JP3651521B2 - ネジ式クランプおよび締結装置 - Google Patents

ネジ式クランプおよび締結装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はネジ式クランプおよび締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7はネジ式クランプの従来構成例を示す。クランプ本体40の一方の脚部41には回転顎42が、他方の脚部43には締付ボルト44がそれぞれ支持されており、これら回転顎42と締付ボルト44の間に吊荷(図示せず)を挟んだ上体でハンドル45操作により締付ボルト44を回転させることにより吊荷を圧接挟持し、クレーン(図示せず)等による吊り上げを可能にする。
【0003】
回転顎42は脚部41内に配置されるベアリング46に支持されており、回転自在であると共に、脚部41の開口端との間に装着されるコイルスプリング47のバネ力に抗して図示位置より若干奥方に後退移動可能である。
【0004】
また、脚部42内にはプレッシャナット48が装着されており、プレッシャナット48は脚部42に対して相対回転不能であり、且つプレッシャナット48の外周に配置されるコイルスプリング49のバネ力に抗して図示位置より軸方向奥方に後退移動可能である。更にプレッシャナット48は締付ボルト44と螺合している。
【0005】
コイルスプリング47はコイルスプリング49よりも小さなバネ力を持つように設計されている。
【0006】
以上の構成により、吊荷を回転顎42と締付ボルト44の間に挟持圧接した状態から更に締付ボルト44を締め付けると、まず回転顎42がコイルスプリング47のバネ力に抗して脚部41の内部に埋没する方向に後退移動し、かくして回転顎42が最奥位置にまで移動した後に更に締付ボルト44を締め付けると、プレッシャナット48がコイルスプリング49のバネ力に抗して脚部33の内部に埋没する方向に後退移動する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
回転顎42と締付ボルト44の間に挟持される吊荷を安全に吊り上げるには、該吊荷に対して所定の締付力(例えば20kgf以上)を与える必要があり、このためには、回転顎42に装着されたコイルスプリング47の収縮状態からの反発力に加えて、プレッシャナット48に装着されたコイルスプリング49をも一定以上に収縮させて、これらコイルスプリング47、49の反発力を吊荷に作用させる必要がある。
【0008】
ところが、従来のネジ式クランプにおいては、後に後退移動を始めるプレッシャナット48の移動ストロークを確認する、換言すればコイルスプリング49が一定以上の収縮状態に至ったことを確認するための手段が設けられていなかった。このため、特に締付ボルト44やプレッシャナット48に錆付きや作動不良があった場合、締付ボルト44を十分に締め付けたつもりでも実際には必要な締付力が吊荷に働かず、吊り上げや運搬中に吊荷が落下するという重大な事故を招く危険性があった。
【0009】
また、ネジの締付トルクはネジ山の摩擦等によって変動するものであるが、ネジ式クランプにおいて重要なのは、実際に吊荷を締め付けるネジの締付力である。しかしながら、従来は、締付トルクを検出してこれを締付力に換算することはあっても、ネジによる締付力を直接的に測定することは行われておらず、規定の締付力が吊荷に働いていることを正確に認識することが困難であった。
【0010】
また、ボルトとナットの組み合わせよりなる締結装置においても、2部品を締結するに十分な締付力が働いているか否かを簡便に確認する手段を有するものは未知である。
【0011】
【課題を解決するための手段】
そこで本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、ネジ式クランプにおいて吊荷を安全に吊り上げるに必要且つ十分な締付力が吊荷に働いたことを目視により確認可能とすることを目的とする。
【0013】
すなわち、請求項1に係る本発明は、開口部 (12) を挟んで対向する一対の脚部 (13, 14) を有する概してU字形のクランプ本体 (11) と、前記一方の脚部 (13) に回転自在に装着される回転顎 (20) と、前記他方の脚部 (14) を貫通する装着孔に対して相対回転不能且つ軸方向に相対移動可能に装着されるプレッシャナット (23) と、前記プレッシャナットの雌ネジに螺合されて前記回転顎と対向する締付ボルト (30) と、前記プレッシャナットの先端部を前記他方の脚部の内側開口端から突出させる方向に付勢する付勢手段 (25) と、前記回転顎と前記締付ボルトの間に吊荷を挟んだ状態で前記締付ボルトを締め付けたときに前記プレッシャナットが前記付勢手段に抗して所定距離後退したことをもって規定の締付力が吊荷に働いたことを確認するために前記プレッシャナットに設けられる締付確認手段と、を有し、前記締付確認手段は、前記プレッシャナットの先端所定箇所の外周部に刻設される周回溝に完全に収容された状態で嵌着されるリング部材 (28) よりなることを特徴とするネジ式クランプである。
【0017】
前記プレッシャナットが前記装着孔から脱落することを防止するためのスナップリングをプレッシャナットの後端所定箇所の外周部に設け、該スナップリングを第二の締付確認手段とすることができる。
【0019】
請求項3に係る本発明は、開口部 (12) を挟んで対向する一対の脚部 (13, 14) を有する概してU字形のクランプ本体 (11) と、前記一方の脚部 (13) に回転自在に装着される回転顎 (20) と、前記他方の脚部 (14) を貫通する装着孔に対して相対回転不能且つ軸方向に相対移動可能に装着されるプレッシャナット (23) と、前記プレッシャナットの雌ネジに螺合されて前記回転顎と対向する締付ボルト (30) と、前記プレッシャナットの先端部を前記他方の脚部の内側開口端から突出させる方向に付勢する第1の付勢手段 (25) と、前記回転顎と前記締付ボルトの間に吊荷を挟んだ状態で前記締付ボルトを締め付けたときに前記プレッシャナットが前記第1の付勢手段に抗して所定距離後退したことをもって規定の締付力が吊荷に働いたことを確認するための締付確認手段と、を有してなり、前記締付確認手段が、前記プレッシャナットの外周面に所定軸方向長さに亘って形成され深さの異なる2つの領域を有する縦溝と、前記他方の脚部を貫通する貫通穴に摺動可能に収容されるプランジャと、前記プランジャを前記縦溝に嵌合させるべく付勢する第2の付勢手段と、規定の締付力が働いたときに前記プランジャが前記縦溝の深さの異なる一方の領域から他方の領域に移動したことを示す表示手段と、を有してなることを特徴とするネジ式クランプである。
【0020】
この場合において、表示手段は、プランジャの移動に伴って他方の脚部の外側面から突出または埋没するべくプランジャに一体的に設けられるロッドであって良い。
【0021】
また、プランジャの移動時に電気回路をオンにして所定の表示をなすものとして表示手段を構成しても良い。
【0022】
縦溝とプランジャとの組み合わせにより、プレッシャナットの他方の脚部に対する相対回転を規制する手段を兼ねることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の好適な一実施例によるネジ式クランプ10を示す。このネジ式クランプ10は、図7に示される従来技術によるものと概ね同様の基本構成を有するが、後述するところから理解されるように若干の異なった構成を有しており、該相違する構成が本発明の主題と関連している。
【0027】
略U字形をなすクランプ本体11は吊荷(図示せず)を受け入れる開口部12を挟んで対向する一対の脚部13、14を有する。更に、クランプ本体11には直交する2方向に吊り上げ可能とするための2つの吊環15、16を有する。
【0028】
一方の脚部13にはベアリング17が埋設固定されている。ベアリング17は概して球面形状の内壁面17aを有しており、その内部に、該球面形状の内壁面17aに対応する球面形状の外側面18aを有するリング部材18を回転自在に収容している。
【0029】
リング部材18は軸方向に貫通する円筒状の貫通孔18bを有しており、回転顎20の円筒状基端部20aを軸方向に摺動可能に収容している。
【0030】
脚部13の開口端と回転顎20の間にはコイルスプリング19が懸架されており、回転顎20を開口部12に向けて突出させる方向に常時付勢している。
【0031】
かくして、回転顎20はクランプ本体11に対して回転自在であり、且つ、コイルスプリング19のバネ力以上の力が与えられたときには該バネ力に抗して図示位置から脚部13の内部に埋没させる方向に後退移動可能とされている。
【0032】
なお、本実施例における回転顎20の組み込みは、円筒状基端部20aをリング部材18の貫通孔18b内に挿通させ、その末端付近に刻設される周回溝20bにリング状のストッパ部材21を嵌着することによって行われる。ストッパ部材21はベアリング17の後端壁に当接して、回転顎20の脱落を防止する。符号22は底板であり、ストッパ部材21を嵌着した後に開口部を封止するために用いられる。
【0033】
他方の脚部14にはプレッシャナット23が相対回転不能且つ軸方向に相対移動可能に装着されている。より詳しくは、脚部14にはプレッシャナット23を受容するために脚部14を軸方向に貫通する装着孔24が形成されるが、この装着孔24は、開口部12に臨んで開口する比較的大径の先端部24aと、該先端部24aの奥方に隣接して若干小径に形成される中間部24bと、該中間部24bの更に奥方に隣接して更に小径に形成される小径部24cと、該小径部24cの更に奥方に隣接してより大径に形成されて脚部14の外側において開口する後端部24dが同軸状に連続してなる。
【0034】
一方、プレッシャナット23は、装着孔24の先端部24a内に実質的に密接して収容される比較的大径の先端部23aと、該先端部23aの奥方に隣接して若干小径に形成されて装着孔24の小径部24c内に実質的に密接して収容される基端部23bとが同軸状に連続してなる。
【0035】
そして、装着孔24の中間部23bと第2のプレッシャナット23の基端部23bとの間に形成されるリング状の隙間内にはコイルスプリング25が装着される。このコイルスプリング25は、前述の回転顎20について設けられるコイルスプリング19よりも大きなバネ力を有している。
【0036】
また、プレッシャナット23の後端部近くに刻設された周回溝23cにはスナップリング26が嵌着され、該スナップリング26が装着孔24の小径部23cと後端部24dとを境界付けている端面と係合することによりプレッシャナット23の脱落を防止している。
【0037】
符号27は止ネジであり、脚部14に設けられる穴(符号なし)を介して装着孔24の小径部24c内に突出し、プレッシャナット23の基端部23bに刻設される概して楕円形の案内溝23dと係合している。これによりプレッシャナット23はクランプ本体11に対して相対回転不能に支持されると共に、止ネジ27の径寸法と案内溝23dの軸方向長さ寸法との関係によって定められる所定距離だけ相対的軸方向移動が許容される。
【0038】
プレッシャナット23の先端部23aにおける先端面近くの所定箇所の外周面には周回溝23eが刻設され、該周回溝23eに締付確認リング28が嵌着される。締付確認リング28はその周辺部材(特にプレッシャナット23及びクランプ本体11ないし脚部14)に対して目視で容易に識別可能なように目立つものであることが好ましく、例えば、プレッシャナット23が黒色に、脚部14を含めてクランプ本体が銀色に塗装されている場合には白色や赤色に塗装された締付確認リング28を用いることが好ましい。
【0039】
公知のように、ハンドル29により回転操作可能な締付ボルト30がプレッシャナット23の雌ネジと螺合している。
【0040】
以上のように構成されたネジ式クランプ10の作用について更に図2及び図3を参照して説明する。図示の状態から締付ボルト30を緩めて後退させ、吊り上げようとする吊荷31の所定箇所をを回転顎20と締付ボルト30の間に挟んだ後に締付ボルト30を強く締め付ける。締付ボルト30の締め付けにつれて、前述したコイルスプリング19及び25のバネ力の相違により、まずコイルスプリング19の収縮により回転顎20がリング部材18の貫通孔18b内を摺動して後退する。
【0041】
回転顎20の奥端部が底板22に当接する最奥位置に到達した後に更に締付ボルト30が締め付けられると、今度はコイルスプリング25の収縮によりプレッシャナット23が装着孔24内を摺動して後退する。
【0042】
プレッシャナット23が後退を始めた初期の段階では、図2に示すように、プレッシャナット23の先端に装着された締付確認リング28は装着孔24の内側開口端よりも前方にあって見えており、また、プレッシャナット23の後端に装着されたスナップリング26は装着孔24内に埋没していて見えない。
【0043】
この段階から更に締め付けが行われてプレッシャナット23が更に後退する結果、ある時点で、締付確認リング28が装着孔24内に埋没して見えなくなると同時に、スナップリング26が装着孔24の外側開口端から出現して見えるようになる(図3)。これにより、使用者は吊荷31に対して所定の締付力が働いたことを確認することができ、クレーン(図示せず)等による吊り上げ、運搬を吊荷31の落下の危険を伴わずに安全に行うことができる。
【0044】
上記実施例においては、吊荷31に所定の締付力が働いていることを確認するための手段として締付確認リング28及びスナップリング26を用いたが、いずれか一方のみを用いても良い。
【0045】
また、プレッシャナット23の先端に周回溝23eを設けてこれに締付確認リング28を嵌着することに代えて、該周回溝23e自体を目立つ色に塗装し、或いは、単にプレッシャナット23の先端所定箇所の外周面に締付確認用のラインを目立つ色で表示しても良い。
【0046】
あるいは、規定の締付力が働いたことを示す位置にプレッシャナット23が移動したときに出現または没入する締付確認用のラインその他の表示手段を締付ボルト30の軸外周に設けてもよい。
【0053】
図5及び図6は更に別の構成による締付確認手段を示す。プレッシャナット23の基端部23bの外周面所定箇所に所定の軸方向長さに亘る縦溝33が形成されている。また、脚部14を貫通して装着孔24に至る貫通孔34内に摺動可能に収容されるプランジャ35は、コイルスプリング36により装着孔24内に突出するよう付勢されており、縦溝33に嵌合している。縦溝33は深さの異なる2つの領域を有しており、プレッシャナット23の先端部23aに近い領域33aが他方の領域33bよりも深く形成されている。
【0054】
締付ボルト30を締め付けるにつれてプレッシャナット23は図において左方へと後退するが、その初期段階においては、プランジャ35は図5に示されるように、縦溝33の浅い領域33bに嵌合している。このとき、プランジャロッド35aは脚部14の外側面から突出しており、吊荷(図示せず)に対する締付力が十分に働いていないことを示している。
【0055】
更にプレッシャナット23が後退移動すると、ある時点でプランジャ35はコイルスプリング36の付勢力を受けて縦溝33の深い領域33aに嵌入する。このとき、それまで突出していたプランジャロッド35aは脚部14の外側面と略面一となるように埋没し、吊荷に規定の締付力が働いたことを操作者に示す。
【0056】
縦溝33及びプランジャ35は、プレッシャナット23が脚部14(従ってクランプ本体11)に対して相対回転することを防止するための手段を兼ねて構成することができる。即ち、図1に示される案内溝23d及び止ネジ27をそれぞれ改良して図5及び図6に示される縦溝33及びプランジャ35として構成することができる。
【0057】
縦溝33の深さの異なる領域は、その順序を反対にして形成しても良い。この場合には、吊荷に働く締付力が不十分なときには脚部14内に埋没しているプランジャロッド35aが突出したことを見て、規定の締付力に達したことが確認される。
【0058】
また、このようにプランジャロッド35aの位置変化をもって規定の締付力を確認することに代えて、或いはこれと併用して、プランジャ35の底部と縦溝33の所定領域とに電気回路の接点を設けて、規定の締付力が得られたときにランプ点灯やブザー音等によりその事実を操作者に知らせるようにしても良い。
【0059】
なお、図1ないし図3において締付ボルト30はそれ自体の先端面と対向する回転顎20との間に吊荷31を挟み込んで締め付けるように図示されているが、この場合には、長期に亘る使用により締付ボルト30の先端が磨耗したときに締付確認手段が規定の締付力を示さなくなることがある。したがって、図4に示すように、締付ボルト30の先端に交換可能な押さえ金51を取り付けることが好適である。このような構成においては押さえ金51が常に所定範囲の磨耗状態に保持されるため、締付確認手段による規定締付力表示機能を損なうことがない。
【0064】
本発明は上記した実施例に限定されない。締付確認手段として、上記したもののうちの2またはそれ以上を任意に組み合わせて採用しても良い。
【0065】
【発明の効果】
本発明によれば、締付確認手段により規定の締付トルクが吊荷に働いていることを容易に確認することができるため、クレーン等による吊り上げ、運搬時に吊荷が落下する危険を未然に回避して、作業の安全性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な一実施例によるネジ式クランプの構成を示す側面図である。
【図2】図1のネジ式クランプにおいて締付トルクが不十分である状態を概略的に示す部分説明図である。
【図3】図1のネジ式クランプにおいて締付トルクが十分に働いている状態を概略的に示す部分説明図である。
【図4】締付ボルトの先端に交換可能な押さえ金を取り付けた変形例を示す部分断面図である。
【図5】本発明の更に他の実施例を示す部分図である。
【図6】図5の実施例において吊荷に規定の締付トルクが得られた状態を示す部分図である。
【図7】従来技術によるネジ式クランプの構成例を示す側面図である。
【符号の説明】
10 ネジ式クランプ
11 クランプ本体
12 開口部
13、14 脚部
20 回転顎
23 プレッシャナット
24 装着孔
25 コイルスプリング
26 スナップリング
28 締付確認リング
30 締付ボルト
31 吊荷
33 縦溝
35 プランジャ
36 コイルスプリング
51 押さえ金

Claims (6)

  1. 開口部 (12) を挟んで対向する一対の脚部 (13, 14) を有する概してU字形のクランプ本体 (11) と、前記一方の脚部 (13) に回転自在に装着される回転顎 (20) と、前記他方の脚部 (14) を貫通する装着孔に対して相対回転不能且つ軸方向に相対移動可能に装着されるプレッシャナット (23) と、前記プレッシャナットの雌ネジに螺合されて前記回転顎と対向する締付ボルト (30) と、前記プレッシャナットの先端部を前記他方の脚部の内側開口端から突出させる方向に付勢する付勢手段 (25) と、前記回転顎と前記締付ボルトの間に吊荷を挟んだ状態で前記締付ボルトを締め付けたときに前記プレッシャナットが前記付勢手段に抗して所定距離後退したことをもって規定の締付力が吊荷に働いたことを確認するために前記プレッシャナットに設けられる締付確認手段と、を有し、前記締付確認手段は、前記プレッシャナットの先端所定箇所の外周部に刻設される周回溝に完全に収容された状態で嵌着されるリング部材 (28) よりなることを特徴とするネジ式クランプ。
  2. 前記プレッシャナットが前記装着孔から脱落することを防止するためのスナップリングがプレッシャナットの後端所定箇所の外周部に設けられ、該スナップリングが第二の締付確認手段として働くことを特徴とする請求項1のネジ式クランプ。
  3. 開口部 (12) を挟んで対向する一対の脚部 (13, 14) を有する概してU字形のクランプ本体 (11) と、前記一方の脚部 (13) に回転自在に装着される回転顎 (20) と、前記他方の脚部 (14) を貫通する装着孔に対して相対回転不能且つ軸方向に相対移動可能に装着されるプレッシャナット (23) と、前記プレッシャナットの雌ネジに螺合されて前記回転顎と対向する締付ボルト (30) と、前記プレッシャナットの先端部を前記他方の脚部の内側開口端から突出させる方向に付勢する第1の付勢手段 (25) と、前記回転顎と前記締付ボルトの間に吊荷を挟んだ状態で前記締付ボルトを締め付けたときに前記プレッシャナットが前記第1の付勢手段に抗して所定距離後退したことをもって規定の締付力が吊荷に働いたことを確認するための締付確認手段と、を有してなり、前記締付確認手段が、前記プレッシャナットの外周面に所定軸方向長さに亘って形成され深さの異なる2つの領域を有する縦溝と、前記他方の脚部を貫通する貫通穴に摺動可能に収容されるプランジャと、前記プランジャを前記縦溝に嵌合させるべく付勢する第2の付勢手段と、規定の締付力が働いたときに前記プランジャが前記縦溝の深さの異なる一方の領域から他方の領域に移動したことを示す表示手段と、を有してなることを特徴とするネジ式クランプ。
  4. 前記表示手段が、前記プランジャの移動に伴って前記他方の脚部の外側面から突出または埋没するべく前記プランジャに一体的に設けられるロッドであることを特徴とする請求項3のネジ式クランプ。
  5. 前記表示手段が、前記プランジャの移動時に電気回路をオンにして所定の表示をなすものであることを特徴とする請求項3のネジ式クランプ。
  6. 前記縦溝と前記プランジャとの組合せが前記プレッシャナットの前記他方の脚部に対する相対回転を規制する手段を兼ねることを特徴とする請求項3のネジ式クランプ。
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