JP2004206341A - 画像プリントシステム、画像出力装置、プログラム、記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】初期設定、動作設定、機器設定等の設定に係る労力的負担を軽減することを可能とする画像プリントシステム等を提供する。
【解決手段】端末装置102は、設定データ400を作成し、当該設定データ400を画像出力装置101に入力する。設定データ400は、テキストファイル形式等とすることができる。端末装置102において作成された設定データは、記録媒体を介してあるいはネットワーク、ケーブル等の接続線を介して画像出力装置101に入力される。画像出力装置101は、設定データに基づいて初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行ったり、あるいは、設定データを利用可能な形式に変換してハードディスク装置等に保持し、設定済の設定、あるいは、保持した設定データに基づいて、各種処理を実行する。
【選択図】 図1
【解決手段】端末装置102は、設定データ400を作成し、当該設定データ400を画像出力装置101に入力する。設定データ400は、テキストファイル形式等とすることができる。端末装置102において作成された設定データは、記録媒体を介してあるいはネットワーク、ケーブル等の接続線を介して画像出力装置101に入力される。画像出力装置101は、設定データに基づいて初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行ったり、あるいは、設定データを利用可能な形式に変換してハードディスク装置等に保持し、設定済の設定、あるいは、保持した設定データに基づいて、各種処理を実行する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラで撮影した画像、スキャナで読込んだ画像、持参した記録メディアに記録されている画像データ、装置に予め保存してある画像等を合成編集してプリントできる画像プリントシステム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラ等で撮影した画像は、従来のように写真店にフィルムを持ち込んで印刷してもらうのでなく、パソコンやプリンタなどを用いて自宅でプリントすることが可能である。また、既にプリントされた写真もスキャナー等で読み取り、焼き増し、引き延ばしなどを行うことができる。
【0003】
ところが、撮影した画像をより美しく、様々な工夫を凝らして加工したいという要求が存在する一方で、デジタルカメラ、パソコン、プリンタ、スキャナー等の電子機器は進歩が速く、次々に性能の高い新製品が売り出されるため、個人が常に、最高級のプリント作成を行うことは難しく、また撮影された画像と合成するフレーム画像等の副画像も、個人では利用可能なものには限界が有る。
【0004】
そこで、カメラ店等の店舗に設置された、比較的小さなスペースに設置することが可能な画像出力装置である、デジタルフォトプリント装置により、画像が記録された記録媒体や、既にプリントされた写真を持ちこんで、フレーム画像等を合成したりしてプリントする方法がある(デジタルフォトプリントシステム、例えば、[特許文献1]、[非特許文献1]参照。)。
【0005】
また、画像データの入力手段としては、デジタルカメラを備えて、その場で撮影した画像データを入力データとして扱えるようにし、また、平面スキャナーを備えて、利用者が持参した写真プリント等をその場でスキャナ入力した画像データを入力データとして扱えるようにした結果、利用者の様々なプリント出力する要求に1台の出力装置で応えられるようにした装置も登場している。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−46324号公報(第18頁段落番号[0145]、図5〜図10)
【非特許文献1】
大日本印刷株式会社、"デジカメプリントのすすめ"、[online]、[2002年12月1日検索]、インターネット<URL:http://www.digicamates.com/susume/index.html>
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように従来の画像プリントシステムは、多種多様な処理を行うことが可能であるが、その反面、当該画像プリントシステムの初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行う場合、ドライブ装置の割り振り、スキャナ装置、プリンタ装置、撮像装置、画質、用紙、位置決め、モニタ画面、課金処理等、設定対象が多岐に渡り、それぞれ、設定対象毎に異なるフォーマット、異なる手順、異なる方法で設定を行う必要があるという問題点がある。
【0008】
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に係る労力的負担を軽減することを可能とする画像プリントシステム等を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために第1の発明は、画像データを入力する入力手段と、当該画像データを印刷出力する出力手段と、入力された設定データに基づいて設定を行う設定手段と、を具備することを特徴とする画像出力装置である。
【0010】
第1の発明では、画像出力装置は、入力された設定データに基づいて、初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行い、当該設定に基づいて、画像データの入力処理、画像処理、レイアウト処理、印刷出力処理、機器制御等を行う。
【0011】
また、画像出力装置は、設定データが複数の事項に関する設定情報を含む場合(例えば、設定データが画像出力装置が実行する全処理に係る設定情報を有する場合)、当該設定データによる設定を一括して行うことができる。
また、画像出力装置は、入力された設定データを処理実行時に利用可能な形式に変換して保持し、処理実行時に参照することができる。
【0012】
また、画像出力装置は、記録媒体から読み取ったり、スキャナ等の原稿読取装置により走査したり、デジタルカメラ装置等の撮像装置により撮像することにより、画像データを入力、取得することができる。
また、画像出力装置は、入力された画像データ、予め保持する画像データのうち少なくともいずれかを用いて画像を加工、編集、合成等し、新しい別の画像データを作成することができる。
また、画像出力装置は、利用に対して課金を行うことができる。
【0013】
第1の発明では、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に関する情報を1のテキストファイル等にまとめて記述することにより設定データを作成し、当該設定データを画像出力装置に入力することにより、設定対象が多岐に渡る場合であっても、統一的なフォーマット、手順、方法により一括して設定を行うことができ、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に係る労力的負担を著しく軽減することができる。
【0014】
第2の発明は、端末装置と画像出力装置とにより構成される画像プリントシステムであって、前記端末装置は、設定データを作成する設定データ作成手段と、前記設定データを前記画像出力装置に提供する設定データ提供手段と、を具備し、前記画像出力装置は、画像データを入力する入力手段と、当該画像データを印刷出力する出力手段と、前記設定データを前記端末装置から受け取る設定データ受取手段と、前記設定データに基づいて設定を行う設定手段と、を具備することを特徴とする画像プリントシステムである。
【0015】
第2の発明では、端末装置は、設定データを作成し、記録媒体を介してあるいはネットワーク、ケーブル等の接続線を介して、当該設定データを画像出力装置に入力する。また、設定データを端末装置において作成することに替えて、画像出力装置が備えるキーボード、マウス等の入力装置に直接設定データを入力することも可能である。
【0016】
第3の発明は、コンピュータを第1の発明あるいは第2の発明の画像出力装置として機能させるプログラムである。
第4の発明は、コンピュータを第1の発明あるいは第2の発明の画像出力装置として機能させるプログラムを記録した記録媒体である。
上述のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像プリントシステム等の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
【0018】
最初に、図1を参照しながら、本発明の実施の形態に係る画像プリントシステム100の構成について説明する。
図1は、画像プリントシステム100の構成を示すブロック図である。
【0019】
画像プリントシステム100は、画像出力装置101、端末装置102等により構成される。端末装置102で作成された設定データ400(後述する)は、記録媒体103、あるいは、ネットワーク(接続線)104等を介して、画像出力装置101に入力される。また、設定データ400は、画像出力装置101に備えられたキーボード、マウス等の入力装置105により直接画像出力装置101に入力することもできる。
【0020】
画像出力装置101は、画像データ読込書込手段111、画像編集合成手段112、素材データベース(素材DB)113、プリント手段114、注文内容入力手段115、課金手段116、設定手段117等を備える。
【0021】
画像データ読込書込手段111は、被写体121をデジタルカメラ等の撮像装置により撮像したり、原稿122をスキャナ装置等の原稿読取装置により読み取ったり、予め画像データが記録された記録媒体123から読み取ることにより、画像データを取得する。また、画像データ読込書込手段111は、画像出力装置101が作成した画像データを記録媒体123に記録することもできる。
記録媒体123は、例えば、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード(CFカード)、フロッピー(登録商標)ディスク、PCカード、CD−ROM等である。
【0022】
画像編集合成手段112は、1つ以上の入力または選択した画像データに対して、落書き、スタンプのような加工、画像データの切抜き、変倍、切抜いた画像の他の画像への貼付け等、合成編集等を対話的に行う対話型インターフェース手段と画像処理プログラムで構成される。加工や合成編集に扱う画像データとしては、素材データベース113に存在する素材画像データ、フレーム画像データ等を用いることもできる。
【0023】
プリント手段114は、高解像度カラープリンタである。昇華型あるいはインキジェット型などの方式は問わない。
【0024】
注文内容入力手段115により利用者は、出力すべき注文内容を必要に応じて選択する。選択する項目としては、プリントモードの選択(実画像データの通常の出力を行うのか、インデックスプリント出力を行うのか、はがきプリントを行うのか、シールプリントを行うのか、証明写真プリントを行うのか、等の指定)、さらに実画像データの通常の出力等の場合には、複数コマ分の画像データを入力した場合のどの画像をプリントするかの指定(デジタルカメラ画像を出力する場合のインデックス画像のモニタ表示とインデックスからの選択指定)、プリント枚数やプリントサイズの指定などがある。尚、利用者は、画像を出力する前に、1つ以上の画像データを指定して加工および合成編集することができる。
【0025】
注文内容入力手段115としては、例えば、CRTや液晶パネル等の表示手段と一体化されたタッチパネルや、キーボード、マウスやトラックボールのような各種ポインタを用いることができる。
課金手段116は予め投入された金額に応じて、画像出力装置101の各機能を有効とする。
設定手段117は、画像出力装置101の初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行う。尚、設定は、設定データ400に基づいて行われる。
【0026】
端末装置102は、コンピュータ等であり、設定データファイルを作成する。端末装置102は、例えば、テキストエディタ等の編集プログラムを実行することにより、あるいは、当該設定データの作成を支援する支援プログラムを実行することにより、設定データファイルを作成する。
【0027】
記録媒体103は、設定データを記録可能な媒体であり、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等である。
ネットワーク(接続線)104は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、専用回線、インターネット等のネットワーク、ケーブル、バス等の接続線等であり、有線、無線を問わない。ネットワーク(接続線)104は、端末装置102及び画像出力装置101間のデータの授受を媒介する。
また、入力装置105は、キーボード、マウス等の入力装置であり、設定データ400を直接画像出力装置101に入力する。
【0028】
次に、図2を参照しながら、画像出力装置101の外観構成について説明する。
図2は、画像出力装置101の外観斜視図である。
【0029】
画像出力装置101の上段部正面には、タッチパネル付きモニタ等であるモニタ画面201が配置されている。モニタ画面201は、操作の案内や、操作の状況や、読み取った画像或いは編集加工した画像等を表示する表示手段としての機能を発揮する。
【0030】
モニタ画面201の画面の横には、メディア挿入口202が設置される。上段部と下段部を分けている水平部には、プリント物の画像を読み取ってデジタルデータ化するスキャナ面203が設置される。また、モニタ画面201の画面の上には、デジタルカメラ等の撮像装置により被写体を撮像するためのレンズ窓204が設置される。これらのメディア挿入口202、スキャナ面203、レンズ窓204は、画像データ読込書込手段111の一部を構成する。
【0031】
メディア挿入口202は、各種メディア(スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード(CFカード)、フロッピー(登録商標)ディスク、PCカード、CD−ROM等)の挿入口であり、フロッピー(登録商標)ディスク挿入口、CD−ROM挿入口、PCカード挿入口、スマートメディア挿入口、コンパクトフラッシュ(登録商標)挿入口等がひとまとめの位置に配置されている。
【0032】
また、画像出力装置101の筐体内には上記各記録メディアの挿入口に対応して、それぞれの読取書込装置の本体が設置されている。各挿入口には、手数料の徴収が完了するまで記録メディアを取り出せないように、シャッタ(図示しない)を備えても良い。
【0033】
画像出力装置101の下段部には、料金投入口(硬貨投入口205、紙幣挿入口206)、返却レバー207、返却口208、レシート取出口209、プリント物取出口210、スピーカ211、メインテナンスキー212、ドア開閉キー213等がそれぞれ配置されている。
【0034】
料金投入口(硬貨投入口205、紙幣挿入口206)、返却レバー207、返却口208、レシート取出口209は、課金手段116の一部を構成する。
顧客は、硬貨投入口205に硬貨を投入したり、紙幣挿入口206に紙紙幣を挿入することにより料金を支払う。釣銭がある場合には返却口208から放出されるので、それを受け取れる。また、硬貨が詰まった時には硬貨返却レバー207を回すことにより返却口208から放出されるので、それを受け取れる。
料金を徴収した後、レシート取出口209から徴収した金額や注文内容が印刷されたレシートが放出される。
【0035】
プリント物取出口210は、プリント手段114の一部を構成する。利用者は、タッチパネルボタンに触れるなどしてプリント実行を指示した後、プリント物取出口210から放出されるプリント物を受け取る。
スピーカ211は、待機中や操作中に音声、BGM、効果音などを再生する。
【0036】
メンテナンスキー212は、ユーザーを受け付けることのできる通常の運転モードと、管理者が画像プリントシステムの設定やメンテナンスを行う管理モードを切り替えるキーである。
【0037】
また、外観からは明確に認識できないが、ポスト型画像出力装置101の筐体内には、ポスト型画像出力装置101の各構成部分を制御するための制御部を含むパソコンや、電圧の変換を行う電源ボックス、停電時に制御部のCPUやハードディスク等の破損を防ぐ無停電電源装置等が設置される。
【0038】
次に、図3を参照しながら、画像出力装置101の概略構成について説明する。
図3は、画像出力装置101のハードウェア構成図である。
【0039】
画像出力装置101は、制御部301、ハードディスク302、入出力部303(CD−ROMドライブ装置、キーボード、マウス等)、通信制御部304(通信制御装置、通信ポート等)、デジタルカメラ305、スキャナ306、各種メディア読取書込部307(1〜n)、シャッタ308(1〜n)、モニタ309(タッチパネル付き)、コインメック310、ビルバリ311、レシートジャーナル処理部312、プリンタ313等が、バス314を介して接続される。
【0040】
制御部301は、CPU、ROM、RAM等で構成され、大容量記憶媒体としてのハードディスク302に格納されたプログラムに従って、バス314を介して接続された各装置を駆動制御する。
【0041】
ハードディスク302には、各構成部分を駆動制御するプログラム、例えば各記録メディアに対応する読取書込プログラム、シャッタの開閉制御プログラム、課金プログラム等の他に、画像編集合成手段112の一部として入力または選択された画像を編集加工するための画像処理プログラム、間引きデータを作ってインデックスデータを作成する画像処理プログラム、注文内容入力手段115の一部として対話型メニューをモニタ309に表示し、プリント手段114に対してプリント条件を設定して、プリント開始を指示するプログラム、および、画像の合成に用いるフレーム、背景画像、ぬりえ用の線画イラスト画像等の画像データを記憶した素材データベース113が格納されている。
【0042】
これらの各プログラムコードは、制御部301により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
【0043】
入出力部303(CD−ROMドライブ装置、キーボード、マウス等)は、制御部301のROMやハードディスク302に記憶されているプログラムや情報をバージョンアップ、あるいは、画像プリントシステムの初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行う際に用いられ、メンテナンスキーにより本体部を管理モードに切り替えて、入出力部303にバージョンアップ用のCD−ROMを挿入し、データの書き換えを行ったり、設定データを入力して設定を行う。
【0044】
通信制御部304は、通信制御装置、通信ポート等であり、画像出力装置101及び端末装置102間の通信制御を行う。
【0045】
デジタルカメラ305、スキャナ306、各種メディア読取書込部307(1〜n)は、画像データ読込書込手段111に相当する。
シャッタ308は、記録メディア挿入口に設けられ、当該記録メディア挿入口を開閉し、読取処理の最中に記録メディアを取り出せないようにしたり、課金処理が完了するまで記録メディアを取り出せないようにすることができる。
【0046】
モニタ309に表示された操作案内に従って、同モニタ309に表示されたタッチパネルボタンを選択し触れることにより、プリントモードの選択およびオリジナル画像データの読み込みから、加工、合成編集、プリント物の出力までの一連の操作を行うことができる。
【0047】
コインメック310、ビルバリ311、レシートジャーナル処理部312は、課金手段116に相当し、硬貨投入、紙幣挿入を受け付けたり、レシートの発行を行う。
プリンタ313は、プリント手段114に相当し、画像の印刷出力処理を行う。
【0048】
次に、図4を参照しながら、設定データについて説明する。
図4は、設定データ400の一態様を示す図である。
【0049】
設定データ400は、画像プリントシステム100、画像出力装置101が実行する処理(装置制御、画像処理、印刷出力処理等)の動作設定、ドライブ装置の割り当て等の機器設定等についての情報を示す。
【0050】
設定データ400は、これらの情報をテキスト形式等により記録する。画像出力装置101は、設定データ400が入力されると、当該設定データに基づいて初期設定を行ったり、当該設定データをハードディスク装置等に保持し、各種処理を実行する際に設定値、パラメータ等として参照したりする。
【0051】
図4に示す設定データ400は、設定項目401、設定変数402、設定値403等の各フィールドを有する。
設定項目401は、初期設定、動作設定、機器設定等の設定事項の内容を示し、設定変数402は、設定項目401に対応する変数を示し、設定値は、設定変数402に対応する値を示す。
【0052】
設定項目401は、例えば、項目411「メディアのドライブ指定」、項目412「デモ画面のON/OFF」、項目413「壁紙の切り替え」、項目414「プリンタ搭載数」、項目415「プリンタ接続先指定」、項目416「プリンタ用紙のサイズ指定」、項目417「プリンタ用紙の種類指定」、項目418「BGMのボリューム指定」、項目419「課金前後のタイムアウト指定」、項目420「スキャナのブライトネス値、コントラスト、ガンマ値指定」、項目421「データ読込の上限/下限サイズ指定」、項目422「締め日指定」、項目423「プリカットシールのオフセット値指定」、項目424「(各メニュー毎)ボタンの表示/非表示指定」、項目425「(各メニュー毎)単価指定」、項目426「(各メニュー毎)ブライトネス値、イエロ値、マゼンタ値、シアン値指定」、項目427「(各メニュー毎)自動補正のON/OFF指定」、項目428「(各メニュー毎)スキャナ入力/ズーム/証明写真等のMTF値指定」、項目429「(各メニュー毎)画像読込モード(サムネイル読込、JPEG高速読込、実データ読込)指定」、項目430「(各メニュー毎)入力/出力プロファイル指定」、項目431「(各メニュー毎)レンダリングインテント指定」等である。
【0053】
設定値403については、標準的な値を示すデフォルト値を用意しておいてもよい。
また、各メニュー(デジタルフォトプリント、フレーム合成、インデックスプリント、証明写真(カラー/モノクロ)、ポストカード作成、テストプリント、キャラクタプリント等)毎に、設定項目を設け、設定変数、設定値を定めるようにしてもよい。
また、設定データの全部、あるいは、その一部を別データ(別ファイル)等に記録し、設定データ400には、当該データ(ファイル)等の参照先を記述するようにしてもよい。
また、項目430「(各メニュー毎)入力/出力プロファイル指定」は、例えば、ICCプロファイルに関するものである。
【0054】
ICCプロファイルは、ICC規格に基づくプロファイルである。ICC規格は、標準化団体ICC(International Color Consortium)が提唱するCMS(Color Management System)のための規格である。ICCプロファイルに、スキャナ、プリンタ、ディスプレイの色再現特性(RGB、CMYK等)を記述し、当該ICCプロファイルをシステム間で交換することにより、出力機器の色再現をコントロールすることができる。
【0055】
次に、図5及び図6を参照しながら、画像プリントシステム100の動作について説明する。
図5は、設定処理に係る画像出力装置101、端末装置102の動作を示すフローチャートである。
【0056】
端末装置102は、設定データを作成し(ステップ501)、当該設定データを画像出力装置101に入力、提供する(ステップ502)。
画像出力装置101は、設定データに基づいて設定を行ったり、あるいは、設定データを各種処理の実行時に利用可能、参照可能な形式に変換してハードディスク装置等に保持する(ステップ503)。画像出力装置101は、設定した動作設定、機器設定、あるいは、保持した設定データに基づいて、各種処理を実行する(ステップ504)。
【0057】
図6は、上記のステップ504(各種処理)に係る画像出力装置101の動作を示すフローチャートである。
【0058】
画像出力装置101は、サービスの内容、手順、案内等を示すメニュー画面を表示し、利用者に選択させる。(ステップ601)。
画像出力装置101は、画像データを取得する(ステップ602)。利用者は、画像データの入力に際し、記録メディアからの読み取り、スキャナからの読み取り、撮像装置(デジタルカメラ等)による被写体の撮像等の方法を選択することができる。
【0059】
画像出力装置101は、利用者の指示に基づいて、画像の加工、編集、合成等を行う(ステップ603)。画像の加工、編集、合成は、例えば、入力画像データ同士、フレーム画像、既存画像等の合成、塗色、文字入力、移動、拡大・縮小、はがきデータ作成等である。
【0060】
画像出力装置101は、利用者の注文内容(出力形態(写真プリント、シールプリント、インデックスプリント、はがきプリント等)、プリント枚数等)に応じて、課金処理、レシート発行処理を行う(ステップ604)。
【0061】
画像出力装置101は、色修正、リサイズ、トリミング、レイアウト、文字・ロゴ合成等の画像処理を行い(ステップ605)、画像処理した画像データをハードディスク装置等に保持し(ステップ606)、出力可能状態となったプリンタ装置に当該画像データを転送し、印刷出力処理を行う(ステップ607)。
画像プリントシステム100の稼働を続ける場合(ステップ608のNO)、画像出力装置101は、ステップ601〜ステップ608までの処理を繰り返す。
【0062】
画像出力装置101は、ステップ601〜ステップ608等の処理を行う際、設定済の設定あるいは保持した設定データ(ステップ503:図5)を参照して処理を実行する(ステップ600)。
【0063】
以上の過程を経て、画像出力装置101は、入力された設定データに基づいて、初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行い、あるいは、利用可能な形式に変換して保持し、当該設定を参照して各種処理を実行する。
【0064】
このように、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に関する情報を1のテキストファイル等にまとめて記述することにより設定データを作成し、当該設定データを画像出力装置に入力することにより、設定対象が多岐に渡る場合であっても、統一的なフォーマット、手順、方法により一括して設定を行うことができ、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に係る労力的負担を著しく軽減することができる。
【0065】
尚、端末装置102において作成された設定データは、記録媒体を介してあるいはネットワーク、ケーブル等の接続線を介して、当該設定データを画像出力装置101に入力するようにしてもよい。また、設定データを端末装置102において作成することに替えて、画像出力装置101が備えるキーボード、マウス等の入力装置に直接設定データを入力することも可能である。
【0066】
尚、設定データ400は、テキストファイル形式等により記録されるとしたが、これに限られず、画像出力装置101が認識可能であれば、その形式、形態は問わない。また、単にテキスト入力により設定データ400を作成するだけでなく、設定データ400の作成を支援するプログラム等を利用して、当該プログラムにより提供されるインタフェースにより、設定データ400を作成するようにしてもよい。この支援プログラムは、画像出力装置101、端末装置102のいずれに対しても導入可能である。
【0067】
また、図6において、画像出力装置は、設定済の設定あるいは保持した設定データを参照して、処理を実行するものとして説明したが、設定データに基づく設定の際(ステップ503:図5)、画像出力装置の動作を特定する処理プログラム中に当該設定を直接組み込むようにしてもよい。この場合、画像出力装置101は、当該処理プログラムを実行すると、自動的に組み込まれた設定に基づいて処理を実行することができる。
【0068】
また、画像出力装置は、各手段(図1等)及び各装置(図3等)を一体として構成してもよいし、その一部を分離して、接続線(ケーブル等、有線無線を問わない。)、ネットワーク(専用線、LAN、インターネット等、有線無線を問わない。)等により接続するようにしてもよい。
【0069】
以上、添付図面を参照しながら、本発明にかかる画像プリントシステム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0070】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に係る労力的負担を軽減することを可能とする画像プリントシステム等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像プリントシステム100の構成を示すブロック図
【図2】画像出力装置101の外観斜視図
【図3】画像出力装置101のハードウェア構成図
【図4】設定データ400の一態様を示す図
【図5】設定処理に係る画像出力装置101、端末装置102の動作を示すフローチャート
【図6】各種処理に係る画像出力装置101の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
100………画像プリントシステム
101………画像出力装置
102………端末装置
103………記録媒体
104………ネットワーク(接続線)
111………画像データ読込書込手段
112………画像編集合成手段
113………素材データベース
114………プリント手段
115………注文内容入力手段
116………課金手段
117………設定手段
400………設定データ
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタルカメラで撮影した画像、スキャナで読込んだ画像、持参した記録メディアに記録されている画像データ、装置に予め保存してある画像等を合成編集してプリントできる画像プリントシステム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
デジタルカメラ等で撮影した画像は、従来のように写真店にフィルムを持ち込んで印刷してもらうのでなく、パソコンやプリンタなどを用いて自宅でプリントすることが可能である。また、既にプリントされた写真もスキャナー等で読み取り、焼き増し、引き延ばしなどを行うことができる。
【0003】
ところが、撮影した画像をより美しく、様々な工夫を凝らして加工したいという要求が存在する一方で、デジタルカメラ、パソコン、プリンタ、スキャナー等の電子機器は進歩が速く、次々に性能の高い新製品が売り出されるため、個人が常に、最高級のプリント作成を行うことは難しく、また撮影された画像と合成するフレーム画像等の副画像も、個人では利用可能なものには限界が有る。
【0004】
そこで、カメラ店等の店舗に設置された、比較的小さなスペースに設置することが可能な画像出力装置である、デジタルフォトプリント装置により、画像が記録された記録媒体や、既にプリントされた写真を持ちこんで、フレーム画像等を合成したりしてプリントする方法がある(デジタルフォトプリントシステム、例えば、[特許文献1]、[非特許文献1]参照。)。
【0005】
また、画像データの入力手段としては、デジタルカメラを備えて、その場で撮影した画像データを入力データとして扱えるようにし、また、平面スキャナーを備えて、利用者が持参した写真プリント等をその場でスキャナ入力した画像データを入力データとして扱えるようにした結果、利用者の様々なプリント出力する要求に1台の出力装置で応えられるようにした装置も登場している。
【0006】
【特許文献1】
特開2002−46324号公報(第18頁段落番号[0145]、図5〜図10)
【非特許文献1】
大日本印刷株式会社、"デジカメプリントのすすめ"、[online]、[2002年12月1日検索]、インターネット<URL:http://www.digicamates.com/susume/index.html>
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように従来の画像プリントシステムは、多種多様な処理を行うことが可能であるが、その反面、当該画像プリントシステムの初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行う場合、ドライブ装置の割り振り、スキャナ装置、プリンタ装置、撮像装置、画質、用紙、位置決め、モニタ画面、課金処理等、設定対象が多岐に渡り、それぞれ、設定対象毎に異なるフォーマット、異なる手順、異なる方法で設定を行う必要があるという問題点がある。
【0008】
本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に係る労力的負担を軽減することを可能とする画像プリントシステム等を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前述した目的を達成するために第1の発明は、画像データを入力する入力手段と、当該画像データを印刷出力する出力手段と、入力された設定データに基づいて設定を行う設定手段と、を具備することを特徴とする画像出力装置である。
【0010】
第1の発明では、画像出力装置は、入力された設定データに基づいて、初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行い、当該設定に基づいて、画像データの入力処理、画像処理、レイアウト処理、印刷出力処理、機器制御等を行う。
【0011】
また、画像出力装置は、設定データが複数の事項に関する設定情報を含む場合(例えば、設定データが画像出力装置が実行する全処理に係る設定情報を有する場合)、当該設定データによる設定を一括して行うことができる。
また、画像出力装置は、入力された設定データを処理実行時に利用可能な形式に変換して保持し、処理実行時に参照することができる。
【0012】
また、画像出力装置は、記録媒体から読み取ったり、スキャナ等の原稿読取装置により走査したり、デジタルカメラ装置等の撮像装置により撮像することにより、画像データを入力、取得することができる。
また、画像出力装置は、入力された画像データ、予め保持する画像データのうち少なくともいずれかを用いて画像を加工、編集、合成等し、新しい別の画像データを作成することができる。
また、画像出力装置は、利用に対して課金を行うことができる。
【0013】
第1の発明では、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に関する情報を1のテキストファイル等にまとめて記述することにより設定データを作成し、当該設定データを画像出力装置に入力することにより、設定対象が多岐に渡る場合であっても、統一的なフォーマット、手順、方法により一括して設定を行うことができ、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に係る労力的負担を著しく軽減することができる。
【0014】
第2の発明は、端末装置と画像出力装置とにより構成される画像プリントシステムであって、前記端末装置は、設定データを作成する設定データ作成手段と、前記設定データを前記画像出力装置に提供する設定データ提供手段と、を具備し、前記画像出力装置は、画像データを入力する入力手段と、当該画像データを印刷出力する出力手段と、前記設定データを前記端末装置から受け取る設定データ受取手段と、前記設定データに基づいて設定を行う設定手段と、を具備することを特徴とする画像プリントシステムである。
【0015】
第2の発明では、端末装置は、設定データを作成し、記録媒体を介してあるいはネットワーク、ケーブル等の接続線を介して、当該設定データを画像出力装置に入力する。また、設定データを端末装置において作成することに替えて、画像出力装置が備えるキーボード、マウス等の入力装置に直接設定データを入力することも可能である。
【0016】
第3の発明は、コンピュータを第1の発明あるいは第2の発明の画像出力装置として機能させるプログラムである。
第4の発明は、コンピュータを第1の発明あるいは第2の発明の画像出力装置として機能させるプログラムを記録した記録媒体である。
上述のプログラムをCD−ROM等の記録媒体に保持させて流通させてもよいし、このプログラムを通信回線を介して送受することもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る画像プリントシステム等の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明及び添付図面において、略同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略することにする。
【0018】
最初に、図1を参照しながら、本発明の実施の形態に係る画像プリントシステム100の構成について説明する。
図1は、画像プリントシステム100の構成を示すブロック図である。
【0019】
画像プリントシステム100は、画像出力装置101、端末装置102等により構成される。端末装置102で作成された設定データ400(後述する)は、記録媒体103、あるいは、ネットワーク(接続線)104等を介して、画像出力装置101に入力される。また、設定データ400は、画像出力装置101に備えられたキーボード、マウス等の入力装置105により直接画像出力装置101に入力することもできる。
【0020】
画像出力装置101は、画像データ読込書込手段111、画像編集合成手段112、素材データベース(素材DB)113、プリント手段114、注文内容入力手段115、課金手段116、設定手段117等を備える。
【0021】
画像データ読込書込手段111は、被写体121をデジタルカメラ等の撮像装置により撮像したり、原稿122をスキャナ装置等の原稿読取装置により読み取ったり、予め画像データが記録された記録媒体123から読み取ることにより、画像データを取得する。また、画像データ読込書込手段111は、画像出力装置101が作成した画像データを記録媒体123に記録することもできる。
記録媒体123は、例えば、スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード(CFカード)、フロッピー(登録商標)ディスク、PCカード、CD−ROM等である。
【0022】
画像編集合成手段112は、1つ以上の入力または選択した画像データに対して、落書き、スタンプのような加工、画像データの切抜き、変倍、切抜いた画像の他の画像への貼付け等、合成編集等を対話的に行う対話型インターフェース手段と画像処理プログラムで構成される。加工や合成編集に扱う画像データとしては、素材データベース113に存在する素材画像データ、フレーム画像データ等を用いることもできる。
【0023】
プリント手段114は、高解像度カラープリンタである。昇華型あるいはインキジェット型などの方式は問わない。
【0024】
注文内容入力手段115により利用者は、出力すべき注文内容を必要に応じて選択する。選択する項目としては、プリントモードの選択(実画像データの通常の出力を行うのか、インデックスプリント出力を行うのか、はがきプリントを行うのか、シールプリントを行うのか、証明写真プリントを行うのか、等の指定)、さらに実画像データの通常の出力等の場合には、複数コマ分の画像データを入力した場合のどの画像をプリントするかの指定(デジタルカメラ画像を出力する場合のインデックス画像のモニタ表示とインデックスからの選択指定)、プリント枚数やプリントサイズの指定などがある。尚、利用者は、画像を出力する前に、1つ以上の画像データを指定して加工および合成編集することができる。
【0025】
注文内容入力手段115としては、例えば、CRTや液晶パネル等の表示手段と一体化されたタッチパネルや、キーボード、マウスやトラックボールのような各種ポインタを用いることができる。
課金手段116は予め投入された金額に応じて、画像出力装置101の各機能を有効とする。
設定手段117は、画像出力装置101の初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行う。尚、設定は、設定データ400に基づいて行われる。
【0026】
端末装置102は、コンピュータ等であり、設定データファイルを作成する。端末装置102は、例えば、テキストエディタ等の編集プログラムを実行することにより、あるいは、当該設定データの作成を支援する支援プログラムを実行することにより、設定データファイルを作成する。
【0027】
記録媒体103は、設定データを記録可能な媒体であり、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM等である。
ネットワーク(接続線)104は、LAN(ローカルエリアネットワーク)、専用回線、インターネット等のネットワーク、ケーブル、バス等の接続線等であり、有線、無線を問わない。ネットワーク(接続線)104は、端末装置102及び画像出力装置101間のデータの授受を媒介する。
また、入力装置105は、キーボード、マウス等の入力装置であり、設定データ400を直接画像出力装置101に入力する。
【0028】
次に、図2を参照しながら、画像出力装置101の外観構成について説明する。
図2は、画像出力装置101の外観斜視図である。
【0029】
画像出力装置101の上段部正面には、タッチパネル付きモニタ等であるモニタ画面201が配置されている。モニタ画面201は、操作の案内や、操作の状況や、読み取った画像或いは編集加工した画像等を表示する表示手段としての機能を発揮する。
【0030】
モニタ画面201の画面の横には、メディア挿入口202が設置される。上段部と下段部を分けている水平部には、プリント物の画像を読み取ってデジタルデータ化するスキャナ面203が設置される。また、モニタ画面201の画面の上には、デジタルカメラ等の撮像装置により被写体を撮像するためのレンズ窓204が設置される。これらのメディア挿入口202、スキャナ面203、レンズ窓204は、画像データ読込書込手段111の一部を構成する。
【0031】
メディア挿入口202は、各種メディア(スマートメディア、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード(CFカード)、フロッピー(登録商標)ディスク、PCカード、CD−ROM等)の挿入口であり、フロッピー(登録商標)ディスク挿入口、CD−ROM挿入口、PCカード挿入口、スマートメディア挿入口、コンパクトフラッシュ(登録商標)挿入口等がひとまとめの位置に配置されている。
【0032】
また、画像出力装置101の筐体内には上記各記録メディアの挿入口に対応して、それぞれの読取書込装置の本体が設置されている。各挿入口には、手数料の徴収が完了するまで記録メディアを取り出せないように、シャッタ(図示しない)を備えても良い。
【0033】
画像出力装置101の下段部には、料金投入口(硬貨投入口205、紙幣挿入口206)、返却レバー207、返却口208、レシート取出口209、プリント物取出口210、スピーカ211、メインテナンスキー212、ドア開閉キー213等がそれぞれ配置されている。
【0034】
料金投入口(硬貨投入口205、紙幣挿入口206)、返却レバー207、返却口208、レシート取出口209は、課金手段116の一部を構成する。
顧客は、硬貨投入口205に硬貨を投入したり、紙幣挿入口206に紙紙幣を挿入することにより料金を支払う。釣銭がある場合には返却口208から放出されるので、それを受け取れる。また、硬貨が詰まった時には硬貨返却レバー207を回すことにより返却口208から放出されるので、それを受け取れる。
料金を徴収した後、レシート取出口209から徴収した金額や注文内容が印刷されたレシートが放出される。
【0035】
プリント物取出口210は、プリント手段114の一部を構成する。利用者は、タッチパネルボタンに触れるなどしてプリント実行を指示した後、プリント物取出口210から放出されるプリント物を受け取る。
スピーカ211は、待機中や操作中に音声、BGM、効果音などを再生する。
【0036】
メンテナンスキー212は、ユーザーを受け付けることのできる通常の運転モードと、管理者が画像プリントシステムの設定やメンテナンスを行う管理モードを切り替えるキーである。
【0037】
また、外観からは明確に認識できないが、ポスト型画像出力装置101の筐体内には、ポスト型画像出力装置101の各構成部分を制御するための制御部を含むパソコンや、電圧の変換を行う電源ボックス、停電時に制御部のCPUやハードディスク等の破損を防ぐ無停電電源装置等が設置される。
【0038】
次に、図3を参照しながら、画像出力装置101の概略構成について説明する。
図3は、画像出力装置101のハードウェア構成図である。
【0039】
画像出力装置101は、制御部301、ハードディスク302、入出力部303(CD−ROMドライブ装置、キーボード、マウス等)、通信制御部304(通信制御装置、通信ポート等)、デジタルカメラ305、スキャナ306、各種メディア読取書込部307(1〜n)、シャッタ308(1〜n)、モニタ309(タッチパネル付き)、コインメック310、ビルバリ311、レシートジャーナル処理部312、プリンタ313等が、バス314を介して接続される。
【0040】
制御部301は、CPU、ROM、RAM等で構成され、大容量記憶媒体としてのハードディスク302に格納されたプログラムに従って、バス314を介して接続された各装置を駆動制御する。
【0041】
ハードディスク302には、各構成部分を駆動制御するプログラム、例えば各記録メディアに対応する読取書込プログラム、シャッタの開閉制御プログラム、課金プログラム等の他に、画像編集合成手段112の一部として入力または選択された画像を編集加工するための画像処理プログラム、間引きデータを作ってインデックスデータを作成する画像処理プログラム、注文内容入力手段115の一部として対話型メニューをモニタ309に表示し、プリント手段114に対してプリント条件を設定して、プリント開始を指示するプログラム、および、画像の合成に用いるフレーム、背景画像、ぬりえ用の線画イラスト画像等の画像データを記憶した素材データベース113が格納されている。
【0042】
これらの各プログラムコードは、制御部301により必要に応じて読み出されてRAMに移され、CPUに読み出されて各種の手段として実行される。
【0043】
入出力部303(CD−ROMドライブ装置、キーボード、マウス等)は、制御部301のROMやハードディスク302に記憶されているプログラムや情報をバージョンアップ、あるいは、画像プリントシステムの初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行う際に用いられ、メンテナンスキーにより本体部を管理モードに切り替えて、入出力部303にバージョンアップ用のCD−ROMを挿入し、データの書き換えを行ったり、設定データを入力して設定を行う。
【0044】
通信制御部304は、通信制御装置、通信ポート等であり、画像出力装置101及び端末装置102間の通信制御を行う。
【0045】
デジタルカメラ305、スキャナ306、各種メディア読取書込部307(1〜n)は、画像データ読込書込手段111に相当する。
シャッタ308は、記録メディア挿入口に設けられ、当該記録メディア挿入口を開閉し、読取処理の最中に記録メディアを取り出せないようにしたり、課金処理が完了するまで記録メディアを取り出せないようにすることができる。
【0046】
モニタ309に表示された操作案内に従って、同モニタ309に表示されたタッチパネルボタンを選択し触れることにより、プリントモードの選択およびオリジナル画像データの読み込みから、加工、合成編集、プリント物の出力までの一連の操作を行うことができる。
【0047】
コインメック310、ビルバリ311、レシートジャーナル処理部312は、課金手段116に相当し、硬貨投入、紙幣挿入を受け付けたり、レシートの発行を行う。
プリンタ313は、プリント手段114に相当し、画像の印刷出力処理を行う。
【0048】
次に、図4を参照しながら、設定データについて説明する。
図4は、設定データ400の一態様を示す図である。
【0049】
設定データ400は、画像プリントシステム100、画像出力装置101が実行する処理(装置制御、画像処理、印刷出力処理等)の動作設定、ドライブ装置の割り当て等の機器設定等についての情報を示す。
【0050】
設定データ400は、これらの情報をテキスト形式等により記録する。画像出力装置101は、設定データ400が入力されると、当該設定データに基づいて初期設定を行ったり、当該設定データをハードディスク装置等に保持し、各種処理を実行する際に設定値、パラメータ等として参照したりする。
【0051】
図4に示す設定データ400は、設定項目401、設定変数402、設定値403等の各フィールドを有する。
設定項目401は、初期設定、動作設定、機器設定等の設定事項の内容を示し、設定変数402は、設定項目401に対応する変数を示し、設定値は、設定変数402に対応する値を示す。
【0052】
設定項目401は、例えば、項目411「メディアのドライブ指定」、項目412「デモ画面のON/OFF」、項目413「壁紙の切り替え」、項目414「プリンタ搭載数」、項目415「プリンタ接続先指定」、項目416「プリンタ用紙のサイズ指定」、項目417「プリンタ用紙の種類指定」、項目418「BGMのボリューム指定」、項目419「課金前後のタイムアウト指定」、項目420「スキャナのブライトネス値、コントラスト、ガンマ値指定」、項目421「データ読込の上限/下限サイズ指定」、項目422「締め日指定」、項目423「プリカットシールのオフセット値指定」、項目424「(各メニュー毎)ボタンの表示/非表示指定」、項目425「(各メニュー毎)単価指定」、項目426「(各メニュー毎)ブライトネス値、イエロ値、マゼンタ値、シアン値指定」、項目427「(各メニュー毎)自動補正のON/OFF指定」、項目428「(各メニュー毎)スキャナ入力/ズーム/証明写真等のMTF値指定」、項目429「(各メニュー毎)画像読込モード(サムネイル読込、JPEG高速読込、実データ読込)指定」、項目430「(各メニュー毎)入力/出力プロファイル指定」、項目431「(各メニュー毎)レンダリングインテント指定」等である。
【0053】
設定値403については、標準的な値を示すデフォルト値を用意しておいてもよい。
また、各メニュー(デジタルフォトプリント、フレーム合成、インデックスプリント、証明写真(カラー/モノクロ)、ポストカード作成、テストプリント、キャラクタプリント等)毎に、設定項目を設け、設定変数、設定値を定めるようにしてもよい。
また、設定データの全部、あるいは、その一部を別データ(別ファイル)等に記録し、設定データ400には、当該データ(ファイル)等の参照先を記述するようにしてもよい。
また、項目430「(各メニュー毎)入力/出力プロファイル指定」は、例えば、ICCプロファイルに関するものである。
【0054】
ICCプロファイルは、ICC規格に基づくプロファイルである。ICC規格は、標準化団体ICC(International Color Consortium)が提唱するCMS(Color Management System)のための規格である。ICCプロファイルに、スキャナ、プリンタ、ディスプレイの色再現特性(RGB、CMYK等)を記述し、当該ICCプロファイルをシステム間で交換することにより、出力機器の色再現をコントロールすることができる。
【0055】
次に、図5及び図6を参照しながら、画像プリントシステム100の動作について説明する。
図5は、設定処理に係る画像出力装置101、端末装置102の動作を示すフローチャートである。
【0056】
端末装置102は、設定データを作成し(ステップ501)、当該設定データを画像出力装置101に入力、提供する(ステップ502)。
画像出力装置101は、設定データに基づいて設定を行ったり、あるいは、設定データを各種処理の実行時に利用可能、参照可能な形式に変換してハードディスク装置等に保持する(ステップ503)。画像出力装置101は、設定した動作設定、機器設定、あるいは、保持した設定データに基づいて、各種処理を実行する(ステップ504)。
【0057】
図6は、上記のステップ504(各種処理)に係る画像出力装置101の動作を示すフローチャートである。
【0058】
画像出力装置101は、サービスの内容、手順、案内等を示すメニュー画面を表示し、利用者に選択させる。(ステップ601)。
画像出力装置101は、画像データを取得する(ステップ602)。利用者は、画像データの入力に際し、記録メディアからの読み取り、スキャナからの読み取り、撮像装置(デジタルカメラ等)による被写体の撮像等の方法を選択することができる。
【0059】
画像出力装置101は、利用者の指示に基づいて、画像の加工、編集、合成等を行う(ステップ603)。画像の加工、編集、合成は、例えば、入力画像データ同士、フレーム画像、既存画像等の合成、塗色、文字入力、移動、拡大・縮小、はがきデータ作成等である。
【0060】
画像出力装置101は、利用者の注文内容(出力形態(写真プリント、シールプリント、インデックスプリント、はがきプリント等)、プリント枚数等)に応じて、課金処理、レシート発行処理を行う(ステップ604)。
【0061】
画像出力装置101は、色修正、リサイズ、トリミング、レイアウト、文字・ロゴ合成等の画像処理を行い(ステップ605)、画像処理した画像データをハードディスク装置等に保持し(ステップ606)、出力可能状態となったプリンタ装置に当該画像データを転送し、印刷出力処理を行う(ステップ607)。
画像プリントシステム100の稼働を続ける場合(ステップ608のNO)、画像出力装置101は、ステップ601〜ステップ608までの処理を繰り返す。
【0062】
画像出力装置101は、ステップ601〜ステップ608等の処理を行う際、設定済の設定あるいは保持した設定データ(ステップ503:図5)を参照して処理を実行する(ステップ600)。
【0063】
以上の過程を経て、画像出力装置101は、入力された設定データに基づいて、初期設定、動作設定、機器設定等の設定を行い、あるいは、利用可能な形式に変換して保持し、当該設定を参照して各種処理を実行する。
【0064】
このように、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に関する情報を1のテキストファイル等にまとめて記述することにより設定データを作成し、当該設定データを画像出力装置に入力することにより、設定対象が多岐に渡る場合であっても、統一的なフォーマット、手順、方法により一括して設定を行うことができ、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に係る労力的負担を著しく軽減することができる。
【0065】
尚、端末装置102において作成された設定データは、記録媒体を介してあるいはネットワーク、ケーブル等の接続線を介して、当該設定データを画像出力装置101に入力するようにしてもよい。また、設定データを端末装置102において作成することに替えて、画像出力装置101が備えるキーボード、マウス等の入力装置に直接設定データを入力することも可能である。
【0066】
尚、設定データ400は、テキストファイル形式等により記録されるとしたが、これに限られず、画像出力装置101が認識可能であれば、その形式、形態は問わない。また、単にテキスト入力により設定データ400を作成するだけでなく、設定データ400の作成を支援するプログラム等を利用して、当該プログラムにより提供されるインタフェースにより、設定データ400を作成するようにしてもよい。この支援プログラムは、画像出力装置101、端末装置102のいずれに対しても導入可能である。
【0067】
また、図6において、画像出力装置は、設定済の設定あるいは保持した設定データを参照して、処理を実行するものとして説明したが、設定データに基づく設定の際(ステップ503:図5)、画像出力装置の動作を特定する処理プログラム中に当該設定を直接組み込むようにしてもよい。この場合、画像出力装置101は、当該処理プログラムを実行すると、自動的に組み込まれた設定に基づいて処理を実行することができる。
【0068】
また、画像出力装置は、各手段(図1等)及び各装置(図3等)を一体として構成してもよいし、その一部を分離して、接続線(ケーブル等、有線無線を問わない。)、ネットワーク(専用線、LAN、インターネット等、有線無線を問わない。)等により接続するようにしてもよい。
【0069】
以上、添付図面を参照しながら、本発明にかかる画像プリントシステム等の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、本願で開示した技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【0070】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明によれば、初期設定、動作設定、機器設定等の設定に係る労力的負担を軽減することを可能とする画像プリントシステム等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像プリントシステム100の構成を示すブロック図
【図2】画像出力装置101の外観斜視図
【図3】画像出力装置101のハードウェア構成図
【図4】設定データ400の一態様を示す図
【図5】設定処理に係る画像出力装置101、端末装置102の動作を示すフローチャート
【図6】各種処理に係る画像出力装置101の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
100………画像プリントシステム
101………画像出力装置
102………端末装置
103………記録媒体
104………ネットワーク(接続線)
111………画像データ読込書込手段
112………画像編集合成手段
113………素材データベース
114………プリント手段
115………注文内容入力手段
116………課金手段
117………設定手段
400………設定データ
Claims (20)
- 画像データを入力する入力手段と、
当該画像データを印刷出力する出力手段と、
入力された設定データに基づいて設定を行う設定手段と、
を具備することを特徴とする画像出力装置。 - 前記設定データは、複数の事項に関する設定情報を有し、前記設定手段は、前記設定を一括して行うことを特徴とする請求項1に記載の画像出力装置。
- 前記設定データは、画像処理あるいはレイアウトの少なくともいずれかに関する設定情報を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像出力装置。
- 前記設定データは、テキスト形式であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の画像出力装置。
- 前記設定手段は、さらに、前記入力された設定データを処理実行時に利用可能な形式に変換して保持することを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載の画像出力装置。
- 前記入力手段は、記録媒体から前記画像データを読み取る記録媒体読取手段、原稿を走査して前記画像データを得る原稿読取り手段、被写体を撮像することにより前記画像データを得る撮像手段、のうち少なくともいずれか1の手段を有することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載の画像出力装置。
- 入力された画像データ、予め保持する画像データのうち少なくともいずれかを用いて画像を加工し、新しい別の画像データを作成する画像加工手段を具備することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかに記載の画像出力装置。
- 利用に対して課金を行う課金手段を具備することを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の画像出力装置。
- 端末装置と画像出力装置とにより構成される画像プリントシステムであって、
前記端末装置は、設定データを作成する設定データ作成手段と、
前記設定データを前記画像出力装置に提供する設定データ提供手段と、を具備し、
前記画像出力装置は、画像データを入力する入力手段と、
当該画像データを印刷出力する出力手段と、
前記設定データを前記端末装置から受け取る設定データ受取手段と、
前記設定データに基づいて設定を行う設定手段と、を具備することを特徴とする画像プリントシステム。 - 前記設定データ提供手段及び前記設定データ受取手段は、記録媒体を介して前記設定データの提供あるいは受取を行うことを特徴とする請求項9に記載の画像プリントシステム。
- 前記設定データ提供手段及び前記設定データ受取手段は、ネットワークを介して前記設定データの提供あるいは受取を行うことを特徴とする請求項9に記載の画像プリントシステム。
- 前記設定データは、複数の事項に関する設定情報を有し、前記設定手段は、前記設定を一括して行うことを特徴とする請求項9から請求項11までのいずれかに記載の画像プリントシステム。
- 前記設定データは、画像処理あるいはレイアウトの少なくともいずれかに関する設定情報を含むことを特徴とする請求項9から請求項12までのいずれかに記載の画像プリントシステム。
- 前記設定データは、テキスト形式であることを特徴とする請求項9から請求項13までのいずれかに記載の画像プリントシステム。
- 前記設定手段は、さらに、前記入力された設定データを処理実行時に利用可能な形式に変換して保持することを特徴とする請求項9から請求項14までのいずれかに記載の画像プリントシステム。
- 前記入力手段は、記録媒体から前記画像データを読み取る記録媒体読取手段、原稿を走査して前記画像データを得る原稿読取り手段、被写体を撮像することにより前記画像データを得る撮像手段、のうち少なくともいずれか1の手段を有することを特徴とする請求項9から請求項15までのいずれかに記載の画像プリントシステム。
- 前記画像出力装置は、さらに、入力された画像データ、予め保持する画像データのうち少なくともいずれかを用いて画像を加工し、新しい別の画像データを作成する画像加工手段を具備することを特徴とする請求項9から請求項16までのいずれかに記載の画像出力装置。
- 前記画像出力装置は、さらに、利用に対して課金を行う課金手段を具備することを特徴とする請求項9から請求項17までのいずれかに記載の画像プリントシステム。
- コンピュータを請求項1から請求項18までのいずれかに記載の画像出力装置として機能させるプログラム。
- コンピュータを請求項1から請求項18までのいずれかに記載の画像出力装置として機能させるプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002373698A JP2004206341A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | 画像プリントシステム、画像出力装置、プログラム、記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002373698A JP2004206341A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | 画像プリントシステム、画像出力装置、プログラム、記録媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004206341A true JP2004206341A (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=32811908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002373698A Pending JP2004206341A (ja) | 2002-12-25 | 2002-12-25 | 画像プリントシステム、画像出力装置、プログラム、記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004206341A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008284804A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 画像プリント装置およびそのプログラム |
JPWO2020196672A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 |
-
2002
- 2002-12-25 JP JP2002373698A patent/JP2004206341A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008284804A (ja) * | 2007-05-18 | 2008-11-27 | Dainippon Printing Co Ltd | 画像プリント装置およびそのプログラム |
JPWO2020196672A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ||
US11870954B2 (en) | 2019-03-28 | 2024-01-09 | Fujifilm Corporation | Image processing apparatus, image processing method, and image processing program |
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