JP3126867B2 - 小物のめっき装置及びめっき方法 - Google Patents

小物のめっき装置及びめっき方法

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JP3126867B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C25ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PROCESSES; APPARATUS THEREFOR
    • C25DPROCESSES FOR THE ELECTROLYTIC OR ELECTROPHORETIC PRODUCTION OF COATINGS; ELECTROFORMING; APPARATUS THEREFOR
    • C25D17/00Constructional parts, or assemblies thereof, of cells for electrolytic coating
    • C25D17/16Apparatus for electrolytic coating of small objects in bulk
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22FWORKING METALLIC POWDER; MANUFACTURE OF ARTICLES FROM METALLIC POWDER; MAKING METALLIC POWDER; APPARATUS OR DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR METALLIC POWDER
    • B22F1/00Metallic powder; Treatment of metallic powder, e.g. to facilitate working or to improve properties
    • B22F1/18Non-metallic particles coated with metal

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば粉体(5〜10
0μm)やチップコンデンサー、ダイオード、コネク
タ、リードスイッチ、釘、ボルト、ナット、ワッシャ等
のような小物(小形部品)のめっきに適した小物のめっ
き装置及びめっき方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、垂直な駆動軸の上端部に固定され
た公転円板上において、同一円周上の2箇所に垂直軸を
中心に逆方向に駆動される自転容器を設け、容器内の小
物(被処理物)とめっき液を遠心力で容器の公転外側内
面に押付けてめっきする装置が提案されている(商品
名:ROTARYーCHROMER)。ところが、その
装置では、容器内のめっき液の量は限られており(少量
であり)時間の経過と共にめっき液の濃度が変化する
為、充分なめっき層厚さを得ることができないし、めっ
き工程を含む多工程を1装置で連続的に行うことはでき
ない。
【0003】又図4に示す自動クロームめっき装置(特
公昭41ー20684号、米国特許第3359195
号)が提案されている。その構造は図4のように、11
1は回転体、112は送出路、113は摺鉢状、114
は陰極網、115、115´は陽極板、116は陽極電
纜、117は作動杆、118は弁、119は支承体、1
20はプーリー、121は注入口、122は係止片、1
23は絶縁体、124は被めっき物の一例としてのビ
ス、126は導線、127は導板を備えており、回転体
111に間欠回転を与えて被めっき物を仕上げるまでに
3〜4回昇降させて陰極網114に密着する体位を変え
ることにより均一な良質のクロームめっき加工が得られ
る物である。しかしその装置では容器内のめっき液の量
は限られており(循環槽との間で循環せず、容器内に一
度入れた少量であり)時間の経過と共にめっき液の濃度
が変化する為、充分なめっき層厚さを得ることができな
いし、高電流密度によるめっき処理ができない。又弁1
18を上げてめっき液を抜く場合は被処理物が同時に抜
けるので、めっき工程を含む多工程を1装置で連続的に
行うことはできない。
【0004】従来又、処理槽の処理液内で6角筒状の多
孔板製のバレルを6角筒が水平になる姿勢で緩やかに
(例えば20rpmで)回転させ、バレル内には被処理
物に接触するように先端部に負極(ダンギュラー)を有
するケーブルを挿入し、バレル外に陽極を配置したバレ
ル方式もよく知られている。しかしその場合被処理物と
ダンギュラーの接触の機会を増すためにダミー(例えば
直径2mmの鉄ボール)を多量に混入させなければなら
ず、それでも均一かつ充分な電流密度を得ることは困難
である。処理液は静止しているので、前例と同様に時間
の経過と共にめっき液の濃度が変化し、充分なめっき層
厚さを得ることができないし、めっき工程を含む多工程
を1装置で連続的に行うことはできない。
【0005】図5に示すチップコンデンサー100はセ
ラミック(例えば窒化アルミナ)の8面体で、素材の寸
法は例えばL2=L3=0.5mm、L1=1mmで、対
向する両端部102(網目で示す部分)にTaが乗せて
(付着させて)ある。この素材をダミーを用いて従来の
バレル方式でNiーSn又はNiーはんだめっきによ
り、1〜2μm厚さの被膜を得る場合、0.2A/dm
2の低い電流密度になり、60分を要した。このように
従来のバレル方式では、能率が低くなり、しかも膜厚が
不均一になる。
【0006】
【発明の目的】第1発明は、充分かつ均一なめっき層を
短時間で得ることができるようにすることを目的として
いる。第2発明は循環中の処理液の混合を避け、液管理
を容易にすることを目的としている。第3発明は被処理
物のアンロード、処理工程の分割を容易にすることを目
的としている。第4発明は一つの装置でめっきから遠心
脱水乾燥までを連続的に行えるようにすることを目的と
している。第5発明はめっき工程以前における被処理物
の酸化を可及的に防止することを目的としている。
【0007】
【発明の構成】第1発明は、垂直な駆動軸の上端部に固
定された水平な円形の底板と、上記底板に外周の取付フ
ランジが固定され中央に開口を有し上記底板との間に半
径方向外方へ行くにつれて低くなるか又は円筒状の処理
室を形成するカバーと、上記底板と上記取付フランジの
間に挾持される連続又は間欠接触用の通電用の接触リン
グと、上記接触リングの近傍に配置され処理液のみを通
す多孔体窓と、上記開口より処理液等を上記処理室に供
給する供給管と、上記多孔体窓から飛散した処理液を受
ける容器と、上記容器に溜った処理液を上記供給管へ送
るポンプと、上記開口から挿入されてめっき液に接触す
る電極とを有し、めっき中は回転と、停止又は減速を繰
り返すようにした小物のめっき装置である。
【0008】第2発明は、上記多孔体窓から飛散した処
理液を受ける容器は処理液が直接衝突する外周壁と、底
壁と、上記底板の下方の内周壁と、外周壁と内周壁の間
の底壁から上記底板の上面よりも低い位置まで起立した
筒状隔壁と、上記筒状隔壁の外側と内側の底壁上の1又
は複数個の処理液出口と、外周壁の上端から内向きに延
び上記底板より大径の作業口を囲む蓋とを有し、更に上
記筒状隔壁内にあって上記底板より大径の遮蔽筒と、上
記遮蔽筒の上端に固定され上記底板より大径の内周端面
を有する上壁と、上記上壁の上面が多孔体窓より低い下
降位置と上記遮蔽筒が多孔体窓に対向する上昇位置に保
持する昇降機構とを有する請求項1記載の小物のめっき
装置である。
【0009】第3発明は、上記底板が駆動軸の上端部に
固定された本体と、上記本体上に同芯に載置される上板
と、上記本体と上板間に正逆回転を伝達する継手機構を
備え、上記容器の上方から供給管、電極、接触リングに
ブラシを介して接続したホルダー等を上方へ引き上げた
状態で上記上板とその上に固着されたカバー等を上記作
業口の上方へ引き上げる搬送機構を有する請求項1記載
の小物のめっき装置である。
【0010】第4発明は、垂直な駆動軸の上端部に結合
し半径方向外方へ行くにつれて低くなるか又は円筒状の
回転自在の処理室の最大直径又は下端外周部に上記処理
室に面した通電用の接触リング及び処理液は通すが被処
理物の小物は通さない多孔体窓を備え、処理室上端の開
口から電極を処理室内に挿入した小物のめっき装置を用
いて、処理室に小物を装填し、上記開口からめっき液を
上記電極がめっき液に常時接触する程度に供給し、上記
処理室を一定時間回転させた後短時間止めるか減速する
工程を繰り返し、所定時間後にめっき液の供給を止めて
洗浄水を供給し、別の所定時間後に洗浄水の供給を止
め、次に高速回転を与えて遠心脱水を行うようにした小
物のめっき方法である。
【0011】第5発明は、垂直な駆動軸の上端部に結合
し半径方向外方へ行くにつれて低くなるか又は円筒状の
回転自在の処理室の最大直径又は下端外周部に上記処理
室に面した通電用の接触リング及び処理液は通すが被処
理物の小物は通さない多孔体窓を備え、処理室上端の開
口から電極を処理室内に挿入した小物のめっき装置を用
いて、処理室に小物を装填し、上記処理室を回転させな
がら上記開口から前処理液を供給して所定時間前処理を
行い、次に前処理液の供給を止めて小物が空気に触れる
前に洗浄水を供給して別の所定時間水洗を行い、次に洗
浄水の供給を止めて小物が空気に触れる前にめっき液を
供給するようにした小物のめっき方法である。
【0012】
【実施例】めっき工程の途中を示す図1において、垂直
な駆動軸1は軸受2を介してフレーム(図示せず)に回
転自在に支持され、下端部はモータ3(可逆回転、可変
速、急停止可能なもの)に接続し、上端部には円形の底
板4が固着されている。底板4は水平円板状で駆動軸1
の上端部に同芯に固定されたSUSの本体4aと、本体
4aの上面の矩形断面かつ放射状の溝53に噛み合う放
射状の突起53aからなる継手54を介して同芯に嵌合
し、上端に平坦面5を有するPVCの上板4bを備えて
いる。本体4aの下面には環状の凹部4cが設けてあ
り、その外径は後述する内周壁33の外径より大きく、
水切りの機能を備えている。
【0013】7はプラスチックの円形のカバーで、上端
中央に開口8を、下端外周に外向きの取付フランジ9
を、両者間に下開きのテーパ面10を備え、取付フラン
ジ9はその内径と内径が等しくその外径より外径が大き
い上側のチタン製の接触リング11と下側のカラー12
を介して、複数のボルト13により底板4の上板4bに
締着され、接触リング11の下面内周部と上板4bの間
には、多孔質リング14(多孔体窓)が挾持され、テー
パ面10により、半径方向外方へ行くにつれて低くなる
処理室15が形成され、処理室15内のめっき液16は
回転中は遠心力で半径方向外方に押し付けられる。接触
リング11は互いに噛み合う段部等を介して電気的に接
続しかつ取付フランジ9と多孔質リング14に対して液
密性を保持できるならば、複数個(例えばボルト13と
同数)に分割して環状に配列してもよい。その場合は、
部品が小形になり、歩留まりが向上して安価になる。接
触リング11の外周部に間隔が生じてブラシ19と間欠
接触になってもかまわない。多孔質リング14は連通気
泡を有するプラスチックやセラミック又はフィルター状
の多孔体でできており、めっき液等の処理液は通すが、
めっきの施される小物17(被処理物)は通過しない孔
径のものが採用される。小物17が直径35〜50μm
の粉体の場合、多孔体窓の通路の直径は20μmが適し
ている。多孔質リング14の代わりに、多数の放射状の
窓を有するリングの上記窓に多孔体を充填した多孔体窓
(図示せず)を採用してもよい。その場合は、カラー1
2を省略して、接触リング11と上記多孔体窓を取付フ
ランジ9と上板4bの間に強固に挾持することができ
る。60は接触リング11の下面に密着した円環状のス
カート(商品名:テフロンのシート)で、内周端面は接
触リング11及び多孔質リング14の内周端面と同一面
にあるように固定され、外周部は接触リング11より外
方へ突出し、外径は内周端面46aの下端大径部に近
い。上壁46が図1の状態から上昇する時はスカート6
0の外周部を撓ませて通過し、図2の状態から下降する
時はスカート60の外周部を下方へ撓ませて図1の状態
に達する。
【0014】接触リング11の上面外周部には、マイナ
スのホルダー18の下端のブラシ19が摺動自在に圧接
している。ブラシ19を下端に有するホルダー18は上
方の操作機55内の昇降機構(図示せず)により後述す
る作業口50より所定量高い位置(図2)まで引き上げ
る事ができる。20はプラスの電極で、下端部には筒状
或いは板状の陽極20aを備え、図1では後述する搬送
機構52の説明の都合上左方へ偏倚しているが、実際は
処理室15の中央で小物17に均等に近い位置のめっき
液16内に浸漬するように配置される。陽極20aを図
1の状態から図2に示すように後述する作業口50より
所定量高い位置まで引き上げる昇降機構(図示せず)が
上記の操作機55内に組み込まれている。21は開口8
の上方で下端部が下向きに開口しためっき液の供給管
で、コック22を有するホース23を介してポンプ24
の吐出口に連通し、ポンプ24の吸込口はめっき液の貯
槽25内のフィルター26に連通している。供給管21
の下端を後述する作業口50より所定量高い位置まで引
き上げる昇降機構(図示せず)が上記の操作機55内に
組み込まれている。開口8上にはめっき液の供給管21
の他に、脱脂液(洗剤)供給管、酸洗液(塩酸、硫酸
等)供給管、洗浄水供給管、湯供給管、ホットエア供給
管等が配置され、めっき液の供給管21と同様に操作機
55内の昇降機構(図示せず)に接続し、コック22、
ポンプ24に対応するコック、ポンプ及び後述するコッ
ク39、42等を工程に応じて開閉、起動停止させるよ
うに操作機55で自動化可能である。上記洗浄水供給管
(図2の49)はコックを介して水道に接続し、湯供給
管はコックを介してボイラーに接続し、ホットエア供給
管はコックを介して空気加熱器に接続する。操作機55
はホルダー18、電極20、供給管21等を作業口50
から引き上げた後、これらを作業口50の横に移動(垂
直軸又は水平軸を中心とする回動、又は水平移動)させ
る事ができ、停止中に、下端に開閉する爪52aを有す
る搬送機構52により、カバー7と上板4bの結合体
(ドームD)を作業口50から引き上げた後、アンロー
ドステーション(図示せず)又は別の装置の底板本体4
a上にセットできるようになっている。コック22の代
わりに多口切換弁(図示せず)を配置して、多口切換弁
に脱脂液(洗剤)、酸洗液(塩酸、硫酸等)、洗浄水、
湯、ホットエアの供給用ホースを接続して供給管21の
兼用を図る事ができ、その場合は開閉制御が容易にな
る。操作機55を水平軸55a(図1)を中心として回
動させる構造を採用すると、ホルダー18、電極20、
供給管21のための前記の昇降機構の一部又は全部を省
略できる場合がある。
【0015】前記フレームには、ドームD回転中に多孔
質リング14から遠心力で飛散しためっき液16を直接
受ける外周壁30aを有する容器30(プラスチック)
が固定されており、容器30は環状の底壁31上の半径
方向幅の略中央部から底板4の高さの中間部まで起立し
た筒状の隔壁32と、底壁31の内周縁より凹部4cの
外周部直下まで起立した筒状の内周壁33により、外側
のめっき液室34と、内側の前処理液室35とに区画さ
れ、めっき液室34の下端のめっき液出口36はコック
37を介して貯槽25に連通し、前処理液室35の下端
の洗浄水出口38はコック39を介して排水管40に連
通し、水以外の一種の前処理液出口41はコック42を
介して貯槽43に連通している。前処理液室35の下端
の水以外の別種の前処理液出口(図示せず)はコックを
介して別の貯槽に連通している。貯槽43内のフィルタ
ー(図示せず)はポンプ、ホース、コック等を介してめ
っき液の供給管21の横の供給管に接続される。貯槽2
5、43は循環中にめっき液や前処理液の特性の急激な
変化を防止するに充分な容積を備え、少なくとも貯槽2
5にはめっき液中のイオン濃度等を一定に保持するため
の液管理装置57を併設している。58は検出器、59
は補給管である。
【0016】45は隔壁32よりやや小径かつ同芯の遮
蔽筒(プラスチック)で、環状の内向きフランジ状の上
壁46を一体的に備え、上壁46が底板4の上面よりや
や低い図1の下降位置から、昇降機構51により、図2
に示す上昇位置へ上昇させることができるようになって
いる。昇降機構51の下端は上壁46に固定され、スリ
ット30cを通過し、上端部には操作機55とは独立し
たエアーシリンダーを有する。図示の実施例では、上壁
46の内周端面46aは上端から下端まで下開きのテー
パ面46a(テーパ角:90度)で形成され、上壁46
が図1の下降位置から上昇を開始して、多孔質リング1
4(多孔体窓)から矢印B方向に遠心力で飛散する処理
液を上方へ通過する際に、処理液をテーパ面で下方の前
処理液室35内へ案内し、スカート60と協同して上方
の作業口50からの上方への飛散を防止することができ
る。図2に示す上昇位置で、遮蔽筒45の下端は隔壁3
2の上端より低い位置を占めるように遮蔽筒45の高さ
が定められている。図2に示す上昇位置で、上壁46が
蓋30bの下面に衝合するようにすると、めっき液室3
4と前処理液室35をほぼ完全に区画することができ、
めっき液に酸洗液が混入する等の不具合を回避すること
ができる。
【0017】図3で示すように、まずロード工程で小物
17(被処理物)を処理室15に入れ、後述する前処理
を施し、ホルダー18を下ろしてブラシ19を接触リン
グ11に圧接し、電極20を下ろして陽極20aをめっ
き液16中へ漬け、供給管21を図1のように開口8の
直上まで下ろした後、供給管21からめっき液16を供
給しながら、駆動軸1を例えば200rpmで矢印A方
向に10秒回して0.5秒止め、次に200rpmで逆
A方向に10秒回して0.5秒止めるサイクルを5分又
は長いもので数時間継続する。駆動軸1が回転中には小
物17は遠心力の作用で接触リング11に押し付けら
れ、陽極20aに面した小物17にめっき層ができる。
駆動軸1が停止すると小物17は重力の作用とめっき液
16の慣性による流れに引き摺られて平坦面5に流れ落
ち、混ざりあい、次に駆動軸1が逆転を開始すると、混
ざりあいながら別の姿勢で遠心力の作用により図1のよ
うに接触リング11に押し付けられ、陽極20aに面し
た別の小物17にめっき層ができる。めっき液16は遠
心力を受けて多孔質リング14を通過し、矢印Bのよう
に周囲へ飛散し、容器30の外周壁30aの内面に衝突
してめっき液室34に溜り、めっき液出口36からコッ
ク37を経て貯槽25に戻り、貯槽25内のめっき液は
液管理された後、ポンプ24により加圧され、ホース2
3、開いたコック22を経て供給管21から処理室15
に供給され、陽極20aが常時めっき液16と接触状態
となるように、循環量を管理する。61はレベルセンサ
ーである。
【0018】めっき工程が終了すると、ポンプ24を止
め、コック22を閉じ、めっき液を充分振り切った後、
遮蔽筒45と電極20とホルダー18を図2のように引
き揚げ、洗浄水供給管49から洗浄水を供給する。水洗
工程における小物17の挙動はめっき工程時と同様であ
ることが好ましい。矢印B方向に飛散した洗浄水は、遮
蔽筒45に衝突して前処理液室35に落ち、洗浄水出口
38から開いたコック39を経て排水管40に排出さ
れ、例えば5分継続する。
【0019】一旦洗浄水の供給を止め、遠心力を利用し
て充分水切りをした後、同様な水洗工程を例えば5分継
続し、遠心力を利用して充分水切りを行う。
【0020】次に60〜80℃の湯を供給して、洗浄効
果を高める。湯を例えば3分供給して止め、湯を供給す
ることなく3分回転(正転、停止、逆転、停止)を継続
して予備乾燥を行う。引き続き回転を例えばそれまでの
200rpmを600rpmに上げて回転を継続しなが
ら、60〜90℃のホットエアーを3分供給して乾燥工
程を終了し、モータ3を止める。洗浄水、湯、ホットエ
アー等の供給管をホルダー18、電極20と同様に作業
口50の上方に引き上げた後、操作機55により作業口
50から横にずらせ、処理済みの小物17を内蔵したド
ームD(カバー7と上板4bの結合体)を操作機55と
は独立した搬送機構52により作業口50より引き上
げ、アンロードステーションへ運び、反転して小物17
を取り出す。アンロードの方法として、ドームDを移動
させることなく、可撓性ロッド(図示せず)の下端に磁
石を固定した治具を開口8から処理室15内へ挿入して
回し、磁石が吸着した小物17を取り出すこともでき
る。湾曲した可撓性チューブ(図示せず)を開口8から
処理室15に挿入して回し、バキュームにより小物17
を取り出すこともできる。
【0021】前処理工程では、図3のように、一般に
は、洗剤による脱脂、水洗、塩酸又は硫酸による酸洗、
水洗が連続的に行われるが、その間、遮蔽筒45を図2
のように上昇位置に保持し、ホルダー18、電極20も
上昇位置に保持する。回転はめっき工程時と同様でよ
い。まず処理室15に洗剤を供給して例えば5分脱脂
し、洗剤の供給を止めて小物17が空気に触れる前に洗
浄水を供給して例えば5分水洗し、洗浄水の供給を止め
て小物17が空気に触れる前に塩酸又は硫酸を供給して
例えば5分酸洗し、次に塩酸等の酸の供給を止めて小物
17が空気に触れる前に洗浄水を供給して例えば5分水
洗して前処理工程を終了し、洗浄水の供給を止めて小物
17が空気に触れる前に遮蔽筒45、ホルダー18、電
極20を図1の位置に下ろしてめっき液を供給し、前述
のめっき工程に入る。これにより、前処理工程および前
処理工程からめっき工程に入る間における小物17(被
処理物)の酸化を可及的に防止することができる。上記
の前処理工程を採用すると、図1の装置でロードからア
ンロードまでを一貫して行うことができ、酸化を防止し
て高品質の製品が得られる。しかし、洗浄水に少量の洗
剤、塩酸等の酸が混入し、排水管40の途中に浄化槽が
必要になる場合がある。又塩酸等の酸及びめっき液に少
量の洗浄水が混入するので、希釈化され、液管理が不可
欠になる。この為、酸化を余り気にしなくてもよい場合
は、各工程の間に処理液が小物17からほぼ完全に飛散
するに充分な無液期間を配置してもよい。又脱脂と酸洗
をそれぞれ別の装置で行うこともできる。その場合は、
各工程の専用装置が簡素化する利点がある。又製品によ
っては、前処理の全部、又は一部を省略できる場合があ
る。
【0022】洗浄水を供給する場合は図2でコック39
を開き、コック42を閉じ、洗浄水以外の前処理液を供
給する場合は洗剤用のコック42又は塩酸等の酸用の別
のコック(図示せず)を開き、コック39を閉じる。各
コックの開閉、操作機55の動作、昇降機構51、搬送
機構52の動作は全て自動制御方式で行われる。なお本
発明を実施する場合、小物17の直径が大きい場合は、
多孔質リング14の部分に、放射状の多数の小孔を有す
るリングを採用してもよい。多孔質リング14としては
例えば直径100μmの連通気孔を有するポリプロピレ
ンの焼結体が安価に入手でき、充分な強度を有するため
適している。又、小物17が遠心力と重力の作用を受け
て接触リング11に押し付けられさえすれば、カバー7
は7aのように円筒状であってもよい。
【0023】第1発明を実施する場合は色々な変更が可
能である。例えば、少なくともめっき中に、回転ー停止
ー逆転ー停止のサイクルの内の逆転を回転(正転)とし
てもよく、停止の代わりに減速(例えば20〜50rp
m)を採用して、回転ー減速のサイクルを繰り返しても
よい。回転、減速時の回転数は、連続的又は段階的に変
化させてもよく、その場合は小物17の位置、姿勢の変
更が頻繁になり、より均一なめっきが得られる。めっき
液その他の処理液の後処理システムとしては、色々な物
が考えられる。例えば、図1から隔壁32、遮蔽筒4
5、上壁46、昇降機構51、出口36、38を除き、
底壁31を左下がりに傾け、最も低い位置に出口41を
設け、コック42の代わりに複数の三方切換弁を垂直直
列に配置するか、多口切換弁を配置し、各切換弁の出口
を対応する貯槽又は排水管に接続する。その構造による
と容器30等が簡素化し、切換弁の制御が容易になる。
別の例として、前記の最も低い位置の出口41に短い垂
直下開きの口金を設け、口金の下方へ各処理液用の受け
口が水平面内の移動の途中に停止するようにすることも
できる。受け口は対応する貯槽又は排水管に接続する。
その場合は切換弁を省略することができる。更に別の例
として、貯槽を水平な一円周上に配置し、最も低い位置
に出口41を有する形式の装置を各貯槽上で停止するよ
うに旋回機構を設けることもできる。その場合は複数の
装置で各工程を順次行わせることができ、大量処理に有
効である。
【0024】
【発明の効果】第1発明によると、小物17は遠心力の
作用により大きい面積の接触リング11に強制的に押し
付けられ、回転と、停止又は減速を繰り返すので均一に
混合して通電性が向上し、電流密度が増加し、めっき液
の更新も活発になるためめっきの付きがよくなる。図5
のチップコンデンサー100の両端部102に2μmの
Niめっきを従来のバレル装置で得る場合の電流密度は
0.2A/dm2で60分を要したが、第1発明による
と電流密度は2A/dm2に増加し10分に短縮した。
しかも、処理室15内のめっき液16は常時供給管21
から供給される新鮮なめっき液と入れ換わるので、高電
流密度によるめっき処理が可能で、短時間で均一なめっ
き厚さを確保することが容易になった。めっき液は処理
室15から外部に排出されるので、処理室15の外部に
おけるめっき液管理が容易になり、最適のめっき層が得
られる。一装置で全部の工程を連続的に済ませることが
でき、ダミーも不要となる。めっき液16の旋回、減
速、停止、逆転等により、めっき液16と陽極20aの
接触がよくなり、この面からも電流密度が増加する。処
理室15の底面が平坦面5であるため水切りがよい。多
孔体窓(多孔質リング14)をプラスチックやセラミッ
クのような通電体でない物で作れるので、開口率の変化
がなく、耐久性が向上し、用途に応じた交換も容易にな
る。
【0025】第2発明によると、隔壁32、遮蔽筒45
により循環中の処理液の混合を避け、液管理を容易にす
ることができる。蓋30bを設けたので、商品名:テフ
ロンのシートからなるスカート60と協同して、処理液
が矢印B方向に飛散して外周壁30aの内面に衝突して
もめっき液が上方へ飛散することがなくなる。図2の上
昇位置では上壁46が処理液の上方への飛散を更に防止
する。カバー7と上板4bの結合体(ドームD)を作業
口50を通して搬送機構52により取り出すことができ
るため小物17のアンロードが容易になる。前処理から
めっき工程までを1箇所で行うことが容易になり、従来
の槽から別の槽へのバレルのトランスファー時間を省略
可能となる。
【0026】第3発明によると、小物17(被処理物)
のアンロードが容易になり、搬送機構52で引き上げた
上板4bを別装置の本体4a上に相対回転不能かつ同芯
に載置できるので、特に前処理工程の分割が容易にな
る。
【0027】第4発明によると、一つの装置でめっきか
ら遠心脱水乾燥までを連続的に行うことができるように
なる。
【0028】第5発明によると、前処理からめっき処理
までにおける被処理物の酸化を可及的に防止して、製品
の品質を向上させることができる。勿論めっき液を回収
して水洗し、異なるめっき液を供給する等の多層めっき
も可能である。例えばセラミックのベースに銀を塗布し
た後、第1層としてNi、第2層として半田のめっきも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 めっき工程における縦断正面略図である。
【図2】 前処理工程における縦断正面略図である。
【図3】 工程の順序を示す略図である。
【図4】 従来の装置の一例を示す縦断正面図である。
【図5】 特殊な被処理物であるチップコンデンサーの
斜視図である。
【符号の説明】
1 駆動軸 4 底板 7 カバー 8 開口 11 接触リング 14 多孔質リング 15 処理室 20 電極 21 供給管 24 ポンプ 30 容器 D ドーム

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直な駆動軸の上端部に固定された水平
    な円形の底板と、上記底板に外周の取付フランジが固定
    され中央に開口を有し上記底板との間に半径方向外方へ
    行くにつれて低くなるか又は円筒状の処理室を形成する
    カバーと、上記底板と上記取付フランジの間に挾持され
    る連続又は間欠接触用の通電用の接触リングと、上記接
    触リングの近傍に配置され処理液のみを通す多孔体窓
    と、上記開口より処理液等を上記処理室に供給する供給
    管と、上記多孔体窓から飛散した処理液を受ける容器
    と、上記容器に溜った処理液を上記供給管へ送るポンプ
    と、上記開口から挿入されてめっき液に接触する電極と
    を有し、めっき中は回転と、停止又は減速を繰り返すよ
    うにした小物のめっき装置。
  2. 【請求項2】 上記多孔体窓から飛散した処理液を受け
    る容器は処理液が直接衝突する外周壁と、底壁と、上記
    底板の下方の内周壁と、外周壁と内周壁の間の底壁から
    上記底板の上面よりも低い位置まで起立した筒状隔壁
    と、上記筒状隔壁の外側と内側の底壁上の1又は複数個
    の処理液出口と、外周壁の上端から内向きに延び上記底
    板より大径の作業口を囲む蓋とを有し、更に上記筒状隔
    壁内にあって上記底板より大径の遮蔽筒と、上記遮蔽筒
    の上端に固定され上記底板より大径の内周端面を有する
    上壁と、上記上壁の上面が多孔体窓より低い下降位置と
    上記遮蔽筒が多孔体窓に対向する上昇位置に保持する昇
    降機構とを有する請求項1記載の小物のめっき装置。
  3. 【請求項3】 上記底板が駆動軸の上端部に固定された
    本体と、上記本体上に同芯に載置される上板と、上記本
    体と上板間に正逆回転を伝達する継手機構を備え、上記
    容器の上方から供給管、電極、接触リングにブラシを介
    して接続したホルダー等を上方へ引き上げた状態で上記
    上板とその上に固着されたカバー等を上記作業口の上方
    へ引き上げる搬送機構を有する請求項1記載の小物のめ
    っき装置。
  4. 【請求項4】 垂直な駆動軸の上端部に結合し半径方向
    外方へ行くにつれて低くなるか又は円筒状の回転自在の
    処理室の最大直径又は下端外周部に上記処理室に面した
    通電用の接触リング及び処理液は通すが被処理物の小物
    は通さない多孔体窓を備え、処理室上端の開口から電極
    を処理室内に挿入した小物のめっき装置を用いて、処理
    室に小物を装填し、上記開口からめっき液を上記電極が
    めっき液に常時接触する程度に供給し、上記処理室を一
    定時間回転させた後短時間止めるか減速する工程を繰り
    返し、所定時間後にめっき液の供給を止めて洗浄水を供
    給し、別の所定時間後に洗浄水の供給を止め、次に高速
    回転を与えて遠心脱水を行うようにした小物のめっき方
    法。
  5. 【請求項5】 垂直な駆動軸の上端部に結合し半径方向
    外方へ行くにつれて低くなるか又は円筒状の回転自在の
    処理室の最大直径又は下端外周部に上記処理室に面した
    通電用の接触リング及び処理液は通すが被処理物の小物
    は通さない多孔体窓を備え、処理室上端の開口から電極
    を処理室内に挿入した小物のめっき装置を用いて、処理
    室に小物を装填し、上記処理室を回転させながら上記開
    口から前処理液を供給して所定時間前処理を行い、次に
    前処理液の供給を止めて小物が空気に触れる前に洗浄水
    を供給して別の所定時間水洗を行い、次に洗浄水の供給
    を止めて小物が空気に触れる前にめっき液を供給するよ
    うにした小物のめっき方法。
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