JP2005036972A - ネジ式クランプ - Google Patents

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Abstract

【目的】ネジ式クランプにおいて締付ボルトの先端にパッドを相対回転自在且つ着脱可能に連結するための新規な構成を提供する。
【構成】ネジ式クランプ(10)において、締付ボルト18およびパッド20のいずれか一方の対向端には略円柱状の突出軸23が形成されるとともに、該突出軸の先端近くに略リング状の凹溝24が環設されて該凹溝には弾性材料よりなる割りリング状のサークリップ26が嵌着されている。締付ボルトおよびパッドの他方の対向端には小径部28と大径部29とを含むを軸収容穴27が形成され、サークリップが凹溝内に実質的に収容された状態で軸収容穴の小径部を通過し、大径部に到達したときにサークリップが常態に弾性復帰して大径部に収容され且つこれらの内径差による段部31に係止されて抜け止めされる。
【選択図】図2




Description

本発明はネジ式クランプに関する。
ネジ式クランプでは、略U字形に形成されたクランプ本体の一方の脚部に受け金が回動自在且つ着脱可能に支持されるとともに、他方の脚部には締付ボルトが脚部間の吊荷挿入用開口部に対して進退可能に支持されている。締付ボルトの先端にはパッドが連結されており、このパッドと受け金との間に吊荷を挟んだ状態で、締付ボルトの後端に取り付けたハンドルを操作することにより締付ボルトを回転させて吊荷を圧接挟持し、クレーン等による吊り上げを可能にする。
ネジ式クランプにセットした吊荷が相対的に回転することを許容するために、パッドは締付ボルトの先端に相対回転自在に連結されなければならない。また、摩耗または損傷したパッドを新品と交換するため、パッドは締付ボルトの先端に着脱可能に連結される必要がある。
パッドを締付ボルトの先端に回転自在且つ着脱可能に連結するための構成として、下記特許文献1では、締付ボルト(またはパッド)の先端に球形の頭部を一体に形成し、この球形頭部をパッド(または締付ボルト)の基端部の凹部に挿入した状態で該凹部の開口端に割りリングを装着して抜け止めとしている。かくして、パッドは締付ボルトに対して回転自在であり、且つ、割りリングを取り外すことによってパッド交換が可能となる。
実公平6−6254号公報(第2図)
また、下記特許文献2では、パッド(または締付ボルト)の基端部を略円柱形状の突起として、これを締付ボルト(またはパッド)の先端穴に嵌合させている。先端穴は雌ネジ部と、その奥方に隣接形成され雌ネジ谷径より大きな内径を有する座ぐり部とを有し、一方、突起の先端部には該雌ネジ部と螺合する雄ネジ部と、それに隣接形成され雌ネジ山径より小さな外径を有する溝部とが形成されている。かくして、締付ボルトとパッドとが、突起先端の雄ネジ部が穴の座ぐり部に遊嵌され且つ雌ネジ部が溝部に遊嵌される相対的位置関係にあるときは、パッドは締付ボルトに対して回転自在であって吊荷の吊り上げに適した状態となるが、パッドを抜く方向にテンションを掛けた状態で締付ボルトを緩める方向に回転させることによって、雌ネジが突起先端部の雄ネジと螺合する相対的位置関係として、パッドを締付ボルトから引き抜いて離脱させることが可能である。
特開平8−296615号公報
しかしながら、上記特許文献1では、締付ボルトおよびパッドの一方に球形の突起を形成するとともに他方にはこれを遊嵌する略球形の凹部を形成しなければならず、また、上記特許文献2では、一方に雄ネジを形成するとともに他方にこれと螺合する雌ネジを形成しなければならず、球面加工やネジ加工のための加工手間がかかり、コスト上昇が避けられなかった。特に球面加工を必要とする特許文献1ではコスト上昇が顕著であった。また、組付作業およびパッド交換時の着脱作業も面倒であった。
また、上記特許文献2によるときは、吊荷を開放しようとして締付ボルトを緩めたときに、吊荷に歯が食い込んだ状態となっているパッドが締付ボルトと共に回転せず、締付ボルトだけが緩むことがあり、このような場合にはパッドを抜く方向のテンションが作用することになるため、パッドが外れてしまうという問題があった。
さらに、上記特許文献2によるときは、雄ネジまたは雌ネジに損傷が起こるとパッドを締付ボルトから引き抜いて離脱させることが不可能となり、パッド交換ができなくなるという問題もあった。
そこで本発明は、上記問題を解決し、ネジ式クランプにおいて締付ボルトの先端にパッドを相対回転自在且つ着脱可能に連結するための新規な構成を提供し、これによって加工コストを抑え、組付作業および着脱作業を容易化し、使用中のパッドの抜け落ちによる危険を未然に回避することを目的とする。
この目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、開口部を挟んで対向する一対の脚部を有する概してU字形のクランプ本体と、一方の脚部に相対移動可能に取り付けられる受け部材と、他方の脚部に螺着されて軸方向に進退可能な締付ボルトと、締付ボルトの先端に相対回転自在且つ着脱可能に連結されるパッドとを有するネジ式クランプにおいて、締付ボルトおよびパッドのいずれか一方の対向端には略円柱状の突出軸が形成されるとともに、該突出軸の先端近くに略リング状の凹溝が環設されて該凹溝には弾性材料よりなる割りリング状のサークリップが嵌着され、締付ボルトおよびパッドの他方の対向端には第一の部分と該第一の部分の奥方に連続して該第一の部分より大きな内径を有する第二の部分とを含む軸収容穴が形成され、サークリップが凹溝内に実質的に収容された状態で軸収容穴の第一の部分を通過し、第二の部分に到達したときにサークリップが常態に弾性復帰して第二の部分に収容され且つ第一の部分と第二の部分との間の内径差による段部に係止されて抜け止めされることを特徴としている。
請求項2にかかる発明は、請求項1記載のネジ式クランプにおいて、軸収容穴の開口端がサークリップの常態における径寸法と略同一またはそれよりも若干大きな開口径を有し、該開口端から前記第一の部分に向けて徐々に径が狭くなる面取りテーパ部が形成されることを特徴としている。
請求項3にかかる本発明は、請求項1記載のネジ式クランプにおいて、常態におけるサークリップの線径センターが、突出軸の外径より若干大きく、軸収容穴の第一の部分の内径より若干小さく設定されることを特徴としている。
請求項4にかかる本発明は、請求項1記載のネジ式クランプにおいて、突出軸の回りにドライベアリングが嵌装されていて、締付操作時にパッドを吊荷に押圧させた状態で締付ボルトだけが回転するようにしたことを特徴としている。
請求項5にかかる本発明は、請求項1記載のネジ式クランプにおいて、パッドの外径が締付ボルトの外径より大きく形成されており、締付ボルトを緩める方向に移動したときに所定位置に達するまではパッドが締付ボルトとともに移動するが該所定位置を越えてからは締付ボルトのみが移動してパッドをそれ以上移動不能とし、これによりパッドを締付ボルトから自動的に取り外せるようにしたことを特徴としている。
請求項6にかかる本発明は、請求項5記載のネジ式クランプにおいて、締付ボルトが前記所定位置に達したことを示すパッド脱落防止手段が締付ボルトの軸方向所定箇所に設けられることを特徴としている。
請求項7にかかる本発明は、請求項1記載のネジ式クランプにおいて、パッドに軸方向に貫通する中心貫通穴が設けられるとともに、その少なくとも一部の領域に亘って雌ネジ部が設けられており、該雌ネジ部にボルトを螺合してネジ回すことによりパッドを締付ボルトから取り外せるようにしたことを特徴としている。
請求項1にかかる本発明によれば、ネジ式クランプにおいて、締付ボルトの先端にパッドを相対回転自在且つ着脱可能に連結するための構成として、締付ボルトおよびパッドのいずれか一方の対向端に略円柱状の突出軸を形成するとともに、該突出軸の先端近くに略リング状の凹溝を環設して該凹溝に弾性材料よりなる割りリング状のサークリップを嵌着し、締付ボルトおよびパッドの他方の対向端には第一の部分と該第一の部分の奥方に連続して該第一の部分より大きな内径を有する第二の部分とを含む軸収容穴を形成し、サークリップが凹溝内に実質的に収容された状態で軸収容穴の第一の部分を通過し、第二の部分に到達したときにサークリップが常態に弾性復帰して第二の部分に収容され且つ第一の部分と第二の部分との間の内径差による段部に係止されて抜け止めされるようにしたので、従来技術のように球面加工やネジ加工のための加工手間を必要とせず、低コストで製造可能であり、しかも組付作業およびパッド交換時の着脱作業も容易である。パッド先端歯形状の異なる種々のタイプのパッドを用意して用途に応じて使い分けるためにパッド交換を行うことも容易である。
請求項2にかかる本発明によれば、請求項1記載の上記効果に加えて、軸収容穴の開口端がサークリップの常態における径寸法と略同一またはそれよりも若干大きな開口径を有し、該開口端から第一の部分に向けて徐々に径が狭くなる面取りテーパ部が形成されているので、突出軸が軸収容穴に挿入されるにつれて、開口端に形成されたテーパ部に案内されながら徐々に縮径して、サークリップがリング溝に実質的に完全に収容した状態となって第一の部分を通過可能となり、パッド組付時の挿入作業が容易となる。
請求項3にかかる本発明によれば、請求項1記載の上記効果に加えて、常態におけるサークリップの線径センターが、突出軸の外径より若干大きく、軸収容穴の第一の部分の内径より若干小さく設定されているので、サークリップを弾性変形により縮径させて突出軸のリング状凹溝内に実質的に収容させることにより第一の部分を通過させることができ、且つ、サークリップが第二の部分に常態で収容されている組付状態からパッドを取り外すときには、締付ボルトを緩める方向に回転させることによってサークリップを弾性変形により縮径させて第一の部分を通過可能とし、パッドの取り外しを簡単に行うことができる。
請求項4にかかる本発明によれば、請求項1記載の上記効果に加えて、突出軸の回りにドライベアリングが嵌装されていて、締付操作時にパッドを吊荷に押圧させた状態で締付ボルトだけが回転するようにしたので、パッドの摩耗や損傷を最小限に抑えることができる。
請求項1〜5にかかる本発明のネジ式クランプの構成によれば、摩耗損傷したパッドを交換するために締付ボルトから取り外すときには、突出軸の外径と略同一の溝幅を有して底部が略半円弧状に形成された凹部を備えた取り外し工具を、パッドと締付ボルトとの間に挿入して、締付ボルトを緩める方向に回転させるだけで簡単にパッドを取り外すことができ、パッド交換作業が容易である。
請求項5にかかる本発明によれば、請求項1記載の上記効果に加えて、パッドの外径を締付ボルトの外径より大きく形成して、締付ボルトを緩める方向に移動したときに所定位置に達するまではパッドが締付ボルトとともに移動するが該所定位置を越えてからは締付ボルトのみが移動してパッドをそれ以上移動不能としたので、締付ボルトを緩める方向に移動させる操作だけでパッドを締付ボルトから自動的に取り外すことができ、パッド交換作業が容易である。
請求項6にかかる本発明によれば、請求項1および請求項5記載の上記効果に加えて、締付ボルトが前記所定位置に達したことを示すパッド脱落防止手段が締付ボルトの軸方向所定箇所に設けられているので、交換を意図しない場合にパッドが抜け落ちてしまう不慮の事故を防止することができる。
請求項7にかかる本発明によれば、請求項1記載の上記効果に加えて、パッドに軸方向に貫通する中心貫通穴を設けるとともに、その少なくとも一部の領域に亘って雌ネジ部を設けたので、該雌ネジ部にボルトを螺合してネジ回すことによりパッドを締付ボルトから取り外すことができるので、パッド交換作業が容易である。
図1は本発明によるネジ式クランプの一実施形態を示す。
略U字形のクランプ本体10は脚部11,12を有し、これら脚部の間に吊荷(図示せず)を挿入するための開口部13が形成されている。
一方の脚部11には、開口部13に臨む先端部に係合歯15が形成された受け金14が進退自在に取り付けられている。受け金14はコイルスプリング16によって常に開口部13に向けて突出する方向に付勢されているが、そのバネ力に抗して図示位置より若干軸方向奥方に後退移動可能である。受け金14は脚部11内に配置されるベアリング17に支持されており、回動および揺動自在且つ着脱可能に脚部11に装着されている。
他方の脚部12には締付ボルト18が進退自在に取り付けられている。締付ボルト18は、脚部12を貫通して形成された雌ネジ(図示せず)と螺合する雄ネジ19を外周面に備えている。締付ボルト18の先端には、開口部13に臨む先端部に係合歯21が形成されたパッド20が相対回転自在且つ着脱可能に取り付けられ、後端のハンドル挿通穴32には回転操作用のハンドル22を挿通させている。
また、脚部12内に装着されるプレッシャナット33は脚部12に対して相対回転不能であり、且つ、プレッシャナット33の外周に配置されるコイルスプリング34のバネ力に抗して図示位置より若干軸方向奥方に後退移動可能である。コイルスプリング34はコイルスプリング16より大きなバネ力を持つように設計されている。
以上のように構成されたネジ式クランプ10において、開口部13に吊荷を挿入してハンドル22を回して締付ボルト18を開口部13に向けて突出させる方向に移動させ、パッド20と受け金14との間で吊荷を圧接挟持する。さらに締付ボルト18を締め付けてゆくと、まず受け金14がコイルスプリング16のバネ力に抗して脚部11の内部に埋没する方向に後退移動し、かくして受け金14が最奥位置まで移動した後になお締付ボルト18を締め付けると、プレッシャナット33がコイルスプリング34のバネ力に抗して脚部12の内部に埋没する方向に後退移動する。このようにして、規定の締付トルクを吊荷に与えて吊り上げを行うことができる。
図2ないし図5に詳細に示すように、パッド20の後端部は所定の外径(r1)を有する略円柱形状の突出軸23とされており、その後端近くには所定の溝幅および溝深さを有するリング溝24が環設されている。突出軸23の回りにはドライベアリング25が嵌装され、リング溝24には割りリング状のサークリップ26が嵌着される。常態におけるサークリップ26の線径センター(r2)は突出軸23の外径(r1)より若干大きく設定されているので、サークリップ26は、その常態においてはリング溝24に部分的に収容された状態となっていて突出軸23の外周よりも外側に突出している(図4)が、外力を受けて収縮したときにはリング溝24に実質的に完全に収容された状態となる(図5)。なお、図4および図5においてドライベアリング25は図示省略されている。また、ドライベアリング25は割愛することができる。
一方、締付ボルト18の先端に開口する軸収容穴27は、開口端から徐々に内径が狭まる面取り状のテーパ部28と、その奥方に連続する小径部29と、さらにその奥方に連続する大径部30の3つの部分から成っている。小径部29の内径(r3)は、常態におけるサークリップ26の線径センター(r2)より若干大きく設定されている。また、大径部30の内径(r4)は常態のサークリップ26の最外径(r5)より大きく設定されている。小径部29と大径部30との境界部には、それらの内径差による段部31が形成される。
各部の径の大小関係を整理すると、r1<r2<r3<r5<r4となる。
以上のように構成されたネジ式クランプにおいて、パッド20を締付ボルト18に組み付けるには、パッド20の突出軸23の回りにドライベアリング25を嵌装すると共にリング溝24にサークリップ26を嵌着させた状態にしておいて、突出軸23を締付ボルト18の軸収容穴27に押し込み収容させればよい。
リング溝24に嵌着された状態のサークリップ26は、前述のように部分的にリング溝24に収容された状態であり、その線径センター(r2)は突出軸23の外径(r1)よりも大きいが、突出軸23を締付ボルト18の軸収容穴27に挿入するにつれて、開口端に形成されたテーパ部28に案内されながら徐々に縮径して、サークリップ26がリング溝24に実質的に完全に収容した状態となって、小径部29を通過可能となる。
そして、この状態から、たとえば、パッド20の先端係合歯21部分を何らかの固定物に当てがい、締付ボルト18のハンドル22側の後端部をハンマーなどで軽く叩くことにより、サークリップ26が小径部29を完全に通過し、段部31から大径部30に入り込む。サークリップ26は、大径部30に入り込んだ瞬間に弾性復帰して常態に戻り、大径部30に遊嵌される。大径部30の内径(r4)は常態のサークリップ26の最外径(r5)より大きいので、この状態では、パッド20は締付ボルト18に対して相対的に回動自在である。
このようにしてパッド20を締付ボルト18に相対回転自在に組み付けることができる。
摩耗損傷したパッド20を新品と交換する際は、図6に示すような取り外し工具35を用いる。この取り外し工具35は鋼板などの薄板で形成され、その一端に、パッド20の突出軸23の外径(r1)と略同一の溝幅を有して底部が略半円弧状に形成された凹部36を備えている。
パッド交換時には、図7に示すように、この取り外し工具35を締付ボルト18とドライベアリング25との間に挿入して、凹部36を突出軸23の外周に沿わせた状態とした後、ハンドル22によって締付ボルト18を緩める方向に回転させると、取り外し工具35の片面はプレッシャナット33に当たってストッパとして働く。図3に示すように、ドライベアリング25を介してパッド20を締付ボルト18の先端に密着させた状態では、サークリップ26は、段部31との間に取り外し工具35の厚みと略同等またはそれ以上の間隔をおいた軸方向位置で大径部30に収容されているので、パッド20を締付ボルト18から引き離した状態にして取り外し工具35を締付ボルト18とドライベアリング25との間に挿入することができる。そして、取り外し工具35がプレッシャナット33に当たった状態(図7)では、サークリップ26は段部31に接した軸方向位置にある。
図7の状態からさらに同方向に締付ボルト18を回転すると、パッド20に対して抜き方向のテンションが作用することになるので、軸収容穴27の大径部30に常態(拡径状態)で収容されているサークリップ26が縮径してリング溝24内に収容され、小径部29を通過することができる。かくして、簡単な作業でパッド20を締付ボルト18から引き抜くことができる。
なお、図示しないが、段部31にテーパ面を形成して、大径部30から小径部29に向けて徐々に内径が大きくなるようにすると、上述のパッド引き抜き時の動作がよりスムーズになる利点がある。
図8および図9は本発明の別の実施形態によるネジ式クランプを示す。この実施形態によるネジ式クランプ10Aは、既述した実施形態によるネジ式クランプ10と略同様の構成を有しており、同一または対応する部材・部分・要素には同一の符号が付されている。
このネジ式クランプ10Aが既述のネジ式クランプ10と相違する第一の点は、パッド20Aの外径が締付ボルト18の外径より大きく形成されている点である。これにより、ハンドル22の操作により締付ボルト18を緩める方向に回転且つ軸方向(図8において上方向)に移動させたときに、パッド20Aは脚部12内に入り込むことができず、プレッシャナット33の開口端に当接することになる。
もう一つの相違点は、このネジ式クランプ10Aでは、締付ボルト18の軸方向における所定位置に、所定色に着色したOリング38を嵌装するためのリング溝37が環設されていることである。リング溝37は、パッド20Aがクランプ開口部13に突出している間は脚部12の内部に埋没して外部からは見ることができない(図10)が、締付ボルト18の緩み方向移動においてパッド20Aがプレッシャナット33の開口端に当接したときまたはその直前に脚部12の外方に露出して外部からその存在を確認することができる位置に形成される(図11)。
上記の相違点以外の構成は、既述のネジ式クランプ10と略同一であるので、説明を省略する。パッド20Aを締付ボルト18に相対回転自在に組み付けてネジ式クランプ10Aとする際の組み付け作業も、既述のネジ式クランプ10におけると同様にして行うことができる。
このネジ式クランプ10Aにおいて摩耗損傷したパッド20Aを取り外すときは、ハンドル22の操作により締付ボルト18を緩める方向に回転且つ軸方向移動させ、パッド20Aがプレッシャナット33の開口端に当接させた状態(図11)とした後、さらに締付ボルト18を同方向に移動させると、パッド20Aに対して抜き方向のテンションが作用するので、軸収容穴27の大径部30に常態(拡径状態)で収容されているサークリップ26が縮径してリング溝24内に収容され、小径部29を通過することができる。かくして、特別な工具を用いずとも、簡単な作業でパッド20Aを取り外すことができる。既述したように、段部31にテーパ面を形成しておくと、パッド取り外しをよりスムーズに行うことができる。
このネジ式クランプ10Aの構成によると、上述のように、締付ボルト18の緩み方向移動によってパッド20Aを簡単に取り外すことができるが、反面、パッド20Aの交換を意図しない場合であっても締付ボルト18を緩める方向に制限なく回転させるとパッド20Aが脱落してしまうことがあるため、このような不慮の脱落を防止するための手段として、着色Oリング38が設けられている。締付ボルト18を緩める方向に移動させているときに作業者が着色Oリング38の出現を視認することにより、これ以上緩み方向移動させるとパッド20Aが抜け落ちることの確認となる。パッド20Aの交換が必要なときはそのままハンドル22の回転操作を続け、交換不要のときはその時点でハンドル22の回転操作を中止する。着色Oリング38を用いることなく、リング溝37の溝内を着色してもよく、あるいは、締付ボルト18の軸方向所定位置に任意の目印を付けるなどの任意の手段を用いてパッド20Aの不慮の脱落を防止するようにしてもよい。
図12は本発明によるネジ式クランプのさらに別の実施形態に用いられるパッド20Bを示す。このパッド20Bが既述実施形態のネジ式クランプ10に用いられるパッド20と異なる点は、その軸方向全長に亘って中心貫通穴39が形成されるとともに、その筒部23側の開口端近くの所定領域に雌ネジ部40が設けられている点である。パッド20Bは上記相違点以外はパッド20と略同一の構成であり、パッド以外についての構成も既述のネジ式クランプ10におけると略同一であるので、説明を省略する。パッド20Bを締付ボルト18に相対回転自在に組み付ける際の組み付け作業も、既述のネジ式クランプ10におけると同様にして行うことができる。
このパッド20Bが摩耗等により交換する必要が生じたときは、雌ネジ部40と螺合可能なボルト41を用いてパッド20Bを締付ボルト18から引き抜く。すなわち、ボルト41をパッド20Bの中心貫通穴39に先端側より差し込み、雌ネジ部40に螺合させて挿入方向に回転する。これによりボルト41の先端が締付ボルト18の軸収容穴27の底部に突き当たり、さらにボルト41を同方向に回転することにより、パッド20Bに対して抜き方向のテンションが作用して、軸収容穴27の大径部30に常態(拡径状態)で収容されているサークリップ26が縮径してリング溝24内に収容され、小径部29を通過することができる(図13)。かくして、簡単な作業でパッド20Bを取り外すことができる。既述したように、段部31にテーパ面を形成しておくと、パッド取り外しがよりスムーズに行われる。
本発明は既述の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載される発明の範囲内において様々な実施形態を取ることができる。たとえば、図示実施形態ではパッド20Aの後端部に突出軸23を形成してこれを締付ボルト18先端の軸収容穴27に収容するものとしているが、これらの関係を逆にして、締付ボルト18の先端に突出軸を形成してこれをパッド20A後端の軸収容穴に収容するようにしてもよい。
本発明によるネジ式クランプの一実施形態を示す正面図である。 図1のネジ式クランプにおける締付ボルトとパッドの組立図である。 パッドを締付ボルトの先端に組み付けた状態を示す拡大正面図である。 パッドの突出軸のリング溝に常態のサークリップが部分的に嵌合収容された状態のパッドの正面図(A)および側面図(B)である。 パッドの突出軸のリング溝に縮径したサークリップが実質的に完全に嵌合収容された状態のパッドの正面図(A)および側面図(B)である。 締付ボルトの先端に組み付けられたパッドを取り外すときに使用する取り外し工具の斜視図である。 図1のネジ式クランプのパッドを締付ボルトから取り外すときに図6の取り外し工具を締付ボルトとパッドとの間に挿入した状態を示す正面図である。 本発明によるネジ式クランプの別の実施形態を示す正面図である。 図8のネジ式クランプにおける締付ボルトとパッドの組立図である。 パッドがクランプ開口部に突出しているときの締付ボルトおよびパッドを示す状態図である。 パッドがプレッシャナットの開口端に当接して締付ボルトに嵌装した着色Oリングが外部から露見可能となったときの状態図である。 本発明のさらに別の実施形態によるネジ式クランプに用いられるパッドを、その突出軸のリング溝に常態のサークリップが部分的に嵌合収容された状態として示す正面図(A)および側面図(B)である。 このネジ式クランプにおいてボルトを用いてパッドを取り外す作業工程を説明する断面図である。
符号の説明
10,10A ネジ式クランプ
11 脚部
12 脚部
13 開口部
14 受け金(受け部材)
15 係合歯
16 コイルスプリング
17 ベアリング
18 締付ボルト
19 雄ネジ
20,20A,20B パッド
21 係合歯
22 ハンドル
23 突出軸
24 リング溝
25 ドライベアリング
26 サークリップ
27 軸収容穴
28 面取りテーパ部
29 小径部(第一の部分)
30 大径部(第二の部分)
31 段部
32 ハンドル挿通穴
33 プレッシャーナット
34 コイルスプリング
35 取り外し工具
36 凹部
37 リング溝
38 着色Oリング(パッド脱落防止手段)
39 中心貫通穴
40 雌ネジ部
41 ボルト

Claims (7)

  1. 開口部を挟んで対向する一対の脚部を有する概してU字形のクランプ本体と、一方の脚部に相対移動可能に取り付けられる受け部材と、他方の脚部に螺着されて軸方向に進退可能な締付ボルトと、締付ボルトの先端に相対回転自在且つ着脱可能に連結されるパッドとを有するネジ式クランプにおいて、締付ボルトおよびパッドのいずれか一方の対向端には略円柱状の突出軸が形成されるとともに、該突出軸の先端近くに略リング状の凹溝が環設されて該凹溝には弾性材料よりなる割りリング状のサークリップが嵌着され、締付ボルトおよびパッドの他方の対向端には第一の部分と該第一の部分の奥方に連続して該第一の部分より大きな外径を有する第二の部分とを含むを軸収容穴が形成され、サークリップが凹溝内に実質的に収容された状態で軸収容穴の第一の部分を通過し、第二の部分に到達したときにサークリップが常態に弾性復帰して第二の部分に収容され且つ第一の部分と第二の部分との間の内径差による段部に係止されて抜け止めされることを特徴とするネジ式クランプ。
  2. 軸収容穴の開口端がサークリップの常態における径寸法と略同一またはそれよりも若干大きな開口径を有し、該開口端から前記第一の部分に向けて徐々に径が狭くなる面取りテーパ部が形成されることを特徴とする請求項1記載のネジ式クランプ。
  3. 常態におけるサークリップの線径センターが、突出軸の外径より若干大きく、軸収容穴の第一の部分の内径より若干小さく設定されることを特徴とする請求項1記載のネジ式クランプ。
  4. 突出軸の回りにドライベアリングが嵌装されていて、締付操作時にパッドを吊荷に押圧させた状態で締付ボルトだけが回転するようにしたことを特徴とする請求項1記載のネジ式クランプ。
  5. パッドの外径が締付ボルトの外径より大きく形成されており、締付ボルトを緩める方向に移動したときに所定位置に達するまではパッドが締付ボルトとともに移動するが該所定位置を越えてからは締付ボルトのみが移動してパッドをそれ以上移動不能とし、これによりパッドを締付ボルトから自動的に取り外せるようにしたことを特徴とする請求項1記載のネジ式クランプ。
  6. 締付ボルトが前記所定位置に達したことを示すパッド脱落防止手段が締付ボルトの軸方向所定箇所に設けられることを特徴とする請求項5記載のネジ式クランプ。
  7. パッドに軸方向に貫通する中心貫通穴が設けられるとともに、その少なくとも一部の領域に亘って雌ネジ部が設けられており、該雌ネジ部にボルトを螺合してネジ回すことによりパッドを締付ボルトから取り外せるようにしたことを特徴とする請求項1記載のネジ式クランプ。
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