JP2001274987A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2001274987A
JP2001274987A JP2000088808A JP2000088808A JP2001274987A JP 2001274987 A JP2001274987 A JP 2001274987A JP 2000088808 A JP2000088808 A JP 2000088808A JP 2000088808 A JP2000088808 A JP 2000088808A JP 2001274987 A JP2001274987 A JP 2001274987A
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pixel signal
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JP2000088808A
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Toshiyuki Yamauchi
利之 山内
Koji Tachikawa
浩司 立川
Koichi Yamazaki
耕一 山崎
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディジタル画像を解像度変換する際に、画像
の先鋭度の劣化や輝度むらの発生を防ぎ、より原画に近
い鮮明な画像を得ること。 【解決手段】 線形補間縮小解像度変換回路14はディ
ジタル原画像101を入力し、指定された変換倍率に応
じて線形補間方式を用いてディジタル縮小又は拡大画像
に変換し、線形補間信号14aを出力する。波形監視回
路13はディジタル原画像101、1段遅延信号10
a、2段遅延信号11a、3段遅延信号12の各レベル
を常時監視し、そのレベルの山頂部分と谷底部分の画素
を検出する。データ補正回路17は遅延補正された線形
補間信号16aを、遅延補正された補正画素信号15a
で置き換え、縮小画像301を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入力画像の水平及
び垂直画素数を他の水平及び垂直画素数に変換する解像
度変換手段に特徴を有する画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア関連機器を中心
に、ディジタルスチルカメラ,DVDといったディジタ
ル画像・映像機器が急速に普及している。また、表示装
置においても液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ
といったドットマトリックスタイプの表示装置が広がっ
ている。そこで、画像データの画素数と表示装置の画素
数が異なる場合、画像データの画素数を表示装置の画素
数に合わせる処理、つまり画像データの解像度変換処理
が必要になる。
【0003】固有の画素数を有する表示デバイスに映像
信号を表示させる従来の表示装置において、解像度変換
を行って映像を表示させる場合には、線形補間処理が一
般的に用いられる。以下、従来の画像処理として、線形
補間処理を用いた解像度変換方法について、図2〜図4
を用いて動作を説明する。
【0004】図2は線形補間処理を行う線形補間縮小解
像度変換回路20の基本構成図である。この線形補間縮
小解像度変換回路20は、第1の遅延回路21、第2の
遅延回路22、係数発生回路23、減算器24、第1の
乗算器25、第2の乗算器26、加算器27を含んで構
成される。なお、遅延回路21、22は水平方向に線形
補間を行う場合は画素単位の遅延を行い、垂直方向に線
形補間を行う場合はライン単位の遅延を行う回路とす
る。
【0005】入力信号であるディジタル原画像101は
先ず遅延回路21に入力される。遅延回路21から出力
された1段遅延信号21aは遅延回路22に入力され
る。そして遅延回路22から2段遅延信号22aが出力
される。
【0006】一方、係数発生回路23は、任意の変換倍
率Mに合わせ、補間画素毎に補間係数23aを出力す
る。補間係数23aの値をkとすると、減算器24は定
数1から係数kを減算し、(1−k)の値を有する補間
係数24aを出力する。乗算器25は1段遅延信号21
aと補間係数24aとを乗算し、乗算結果を後画素成分
25aとして出力する。また乗算器26は2段遅延信号
22aと補間係数23aとを乗算し、乗算結果を前画素
成分26aとして出力する。加算器27は後画素成分2
5aと前画素成分26aとを加算し、加算値を線形補間
信号14aとして出力する。
【0007】なお、係数発生回路23は、水平方向に線
形補間する場合はディジタル原画像の水平方向先頭部分
で初期化され、垂直方向に線形補間する場合はディジタ
ル原画像の垂直方向先頭部分で初期化されることが多
い。
【0008】図3及び図4を用いて画素の補間処理(縮
小解像度変換処理)について具体的に説明する。図3は
線形補間処理における画素の補間原理の説明図である。
また図4はディジタル画像信号の波形例である。図3に
おいて、上段の入力信号の画素列A,B,C,D,E,
F,G,H,I・・に対して解像度の縮小を行い、下段
に示す画素列a、b、c、d、f、g、h・・を出力す
るものとする。ここでは線形補間を用いて5画素を4画
素に画像縮小している。例えば出力補間画素bは入力画
素Bと入力画素Cより線形補間される。即ち入力画素B
に補間係数0.75を乗じたものと入力画素Cに補間係
数0.25を乗じたものとを加算することにより、出力
画素bが得られる。入力画素Bは図2における遅延回路
22の出力信号である2段遅延信号22aであり、入力
画素Cは遅延回路21の出力信号である1段遅延信号2
1aである。補間係数0.75は係数発生回路23から
出力される補間係数23aであり、補間係数0.25は
減算器24から出力される補間係数24aである。出力
補間画素bは加算器27から出力される線形補間信号1
4aである。
【0009】同様に出力補間画素cは入力画素Cと入力
画素Dとより線形補間される。入力画素Cに補間係数
0.5を乗じたものと、入力画素Dに補間係数0.5を
乗じたものとを加算することにより、出力画素cを得る
ことができる。出力補間画素dは入力画素Dと入力画素
Eとより線形補間される。入力画素Dに補間係数0.2
5を乗じたものと、入力画素Eに補間係数0.75を乗
じたものとを加算することにより出力画素dを得ること
ができる。同様にして出力補間画素fは入力画素Fによ
り線形補間される。入力画素Fに補間係数1.0を乗じ
たもの、つまり入力画素Fそのものが出力補間画素fと
して得ることができる。なお、以上では連続する2画素
を用いて線形補間を行うものとしたが、連続する画素数
を更に増やして線形補間を行ってもよい。
【0010】図4(a)はディジタル原画像信号101
のレベル変化例を示す波形図である。図示の範囲では画
素値が低レベル〜高レベル〜低レベルへと変化するパタ
ーンと、画素値が高レベル〜低レベル〜高レベルへと変
化するパターンBと、低レベル中に高レベルのストライ
プが3本存在するパターンとが存在する。いずれのパタ
ーンも、輝度値が最小レベルから最大レベルまで変化す
るコントラストの高い部分を含む画像である。
【0011】このような部分画像を上記した従来の解像
度変換である線形補間処理によって4/5に解像度変換
を行うと、図4(b)に示すような縮小画像201が出
力される。ここで細線は変換前の画像信号のレベルを示
し、実線は変換後の画像信号のレベルを示す。線形補間
処理によってディジタル原画像信号101のエッジ部に
あたる101a、101b、101c、101d、10
1e、101fが夫々縮小画像201に変換されると、
201a、201e、201fのように信号レベルが変
化してエッジ部がぼけたりする。また201b、201
c、201dのように、元々同じ輝度であったドット又
はストライプに輝度むらが生じたりする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このように、図2〜図
4で示された線形補間だけを用いて解像度変換を行う
と、繊細なストライプやドットは輝度値が変化し、特に
自然画などではぼけが生じたりする。またPCのテキス
ト画面や図形画像などにおいてはエッジ部での補間演算
処理のため、エッジ部で中間調の階調が生じてしまう。
この場合、元々同じ輝度部分にも輝度むらが生じること
になり、縮小解像度では見難い表示画像になるという問
題点があった。
【0013】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、ディジタル画像を解像度変換
する際に、画像の先鋭度の劣化や輝度むらの発生を防
ぎ、より原画に近い鮮明な画像を得ることのできる画像
処理装置を実現することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、指定された変換倍率に応じてディジタル原画像を異
なる画素数のディジタル画像に解像度変換する画像処理
装置であって、前記ディジタル原画像に対して指定され
た変換倍率に応じて線形補間方式を用いて縮小解像度変
換し、線形補間信号を出力する画像縮小手段と、前記デ
ィジタル原画像の画素信号のレベルを所定の画素数範囲
に渡って監視し、所定画素数範囲の画素信号の極大レベ
ルと極小レベルを検出し、これらの画素レベルを補正画
素信号として出力する波形監視手段と、前記波形監視手
段で極大レベル又は極小レベルでないと判定された原画
素に対しては、前記ディジタル原画像を前記画像縮小手
段から出力された線形補間信号で置き換えて縮小画素信
号を出力し、前記波形監視手段で極大レベル又は極小レ
ベルであると判定された原画素に対しては、前記ディジ
タル原画像を波形監視手段から出力された補正画素信号
で置き換えて縮小画素信号を出力する画像補正手段と、
を具備することを特徴とするものである。
【0015】本願の請求項2の発明は、指定された変換
倍率に応じてディジタル原画像を異なる画素数のディジ
タル画像に解像度変換する画像処理装置であって、前記
ディジタル原画像に対して指定された変換倍率に応じて
線形補間方式を用いて拡大解像度変換し、線形補間信号
を出力する画像拡大手段と、前記ディジタル原画像の画
素信号のレベルを所定の画素数範囲に渡って監視し、所
定画素数範囲の画素信号の極大レベルと極小レベルを検
出し、これらの画素レベルを補正画素信号として出力す
る波形監視手段と、前記波形監視手段で極大レベル又は
極小レベルでないと判定された原画素に対しては、前記
ディジタル原画像を前記画像拡大手段から出力された線
形補間信号で置き換えて拡大画素信号を出力し、前記波
形監視手段で極大レベル又は極小レベルであると判定さ
れた原画素に対しては、前記ディジタル原画像を波形監
視手段から出力された補正画素信号で置き換えて拡大画
素信号を出力する画像補正手段と、を具備することを特
徴とするものである。
【0016】本願の請求項3の発明は、請求項1記載の
画像処理装置において、前記変換倍率は、水平方向の変
換倍率と垂直方向の縮小変換倍率を指定するものとし、
前記画像縮小手段は、前記水平方向について縮小解像度
変換を行う水平方向縮小手段と、前記垂直方向について
縮小解像度変換を行う垂直方向縮小手段と、を有し、前
記波形監視手段は、前記ディジタル原画像の画素信号の
レベルを水平方向の複数画素範囲に渡って監視し、画素
信号の極大レベルと極小レベルを検出し、これらの画素
レベルを水平補正画素信号として出力する水平方向波形
監視手段と、前記ディジタル原画像の画素信号のレベル
を垂直方向の複数画素範囲に渡って監視し、画素信号の
極大レベルと極小レベルを検出し、これらの画素レベル
を垂直補正画素信号として出力する垂直方向波形監視手
段と、を有し、前記画像補正手段は、前記水平方向波形
監視手段で極大レベル又は極小レベルでないと判定され
た原画素に対しては、前記ディジタル原画像を前記水平
方向画像縮小手段から出力された線形補間信号で置き換
えて縮小画素信号を出力し、前記水平方向波形監視手段
で極大レベル又は極小レベルであると判定された原画素
に対しては、前記ディジタル原画像を水平方向波形監視
手段から出力された補正画素信号で置き換えて縮小画素
信号を出力する水平方向画像補正手段と、前記垂直方向
波形監視手段で極大レベル又は極小レベルでないと判定
された原画素に対しては、前記ディジタル原画像を前記
垂直方向画像縮小手段から出力された線形補間信号で置
き換えて縮小画素信号を出力し、前記垂直方向波形監視
手段で極大レベル又は極小レベルであると判定された原
画素に対しては、前記ディジタル原画像を垂直方向波形
監視手段から出力された補正画素信号で置き換えて縮小
画素信号を出力する垂直方向画像補正手段と、を有する
ことを特徴とするものである。
【0017】本願の請求項4の発明は、請求項2記載の
画像処理装置において、前記変換倍率は、水平方向の変
換倍率と垂直方向の拡大変換倍率を指定するものとし、
前記画像拡大手段は、前記水平方向について拡大解像度
変換を行う水平方向拡大手段と、前記垂直方向について
拡大解像度変換を行う垂直方向拡大手段と、を有し、前
記波形監視手段は、前記ディジタル原画像の画素信号の
レベルを水平方向の複数画素範囲に渡って監視し、画素
信号の極大レベルと極小レベルを検出し、これらの画素
レベルを水平補正画素信号として出力する水平方向波形
監視手段と、前記ディジタル原画像の画素信号のレベル
を垂直方向の複数画素範囲に渡って監視し、画素信号の
極大レベルと極小レベルを検出し、これらの画素レベル
を垂直補正画素信号として出力する垂直方向波形監視手
段と、を有し、前記画像補正手段は、前記水平方向波形
監視手段で極大レベル又は極小レベルでないと判定され
た原画素に対しては、前記ディジタル原画像を前記水平
方向画像拡大手段から出力された線形補間信号で置き換
えて拡大画素信号を出力し、前記水平方向波形監視手段
で極大レベル又は極小レベルであると判定された原画素
に対しては、前記ディジタル原画像を水平方向波形監視
手段から出力された補正画素信号で置き換えて拡大画素
信号を出力する水平方向画像補正手段と、前記垂直方向
波形監視手段で極大レベル又は極小レベルでないと判定
された原画素に対しては、前記ディジタル原画像を前記
垂直方向画像拡大手段から出力された線形補間信号で置
き換えて拡大画素信号を出力し、前記垂直方向波形監視
手段で極大レベル又は極小レベルであると判定された原
画素に対しては、前記ディジタル原画像を垂直方向波形
監視手段から出力された補正画素信号で置き換えて拡大
画素信号を出力する垂直方向画像補正手段と、を有する
ことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態における画像
処理装置について図1、図5、図6を用いて説明する。
図1は本実施の形態における画像処理装置の基本構成図
である。この画像処理装置は、第1の遅延回路10、第
2の遅延回路11、第3の遅延回路12、波形監視回路
13、線形補間縮小解像度変換回路14、第1の遅延補
正回路15、第2の遅延補正回路16、データ補正回路
17を含んで構成される。
【0019】遅延回路10、11、12は、水平方向に
線形補間を行う場合は画素単位の遅延を行い、垂直方向
に線形補間を行う場合はライン単位の遅延を行う回路で
ある。波形監視回路13はディジタル原画像101、遅
延回路10の出力する1段遅延信号10a、遅延回路1
1の出力する2段遅延信号11a、遅延回路12の出力
する3段遅延信号12aを入力し、水平方向又は垂直方
向に波形監視を行い、補正画素信号13aを生成する回
路である。遅延回路10、遅延回路11、遅延回路1
2、及び波形監視回路13は、ディジタル原画像101
の画素信号のレベルを所定の画素数範囲に渡って監視
し、画素信号の極大レベルと極小レベルを検出し、これ
らの画素レベルを補正画素信号13aとして出力する波
形監視手段の機能を有している。
【0020】線形補間縮小解像度変換回路14は、ディ
ジタル原画像101を入力し、指定された変換倍率に応
じて画像の線形補間処理を行い、縮小解像度変換された
線形補間信号14aを生成する画像縮小手段であり、そ
の構成と機能は図2に示すものと同一である。
【0021】遅延補正回路15は補正画素信号13aに
対して遅延補正を行い、補正画素信号15aを出力する
回路である。遅延補正回路16は線形補間信号14aに
対して遅延補正し、遅延補正された線形補間信号15
a,16aのタイミングを一致させる回路である。デー
タ補正回路17は、遅延補正回路15,遅延補正回路1
6からの補正画像出力15a,16aを入力してデータ
補正を行い、縮小画像301の信号を出力する回路であ
る。遅延補正回路15、遅延補正回路16、及びデータ
補正回路17は、波形監視回路13で極大レベル又は極
小レベルでないと判定された原画素に対しては、ディジ
タル原画像101を線形補間縮小解像度変換回路14か
らの線形補間信号で置き換えて縮小画素信号を出力し、
波形監視回路13で極大レベル又は極小レベルであると
判定された原画素に対しては、ディジタル原画像101
を波形監視回路13から出力された補正画素信号で置き
換えて縮小画素信号を出力する画像補正手段の機能を有
している。
【0022】このように構成された画像処理装置の動作
について説明する。ディジタル原画像101が線形補間
縮小解像度変換回路14に入力されると、線形補間され
た線形補間信号14aが出力される。図5(a)は、図
4(a)と同様のディジタル原画像信号101のレベル
変化例を示す波形図である。線形補間縮小解像度変換回
路14によって4/5に解像度変換を行うと、図5
(b)に示すような縮小画像201の信号が得られる。
ここで細線は変換前の画像信号を示し、実線は変換後の
画像信号を示す。
【0023】一方、ディジタル原画像101の信号は遅
延回路10にも入力される。遅延回路10から出力され
た1段遅延信号10aは遅延回路11に入力される。ま
た遅延回路11で遅延された信号は2段遅延信号11a
として遅延回路12に入力される。遅延回路12で遅延
された信号は3段遅延信号12aとして出力される。波
形監視回路13は、ディジタル原画像101の信号、1
段遅延信号10a、2段遅延信号11a、3段遅延信号
12aを入力し、ディジタル原画像101における信号
レベルで2段遅延信号11aが山頂部分(極大レベル)
であるか、又は谷底部分(極小レベル)であるかを常時
監視する。そして波形監視回路13が山頂部分又は谷底
部分に該当すると判断すると、その部分の画像信号を補
正画素信号13aとして出力する。ここで、波形監視回
路13は、ディジタル原画像101と1段遅延信号10
aと2段遅延信号11aと3段遅延信号12aとの4画
素を入力情報として波形監視を行っているが、遅延回路
を増減することによって入力情報を最低3画素以上に
し、波形監視を行っても良い。
【0024】図6は波形監視回路13の動作の一例を説
明するタイムチャートである。波形監視回路13は、デ
ィジタル原画像101と1段遅延信号10aと2段遅延
信号11aと3段遅延信号12aとの連続する4画素を
入力し、2段遅延信号11aの画素がこの波形の中で山
頂部分であるか又は谷底部分であるかを判定する。ここ
の例では2段遅延信号11aが山頂部分であると判定さ
れる。何故なら2段遅延信号11aが1段遅延信号10
aより大きく、2段遅延信号11aが3段遅延信号12
aより大きく、かつ比較画素間のレベル差が任意に設定
された大小比較基準判定レベルαより大きいからであ
る。このため2段遅延信号11aが山頂部分の画素であ
ると判定される。
【0025】ここで大小比較基準判定レベルαを最適値
に設定することによって、あるレベル以上の差がない
と、大小判定の結果が有効にされないようにしている。
これは、大小判定基準レベルαを設定せずに、僅かな信
号レベル差を用いて大小判定を行うと、単なるノイズの
信号をも大小判定の対象にしてしまい、誤判別を起こす
可能性が大きくなるからである。いずれにしても、画質
をよくするために最適な大小比較基準判定レベルαを設
定することが望ましい。
【0026】図7は波形監視回路13の動作の別の例を
説明するタイムチャートである。波形監視回路13は、
ディジタル原画像101と1段遅延信号10aと2段遅
延信号11aと3段遅延信号12aとの連続する4画素
を入力し、2段遅延信号11aの画素がこの波形の中で
山頂部分であるか又は谷底部分であるかを判定する。こ
の例ではこの2段遅延信号11aが山頂部分ではないと
判定される。何故なら、2段遅延信号11aが1段遅延
信号10aより大きく、2段遅延信号11aが3段遅延
信号12aより大きく、かつ比較画素間のレベル差が大
小比較基準判定レベルαより大きいからである。このた
め2段遅延信号11aは山頂部分の画素であると一時的
に判定される。しかし、ディジタル原画像101が2段
遅延信号11aとほぼ同じ信号レベルであるために、こ
の2段遅延信号11aは山頂部分の画素であるとは判別
されない。これは市松模様や連続する1ドットおきの線
などで構成されているディジタル原画像101の場合な
どに適用できる。
【0027】さて図1において、線形補間信号14aは
遅延補正回路16で遅延補正され、遅延補正された線形
補間信号16aとして出力される。また補正画素信号1
3aは遅延補正回路15で遅延補正され、遅延補正され
た補正画素信号15aとして出力される。遅延補正回路
15,16において、波形監視回路13と線形補間縮小
解像度変換回路14の回路構成によっては、補正される
遅延量の増減量が異なる。また遅延補正回路自体の有り
無しも考えられる。
【0028】次にデータ補正回路17はセレクタ回路な
どを用いて、遅延補正された線形補間信号16aを遅延
補正された補正画素信号15aに置き換え、縮小画像3
01の信号を出力する。
【0029】以上の解像度変換処理及びデータ補正処理
について、図5(b)、(c)を用いて説明する。ディ
ジタル原画像信号101を線形補間処理によって4/5
に解像度変換を行うと、図5(b)の縮小画像201が
得られるが、この縮小画像201に対してデータ補正を
行うと、図5(c)に示す縮小画像301が得られる。
即ち、ディジタル原画像101のエッジ部にあたる10
1a、101b、101c、101d、101e、10
1fは、図5(b)に示すように201a、201e、
201fのように信号レベルが変化し、エッジ部の信号
波形がなまってしまい、画像がぼけて見える。また20
1b、201c、201dのように元来同じ信号レベル
であったドット又はストライプに対して信号レベルにば
らつきが生じて、表示された画像は変質する。
【0030】データ補正回路17でデータ補正を行う
と、図5(c)の縮小画像301が得られる。即ち、画
素信号201aが画素信号301aに補正され、画素信
号201eが画素信号301eに補正され、画素信号2
01fが画素信号301fに補正される。これらの補正
により、画像のエッジ部のレベルの劣化がなくなり、デ
ィジタル原画像101の画素レベルが保持されることに
なる。また画像のドット部又はストライプ部において、
画素信号201cは画素信号301cに補正され、画素
信号201dは画素信号301dに補正される。画素信
号201bは同一レベル値の画素信号301bに保持さ
れる。このように各画素信号のレベルのばらつきが無く
なり、表示された縮小画像は非常に見やすくなる。
【0031】ディジタル原画像101が市松模様などの
パターンを含む場合には、図6に示すような2段遅延信
号11aが山頂部分の画素であると判定されてしまう
と、出力される縮小画像301に不均一な柄が発生して
しまい、見苦しい画像になる。出力される縮小画像30
1の見栄えをよくするために、1段遅延信号10aと2
段遅延信号11aと3段遅延信号12aの3画素だけで
判定するのではなく、ディジタル原画像101を含む4
画素を用いて判定する方が望ましい。また、ここではデ
ィジタル原画像101と1段遅延信号10aと2段遅延
信号11aと3段遅延信号12aとの連続する4画素を
判定のための画素としたが、遅延回路を更に追加し、画
素数を増やして判定を行っても良い。
【0032】本実施の形態において、ディジタル原画像
101を縮小することについて説明したが、線形補間縮
小解像度変換回路14を線形補間拡大解像度変換回路に
置き換えることにより、画像を拡大することもできる。
この場合、画像拡大手段である線形補間拡大解像度変換
回路は、ディジタル原画像に対して指定された変換倍率
に応じて線形補間方式を用いて拡大解像度変換し、線形
補間信号を出力するものとする。遅延補正回路15,1
6とデータ補正回路17とから構成される画像補正手段
は、波形監視回路13で極大レベル又は極小レベルでな
いと判定された原画素に対しては、画像拡大手段から出
力された線形補間信号で置き換えて拡大画素信号を出力
し、波形監視手段で極大レベル又は極小レベルであると
判定された原画素に対しては、波形監視手段から出力さ
れた補正画素信号で置き換えて拡大画素信号を出力する
ものとする。
【0033】また、以上の説明では画像における水平方
向の処理を基本に説明してきたが、垂直方向の縮小や拡
大においても同じ処理を行うことが可能である。そして
水平方向の拡大と垂直方向の拡大とを組み合わせたり、
水平方向の縮小と垂直方向の縮小とを組み合わせたりし
て、2次元の画像の解像度変換を行うことになる。な
お、ここでは拡大と縮小を区別して説明したが、同じ構
成の回路が使用できる。
【0034】縮小変換の場合、変換倍率は水平方向の変
換倍率と垂直方向の倍率を指定するものとする。画像縮
小手段は水平方向について縮小解像度変換を行う水平方
向縮小手段と、垂直方向について縮小解像度変換を行う
垂直方向縮小手段とを有するものとする。そして波形監
視手段は、ディジタル原画像の画素信号のレベルを水平
方向の複数画素範囲に渡って監視し、画素信号の極大レ
ベルと極小レベルを検出し、これらの画素レベルを水平
補正画素信号として出力する水平方向波形監視手段と、
ディジタル原画像の画素信号のレベルを垂直方向の複数
画素範囲に渡って監視し、画素信号の極大レベルと極小
レベルを検出し、これらの画素レベルを垂直補正画素信
号として出力する垂直方向波形監視手段とを有するもの
とする。
【0035】また画像補正手段は、水平方向波形監視手
段で極大レベル又は極小レベルでないと判定された原画
素に対しては、ディジタル原画像を水平方向画像縮小手
段から出力された線形補間信号で置き換えて縮小画素信
号を出力し、水平方向波形監視手段で極大レベル又は極
小レベルであると判定された原画素に対しては、ディジ
タル原画像を水平方向波形監視手段から出力された補正
画素信号で置き換えて縮小画素信号を出力する水平方向
画像補正手段を有するものとする。更に画像補正手段
は、垂直方向波形監視手段で極大レベル又は極小レベル
でないと判定された原画素に対しては、ディジタル原画
像を垂直方向画像縮小手段から出力された線形補間信号
で置き換えて縮小画素信号を出力し、垂直方向波形監視
手段で極大レベル又は極小レベルであると判定された原
画素に対しては、ディジタル原画像を垂直方向波形監視
手段から出力された補正画素信号で置き換えて縮小画素
信号を出力する垂直方向画像補正手段を有するものとす
る。
【0036】また拡大変換の場合、変換倍率は水平方向
の変換倍率と垂直方向の拡大変換倍率を指定するものと
する。画像拡大手段は、水平方向について拡大解像度変
換を行う水平方向拡大手段と、垂直方向について拡大解
像度変換を行う垂直方向拡大手段とを有するものとす
る。そして波形監視手段は、ディジタル原画像の画素信
号のレベルを水平方向の複数画素範囲に渡って監視し、
画素信号の極大レベルと極小レベルを検出し、これらの
画素レベルを水平補正画素信号として出力する水平方向
波形監視手段と、ディジタル原画像の画素信号のレベル
を垂直方向の複数画素範囲に渡って監視し、画素信号の
極大レベルと極小レベルを検出し、これらの画素レベル
を垂直補正画素信号として出力する垂直方向波形監視手
段とを有するものとする。
【0037】また画像補正手段は、水平方向波形監視手
段で極大レベル又は極小レベルでないと判定された原画
素に対しては、ディジタル原画像を水平方向画像拡大手
段から出力された線形補間信号で置き換えて拡大画素信
号を出力し、水平方向波形監視手段で極大レベル又は極
小レベルであると判定された原画素に対しては、ディジ
タル原画像を水平方向波形監視手段から出力された補正
画素信号で置き換えて拡大画素信号を出力する水平方向
画像補正手段を有するものとする。更に画像補正手段
は、垂直方向波形監視手段で極大レベル又は極小レベル
でないと判定された原画素に対しては、ディジタル原画
像を垂直方向画像拡大手段から出力された線形補間信号
で置き換えて拡大画素信号を出力し、垂直方向波形監視
手段で極大レベル又は極小レベルであると判定された原
画素に対しては、ディジタル原画像を垂直方向波形監視
手段から出力された補正画素信号で置き換えて拡大画素
信号を出力する垂直方向画像補正手段を有するものとす
る。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の画像処理装
置によれば、線形補間によって解像度変換され、本来の
突起部やエッジ部で中間調が生じた信号に対して、原画
像において検出された画素信号の極大レベルと極小レベ
ルの画素をそのまま置き換えるという画素補正を行うこ
とにより、従来よりも原画に近い鮮明な画像を表示する
ことが可能となる。また、大きい演算回路を追加するこ
となく上記の機能を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における画像処理装置の全
体構成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態の画像処理装置に用いられる線形
補間縮小解像度変換回路の構成図である。
【図3】線形補間処理における画素の補間原理の説明図
である。
【図4】線形補間処理を用いて解像度変換したときの信
号波形図である。
【図5】本発明の実施の形態における画像処理装置を用
いて解像度変換したときの信号波形図である。
【図6】本実施の形態の画像処理装置に用いられる波形
監視回路の動作説明図(その1)である。
【図7】本実施の形態の画像処理装置に用いられる波形
監視回路の動作説明図(その2)である。
【符号の説明】
10,11,12,21,22 遅延回路 10a,21a 1段遅延信号 11a,22a 2段遅延信号 12a 3段遅延信号 13 波形監視回路 13a 補正画素信号 14 線形補間縮小解像度変換回路 14a 線形補間信号 15,16 遅延補正回路 15a 遅延補正された補正画素信号 16a 遅延補正された線形補間信号 17 データ補正回路 23 係数発生回路 23a,24a 補間係数 24 減算器 25,26 乗算器 25a 後画素成分 26a 前画素成分 27 加算器 101 ディジタル原画像 301 縮小画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/36 520G (72)発明者 山崎 耕一 香川県高松市古新町8番地の1 松下寿電 子工業株式会社内 Fターム(参考) 5B057 CA08 CB08 CD06 CE03 5C076 AA21 AA22 BA06 BB04 BB07 BB14 CB04 5C082 AA01 AA02 AA27 BA02 BA12 BA34 BA35 BD01 BD02 CA33 CA34 CA40 CA81 CB05 MM10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 指定された変換倍率に応じてディジタル
    原画像を異なる画素数のディジタル画像に解像度変換す
    る画像処理装置であって、 前記ディジタル原画像に対して指定された変換倍率に応
    じて線形補間方式を用いて縮小解像度変換し、線形補間
    信号を出力する画像縮小手段と、 前記ディジタル原画像の画素信号のレベルを所定の画素
    数範囲に渡って監視し、所定画素数範囲の画素信号の極
    大レベルと極小レベルを検出し、これらの画素レベルを
    補正画素信号として出力する波形監視手段と、 前記波形監視手段で極大レベル又は極小レベルでないと
    判定された原画素に対しては、前記ディジタル原画像を
    前記画像縮小手段から出力された線形補間信号で置き換
    えて縮小画素信号を出力し、前記波形監視手段で極大レ
    ベル又は極小レベルであると判定された原画素に対して
    は、前記ディジタル原画像を波形監視手段から出力され
    た補正画素信号で置き換えて縮小画素信号を出力する画
    像補正手段と、を具備することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 指定された変換倍率に応じてディジタル
    原画像を異なる画素数のディジタル画像に解像度変換す
    る画像処理装置であって、 前記ディジタル原画像に対して指定された変換倍率に応
    じて線形補間方式を用いて拡大解像度変換し、線形補間
    信号を出力する画像拡大手段と、 前記ディジタル原画像の画素信号のレベルを所定の画素
    数範囲に渡って監視し、所定画素数範囲の画素信号の極
    大レベルと極小レベルを検出し、これらの画素レベルを
    補正画素信号として出力する波形監視手段と、 前記波形監視手段で極大レベル又は極小レベルでないと
    判定された原画素に対しては、前記ディジタル原画像を
    前記画像拡大手段から出力された線形補間信号で置き換
    えて拡大画素信号を出力し、前記波形監視手段で極大レ
    ベル又は極小レベルであると判定された原画素に対して
    は、前記ディジタル原画像を波形監視手段から出力され
    た補正画素信号で置き換えて拡大画素信号を出力する画
    像補正手段と、を具備することを特徴とする画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記変換倍率は、 水平方向の変換倍率と垂直方向の縮小変換倍率を指定す
    るものとし、 前記画像縮小手段は、 前記水平方向について縮小解像度変換を行う水平方向縮
    小手段と、 前記垂直方向について縮小解像度変換を行う垂直方向縮
    小手段と、を有し、 前記波形監視手段は、 前記ディジタル原画像の画素信号のレベルを水平方向の
    複数画素範囲に渡って監視し、画素信号の極大レベルと
    極小レベルを検出し、これらの画素レベルを水平補正画
    素信号として出力する水平方向波形監視手段と、 前記ディジタル原画像の画素信号のレベルを垂直方向の
    複数画素範囲に渡って監視し、画素信号の極大レベルと
    極小レベルを検出し、これらの画素レベルを垂直補正画
    素信号として出力する垂直方向波形監視手段と、を有
    し、 前記画像補正手段は、 前記水平方向波形監視手段で極大レベル又は極小レベル
    でないと判定された原画素に対しては、前記ディジタル
    原画像を前記水平方向画像縮小手段から出力された線形
    補間信号で置き換えて縮小画素信号を出力し、前記水平
    方向波形監視手段で極大レベル又は極小レベルであると
    判定された原画素に対しては、前記ディジタル原画像を
    水平方向波形監視手段から出力された補正画素信号で置
    き換えて縮小画素信号を出力する水平方向画像補正手段
    と、 前記垂直方向波形監視手段で極大レベル又は極小レベル
    でないと判定された原画素に対しては、前記ディジタル
    原画像を前記垂直方向画像縮小手段から出力された線形
    補間信号で置き換えて縮小画素信号を出力し、前記垂直
    方向波形監視手段で極大レベル又は極小レベルであると
    判定された原画素に対しては、前記ディジタル原画像を
    垂直方向波形監視手段から出力された補正画素信号で置
    き換えて縮小画素信号を出力する垂直方向画像補正手段
    と、を有することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記変換倍率は、 水平方向の変換倍率と垂直方向の拡大変換倍率を指定す
    るものとし、 前記画像拡大手段は、 前記水平方向について拡大解像度変換を行う水平方向拡
    大手段と、 前記垂直方向について拡大解像度変換を行う垂直方向拡
    大手段と、を有し、 前記波形監視手段は、 前記ディジタル原画像の画素信号のレベルを水平方向の
    複数画素範囲に渡って監視し、画素信号の極大レベルと
    極小レベルを検出し、これらの画素レベルを水平補正画
    素信号として出力する水平方向波形監視手段と、 前記ディジタル原画像の画素信号のレベルを垂直方向の
    複数画素範囲に渡って監視し、画素信号の極大レベルと
    極小レベルを検出し、これらの画素レベルを垂直補正画
    素信号として出力する垂直方向波形監視手段と、を有
    し、 前記画像補正手段は、 前記水平方向波形監視手段で極大レベル又は極小レベル
    でないと判定された原画素に対しては、前記ディジタル
    原画像を前記水平方向画像拡大手段から出力された線形
    補間信号で置き換えて拡大画素信号を出力し、前記水平
    方向波形監視手段で極大レベル又は極小レベルであると
    判定された原画素に対しては、前記ディジタル原画像を
    水平方向波形監視手段から出力された補正画素信号で置
    き換えて拡大画素信号を出力する水平方向画像補正手段
    と、 前記垂直方向波形監視手段で極大レベル又は極小レベル
    でないと判定された原画素に対しては、前記ディジタル
    原画像を前記垂直方向画像拡大手段から出力された線形
    補間信号で置き換えて拡大画素信号を出力し、前記垂直
    方向波形監視手段で極大レベル又は極小レベルであると
    判定された原画素に対しては、前記ディジタル原画像を
    垂直方向波形監視手段から出力された補正画素信号で置
    き換えて拡大画素信号を出力する垂直方向画像補正手段
    と、を有することを特徴とする請求項2記載の画像処理
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100738189B1 (ko) 2005-12-29 2007-07-10 매그나칩 반도체 유한회사 이미지 센서 및 이미지 센서의 영상 크기 축소방법
CN100418102C (zh) * 2003-08-15 2008-09-10 虹光精密工业(苏州)有限公司 影像校正方法

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