JP2005036298A - 電子部品の電気めっき装置及び電気めっき方法、並びに該電子部品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 陽極6が付設されためっき槽8内において、めっきドラム20が回転駆動され得るように駆動シャフト15の下端に設けられ、めっきドラムは、内壁に陰極リング24が付設された絶縁リング22と、絶縁リングの底を密閉する底部絶縁板23と、絶縁リングの上側に固定された上部絶縁板21とを備え、上部絶縁板には、めっきドラムが回転駆動されたときに作用する遠心力により、めっき液がめっきドラムの内部から外部へ流出すると共に外部から内部に流入するように第一貫通孔21aと第二貫通孔21bが設けられたものである。
【選択図】 図2
Description
しかしながら、このバレルめっき方式は、めっき装置の簡略化が可能な反面、特に、小型な被めっき物は自重が軽く、めっき液の浮力も受け易いので、この対応策として、被めっき物よりも小粒なメディアを被めっき物よりも多量に投入した試みも行なわれているが、小型及び小粒であるが故に電流密度の過多及び過小な部位の発生が避けられず、電流密度の過多な部位では、めっき析出の成長過多によるめっき凝集、かつ被めっき物の浮きなどの甚だしい離散もあって、安定しためっき膜が得られず、めっき処理経過に伴ない過剰に成長するメディア径の選別又は管理された一定の粒径の再投入を必要とし、また、めっき処理に長時間を必要とするなど、生産効率の低下、管理工数の増加が強いられている。
上記本発明の電気めっき装置において、めっきドラムは駆動シャフトの下端に取り付けられてめっき槽内に浸漬され、駆動シャフトはめっきドラムのみを回転駆動するものであるため、回転駆動系統の装置構成は比較的簡略なものにすることが可能であり、被めっき物である電子部品の仕様に応じて、めっきドラムの取り換えを行なうといったことも比較的容易に行い得るものである。また被めっき物の形状や外形寸法が軽薄短小であっても、本発明の装置では、めっきドラムを単に回転させるだけで、被めっき物を陰極リングに集めることができると共に、めっき液を上部絶縁板の孔からめっきドラム中に対流させることができるものであるため、形状や外形寸法が軽薄短小な電子部品に、略均一で所望の厚さのめっき膜を比較的確実に形成することが可能になる。
ここで、前記第一貫通孔と前記陰極リングとの離間長さと、陰極リングの内周面における電流密度との関係について言及すれば、両者が近接して設けられた場合、めっきドラムを回転駆動させながら通電すると、陰極リングの内周面では局部的に電流密度が高くなり、ここに過剰なめっきが析出して貫通孔を塞ぐといった問題を生じ易くなる。一方、両者が適度に離間されて設けられている場合、同様に、めっきドラムを回転駆動させながら通電しても、陰極リングの内周面では電流密度がほぼ均一になるため、電子部品には、所望の厚さで略均一のめっき膜を比較的確実に形成することが可能である。
したがって、本発明の電気めっき装置において、前記第一貫通孔と前記陰極リングとの離間長さは、めっきドラムを回転駆動させながら通電したときに、陰極リングの内周面における電流密度がほぼ均一になるような長さに設定されるものである。
以上の構成の電気めっき装置では、めっき液が流出する第一貫通孔の近傍と陰極リングの内周上頂部での電流密度過多を緩和して、陰極リングの内周面において安定した電流密度を得ることができる。また、陽極がめっきドラムの外延に付設してあっても、陰極リングよりも内側で所定長離間した位置に、めっき液流出のための第一貫通孔を設けているので、第一貫通孔付近に過剰にめっきが析出することが防止され得るものであり、めっき槽内でめっきドラムを回転させると、第一貫通孔からはめっき液が流出し、第二貫通孔からはめっき液が流入することで、めっき液のめっきドラム内における対流が促され、めっきドラム内の特に陰極リング近傍におけるめっき液のメタル濃度低下を抑制することができる。
上記本発明の電気めっき装置は、めっきドラムが徐速、定速、減速、停止のサイクルで正逆両方向に回転制御されるものであるため、めっきドラムが定速回転しているときには、被めっき物は遠心力を受けて陰極リングに集合して接触通電しているが、めっきドラムが減速されて停止するまでの過程では、遠心力の低下に伴なって被めっき物が下り傾斜面に沿って陰極リングから離れる方向に移動し、このときに被めっき物の攪拌・混合が促進される。逆に、めっきドラムが徐速されて定速回転に至るまでの過程では、遠心力の増加に伴なって被めっき物が攪拌・混合されながら再び陰極リングまで移動する。このような被めっき物の攪拌・混合作用により、めっき膜は、被めっき物毎にバラツキがほとんど生じず、それぞれに所望の厚さで略均一のめっき膜を形成することが可能になる。
このように逆流防止弁を設ければ、めっきドラムを正回転から逆回転に移行したり、または逆回転から正回転に移行するときに、めっき液や被めっき物が第二貫通孔から流出する可能性を極めて小さなものにできる。
本発明の電気めっき方法では、回転遠心力により、めっき液を対流させると共に陰極リングに被めっき物である電子部品を集合させ、かつ回転の徐速または減速及び停止による回転遠心力の増減変化により、被めっき物の攪拌・混合と離散とを繰り返し行なうものであるため、めっき膜は被めっき物ごとにバラツクことなく、略均一で所望の厚さに形成することが可能になった。
以上の構成によれば、めっき液に浸漬しためっきドラムの外延に陽極が付設した構成として、遠心力によって陰極リングの表面を覆うように被めっき物が集合して通電されるので、陰極リングへの過剰なめっき析出が抑制され、正逆転を繰り返すことで、被めっき物の混合と攪拌が円滑に進むので、めっき膜の厚さにバラツキが少なく、めっき膜表面の凹凸が抑制されるといった効果が得られる。
以上の構成によれば、めっき電流は効率よく、被めっき物だけのめっき析出のために利用されるので、めっき材料の無駄な減少も少なく、めっき材料コストを削減できる。またメディアを使用しないことにより、メディアの管理や被めっき物との分離の必要もなく、めっき工程の作業も簡略化することができるといった効果が得られる。
図1(a)は被めっき物、すなわち、抵抗、コンデンサ、インダクタ又はサーミスタ等のチップ形電子部品の製造過程における斜視図であって、この被めっき物には表電極膜1a、裏電極膜1c及び端面電極膜1b等からなる下層電極膜1が形成されている。また図1(b)は、図1(a)の被めっき物にめっき膜2を形成した態様を示した斜視図である。本発明では、このように下層電極膜1の表面に、更に、めっき膜2を形成する必要のあるチップ形電子部品を「被めっき物」と記述して説明する。めっき膜2は、例えば、下層電極膜1の溶出を防止する、電極部の抵抗分を下げる、並びに回路基板の電極ランドとのはんだ接合を良好にするなど、を目的とするものであり、少なくとも一層以上が形成される。また、めっき膜は、例えば、Cu系、Ni系、Sn系またはSn/Pb系などの金属を析出させたものであり、ここで「系」とは、単一若しくは、少なくとも1つ以上の金属を含有する材料をいう。なお、本発明の装置及び方法は、図示したような絶縁基板を有する角形のチップ形電子部品に限定されるものではなく、例えば、円筒形や円柱形等の形状を有する電子部品にも適用可能である。
めっきドラム20は、上部絶縁板21のうえにボルト・ナット25でアーム18が取り付けられ、このアーム18に駆動シャフト15の下端が固定されることにより、めっき液面に対してめっきドラム20の上部絶縁板21や底部絶縁板23が略平行になるように支持されるものであり、このような構成ゆえに、めっきドラム20と、これを回転駆動する駆動モータ11や駆動シャフト15などが一体化して、めっき槽8からの取り出し、または脱脂、洗浄さらに所定のめっき膜形成に続く、他のめっき膜形成処理のための移動も容易に行ない得るものである。
陰極リング24には、アーム18とめっきドラム20との固定に用いたボルト・ナット25が接触しており、これにより、陰極の導電路が形成される。すなわち、陰極電源から陰極リング24までを繋ぐ電気的な導通路として、コード13、ブラシ端子17、摺動リング16、駆動シャフト15、アーム18、ボルト・ナット25が、この順番でそれぞれ通電可能に接続するように構成されており、このような陰極の導電路形成により、電気めっき装置の小型化及び簡略化が図られる。この場合、締め付けボルト・ナット27、アーム18及び駆動シャフト15のめっき液に暴露される表面は絶縁するような好適な絶縁処理が施される。
また、上述は陰極の導電路形成の一例であって、別途、被覆導体で導電路形成しても良い。なお、めっきドラムの形状は、回転中にめっき槽内でめっき液が過度に波立たないように、表面の凹凸を少なくすることが望ましい。
なお、上部絶縁板21の内面側には、図3(a)(b)に示したようにメッシュ網26を設けても良い。これは、めっきドラム20の回転数を上げる必要がない場合に有効であり、これにより、めっきドラム20を回転駆動させたときにも、被めっき物3が第一貫通孔21aと第二貫通孔21bから流出することを防止できる。また第一貫通孔21aは円形または多角形などの形状に形成することも可能である。また図3(a)(b)では第一貫通孔21aが垂直に穿設されているが、第一貫通孔21aは外周に向けて斜めに形成しても良く、これにより、めっきドラム20からめっき液を排出する効率を高めることができる。
上記めっきドラム20では、図3(b)に図示したように、めっきドラムの直径Rがめっきドラムの回転軸方向の長さLよりも大きくなるように形成することにより、よりコンパクトなめっきドラムが提供されるものである。
このように、第一貫通孔21aは、めっきドラム20内部からめっき液をめっき槽9へ環流させる排出口として機能するものであるが、このめっき液の排出口である第一貫通孔21aは、上述したように、陰極リング2の上端部からドラムの回転中心側へ所定長さ離間して設けられているため、陰極リング2の上端部近傍で電流密度が高まることがなく、したがって、陰極リング2の内側で略均一な電流密度を得ることができ、めっき液の排出口である第一貫通孔21a近傍におけるめっき析出が、極めて効果的に抑制される。
駆動シャフト15とアーム18により懸垂されためっきドラム20に被めっき物3を投入し、その後に、めっきドラム20をめっき槽8中に浸漬する。
次に、駆動モータ11を稼動し、図4のタイミングチャートに示したようなサイクルで制御する。すなわち、1サイクルは正転区間Aと逆転区間Cとで構成され、正転区間Aでは停止Pから徐速するステップeを経て、定速回転Bに至り、減速するステップfにより停止点P1に至る。一方、逆転区間Cでは逆転方向に回転を開始し、同様に、徐速ステップe’、定速回転D、減速ステップf’を備えている。
そして、めっきドラムの回転停止点P、P1、P2では、たとえ、小型で自重の軽い被めっき物3であっても、図3(b)に示すように、陰極リング2から離散して不通電となっている。このめっきドラムが、徐速ステップe,e’を得て回転速度が徐々に上昇していく過程で、離散していた被めっき物3が攪拌混合されながら、陰極リング2の内壁に徐々に集合して接触が促される。定速回転B,Dの区間中には、遠心力の作用により被めっき物3が陰極リング24に接触するように密に集合し、接触通電も確実に行なわれ、めっき液も遠心力の作用により対流が促進されて被めっき物3に迎合することで、被めっき物3にめっき膜の形成が行なわれる。そして、定速回転B,Dの後には、減速ステップf,f’で被めっき物3の集合が放たれて攪拌・混合が始まり、停止によって離散に至る。
なお、特許文献1における攪拌・混合及び通電による方式と比べ、本発明は1サイクル中に正転と逆転を内包することで集合・通電、攪拌・混合及び離散が強制的に行なわれるので、従来技術のようなメディアを必ずしも投入する必要が無いものである。
ここで、図4のタイミングチャートでは、減速、停止及び徐速と連続したチャートになっているが、回転数、減速及び徐速の勾配との関係を考慮して、攪拌・混合及び離散の促進を図るため、所定長の停止時間を設けても良い。
図5は、めっきドラムの断面を示したものであり、ここでは、傾斜面33aが、めっきドラムの回転中心に向けて下り勾配になるように、底部絶縁板33の外周部分に設けられている。この傾斜面33aは、底部絶縁板33の中央部分の厚さを薄くすることにより形成されたものである。このような傾斜面33aを設ければ、めっきドラム20を定速回転B,Dから減速する過程で、被めっき物が傾斜面33aに沿って下り方向に移動し、これにより攪拌・混合及び離散が促進されるものである。逆に、徐速ステップにおいては、陰極リング24付近が底部絶縁板33の中央部付近よりも狭くなっているため、被めっき物の陰極リング2の内壁への密集が、より効果的に促進されるものである。
なお、図5では絶縁リング22と陰極リング24の付設態様が、図6(a)のように形成されているが、投入する被めっき物の形状及び寸法と、被めっき物の陰極リング24への集合状況、そのときの電流密度などを考慮して、図6(b)(c)(d)に図示したような形状に、絶縁リング22と陰極リング24を構成しても良い。
また図8(a)〜(c)は、図7とは異なる態様の逆流防止弁39を示した図である。この逆流防止弁39では、第二貫通孔21bに固定された導入筒39aの内部に導入リング39bが固定され、導入リング39bはシャフト挿通孔39b−1とめっき液流通路39b−2とを備え、シャフト挿通孔39b−1にシャフト39cが上下動自在に挿通され、シャフト39cの下端には閉鎖板39dが枢着され、シャフト39cの上端にはバネ固定具39eが固定され、シャフト39cに環装されたバネ39fは、その上下端がバネ固定具39eと導入リング39bとに当接している。したがって、閉鎖板39dに外力が作用していないとき、すなわち、めっきドラム20が回転を停止し、めっき液が第二貫通孔21bを通過していないときには、図8(b)に示したように、バネ39fがシャフト39cを上方に押し上げて、閉鎖板39dは導入筒39aの下端を閉じている。また同様に、めっきドラム20が回転を減速しているときにも、閉鎖板39dは第二貫通孔21bを閉鎖する。逆に、めっきドラム20が回転しているときには、めっき液が第二貫通孔21bからめっきドラム20内に流入する圧力で、閉鎖板38cは、図8(a)に示したように開放状態にされる。
6 陽極
7 めっき液
8 めっき槽
10 電気めっき装置
15 駆動シャフト
18 アーム
20 めっきドラム
21 上部絶縁板
21a 第一貫通孔
21b 第二貫通孔
21c 共用貫通孔
22 絶縁リング
23 底部絶縁板
24 陰極リング
38 逆流防止弁
39 逆流防止弁
Claims (10)
- 陽極が付設されためっき槽内において、めっきドラムが回転駆動され得るように駆動シャフトの下端に設けられ、該めっきドラムは、内壁に陰極リングが付設された絶縁リングと、該絶縁リングの底を密閉する底部絶縁板と、前記絶縁リングの上側に固定された上部絶縁板とを備え、該上部絶縁板には、めっきドラムが回転駆動されたときに作用する遠心力により、めっき液がめっきドラムの内部から外部へ流出すると共に外部から内部に流入するように貫通孔が設けられたものであることを特徴とする電子部品の電気めっき装置。
- 前記上部絶縁板の貫通孔が、第一貫通孔と第二貫通孔とで構成され、前記第一貫通孔は、めっき液が前記陰極リングよりも内側で同心円状にめっきドラム内から流出するように前記陰極リングから所定長離間した位置に少なくとも1つ設けられ、該第二貫通孔は、前記第一貫通孔よりも内側でめっきドラム内にめっき液が流入するように設けられたことを特徴とする請求項1に記載の電子部品の電気めっき装置。
- 前記底部絶縁板は、めっきドラムの回転中心に向けて下り傾斜に形成された面を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子部品の電気めっき装置。
- めっき液が前記第二貫通孔から逆流することを防止するように逆流防止弁を備えることを特徴とする請求項2に記載の電子部品の電気めっき装置。
- 前記めっきドラムの直径が、前記めっきドラムの回転軸方向の長さよりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の電子部品の電気めっき装置。
- 前記駆動シャフトの内面に、前記めっき槽と前記めっきドラム内のめっき液の循環を促すようにめっき液導入貫通孔を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の電子部品の電気めっき装置。
- 前記上部絶縁板には、めっき液が前記めっきドラム内へ流入する貫通孔と、めっき液が前記めっきドラム内から流出する貫通孔とが、同じ貫通孔で共用されるように、前記陰極リングよりも内側に離間した位置に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の電子部品の電気めっき装置。
- 少なくとも、絶縁リングの内壁に付設した陰極リングと、絶縁リングの底を密閉する底部絶縁板と、めっきドラムの内部へめっき液を出入りさせ得る貫通孔とを備えるめっきドラムに、被めっき物であるチップ形電子部品を収容し、陽極を付設しためっき槽中にめっきドラムを浸漬すると共に、前記底部絶縁板がほぼ水平となるようにめっきドラムを保持しながら回転駆動させ、該めっきドラムの回転遠心力により、前記めっき槽中と前記めっきドラム内部とでめっき液を対流させると共に前記陰極リングにチップ形電子部品を集合させて接触通電し、かつ該回転の徐速または減速及び停止による攪拌・混合と離散とを繰り返すことで所望のめっき膜を形成することを特徴とする電子部品の電気めっき方法。
- 前記めっきドラムは正転と逆転とを含む工程で1サイクルが構成され、前記正転工程と前記逆転工程の各工程では、徐速、定速回転、減速及び停止のステップを有し、かつ定速回転中に通電することを特徴とする請求項8に記載の電子部品の電気めっき方法。
- めっきドラム内では、被めっき物中にメディアを混在させずに、めっき膜を形成することを特徴とする請求項9に記載の電子部品の電気めっき方法。
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