JP2005035145A - 画像形成装置とその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷済みのシートをユーザ毎に管理する。
【解決手段】排出された印刷済みシートは排出口220からフィニッシャ101に搬送される。フィニッシャ101では、搬送されたシートの所定位置に、RFIDタグロール102に巻き取られたRFIDタグを、押印器103により貼付する。そのシートのRFIDタグには、ライト回路105によりシートに固有のタグIDと印刷されたデータの発行元であるユーザのユーザIDとが記録される。シートは排紙ローラ106により排紙トレイ107上に搬送されて載置される。ここで、リード回路108は、トレイ上に載置されたシートのRFIDタグを読み、ユーザID毎のシート枚数の変動を監視する。そして、その変動の状態に応じて、一定時間に減少しない場合、変化するものの数量が0にならない場合、複数のユーザのシートが同時に減少する場合などには警告を出力する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば、利用者の識別子等を記録したRFID(Radio Frequency IDentifier:無線識別)タグを印刷済みの印刷媒体に貼付することで、印刷済みの媒体を管理できる媒体管理装置及びそれを用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常利用される印刷装置等の画像形成装置には、例えば、給紙ユニットに複数枚格納された普通紙に代表される記録用シート(印刷媒体)に対し、転写部材上のトナー潜像画像を転写させた後に熱定着させることにより複写画像形成を行う電子写真方式のものやインクジェット方式のものなどがある。そして近年では、ネットワークに接続された複数の端末装置によって画像形成装置を共有し、複数のユーザが個々に有している端末装置によって作成した原稿を1台の画像形成装置から出力するオフィス形態が普通になってきている。
【0003】
その際、ユーザ毎の出力原稿を仕分けするために、画像形成装置のオプションとして複数の排紙トレイを有するソータが用意されており、ユーザ毎にトレイを割り当てることにより、ユーザ毎の出力用紙はユーザ毎に割り当てられているトレイに排出されるため、ユーザが自分で作成した原稿を確実に回収することができた。
【0004】
一方、RFIDタグという小型で安価な半導体製品が実用化されつつある。RFIDタグは、限られた容量ではあるもののメモリと無線通信部とを備えており、メモリの内容を無線通信を介して読み書きすることができる(たとえば非特許文献1参照)。このRFIDタグを印刷媒体に利用する技術も提案されているが、提案された技術によれば、ユーザのIDは、所定の記録媒体へ正式なユーザによって画像形成されているかどうかを判別するために用いられている(特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−337426号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述のようにネットワークを介して画像形成装置に出力するユーザ数が増えると、高々20数個の排紙トレイしか有さないソータでは使用環境に対応できないし、画像形成装置が小型のページプリンタである場合は、ソータそのものが用意されていない場合がある。このような環境においては、ひとつの排紙トレイに出力順に複数ユーザが作成した原稿を積載し、ユーザ自身が自分で作成した原稿を他のユーザが作成した原稿と区別して回収していた。このため、あるユーザが間違って他のユーザが作成した原稿を回収したり、あるいは自分の原稿をすべて回収し損ねる場合があった。
【0007】
また、ネットワークを介して原稿を出力しているので、画像形成装置と距離がある場所に端末を設置しているユーザは回収行為そのものを忘れることも多々発生し、画像形成装置の排紙トレイに積載される原稿は、長期間放置されているものや新たに出力されたものなどが混じり合い、乱雑になりがちであった。
【0008】
このような状態は、装置の操作性やユーザの生産性を低下させるのみならず、ユーザが再出力を行わねばならない事態もしばしば生じ、資源および経費の浪費も招いている。
【0009】
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、排出された媒体にユーザ等の識別情報等を記録した無線タグを貼付することで、印刷物の作成者を電磁的に識別することが可能な媒体管理装置及びそれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は以下の構成を有する。記録媒体と、少なくともひとつの前記無線タグタグが、前記記録媒体へ装着されており、該無線タグタグが装着された記録媒体へ画像情報を形成するための画像形成装置において、所定箇所に載置された記録媒体の搬送開始から画像情報形成を経て記録媒体排出処理終了までの間に前記無線タグに対し、新たに情報を書き込む書き込み手段と、
記録媒体排出処理終了後の前記記録媒体の蓄積部に前記無線タグの情報を読み出す読み出し手段を設ける。
【0011】
あるいは以下のような構成であっても良い。
【0012】
情報の読み書きが可能な不揮発性メモリを有する無線タグを付した印刷済みの印刷媒体を排出して排出位置に載置する排出手段と、
前記印刷媒体に付された無線タグに、当該印刷媒体の排出径路において識別情報を書き込む書き込み手段と、
排出されて載置された印刷媒体に付された無線タグから識別情報を読み取る読み取り手段と、
前記読み取り手段により前記無線タグから識別情報を読み取らせ、前記識別情報の値毎の印刷媒体の数量の変動を監視し、その結果、前記識別情報に対応して出力された印刷媒体が前記所定位置から取り除かれていないと判断された場合には、当該識別情報に対応する対象に対して警告を出力する媒体管理手段とを備える。
【0013】
更に好ましくは以下の構成を有する。前記識別情報はユーザ毎に固有に与えられるユーザ識別情報であり、前記媒体管理手段は、ユーザ識別情報毎の印刷媒体の数量の変動を一定時間おきに比較することで監視し、一定時間内に0へと変動していない場合には、当該ユーザにより印刷媒体の回収が完了していないものと判断して当該ユーザ宛にその旨警告を出力する。
【0014】
更に好ましくは以下の構成を有する。前記識別情報はユーザ毎に固有に与えられるユーザ識別情報であり、前記媒体管理手段は、ユーザ識別情報毎の印刷媒体の数量の変動を一定時間おきに比較することで監視し、一定時間内に減少していない場合には、当該ユーザが排出された印刷媒体の回収を一切していないものと判断して当該ユーザ宛にその旨警告を出力する。
【0015】
更に好ましくは以下の構成を有する。
【0016】
前記識別情報はユーザ毎に固有に与えられるユーザ識別情報であり、前記媒体管理手段は、ユーザ識別情報毎の印刷媒体の数量の変動を一定時間おきに比較することで監視し、一定時間内に減少したユーザに着目して、当該ユーザに対応する印刷媒体の数量と同時に他のユーザに対応する印刷媒体の数量が減少している場合には、当該着目ユーザが当該他のユーザの印刷媒体を回収したものと判断して当該着目ユーザ宛にその旨警告を出力する。
【0017】
更に好ましくは以下の構成を有する。警告の出力を行うか否かを指定する指定手段を更に備え、前記媒体管理手段は、前記切り替え手段により警告を行わない旨指定されている場合には、監視結果に関わらず警告を出力しない。
【0018】
更に好ましくは以下の構成を有する。前記媒体管理手段は、前記印刷媒体の数量の変動を、当該印刷媒体を印刷ジョブ単位で排出した時点から監視する。
【0019】
更に好ましくは以下の構成を有する。前記媒体管理手段は、前記印刷媒体の変動の監視の対象となる時間を、ユーザ毎に切り換える。
【0020】
更に好ましくは以下の構成を有する。前記排出する印刷媒体に前記無線タグを付するタグ取付手段を更に備え、前記書き込み手段は、前記タグ取付手段により印刷媒体に付された無線タグに前記識別情報を記録する。
【0021】
あるいは本発明は以下の構成を有する。印刷データに応じた画像を印刷媒体上に形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により画像が形成された印刷媒体を排出する上記媒体管理装置とを備える。
【0022】
あるいは、情報の読み書きが可能な不揮発性メモリを有する無線タグを付した印刷済みの印刷媒体を排出して排出位置に載置する排出手段と、前記印刷媒体に付された無線タグに、当該印刷媒体の排出径路において識別情報を書き込む書き込み手段と、排出されて載置された印刷媒体に付された無線タグから識別情報を読み取る読み取り手段とを備える媒体管理装置の制御方法であって、
前記読み取り手段により前記無線タグから識別情報を読み取らせ、前記識別情報の値毎の印刷媒体の数量の変動を監視し、その結果、前記識別情報に対応して出力された印刷媒体が前記所定位置から取り除かれていないと判断された場合には、当該識別情報に対応する対象に対して警告を出力する。
【0023】
あるいは、上記媒体管理装置の制御方法をコンピュータにより実行させるためのプログラムも本発明を構成する。
【0024】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
(プリンタ部の構成)
図13には、ホストコンピュータを含めて本実施形態のプリンタのブロック図を示す。図13において、ホストコンピュータ3000は、RAM2に記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するCPU1を備え、システムバス4に接続される各デバイスをCPU1が統括的に制御する。RAM2は、CPU1の主メモリ、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ(KBC)5は、キーボード9や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)6は、CRTディスプレイ10の表示を制御する。ディスクコントローラ(DKC)7は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ11とのアクセスを制御する。ネットワークインターフェース(NIC)8は、ネットワーク21を介してプリンタ1000に接続されて、プリンタ1000との通信制御処理を実行する。
【0025】
プリンタ1000において、プリンタCPU12は、ROM13のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接続される各種のデバイスとのアクセスを統括的に制御し、印刷部I/F16を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)17(図1,2を参照して説明する。)に出力情報としての画像信号を出力する。CPU12はネットワーク21を介してホストコンピュータとの通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成されている。RAM19はCPU21の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAMである。ネットワークインターフェース(NIC)18はホストコンピュータ3000とネットワーク21を介して印刷状態情報などのステータス情報などの交信を制御し、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ3000に通知可能に構成されている。メモリコントローラ(MC)20は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)、フロッピー(登録商標)ディスク(FD)等の外部メモリ14とのアクセスを制御する。操作部1012は、表示パネルやキーボードを含んでおり、オペレータへの情報の提供や、オペレータからの指示の入力を行わせる。
【0026】
プリンタ1000のRAM19には、ユーザ管理のための管理テーブル191が設けられている。また、印刷部17にはフィニッシャが取りつけられ、リード回路108およびライト回路105が後述のように設けられている。
【0027】
図2は本実施形態の画像形成装置の一例であるプリンタ1000の構成を表す図面である。図2に示したプリンタ201において、用紙トレイ202に格納された転写紙203は、給紙ローラ204により、転写紙が1枚ずつ分離され、第1搬送ローラ対205によって、ガイド206に従って搬送される。転写紙203は第2搬送ローラ対207、ガイド208によって順次搬送され、先端がレジローラ対209に到達すると、先端部分がレジローラ対209のニップ手前でレジローラ対209に平行になるよう2〜3mmのループを形成する、この後、プリンタ201の制御によって印字タイミングの同期をとって現像ドラム215に導かれる。
【0028】
現像ドラム215は反時計方向に回動し、帯電器211によって表面を均一に帯電された後、レーザユニット212から発するミラー213を介したレーザ光のON/OFFに従って帯電の分布が変化する。ここではレーザOFFが黒画像とする。即ち、レーザONでレーザ照射位置の帯電がなくなり、現像器210によって現像ドラム215にトナーが塗布されると、レーザが照射されていない箇所のみトナーが現像ドラム215に吸着する。現像ドラム215に吸着したトナーは、搬送された転写紙203に転写され、転写紙203上にトナー画像が形成される。この後1ページ分の転写が終了した転写紙203は、搬送ベルトによってガイド217を介して定着器218に導かれる。
【0029】
定着器218に導かれた転写紙203は、所定の圧力と所定の熱量が設定された定着器218によって、転写されたトナーが転写紙203に定着する。定着が完了した転写紙は、排紙ローラ対219によって排紙口220より機外に排紙される。
【0030】
一方、帯電した現像ドラム215はクリーナ214によって残留しているトナー及び帯電が除去され、次の印字動作に備える。
【0031】
本実施形態では、プリンタには、その排紙口220に図1に示したフィニッシャ101が装備されている。図1は、本発明を実施したフィニッシャ101である。フィニッシャ101は、図2に示したプリンタ201の排紙口220から排出される転写紙が搬送ローラ104に導かれるように接続される。
【0032】
転写紙109は、搬送ローラ104によりフィニッシャ101内部に導かれ、RFIDタグロール102からRFIDタグシールが押印器103により転写紙一枚毎に貼り付けられる。
【0033】
RFIDタグロール102は、図3(a)に示すように、台紙301に極粘着力が弱いシール303が貼ってあり、その上にRFIDタグ302が貼られている。シール303の、台紙301と反対側の面、即ちRFIDタグ302が貼ってある面には、粘着力が比較的強力な粘着材が塗布してあり、押印器103が不図示の駆動系によって矢印方向に押下されると、図3(b)のように転写紙109にRFIDタグシール303がRFIDタグ302を覆うように貼り付けられる。RFIDタグロール102は図1のように1枚のRFIDタグシールを貼る毎に所定回転し、転写紙109毎に所定の位置にRFIDタグ302を埋め込む。押印器103は、たとえば用紙の径路上に設けたセンサによって排出された用紙が一定の位置に達したことが検出されると、ソレノイド等に駆動される。そして、押印器103がされた直後に、RFIDタグロール102が、モータによりシール303の1枚分まきとられる。
【0034】
RFIDタグ302が転写紙109に埋め込まれた様子を図3(c)に示す。RFIDタグ303は、例えば図3(c)のようにシートの済みに貼付される。
【0035】
そして、シートに貼付されたRFIDタグ302には、後述のようにタグIDおよび」ユーザIDがライト回路105によって書き込まれ排紙ローラ106によって、排紙トレイ107に排紙される。
【0036】
排紙トレイ107には、リード回路108が配置されている。リード回路108は、排紙トレイに積載された転写紙109の全ての情報を受信でき、受信したRFIDタグのIDの個数を受信することにより、転写紙109の積載枚数を把握でき、また受信したRFIDの作成者IDを受信することができるので、フィニッシャ101によってRFIDタグを付加した転写紙と作成者IDの相対関係を履歴に残しておけば、該転写紙109のうち同一の作成者の転写紙が何枚あるかを把握できる。
【0037】
なお、リーダ308及びライタ305は、それぞれRFIDタグに対するデータの読み出しと書き込みとを主たる機能とするが、後述するように、ともに信号の送受信を行っているために、回路構成としてはリードライト双方の機能を有するリードライト回路(後述する)が用いられる。
【0038】
(RFIDタグ)
次にRFIDタグ302の構成及び動作概略について説明する。
【0039】
図4は、RFIDタグ302の構成を示すブロック図である。RFIDタグ302は、データを記憶するため電源が切れてもデータを失わないEEPROM等のメモリ1002を有している。メモリ1002は容量に応じたアドレスを有しており、アドレス毎に16ビットのデータ記憶部が構成されている。メモリ制御部1003は、コイル1004からのデータを変復調部1005を介して送られてきたリーダライタからのコマンドに従ってメモリ1002に対して、データの読み出し、書き込み等を行う。
【0040】
メモリ制御部1003は、変復調部1005から送信されるコマンドに従ってメモリ1002のリード/ライト制御を行う。
【0041】
電源回路1006は外部からの電磁誘導によるコイル1007からの誘導起電力により、RFIDタグの回路に電力を供給している。RFIDタグ302は図4に示す構成を1チップICに集積している。
【0042】
メモリ1002は、アドレスが6ビット、データ16ビットの仕様なので1kビットの容量を有している。メモリ1002のアドレスマップを、例えば図7のように00h番地と01h番地をRFIDタグ自身のIDに、02h番地をRFIDタグが埋め込まれた転写紙の所有者を表すIDに、03h番地をRFIDタグが埋め込まれた原稿の情報を表すコードデータに、.....というようにあらかじめ決められたアドレスマップに従ってデータのリードライトを実施すれば、原稿に画像情報以外の不可視情報を保持することができる。
【0043】
なお、本実施形態におけるRFIDタグの使用の態様は、RFIDタグを貼付したシートを重ねて載置し、その状態でRFIDタグからデータの読み出しを行う必要がある。このためには、リーダ回路の交信領域内にあるRFIDタグすべてと個別に、あるいは同時に通信できなければならない。このような機能はアンチコリジョン機能と呼ばれ、選択的にひとつのRFIDタグと更新する機能はセレクティブアクセス、交信領域内の全てのタグと一度に交信する機能はマルチアクセスと呼ばれている。このようなアンチコリジョン機能を備えたRFIDタグとしてオムロン株式会社製のV690という製品がある。この製品は本実施形態で使用するRFIDタグそのものではないが、マルチアクセス機能を備えていることから本実施形態に応用することもできるであろう。
【0044】
転写紙109に貼り付けられたRFIDタグ302は、ライト回路105によって一定の情報が書き込まれる。図7にメモリ1002内のマップの一例を示す。図7においては、00h番地から02h番地に情報が書き込まれる。00h〜01h番地にはタグごとに固有のタグIDが書き込まれる。タグIDの桁数は有限(本例では32ビット)なので厳密に固有ではないが、タグIDとしては約42億とおりの値が割り当て可能なので、フィニッシャ101によって例えば1枚毎に1ずつインクリメントした値を付加すれば、製品寿命を考慮するとプリンタが出力する全ての原稿(シート)に実用的には固有のIDを付加できる。
【0045】
02h番地にはユーザIDが記録される。ユーザ端末からは、印字情報とともに端末固有のIDや、またはユーザ固有のID番号が送信されてくるので、そのID番号を02h番地に記録することで、約65000人分の作成者IDを付加できる。
【0046】
ここで、RFIDタグの容量規模について考察する。1台のプリンタと、そのプリンタに繋がるユーザ端末の規模を考えれば、本発明の実施形態においては、一般的なオフィスであれば00h〜02h番地に書き込めるだけの情報(48ビット)で充分であり、先に説明した図4のRFIDタグのように1kビットの容量は必要なく、EEPROMに代わる小容量のデータ保持手段を用いても良いし、余ったメモリ領域に不可視の画像情報等を書き込んでも良い。
【0047】
(リードライト回路)
次に、リード回路308、ライト回路305として用いられるリードライト回路について説明する。
【0048】
リードライト回路は、図8のような構成になっている。リードライト回路に設けられたR/Wコイル(リーダまたは/およびライタコイル)1401と図4のRFID302に形成されたコイル1004との間で、図9に示す電力伝送波およびデータ通信変調波からなる電磁波(無線)を使って電力の伝送および通信の送受信の両方を行うが、電力伝送波と信号波とを各々別のアンテナにより送信しても問題はない。
【0049】
図9に示す27.02MHzの電力伝送波1501は、図4のコイル1007によって受信され、RFIDタグ302を駆動する電源を供給する。また、27.02MHzを中心周波数とするデータ通信変調波1502は図4のコイル1004によって送受信されRFIDタグ1001中のメモリ1002に対してリードライトのアクセスを行う。
【0050】
図8において、リードライト回路は、キャリア信号発生回路1402から発生する27.02MHzのキャリア信号を、RFIDタグへ送信するデータを符号化する符号化回路1043と、上記27.02MHzの駆動信号に上記符号化回路1043で符号化された信号を振幅変調(Amplitude Shift Keying変調:ASK変調)により重畳させる変調器1404と、該変調器1404で27.02MHzの駆動信号上にASK変調された信号を増幅する送信アンプ1405と、該送信アンプ1405で増幅された信号をインダクタンス結合1406により結合させ、コンデンサ1407を有してインピーダンスをマッチングさせて反射防止をするための整合回路(給電回路)1408と、該整合回路1408の出力に応じて電力の伝送及びデータの送信を行うべく電磁波を発生し、RFIDのコイル1004から電磁波によって送信されてきたデータを受信するコイル(リーダまたは/およびライタコイル)1401と、コイル(リーダまたは/およびライタコイル)1401で受信した信号を整合回路1408で整合させてインダクタンス結合1406により生じた信号からノイズ成分を取り除くフィルタ回路1409と、該フィルタ回路1409を通して得られる信号を増幅する受信アンプ1410と、該受信アンプ1410で増幅された信号を前述の27.02MHzの駆動信号を用いて復調する復調器1411と、該復調器1411で復調された信号を復号化して受信データとして出力する復号化回路1412とを備えている。
【0051】
このように構成されたリードライト回路は、データ処理部から送信される送信データを、コイル1401からASK変調して発信、あるいはコイル1401から受信したASK変調データを受信して復調し、データ処理部へと渡すことができる。ここでデータ処理部とは、印刷部インターフェース16を介して接続される制御部1001に相当し、結局RFIDタグとのデータの交換は、CPU12の制御の下で、メモリ19との間で行われることとなる。
【0052】
(データフォーマット)
次に図5と図6を用いて変復調部1005から送信されるデータフォーマットの説明を行う。
【0053】
図5は、一般的なEEPROMの制御とほぼ等価なメモリ1002のリードライト制御の一例を示す図である。図5(a)は、リード時のデータフォーマットを示す。まず、リード回路108から電力伝送波が送出されると、図4のコイル1007がこの電力伝送波を受信し、電源回路1006から誘導起電力が発生する。この誘導起電力によってRFIDタグ302に電源が供給されると、メモリ制御部1003はコイル1004から変復調部1005を介して受信するシリアルデータDIを監視し、ビットが0から1に変移することを検出する。DIの監視から最初の0から1への変移はスタートビットを示し、スタートビットから連続する2ビットのデータがコマンドデータとなる。図5では、データの変移タイミングは、あらかじめ決められた周波数fで変移するようリード回路108とRFIDタグで回路構成してあるが、同期を確実にとれるように別途周期fで発振する同期クロックを発生させるようにしてもよい。図5(a)では、コマンドデータが1、0となっており、これは図6に示すようにリードコマンドを意味する。リードコマンドを受信したメモリ制御部1003は、メモリ1002をリードモードに制御し、コマンドデータに続く6ビットデータで示されるアドレスに格納されているデータをシリアルデータDOとしてメモリ制御部1003に送出し、変復調部1005を介して、コイル1004より変調波を不図示のデータ書き込み回路に送出する。
【0054】
一方、図5(b)は、ライト時のデータフォーマットを示す。ライト回路105から電力伝送波が送出されると、図4のコイル1007がこの電力伝送波を受信し、電源回路1006から誘導起電力が発生する。この誘導起電力によってRFIDタグ302に電源が供給されると、メモリ制御部1003はコイル1004から変復調部1005を介して受信するシリアルデータDIを監視し、リード時と同様にビットが0から1に変移することを検出する。スタートビットから連続する2ビットのコマンドデータは0、1となっており、これは図6に示すようにライトコマンドを意味する。ライトコマンドを受信したメモリ制御部1003は、メモリ1002をライトモードに制御し、コマンドデータに続く6ビットデータで示されるアドレスに、その直後に連続する16ビットのデータを書き込む。図5(b)では、書き込みと同時に、シリアルデータDOに書き込んだデータをメモリ制御部1003に送出し、変復調部1005を介してコイル1004より変調波を不図示のデータ書き込みユニットに送出しているので、ライト回路105では送出したデータが正しく書き込まれているかどうかを判断することができる。
【0055】
以上のような構成により、転写紙109に埋め込まれたRFIDタグ302には、リードライト回路により、非接触無線でRFIDタグ302に不可視データが書き込まれる。
【0056】
<画像形成装置の動作>
以上のように構成されるプリンタとフィニッシャの画像形成装置において、任意のユーザによるジョブが終了すると、画像形成装置はリード回路108動作させ、排紙トレイ107に積載されている転写紙109の状態をチェックする。
【0057】
排紙トレイ107に積載してある転写紙が、図12のように転写紙109−1から109−7までの7枚で合った場合を例にあげる。
【0058】
(回収不足の警告)
リード回路108は、排紙トレイに存在する転写紙109−1から109−7に付加してある各々のRFIDより、転写紙ID=0123からID0129までの7枚の原稿があることと、ユーザIDがID=01〜04までの4名のユーザが出力していることが検出できる。
【0059】
また、ライト回路105により情報を付加する過程で履歴を残しているので、どの転写紙がどのユーザから作成されたものかもわかっている。
【0060】
排紙トレイ107の最上面には転写紙109−7が最終ジョブの出力紙となっているわけであるが、ここでユーザID=01のユーザが自分が出力した転写紙を回収しにきたことを想定する。
【0061】
ユーザID=01は、転写紙に印字された内容を目視確認し、転写紙109−1、109−2、109−6を回収するつもりであったが、転写紙109−6を回収し損ねたとする。
【0062】
リード回路108は回収の過程でユーザID=01が付されている転写紙数が徐々に減っていることがわかるが、たとえば減っていく転写紙数がストップし、1分以内にゼロになっていない、即ちユーザID=01の転写紙が1枚でも残っていれば警告を発する。
【0063】
警告は、画像形成装置本体から音や表示で発しても良いが、ユーザID=01の端末装置にネットワークを通じて警告を発しても良い。
【0064】
(回収間違いの警告)
次にユーザID=03のユーザが自分が出力した転写紙を回収しにきたことを想定する。
【0065】
ユーザID=03は、転写紙に印字された内容を目視確認し、転写紙109−4、109−5を回収するつもりであったが、転写紙109−6も間違って回収しようとしたとする。
【0066】
リード回路108は回収の過程でユーザID=03が付されている転写紙数が徐々に減っていることがわかるが、その過程で他のユーザIDの転写紙が減らないかを監視する。ここではユーザID=01の転写紙が減ってしまったので警告を発する。
【0067】
警告は、画像形成装置本体から音や表示で発しても良いが、ユーザID=03の端末装置にネットワークを通じて警告を発しても良い。
【0068】
(回収の勧告)
次にユーザID=04のユーザが自分が出力した転写紙を回収しに来ないことを想定する。
【0069】
ユーザID=04は、自分で作成した原稿が転写紙109−7に印字出力終了しているのもかかわらず、あらかじめ決められた一定時間、例えば1時間を超えても転写紙の回収に来ない。すなわちユーザID=04の原稿数が一定時間を経ても減らない。
【0070】
リード回路108は、この時点で警告を発する。
【0071】
警告は、画像形成装置本体から音や表示で発しても良いが、ユーザID=04の端末装置にネットワークを通じて警告を発しても良い。
【0072】
<排出されたシートの監視手順>
上記警告あるいは勧告を実現するために、プリンタ1000は、RAM19に用意する図14に示す管理テーブル191を用いて図15に示す処理手順をCPU12により実行する。もちろんこのデータ及び処理手順は上記警告を実現するための一例である。
【0073】
図1の管理テーブル191は、ユーザIDフィールド1401と、ユーザID毎に、RFIDタグから読み取ったユーザ毎のシート枚数を格納する「現在枚数」フィールド1402と、一定時間前、たとえば2秒前の枚数を保持するための「直前枚数」フィールド1403と、これも一定時間前、たとえば1粉前の枚数を保持するための「基準枚数」フィールド1404と、監視対象のユーザを特定するための着目フラグFLとを有している。管理テーブル191に用意されるユーザIDの数としては、プリンタ1000を同時に利用する可能性のある最大のユーザ数が確保されていればよい。
【0074】
図15の手順は、印刷ジョブが発生される都度起動され、その後一定時間おきに起動されても良いが、プリンタに電源が投入されて印刷可能状態になった状態で起動され、定期的に実行されても良い。監視処理は短周期で繰り返される短周期処理のステップ(図15のステップS1501〜ステップS1509)と、その短周期処理の所定周期毎に実行される長周期処理(ステップS1510、S1511)とを含む。短周期処理では回収間違いの警告を、長周期処理では回収不足の警告及び回収の勧告を行っている。本実施形態では、長周期を「回収不足」の警告に合わせて1分とし、短周期をたとえばその30分割である2秒とする。もちろんこれら値は一例であり、適宜設定すればよい。また、利用者あるいはシステム管理者が適宜設定できるように入力用プログラムを用意しておいても良い。
【0075】
図15において、まず、管理テーブル191の「現在枚数」フィールド1402の値をすべて「直前枚数」フィールド1403にコピーし、「現在枚数」フィールド1402を0に初期化する(ステップS1501)。
【0076】
次にリーダ308により現在排紙トレイに載置されているシートのRFIDタグを読み込む(ステップS1502)。前述したとおり、このRFIDタグ302はアンチコリジョン機能を備えており、複数のタグを同時にあるいは順次アクセスできる。そして読み込んだタグの数を数えて、ユーザIDをキーにして格納する。ここで、各タグにはタグIDが記録されているので、ひとつのタグの内容を複数回読んだ場合には、このタグIDを用いて重複するIDのタグをひとつと数えることで、ひとつのタグ(すなわち1枚のシート)を重複して数えることを防止できる。この段階で、各ユーザ毎に直前枚数と現在枚数とが登録される。なお、最後の監視動作から現在の監視動作までの間に新たに出力したユーザについては、そのユーザIDは管理テーブル191に登録されていない。そのため、新たなユーザIDと対応する現在枚数とを管理テーブル191に追加する。なお、ユーザIDとしては、印刷ジョブに含まれる値をそのまま利用しても良いが、プリンタ1000において新たなユーザIDを作成して、印刷ジョブのユーザIDと、テーブル等により対応付けてもよい。このようにすることで、管理テーブルやRFIDタグにおける16ビットの制約を回避できる。また、ネットワーク上のユーザを、ユーザIDと他のIDとの組み合わせによって特定できる場合等にも対応できる。
【0077】
次に、ユーザ毎に「現在枚数」と「直前枚数」とを比較し、現在枚数が直前枚数に比べて減少しているユーザを判定する(ステップS1504)。もしそのようなユーザがいなければ、ステップS1508へと分岐する。そのようなユーザがいた場合にはそのユーザが一人であるか判定し(ステップS1505)、一人であれば、そのユーザの着目フラグFLをセットする(ステップS1506)。このとき他のユーザにFLフラグがセットされていればそれをリセットする。着目フラグFLがセットされたユーザが、現在出力物を回収しているユーザであるとして「回収間違い」の監視対象となる。
【0078】
一方、現在枚数が直前枚数に比べて減少しているユーザが一人でない場合には、そのユーザの中にFLフラグがセットされているユーザがいれば、そのユーザが他のユーザの印刷物を誤って回収した可能性があるものと判断して、そのFLフラグがセットされているユーザに対して「回収間違い」の警告を発する(ステップS1507)。そのユーザの中にFLフラグがセットされたユーザがいなければ、特に監視対象となっているユーザがいないことから警告は出さない。
【0079】
警告は、たとえばユーザIDからそのユーザの端末を特定し(これは印刷ジョブに含まれる情報を保持しておくことで可能)、その端末に対して警告を送信したり、あるいは、操作パネルにメッセージを表示したり、警告ブザーを鳴動したりすることなどで行う。
【0080】
次に、カウンタ変数nが一定値(たとえば上述したように30など)に達したか判定し(ステップS1508)、達していなければnに1加算する(ステップS1509)。達していれば、管理テーブルに登録された全ユーザについて「現在枚数」の値が0でなく、かつ、「現在枚数」の値が「基準枚数」の値よりも小さなユーザに対して「回収不足」警告を発する(ステップS1510)。基準枚数には所定時間、たとえば1分前のそのユーザIDに対応する枚数が記録されているため、この条件に該当するユーザは、いったん回収を行ったものの、出力から少なくとも1分経過して未だに全出力物の回収を完了していないものとして、警告の対象としている。
【0081】
そして、「現在枚数」の値が0でなく、かつ、「現在枚数」の値が「基準枚数」の値と等しいユーザに対して「回収勧告」を発する(ステップS1510)。この場合には、該当するユーザは出力したまま回収を開始していないものとして警告の対象としている。
【0082】
なお警告や勧告は回収間違いの警告と同様に行われる。なお本実施形態では図15の手順は2秒ごとに実行されることから、ステップS1510以下は1分ごとに実行される。
【0083】
次に、「現在枚数」の値が0のユーザは管理対象からはずれるためにその欄をすべて0で初期化し、新たなユーザの登録のために解放する。そして、「基準枚数」フィールド1404に「現在枚数」フィールド1402の値をコピーし、カウンタnの値を0で初期化する(ステップS1511)。
【0084】
以上の手順により、上述の「回収間違い」「回収不足」「回収勧告」の警告を実現できる。
【0085】
そして、上記構成及び処理手順により、本実施形態の画像形成装置は、出力されたシートをユーザ毎に管理することができ、ユーザによる回収操作に誤り等があれば、その旨警告してユーザの注意を喚起することができる。
【0086】
さらにこの構成によれば、一切の管理を排紙トレイ上に載置されたシートの数に基づいて行っているために、プリンタのジャム等のエラーにより印刷されるべきものがされないような場合にも、実際のシート枚数と管理されているデータ上の枚数との間に不整合を生じることがなく、正確な管理を行うことができる。
【0087】
[変形例1]
本発明の実施例では、RFIDタグを図1のフィニッシャによって付加する構成で説明したが、図2の転写紙203にあらかじめRFIDタグが付加されていてもよく、RFIDタグの付加装置は本発明に必ずしも必要な構成ではない。この場合には、図1の構成からRFIDタグロール102、押印器103は不要であり、貼付されているRFIDタグにライタ105により第1実施形態で説明したような識別情報を書き込む構成を有すれば十分である。
【0088】
[変形例2]
ここでリード回路305およびライト回路308は、それぞれリード回路とライト回路のみの構成とすることもできる。ライト回路105の構成を図10に示す。ライト回路105に設けられたコイル1401と図4のRFIDタグ302に形成されたコイル1004との間で、図9に示す電力伝送波およびデータ通信変調波からなる電磁波(無線)を使って電力の伝送および通信の送信の両方を行う。電力伝送波と信号波とを各々別のアンテナにより送信しても問題はない。図9に示す27.02MHzの電力伝送波1501は、図4のコイル1007によって受信され、RFIDタグ302を駆動する電源を供給する。また、27.02MHzを中心周波数とするデータ通信変調波1502は図4のコイル1004によって送受信されRFIDタグ1001中のメモリ1002に対してリード/ライトのアクセスを行う。
【0089】
図10において、ライト回路105は、キャリア信号発生回路1402から発生する27.02MHzのキャリア信号を、RFIDタグへ送信するデータを符号化する符号化回路1403と、27.02MHzのキャリア信号に符号化回路1403で符号化された信号を振幅変調(Amplitude Shift Keying変調:ASK変調)により重畳させる変調器1404と、変調器1404で27.02MHzの駆動信号上にASK変調された信号を増幅する送信アンプ1405と、送信アンプ1405で増幅された信号をインダクタンス結合1406により結合させ、コンデンサ1407を有してインピーダンスをマッチングさせて反射防止をするための整合回路(給電回路)1408と、整合回路1408の出力に応じて電力の伝送及びデータの送信を行うべく電磁波を発生するコイル(ライタコイル)1401とを備えている。
【0090】
このように構成されたライト回路105は、不図示のデータ処理部から送信される送信データを、コイル1401からASK変調して発信する。
【0091】
次にリード回路108の構成を図11に示す。リードライト回路に設けられたコイル1401と図4のRFID302に形成されたコイル1004との間で、図9に示す電力伝送波およびデータ通信変調波からなる電磁波(無線)を使って電力の伝送および通信の送受信の両方を行うが、電力伝送波と信号波とを各々別のアンテナにより送信しても問題はない。図9に示す27.02MHzの電力伝送波1501は、図4のコイル1007によって送受信され、RFIDタグ302を駆動する電源を供給する。また、図9に示す27.02MHzを中心周波数とするデータ通信変調波1502は図4のコイル1004によって送信される。
【0092】
図11において、リード回路は、RFIDのコイル1004から電磁波によって送信されてきたデータを受信するコイル(リーダまたは/およびライタコイル)1401と、受信した信号をインダクタンス結合1406により結合させ、コンデンサ1407を有してインピーダンスをマッチングさせて反射防止をするための整合回路(給電回路)1408と、コイル1401で受信した信号を整合回路1408で整合させてインダクタンス結合1406により生じた信号からノイズ成分を取り除くフィルタ回路1409と、該フィルタ回路1409を通して得られる信号を増幅する受信アンプ1410と、該受信アンプ1410で増幅された信号を前述の27.02MHzの駆動信号を用いて復調する復調器1411と、該復調器1411で復調された信号を復号化して受信データとして出力する復号化回路1412とを備えている。
【0093】
このように構成されたリードライト回路は、不図示のデータ処理部から送信される送信データを、コイル1401からASK変調して発信、あるいはコイル1401から受信したASK変調データを受信する。
【0094】
[変形例3]
回収間違いの警告の際、ステップS1507で、複数のユーザのシートが同時に減少している場合には、いずれかのユーザが誤って一度に他のユーザのシートも含めて回収した可能性があるので、すべてのユーザに「回収間違い」の警告を発しても良い。
【0095】
また、この場合には、自分の出力物を回収したユーザが、その下にある他人の出力物を誤って同時に回収した可能性があることから、後から出力された(すなわち上の)シートのユーザに対して警告を発することもできる。シートの順序は、出力順はプリンタにおいてジョブの順序として管理できるので、より後のユーザに対して警告を発することになる。
【0096】
[変形例4]
なお、RFタグを同一の位置に貼付して排紙トレイに重ねると、RFタグが貼付された部分だけその厚みにより他の部分と比して著しく厚くなる。そこで、押印器103を、たとえば用紙幅方向に最大用紙幅にわたって一定のステップで移動可能に構成する。この構成はたとえばモータで駆動される回転軸にスクリュー状の溝を設けて押印器103と係合させたり、モータで駆動されるベルト上に押印器103を設けることで可能である。そして、1枚のシートにRFタグを貼付するごとに、一定のステップ分押印器103を移動させ、次のシートにRFタグを貼付する位置を変えるなどすれば、貼付位置のバリエーションの数だけ、重ね合わされたRFタグ部分の厚みを薄くすることができる。
【0097】
なお、貼付位置を変える代わりに、シートを排出する位置を、一定枚数たとえば1枚のシート毎に、幅方向についてタグの幅の分だけずらすことによっても、重ね合わされるRFタグの位置をずらし、その部分の厚みを薄くすることができる。
【0098】
[変形例5]
なお、図15の手順を一つのジョブの終了をトリガとして起動する場合には、その時点で終了したジョブのユーザIDと出力した用紙枚数とを管理テーブル191の「ユーザID」フィールド1401と「現在枚数」フィールド1402とに記録すする。この後は、第1実施形態本文と同様に定期的に図15の手順を起動すればよい。ただし、この場合ステップS1508でnの値を一定値と比較しても、正確に(n×一定値)時間の経過を管理できない。そこで、この場合には、図15の手順ではステップS1508以下は行わない。そのかわりに、たとえばジョブの終了の都度、図15の手順を起動する際に、ユーザ毎に(n×一定値)の時間を計測するためのタイマをスタートさせ、そのタイマが満了した場合に、満了したユーザ毎にステップS1510、S1511の処理を行う。この場合、ステップS1510及びステップS1511で着目されるのは全ユーザではなく、満了したタイマに係るユーザに限定される。
【0099】
[変形例6]
本実施形態では、記録媒体として印刷用紙を例にした装置を説明しているが、CDなどの光記録媒体や、フロッピー(登録商標)ディスクなどの磁気媒体についても、RFIDタグを貼付することができ、本発明を適用することができる
[第2の実施形態]
本発明の第1実施形態では、回収不足、回収間違いについてそれぞれ警告を発する例で説明を行ったが、複数のユーザが交互に原稿を回収している場合は、回収不足や回収間違いを判断するのは難しい。この際に、画像形成装置が終始警告を発するのは回収者にとって煩わしいものである。
【0100】
この問題に対応するために、画像形成装置に警告をON/OFFする警告切り替え手段を設けるようにしても良い。この手段は操作パネル1012に設けることができる。
【0101】
あるユーザが原稿回収中に別のユーザが原稿回収しにきた場合は、いずれか一方のユーザが警告切り替え手段をOFFにして、画像形成装置の警告手段を動作しないようにする。
【0102】
複数のユーザのうち、最後に回収を終了したユーザは警告切り替え手段をONにして回収を終了すれば良い。
【0103】
また、警告切り替え手段をON にする作業を忘れた場合を想定し、原稿ID数の変化が一定時間変化内場合は、自動的に画像形成装置が警告切り替え手段を自動的にONに戻すようにしても良い。
【0104】
すなわち、この切り替え手段がオフにされている場合には、図15におけるステップS1507をスキップする。また、ステップS1510のうち、「回収不足」警告の出力をスキップする。
【0105】
また、警告のオンオフの切り替えは、他の全ての警告についても適用できる。その場合、全ての警告についてひとつのスイッチで切り換えても良いが、それぞれの警告(あるいは勧告)の種類毎に切り替え手段を設けても良い。
【0106】
[第3の実施形態]
本発明の第1実施形態では、回収の勧告について警告を発する例で説明を行ったが、画像形成装置にネットワーク接続しているユーザ端末は画像形成装置に近い場所に設置されているものもあれば、遠い場所に設置されているものもある。この場合、近隣者に合わせて警告を発生する時間を決めてしまうと、遠隔者に対して警告の頻度が多くなり、警告が煩わしい。逆に遠隔者に合わせて警告を発生する時間を決めてしまうと、近隣者へ対する警告が遅れ、排紙部の原稿が煩雑に蓄積してしまうおそれがある。
【0107】
この問題に対応するために、画像形成装置の警告発生手段にユーザ毎に警告を発生する時間をタイマ設定できるようにしても良い。例えば、近隣者の警告発生までの時間は10分とし、遠隔者の警告発生までの時間は1時間というようにすれば、先に述べた問題が解決できる。
【0108】
すなわち、図15のステップS1508で判定する値をユーザ毎に変更する。変更の基準は、ユーザIDに応じて別途登録される距離の情報であり、この距離が一定値を越えていれば、ステップS1508では、ステップS1510以下が1時間ごとに実行されるような「一定値」の値とnとを比較する。一方、距離が一定値以下であれば、ステップS1508では、ステップS1510以下が10分ごとに実行されるような「一定値」の値とnとを比較する。またこの場合距離を示す情報は、印刷ジョブと共に受信するようにしても良い。
【0109】
また、上記実施形態では電子写真方式のプリンタを例にとって説明したが、フィニッシャを接続可能であれば、あるいはフィニッシャを備えていれば印刷の方式には制限はない。
【0110】
また、上記実施形態ではユーザIDごとに媒体を管理しているが、IDの種類を他のものに変更すれば、そのIDごとに管理することが可能である。
【0111】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0112】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
【0113】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体およびプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0114】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0115】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0116】
以上説明したように、本実施形態では、RFIDタグに記録用シート毎の固有シートID情報と、記録媒体へ画像情報を形成した製作者を示す製作者ID情報を書き込み、出力された媒体に貼付されたタグを定期的に監視するように制御するので、シート数が減少していく過程で、異なるユーザIDのシートが減少した場合は警告を発生し、排紙トレイに積載した転写紙の中から間違って他のユーザが作成した転写紙を回収することを防止できるようになった。
【0117】
また、同一の製作者IDのシートがあらかじめ決められた時間内に零にならない場合は警告を発生することで、取り忘れによる排紙トレイに積載した転写紙の中に自分の作成した転写紙が残ってしまうことを防止できるようになった。
【0118】
さらには、ひとつの画像形成ジョブが終了するタイミングから、あらかじめ決められた時間内に、任意の製作者ID情報を有する記録媒体が減少しない場合は製作者IDが示す製作者に対して警告を発生する手段を有するようにしたので、回収を忘れてしまったユーザに回収を促すことによって、排紙トレイに積載される転写紙の回収頻度を向上させることによって、排紙トレイに積載された転写紙の煩雑さを最小限度に抑えることができる。
【0119】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、あるユーザについて出力されたシート数が減少していく過程で、それと異なるユーザのシートが同時に減少した場合は警告を発生することで、排紙トレイに積載した転写紙の中から間違って他のユーザが作成した転写紙を回収することを防止できるようになった。
【0120】
また、同一のユーザについて出力されるシートがあらかじめ決められた時間内に零にならない場合は警告を発生することで、取り忘れによる排紙トレイに積載した転写紙の中に自分の作成した転写紙が残ってしまうことを防止できるようになった。
【0121】
さらには、出力されてから一定時間以上減少しない場合にはその旨警告を発生することで、回収を忘れてしまったユーザに回収を促すことができ排紙トレイに積載される転写紙の回収頻度を向上させることによって、排紙トレイに積載された転写紙を最小限度に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したフィニッシャー部の構成を示す図、
【図2】プリンタの構成を示す図、
【図3】RFIDタグを付加する状態を説明する図、
【図4】RFIDタグの構成を示す図、
【図5】RFIDのリード動作ライト動作を示すタイミング図、
【図6】RFIDの制御モード例をあらわす表、
【図7】RFIDのメモリ部のアドレスマップ、
【図8】RFIDに対して無線非接触によってリード/ライト制御を行うリードライト回路のブロック図、
【図9】リードライト回路が発生する搬送波の概略をあらわす図、
【図10】ライト回路のブロック図、
【図11】リード回路のブロック図、
【図12】排紙トレイに積載された転写紙の様子の一例をあらわす図、
【図13】プリンタのブロック図、
【図14】管理テーブルの構成図、
【図15】管理手順のフローチャートである。

Claims (11)

  1. 少なくともひとつの前記無線タグが装着された記録媒体記録媒体へ画像情報を形成するための画像形成装置であって、
    所定箇所に載置された記録媒体の搬送開始から画像情報形成を経て記録媒体排出処理終了までの間に前記無線タグに対し、新たに情報を書き込む書き込み手段と、
    記録媒体排出処理終了後の前記記録媒体の蓄積部に前記無線タグの情報を読み出す読み出し手段を設けることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記無線タグに新たに書き込む情報は、少なくとも記録用シート毎の固有シートID情報と、記録媒体へ画像情報を形成した製作者を示す製作者ID情報の少なくとも一方を含んでいることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記無線タグの情報を読み出す読み出し手段は、画像情報形成後の記録媒体が蓄積されている蓄積部のシートID情報または製作者ID情報をあらかじめ決められたタイミングから読み出しを開始し、シートID数が減少していく過程で、異なる製作者IDのシートが減少した場合は警告を発生する手段を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. あらかじめ決められたタイミングが、シートID数が減少あるいは増加するタイミングであることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記無線タグの情報を読み出す読み出し手段は、画像情報形成後の記録媒体が蓄積されている蓄積部のシートID情報及び製作者ID情報をあらかじめ決められたタイミングから読み出しを開始し、シートID数が減少していく過程で、同一の製作者IDのシートがあらかじめ決められた時間内に零にならない場合は警告を発生する手段を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. あらかじめ決められたタイミングが、シートID数が減少あるいは増加するタイミングであることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記無線タグの情報を読み出す読み出し手段は、画像情報形成後の記録媒体が蓄積されている蓄積部のシートID情報及び製作者ID情報をあらかじめ決められたタイミングから読み出しを開始し、あらかじめ決められた時間内に、任意の製作者ID情報を有する記録媒体が減少しない場合は製作者IDが示す製作者に対して警告を発生する手段を有することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  8. あらかじめ決められたタイミングが、シートID数が減少あるいは増加するタイミングであることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 画像形成装置に設けられた警告手段は、ユーザにより任意に警告する/しないを設定できることを特徴とする請求項3、5、7のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 画像形成装置に設けられた警告手段は、警告までの時間をユーザ毎にタイマ設定できることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  11. 少なくともひとつの前記無線タグが装着された記録媒体記録媒体へ画像情報を形成するための画像形成装置の制御方法であって、
    所定箇所に載置された記録媒体の搬送開始から画像情報形成を経て記録媒体排出処理終了までの間に前記無線タグに対し、新たに情報を書き込む書き込み工程と、
    記録媒体排出処理終了後の前記記録媒体の蓄積部に前記無線タグの情報を読み出す読み出し工程とを設けることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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