JP3203093U - ネジ式クランプ - Google Patents

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利広 川島
利広 川島
津山 初雄
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Abstract

【課題】規定の締付力が働いたことを作業者が容易に確認することができる小型軽量且つ安価に製造可能なネジ式クランプを提供する。【解決手段】クランプ本体11の脚部14を進退自在であるアウター17は圧縮バネ28によって開口部13に突出する方向に移動付勢され、このアウターに取り付けられる回転顎18と、他方の脚部15を螺通する締付ボルト31との間にワークをセットして締付ボルトを締め付けると、アウターがバネ付勢に抗して徐々に後退する。ワークを圧接挟持していない無負荷時には、アウターの開口部側端部近くのOリング21は開口部に露出して目視可能であり、脚部外面14a側端部近くのOリング23は該脚部に埋没して目視不能であるが、ワークに規定の締付力が働くと、Oリング21は脚部に埋没して目視不能になり、Oリング23は脚部外面から突出して目視可能になるので、締付確認を容易に行うことができる。【選択図】図1

Description

本考案はネジ式クランプに関し、より詳しくは、ワークに規定の締付力が働いたことを容易に視認することができる手段を具えたネジ式クランプに関する。
ネジ式クランプは、高所作業において作業者の安全を確保する目的で安全帯の金具(フック)や工事現場のガイド用ロープなどを掛けるために鋼材等に取り付けて用いられ、あるいは各種の吊荷をクレーンなどで吊り上げ・吊り下げ・運搬するために用いられるなど、広い分野で使用されている。
ネジ式クランプにおいて規定の締付力が働かないと落下事故や墜落事故の原因となるため、これを確認するための手段を備えることが望まれる。
この点に鑑みて、特許文献1,2には、開口部を挟んで対向する一対の脚部を有する概してU字形のクランプ本体と、一方の脚部に回転自在に装着される回転顎と、他方の脚部を貫通する装着孔に対して相対回転不能且つ軸方向に相対移動可能に装着されるプレッシャナットと、プレッシャナットの雌ネジに螺合されて回転顎と対向する締付ボルトと、プレッシャナットの先端部を他方の脚部の内側開口端から突出させる方向に付勢する付勢手段とを備えたネジ式クランプにおいて、回転顎と締付ボルトの間に挟んだワークに規定の締付力が働いたことを目視確認することができる締付確認手段を設けることが開示されている。
締付確認手段は、たとえば、プレッシャナットの先端部外周に設けられて無負荷時には開口部に露出して目視可能である第一の締付確認手段(リングまたはラインなど)と、プレッシャナットの後端部外周に設けられて無負荷時には脚部内に埋没して目視不能である第二の締付確認手段(リングまたはラインなど)とからなるものとすることができる。回転顎と締付ボルトの間に挟んだワークに規定の締付力が働いたとき(負荷時)、第一の締付確認手段は脚部内に埋没して目視不能となり、第二の締付確認手段は脚部の外側に露出して目視可能となるので、これを作業者が確認することで規定の締付トルクがワークに働いたことを確認することができ、クレーン等による吊り上げや運搬などの際にワークが落下する危険を未然に回避して、作業の安全性を確保することができる。
特開平10−37919号公報 実用新案登録第3152608号公報
特許文献1,2に開示されるネジ式クランプは、締付確認手段をプレッシャナットの先端部および/または後端部の外周に設けているので、締付ボルトにプレッシャナットを設けることが必須の前提構成となる。このため、締付ボルト側の脚部構造が複雑になり、重量やサイズが増大する。
また、特許文献1,2記載のような従来のネジ式クランプでは、回転顎は、締付ボルト先端との間にワークを圧接挟持した状態で回転可能および若干傾動可能に設けられ、これを実現させるために、球面状内壁面を有するベアリングと該球面状内壁面に対応する球面状外側面を有するリング部材と共に脚部に組み込まれる。このため、回転顎側の脚部においてもベアリング等を必要とすることから小型化を実現させることができず、前述の締付ボルト側にプレッシャナットが必須となることとも相俟って、ネジ式クランプ全体の重量・サイズ・製造コストが増大する。
さらには、特許文献1,2記載のような従来のネジ式クランプでは、回転顎との間にワークを挟んだ状態で締付ボルトを締め付けていくと、まず回転顎がバネ付勢に抗して後退し、さらに締付ボルトを締め付けていくことによりプレッシャナットがバネ付勢に抗して後退して、前記締付確認手段が目視不能→目視可能(第一の締付確認手段)または目視可能→目視不能(第二の締付確認手段)となる状態変化で規定の締付力がワークに働いたことを確認するようにしている。このため、回転顎の進退ストロークはプレッシャナットに比べてはるかに微小であり、したがって、これら従来のネジ式クランプでは回転顎側で締付確認を行うことは困難であった。
したがって、本考案が解決しようとする課題は、ネジ式クランプにおいて小型軽量化およびコストダウンを図ると共に、規定の締付力が確認したことを作業者が容易に確認するための締付確認手段としての新規の構成を提供することにある。
この課題を達成するため、請求項1にかかる本考案は、開口部を挟んで対向する一対の脚部を有する概してU字形のクランプ本体と、一方の脚部を貫通して所定範囲内において進退可能に装着されるアウターと、アウターを開口部に向けて進出させる方向に移動付勢して回転顎と締付ボルトとの間にワークを挟んでいない無負荷時にはアウターの開口部側端部が開口部に突出し且つアウターの外側端部が前記一方の脚部内に埋没した位置を取るようにするための付勢手段と、アウターの開口部側端に回転可能且つ傾動可能に装着される回転顎と、他方の脚部を貫通する雌ネジ部に螺合されて開口部を挟んで回転顎に対向する締付ボルトとを備え、回転顎と締付ボルトとの間にワークを挟んだ状態で締付ボルトを締め付けていくことにより付勢手段の付勢力に抗してアウターが後退移動し、その開口部側端部が前記一方の脚部内に埋没すると共にその外側端部が前記一方の脚部の外面から突出するように構成されてなるネジ式クランプである。
請求項2にかかる本考案は、請求項1記載のネジ式クランプにおいて、アウターの開口部側端部近くに第一の締付確認手段が設けられると共に、アウターの外側端部近くに第二の締付確認手段が設けられ、回転顎と締付ボルトとの間にワークを挟んでいない無負荷時には第一の締付確認手段が開口部に露出して目視可能であると共に第二の締付確認手段は前記一方の脚部内に埋没して目視不能であり、回転顎と締付ボルトとの間にワークを挟んだ状態で締付ボルトを締め付けていって規定の締付力が働いたときに第一の締付確認手段が前記一方の脚部内に埋没して目視不能となると共に第二の締付確認手段が前記一方の脚部の外側に露出して目視可能となることを特徴とする。
請求項1にかかる本考案によれば、締付ボルト側のプレッシャナットおよび回転顎側のベアリングを必要としないので、特許文献1,2記載のような従来のネジ式クランプでは実現することが困難であった小型軽量化を実現させることができ、製造コストも低減する。
また、このネジ式クランプにおいて回転顎と締付ボルトとの間にワークを挟んだ状態で締付ボルトを締め付けていくと、付勢手段の付勢力に抗してアウターが後退移動し、無負荷時には開口部に突出していたアウターの開口部側端部が脚部内に埋没すると共に、無負荷時には脚部内に埋没していたアウターの外側端部が脚部の外面から突出するような状態変化を起こすので、ワークに規定の締付力が働いたことを視認することができる。したがって、締付不良等から生ずるクランプの外れによる事故を未然に防止し、作業の安全性を確保することができる。
請求項2にかかる本考案によれば、回転顎と締付ボルトとの間にワークを挟んだ状態で締付ボルトを締め付けていってワークに規定の締付力が働いたときに、アウターの開口部側端部近くに設けられる第一の締付確認手段が脚部内に埋没すると共に、アウターの外側端部近くに設けられる第二の締付確認手段が脚部の外面から突出するような状態変化を起こすので、ワークに規定の締付力が働いたことを容易且つ確実に視認することができる。したがって、締付不良等から生ずるクランプの外れによる事故を未然に防止し、作業の安全性を確保することができる効果がさらに顕著に発揮される。
本考案の好適な一実施形態による安全帯用ネジ式クランプが無負荷状態にあるときの側面図である。 図1のネジ式クランプの斜視図である。 図1中A−A切断線による断面図である。 このネジ式クランプに用いられるアウターの断面図である。 このネジ式クランプが無負荷状態にあるときの脚部とアウター/回転顎との位置関係を示す部分断面図(a)および負荷状態にあるときの同部分断面図(b)であり、特にアウターの移動に伴う2つの締付確認リングの状態(位置)変化を示す図である。 このクランプをH形鋼に取り付けた使用例において規定の締付力が働いたときの状態を示す側面図である。
本考案の好適な一実施形態による安全帯用ネジ式クランプ10が図1ないし図5に示されている。このクランプ10は、高所作業の際に作業者の落下事故を防止するために、作業者が身に付ける安全帯を作業場所近くの構築物の鋼材(H形鋼など)に連結するために使用されるものであり、安全帯のフックを係止するためのフック係止穴12と、鋼材を挿入するための開口部13を挟んで対向する一対の脚部14,15を有して概してU字形に構成されたクランプ本体11を有する。
脚部14には、その内外に貫通するアウター装着穴16が形成され、このアウター装着穴16にアウター17が装着され、アウター17の開口部側の端部に回転可能且つ傾動可能に回転顎18が装着されている。この実施例におけるアウター装着穴16は、異径部分16a〜16cを有する3段異径穴として形成されている。すなわち、開口部側で開口する口径r1の部分16aと、脚部14の外側で開口する口径r3の部分16cと、それらの間に介在する口径r2(r1>r2>r3)の部分16bとを有し、これら各部の間には各々段差が形成されている。部分16aの軸方向略中央には、対向する2箇所にストッパとしての止めネジ19を内側に突出させた状態で固定するためのネジ穴20が、脚部14の外面14aからアウター装着穴16の部分16aに貫通して形成されている。
アウター17(図4)はアウター装着穴16に収容された状態で所定の軸方向長さ範囲内で摺動可能とされており、この実施例では、アウター装着穴16の部分16aに略密接して収容される部分17a(r1に略等しい外径を有する)と、部分16cに略密接して収容される部分17b(r3に略等しい外径を有する)とを有する。部分17aの基端部近くの外周には、第一の締付確認手段を構成するOリング21を嵌め込むためのOリング嵌合溝22が周設され、部分17bの先端部近くの外周には、第二の締付確認手段を構成するOリング23を嵌め込むためのOリング嵌合溝24が周設されている。部分17aの軸方向略中央の外周には、所定の軸方向長さに亘る摺動溝25が周設されている。
また、部分17aの基端部には、回転顎18の球状頭部18aと略同径の半球状部26aと、略同径の円筒状部26bとを有する接合凹部26が形成されていて、回転顎18を円筒状部26bから挿入可能とすると共に、その球状頭部18aが半球状部26aに隙間なく収容された状態で回転顎18を全方向回動自在に収容連結する。円筒状部26bの開口端側には、回転顎18の抜けを防止するためのストッパリング27を嵌め込み可能なリング嵌合溝26cと、開口端に向けて徐々に拡径する拡径部26dが形成されている。首部18bに装着されるコーンスプリング30は、回転顎18の姿勢制御を行い、回転顎18が傾いたときに基の位置に復帰させるように働く。
アウター17を脚部14のアウター装着穴16に組み込む作業は、次のようにして行うことができる。まず、アウター装着穴16の部分16bに圧縮バネ28を配置する。圧縮バネ28は、外径がr2に略等しく、内径がr3に略等しく、線径が(r2−r3)/2に略等しいものであり、そのバネ力によって、アウター17(および回転顎18)を開口部13にせり出す方向に常に移動付勢している。そして、Oリング嵌合溝22,24にそれぞれOリング21,23を装着したアウター17を、その部分17bを先端にして、アウター装着穴16の開口側部分16aから挿入していく。そのまま挿入していってアウター17の部分17bをアウター装着穴16の部分16cに収容し、アウター17の先端が脚部14の外面14aと略面一になったときに、脚部側面の対向する2箇所のネジ穴20からそれぞれ止めネジ19をねじ込む。このとき、止めネジ19は摺動溝25の外側位置(図3)に位置するので、止めネジ19をねじ込んでいくことによって、その先端が摺動溝25に入り込み、図1ないし図3に示す位置関係でアウター17がアウター装着穴16に装着される。止めネジ19は摺動溝25の外側端(脚部外面14a側)に密接しており、その内側(開口部13側)には隙間29aが残されている(図5(a)参照)。
次に、上記のようにしてアウター装着穴16に装着されたアウター17に対して回転顎18を装着するには、首部18bにコーンスプリング30を巻き付けた回転顎18を、球状頭部18aを先端にしてアウター17の開口端から接合凹部26内に挿入し、円筒状部26bを通し、最奥の半球状部26aに突き当てて収容させた後、C形止め輪27を縮径させた状態で開口端から挿入して、リング嵌合溝26cに収容させる。回転顎18の球状頭部18aの基端側には縮径された首部18bが形成され、且つ、アウター17の開口端には拡径部26dが形成されているので、回転顎18を完全に収容させた後であっても、C形止め輪27を挿入する作業を容易に行うことができる。C形止め輪27は、リング嵌合溝26cに押し込まれた後に自動的に拡径して該嵌合溝26cに嵌まり込んで、回転顎18がアウター17から脱落することを防止する。
図1ないし図3において、ネジ式クランプ10は、回転顎18の基端部先端歯面18cと締付ボルト31先端歯面31aとの間にワークを挟持していない状態(無負荷状態)として示されている。このとき、アウター17は圧縮バネ28の付勢力によって開口部13に突出する方向に付勢されているため、部分17aの端部が開口部13に向けて部分的に突出しているが、部分17bの端部は脚部外面14aと略面一に位置していて突出していない。このためOリング21は脚部内面14bから開口部13に露出していて目視可能であるが、Oリング23は脚部14内に埋没していて目視不能である。
また、アウター17は、圧縮バネ28の付勢力に抗して軸方向(図3において上方)に移動させることができるが、その移動ストロークは、この状態において摺動溝25の開口部側に残されている隙間29aの軸方向長さL1と、アウター17の部分17aの外側端面17cと、アウター装着穴16の部分16aと部分16bとの間の段差面16dとの間の軸方向長さL2(図5(a)参照)とのいずれか短い方の長さ範囲内に限定される。本実施例ではL1=L2である。
アウター17に装着された回転顎18は、圧縮バネ28のバネ力以上の力が加えられたときには該バネ力に抗して図1〜図3の突出位置から脚部14の内部に埋没する方向にアウター17と一体となって後退移動可能であると共に、その球状頭部18aがアウター17の接合凹部26の半球状部26aに嵌合されているので全方向に回動自在(より詳しく言えば、移動方向に直交する面においてクランプ本体11に対して回転可能、且つ、基端部18cがアウター17の開口側端部に干渉しない限りにおいて全方向に傾動可能)である。
脚部15には、その内外に貫通するボルト螺通孔32が螺刻形成され、このボルト螺通孔32に締付ボルト31が進退自在に螺通している。締付ボルト31の先端歯面31aは、脚部14に装着されたアウター17および回転顎18と略同軸となる位置でこれらと対向して、開口部13内に突出している。締付ボルト31の後端にはハンドル33が着脱可能に取り付けられている。
以上のように構成されたネジ式クランプ10の作用について更に図5および図6を参照して説明する。回転顎18と締付ボルト31の間にワークが圧接挟持されていない状態(無負荷時)では、前述したように、アウター17は圧縮バネ28によって開口部13側の端部が開口部13に突出してOリング21が目視可能であり、反対側の端部は脚部14内に埋没しているのでOリング23は目視不能である(図5(a))。
この状態から、必要に応じて図1ないし図3に示す状態から締付ボルト31を一旦緩めて後退させた後、このクランプ10を取り付けようとする鋼材(図6ではH形鋼W)の所定箇所を回転顎18の先端歯面18cと締付ボルト31の先端歯面31aとの間に挟み込んだ状態にして、ハンドル33の回転操作を介して締付ボルト31を締め付けていくと、圧縮バネ28が収縮し、無負荷時(図5(a))には脚部内面14bから開口部13に向けて突出していたアウター17の開口部側端部が徐々に脚部14内に埋没していくと共に、無負荷時には脚部14内に埋没していた脚部外面側端部が徐々に脚部外面14aから外方に突出していく。
上述の締付ボルト31の締め付けに伴うアウター17の後退移動により、ある時点で、図5(b)および図6に示すように、無負荷時には開口部13に露出して目視可能であったOリング21が脚部14内に埋没して目視不能となると共に、無負荷時には脚部14内に埋没して目視不能であったOリング23が脚部外面14aから突出して目視可能となる。これにより、作業者はクランプ10がH形鋼Wに対して規定の締付力で取り付けられたことを確認することができるので、このクランプ10のフック係止穴12に安全帯のフック(図示せず)を係止することによって高所作業における安全を確保することができる。
この負荷状態のとき、既述したように本実施例ではL1=L2であるため、アウター部分17aの外側端面17cはアウター装着穴16の段差面16dに密接し、且つ、止めネジ19は摺動溝25の内側端(開口部13側)に密接していて、その外側(脚部外面14a側)に隙間29bが残されている。
第一および第二の締付確認手段を構成するOリング21,23は、金属や樹脂など任意の材料で形成して良いが、その周辺部材(特に脚部14や回転顎18)に対して目視で容易に識別可能なように目立つものであることが好ましく、たとえば、脚部14を含めてクランプ本体11が銀色に塗装され、回転顎18が黒色に塗装されている場合には、締付確認手段となるOリング21、23を白色や赤色などに塗装して用いることが好ましい。
10 安全帯用ネジ式クランプ
11 クランプ本体
12 フック係止穴
13 開口部
14 脚部
14a 外面
14b 内面
15 脚部
16 アウター装着穴
16a 最大径(r1)を有する開口側の部分
16b 中間径(r2)を有する部分
16c 最小径(r3)を有する外側の部分
16d 部分16aと部分16bとの間の段差面
17 アウター
17a アウター装着穴の部分16aに収容される部分
17b アウター装着穴の部分16cに収容される部分
17c 部分17aの外側端面
18 回転顎
18a 球状頭部
18b 縮径首部
18c 先端歯面
19 止めネジ(ストッパ)
20 ネジ穴
21 Oリング(第一の締付確認手段)
22 Oリング嵌合溝
23 Oリング(第二の締付確認手段)
24 Oリング嵌合溝
25 摺動溝
26 接合凹部
26a 半球状部
26b 円筒状部
26c リング嵌合溝
26d 拡径部
27 C形止め輪
28 圧縮バネ
29a,29b 隙間
30 コーンスプリング
31 締付ボルト
31a 先端歯面
32 ボルト螺通孔
33 ハンドル

Claims (2)

  1. 開口部を挟んで対向する一対の脚部を有する概してU字形のクランプ本体と、一方の脚部を貫通して所定範囲内において進退可能に装着されるアウターと、アウターを開口部に向けて進出させる方向に移動付勢して回転顎と締付ボルトとの間にワークを挟んでいない無負荷時にはアウターの開口部側端部が開口部に突出し且つアウターの外側端部が前記一方の脚部内に埋没した位置を取るようにするための付勢手段と、アウターの開口部側端に回転可能且つ傾動可能に装着される回転顎と、他方の脚部を貫通する雌ネジ部に螺合されて開口部を挟んで回転顎に対向する締付ボルトとを備え、回転顎と締付ボルトとの間にワークを挟んだ状態で締付ボルトを締め付けていくことにより付勢手段の付勢力に抗してアウターが後退移動し、その開口部側端部が前記一方の脚部内に埋没すると共にその外側端部が前記一方の脚部の外面から突出するように構成されてなるネジ式クランプ。
  2. アウターの開口部側端部近くに第一の締付確認手段が設けられると共に、アウターの外側端部近くに第二の締付確認手段が設けられ、回転顎と締付ボルトとの間にワークを挟んでいない無負荷時には第一の締付確認手段が開口部に露出して目視可能であると共に第二の締付確認手段は前記一方の脚部内に埋没して目視不能であり、回転顎と締付ボルトとの間にワークを挟んだ状態で締付ボルトを締め付けていって規定の締付力が働いたときに第一の締付確認手段が前記一方の脚部内に埋没して目視不能となると共に第二の締付確認手段が前記一方の脚部の外側に露出して目視可能となることを特徴とする、請求項1記載のネジ式クランプ。
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