信号が供給されるほか、色差信号入力端子26b及び遅延回路32bと色差信号入力端子26r及び遅延回路32rとから時系列上補間対象位置前後の色差信号が供給される。
そして、輝度相関検出回路22Cにおいて、実施例3と同様の輝度相関が取られるほか、上述したようにして、輝度相関によって得られた補間係数が適切な値か否かの判定に補間対象位置前後の色差信号が用いられ、輝度相関検出回路22Cから判定結果としての補間係数δが出力される。
すなわち、図7に示すように、輝度相関だけから見た補間係数は0に近いほど輝度信号Y1との相関が低く、1に近いほど輝度信号Y3との相関が高いが、補間対象位置前後の色差信号から見て補間済色差信号がより適切な信号状態に補間し得る場合には、その補間の方へ補間係数δを補間対象位置前後の色差信号に応じた適用率だけ修正する。
上記修正は、例えば、補間済色差信号がその前後の実際の色差信号に比して著しく異なるときは、輝度相関から得られた補間係数の代わりに、補間対象位置前後の色差信号の平均値を取る値の補間係数δを出力する。
このような補間係数δの算定が行われた後の当該補間係数δの補間済色差信号出力回路14での用いられ方は、実施例1と同様である。
上述した輝度信号の画像変換回路10Cへの入力と平行して色差信号入力端子26b,26rに情報量が低減されて入力された色差信号Cbj、Crjは、また、遅延回路28b,32b、28r,32rで、順次、1画素時間だけ遅延される。遅延回路32b、32rから出力された色差信号Cb(j+1)、Cr(j+1)は、各別に切替回路40b、40rの一方の入力へ供給される。
色差信号入力端子26b、26rから供給された色差信号Cbj、Crjは、対応する乗算回路30b、30rにおいて(1−δ)倍される。また、遅延回路32b、32rで遅延された色差信号Cb(j+1)、Cr(j+1)は、対応する乗算回路34b、34rにおいてδ倍される。
乗算回路30b、30rで(1−δ)倍された色差信号(1−δ)Cbj、(1−δ)Crjと、乗算回路34b、34rでδ倍された色差信号δCb(j+1)、δCr(j+1)とが、加算回路36b、36rで加算され、加算された色差信号(1−δ)Cbj+δCb(j+1)=Cbj(j+1)、(1−δ)Crj+δCr(j+1)=Cbr(r+1)は、遅延回路38b、38rで1画素時間だけ遅延される。遅延回路38b、38rから出力された色差信号Cbj(j+1)、Cbr(r+1)は、それぞれ切替回路40b、40rの他方の入力へ供給される。
上述した遅延と乗算、加算及び遅延との動作が順次行われるのと並行して、切替回路40b,40rには、補間位置信号(図3の(6))が供給されているから、補間対象位置以外の色差信号Cbの前半期間中の色差信号Cbj(図3の(3)のCbj)及び補間対象位置以外の色差信号Crの前半期間中の色差信号Crj(図3の(5)のCrj)が、それぞれ互いに同期したタイミングで切替回路40b,40rから出力される一方、補間対象位置(iが偶数になる輝度信号Yi(Y2、Y4等)に対応する期間)に対応する色差信号としての補間済色差信号Cbj(j+1)、Crj(j+1)が、それぞれ色差信号Cbj、Crjの後半期間中に切替回路40b,40rから出力される。
このようにして、画像変換回路10Cの切替回路40b、40rから補間済色差信号Cbj(j+1),Cb(j+1)(j+2),…、Crj(j+1),Cr(j+1)(j+2),…が出力される。
このように、この実施例の構成によれば、補間対象位置に先行する色差信号をそのまま補間済色差信号として出力した後、補間対象位置の色差信号については、補間対象位置に対応する輝度信号前後の相次ぐ2つの輝度信号と補完対象位置前後の色差信号との相関を取って補間係数δを求め、補間対象位置に先行する色差信号にδを乗じ、かつ、補間対象位置に後続する色差信号に(1−δ)を乗じてδを乗じられた色差信号と(1−δ)を乗じられた色差信号との和を補間対象位置の色差信号として出力し、補間対象位置に後続する色差信号をそのまま補間済色差信号として出力するようにして、Y:Cb:Cr=4:2:2である画像信号をY:Cb:Cr=4:4:4である画像信号を復元しているから、Y:Cb:Cr=4:2:2の画像信号が伝送されて来たとしても、情報量が低減させられている色差信号、すなわち、補間対象位置の色差信号の生成をノイズの低減を享受しつつより補間精度高くし得る。
この補間精度を高くし得るという点から、画像変換回路から出力される画像信号を画像表示に供したとき、表示される色に生ずる滲み、偽色の発生をより高精度に抑えることができる。
また、表示画面上において輝度差が大きくなったとしても、その輝度差の大きい位置において色ずれのように見える現象もより一層抑えることもできる。
図11は、この発明の実施例5である画像変換処理を行う制御部を示す図、図12は、同制御部で行われる処理手順を示す処理フローである。
この実施例の構成が、実施例1と大きく異なるところは、実施例1の画像信号の変換処理をプログラムで実施するようにした点である。
すなわち、図11は、図1に示す画像変換回路に相当する制御部を示す。この制御部で行う画像信号の変換処理は、制御部50、例えば、CPUの中で実行されるプログラムの処理手順で遂行されるように構成されている。そのプログラムは、図示しないメモリ(記憶装置)に記憶されており、そのメモリからCPU50によって読み出されてCPU50において実行されることにより、図1に示す画像変換回路と同等の画像信号の変換処理を行う。
CPU50には、その入力側に輝度信号入力端子52、色差信号Cbを供給して来る色差信号入力端子54及び色差信号Crを供給して来る色差信号入力端子56が接続され、出力側に輝度信号出力端子58、補間済色差信号Cbを出力する補間済色差信号出力端子60及び補間済色差信号Crを出力する補間済色差信号出力端子62が接続されている。
この構成を除くこの実施例の構成は、実施例1の構成と同一なので、それら各部には同一の参照符号を付してその逐一の説明は省略する。
次に、図11及び図12を参照して、この実施例の処理について説明する。
この実施例においても、画像信号は、輝度信号Yと、色差信号Cbと、色差信号Crとにより構成され、輝度信号Yの情報量と、色差信号Cbの情報量と、色差信号Crの情報量との割合は、例えば、Y:Cb:Cr=4:2:2であるとする。
したがって、輝度信号Yi及び輝度信号Y(i+1)の画素期間(画素の信号期間)が、色差信号Cbj、色差信号CRrjの信号期間となる。つまり、色差信号Cbj、色差信号Crjの1信号期間が、2画素期間となる。
なお、輝度信号Yは、輝度信号入力端子52からCPU50に入力され、色差信号Cbは、色差信号入力端子54からCPU50に入力され、色差信号Crは、色差信号入力端子56からCPU50に入力される。
この画像信号例において、図1の画像変換回路10に相当するCPU50において、画像信号の変換処理が開始されると、そのCPU50において、輝度信号Yi(1画素期間毎に順次入力される輝度信号Yのうちのi番目の輝度信号を表す。図3において、i=1,2,3,…)及び情報量が低減された色差信号Cbj,Crj(1信号期間毎に順次入力される色差信号Cb、Crのうちのj番目の色差信号を表す。図3において、j=1,2,3,…)の待ち受け状態となる(図11のステップS1のN)。
画像信号が入力されて来ると(図12のS1のY)、i=1及びj=1とする初期設定が行われる(図12のS2)。
順次、入力されて来る輝度信号Yi及び色差信号Cbj,Crjをメモリ内の記憶領域に記憶して行く。
そして、その記憶領域から順次輝度信号Yi及び輝度信号Y(i+1)、色差信号Cbj及び色差信号Cb(j+1)並びに色差信号Crj及び色差信号Cr(j+1)をCPU50の実行部に読み込む(図12のS3)。
画素期間がYiの画素期間であるか否かを判定する(図12のS4)。画素期間がYiにあるならば(図12のS4のY)、輝度信号Yi及び色差信号Cbj、Crjを当該画素期間に挿入して(図12のS5)輝度信号Yiを輝度信号出力端子58に出力し、また、色差信号Cbjを補間済色差信号出力端子60に出力し、色差信号Crjを補間済色差信号出力端子62に出力する。
そして、読み込まれた輝度信号Yi,Y(i+1)に基づいて補間係数αiを算出する(図12のS6)。この補間係数αiの算出の仕方は、実施例1で説明したものと同様である。
続いて、(1−αi)と色差信号Cbj、Crjとの乗算(図12のS7)及びαiと色差信号Cb(j+1)、Cr(j+1)との乗算(図12のS8)を行い、乗算結果を用いて次の加算、すなわち、(1−α)Cbj+αCb(j+1)=Cbj(j+1)、(1−α)Crj+αCr(j+1)=Crj(j+1)を行う(図12のS9)。
画素期間が輝度信号Y(i+1)の画素期間であるか否かを判定する(図12のS10)。画素期間が輝度信号Y(i+1)の画素期間にあるならば(図12のS10のY)、輝度信号Y(i+1)及び色差信号Cbj(j+1)、Crj(j+1)を当該画素期間に挿入して(図12のS11)輝度信号Y(i+1)を輝度信号出力端子58に出力し、また、色差信号Cbj(j+1)を補間済色差信号出力端子60に出力し、色差信号Crj(j+1)を補間済色差信号出力端子62にする。
画素信号及び色差信号の有無を判定し(図12のs12)、画素信号の受信が無ければ(図12のS13のN)、上述した処理を終了するが、画像信号の受信中ならば(図12のS13のY)、同様の処理を繰り返すべく、iをi+2に、また、jをj+1に変更して(図12のS13)ステップS3に戻り、画素信号の次の2つの画素期間及び色差信号の次の1つの信号期間について、上述した処理を行う。
このように、この実施例の構成によっても、輝度信号Yの情報量と色差信号Cbの情報量と色差信号Crの情報量との割合をY:Cb:Cr=4:2:2である画像信号が伝送されて来たとしても、その圧縮されている色差信号、すなわち、補間対象位置の色差信号を輝度相関の強い方の色にずらせることが可能になる等、実施例1と同等の効果が得られる。
以上、この発明の実施例を、図面を参照して詳述してきたが、この発明の具体的な構成は、これらの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもそれらはこの発明に含まれる。
例えば、上記実施例は、いずれも、伝送される画像信号が、輝度信号Yと、色差信号Cbと、色差信号Crとにより構成され、輝度信号Yの情報量と、色差信号Cbの情報量と、色差信号Crの情報量との割合がY:Cb:Cr=4:2:2とされ、受信側においてY:Cb:Cr=4:4:4の画像信号を復元する例であったが、伝送される輝度信号Y、色差信号Cb及び色差信号Crの情報量の割合がY:Cb:Cr=4:2:0で、受信側においてY:Cb:Cr=4:4:4の画像信号を復元する場合でもこの発明を実施することができる。
また、実施例2乃至実施例4についても、プログラムの処理で同じ処理を行うことができる。
また、実施例3においては、補間対象位置前後の相次ぐ2つの輝度信号を補間係数の算定に用いる例であったが、補間対象位置前後の相次ぐ3以上の輝度信号を補間係数の算定に用いるようにしてもよい。
また、実施例4についても、同様である。
この発明は、伝送信号が、2以上の信号から構成され、それら信号の情報量の割合が、上記と同様のものである場合においても実施することができる。
図1は、この発明の実施例1である画像変換回路を示す図である。 同画像変換回路に用いる相関検出回路を示す図である。 同画像変換回路の動作説明に用いるタイミングチャートである。 同画像変換回路で用いる相関検出を図解した図である。 同画像変換回路で得られる効果の説明図である。 この発明の実施例2である画像変換回路を示す図である。
同画像変換回路で用いる相関検出を図解した図である。 この発明の実施例3である画像変換回路を示す図である。 同画像変換回路に用いる輝度相関検出回路を示す図である。 この発明の実施例4である画像変換回路を示す図である。 この発明の実施例5である画像変換処理を行う制御部を示す図である。 同制御部で行われる処理手順を示す処理フローである。
符号の説明
10、10A、10B、10C 画像変換回路
12、12A、12B、12C 補間係数出力回路(算定回路)
14 補間済色差信号出力回路(再生回路、挿入回路)
18 遅延回路(算定回路の一部)
19 遅延回路(算定回路の一部)
20 遅延回路(算定回路の一部)
21 遅延回路(算定回路の一部)
22、22A、22B、22C 輝度相関係数検出回路(算定回路の残部)
28b、28r 遅延回路(再生回路の一部)
30b、30r 乗算回路(再生回路の一部)
32b、32r 遅延回路(再生回路の一部)
34b、34r 乗算回路(再生回路の一部)
36b、36r 加算回路(再生回路の一部)
38b、38r 遅延回路(再生回路の一部)
40b、40r 切替回路(挿入回路)

Claims (18)

  1. 色差信号の情報量が、輝度信号の情報量に対して、間引かれて送られて来た画像信号を、前記色差信号の情報量を前記輝度信号の情報量と同等になるように変換する画像変換方法において、
    受信された前記輝度信号に基づいて補間係数を算定し、
    算定された前記補間係数及び受信された前記色差信号に基づいて該色差信号を補間して前記輝度信号の情報量と同等の情報量を有する前記色差信号を再生することを特徴とする画像変換方法。
  2. 色差信号の情報量が、輝度信号の情報量に対して、間引かれて送られて来た画像信号を、前記色差信号の情報量を前記輝度信号の情報量と同等になるように変換する画像変換方法において、
    受信された前記輝度信号及び前記色差信号に基づいて補間係数を算定し、
    算定された前記補間係数及び受信された前記色差信号に基づいて該色差信号を補間して前記輝度信号の情報量と同等の情報量を有する前記色差信号を再生することを特徴とする画像変換方法。
  3. 前記色差信号は第1の色差信号及び第2の色差信号から成り、前記輝度信号は予め決められる第1の信号期間毎に伝送され、かつ、前記第1及び第2の色差信号は前記第1の信号期間及び前記間引かれ方によつて決まる第2の信号期間毎に伝送され、
    前記補間係数の算定は、受信した前記輝度信号のうちの、補間されて再生されるべき前記色差信号の前記第1の信号期間に対応する前記第1の信号期間前後の前記輝度信号に基づいて行われ、
    前記色差信号の再生は、前記色差信号毎に、算定された前記補間係数と、前記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した前記色差信号内の信号期間前後の前記色差信号とに基づいて行われ、
    再生された前記色差信号は前記色差信号毎に前記第1の信号期間に挿入されることによって行われることを特徴とする請求項1記載の画像変換方法。
  4. 前記色差信号は第1の色差信号及び第2の色差信号から成り、前記輝度信号は予め決められる第1の信号期間毎に伝送され、かつ、前記色差信号は前記第1の信号期間及び前記間引かれ方によつて決まる第2の信号期間毎に伝送され、
    前記補間係数の算定は、受信された前記輝度信号のうちの、補間されて再生されるべき前記色差信号の前記第1の信号期間に対応する前記第1の信号期間前後の前記輝度信号と、前記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した前記色差信号の信号期間前後の前記色差信号とに基づいて行われ、
    前記色差信号の再生は、前記色差信号毎に、算定された前記補間係数と、前記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した前記色差信号内の信号期間前後の前記色差信号とに基づいて行われ、
    再生された前記色差信号は前記第1の信号期間に挿入されることによって行われることを特徴とする請求項2記載の画像変換方法。
  5. 前記輝度信号Yの情報量と前記第1の色差信号Cb及び前記第2の色差信号Crの情報量との前記間引く前の比率がY:Cb:Cr=2:2:2で、前記間引いた後の比率がY:Cb:Cr=2:1:1であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の画像変換方法。
  6. 前記輝度信号Yの情報量と前記第1の色差信号Cb及び前記第2の色差信号Crの情報量との前記間引く前の比率がY:Cb:Cr=2:2:2で、前記間引いた後の比率がY:Cb:Cr=2:1:0であることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の画像変換方法。
  7. 補間されて再生されるべき前記色差信号の前記第1の信号期間は、受信された前記色差信号毎であって、該色差信号の時系列上の各前記第2の信号期間の後半であることを特徴とする請求項5記載の画像変換方法。
  8. 色差信号の情報量が、輝度信号の情報量に対して、間引かれて送られて来た画像信号を、前記色差信号の情報量を前記輝度信号の情報量と同等になるように変換する画像変換回路において、
    受信された前記輝度信号に基づいて補間係数を算定する算定回路と、
    該算定回路によつて算定された前記補間係数及び受信された前記色差信号に基づいて該色差信号を補間して前記輝度信号の情報量と同等の情報量を有する前記色差信号を再生する再生回路とを備えたことを特徴とする画像変換回路。
  9. 色差信号の情報量が、輝度信号の情報量に対して、間引かれて送られて来た画像信号を、前記色差信号の情報量を前記輝度信号の情報量と同等になるように変換する画像変換回路において、
    受信された前記輝度信号及び前記色差信号に基づいて補間係数を算定する算定回路と、
    該算定回路によつて算定された前記補間係数及び受信された前記色差信号に基づいて該色差信号を補間して前記輝度信号の情報量と同等の情報量を有する前記色差信号を再生する再生回路とを備えたことを特徴とする画像変換回路。
  10. 前記色差信号は第1の色差信号及び第2の色差信号から成り、前記輝度信号は予め決められる第1の信号期間毎に伝送され、かつ、前記第1及び第2の色差信号は前記第1の信号期間及び前記間引かれ方によつて決まる第2の信号期間毎に伝送され、
    前記算定回路は、受信した前記輝度信号のうちの、補間されて再生されるべき前記色差信号の前記第1の信号期間に対応する前記第1の信号期間前後の前記輝度信号に基づいて補間係数を算定する回路であり、
    前記再生回路は、前記色差信号毎に、算定された前記補間係数と、前記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した前記色差信号内の信号期間前後の前記色差信号とに基づいて前記間引き前の前記色差信号を再生する回路であり、
    再生された前記色差信号を前記色差信号毎に前記第1の信号期間に挿入する挿入回路を含んで構成されることを特徴とする請求項8記載の画像変換回路。
  11. 前記色差信号は第1の色差信号及び第2の色差信号から成り、前記輝度信号は予め決められる第1の信号期間毎に伝送され、かつ、前記色差信号は前記第1の信号期間及び前記間引かれ方によつて決まる第2の信号期間毎に伝送され、
    前記算定回路は、受信した前記輝度信号のうちの、補間されて再生されるべき前記色差信号の前記第1の信号期間に対応する前記第1の信号期間前後の前記輝度信号と、前記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した前記色差信号の信号期間前後の前記色差信号とに基づいて補間係数を算定する回路であり、
    前記再生回路は、前記色差信号毎に、算定された前記補間係数と、前記第1の信号期間に対応する信号期間であって受信した前記色差信号内の信号期間前後の前記色差信号とに基づいて前記間引き前の前記色差信号を再生する回路であり、
    再生された前記色差信号を前記色差信号毎に前記第1の信号期間に挿入する挿入回路を含んで構成されることを特徴とする請求項9記載の画像変換回路。
  12. 前記輝度信号Yの情報量と前記第1の色差信号Cb及び前記第2の色差信号Crの情報量との前記間引く前の比率がY:Cb:Cr=2:2:2で、前記間引いた後の比率がY:Cb:Cr=2:1:1であることを特徴とする請求項8又は10記載の画像変換回路。
  13. 前記輝度信号Yの情報量と前記第1の色差信号Cb及び前記第2の色差信号Crの情報量との前記間引く前の比率がY:Cb:Cr=2:2:2で、前記間引いた後の比率がY:Cb:Cr=2:1:0であることを特徴とする請求項9又は11記載の画像変換回路。
  14. 前記算定回路は、輝度信号入力端子に縦属接続された1画素分の遅延を与える所定数の遅延回路と、前記輝度信号入力端子及び所定数の前記遅延回路の出力に接続され、補間係数を出力する輝度相関検出回路とにより構成され、
    前記再生回路は、前記第1及び第2の色差信号毎に、色差信号入力端子に接続された2画素分の遅延を与える2画素遅延回路と、色差信号入力端子に接続され、色差信号入力端子に入力された色差信号に(1−補間係数)を乗ずる第1の乗算回路と、前記2画素遅延回路に接続され、前記2画素遅延回路から出力された色差信号に補間係数を乗ずる第2の乗算回路と、前記第1及び第2の乗算回路の乗算値を加算する加算回路と、該加算回路の出力に接続され、1画素分の遅延を与える1画素遅延回路とを設けて構成され、
    前記挿入回路は、対応する前記再生回路の前記2画素遅延回路及び前記1画素遅延回路の出力に接続され、前記第1の信号期間以外の信号期間は前記2画素遅延回路から出力される信号を出力し、前記第1の信号期間は前記1画素遅延回路から出力される信号を出力する切替回路を前記色差信号毎に設けて構成されていることを特徴とする請求項12記載の画像変換回路。
  15. 前記算定回路は、輝度信号入力端子に縦属接続された1画素分の遅延を与える所定数の遅延回路と、前記輝度信号入力端子及び所定数の前記遅延回路並びに色差信号入力端子の各々及び下記再生回路の下記2画素遅延回路の各々の出力に接続され、補間係数を出力する輝度相関検出回路とにより構成され、
    前記再生回路は、前記色差信号入力端子に接続され2画素分の遅延を与える2画素遅延回路と、前記色差信号入力端子に接続され、前記色差信号入力端子に入力された色差信号に(1−補間係数)を乗ずる第1の乗算回路と、前記2画素遅延回路に接続され、前記2画素遅延回路から出力された色差信号に補間係数を乗ずる第2の乗算回路と、前記第1及び第2の乗算回路の乗算値を加算する加算回路と、該加算回路の出力に接続され、1画素の遅延を与える遅延回路とを前記色差信号毎に設けて構成され、
    前記挿入回路は、対応する前記再生回路の前記2画素遅延回路及び前記1画素遅延回路の出力に接続され、前記第1の信号期間以外の信号期間は前記2画素遅延回路から出力される信号を出力し、前記第1の信号期間は前記1画素遅延回路から出力される信号を出力する切替回路を前記色差信号毎に設けて構成されていることを特徴とする請求項13記載の画像変換回路。
  16. 前記第1の信号期間は、受信した前記色差信号毎であって、該色差信号の時系列上の各前記第2の信号期間の後半であることを特徴とする請求項12、13、14又は15記載の画像変換回路。
  17. コンピュータを制御して請求項1乃至7のいずれか一に記載の信号変換方法を実施させるための制御プログラム。
  18. 請求項8乃至16のいずれか一に記載の画像変換回路の各種回路を実施させるための制御プログラム。
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