JP2005039626A - 画像印刷装置、画像印刷システム及びプログラム - Google Patents

画像印刷装置、画像印刷システム及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画像を静止画像として切出して、コマ送り写真形式で紙媒体上に印刷可能とすることにより、動きのある動画像を紙媒体で保存、鑑賞できるようにする。
【解決手段】本発明に係るプリントベンダー1によれば、記録媒体2aから読み込まれた動画ファイルのうち選択された動画ファイルについて、動画フレーム抽出部19によりフレーム抽出して静止画像として切出して、印刷用画像合成部21により、入力部11により選択されたプリントスタイルに基づいて、切出された静止画像を時間順に並べて配置して合成することによりコマ送り写真方式の印刷用画像を作成し、入力部11により指定された枚数分印刷部16により印刷出力する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像記録装置に記録された動画を印刷する画像印刷装置、画像印刷システム及びプログラムに関する。
近年、街角や建物内に配置され、画像を記録したメモリカード等の記録媒体から画像を読み込んで編集加工も可能とし、有料にて画像印刷するようにした画像印刷販売装置によって、デジタルカメラ等により記録された画像データを手軽に写真印刷できるようになっている。即ち、画像印刷販売装置においては、メモリカード等の記録媒体から画像ファイルを読み込み、表示装置に各種プリント指定情報の入力画面を表示し、表示された画面から印刷したい画像やプリントスタイル、枚数等が入力されると、入力された指定情報に基づいて写真印刷する。
例えば、特許文献1には、所望する印刷対象画像の選択や印刷サイズの指定、画質指定を顧客所有の端末装置を利用して自宅等で行うことができる画像印刷販売装置が開示されている。
また、近年、デジタルカメラ等により記録された画像データを、家庭で手軽に写真印刷できる家庭用フォトプリンタも開発されている。
特開2001−148068号公報
しかしながら、従来の画像印刷販売装置や家庭用フォトプリンタ等の画像印刷装置は、静止画像として撮影された画像を印刷するものであり、動きのある動画像を用紙に印刷する機能は実現されておらず、動画像を紙媒体で保存することができなかった。
本発明の課題は、動画像を静止画像として切出して、コマ送り写真形式で紙媒体上に印刷可能とすることにより、動きのある動画像を紙媒体で保存、鑑賞できるようにすることである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
画像を印刷する画像印刷装置において、
外部の画像記録装置から動画ファイルを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された動画ファイルからフレームを抽出し、静止画像を切出す動画フレーム抽出手段と、
前記動画ファイルから切出された静止画像を時間順に並べて配置して合成し、印刷用画像を作成する印刷用画像作成手段と、
前記作成された印刷用画像を印刷する印刷手段と、
を備えたことを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、
圧縮された動画像を記録した画像記録装置と、圧縮された動画像をデコード処理するデコードサーバと、画像を格納するストレージサーバと、画像を印刷する画像印刷装置とが通信ネットワークを介して接続された画像印刷システムであって、
前記画像記録装置は、前記デコードサーバに前記圧縮された動画像を前記通信ネットワークを介して送信し、
前記デコードサーバは、前記画像記録装置から受信された動画像をデコードし、フレームを抽出して静止画像を切出し、前記切出された静止画像を前記通信ネットワークを介してストレージサーバへ送信し、
前記ストレージサーバは、前記デコードサーバから受信された静止画像を格納し、前記画像印刷装置からの要求に応じて、前記通信ネットワークを介して前記静止画像を前記画像印刷装置に送信し、
前記画像印刷装置は、前記ストレージサーバに前記静止画像の送信を要求し、前記ストレージサーバから受信された静止画像を時間順に並べて配置して合成することにより印刷用画像を作成し、前記作成された印刷用画像を転写紙上に印刷することを特徴としている。
請求項8に記載の発明のプログラムは、
画像を印刷する画像印刷装置を制御するためのコンピュータに、
外部の画像記録装置から動画ファイルを取得する機能と、
前記取得された動画ファイルからフレームを抽出し、静止画像を切出す機能と、
前記動画ファイルから切出された静止画像を時間順に並べて配置して合成し、印刷画像を作成する機能と、
前記作成された画像を転写紙上に印刷する機能と、
を実現させるためのプログラムであることを特徴としている。
請求項1、8に記載の発明によれば、画像印刷装置において、外部の画像記録装置から動画ファイルを取得し、取得された動画ファイルからフレームを抽出し、静止画像を切出し、切出された静止画像を時間順に並べて配置して合成し、印刷用画像を作成して印刷する。従って、動きのある動画像を紙媒体で保存、鑑賞できるようになる。
請求項2に記載の発明によれば、動画ファイルから抽出されるフレームの種類に応じて、静止画像の大きさ及び配置を決定し、決定された大きさ及び配置で静止画像を並べて配置して合成して印刷用画像を作成する。従って、例えば、撮影時の入力信号がそのまま符号化されたフレームの静止画像を大きく、前後のフレームの差分情報から得られるフレームの静止画像を小さくして配置することにより、ノイズの目立たない、鮮明な画像を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、取得された動画ファイルにテロップ表示時間及びテロップ内容を含むテロップ情報が含まれている場合に、テロップ表示時間に応じてテロップの配置場所を決定し、決定されたテロップの配置場所に基づいて、静止画像及びテロップ内容を示す文字情報を配置して合成し、印刷用画像を作成する。従って、動画撮影された被写体の動きを画像と文字双方により楽しむことができるようになる。また、ユーザがいちいちテロップの配置位置を指定する必要が無く、容易にテロップの挿入された写真を作成することができる。
請求項4に記載の発明によれば、テロップの文字数に応じてテロップ内容を示す文字情報のフォント及び行数を決定する。従って、写真にテロップ内容を表示する際に、テロップの文字数に応じて、最適な表示を行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、動画ファイルから抽出されたフレーム数に応じて、印刷用画像に利用する静止画像を選択する。従って、自動的に印刷用画像として利用する静止画像を選択することができ、動画ファイルの撮影時間が長い場合であってもユーザがいちいち静止画像を選択する必要がなくなり、容易に動画ファイルから1枚の画像が作成できるようになる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載の発明において、動画ファイルから抽出されたフレーム数が予め設定された指定数以上である場合に、Iフレームの静止画像を印刷用の静止画像として選択し、Pフレームの静止画像及びBフレームの静止画像を、指定数とIフレームの数との差の数のグループに分け、各グループの中央の静止画像を印刷用の静止画像として選択する。従って、動画ファイルのスタートから終わりまでの時間の中からまんべんなく静止画像を選択して1枚の画像を作成することが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、画像記録装置からデコードサーバに圧縮された動画像を通信ネットワークを介して送信し、デコードサーバにおいて、画像記録装置から受信された動画像をデコードし、フレームを抽出して静止画像を切出し、切出された静止画像を通信ネットワークを介してストレージサーバへ送信し、ストレージサーバにおいて、デコードサーバから受信された静止画像を格納し、画像印刷装置からの要求に応じて通信ネットワークを介して静止画像を画像印刷装置に送信する。画像印刷装置は、ストレージサーバに静止画像の送信を要求し、ストレージサーバから受信された静止画像を時間順に並べて配置して合成することにより印刷用画像を作成し、作成された印刷用画像を転写紙上に印刷する。従って、画像印刷装置で印刷を行う前に、事前にデコードサーバで動画ファイルのデコード、静止画像の切出しを行っておくことができるので、画像印刷時におけるユーザの待ち時間を短縮することができる。
(実施形態1)
以下、図を参照して本発明の実施形態1について説明する。
まず、構成を説明する。
図1に、本発明の全体構成及び本発明に係るプリントベンダー1の外観を示す。図1に示すように、プリントベンダー1には、操作パネル11a、表示パネル12a、端末接続部14a、金銭投入口15a、金銭返却口15b、印刷物取出口16a、記録媒体挿入口18a〜18dが設けられている。
プリントベンダー1は、例えば、写真店や街角等に設置され、記録媒体挿入口18a〜18dに挿入された記録媒体2aを介してカメラ付き携帯電話機、ビデオカメラ、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)等の、動画ファイルを記録した画像記録装置2からファイルを取得して、指定された動画ファイルから静止画像を切出して、切出された静止画像をコマ送り写真形式で写真プリントとして印刷出力する画像印刷販売装置である。コマ送り写真形式は、動画から切出された静止画像を時間順に連続させて配置して写真プリントとする形式である。なお、画像記録装置2からのファイルの取込みは、端末接続部14aに接続された通信ケーブルを介して行うようにしてもよい。
図2にプリントベンダー1の機能的構成を示す。図2に示すように、プリントベンダー1は、CPU10、入力部11、表示部12、RAM13、伝送制御部14、金銭授受部15、印刷部16、記録部17、記録媒体接続部18、動画フレーム抽出部19、サムネイル画像作成部20、印刷用画像作成部21等により構成され、各部はバス22により接続されている。
CPU(Central Processing Unit)10は、記録部17に記憶されているシステムプログラムを読み出し、RAM13内に形成されたワークエリアに展開し、該システムプログラムに従って各部を制御する。また、CPU10は、記録部17に記憶されている動画印刷処理プログラムを始めとする各種処理プログラムを読み出してワークメモリに展開し、後述する動画印刷処理を始めとする各種処理を実行し、それらの処理結果をRAM13のワークエリアに記憶する。そして、ワークエリアに格納した処理結果を記録部17内の指定の保存先に保存させる。
入力部11は、LCD(Liquid Crystal Display)から成る操作パネル11a等により構成され、CPU10から入力される表示信号の指示に従って表示画面上に、表示部12に表示された各種選択画面に応じた各種操作ボタンの表示を行う。LCDの表示画面上は、透明電極を格子状に配置して構成された感圧式(抵抗膜圧式)のタッチパネルに覆われており、手指やタッチペン等で押下された力点のXY座標を電圧値で検出し、検出された位置信号を操作信号としてCPU10に出力する。
表示部12は、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる表示パネル12aにより構成され、CPU10から入力される表示信号の指示に従って、表示パネル12aの画面上に、後述するように動画再生・選択画面121、プリントスタイル選択画面122、枚数決定画面123等を始めとする各種画面を表示する。
RAM(Random Access Memory)13は、CPU10により実行されるシステムプログラム、各種処理プログラム、各処理において処理中のデータ、処理結果などを一時的に記憶するワークエリアを形成する。本実施形態において、RAM13は、図3に示すように、切出し済静止画ファイル格納部131、選択解除結果格納部132、プリントスタイル格納部133、出力様式格納部134を有している。
伝送制御部14は、端末接続部14aに差し込まれた通信ケーブルにより画像記録装置2との間でデータ送受信を行い、受信データをCPU10に出力する。
金銭授受部15は、入力部11から入力されたプリントスタイルやプリント枚数に基づいて料金を算出する。また、金銭投入口15aから投入された金額や偽造を判定し、料金と投入金額に基づいて返金額を算出し、その返金額に相当するつり銭を金銭返却口15bから返却する。また、計算された料金、投入金額、返金額のデータをCPU10に出力する。
印刷部16は、単数あるいは複数のプリンタを備え、印刷用画像作成部21により作成された印刷用画像及び入力部11により入力された枚数、用紙等の出力様式に応じて変調した光ビームで感光材料(印画紙、シール)を走査露光して潜像を記録し、露光済みの感光材料に湿式の現像処理や乾燥処理を施して、仕上がりプリントとしてプリント受取口16aに出力する。
記録部17は、プリントベンダー1に対応するシステムプログラム、動画印刷処理プログラムを始めとする各種処理プログラム、各種データ等が予め記憶されており、この記録部17は、磁気的、光学的記録媒体、若しくは半導体メモリなどCPU10で読取り可能な記録媒体を含んだ構成である。この記録媒体はCD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、メモリカード等の可搬型の媒体やハードディスク等の固定的な媒体を含む。また、プリントベンダー1をモデム、TA(Terminal Adapter)やルータ等により構成される通信制御部を備える構成とし、記録媒体に格納するプログラム、データ等の一部若しくは全部をサーバやクライアントからWAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)などのネットワークを介して受信する構成にしてもよく、更に、記録媒体はネットワーク上に構築されたサーバやクライアントの記録媒体であってもよい。
記録媒体接続部18は、例えば、フラッシュメモリカードの挿入口18a、スマートメディアカードの挿入口18b、メモリースティックの挿入口18c、フロッピー(登録商標)ディスクの挿入口18dの各挿入口に挿入された可搬型記録媒体とデータの入出力を行うためのインターフェースである。なお、記録媒体としては、上述したものに限定されず、例えば、SDカード(Secure Digital memory card)、PCカード、MO(magneto-optic)等を装着可能な構成としてもよい。
動画フレーム抽出部19は、印刷するものとして選択されている動画ファイルをデコードしてフレームを抽出することにより静止画像を切出して、切出し済静止画ファイルとして切出し済静止画ファイル格納部131に出力する。
サムネイル画像作成部20は、印刷するものとして選択されている動画ファイルについて、切出し済静止画ファイル格納部131に格納されたファイルから順に、入力部11から入力されたプリントスタイルに基づいて切出された静止画像を時間順に並べて配置して合成し、画像表示用サムネイル画像を作成する。切出された静止画像は、時間順に連続するように、コマ送り写真形式で配置される。
印刷用画像作成部21は、印刷するものとして選択されている動画ファイルについて、切出し済静止画ファイル格納部131に格納されたファイルから順に、入力部11から入力されたプリントスタイルに基づいて切出された静止画像を時間順に並べて配置して合成し、印刷用画像を作成する。切出された静止画像は、時間順に連続するように、コマ送り写真形式で配置される。
本実施形態において、上記動画フレーム抽出部19、サムネイル画像作成部20、印刷用画像作成部21は、CPU10と記録部17に格納された静止画切出し処理プログラム、サムネイル画像作成処理プログラム、印刷用画像作成プログラムを必要に応じてRAM13に展開し、展開された各処理プログラムとの協働によるソフトウエア処理によって実現される。なお、各処理プログラムの機能をCPU10の制御下において動作する専用のハードウエアにより構成してもよい。
次に、本実施形態の動作を説明する。
図4、図5に、CPU10により実行される動画印刷処理を示す。
まず、表示部12に待ち受け画面であるスタート画面が表示され(ステップS1)、記録媒体接続部18により記録媒体2aが認識されるまで待機が行われる(ステップS2)。記録媒体接続部18により記録媒体2aが認識されると(ステップS2;YES)、記録媒体2aに記録されている動画ファイルがRAM13に読み込まれて取得され、デコードされる(ステップS3)。
次いで、ステップS3で画像印刷装置1に読み込まれた動画ファイルがロードされて表示部12に動画再生・選択画面121が表示され(ステップS4)、動画フレーム抽出部19に、読み込まれた動画ファイルからの静止画像の切出しが指示される(ステップS5)。動画フレーム抽出部19においては、この指示を受けて、後述する静止画切出し処理(図13参照)が開始される。このように、静止画像の切出しを早いステップで開始しておくことにより、次のサムネイル画像の作成を早めることができる。なお、デフォルトでは、読み込まれた全ての動画ファイルが選択された状態となっている。
図6に、動画再生・選択画面121の一例を示す。図5に示すように、動画再生・選択画面121には、読み込まれた動画ファイルの一覧と、再生ボタン121a、停止ボタン121b、選択解除ボタン121c、確定ボタン(OKボタン)121d等が表示されている。
動画再生・選択画面121上で動画ファイルが選択され(ステップS6;YES)、再生ボタン121aが押下されて再生が指示されると(ステップS7;YES)、選択された動画ファイルが再生される(ステップS8)。停止ボタン121bが押下されて停止が指示されると(ステップS9;YES)、動画の再生が停止される(ステップS10)。再生が終了するまで(ステップS11;NO)、再生が続行されるとともに、停止ボタン121bの入力が監視される。
動画再生・選択画面121上で動画ファイルが選択され(ステップS6;YES)、選択解除ボタン121cが押下されて(ステップS7;NO)、選択解除が指示されると(ステップS12;YES)、ステップS6で選択された動画ファイルについて、印刷するファイルとしての選択が解除され(ステップS13)、解除結果がRAM13の選択解除結果格納部132に格納される(ステップS14)。動画再生・選択画面121上で確定ボタン121dが押下されるまで、ステップS6〜S14が繰り返し実行される。
動画再生・選択画面121上で確定ボタン121dが押下されると(ステップS15;YES)、表示部12にプリントスタイル選択画面122が表示される(ステップS16)。
図7に、プリントスタイル選択画面122の一例を示す。図7に示すように、プリントスタイル選択画面122には、いくつかの(ここでは2種類の)プリントイメージ図(印刷時のフォーマット)が表示され、表示された中から所望のプリントスタイルが選択可能となっている。また、縦、横の選択も可能となっている。
プリントスタイル選択画面122からプリントスタイルが選択されると(ステップS17)、RAM13のプリントスタイル格納部133に選択結果が格納され、サムネイル画像作成部20にプリントスタイルが通知され、選択されている動画ファイルについての画面表示用サムネイル画像の作成が指示される(ステップS18)。サムネイル画像作成部20においては、RAM13の選択解除結果格納部132を参照することにより、印刷するものとして選択されている動画ファイル、即ち、選択解除がなされていない動画ファイルについて、静止画像の切出しが終了したファイルから順にプリントスタイルに基づいて静止画像を配置して合成し、画像表示用サムネイル画像が作成される。プリントスタイルが選択されると、表示部12には、枚数決定画面123が表示され、サムネイル画像の作成が終了したものから順にロードされる(ステップS19)。
図8に、枚数決定画面123の一例を示す。図8に示すように、枚数決定画面123には、サムネイル画像作成部20により作成の終了したサムネイル画像が表示され、動画ファイル毎に枚数指定ボタン123aが表示され、枚数が指定入力可能となっている。また、枚数決定画面123には、プリントスタイル選択画面122に戻るための前画面表示(前画面に戻る)ボタン123b、確定(OK)ボタン123cが表示されている。
ここで、枚数決定画面123の表示中には、図9に示すように、3つのプロセスが並行処理されている。即ち、動画フレーム抽出部19においては、静止画像の切出しが終了していない場合は、静止画切出し処理が実行され、静止画像の切出しが終了したファイルについては、サムネイル画像作成部20におけるサムネイル画像の作成が行われ、生成されたサムネイル画像は枚数決定画面123へロードされる。
枚数決定画面123から枚数決定ボタン123aが操作されて枚数が入力されて出力様式格納部134に格納され(ステップS20)、前画面表示ボタン123bが操作されることなく(ステップS21;NO)、確定ボタン123cが押下されると(ステップS22;YES)、表示部12に印刷確認画面124が表示される(ステップS23)。前画面表示ボタン123bが押下されると、表示部12に再度プリントスタイル選択画面122が表示され、ステップS16〜S20が繰り返し実行される。サムネイル画像作成部20においては、選択し直されたプリントスタイルに基づいて、再度サムネイル画像の作成が行われる。
図10に、印刷確認画面124の一例を示す。図10に示すように、印刷確認画面124には、プリント紙、プリントサイズ、プリント時間、プリント枚数、プリント料金等が表示されるとともに、料金の投入後、プリントを開始する旨が表示されている。
料金投入口15aからプリント料金が投入されると(ステップS24;YES)、印刷用画像作成部21に印刷用の画像の合成が指示されるとともに(ステップS25)、表示部12に印刷中であることを示す印刷中画面125が表示される(ステップS26)。そして、印刷部16に対して、出力枚数に応じて、印刷用画像作成部21により作成された印刷用画像に基づく印刷が指示される(ステップS27)。
ここで、印刷中画面125の表示中には、図11に示すように、2つのプロセスが並行処理されている。即ち、印刷用画像処理部21においては、選択された動画ファイル及びプリントスタイルに基づいて、印刷用画像が合成され、合成が終了した画像が順次プリントキューに割り当てられる。印刷部16においては、プリントキューに基づき印刷が行われる。
印刷が全て終了すると(ステップS28;YES)、表示部12に、印刷が終了したことを示す印刷終了画面126(図12参照)が表示され(ステップS29)、RAM13の各格納部が初期化されて(ステップS30)、本処理は終了する。
図13に、動画フレーム抽出部19により実行される静止画切出し処理を示す。以下、図13を参照して静止画切出し処理について説明する。
まず、カウンタNが初期化されて1が格納され(ステップS31)、切出しフラグFがFalseに設定される(ステップS32)。次いで、プリントベンダー1に読み込まれた順に動画ファイルに1から順に番号が付され、RAM13の選択解除結果格納部132が参照されることによりN番目の動画ファイルが選択されているか否かが判断される(ステップS33)。N番目の動画ファイルが選択されている場合には(ステップS33;YES)、切出しフラグFにTrueが格納されているか否かが判断され(ステップS34)、Trueが格納されていない場合には(ステップS34;NO)、処理はステップS35に移行する。一方、N番目の動画ファイルが選択されていない場合(ステップS33;NO)、または、切出しフラグFにTrueが格納されている場合は(ステップS34;YES)、処理はステップS43に移行する。
ステップS35において、切出しフラグFにFalseが格納されているか否かが判断され、Falseが格納されている場合は(ステップS35;YES)、当該動画ファイルのフレームが1つ抽出され、静止画像の切出しが行われ(ステップS36)、切出しフラグFに、切出された静止画像の枚数1が格納される(ステップS37)。切出しフラグFにFalseが格納されていない場合には(ステップS35;NO)、当該動画ファイルの次のフレームが抽出され、静止画像の切出しが行われ(ステップS38)、切出しフラグFがインクリメントされる(ステップS39)。
N番目の動画ファイルについての静止画像の切出しが全て終了するまで(ステップS40;NO)、ステップS33〜S40が繰り返し実行される。ここで、例えば、N番目の動画ファイルの静止画像の切出し中にN番目の動画ファイルの選択が解除されると、処理はステップS43に移行して次のファイルへ移行するので、解除された動画ファイルの処理は中断される。
N番目の動画ファイルについての静止画像の切出しが全て終了すると(ステップS40;YES)、切出しフラグFにTrueが格納され(ステップS41)、1つの動画ファイルから切出された静止画像を1ファイルとしてRAM13の切出し済静止画ファイル格納部131に格納され(ステップS42)、処理はステップS43に移行する。
ステップS43において、カウンタNが動画ファイル数以上であるか否かが判断され、カウンタNが動画ファイル数以上ではない場合は(ステップS43;NO)、カウンタNがインクリメントされ(ステップS44)、ステップS33〜S42が繰り返し実行される。カウンタNが動画ファイル数以上である場合は(ステップS43;YES)、本処理は終了する。
以上説明したように、プリントベンダー1によれば、記録媒体2aから読み込まれた動画ファイルのうち選択された動画ファイルについて、動画フレーム抽出部19によりフレーム抽出して静止画像として切出して、印刷用画像合成部21により、入力部11により選択されたプリントスタイルに基づいて、切出された静止画像を時間順に並べて配置して合成することによりコマ送り写真方式の印刷用画像を作成し、入力部11により指定された枚数分印刷部16により印刷出力する。
従って、動画で撮影された動画像を静止画像として切出して、コマ送り写真形式で紙媒体上に印刷可能とすることにより、動きのある動画像を紙媒体で保存、鑑賞できるようになる。
なお、上記実施形態1における記述内容は、本発明における好適な一例であり、これに限定されるものではない。
以下、上記実施形態1の変形例1〜3について説明する。
<変形例1>
例えば、上記実施形態1においては、動画ファイルからフレームを抽出して静止画像を切出して、コマ送り写真形式で時間順に並べて配置することとしたが、フレームの種類によって静止画像の大きさを変えるようにしても良い。例えば、MPEG方式で圧縮されている動画ファイルのフレームには、入力信号がそのまま符号化されたI(Intra-Coded)フレーム、Iフレームと前後のフレームとの差分情報から復元されるP(Predictive-Coded)フレーム及びB(Bidirectionally Predictive-Coded)フレームが存在するが、一般的に、Iフレームに比べてノイズが多く、復元画像が荒くなる。そこで、Iフレームの画像のサイズを大きくし、Pフレーム、Bフレームの画像サイズを小さくして配置することで、ノイズの目立たない、鮮明な画像を提供することができる。
図14(a)(b)に、フレームの種類によって画像サイズを変更して配置した画像の例を示す。各フレームの配置は、サムネイル画像作成部20、印刷用画像作成部21において、Iフレームが複数ある場合、各Iフレーム1画像分を中央に大きく配置し、IフレームとIフレーム間に存在するPフレームとBフレームの数に応じて、プリントフォーマットを決定して配置する。これにより、ノイズの目立たない、鮮明な画像を提供することができる。
<変形例2>
また、動画ファイルに含まれるテロップに関する情報を用いて、写真プリントにテロップを挿入するようにすることもできる。
例えば、MPEG4形式のファイルフォーマットにおいては、図15に示すように、Atomと呼ばれるファイルの構成要素によって情報やデータを制御している。この中で定義されている“uuid”というAtomは、ユーザのプライベートデータを格納するものであるが、ここにテロップを表示する時間情報(テロップ表示開始時間及び終了時間)、テロップの内容等のテロップ情報を挿入することができる。この“uuid”に含まれるテロップの時間情報およびテロップの内容に基づいて、写真プリントにテロップを挿入する。
テロップを挿入するには、“uuid”のテロップの時間情報に基づいてテロップの配置場所を決定し、テロップの文字数に応じて表示する行数やフォントを決定する必要がある。
図16に、サムネイル画像作成部20、印刷用画像作成部21において、切出された静止画像を配置する際に実行されるテロップ配置処理を示す。
まず、‘mdhd’AtomからMovie(動画)の長さ、“stss”Atomから、Iフレームから生成されるPフレーム、Bフレームの個数が取得され、この情報をもとに1フレーム当りの表示時間が算出される(ステップS101)。1フレーム当りの表示時間は、Pフレーム及びBフレームの個数÷Movieの長さにより求められる。
次いで、“uuid”Atomからテロップ内容及びテロップ時間情報が取得され(ステップS102)、ステップS101で得られた1フレームあたりの表示時間とステップS102で得られたテロップ時間情報に基づいて、テロップの配置場所(何フレーム目に対応してテロップを配置させるか)が決定される(ステップS103)。
そして、ステップS103で決定された配置場所及びテロップ制御構造体に基づいて、テロップの配置情報が決定される(ステップS104)。
図17に、テロップ制御構造体の一例を示す。図17に示すように、テロップ制御構造体は、テロップ識別番号(ID)と文字数を保持する構造体及びテロップの文字数、フォントサイズ、行数を保持する構造体の2つの制御構造体により、テロップの制御情報を保持している。このテロップ制御構造体に基づいて、テロップの表示が制御される。例えば、テロップ制御構造体が「10文字以上、20文字以内のときは7ptで2行」という制御情報を有し、Atomに基づいて得られた情報から「3番目のテロップは、7秒目スタートで14文字」であった場合、テロップは7秒目のフレームの真下に、7ptで2行に渡って表示される。図18(a)(b)に、テロップの配置された写真フォーマットの例を示す。サムネイル画像作成部20、印刷用画像作成部21は、テロップ配置処理により決定されたテロップの配置情報に基づいて、静止画像、テロップ内容を示す文字情報を配置して合成する。
上述した方法により、あるフレームの写真のコメントをテキストで挿入することが可能となるので、被写体の動きを画像と文字双方により楽しむことができるようになる。また、自動的にテロップを配置するので、ユーザがいちいちテロップ配置位置を指定する必要がなく、容易にテロップの挿入された写真を作成することができる。
<変形例3>
また、動画の撮影時間が長い場合には、1枚の写真に全てのフレームの静止画像が収まりきれなくなり、切出された静止画像を選択する必要がでてくるが、手動で選択するのは煩雑である。そこで、動画ファイルから抽出されたフレームの数が予め設定された指定数以上である場合に、後述するフレーム自動選択処理を実行することにより、動画を構成する場面から自動的にバランスよく静止画像として利用するフレーム選択を行うことができる。
図19に、サムネイル画像作成部20、印刷用画像作成部21により実行されるフレーム自動選択処理を示す。以下、図19を参照して、フレーム自動選択処理について説明する。
まず、動画ファイルのフレームがIフレーム、Pフレーム、Bフレームにグループ分けされる(ステップS201)。次いで、Iフレームが1枚の写真として配置するのに必要な指定画像数以上であるか否かが判断され、Iフレームが指定画像数以上である場合には(ステップS202;YES)、Iフレームの静止画像が選択され、指定画像数だけ時間順に配置して画像を合成することにより、サムネイル画像(印刷用画像)が作成される(ステップS203)。
Iフレームが指定画像数より少ない場合(ステップS202;NO)、「指定画像数−Iフレームの数=n」としてPフレームとBフレームの静止画像がnグループに分割され(ステップS204)、各グループの中から平均的なフレームの静止画像、例えば時間的に中央に位置するフレームの静止画像(グループメンバが奇数の場合は、中央画像の2枚のうちの任意の1枚)が選択され(ステップS205)、Iフレームの静止画像と選択されたPフレームとBフレームの静止画像を時間順に配置して画像を合成することにより、サムネイル画像(印刷用画像)が作成される(ステップS206)。
上述したフレーム自動選択処理を実行することにより、動画ファイルの撮影時間が長時間の場合、動画ファイルのスタートから終わりまでの時間の中からまんべんなく静止画像を選択して1枚の画像を生成することが可能となるので、複数の場面で構成される動画ファイルであっても、各場面を含む画像を生成することが可能となる。また、ユーザが印刷に利用する静止画像を選択する必要なく、容易に長時間の動画ファイルから1枚の画像を印刷することができる。
なお、上述した変形例1〜3の機能を組み合わせて有するようにしてもよい。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2について説明する。
図20に、本実施形態に係るプリントシステム100の全体構成を示す。図20に示すように、プリントシステム100は、本発明の画像印刷システムに相当するものであり、プリントベンダー1、画像記録装置2、デコードサーバ3、メールサーバ(SMTP(Simple Mail Transfer Protocol))サーバ4、画像DB5aを有するストレージサーバ5がネットワークNTを介して相互にデータの送受信が可能なように接続されている。なお、図20においては、各装置が各々1台ずつ接続された例を示しているが、これらの装置の台数は特に限定されない。
プリントサーバ1は、図2で説明した構成に、ネットワークNTに接続された各装置との間でデータの送受信を行う通信制御部23(図示せず)を備えている。
画像記録装置2は、少なくとも、装置全体を制御するCPU、各種データ及びプログラムを記録する記録部、情報を一時的に格納するRAM、各種操作信号を入力するための操作部、各種情報を表示するための表示部、ネットワークNTに接続された各装置とデータの送受信を行うための通信部を備えて構成されている。画像記録装置2の記録部は、記録媒体を有しており、この記録媒体には、MPEG4等の圧縮形式により圧縮された動画ファイルが記録されている。画像記録装置2は、例えば、カメラ付き携帯電話機、ビデオカメラ、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)等であり、画像記録装置2のCPUは、記録部に記録されているプログラムに従い、操作部からの指示入力に基づいて、記録媒体に記録されている動画ファイルをネットワークNTを介してデコードサーバ3へアップロードする。
デコードサーバ3は、装置全体を制御するCPU、各種データ及びプログラムを記録する記録部、情報を一時的に格納するRAM、ネットワークNTに接続された各装置とデータの送受信を行うための通信部等を備えて構成されている。デコードサーバ3のCPUは、記録部に記録されているプログラムに従って、画像記録装置2からMPEG4等の圧縮形式により圧縮された動画ファイルがアップロードされると、これをデコードしてフレーム抽出することにより静止画像の切出しを行い、IDコード(以下、IDと称する)、パスワードを発行する。そして、デコードサーバ3のCPUは、動画ファイル、切出された静止画像のファイル、ID及びパスワードを対応付けて通信部によりストレージサーバ5へ送信するとともに、ID及びパスワードをメールサーバ4へ送信する。
メールサーバ4は、装置全体を制御するCPU、各種データ及びプログラムを記録する記録部、情報を一時的に格納するRAM、ネットワークNTに接続された各装置とデータの送受信を行うための通信部等を備えて構成されている。メールサーバ4のCPUは、記録部に記録されているプログラムに従って、デコードサーバ3から送信されたID及びパスワードを画像記録装置2に電子メールで送信する。
ストレージサーバ5は、装置全体を制御するCPU、各種データ及びプログラムを記録する記録部、情報を一時的に格納するRAM、ネットワークNTに接続された各装置とデータの送受信を行うための通信部等を備えて構成され、画像DB5bが接続されている。ストレージサーバ5のCPUは、通信部によりデコードサーバ3から受信された動画ファイル、静止画ファイル、ID及びパスワードを画像DB5bに格納し、プリントベンダー1からID及びパスワードが送信されると、これに対応する静止画ファイルを読み出してプリンベンダー1へ送信する。
ネットワークNTは、専用線や既存の一般公衆回線を利用して構築された通信ネットワークであり、LANやWAN等の様々な回線形態を適用することが可能である。ネットワークNTには、例えば、電話回線網、ISDN回線網、専用線、移動体通信網、通信衛星回線、CATV回線網等の各種通信回線網と、それらを接続するインターネットサービスプロバイダ等が含まれる。但し、情報管理の信頼性の観点から、特定のユーザのみがアクセス可能なセキュリティを確保しているネットワークであることが望ましい。各装置、端末間は有線接続であっても無線接続であってもよい。
次に、プリントシステム100の動作について説明する。
図21に、プリントベンダー1による印刷に先立って、プリントシステム100において行なわれる事前処理の流れを示す。以下、図21を参照して事前処理の流れについて説明する。
まず、画像記録装置2によりデコードサーバ3に動画ファイルがアップロードされる(ステップS301)。1度にアップロードする動画ファイルは単数でも複数でもよい。
デコードサーバ3においては、アップロードされた動画ファイルがデコード処理され、フレームが抽出されて静止画像が切出され、静止画ファイルが作成される(ステップS302)。次いで、この動画ファイルに対してID、パスワードが発行される(ステップS303)。動画ファイル、切出された静止画ファイル、発行されたID及びパスワードは、対応付けてストレージサーバ5へ送信される(ステップS304)。また、発行されたID及びパスワードは、メールサーバ4へ送信される(ステップS305)。
ストレージサーバ5においては、デコードサーバ3から受信された動画ファイル、切出された静止画ファイル、発行されたID及びパスワードが対応付けて画像DB5aに格納される(ステップS306)。
メールサーバ4においては、デコードサーバ3から送信されたID及びパスワードが画像記録装置2へメール送信される(ステップS307)。画像記録装置2においては、メールサーバ4から送信されたID、パスワードのメールが受信され(ステップS308)、表示画面上にID、パスワードが表示される(ステップS309)。
上記事前処理実施後、印刷時には、図22に示す印刷処理が行なわれる。以下、図22を参照してプリントシステム100における印刷処理の流れについて説明する。
図21の事前処理において画像記録装置2に表示されたID及びパスワードがプリントベンダー1の入力部11から入力されると(ステップS401)、入力されたID及びパスワードがストレージサーバ5へ送信され、このID及びパスワードに対応する静止画ファイルの送信要求がなされる(ステップS402)。ストレージサーバ5において、プリントベンダー1から送信されたID及びパスワードが受信されると、ID及びパスワードの認証が行われ(ステップS403)、画像DB5bから当該ID及びパスワードに対応する静止画ファイルが読み出され(ステップS404)、プリントベンダー1に送信される(ステップS405)。
プリントベンダー1において、ストレージサーバ5から静止画ファイルが受信されると(ステップS406)、受信された静止画ファイルに基づいて画像の合成、印刷が行われる(ステップS407)。具体的には、図4で説明した動画印刷処理において、ステップS1〜3の動画ファイルの記録媒体2aからの読み込み、デコード及び動画フレーム抽出部19における静止画切出し処理を省略した処理が行われる。
以上説明したように、プリントシステム100によれば、事前に動画ファイルのデコード処理が行われ、静止画像の切出しが行われているので、プリントベンダー1における印刷時のユーザの待ち時間を短縮することができる。
なお、上記実施形態1、2における記述内容は好適な一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施形態1、2においては、画像印刷装置として、画像印刷販売装置であるプリントベンダー1を例に取り説明したが、これに限定されず、家庭用のフォトプリンタにも適用可能である。
また、実施形態1においては、画像記録装置2からのデータは、記録媒体2aを介してプリントベンダー1に供給されることとしたが、これに限定されず、例えば、USBケーブルを利用した有線接続、コネクタ接続、微弱無線や赤外線等を利用した無線通信により行う構成としてもよい。
その他、プリントベンダー1、プリントシステム100を構成する各装置の細部構成及び細部動作に関しても、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態1における全体構成及び本発明に係るプリントベンダー1の外観を示す図である。 図1のプリントベンダー1の機能的構成を示すブロック図である。 図2のRAM13のデータ格納例を示す図である。 図2のCPU10により実行される動画印刷処理を示すフローチャートである。 図2のCPU10により実行される動画印刷処理を示すフローチャートである。 図2の表示部12に表示される動画再生・選択画面121の一例を示す図である。 図2の表示部12に表示されるプリントスタイル選択画面122の一例を示す図である。 図2の表示部12に表示される枚数決定画面123の一例を示す図である。 枚数決定画面123の表示中に並行処理されるプロセスを示す図である。 図2の表示部12に表示される印刷確認画面124の一例を示す図である。 図2の表示部12に表示される印刷中画面125の表示中に並行処理されるプロセスを示す図である。 図2の表示部12に表示される印刷終了画面126の一例を示す図である。 図2の動画フレーム抽出部19により実行される静止画切出し処理を示すフローチャートである。 図3のサムネイル画像作成部20、印刷用画像作成部21において、フレームの種類によって画像サイズを変更して配置した画像の例を示す図である。 MPEG4形式のファイルフォーマットを示す図である。 図2のサムネイル画像作成部20、印刷用画像作成部21において、切出された静止画像を配置する際に実行されるテロップ配置処理を示すフローチャートである。 テロップ制御構造体の一例を示す図である。 テロップの配置された写真のフォーマットの例を示す図である。 サムネイル画像作成部20、印刷用画像作成部21により実行されるフレーム自動選択処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2におけるプリントシステム100の全体構成を示す図である。 図20のプリントシステム100において、プリントベンダー1による印刷に先立って実行される事前処理の流れを示す図である。 図20のプリントシステム100において、プリントベンダー1による印刷時に実行される印刷処理の流れを示す図である。
符号の説明
1 プリントベンダー
2 画像記録装置
2a 記録媒体
3 デコードサーバ
4 メールサーバ
5 ストレージサーバ
5a 画像DB5b
10 CPU
11 入力部
12 表示部
13 RAM
14 伝送制御部
15 金銭授受部
16 印刷部
17 記録部
18 記録媒体接続部
19 動画フレーム抽出部
20 サムネイル画像作成部
21 印刷用画像作成部
22 バス
NT ネットワーク

Claims (8)

  1. 画像を印刷する画像印刷装置において、
    外部の画像記録装置から動画ファイルを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された動画ファイルからフレームを抽出し、静止画像を切出す動画フレーム抽出手段と、
    前記動画ファイルから切出された静止画像を時間順に並べて配置して合成し、印刷用画像を作成する印刷用画像作成手段と、
    前記作成された印刷用画像を転写紙上に印刷する印刷手段と、
    を備えたことを特徴とする画像印刷装置。
  2. 前記印刷用画像作成手段は、前記動画ファイルから抽出されるフレームの種類に応じて、前記静止画像の大きさ及び配置を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像印刷装置。
  3. 前記印刷用画像作成手段は、前記動画ファイルにテロップ表示時間及びテロップ内容を含むテロップ情報が含まれている場合に、前記テロップ表示時間に応じてテロップの配置場所を決定し、前記決定されたテロップの配置場所に基づいて、前記静止画像及び前記テロップ内容を示す文字情報を配置して合成し、前記印刷用画像を作成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像印刷装置。
  4. 前記印刷用画像作成手段は、前記テロップの文字数に応じて前記テロップ内容を示す文字情報のフォント及び行数を決定することを特徴とする請求項3に記載の画像印刷装置。
  5. 前記印刷用画像作成手段は、前記動画ファイルから抽出されたフレーム数に応じて、前記印刷用画像に利用する静止画像を選択することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の画像印刷装置。
  6. 前記印刷用画像作成手段は、前記動画ファイルから抽出されたフレーム数が予め設定された指定数以上である場合に、Iフレームの静止画像を印刷用の静止画像として選択し、Pフレームの静止画像及びBフレームの静止画像を、前記指定数とIフレームの数との差の数のグループに分け、各グループの中央の静止画像を印刷用の静止画像として選択することを特徴とする請求項5に記載の画像印刷装置。
  7. 圧縮された動画像を記録した画像記録装置と、圧縮された動画像をデコード処理するデコードサーバと、画像を格納するストレージサーバと、画像を印刷する画像印刷装置とが通信ネットワークを介して接続された画像印刷システムであって、
    前記画像記録装置は、前記デコードサーバに前記圧縮された動画像を前記通信ネットワークを介して送信し、
    前記デコードサーバは、前記画像記録装置から受信された動画像をデコードし、フレームを抽出して静止画像を切出し、前記切出された静止画像を前記通信ネットワークを介してストレージサーバへ送信し、
    前記ストレージサーバは、前記デコードサーバから受信された静止画像を格納し、前記画像印刷装置からの要求に応じて、前記通信ネットワークを介して前記静止画像を前記画像印刷装置に送信し、
    前記画像印刷装置は、前記ストレージサーバに前記静止画像の送信を要求し、前記ストレージサーバから受信された静止画像を時間順に並べて配置して合成することにより印刷用画像を作成し、前記作成された印刷用画像を転写紙上に印刷することを特徴とする画像印刷システム。
  8. 画像を印刷する画像印刷装置を制御するためのコンピュータに、
    外部の画像記録装置から動画ファイルを取得する機能と、
    前記取得された動画ファイルからフレームを抽出し、静止画像を切出す機能と、
    前記動画ファイルから切出された静止画像を時間順に並べて配置して合成し、印刷画像を作成する機能と、
    前記作成された画像を転写紙上に印刷する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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