JP4916946B2 - ネジ式クランプ - Google Patents

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本発明はネジ式クランプに関し、より詳しくは摩耗による使用限界を容易に確認することができる手段を備えたネジ式クランプに関する。
鋼板などの吊荷を把持して吊り上げるための装置としてネジ式クランプが多用されている。ネジ式クランプは、クランプ本体の一方の脚部に締付ボルトが装着されると共に、これに対向する受け金または受け部が他方の脚部に設けられ、これらの間に吊荷を挟持して締付ボルトを締め付けることによって吊荷を吊り上げる。受け金は回転・揺動(傾動)自在に装着される。固定の受け部を設ける場合は、締付ボルト先端に回転・揺動(傾動)自在にパッドが装着される。そして、上記のようにして吊荷を吊り上げたときに、受け金またはパッドが荷重を受けて傾き、吊荷に対するクランプ力を増大させる。
受け金やパッドの先端面には吊荷に噛み込むための係合歯が設けられるが、繰り返しの使用によって一定以上(たとえば0.5mm以上)摩耗した場合には使用限界とみなして部品交換しなければならない。
ところが、従来は所定基準値以上に摩耗したことを測定することが困難であった。受け金やパッドの先端面の係合歯は一般に同心円状の旋条山として形成されるが、金尺やノギスなどを使用しても正確に摩耗の程度を測定することは腰囲ではない。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、摩耗による使用限界を容易に確認することができるネジ式クランプを提供することである。
この課題を解決するため、請求項1に係る本発明は、開口部を挟んで対向する一対の脚部を有するクランプ本体と、一方の脚部に回転自在且つ交換可能に装着される受け金と、他方の脚部を螺通する締付ボルトとを備え、受け金と締付ボルト先端との間で吊荷を把持して吊り上げるネジ式クランプにおいて、吊荷と接する受け金の先端面に同心円状に複数の環状係合歯が形成されると共に、該環状係合歯の山を部分的にカットすることにより所定深さおよび所定幅の摩耗確認溝が放射状に形成されてなることを特徴とする。
請求項2に係る本発明は、開口部を挟んで対向する一対の脚部を有するクランプ本体と、一方の脚部に回転自在且つ交換可能に装着される受け金と、他方の脚部を螺通する締付ボルトとを備え、受け金と締付ボルト先端との間で吊荷を把持して吊り上げるネジ式クランプにおいて、吊荷と接する受け金の先端面に所定深さおよび所定幅の摩耗確認溝が放射状に形成され、受け金の先端面が摩耗して該摩耗確認溝の深さまたは幅が所定基準値以下になったときに受け金を使用限界とみなすことを特徴とする。
請求項3に係る本発明は、開口部を挟んで対向する一対の脚部を有するクランプ本体と、一方の脚部に開口部に臨んで設けられる受け部と、他方の脚部を螺通する締付ボルトと、締付ボルトの先端に回転自在且つ交換可能に装着されるパッドとを備え、受け部とパッドとの間で吊荷を把持して吊り上げるネジ式クランプにおいて、吊荷と接するパッドの先端面に所定深さおよび所定幅の摩耗確認溝が放射状に形成され、パッドの先端面が摩耗して該摩耗確認溝の深さまたは幅が所定基準値以下になったときにパッドを使用限界とみなすことを特徴とする。
請求項4に係る本発明は、請求項2または3記載のネジ式クランプにおいて、受け金またはパッドの先端面に同心円状に滑り止め環状溝が形成され、前記摩耗確認溝は滑り止め環状溝を横断して放射状に形成されることを特徴とする。
請求項1に係る本発明によれば、受け金の先端面に同心円状に複数の環状係合歯が形成されると共に、該環状係合歯の山を部分的にカットすることにより所定深さおよび所定幅の摩耗確認溝が放射状に形成されているので、使用限界に応じた深さの摩耗確認溝としておけば、摩耗確認溝が消えたときに該受け金が使用限界に達したものと判断することができる。すなわち、受け金の摩耗による使用限界を容易且つ確実に目視確認することができる効果がある。
請求項2に係る本発明によれば、受け金の先端面に所定深さおよび所定幅の摩耗確認溝が放射状に形成されているので、受け金の先端面が摩耗して該摩耗確認溝の深さまたは幅が所定基準値以下になったときに受け金を使用限界とみなすことができる。すなわち、幅ゲージや深さゲージを摩耗確認溝に併せてその深さまたは幅を測定するだけで、受け金の摩耗による使用限界を容易且つ正確に確認することができる効果がある。
請求項3に係る本発明によれば、締付ボルトの先端に回転自在且つ交換可能に装着されるパッドの先端面に所定深さおよび所定幅の摩耗確認溝が放射状に形成されているので、パッドの先端面が摩耗して該摩耗確認溝の深さまたは幅が所定基準値以下になったときにパッドを使用限界とみなすことができる。すなわち、幅ゲージや深さゲージを摩耗確認溝に併せてその深さまたは幅を測定するだけで、パッドの摩耗による使用限界を容易且つ正確に確認することができる効果がある。
請求項4に係る本発明によれば、受け金またはパッドの先端面に同心円状に滑り止め環状溝が形成され、前記摩耗確認溝は滑り止め環状溝を横断して放射状に形成されているので、摩耗確認効果に加えて滑り止め効果が発揮される。
本発明によれば、回転可能に組み込まれた受け金やパッドの先端面に磨耗確認溝が放射状に形成されているので、これらの部材がどの方向に回転しても効果が変わらない状態が確保される。
図1に示すネジ式クランプ10は略逆U字形のクランプ本体11を有し、その脚部12,13の間に鋼板などの吊荷Wを挿入するための開口部14が形成されている。
一方の脚部12には、開口部14に臨む先端部に係合歯15が形成された受け金16が取り付けられている。受け金16はコーンスプリング17によって姿勢保持され且つ常に開口部14に向けて突出する方向に付勢されているが、そのバネ力に抗して軸方向に後退移動可能である。受け金16は脚部12内に配置されるベアリング18に支持されており、回動および揺動(傾動)自在且つ交換可能に脚部12に装着されている。
他方の脚部13には締付ボルト19が進退自在に取り付けられている。締付ボルト19は、脚部13を貫通して形成された雌ネジ(図示せず)と螺合する雄ネジ20を外周面に備えて、その先端には係合歯21が形成されている。
また、脚部13内に装着されるプレッシャナット22は脚部13に対して相対回転不能であり、且つ、プレッシャナット22の外周に配置されるコイルスプリング23のバネ力に抗して軸方向に後退移動可能である。
図1の無負荷状態では、受け金16はコーンスプリング17によって姿勢保持されつつ開口部14に向けて突出した位置にあり、受け金16の末端と底板24との間には隙間25が残されている。
このネジ式クランプ10において、開口部14に吊荷Wを挿入してハンドル26を回して締付ボルト19を開口部14に向けて突出させる方向に移動させ、締付ボルト19と受け金16との間で吊荷Wを圧接挟持する。さらに締付ボルト19を締め付けてゆくと、まず受け金16がコイルスプリングのバネ力に抗して脚部12の内部に埋没する方向に後退移動し、かくして受け金16の末端が底板24に当たる最奥位置まで移動した後になお締付ボルト19を締め付けると、プレッシャナット22がコイルスプリング23のバネ力に抗して脚部13の内部に埋没する方向に後退移動する。
このようにして、規定の締付トルクを吊荷Wに与えた状態にして、吊穴27または28のいずれかにクレーンのフック(図示せず)などを架けてW1またはW2方向に吊り上げると、図2に示すように、負荷を受けた受け金16が傾く。このとき、受け金16の末端16a(図3)が底板24と当接していることから、受け金16は傾きながらせり出していくことになり、クランプ力Pが増大して吊荷Wを確実にクランプする。
図3を参照して、このクランプ10に用いられる受け金16の先端は略球面状に形成されるが、該球面状先端面には複数の係合歯15が同心円状に形成されている。各係合歯15の頂部半径はR1であり、底部半径はR2(R1>R2)である。各係合歯15の旋条山の頂部を所定の角度間隔でカットすることによって複数の溝28が形成され、これら溝28は図3(B)に示すように放射状に配列されている。各溝28は同一の深さVおよび溝幅Xを有する。
溝28は摩耗確認および滑り止めに有効である。すなわち、上記のようなネジ式クランプ10では、吊荷Wに受け金16の先端係合歯15を食い込ませることによってクランプ力Pを作用させて吊荷Wを確実にクランプするものであるため、係合歯15の旋条山の先端が一定以上摩耗したときには受け金16が使用限界に達したものと判断して部品交換しなければならない。図3に示すように係合歯15に溝28を形成しておくことにより、摩耗によって溝28が消えたことで使用限界を容易に確認することができる。たとえば0.5mm摩耗したときに使用限界とみなすのであれば、溝28の深さVを0.5mmに設定しておけば、この溝28が消えたことをもって使用限界の確認が容易に測定できる。
また、溝28を形成することで係合歯15が吊荷Wと接触する面積が小さくなるので、滑り止め効果が発揮され、吊荷Wの落下を防止する。ネジ式クランプ10は一定方向の荷重だけに対応するものではなく全方向吊り上げが可能であり、回動自在に設けられる受け金16もあらゆる回転角度位置で吊荷Wと接することになるが、溝28が放射状に設けられることによって荷重方向を問わずに滑り防止と把持力増大の効果を発揮することができる。
なお、係合歯15の旋条山の形状は、図4に示すように、中心側の角度θ1より外側の角度θ2を大きくした形状とすることが好ましい。このような形状にすると、吊荷Wの負荷を受けて受け金16が傾いたときに、係合歯15の旋条山が吊荷Wの側面に噛み込み、吊荷Wを確実にクランプすることができる。図4に示す実施形態では、最も中心側に位置する係合歯15の旋条山は実質的にθ1=θ2≒45度として、外側に位置する係合歯15ほどθ1<<θ2となるように設計されていて、受け金16の傾きが大きくなるほど係合歯15の旋条山が吊荷Wに対して鋭角に食い込んでクランプ力を増大させるようにしている。
図5に示すネジ式クランプ30は、略C字形のクランプ本体31を有し、その脚部32,33の間に鋼板などの吊荷を挿入するための開口部34が形成されている。一方の脚部32には受け金35が取り付けられている。受け金35は常に開口部34に向けて突出する方向にバネ付勢されており、且つ、回動自在・揺動(傾動)自在である。他方の脚部33には締付ボルト36がハンドル37操作により進退自在に取り付けられている。そして、締付ボルト36を緩めた状態にして受け金35との間から開口部34の奥深くまで吊荷を挿入した後、締付ボルト36を締め付けて受け金35との間で吊荷をクランプし、吊環38にクレーンなどのフック(いずれも図示せず)を引っ掛けて吊環38が傾く所定方向に吊り上げる。
図6に示すように、このクランプ30に用いられる受け金35の先端は概して球面状に形成されているが、同心円状に形成された複数の滑り止め環状溝39を有すると共に、前記球面上を放射状に延長する複数の放射溝40を有する。この実施形態では45度間隔で8本の放射溝40が形成されている。放射溝40は同一の深さV(環状溝39の深さより小さい)および溝幅X1を有する。受け金35の球面半径はR1であり、放射溝40の底部半径はR2(R1>R2)である。
放射溝40は摩耗確認に有効である。すなわち、繰り返しの使用によって受け金35の先端球面が摩耗した結果、放射溝40の当初の溝幅X1が所定の基準値X2(X1>X2)まで狭くなったとき(図7)に、受け金35が使用限界に達したものと判断して部品交換する。放射溝40の溝幅を測定するだけで容易に摩耗確認することができる。あるいは、摩耗につれて放射溝40の深さは徐々に小さくなっていくので、当初の溝深さVが所定の基準値以下になったときに受け金35が使用限界に達したものと判断しても良い。この場合も放射溝40の溝深さを測定するだけで容易に摩耗確認を行うことができる。
図8に示すネジ式クランプ50は、略C字形のクランプ本体51を有し、その脚部52,53の間に鋼板などの吊荷を挿入するための開口部54が形成されている。一方の脚部52には開口部54に臨んで係合歯を有する受け部55が設けられ、他方の脚部53には締付ボルト56がハンドル57操作により進退自在に取り付けられている。締付ボルト56は球状先端部58を有し、この球状先端部58に対してパッド60が相対回転自在・揺動(傾動)自在且つ交換可能に装着されている。そして、締付ボルト56を緩めた状態にして受け部55との間から開口部54の奥深くまで吊荷を挿入した後、締付ボルト56を締め付けてパッド60と受け部55との間で吊荷をクランプする。
図9に示すように、このクランプ50に用いられるパッド60は、締付ボルト56の球状先端部58に対応した球状凹部61を有する。球状凹部61の開口端近くには抜け止め用のOリング59を嵌着するための環状溝62が形成されている。また、パッド60の先端は概して球面状に形成されているが、同心円状に形成された複数の滑り止め環状溝63を有すると共に、前記球面上を放射状に延長する複数の放射溝64を有する。この実施形態では45度間隔で8本の放射溝64が形成されている。放射溝64は同一の深さV(環状溝63の深さより小さい)および溝幅Xを有する。パッド60の球面半径はR1であり、放射溝64の底部半径はR2(R1>R2)である。
放射溝64は摩耗確認に有効である。すなわち、繰り返しの使用によってパッド60の先端球面が摩耗した結果、放射溝64の当初の溝幅Xが所定の基準値以下になったとき、または当初の溝深さVが所定の基準値以下になったときに、パッド60が使用限界に達したものと判断して部品交換する。放射溝64の溝幅または溝深さを測定するだけで容易に摩耗確認することができる。
図10は、図1のネジ式クランプ10における受け金16に代えて使用可能な受け金41を示し、同図の左に新品時の状態、右に使用限界に達したときの状態が示されている。この受け金41は回動自在且つ交換可能に脚部12に取り付けられるが、受け金16とは異なって自由に揺動(傾動)することはできない。
受け金41の先端面には複数の環状係合歯42が同心円状に形成されている。そして、各係合歯42の旋条山の頂部を所定の角度間隔でカットすることによって複数の溝43が形成され、これら溝43は図10(B)に示すように放射状に配列されている。各溝43は同一の深さVおよび溝幅Xを有する。
溝43は摩耗確認および滑り止めに有効である。すなわち、繰り返しの使用によって受け金41の係合歯42が摩耗した結果、溝43が消えたとき(図10右図)に、受け金41が使用限界に達したものと判断して部品交換する。たとえば0.5mm摩耗したときに使用限界とみなすのであれば、溝43の深さVを0.5mmに設定しておけば、この溝43が消えたことをもって使用限界の確認が容易に測定できる。
また、溝43を形成することで係合歯42が吊荷Wと接触する面積が小さくなるので、滑り止め効果が発揮され、吊荷Wの落下を防止する。溝43が放射状に設けられることによって荷重方向を問わずに滑り防止と把持力増大の効果を発揮することができる。
以上に本発明の実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に定義される発明の範囲内において種々に変形して実施可能である。摩耗確認溝の形状は任意であり、V溝、U溝、半円状溝などとすることができる。放射状に設けられる磨耗確認溝の角度間隔は図示実施形態における45度を基準とし、30〜60度の範囲とすることが好ましい。このような角度範囲であれば、回転自在である受け金やパッドが特定の角度位置で偏磨耗しても、いずれかの磨耗確認溝で確認することが可能である。
ネジ式クランプの無負荷状態を示す正面図である。 図1のクランプに吊荷をセットして吊り上げた負荷状態を示す正面図である。 図1のクランプに使用される受け金の正面図(A)、底面図(B)および同図中C−C切断線による断面図(C)である。 図3(C)の拡大図である。 図1とは異なるタイプのネジ式クランプの正面図である。 図5のクランプに使用される受け金の正面図(A)、底面図(B)および同図中C−C切断線による断面図(C)である。 この受け金が使用限界に達したときの底面図である。 図1および図5とは異なるタイプのネジ式クランプの正面図である。 図8のクランプに使用される受け金の正面図(A)および底面図(B)である。 図1のクランプに使用可能な別の受け金の正面図(A)および底面図(B)であり、左に新品時の状態、右に使用限界に達したときの状態を示す図である。
符号の説明
10,30,50 ネジ式クランプ
16、35,41 受け金
15,42 係合歯
28,40,43,64 放射状の溝(摩耗確認溝)
39,63 滑り止め環状溝
55 受け部
60 パッド
W 吊荷

Claims (4)

  1. 開口部を挟んで対向する一対の脚部を有するクランプ本体と、一方の脚部に回転自在且つ交換可能に装着される受け金と、他方の脚部を螺通する締付ボルトとを備え、受け金と締付ボルト先端との間で吊荷を把持して吊り上げるネジ式クランプにおいて、吊荷と接する受け金の先端面に同心円状に複数の環状係合歯が形成されると共に、該環状係合歯の山を部分的にカットすることにより所定深さおよび所定幅の摩耗確認溝が放射状に形成されてなることを特徴とするネジ式クランプ。
  2. 開口部を挟んで対向する一対の脚部を有するクランプ本体と、一方の脚部に回転自在且つ交換可能に装着される受け金と、他方の脚部を螺通する締付ボルトとを備え、受け金と締付ボルト先端との間で吊荷を把持して吊り上げるネジ式クランプにおいて、吊荷と接する受け金の先端面に所定深さおよび所定幅の摩耗確認溝が放射状に形成され、受け金の先端面が摩耗して該摩耗確認溝の深さまたは幅が所定基準値以下になったときに受け金を使用限界とみなすことを特徴とするネジ式クランプ。
  3. 開口部を挟んで対向する一対の脚部を有するクランプ本体と、一方の脚部に開口部に臨んで設けられる受け部と、他方の脚部を螺通する締付ボルトと、締付ボルトの先端に回転自在且つ交換可能に装着されるパッドとを備え、受け部とパッドとの間で吊荷を把持して吊り上げるネジ式クランプにおいて、吊荷と接するパッドの先端面に所定深さおよび所定幅の摩耗確認溝が放射状に形成され、パッドの先端面が摩耗して該摩耗確認溝の深さまたは幅が所定基準値以下になったときにパッドを使用限界とみなすことを特徴とするネジ式クランプ。
  4. 受け金またはパッドの先端面に同心円状に滑り止め環状溝が形成され、前記摩耗確認溝は滑り止め環状溝を横断して放射状に形成されることを特徴とする、請求項2または3記載のネジ式クランプ。
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