JP2007131375A - ネジ式クランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ネジ式クランプにおいてスリーブにスラスト荷重やラジアル荷重が作用しても該スリーブの回転を円滑に維持する。.
【解決手段】脚部(11)に装着されて開口部(20)に対して進退可能である締付ネジ(14)と、脚部(12)に形成された貫通穴に回転可能に装着されるスリーブ(16)と、スリーブの下端凹部に締付ネジと同軸方向に摺動可能に配置されるプレッシャパッド(25)および押さえパッド(21)と、プレッシャパッドと押さえパッドとの間に配置される圧縮バネ(23)と、スリーブの上端に吊環ピン(18)を介して回動自在に連結される吊環(17)とを備えたネジ式クランプにおいて、ワークを締付ネジと押さえパッドとの間に挟持して締め付けたときにスリーブに作用するスラスト荷重および/またはラジアル荷重を受けるためのベアリング手段(27)がスリーブの外周に装着される。
【選択図】図1

Description

本発明はネジ式クランプに関する。
ネジ式クランプには様々な型式のものがあるが、その一つが下記特許文献1に記載されている。このネジ式クランプは、ワーク挿入のための開口部を挟んで一対の脚部を有する概してC字形の本体(10)と、一方の脚部(11)に形成したネジ穴に進退可能に螺合された締付ネジ(20)と、他方の脚部(12)に形成した貫通穴(13)に回転可能に配置された略円筒形状のスリーブ(30)と、スリーブに対して同軸方向に移動可能である押さえ金(40)と、押さえ金の上端に当接する偏心カム面(52)を備えた回転可能な吊環(50)とを有して構成されている。開口部にワークを挿入して締付ネジを締め付けた状態で、吊環を締付ネジおよびスリーブの中心軸線上とは異なる方向に吊り上げまたは引っ張ると、吊環の偏心カム面に押さえ付けられるため、押さえ金が開口部にせり出して締付トルクを増大させる。
特公平4−31996号公報
ところが、特許文献1記載のネジ式クランプにおいて開口部にワークを挿入して締付ネジを締め付けたときに、締付ネジの推力がスリーブにスラスト荷重として伝達され、また、無負荷状態から荷重が作用する段階で吊環に斜め方向荷重が作用したときにはラジアル荷重もスリーブに作用することとなるため、スリーブが円滑に回転しないという問題があった。
また、このネジ式クランプでは、押さえ金が吊環下端の偏心カム面と直接接触しており、開口部にワークを挿入して締付ネジを締め付けたときに押さえ金は移動しない構造となっている。このため、ワークが規定の締付トルクで締め付けられたことを押さえ金の移動量をもって確認するための締付確認手段を設けることができず、ワーク落下防止などの安全性に万全を期すことができないという問題があった。
そこで本発明は、上記課題を解決し、スラスト荷重やラジアル荷重が作用したときにもスリーブの回転を円滑にし、吊環を荷重作用方向に回転させることができ、且つ、安全性にも万全の配慮を期すことができる、新規な構成のネジ式クランプを提供することを目的とする。
この目的を達成するため、請求項1にかかる本発明は、ワーク挿入のための開口部を挟んで対向する第一および第二の脚部を有する本体と、第一の脚部に装着されて開口部に対して進退可能である締付ネジと、第二の脚部に形成された貫通穴に回転可能に装着されるスリーブと、スリーブの下端凹部に締付ネジと同軸方向に摺動可能に配置されるプレッシャパッドおよび押さえパッドと、プレッシャパッドと押さえパッドとの間に配置される圧縮バネと、スリーブの上端に吊環ピンを介して回動自在に連結される吊環とを備え、さらに、ワークを締付ネジと押さえパッドとの間に挟持して締め付けたときにスリーブに作用するスラスト荷重および/またはラジアル荷重を受けるためのベアリング手段がスリーブの外周に装着されることを特徴とするネジ式クランプである。
請求項2にかかる本発明は、請求項1記載のネジ式クランプにおいて、ベアリング手段が、スリーブ外周に形成された環状溝に環着される複数の鋼球からなることを特徴とする。
請求項3にかかる本発明は、請求項1記載のネジ式クランプにおいて、ベアリング手段がドライベアリングであることを特徴とする。
請求項4にかかる本発明は、請求項1ないし3のいずれか記載のネジ式クランプにおいて、吊環の吊穴中心が締付ネジおよび押さえパッドの軸心線上にあるときに吊環ピン中心からの径が最小となり且つ吊環の該位置からの傾き角度が大きくなるにつれて吊環ピン中心からの径が大きくなるような偏心カム面が吊環下端に設けられることを特徴とする。
請求項5にかかる本発明は、請求項1ないし3のいずれか記載のネジ式クランプにおいて、吊環リンクがその一端において吊環ピンを介してスリーブの上端に回動自在に連結されると共にその他端において吊環に回動自在に連結され、吊環が待機位置にあるときに吊環ピン中心からの径が最小となり且つ吊環が該待機位置から引き上げられて吊環リンクが吊環ピンを中心として所定方向に回転するにつれて吊環ピン中心からの径が大きくなるような偏心カム面が吊環リンクの先端に設けられることを特徴とする。
請求項6にかかる本発明は、請求項1ないし5記載のネジ式クランプにおいて、押さえパッドには上面側に開口する凹部が形成され、該凹部に圧縮バネを介してプレッシャパッドの下端部が挿入されることを特徴とする。
請求項7にかかる本発明は、請求項6記載のネジ式クランプにおいて、無負荷状態から締付ネジと押さえパッドとの間にワークを挟んで締め付けたときに押さえパッドが圧縮バネのバネ力に抗してプレッシャパッドに当接するまでの移動ストロークが、押さえパッドの鍔部とスリーブ下端との間の間隔より小さいことを特徴とする。
請求項8にかかる本発明は、請求項1ないし7のいずれか記載のネジ式クランプにおいて、押さえパッドの外周に締付確認手段が設けられ、締付ネジと押さえパッドとの間に挟持したワークに規定の締付トルクが働いたときに該締付確認手段が第二の脚部に埋没して見えなくなることを特徴とする。
本発明のネジ式クランプによれば、締付ネジと押さえパッドとの間にワークを挟んで締付ネジで締め付けたときにスリーブにスラスト荷重が作用し、あるいは吊り上げ時に吊環に斜め方向からの荷重が働いたときにスリーブにラジアル荷重が作用しても、スリーブ外周に設けたベアリング手段によってこれらスラスト/ラジアル荷重を受けることができるので、スリーブの円滑な回転が確保される。
また、ワークを締付ネジと押さえパッドとの間に挟持して締め付けたときに押さえパッドが圧縮バネのバネ力に抗してクランプ本体の第二の脚部内に埋没していく構造を採用しているので、この押さえパッドの移動量をもってワークが規定の締付トルクで締め付けられたことを確認するための締付確認手段を設けることができ、ワーク落下防止などの安全性に万全の配慮を期したものとすることができる。
図1および図2は本発明によるネジ式クランプの一実施形態の無負荷状態図であり、略C字形のクランプ本体10は略平行に延長する一対の脚部11,12を有し、これら脚部の間にワーク(図示せず)を挿入するための開口部20が形成されている。
一方の脚部11はネジ穴13を有し、このネジ穴13に締付ネジ14が螺合されて開口部20に対して進退自在とされている。締付ネジ14の後端部にはハンドル15が取り付けられている。締付ネジ14の先端面14aはワークに圧接したときに摩擦係数を高めるように凹凸面とされている。
他方の脚部12は貫通穴(符号なし)を有し、この貫通穴にスリーブ16が回転可能に装着されている。スリーブ16は、図3に示すように、貫通穴の口径に略等しい外径R1を有する略円形の外側面を有する。スリーブ16の略上半部には所定幅寸法のスリット16aが形成され、このスリット16aに吊環17を挿入して吊環ピン18で回動自在に連結している。符号16bは吊環ピン18のための挿通穴である。
スリーブ16の略下半部は断面円形の凹部16cを有して略円筒形状とされており、その外周面には略円弧湾曲面を有する環状溝16dが形成され、環状溝16dの下方は外径R2(R2>R1)を有する拡径下端部16eとされている。
脚部12の貫通穴は開口部20に臨む部分が拡径されており、スリーブ16の拡径下端部16e、ベアリング装置構成部品(後述)、押さえカラー24などを配置または収容するためのスペースを与えている。脚部12の貫通穴に臨む部分にはOリング19aが環着されると共に、押さえカラー24の内周側にはOリング19bが環着され、これらによって雨水などが脚部12の貫通穴拡径部分に侵入することを阻止している。
また、該貫通穴の拡径部分には押さえパッド21が回動自在且つ軸方向に摺動可能に収容されている。図4に示すように、押さえパッド21は、スリーブ16の凹部16cの径R3と略同一の外径を有する基端部21aと、それよりも大きな外径を有する拡径部21bと、拡径部21bより更に大きな外径を有する鍔部21cと、ワークに圧接したときに摩擦係数を高めるように凹凸面として形成された先端面21dとを有する。拡径部21bの先端側には環状溝21eが形成され、この環状溝21eに後述する締付確認手段としてのリング22が環着される。この締付確認リング22には目立つ色で着色を施す等により容易に目視確認できるようにしておくことが好ましい。
押さえパッド21は、その基端部21aがスリーブ16の凹部16c内に回動自在且つ摺動可能に嵌合され、その装着状態において、先端面21dを含む先端部が開口部20内に突出して締付ネジ14と略同軸に対向している。押さえパッド21の鍔部21cが脚部12の貫通穴拡径部下方に配置された押さえカラー24に係止された位置(図1および図2に示す位置)が、押さえパッド21の摺動範囲における最下方位置であり、このクランプが無負荷状態にあるときの位置である。さらに、押さえパッド21は、基端部21aにおいて開口する穴21fを有しており、この穴21fに圧縮バネ23が配置される。
スリーブ16の凹部16cにはさらにプレッシャパッド25が摺動可能に嵌合されている。プレッシャパッド25は、図5に示すように、スリーブ16の凹部16cの径R3と略同一の外径を有する略円柱形状の主体部25aと、押さえパッド21の穴21fと略同一の外径を有する略円柱形状の下端部25bとを有し、主体部25aの上端部は対向する一対の直立壁25c,25cを備えた凸部25dを有している。プレッシャパッド25は、主体部25aがスリーブ16の下方凹部16c内に収容され、下端部25bが押さえパッド21の穴21f内に圧縮バネ23で上方に付勢された状態で収容されている。また、凸部25dはスリーブ16の上方凹部16aに部分的に収容されて、その上面は吊環17の回転角度位置にかかわらず常にその下端の偏心カム面17bに圧縮バネ23のバネ力を介して当接している。
偏心カム面17bは、吊環17が図1および図2に示す回転角度位置(直立位置=吊穴17aの中心が締付ネジ14および押さえパッド21などの軸心線上にある位置)にあるときにその径(回転中心である吊環ピン18からの距離)が最小であり、この直立位置からいずれの方向においても傾き角度が大きくなるにつれてその径が徐々に大きくなるように設定されている。
この実施形態では、スリーブ16の略円筒形状下半部の外周面に形成された断面円弧状の環状溝16dに複数の鋼球27を配し、これらを脚部12の貫通穴拡径部分上方に配置したベアリングアウター28との間に挟み込んだベアリング装置を内蔵している。鋼球27は環状溝16dとベアリングアウター28との間に挟み込まれた状態でいずれの方向にも実質的に移動不能であるが転動自在である。図1に見られるように、鋼球27がスリーブ環状溝16dおよびベアリングアウター28と当たる面は鋼球27のセンター垂線からオフセットした位置にある(上方では鋼球センターがベアリングアウター28の上端部下向き面と接し、下方では鋼球センターがスリーブ環状溝16dの内面と接している)。
以上のように構成された本発明実施形態によるネジ式クランプの作用について説明すると、対向する脚部11,12の間からワーク(図示せず)を挿入してその先端がクランプ本体10に当たるまで開口部20内に深く挿入した後、ハンドル15操作により締付ネジ14を前進させてワーク側面に突き当てる。このとき、吊環17が傾かずに直立位置に維持されるように注意する。この状態から締付ネジ14を更に締め付けていくと、押さえパッド21が圧縮バネ23のバネ力に抗してスリーブ16の凹部16c内に埋没し、押さえパッド21の鍔部21cの上面がプレッシャパッド25の主体部25aの下面に当接する。
なお、締付ネジ14と押さえパッド21との間にワークが挟持されていない無負荷状態のとき、スリーブ16の下端と押さえパッド21の鍔部21cの上面との間の間隔L2は、押さえパッド21の上端とプレッシャパッド主体部25aの下面との間の間隔L1(圧縮バネ23が常態を維持しているとき)より大きく設定されている(L2>L1)。このため、ワークを締付ネジ14で締め付けていくと、圧縮バネ23のバネ力に抗して押さえパッド21がプレッシャパッド25に近接し、ついには押さえパッド21の上端がプレッシャパッド主体部25aの下面に突き当たる。このとき、押さえパッド21の鍔部21cの上面とスリーブ16の下端との間には(L2−L1)に相当する僅かな隙間が残されており、スリーブ16の円滑な回転を妨げない。
この後、チェーン式引張ブロックやクレーン等のフック(図示せず)を吊環17の吊穴17aに引っ掛けて吊り上げるが、このネジ式クランプは吊り方向に沿って吊環17が直立状態からいずれかの方向に傾いた状態で使用することを前提とする。すなわち、傾いた方向に吊り上げられることにより、吊環17先端の偏心カム面17bが直立状態におけるよりも大きな径を有する領域でプレッシャパッド上端凸部25dと圧接する。これにより、締付ネジ14と押さえパッド21との間に挟持されているワークに対する締付トルクがより大きなものとなる。
締付ネジ14と押さえパッド21との間にワークを挟んで締め付けると、締付ネジ14の推力がスリーブ16にスラスト荷重として作用する。また、吊環17を傾けて吊り上げるときにスリーブ16にラジアル荷重が作用する。しかしながら、スリーブ16外周の環状溝16dに環着され且つベアリングアウター28との間に挟まれた状態で配置された複数の鋼球27が転がり軸受として作用することにより、これらのスラスト/ラジアル荷重を受けることができるので、スリーブ16の円滑な回転を妨げない。
なお、締付確認ライン22は、図1および図2に示す無負荷状態では脚部12から開口部20に露出する位置にあって外部から視認可能であるが、締付ネジ14と押さえパッド21との間にワークを挟んで締め付けていくと、ある時点で脚部12内に埋没して外部からは見えなくなる。これにより規定の締付トルクがワークに働いたことを確認することができる。
図示の実施形態では締付確認手段としてリング22を用いているが、これに限定されるものではなく、たとえば押さえパッド21の環状溝21e自体に目立つ色で塗装を施すことで締付確認手段としても良い。
図6は本発明の他の実施形態によるネジ式クランプの無負荷状態を示す。同図において、前述の実施形態によるネジ式クランプにおけると同一または対応する部品・部分・要素には同一の符号を付してそれらの説明を割愛する。
この実施形態では、スリーブ16に作用するスラスト/ラジアル荷重を受けるベアリング手段として円筒形状のドライベアリング29が用いられ、スリーブ16と脚部12との間に介装されている。
また、この実施形態では、圧縮コイルバネ31で付勢されたプレッシャナット30が脚部11に装着され、このプレッシャナット30に締付ネジ14が螺着されている。締付ネジ14と押さえパッド21との間にワークを挟んだ状態で締付ネジ14を締め付け、締付トルクが圧縮コイルバネ31のバネ力を越えると、プレッシャナット30が徐々に脚部11内に埋没し、プレッシャナット30の開口部20側端部近くに形成された環状溝に環着した締付確認リング32が外部からは見えなくなる。これによりワークに規定トルクが働いたことを確認することができる。
図7は本発明の他の実施形態によるネジ式クランプの無負荷状態を示す。同図において、図1〜図5に示す実施形態によるネジ式クランプにおけると同一または対応する部品・部分・要素には同一の符号を付してそれらの説明を割愛する。
この実施形態では、スリーブ16の略上半部に形成された所定幅寸法のスリット16a(図3)に吊環リンク33の一端を挿入して吊環ピン18で回動自在に連結し、吊環リンク33の他端にボルト34を介して吊環35が回動自在に連結されている。吊環リンク33の先端には偏心カム面33bが形成されている。この偏心カム面33bは、吊環35が図7に示す待機位置にあるときにその径(回転中心である吊環ピン18からの距離)が最小であり、この位置から吊環35を引き上げる(吊環リンク33が吊環18を中心にして同図において時計方向に回転する)につれてその径が徐々に大きくなるように設定されている。
この実施形態によるネジ式クランプを用いて、図1〜図5に示す実施形態によるネジ式クランプについて既述したと同様にして、ワークを締付ネジ14と押さえパッド21との間に規定の締付トルクで締め付けて挟持した状態で、チェーン式引張ブロックやクレーン等のフック(図示せず)を吊環35の吊穴に引っ掛けて吊り上げると、吊環35が引き上げられるにつれて吊環リンク33が吊環18を中心にして図7において時計方向に回転し、吊環リンク33先端の偏心カム面33bが待機状態におけるよりも大きな径を有する領域でプレッシャパッド上端凸部25dと圧接する。これにより、締付ネジ14と押さえパッド21との間に挟持されているワークに対する締付トルクがより大きなものとなる。
本発明によるネジ式クランプの一実施形態の無負荷状態を示す正面図である。 このネジ式クランプの無負荷状態を示す側面図である。 このネジ式クランプの構成部品であるスリーブを示す正面図(A)、側面図(B)および平面図(C)である。 このネジ式クランプの構成部品である押さえパッドを示す正面図である。 このネジ式クランプの構成部品であるプレッシャパッドを示す正面図(A)、側面図(B)および平面図(C)である。 本発明による他の実施形態によるネジ式クランプの無負荷状態を示す正面図である。 本発明によるさらに他の実施形態によるネジ式クランプの無負荷状態を示す側面図である。
符号の説明
10 クランプ本体
11 脚部(第一の脚部)
12 脚部(第二の脚部)
14 締付ネジ
16 スリーブ
17 吊環
18 吊環ピン
20 開口部
21 押さえパッド
22 締付確認リング(締付確認手段)
23 圧縮バネ
25 プレッシャパッド
27 鋼球(ベアリング手段)
29 ドライベアリング(ベアリング手段)
30 プレッシャナット
31 圧縮コイルバネ
32 締付確認リング
33 吊環リンク
35 吊環

Claims (8)

  1. ワーク挿入のための開口部を挟んで対向する第一および第二の脚部を有する本体と、第一の脚部に装着されて開口部に対して進退可能である締付ネジと、第二の脚部に形成された貫通穴に回転可能に装着されるスリーブと、スリーブの下端凹部に締付ネジと同軸方向に摺動可能に配置されるプレッシャパッドおよび押さえパッドと、プレッシャパッドと押さえパッドとの間に配置される圧縮バネと、スリーブの上端に吊環ピンを介して回動自在に連結される吊環とを備え、さらに、ワークを締付ネジと押さえパッドとの間に挟持して締め付けたときにスリーブに作用するスラスト荷重および/またはラジアル荷重を受けるためのベアリング手段がスリーブの外周に装着されることを特徴とするネジ式クランプ。
  2. ベアリング手段が、スリーブ外周に形成された環状溝に環着される複数の鋼球からなることを特徴とする、請求項1記載のネジ式クランプ。
  3. ベアリング手段がドライベアリングであることを特徴とする、請求項1記載のネジ式クランプ。
  4. 吊環の吊穴中心が締付ネジおよび押さえパッドの軸心線上にあるときに吊環ピン中心からの径が最小となり且つ吊環の該位置からの傾き角度が大きくなるにつれて吊環ピン中心からの径が大きくなるような偏心カム面が吊環下端に設けられることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか記載のネジ式クランプ。
  5. 吊環リンクがその一端において吊環ピンを介してスリーブの上端に回動自在に連結されると共にその他端において吊環に回動自在に連結され、吊環が待機位置にあるときに吊環ピン中心からの径が最小となり且つ吊環が該待機位置から引き上げられて吊環リンクが吊環ピンを中心として所定方向に回転するにつれて吊環ピン中心からの径が大きくなるような偏心カム面が吊環リンクの先端に設けられることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか記載のネジ式クランプ。
  6. プレッシャパッドの上端に凹部を挟んで対向する一対の直立壁が設けられ、これら直立壁の上端で、吊環の傾き角度にかかわらず常に偏心カム面を安定的に支持することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか記載のネジ式クランプ。
  7. 無負荷状態から締付ネジと押さえパッドとの間にワークを挟んで締め付けたときに押さえパッドが圧縮バネのバネ力に抗してプレッシャパッドに当接するまでの移動ストロークが、押さえパッドの鍔部とスリーブ下端との間の間隔より小さいことを特徴とする、請求項6記載のネジ式クランプ。
  8. 押さえパッドの外周に締付確認手段が設けられ、締付ネジと押さえパッドとの間に挟持したワークに規定の締付トルクが働いたときに該締付確認手段が第二の脚部に埋没して見えなくなることを特徴とする、請求項1ないし7のいずれか記載のネジ式クランプ。
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